JP5614816B2 - プラグイン接続の接続状態検査方法、プラグ結合体、プラグイン接続構造 - Google Patents

プラグイン接続の接続状態検査方法、プラグ結合体、プラグイン接続構造 Download PDF

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Description

本発明は、プラグ、相手側プラグ、および検証要素(verification element)を使用して分離を防止したプラグイン接続の接続状態検査方法に関する。
本発明はさらに、検査可能なプラグイン接続用のプラグ結合体に関する。このプラグ結合体は、相手側プラグの少なくとも1つのカウンタラッチング要素と係合可能な少なくとも1つのラッチング要素を備えるプラグであって、端部接続構成(end connection configuration)にあるとき、相手側プラグとの分離を防止するように構成されるプラグと、接続要素を介してプラグに強固に取付可能な検証要素とを有し、プラグと検証要素が互いに離間している組立時の構成(assembled configuration)から、検証要素が接続要素を介してプラグに強固に取り付けられているプレ接続構成(pre-connection configuration)に移行可能なように構成される。
本発明はまた、少なくとも1つのラッチング要素を有するプラグと、接続要素によってプラグから取り外されるのを防止する検証要素と、少なくとも1つのカウンタラッチング要素を備え、プラグに接続可能な相手側プラグとを備えた、検査可能なプラグイン接続に関する。このプラグイン接続は、接続要素によって検証要素がプラグから取り外されるのが防止され、プラグと相手側プラグが互いに離間しているプレ接続構成から、少なくとも1つのカウンタラッチング要素が少なくとも1つのラッチング要素と係合してプラグと相手側プラグとの分離を防止する端部接続構成に移行可能なように構成される。
自動車業界で使用される電気的プラグイン接続では、まず固定ロックを解除しなければプラグと相手側プラグを分離できないように、プラグと相手側プラグを強固に接続する必要がある。
プラグイン接続が確実になされるように、従来技術では、プラグと相手側プラグ間のロックを固定する接続位置保証(connection position assurances)が使用される。
欧州特許公開公報0840398A1は、接続位置保証デバイスを備える電気的接続構成を開示している。この接続位置保証デバイスは、非活動状態にある開始位置(inactive start position)とコネクタが接続されたことを示す端部表示位置(end display position)との間にある、コネクタ筐体のラッチング要素の1つに移動可能に取り付けられる。
接続位置保証を有する別のプラグイン接続は、ドイツ特許公開公報10159956A1により公知である。このプラグイン接続の接続位置保証は、プラグイン接続の筐体上の格納位置にロックされており、プラグイン接続が相手側プラグ内に挿入された後、作動させて、接続位置保証が定位置にロックされる端部ラッチ位置内へ案内することができる。
ドイツ特許公開公報10227016A1の電気的プラグイン接続は、プレアセンブリ位置でプラグイン接続上に固定される接続位置保証を備える。プラグイン接続が、対応するソケットの絶縁体内に挿入されると、この絶縁体はロックを解除し、次いで接続位置保証は端部位置に移動することができる。端部位置では、プラグイン接続は、ソケットとともにロックされ、このロック位置は、接続位置保証によって固定される。
しかしながら、公知のプラグイン接続に伴う課題は、プラグイン接続を検査できる場合にしか接続状態を検査できないことである。ところが、組み立てたユニットが生産ライン上の組立てステーションを離れて、このステーションでプラグと相手側プラグが接続されている場合、その接続状態でプラグイン接続もなされたかどうかを、後にその組立てステーションで検査することはできない。
したがって、本発明の目的は、接続状態検査方法、ならびに検査可能なプラグイン接続用のプラグ結合体と、シンプルに構築でき、プラグイン接続が現に存在しなくても、プラグイン接続が、プラグと相手側プラグとの分離を防止するように強固に接続された正しい接続状態にあるかどうかを検査できる、検査可能なプラグイン接続とを提供することである。
本発明は、プラグ、相手側プラグ、および検証要素を使用して分離を防止したプラグイン接続の接続状態検査方法を提供する。この方法は、検証要素プラグへの強固な取付けによって、検証要素とプラグがともにロックされるステップaと、プラグと相手側プラグをプラグイン方向に接続するステップbと、プラグと相手側プラグをともにロックすることによって、同時に検証要素の取付けを解除するステップcと、プラグイン方向とは逆向きに、検証要素をプラグから取り外すステップdとを含む。
