JP2018047780A - 衝撃吸収部材及び衝撃吸収装置 - Google Patents
衝撃吸収部材及び衝撃吸収装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018047780A JP2018047780A JP2016184167A JP2016184167A JP2018047780A JP 2018047780 A JP2018047780 A JP 2018047780A JP 2016184167 A JP2016184167 A JP 2016184167A JP 2016184167 A JP2016184167 A JP 2016184167A JP 2018047780 A JP2018047780 A JP 2018047780A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- absorbing member
- main body
- impact
- vehicle
- bumper reinforcement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 title abstract description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 13
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 75
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 51
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
【課題】衝撃吸収性能を向上させた衝撃吸収部材を提供する。【解決手段】 衝撃吸収部材10R(10L)は、車両前後方向に延びる筒状に形成された本体部11と、本体部11の長手方向における一端部に設けられ、車両の骨格部材に取り付けられるフランジ部(12)と、を備え、本体部11の外周面に、本体部11の長手方向における一端側から他端側へ向かう螺旋状の傾斜部111が設けられている。【選択図】図4
Description
本発明は、車両の衝突時の衝撃を吸収する衝撃吸収部材及び衝撃吸収装置に関する。
下記特許文献1に記載されているように、車両の衝突時に変形して衝撃を吸収する衝撃吸収部材を備えた車両は知られている。この車両は、左右一対のサイドメンバを備えている。サイドメンバは、車両前後方向に延設されている。また、この車両は、前記左右一対のサイドメンバの前方にて車幅方向に延設されたバンパーリインフォースメントを備えている。バンパーリインフォースメントは、左右一対の衝撃吸収部材を介して、前記左右一対のサイドメンバに取り付けられる。衝撃吸収部材は車両前後方向に延びる筒状に形成されている。衝撃吸収部材の後端部がサイドメンバの前端部に接続される。衝撃吸収部材の前端部に、バンパーリインフォースメントの車幅方向端部が接続される。車両の前端に物体が衝突したとき、バンパーリインフォースメント及び衝撃吸収部材が車両前後方向に圧縮されるように変形することにより、前記衝突による衝撃が吸収される。
上記従来の衝撃吸収部材の衝撃吸収性能を向上させるため(すなわち、衝撃吸収量を増大させるため)には、バンパーリインフォースメント及び衝撃吸収部材を構成する各壁部の厚さを増大させるとよい。また、バンパーリインフォースメント及び衝撃吸収部材の車両前後方向の寸法(すなわち圧縮ストローク)を増大させるとよい。しかし、これらによれば、バンパーリインフォースメント及び衝撃吸収部材の重量が増大してしまう。
本発明は上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、衝撃吸収性能を向上させた衝撃吸収部材及び衝撃吸収装置を提供することにある。なお、下記本発明の各構成要件の記載においては、本発明の理解を容易にするために、実施形態の対応箇所の符号を括弧内に記載しているが、本発明の各構成要件は、実施形態の符号によって示された対応箇所の構成に限定解釈されるべきものではない。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、車両前後方向に延びる筒状に形成された本体部(11)と、本体部の長手方向における一端部に設けられ、前記車両の骨格部材(SMR,SML)に取り付けられるフランジ部(12)と、を備えた衝撃吸収部材(10)であって、本体部の外周面に、本体部の長手方向における一端側から他端側へ向かう螺旋状の傾斜部(111)が設けられている、衝撃吸収部材(10R,10L)としたことにある。この場合、衝撃吸収部材は、複数の傾斜部を備えるとよい。
また、この場合、本体部の一端側の外径と他端側の外径とが異なるとよい。
