JP5615159B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料供給装置に関し、さらに詳しくは、燃料タンク内の燃料を機関等に供給するための燃料供給装置に関する。
燃料タンク内の燃料を機関等の外部装置に供給する燃料供給装置では、燃料タンク内に燃料フィルタを備えるようにし、燃料フィルタで異物が除去された状態の燃料を燃料フィルタ内から外部に送出するようにしたものがある。また、燃料ポンプを有する燃料供給装置では、燃料ポンプ本体内のベーパを燃料ポンプ外に排出することが望まれる。
たとえば特許文献1には、ポンプ室からフューエルタンクにベーパを逃がすベーパ抜き通路のフューエルタンクに対する開口部を、ストレーナの吸込み口より下方に配置した構造が記載されている。
しかし、ベーパ抜き通路の開口部を単にストレーナの吸込み口より下方に配置しただけでは、たとえば燃料タンク内で燃料が傾斜した場合などに、ベーパ抜き通路の開口部が燃料液面よりも上方に露出してしまい、ベーパ抜き通路を通じて気体成分が燃料ポンプに進入するおそれがある。
特開平10−61517号公報
本発明は上記事実を考慮し、燃料ポンプ内の気体成分を低減させることが可能な燃料供給装置を得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明では、燃料を収容する燃料タンクと、袋状に形成されて前記燃料タンク内に備えられ、内部に燃料が流入するときに燃料から異物を除去すると共に、一部又は全部が燃料に浸漬している状態では表面に燃料による油膜が形成される燃料フィルタと、前記燃料フィルタの上方に設けられて底部が前記燃料フィルタの上面の少なくとも一部によって構成され、燃料を貯留可能な貯留部材と、前記燃料フィルタ内の燃料を前記燃料タンクの外部に送出するための燃料ポンプと、前記燃料フィルタ内と前記燃料ポンプとを連通する燃料吸引配管と、前記燃料ポンプに設けられ燃料ポンプ内のベーパを含む燃料を排出するためのベーパ排出孔と、前記燃料タンクの内部で且つ前記燃料フィルタの外部において燃料を保持する燃料保持部材と、一端が前記ベーパ排出孔に接続されると共に他端が前記燃料保持部材内の燃料に液没されたベーパ排出管と、を有する。
この燃料供給装置では、燃料タンク内に収容された燃料が、燃料フィルタを通過して(このとき、燃料の異物が除去される)燃料フィルタの内部に流入する。そして、燃料ポンプの駆動により、燃料フィルタ内の燃料が燃料吸引配管を通じて汲み上げられ、外部の機関等に送出される。燃料フィルタは、その一部又は全部が燃料に浸漬している状態では、表面に燃料の油膜が形成されるので、燃料フィルタ内の燃料が流出することはない。これにより、燃料切れを生じさせることなく、燃料を外部に送出できる。
燃料フィルタの上方には、燃料を貯留可能な貯留部材が設けられている。貯留部材の底部は、燃料フィルタの上面の少なくとも一部によって構成されている。したがって、燃料タンクの燃料傾斜時に、燃料タンク内(貯留部材の外部)の燃料が燃料フィルタから離れてしまっても、貯留部材の内部に貯留された燃料が、燃料フィルタの上面に触れている状態を維持できるので、燃料フィルタの表面の油膜が維持される。これにより、燃料フィルタ内の燃料の流出を防止することができ、燃料切れを生じさせることなく、燃料を外部に送出できる。
燃料ポンプにはベーパ排出孔が設けられ、さらにベーパ排出孔には、ベーパ排出管の一端が接続されている。燃料ポンプ内のベーパを含む燃料は、ベーパ排出孔からベーパ排出管を経て排出される。
燃料タンクの内部で、且つ燃料フィルタの外部には、燃料を保持する燃料保持部材が設けられている。そして、ベーパ排出管の他端は、燃料保持部材内の燃料に液没されている。したがって、燃料タンク内の燃料が傾斜した場合でも、ベーパ排出管の下端が液没した状態を維持でき、ベーパ排出管から燃料ポンプへの気体成分の進入を抑制できる。
また、燃料保持部材は、燃料フィルタの外部に設けられているので、燃料ポンプからベーパ排出孔及びベーパ排出管を経て排出されたベーパ(気体成分)は、燃料フィルタ内には排出されない。したがって、このベーパを燃料吸引配管を通じて燃料ポンプ内に吸い込むおそれはない。