ここで、プラグは、相手側プラグの少なくとも1つのカウンタラッチング要素と係合可能な少なくとも1つのラッチング要素を備える。検証要素は、検証要素の一部である接続要素を介してプラグへの強固な取り付けが可能である。接続要素は、接続要素の取付けが解除されて検証要素をプラグから取り外し可能な解除位置内へ、カウンタラッチング要素によって案内されうるように配置された解除手段を備える。検証要素(5)は、検証要素(5)の幅方向略中央からプラグイン方向(E)に延びる弾性変形可能なばねアーム(17)を有する。ばねアーム(17)は、その先端に、プラグイン方向(E)を横断する方向に配置された偏向傾斜(21)を備えるフック(19)を備える。解除手段は、このばねアーム上に形成される。ばねアームは、ばねアーム内に形成された固定凹部である第1の固定手段を備える。そして、第1の固定手段ラッチング要素を係合することにより、ステップaにおける検証要素の取付けを形成するのである。
弾性変形可能なばねアームは、容易に作製することができる。解除手段がばねアーム上に配置されると、ばねアームを偏向させることによって解除手段を解除位置内に簡単に案内することができ、この解除位置で、接続要素の取付けが解除される。
ばねアームは、第2の固定手段(ラッチング要素)とともにプレ接続構成で接続要素の取付けを形成する第1の固定手段を備える。したがって、弾性変形可能なばねアームとともに、接続要素は、しっかりしたロックを可能にするスナップ結合(snap connection)の部分を形成することができる。スナップ結合は簡単に作製することができ、繰り返してロック可能な結合であり、具体的には、取り外した検証要素を介してプラグイン接続の正しい接続状態を検査できるだけでなく、検証要素を他のプラグ結合体で繰り返して使用できるという利点を提供する。
解除手段を第1の固定手段上に設けると、相手側プラグのカウンタラッチング要素は、解除手段を介して第1の固定手段に直接作用して、第1の固定手段をプラグの第2の固定要素から取り外すことができる。こうして接続要素の取付けを解除することができる。
本発明による方法では、検証要素がプラグから取り外され、したがってプラグから離れているかどうかを試験することによって、正しい接続状態を容易に検査することができる。検証要素は、プラグと相手側プラグとの接続前はプラグに強固に取り付けられており、すなわち検証要素とプラグは、一体化された操作可能なユニットを形成し、検証要素の取付けを解除した後にのみ、検証要素をプラグから取り外すことができる。この取付けは、プラグと相手側プラグをともにロックすると解除されるため、正しい接続状態が実現された後にのみ、検証要素をプラグから取り外すことができる。
本発明による方法によって、具体的には生産ライン内で、すべての製造されたユニットのプラグイン接続が正しい接続状態にあるかどうかを検査することができる。この検査を行うには、製造されたユニットの数を取り外した検証要素の数と比較するだけでよい。これらの数が同一である場合、すべてのプラグイン接続が正しく接続されたことがわかる。
前述のプラグ結合体の場合、上記の目的は、(ア)接続要素が、接続要素の取付けが解除されて検証要素をプラグから取り外すことができる解除位置内へ、カウンタラッチング要素によって案内されうるように配置された解除手段を備えるという点、(イ)解除手段が、接続要素の弾性変形可能なばねアーム上に形成されるという点、(ウ)ばねアームが、ばねアーム内に形成された固定凹部である第1の固定手段を備え、第1の固定手段ラッチング要素を係合することにより、検証要素の取付けを形成するという点から実現される。
前述のプラグイン接続では、この目的は、端部接続構成で、接続要素が少なくとも1つのカウンタラッチング要素との接続が解除されて検証要素をプラグから取り外すことができるという点、および上記した(ア)〜(ウ)から実現される。
この構造的にシンプルな解決策では、プラグと相手側プラグを分離できない端部接続構成の接続状態でのみ、検証要素をプラグから確実に取り外すことができるようにする。本発明によれば、接続要素が解除された後にのみ、検証要素をプラグから取り外すことができる。この解除は、端部接続構成でカウンタラッチング要素によって行われる。カウンタラッチング要素は、解除プロセスを実行するように、中間要素を介して接続要素解除手段に直接または間接的に作用し、また接続要素の取付けが解除されて検証要素をプラグから取り外すことができる解除位置内へ、前記解除手段を案内する。
本発明は、様々な実施形態によってさらに展開させることができる。様々な実施形態はそれぞれ、それ自体が有利であり、任意の所望の形で組み合わせることができる。個々の有利な実施形態およびそれに関連する利点について、以下に簡略的に説明する。