本発明に係る衝撃吸収部材の本体部に車両前後方向の荷重が作用すると、その荷重の分力が、螺旋状に形成された傾斜部の各部における傾斜方向に沿って作用する。これにより、本体部が周方向にねじれる。従来の衝撃吸収部材は、車両前後方向に圧縮されることにより衝撃を吸収する。これに対し、本発明に係る衝撃吸収部材は、車両前後方向に圧縮されることにより衝撃を吸収するのに加えて、周方向にねじれることにより衝撃を吸収する。そのため、衝撃吸収部材の本体部の周壁部の厚さ及び/又は車両前後方向の寸法を増大させなくても、衝撃吸収部材の衝撃吸収量を増大させることができる。したがって、本発明によれば、衝撃吸収部材の重量を従来と同等に保持したまま、その衝撃吸収性能を向上させることができる。
また、本発明の他の特徴は、本体部の他端を閉じる蓋部(13)を有し、蓋部が、車幅方向に延びるバンパーリインフォースメント(20)に取り付けられる衝撃吸収部材としたことにある。
これによれば、衝撃吸収部材の本体部がねじれることにより、バンパーリインフォースメントを曲げる力(曲げモーメント)がバンパーリインフォースメントに作用する。従来の衝撃吸収部材が適用された車両のバンパーリインフォースメントは、車両前後方向に圧縮されることにより衝撃を吸収する。これに対し、本発明に係る衝撃吸収部材が適用された車両においては、バンパーリインフォースメントは、車両前後方向に圧縮されることにより衝撃を吸収するのに加えて、車両高さ方向に曲がることにより衝撃を吸収する。そのため、バンパーリインフォースメントの各壁部の厚さ及び/又は車両前後方向の寸法を増大させなくても、バンパーリインフォースメントの衝撃吸収量を増大させることができる。
また、本発明の他の特徴は、蓋部(13)は、バンパーリインフォースメントに嵌合する嵌合部(131)を有する、衝撃吸収部材としたことにある。
これによれば、衝撃吸収部材がバンパーリインフォースメントに嵌合しているので、衝撃吸収部材がねじれることにより生じる曲げモーメントを確実にバンパーリインフォースメントに伝達できる。
なお、この場合、車幅方向に延びるバンパーリインフォースメントと、バンパーリインフォースメントの両端部にそれぞれ取り付けられた一対の衝撃吸収部材(10R,10L)と、を有する衝撃吸収装置であって、前記一対の衝撃吸収部材は、車両前後方向に延びる筒状に形成された本体部(11)と、本体部の長手方向における一端部に設けられ、車両の骨格部材に取り付けられるフランジ部と、本体部の長手方向における他端部に設けられ、バンパーリインフォースメントに取り付けられる蓋部と、をそれぞれ備え、本体部の外周面に、本体部の長手方向における一端側から他端側へ向かう螺旋状の傾斜部が設けられていて、前記一対の衝撃吸収部材のうちの一方の衝撃吸収部材の傾斜部の螺旋の巻き方向と、他方の衝撃吸収部材の傾斜部の螺旋の巻き方向とが逆である、衝撃吸収装置(1)としてもよい。
本発明の一実施形態に係る衝撃吸収部材10R,10Lについて説明する。まず、衝撃吸収部材10R,10Lが適用された車両Vの概略について説明する。車両Vは、図1乃至図3に示すように、左右一対のサイドメンバSMR,SML、左右一対の衝撃吸収部材10R,10L、及びバンパーリインフォースメント20を有する。なお、左右一対の衝撃吸収部材10R,10L及びバンパーリインフォースメント20からなる部分が本発明の衝撃吸収装置1に相当する。
サイドメンバSMR,SMLは、車幅方向に間隔をおいて配置されている。サイドメンバSMR,SMLは、車両前後方向に延びる角筒状に形成されている。サイドメンバSMR,SMLの前端面にはフランジ部が設けられている。サイドメンバSMR,SMLのフランジ部に、衝撃吸収部材10R,10Lがそれぞれ締結されている。そして、衝撃吸収部材10R,10Lの前端に、バンパーリインフォースメント20が取り付けられている。
つぎに、衝撃吸収部材10Rの構成について説明する。衝撃吸収部材10Rは、図4及び図5に示すように、本体部11、フランジ部12及び蓋部13を有する。本体部11は、車両前後方向に延びる筒状に形成されている。本体部11は、円錐台状に形成されている。本体部11の後端の外径は、前端の外径よりも大きい。本体部11の外周面には、螺旋状の段差が形成されている。つまり、本体部11は、その外周面側に設けられ、本体部11の後端から前端へ向かう螺旋状の4つの傾斜部111を有する。傾斜部111は、本体部11の径方向における外側へ張り出している。各傾斜部111の傾斜角度θ(図6参照)は一定である。言い換えれば、傾斜部111の螺旋のピッチは一定である。例えば、傾斜角度θは「40°」である。
また、図7に示すように、前記4つの傾斜部111の螺旋の巻き方向は同一である。前記4つの傾斜部111は、本体部11の周方向に90°ずつずれている。また、各傾斜部111の端部であって、本体部11の後端側の端部の位置と、本体部11の前端側の端部の位置とは、本体部11の周方向に270°だけずれている。つまり、各傾斜部111は、本体部11の全周に亘って形成されているのではなく、本体部11の全周の4分の3に亘って形成されている。