このように、本発明では、ベーパ排出管を通じて気体成分が燃料ポンプ内に進入することを抑制できると共に、燃料吸引配管から気体成分を燃料ポンプ内に吸い込むこともないので、燃料ポンプ内の気体成分を低減させることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記燃料保持部材が、前記貯留部材の内部に配置されている。
燃料保持部材は貯留部材の内部に配置されているので、燃料保持部材に排出されたベーパを含む燃料は、燃料保持部材から溢れると、貯留部材内に流出して貯留される。これにより、燃料を効率的に貯留部材内に貯留させることが可能になる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記燃料保持部材の内部から外部への気体透過性が、外部から内部への気体透過性よりも高くなっている。
これにより、燃料保持部材の内部に気体成分が滞留しづらくなるので、ベーパ排出管から燃料ポンプへの気体成分の進入をより効果的に抑制できる。
本発明は上記構成としたので、燃料ポンプ内の気体成分を低減させることが可能となる。
本発明の第1実施形態の燃料供給装置を燃料タンクの全体構成と共に示す通常時の断面図である。 本発明の第1実施形態の燃料供給装置を部分的に拡大して示す断面図である。 本発明の第1実施形態の燃料供給装置を燃料フィルタの縁部近傍で部分的に拡大して示す断面図である。 (A)は本発明の第2実施形態の燃料供給装置を部分的に拡大して示す断面図であり、(B)はこの燃料供給装置の燃料ポンプ及びその近傍を示す平面図である。 (A)は本発明の第3実施形態の燃料供給装置を部分的に拡大して示す断面図であり、(B)はこの燃料供給装置の燃料ポンプ及びその近傍を示す平面図である。 第1参考例の燃料供給装置を部分的に拡大して示す断面図である。 第1参考例の燃料供給装置におけるベーパ排出管の形状を説明する説明図である。 第1参考例の燃料供給装置におけるベーパ排出管の形状を説明する説明図である。 (A)は第2参考例の燃料供給装置を部分的に拡大して示す断面図であり、(B)は第3参考例の燃料供給装置を部分的に拡大して示す断面図である。
図1及び図2には、本発明の第1実施形態の燃料供給装置12の概略構成が示されている。この燃料供給装置12は、燃料が収容される燃料タンク14を有している。燃料タンク14は、たとえば略箱状に形成されており、その内部には、燃料フィルタ16が配置されている。燃料フィルタ16は、その外側から内側へと燃料を通過させるが、その際に燃料中の異物を除去し、燃料フィルタ16の内部には異物が流入しないようにする作用を有する材料(たとえば織布、不織布、多孔質性樹脂など)で略袋状に形成されている。燃料フィルタ16を通過した燃料を、その内部に貯留させることができる。さらに、燃料フィルタ16の少なくとも一部が燃料タンク14内の燃料に浸漬されている状態では、燃料フィルタ16の表面に燃料による油膜LMが形成されて維持されるようになっている。
燃料フィルタ16は、2枚の同形状(たとえば四角形状等の多角形状であっても良いし、円形や楕円形などでも良いが、本実施形態では長方形状としている)の不織布をこれらの周囲でのみ接合して構成している。上面濾布16Uと下面濾布16Lの間には、所定の厚みを有する隙間構成部材30が配置されている。これにより、上面濾布16Uは上に凸に、下面濾布16Lは下に凸になるように湾曲された形状が維持され。上面濾布16Uと下面濾布16Lとの間に、燃料を収容するための空間が構成されている。
本実施形態では、燃料フィルタ16の長手方向は、燃料タンク14の長手方向と一致されている。また、燃料フィルタ16は、平面視(図1の示す矢印A方向)にて燃料タンク14の略中央に配置されている。
燃料フィルタ16(特に下面濾布16L)は、燃料タンク14の底面14Bに沿って略平行になるように配置されており、図1に矢印F1で示すように、底面14Bとの隙間を通じて燃料を燃料フィルタ16内に流入させることができる。しかも、燃料フィルタ16を底面14Bに沿って延在させており、燃料タンク14内の燃料が少なくなったときや、偏ったとき等であっても、より確実に燃料フィルタ16の一部が燃料に浸漬された状態を維持できるようにしている。