解除手段は、接続要素の一部として形成される。この場合、カウンタラッチング要素は、接続要素のうちの解除手段を形成する部分に直接作用する。これは、たとえば、接続要素上の解除突起とすることができる
本発明によるプラグ結合体の第1の有利な実施形態では、解除手段は、端部接続構成で少なくとも1つのカウンタラッチング要素が配置される領域内に配置することができる。解除手段は、少なくとも1つのラッチング要素に隣接して配置されることが好ましい。いくつかの実施形態では、解除手段はラッチング手段上に直接配置され、他の実施形態では、解除手段はラッチング手段に直接接触しない。解除手段のこの配置を用いて、カウンタラッチング要素は、接続要素の解除手段に直接作用する。これにより、カウンタラッチング要素の作動時に解除手段を解除位置内へ間接的に案内する追加の構成要素が必要とされないため、プラグ結合体およびプラグイン接続の構造および組立てが簡略化される。
この実施形態により、たとえば、ステップcでプラグと相手側プラグをともにロックすることによって検証要素が解除され、すなわちロック・プロセスと解除プロセスが直接結びつけられる有利な形で、本発明による方法を実施することができる。
プラグと相手側プラグをともにロックすることによって、検証要素とプラグの取付けを解除する解除機構を作製することも可能である。これは、たとえば、構造上の制限のため、検証要素がプラグに強固に取り付けられる接続点をプラグのラッチング手段上に形成できない場合に有利であろう。但し、プラグと相手側プラグをともにロックすることによって検証要素を解除することで、中間要素が不要になり、したがって本発明によるプラグ結合体のために必要な構成要素がより少なくなるという利点が提供される。これにより、本発明による方法、および本発明によるプラグ結合体またはプラグイン接続の動作上の安全性が増大される。
この方法のさらなる有利な実施形態では、ステップaで、検証要素をプラグとともにロックすることができる。プラスの接続(positive connection)として、このロック・プロセスにより、構造的に単純に、検証要素がプラグに強固に確実に取り付けられる。別法として、プラスでない接続(non-positive connection)または材料接続(material connection)を介して、検証要素をプラグに強固に固定することができる。
プラグ結合体のさらなる有利な実施形態では、プラグの少なくとも1つのラッチング要素は、第2の固定手段を形成することができる。したがって、弾性変形可能なばねアームとして構成された接続要素は、その第1の固定手段を介して、プラグのラッチング要素に直接接続される。接続要素は、そのようにして構成上コンパクトな形で、プラグのラッチング要素に直接強固に取り付けられる。接続要素の解除はまた、相手側プラグの少なくとも1つのカウンタラッチング手段によって容易になる。第1の固定手段は、ラッチング手段上に配置され、すなわち、端部接続構成でカウンタラッチング手段が配置される位置に正確に配置され、こうして取付けが解除される。
さらなる有利な実施形態では、プラグは、検証要素を取り外すために、取外し方向に延びるガイドを備えることができる。したがって、検証要素がプラグから取り外される方向が画定される。同時に、ガイドは、取外し方向を横断する方向に検証要素を固定する。
ガイドは、実質上取外し方向に延びる少なくとも1つのガイド溝(13a)を備えることができると有利である。このガイド溝は、検証要素の少なくとも1つのガイド突起と協働するように構成される。ガイド溝は、プラグ内に容易に形成することができる。さらに、検証要素の少なくとも1つのガイド突起は、前記突起がガイド溝内にあり、ガイドとしてガイド溝と協働するとき、ばねアームを有する検証要素に対する軸受けであり、この軸受けは、ばねアームの弾性変形を促進する。
ガイド溝は、プラグと相手側プラグが接続されるプラグイン方向に実質上延びることが好ましい。したがって、本発明による方法のステップdでは、ステップbでプラグと相手側プラグがともに接続されるプラグイン方向とは逆向きに、検証要素を取り外すことができる。これには、接続状態でプラグと相手側プラグが正しくロックされていなかった場合、プラグが相手側プラグから再び解除されるという利点がある。この場合、検証要素は依然として、プラグに強固に取り付けられているはずである。プラグイン方向とは逆向きに引っ張る動きで、プラグからプラグ結合体を引っ張ることで、プラグイン方向とは逆向きに相手側プラグから検証要素を引っ張る。
添付の図面を参照して、以下、本発明を例示する。個々の有利な実施形態で上記に示したように、様々な特徴は、互いに独立して組み合わせることができ、または省略することができる。