フランジ部12は、本体部11の後端から、本体部11の径方向における外側へ張り出している(図4及び図5参照)。衝撃吸収部材10Rの前方から見て、フランジ部12は矩形を呈する。フランジ部12の角部には、車両前後方向に貫通する貫通孔H12がそれぞれ形成されている。
蓋部13は、本体部11の前端に設けられている。蓋部13は、車両前後方向に垂直な板状に形成されている。衝撃吸収部材10Rの前方から見て、蓋部13は略円形を呈する。蓋部13によって本体部11の前端が閉じられている。蓋部13には、車両前後方向に貫通する4つの貫通孔H13が形成されている。これらの貫通孔H13は、本体部11の周方向に沿って等間隔に配置されている。つまり、これらの貫通孔H13は、本体部11の周方向に90°ずつずれている。また、蓋部13の前面には、4つの凸部131が形成されている。各凸部131は、本体部11の周方向に隣り合う2つの貫通孔H13の間に設けられている。各凸部131は、本体部11の径方向に延設されている。
衝撃吸収部材10Lの構成は、衝撃吸収部材10Rの構成と略同様である。ただし、図8に示すように、衝撃吸収部材10Lの各傾斜部111の螺旋の巻き方向が、衝撃吸収部材10Rの各傾斜部111の螺旋の巻き方向とは逆である。その他の構成は、衝撃吸収部材10Rの構成と同じなので、その説明を省略する。
バンパーリインフォースメント20は、車幅方向に延設され、その車幅方向における後面の両端部が、衝撃吸収部材10R,10Lを介して、サイドメンバSMR,SMLの前面に締結される。バンパーリインフォースメント20は、図2及び図3に示すように、車幅方向に延びる角筒状に形成されている。バンパーリインフォースメント20の車幅方向における中央部は、車両Vのバンパーカバーに沿うように湾曲形成されている。つまり、バンパーリインフォースメント20の平面視において、バンパーリインフォースメント20の車幅方向における中央部は、車幅方向における両端部よりも前方に位置している。バンパーリインフォースメント20の車幅方向における両端部は、車幅方向に平行な直線状に延設されている。
バンパーリインフォースメント20は、上壁部21、下壁部22、前壁部23及び後壁部24を有する。上壁部21及び下壁部22は、車両高さ方向に垂直な板状に形成されている。下壁部22は、上壁部21の下方に配置されている。前壁部23及び後壁部24は、上壁部21及び下壁部22に垂直な板状に形成されている。前壁部23は、上壁部21及び下壁部22の前端同士を接続している。後壁部24は、上壁部21及び下壁部22の後端同士を接続している。
図3に示すように、後壁部24の右端部には、衝撃吸収部材10Rの4つの凸部131がそれぞれ挿入されて嵌合する4つの溝部G24Rが形成されている。また、後壁部24の右端部には、衝撃吸収部材10Rの4つの貫通孔H13にそれぞれ対応した4つの貫通孔H24Rが形成されている。後壁部24の左端部には、衝撃吸収部材10Lの4つの凸部131がそれぞれ挿入されて嵌合する4つの溝部G24Lが形成されている。また、後壁部24の左端部には、衝撃吸収部材10Lの4つの貫通孔H13にそれぞれ対応した4つの貫通孔H24Lが形成されている。
衝撃吸収部材10R,10Lのフランジ部12の貫通孔H12に図示しないボルトが挿入され、そのボルトがサイドメンバSMR,SMLのフランジ部に締結される。これにより、衝撃吸収部材10R,10LがサイドメンバSMR,SMLにそれぞれ固定される。また、衝撃吸収部材10Rの各凸部131が、バンパーリインフォースメント20の各溝部G24Rに挿入された状態で、貫通孔H13及び貫通孔H24Rに図示しないボルトが挿入され、前記ボルトの先端が図示しないナットに締結される。また、衝撃吸収部材10Lの各凸部131が、バンパーリインフォースメント20の各溝部G24Lに挿入された状態で、貫通孔H13及び貫通孔H24Lに図示しないボルトが挿入され、前記ボルトの先端が図示しないナットに締結される。このようにして、バンパーリインフォースメント20が衝撃吸収部材10R,10Lに固定される。
車両Vの前部に物体が衝突すると、バンパーリインフォースメント20及び衝撃吸収部材10R,10Lに、車両後方への荷重fが作用する。これにより、バンパーリインフォースメント20及び衝撃吸収部材10R,10Lが車両前後方向に圧縮される。さらに、衝撃吸収部材10R,10Lに荷重fが作用すると、図6に示すように、荷重fの分力f1が、傾斜部111の各部における傾斜方向に沿って作用する。これにより、衝撃吸収部材10R,10Lが本体部11の周方向にねじれる。上記のように、衝撃吸収部材10Rの各傾斜部111の螺旋の巻き方向が、衝撃吸収部材10Lの各傾斜部111の螺旋の巻き方向とは逆であるので、衝撃吸収部材10R,10Lのねじれの方向は逆である。このように衝撃吸収部材10R,10Lが互いに反対方向にねじれることにより、図9に示すように、バンパーリインフォースメント20の中央部が車両高さ方向(図9の例では下方)へ押されるような曲げモーメントMがバンパーリインフォースメント20に作用して、バンパーリインフォースメント20が曲がる。