上面濾布16U及び下面濾布16Lの材質は、上記した不織布に限定されず、織布やスポンジ状の部材、メッシュ状の部材等であっても問題ない。また、上面濾布16Uと下面濾布16Lとの間に、上記した隙間構成部材30に加えて、必要に応じてスペーサ等を配置し、これらの形状(上又は下に凸となるよう湾曲した形状)を維持できるようにしてもよい。
燃料フィルタ16の上方には、貯留部材18が設けられている。本実施形態の貯留部材18は、燃料フィルタ16の外縁部分から垂直に立設された筒状の側壁筒20を有している。側壁筒20の下面は、燃料フィルタ16の外周部分に接合(たとえば溶着)されている。
さらに、側壁筒20の上端からは、後述する燃料吸引配管44Aに接近する方向(平面視にて中心に向かう方向)に、蓋板部22が延出されている。そして、側壁筒20と蓋板部22に加えて、燃料フィルタ16の上面濾布16Uによって、貯留部材18が構成されている。換言すれば、貯留部材18の底部が、上面濾布16Uによって構成されていることになる。貯留部材18内には、燃料フィルタ16の上方において燃料を貯留することが可能とされる。
蓋板部22の中央部には、蓋板部22を厚み方向に貫通する流入孔24が形成されている。流入孔24の中央部分には、燃料吸引配管44Aが挿通されている。流入孔24の内寸は、燃料吸引配管44Aの外径よりも大きくされている。流入孔24の孔縁は燃料吸引配管44Aとは非接触となっており、これらの隙間28を通じて貯留部材18の内部に燃料が流入可能となっている。流入孔24は、燃料吸引配管44Aを挿通するための挿通孔を兼ねているので、このような挿通孔をあらためて形成する必要がなく、構造の簡素化が図られている。
なお、本実施形態では特に、図3に示すように、側壁筒20の下部に接合片26が形成されている。接合片26は、側壁筒20と燃料フィルタ16との接合面積を増大させて接合強度を向上させると共に、下面濾布16Lを通じて燃料フィルタ16内に燃料が流入するときの燃料フィルタ16の上方への移動を抑制する効果を有している。なお、この接合片26は省略することも可能である。
貯留部材18の内部には、流入孔24の下方の位置に燃料保持部材36が設けられている。燃料保持部材36は、上面濾布16Uに接触配置される板状の底壁部38と、底壁部38の周囲から筒状に立設された側壁部40とを有している。燃料保持部材36の内部には、燃料を保持できるようになっている。なお、燃料保持部材36の上部は開放されている。また、燃料保持部材36の底壁部38は、図2から分かるように上面濾布16Uを厚み方向(上下方向)に圧縮している。
図1及び図2に示すように、貯留部材18の上方には燃料ポンプモジュール32が備えられている。燃料ポンプモジュール32は、燃料ポンプ42を有している。燃料ポンプ42の側面からは下方に向かって燃料吸引配管44Aが延出されており、燃料吸引配管44Aの下端は、燃料保持部材36の底壁部38及び上面濾布16Uを貫通して、燃料フィルタ16内に開口されている。また、燃料ポンプ42から上方には燃料吐出配管44Bが延出され、燃料タンク14の外部に延出されている。燃料ポンプ42の駆動により、燃料吸引配管44Aで燃料を吸引し、燃料吐出配管44Bから、図示しないエンジンに供給できるようになっている。
燃料ポンプ42にはベーパ排出孔46が設けられている。燃料ポンプ42内では、たとえば燃料の減圧沸騰などによってベーパ(燃料の気体成分)が発生することがあるが、このベーパを含む液体燃料が、ベーパ排出孔46から排出される。
ベーパ排出孔46には、ベーパ排出管48の上端(一端)が接続されている。ベーパ排出管48は、その中間部分で略直角に湾曲あるいは屈曲されており、下端(他端)がベーパ排出口50とされている。ベーパ排出口50は、燃料保持部材36の内部に保持された燃料GSに浸漬されている。
次に、本実施形態の燃料供給装置12の作用を説明する。
図1に示すように、燃料タンク14内において、貯留部材18の流入孔24よりも高い液位で燃料GSが存在している状態では、隙間28(流入孔24と燃料吸引配管44Aとの間)を通じて流入した燃料が貯留部材18内に貯留されている。また、この状態で、燃料フィルタ16内にも燃料が存在している。