従来の衝撃吸収部材は、車両前後方向に圧縮されることにより衝撃を吸収する。これに対し、本実施形態の衝撃吸収部材10R,10Lは、車両前後方向に圧縮されることにより衝撃を吸収するのに加えて、周方向にねじれることにより衝撃を吸収する。そのため、衝撃吸収部材10R,10Lの本体部11の周壁部の厚さ及び/又は車両前後方向の寸法を増大させなくても、衝撃吸収部材10R,10Lの衝撃吸収量を増大させることができる。つまり、衝撃吸収部材10R,10Lの重量を従来と同等に保持したまま、その衝撃吸収性能を向上させることができる。
また、従来の衝撃吸収部材が適用された車両のバンパーリインフォースメントは、車両前後方向に圧縮されることにより衝撃を吸収する。これに対し、本実施形態の衝撃吸収部材10R,10Lが適用された車両Vにおいては、バンパーリインフォースメント20は、車両前後方向に圧縮されることにより衝撃を吸収するのに加えて、車両高さ方向に曲がることにより衝撃を吸収する。そのため、バンパーリインフォースメント20の各壁部の厚さ及び/又は車両前後方向の寸法を増大させなくても、バンパーリインフォースメント20の衝撃吸収量を増大させることができる。つまり、衝撃吸収装置1の重量を従来と同等に保持したまま、その衝撃吸収性能を向上させることができる。
また、衝撃吸収部材10R,10Lの凸部131がバンパーリインフォースメント20の溝部G24R,G24Lに嵌合している。したがって、衝撃吸収部材10R,10Lがねじれることにより生じる曲げモーメントMを確実にバンパーリインフォースメント20に伝達できる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、衝撃吸収部材10R,10Lの本体部11に設けられた傾斜部111の螺旋のピッチは一定であるが、前記螺旋のピッチは一定でなくてもよい。つまり、傾斜部111の一部の螺旋のピッチを他の部分の螺旋のピッチとは異ならせてもよい。また、例えば、本体部11の後端から前端へ向かうに従って前記螺旋のピッチを徐々に大きく(又は小さく)設定してもよい。
また、上記実施形態では、本体部11に4つの傾斜部111が設けられているが、傾斜部111の数は上記実施形態に限られない。例えば、図10に示すように、3つの傾斜部が設けられていてもよいし、図11に示すように2つの傾斜部が設けられていてもよい。また、上記実施形態では、傾斜部111が本体部11の全周の4分の3に亘って形成されている。つまり、傾斜部111の螺旋の巻き数が「0.75」である。しかし、傾斜部111の螺旋の巻き数は上記実施形態に限られず、傾斜角度θを上記実施形態よりも小さく設定して、傾斜部111の螺旋の巻き数を上記実施形態より大きく設定してもよい。逆に、傾斜部111の傾斜角度θを上記実施形態よりも大きく設定して、傾斜部111の螺旋の巻き数を上記実施形態より小さく設定してもよい。
また、上記実施形態では、本体部11の前端の外径を後端の外径よりも小さく設定しているが、これに代えて、前端の外径を後端の外径よりも大きく設定してもよい。
また、図12に示すように、円錐台状の本体部11の外周面に溝状の傾斜部111が形成されていてもよい。また、図13に示すように、円柱状の本体部11の外周面に溝状の傾斜部111が形成されていても良い。
1・・・衝撃吸収装置、10R,10L・・・衝撃吸収部材、11・・・本体部、12・・・フランジ部、13・・・蓋部、20・・・バンパーリインフォースメント、21・・・上壁部、22・・・下壁部、23・・・前壁部、24・・・後壁部、111・・・傾斜部、131・・・凸部、G24R,G24L・・・溝部、f・・・荷重、H12,H13,H24R,H24L・・・貫通孔、R・・・リブ、SMR,SML・・・サイドメンバ、V・・・車両、θ・・・傾斜角度
Claims (6)
- 車両前後方向に延びる筒状に形成された本体部と、
前記本体部の長手方向における一端部に設けられ、車両の骨格部材に取り付けられるフランジ部と、を備えた衝撃吸収部材であって、
前記本体部の外周面に、前記本体部の長手方向における一端側から他端側へ向かう螺旋状の傾斜部が設けられている、衝撃吸収部材。 - 請求項1に記載の衝撃吸収部材において、
複数の前記傾斜部を備える、衝撃吸収部材。 - 請求項1又は2に記載の衝撃吸収部材において、
前記本体部の一端側の外径と他端側の外径とが異なる、衝撃吸収部材。 - 請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載の衝撃吸収部材において、
前記本体部の他端を閉じる蓋部を有し、
前記蓋部が、車幅方向に延びるバンパーリインフォースメントに取り付けられる、衝撃吸収部材。 - 請求項4に記載の衝撃吸収部材において、
前記蓋部は、前記バンパーリインフォースメントに嵌合する嵌合部を有する、衝撃吸収部材。 - 車幅方向に延びるバンパーリインフォースメントと、
前記バンパーリインフォースメントの両端部にそれぞれ取り付けられた一対の衝撃吸収部材と、を有する衝撃吸収装置であって、
前記一対の衝撃吸収部材は、
車両前後方向に延びる筒状に形成された本体部と、
前記本体部の長手方向における一端部に設けられ、車両の骨格部材に取り付けられるフランジ部と、
前記本体部の長手方向における他端部に設けられ、前記バンパーリインフォースメントに取り付けられる蓋部と、
をそれぞれ備え、
前記本体部の外周面に、前記本体部の長手方向における一端側から他端側へ向かう螺旋状の傾斜部が設けられていて、
前記一対の衝撃吸収部材のうちの一方の衝撃吸収部材の前記傾斜部の螺旋の巻き方向と、他方の衝撃吸収部材の前記傾斜部の螺旋の巻き方向とが逆である、衝撃吸収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016184167A JP2018047780A (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | 衝撃吸収部材及び衝撃吸収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016184167A JP2018047780A (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | 衝撃吸収部材及び衝撃吸収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018047780A true JP2018047780A (ja) | 2018-03-29 |
Family
ID=61767011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016184167A Pending JP2018047780A (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | 衝撃吸収部材及び衝撃吸収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018047780A (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1407939A1 (en) * | 2002-10-10 | 2004-04-14 | COMAU S.p.A. | An impact absorber device for a motor vehicle |
JP2007261557A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Sango Co Ltd | 車両の衝撃吸収装置 |
JP2011051361A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Nikkeikin Aluminium Core Technology Co Ltd | バンパー構造 |
US20120025547A1 (en) * | 2010-07-28 | 2012-02-02 | Aisin Keikinzoku Kabushiki Kaisha | Impact absorbing device for vehicle and bumper device for vehicle |
JP2012166645A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Mazda Motor Corp | ダイカストアルミ合金製クラッシュカン |
JP2013035396A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用バンパ装置 |
US20130313840A1 (en) * | 2012-05-22 | 2013-11-28 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle body rear structure |
-
2016
- 2016-09-21 JP JP2016184167A patent/JP2018047780A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1407939A1 (en) * | 2002-10-10 | 2004-04-14 | COMAU S.p.A. | An impact absorber device for a motor vehicle |