ここで、燃料ポンプモジュール32が駆動されると、矢印F0で示すように、燃料フィルタ16内の燃料が燃料吸引配管44A及び燃料吐出配管44Bを通じて外部(機関等)に送出される。燃料フィルタ16内には、上面濾布16U(矢印F2参照)及び下面濾布16L(矢印F1参照)を通過して燃料が流入可能である。また、貯留部材18内には、矢印F3で示すように、隙間28を通じて燃料タンク14内の燃料が流入する。
燃料タンク14内の燃料量が少なくなった状態においても、燃料フィルタ16の少なくとも一部(本実施形態では下面濾布16L)が燃料に浸漬されていれば、燃料フィルタ16の表面に、燃料による油膜LMが形成され維持されている。
車両の加減速時、旋回時等の燃料液面傾斜時には、燃料フィルタ16は液面よりも上側の部分が燃料タンク14内の気体中に露出しているが、液面よりも下側の部分は燃料中に浸漬されていれば、表面の油膜LMが維持されている。また、燃料液面が燃料フィルタ16よりも下側となった場合でも、貯留部材18に貯留された燃料が燃料フィルタ16(上面濾布16U)の一部に接触していれば、燃料フィルタ16の表面に、燃料による油膜LMが形成され維持されている。
そして、燃料の送出に必要なエネルギーは、油膜の表面張力により、
(気相からの気体吸引)>(液相からの燃料吸引)
の関係となるため、燃料フィルタ16内には燃料のみを吸引する。そして、これらの状態では、燃料ポンプモジュール32の駆動により、燃料フィルタ16内の燃料を外部に送出できる。
このようにして燃料ポンプ42が駆動されると、燃料ポンプ42内では、燃料の減圧沸騰等に起因して、ベーパ(燃料の気体成分)が発生する。ベーパを含んだ燃料は、ベーパ排出孔46からベーパ排出管48を経て燃料保持部材36に排出される。すなわち、燃料保持部材36には、燃料が保持されていることになる。そして、この燃料保持部材36の内部の燃料に、ベーパ排出管48の下端のベーパ排出口50が浸漬されている。なお、燃料保持部材36は貯留部材18の内部に位置している。このため、燃料保持部材36から溢れた燃料を、貯留部材18内に貯留させることができる。
ここで、比較のために、燃料保持部材36が設けられておらず、ベーパ排出管48の下端(ベーパ排出孔46)が燃料タンク14内に位置している構成(第1比較例)を考えると、第1比較例では、たとえば、燃料タンク14内の燃料が傾斜したときに、燃料液面がベーパ排出口50よりも下方に位置し、ベーパ排出口50が燃料タンク14内の気体中に露出してしまうことがある。
この状態で、燃料ポンプ42、燃料吸引配管44A及びベーパ排出管48において、燃料ポンプ42の駆動停止時にいわゆるサイホン現象が生じると、燃料がベーパ排出管48から燃料ポンプ42を経て燃料吸引配管44Aから燃料フィルタ16内に流下してしまう。したがって、第1比較例の構成では。ベーパ排出口50が気体中に露出していると、短時間で気体がベーパ排出管48から燃料ポンプ42に進入するおそれがある。
これに対し、第1実施形態の燃料供給装置12では、ベーパ排出口50が燃料保持部材36内の燃料中に浸漬されているので、上記したサイホン現象が生じても、ベーパ排出口50からは、まず、燃料保持部材36に保持された燃料が吸い上げられる。すなわち、第1実施形態では、第1比較例よりもサイホン現象が生じたときの、気体が燃料ポンプ42に進入する時間を遅らせることができる。
しかも、第1実施形態において、ベーパを含んだ燃料が排出され、保持される部位である燃料保持部材36は、燃料フィルタ16の外部に位置している。したがって、排出されたベーパは、燃料フィルタ16の内部には達することはなく、燃料フィルタ16の内部には、液体の燃料のみが存在する状態を維持できる。したがって、ベーパ排出口50が燃料フィルタ16の内部に位置している構成と比較して、気体成分を燃料吸引配管44Aから燃料ポンプ42に吸引することを抑制できる。
図4には、本発明の第2実施形態の燃料供給装置112が部分的に示されている。第2実施形態において、第1実施形態と同一の構成要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。また、燃料供給装置112の全体的構成(特に燃料タンク14の構成)は第1実施形態と略同一とされているので、図示を省略する。
第2実施形態の燃料供給装置112では、第1実施形態の燃料保持部材36に代わる燃料保持部材136を備えている。
燃料保持部材136は、隙間構成部材30との間で上面濾布16Uを部分的に挟み込む、板状の挟込部材142を有している。燃料吸引配管44Aは、挟込部材142を貫通して燃料フィルタ16の内部に達している。
また、ベーパ排出管48も、燃料吸引配管44Aとは異なる位置で挟込部材142を貫通している。挟込部材142には、ベーパ排出管48の周囲において、挟込部材142を厚み方向に貫通する複数の貫通孔144が形成されている。
第2実施形態の燃料供給装置112では、隙間構成部材30に、隙間構成部材を下方に向かって凹ませた、扁平な筒状の燃料保持凹部146が形成されている。燃料保持凹部146は、平面視したときに少なくとも貫通孔144よりも外側でベーパ排出口50を取り囲む形状の底壁部138及び周壁部140を有している。そして、底壁部138、周壁部140及び挟込部材142の一部で、第2実施形態における燃料保持部材136が構成されている。この燃料保持部材136が構成されている部分の上面濾布16Lは開口されており、ベーパ排出管48のベーパ排出口50は、燃料保持部材136の内部に位置している。
また、第2実施形態では実質的に、上面濾布16Uと下面濾布16Lの間の空間のうち、この開口部分(燃料保持部材136)を除く空間領域が、実質的な燃料フィルタ16の内部として作用している。燃料フィルタ16の内部と燃料保持部材136とは、底壁部138及び周壁部140によって隔離されている。すなわち、第2実施形態においても、実質的な燃料フィルタ16の外部(ただし、貯留部材18の内部)に、燃料保持部材136が配置されていることになる。
貫通孔144のそれぞれの開口断面積(孔径)は、貫通孔144をベーパが通過するときに所定の圧力損失が生じる(通過に抵抗が生じる)ように設定されている。具体的には、燃料の粘度等との関係において、気体成分が燃料保持部材136の外部から内部に流入するときは貫通孔144に形成される油膜によって通過抵抗が高くなり、内部から外部に流出するときは、この油膜が破られて通過抵抗が低くなるように設定されている。
このような構成とされた第2実施形態の燃料供給装置112では、第1実施形態の燃料供給装置12と略同様の作用効果を奏する。特に、燃料ポンプ42の駆動時に、ベーパを含む燃料はベーパ排出孔46からベーパ排出管48を経て燃料保持部材136に排出されるので、燃料が燃料保持部材136に保持される。そして、ベーパ排出口50が燃料保持部材136内の燃料に浸漬されているので、燃料傾斜時にサイホン現象が生じた場合でも、気体がベーパ排出管48を通じて燃料ポンプ42に進入する時間を遅らせることができる。
特に第2実施形態では、挟込部材142(燃料保持部材136の上壁)に形成された貫通孔144が、ベーパ通過時に所定の圧力損失を生じさせるような開口断面積に形成されている。したがって、貫通孔144の上部に燃料が存在しておらず、且つ、燃料保持部材36内の燃料がベーパ排出管48から吸い上げられようとしている状態において、貫通孔144を通じた気体の流入(燃料保持部材136内への流入)に抵抗が生じる。このため、燃料保持部材36内への気体の流入時間(気体が混入する時間)を遅らせることも可能となる。
なお、このようにして、燃料保持部材36への気体の混入を抑制していても、ベーパ排出管48から排出されたベーパ(気体成分)は燃料保持部材36内に混入する。燃料保持部材36内に混入した気体は、経時的に貫通孔144から燃料保持部材36の外部に排出されるので、燃料保持部材36内には燃料(液体成分)のみが存在している状態を実現できる。
また、第2実施形態の燃料供給装置112においても、燃料保持部材136は、実質的に燃料フィルタ16の外部に設けられているので、ベーパ排出管48を通じて排出されたベーパは燃料フィルタ16内には達しない。燃料フィルタ16の内部には、液体の燃料のみが存在する状態を維持できるので、気体成分を燃料吸引配管44Aから燃料ポンプ42に吸引することを抑制できる。