JP2007261557A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Sango Co Ltd | 車両の衝撃吸収装置 |
JP2011051361A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Nikkeikin Aluminium Core Technology Co Ltd | バンパー構造 |
US20120025547A1 (en) * | 2010-07-28 | 2012-02-02 | Aisin Keikinzoku Kabushiki Kaisha | Impact absorbing device for vehicle and bumper device for vehicle |
JP2012030619A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用衝撃吸収具及び車両用バンパ装置 |
JP2012166645A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Mazda Motor Corp | ダイカストアルミ合金製クラッシュカン |
JP2013035396A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用バンパ装置 |
US20130313840A1 (en) * | 2012-05-22 | 2013-11-28 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle body rear structure |
JP2013241127A (ja) * | 2012-05-22 | 2013-12-05 | Honda Motor Co Ltd | 車体後部構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6200966B2 (ja) | 鉄道車両の衝突エネルギー吸収装置 | |
JP2019006129A (ja) | 衝撃吸収装置及びバンパーリインフォースメント | |
JP4695176B2 (ja) | 車体前部構造 | |
WO2013150671A1 (ja) | 車両用衝撃吸収部材 | |
JP2011021673A (ja) | 衝撃吸収部材及び衝撃吸収構造 | |
US20140311299A1 (en) | Shock absorbing hammer | |
JPWO2005075254A1 (ja) | 車両の衝撃吸収装置 | |
JP2016507422A (ja) | 衝撃吸収要素 | |
JP5729074B2 (ja) | 衝撃吸収部材 | |
ES2369490T3 (es) | Absorbedor de energía para conjunto parachoques de un vehículo. | |
JP2009269487A (ja) | ダンパーベース | |
JP5486251B2 (ja) | 車両用衝撃吸収具及び車両用バンパ装置 | |
US10286865B2 (en) | Crash box for vehicle | |
JP2014073849A (ja) | 樹脂製容器 | |
CN103112418A (zh) | 溃缩盒及包括溃缩盒的车辆保险杠装置 | |
JP2018047780A (ja) | 衝撃吸収部材及び衝撃吸収装置 | |
WO2014126183A1 (ja) | エネルギー吸収部材 | |
JP2015016738A (ja) | 車両用ドア構造 | |
KR20160075190A (ko) | 차량용 크래쉬 박스 | |
JP6604174B2 (ja) | 車両前部構造 | |
JP2015193282A (ja) | 車両用バンパー装置の補強部材 | |
JP5486250B2 (ja) | 衝撃吸収具及び車両用バンパ装置 | |
JP5254662B2 (ja) | 車両用衝撃吸収具及び車両用バンパ装置 | |
JP2017177863A (ja) | 自動車用衝撃吸収装置 | |
JP2014141977A (ja) | エネルギー吸収部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190807 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200519 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20201124 |