第2実施形態においても、燃料保持部材136は、平面視にて貯留部材18の内部に配置されているので、燃料保持部材136から溢れた燃料は、貫通孔144を通じて燃料保持部材136の外部に流出し、貯留部材18内に貯留される。
図5には、本発明の第3実施形態の燃料供給装置212が部分的に示されている。第3実施形態において、第1実施形態又は第2実施形態と同一の構成要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。また、燃料供給装置212の全体的構成(特に燃料タンク14の構成)は第1実施形態と略同一とされているので、図示を省略する。
第3実施形態の燃料供給装置212では、第2実施形態の燃料供給装置112と略同形状の挟持部材242を有しているが、ベーパ排出管48の周囲には、ベーパ排出管48よりも充分に大径の挿通孔244が形成されている。そして、この挿通孔244に、上面濾布16Uの一部が、挟込部材242で圧縮されない状態で張架されており、濾布張架部246が構成されている。第3実施形態では、燃料保持凹部146の底壁部136、周壁部140と、濾布張架部246とによって、燃料保持部材236が構成されている。ベーパ排出管48は、濾布張架部246を貫通しており、ベーパ排出口50が燃料保持部材236の内部に位置している。
上面濾布16Uは、第1実施形態と同様に、その表面に油膜を維持することが可能とされており、この油膜により、燃料保持部材236(濾布張架部246)の外部から内部への気体の進入は阻止されている。しかし、燃料保持部材236の内部から外部への気体の排出時には油膜が切れ、気体の排出を阻止しないようになっている。
このような構成とされた第3実施形態の燃料供給装置212では、燃料ポンプ42の駆動時に排出された燃料(ベーパを含む)は、燃料保持部材236に保持され、ベーパ排出口50が燃料保持部材236内の燃料に浸漬されている。
特に、第3実施形態では、燃料保持部材236を構成する濾布張架部246に油膜が維持されることで、燃料保持部材236(濾布張架部246)の外部から内部への気体の進入は阻止されている。したがって、燃料保持部材236内に気体成分が存在してしまうという事態が第2実施形態よりもさらに効果的に抑制され、燃料傾斜時に、ベーパ排出管48から燃料ポンプ42へ気体成分が進入することもさらに効果的に抑制できる。
なお、第3実施形態においても、燃料保持部材236内の気体成分は、濾布張架部246の油膜が一時的に切れることで、燃料保持部材236の外部に排出できる。濾布張架部246の油膜は、このように気体を排出した後、貯留部材18内において濾布張架部246の上方に存在している燃料によって再度形成される。
また、第3実施形態の燃料供給装置212においても、燃料保持部材236は、実質的に燃料フィルタ16の外部に設けられており、ベーパ排出管48を通じて排出されたベーパは燃料フィルタ16内には達しない。燃料フィルタ16の内部には、液体の燃料のみが存在する状態を維持でき、気体成分を燃料吸引配管44Aから燃料ポンプ42に吸引することを抑制できる。
第3実施形態においても、燃料保持部材236は、平面視にて貯留部材18の内部に配置されているので、燃料保持部材236から溢れた燃料は、濾布張架部246を通じて燃料保持部材136の外部に流出し、貯留部材18内に貯留される。
なお、上記第1〜第3実施形態において、燃料保持部材は貯留部材18の内部に配置されていなくても、本発明の本質的な効果は奏するが、とくに貯留部材18の内部に配置されていると、燃料保持部材から溢れた燃料を貯留部材18で貯留できる。
図6には、第1参考例の燃料供給装置312が部分的に示されている。第1参考例において、第1実施形態と同一の構成要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。また、燃料供給装置312の全体的構成(特に燃料タンク14の構成)は第1実施形態と略同一とされているので、図示を省略する。
第1参考例の燃料供給装置312では、第1〜第3実施形態の燃料供給装置12、112、212と異なって燃料保持部材は設けられておらず、これに代えて、ベーパ排出管348が第1〜第3実施形態のベーパ排出管48よりも長く形成されると共に、下端部分(ベーパ排出口50とその近傍部分)下辺部350が構成されている。また、下辺部350の折り返し部分は、略U字状の折返し部352とされている。
ベーパ排出管348の下辺部350は、貯留部材18内で、且つ上面濾布16Uの上方において、上面濾布16Uにそって配置されている。また、図7にも示すように、平面視すると、下辺部350は、略長方形状とされた貯留部材18の対角線に沿って配置されている。
ベーパ排出管348のベーパ排出口50は、貯留部材18の周縁部(図8の例では角部であるが、辺に沿った部分でもよい)に位置しており、ベーパ排出管348は、貯留部材18の周縁部において開口していることになる。
したがって、第1参考例の燃料供給装置312では、図6に二点鎖線GLで示すように、燃料傾斜時に貯留部材18内で燃料が偏在しても、ベーパ排出管348の下辺部350の一部が貯留部材18内の燃料に浸漬された状態を、より確実に(高い確率で)維持できる。このため、サイホン現象が生じても、ベーパ排出管348から燃料ポンプ42に気体成分が進入することを抑制できる。
特に、ベーパ排出口50の周辺に燃料が偏在した場合は、ベーパ排出口50の近傍に燃料が存在するので、ベーパ排出管348への気体成分の進入を抑制できる。また、ベーパ排出管348内に気体成分が存在していても、この気体成分は折返し部352に留まり、燃料ポンプ42には移動しない。
これとは逆に、折返し部352の周辺に燃料が偏在した場合でも、折返し部352の近傍に燃料が存在するので、ベーパ排出管348の気体成分は、燃料ポンプ42には移動しない。また、ベーパ排出管348内に気体成分が存在している場合には、この気体成分の一部はベーパ排出口50から排出される可能性もある。
また、第1参考例においても、ベーパ排出管348のベーパ排出口50は、燃料フィルタ16の外部に位置しているので、ベーパ排出管348を通じて排出されたベーパは燃料フィルタ16内には達しない。燃料フィルタ16の内部には、液体の燃料のみが存在する状態を維持できるので、気体成分を燃料吸引配管44Aから燃料ポンプ42に吸引することを抑制できる。
さらに、第1参考例では、ベーパ排出管348のベーパ排出口50は貯留部材18の内部に位置しているので、燃料ポンプ42から排出されたベーパを含む燃料が、貯留部材18内に貯留される。
なお、第1参考例において、図8に示すように、下辺部350を、貯留部材18の周辺部(図8の例では長辺部18L及び短辺部18S)に沿うように略直角に屈曲あるいは湾曲させて配置してもよい。
図9(A)には、第2参考例の燃料供給装置412が部分的に示されている。また、図9(B)には、第3参考例の燃料供給装置512が部分的に示されている。これらの参考例の燃料供給装置412、512においても、上記各実施形態と同一の構成要素、部材等については、同一符号を付して、詳細な説明を省略する。また、燃料供給装置412、512の全体的構成(特に燃料タンク14の構成)は第1実施形態と略同一とされているので、図示を省略する。
第2参考例の燃料供給装置412のベーパ排出管448は、第1〜第3実施形態の燃料供給装置12、112、212におけるベーパ排出管48よりも短くされており、ベーパ排出口50が貯留部材18の上方に位置している。
また、燃料吸引配管44Aの内部には、表面に油膜を維持可能な油膜維持部材414が、燃料吸引配管44Aの開口断面の全面的に覆うように取り付けられている。油膜維持部材414としては、たとえば、上面濾布16Uや下面濾布16Lと同様の材料(織布、不織布、多孔質性樹脂など)を挙げることができる。
したがって、第2参考例の燃料供給装置412では、燃料傾斜時にサイホン現象が生じても、ベーパ排出管48から燃料ポンプ42及び燃料吸引配管44Aを経て燃料フィルタ16内へ移動しようとする液体(燃料)及び気体の流れ(矢印F5参照)が、油膜維持部材414によって阻止される。すなわち、ベーパ排出口50からの気体の混入が、油膜維持部材414によって結果的に抑制されることになる。
第3参考例の燃料供給装置512では、第2参考例の燃料供給装置412の油膜維持部材414に代えて、燃料吸引配管44Aのフランジ部44Fと隙間構成部材30との間に、部分的に上面濾布16Uが挟み込まれており、油膜維持部514が構成されている。
したがって、第3参考例の燃料供給装置512では、第2参考例の燃料供給装置412における油膜維持部材414と同様の作用を油膜維持部514が奏する。すなわち、ベーパ排出口50からの気体の混入が、油膜維持部514によって結果的に抑制されることになる。
以上説明したように、本発明のいずれの実施形態においても、燃料ポンプ42への気体成分の進入を抑制(好ましくは阻止)できる。燃料ポンプ42内に気体成分が存在していると、燃料ポンプ42を駆動したとき(たとえば、ハイブリッド車においてモーターによる走行からエンジンによる走行に切り替わったとき)や、燃料液面傾斜後(たとえば、傾斜した路面に駐車した後)に、燃料ポンプ42の駆動開始から実際に燃料を所定の圧力で送出するまでの時間(いわゆる立ち上がり時間)に長い時間を要することがあるが、本発明の各実施形態では、この立ち上がり時間が短くなる。加えて、燃料フィルタ16内にも気体成分が存在しないので、燃料ポンプ42の駆動時に、燃料フィルタ16内の気体成分を燃料に置換する必要もなく、この点においても、燃料ポンプ42の立ち上がり時間を短くできる。
なお、本発明において、上面濾布16Uの圧力損失と下面濾布16Lの圧力損失とは同じであってもよいが、特に、下面濾布16Lの圧力損失を上面濾布16Uの圧力損失よりも低く(小さく)設定してもよい。これにより、燃料フィルタ16内には、まず、下面濾布16Lから、より多くの燃料が通過して流入するので、貯留部材18内で燃料を貯留した状態を維持できる。
さらに、貯留部材18と燃料吸引配管44Aとの関係も、上記したものに限定されない。たとえば、燃料吸引配管44Aが、蓋板部22の流入孔24と異なる位置で蓋板部22を貫通する構造でもよい。
また、貯留部材18が、燃料フィルタ16の一部を覆わない(上方から見て、燃料フィルタ16の一部が貯留部材18から外側にはみ出している)構成としてもよい。この場合には、燃料吸引配管44Aを、燃料フィルタ16のはみ出し部分(貯留部材18の外部)に接続すれば、蓋板部22を貫通しない構造とすることが可能である。
12 燃料供給装置
14 燃料タンク
16 燃料フィルタ
18 貯留部材
36 燃料保持部材
42 燃料ポンプ
44A 燃料吸引配管
46 ベーパ排出孔
48 ベーパ排出管
50 ベーパ排出口
112 燃料供給装置
136 燃料保持部材
212 燃料供給装置
236 燃料保持部材
312 燃料供給装置
348 ベーパ排出管
350 下辺部
LM 油膜

Claims (3)

  1. 燃料を収容する燃料タンクと、
    袋状に形成されて前記燃料タンク内に備えられ、内部に燃料が流入するときに燃料から異物を除去すると共に、一部又は全部が燃料に浸漬している状態では表面に燃料による油膜が形成される燃料フィルタと、
    前記燃料フィルタの上方に設けられて底部が前記燃料フィルタの上面の少なくとも一部によって構成され、燃料を貯留可能な貯留部材と、
    前記燃料フィルタ内の燃料を前記燃料タンクの外部に送出するための燃料ポンプと、
    前記燃料フィルタ内と前記燃料ポンプとを連通する燃料吸引配管と、
    前記燃料ポンプに設けられ燃料ポンプ内のベーパを含む燃料を排出するためのベーパ排出孔と、
    前記燃料タンクの内部で且つ前記燃料フィルタの外部において燃料を保持する燃料保持部材と、
    一端が前記ベーパ排出孔に接続されると共に他端が前記燃料保持部材内の燃料に液没されたベーパ排出管と、
    を有する燃料供給装置。
  2. 前記燃料保持部材が、前記貯留部材の内部に配置されている請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 前記燃料保持部材の内部から外部への気体透過性が、外部から内部への気体透過性よりも高くなっている請求項1又は請求項2に記載の燃料供給装置。
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