図1は、本発明によるプラグ結合体およびプラグイン接続の第1の実施形態を、組立時の構成で示す斜視図である。 図2は、図1に組立時の構成で示した本発明によるプラグ結合体およびプラグイン接続を、線A−Aに沿って示す断面図である。 図3は、本発明によるプラグ結合体およびプラグイン接続の第1の実施形態を、プレアセンブリ構成で示す断面図である。 図4は、本発明によるプラグイン接続の第1の実施形態を示す断面図であり、端部接続構成で検証要素が解除された状態を示す図である。 図5は、本発明によるプラグイン接続の第1の実施形態を示す断面図であり、端部接続構成で検証要素が取り外された状態を示す図である。 図6は、本発明によるプラグ結合体の第2の実施形態の斜視図である。 図7は、図6の本発明によるプラグ結合体を、線A−Aに沿って示す断面図である。 図8は、図7の本発明によるプラグ結合体の第2の実施形態を、本発明によるプラグイン接続の第2の実施形態の相手側プラグとともにプレアセンブリ構成で示す断面図である。 図9は、本発明によるプラグイン接続の第2の実施形態を示す断面図であり、端部接続構成で検証要素が解除された状態を示す図である。 図10は、本発明によるプラグイン接続の第2の実施形態を示す断面図であり、端部接続構成で検証要素が取り外された状態を示す図である。
図1から図10は、本発明によるプラグイン接続1およびプラグ結合体2を電気的プラグイン接続1として示す。
図1から図5は、プラグ結合体2および相手側プラグ3を備える、本発明によるプラグイン接続1の第1の実施形態を示す。図1および図2は、プラグイン接続1、ならびにプラグ4および検証要素5を備えるプラグ結合体2を、プラグ4と検証要素5が互いに離間している組立時の構成で示す。
相手側プラグ3は、電気接触ピン8が配置される受容空間7を形成する相手側プラグ本体6を備える。相手側プラグ3の電気接触ピン8は、プラグ4と相手側プラグ3がともに接続されるプラグイン方向Eに実質上延びる。
プラグ4は、プラグ本体9と、プラグ本体9上に配置された電気結合コンタクト(図示せず)とを備える。プラグ4と相手側プラグ3が、プラグイン接続1を閉じるようにプラグイン方向Eにともに接続されると、電気接触ピン8は、プラグ4の対応する電気結合コンタクトに電気的に接続される。電気的接続に加えて、図4および図5に示す端部接続構成にあるとき、ラッチング機構によって、プラグ4と相手側プラグ3との分離が防止される。したがって、プラグはラッチング要素10を備え、また相手側プラグ3はカウンタラッチング要素11を備える。図5に示す端部接続構成では、カウンタラッチング要素11は、プラグ4のラッチング要素10と係合しており、プラグのラッチング要素10がプラグイン方向Eで相手側プラグ3のカウンタラッチング要素11の後ろに配置されるため、プラグ4と相手側プラグ3との分離が防止される。
ラッチング要素10は、プラグ本体9の筐体12内に配置される。この筐体は、少なくとも部分的に検証要素5を受容する。図3に示すプレ接続構成では、検証要素5は、部分的に筐体12内に配置され、プラグに強固に取り付けられる。筐体12は、検証要素5の挿入方向およびプラグ4からの取外し方向を画定する2つの対向するガイド溝13を備える。ガイド溝13はプラグイン方向Eに延び、検証要素5は、筐体12内部へプラグイン方向Eに挿入される。こうしてプラグ結合体は、プラグ4と検証要素5が離間している図2に示す組立時の構成から、図3に示すプレ接続構成に移行することができる。プレ接続構成では、検証要素5の取り外しを防止するために、プラグ4に検証要素5が強固に取り付けられる。
検証要素5は、プラグ4における筐体12のガイド溝13内へ挿入できるガイド突起として、2つの平行なガイドピン14を備える。
検証要素5は、プラグイン方向Eとは逆向きの端部で検証要素5に取り付けられた把持板として構成された操作領域15をさらに備える。操作領域15は、検証要素5を定位置に保持し、プレ接続構成に遷移中はプラグの筐体12内部へ挿入され、または端部接続構成が実現された後はプラグ4から取り外される。
図1から図5に示す第1の実施形態の検証要素5は、接続要素16とともに構成される。接続要素16は、操作領域15からプラグイン方向Eに実質上延びる弾性変形可能なばねアーム17である。ばねアーム17の挿入側先端部に、第1の固定手段18が形成される。図1から図5に示す実施形態では、第1の固定手段18は、ばねアーム内に形成された固定凹部18aであり、プラグイン方向Eを向いているばねアーム17の端部に、固定フック19が形成される。
検証要素5は2つの接続棒20をさらに備え、接続棒20はそれぞれ、ガイドピン14をばねアーム17に接続する。2つのガイドピン14、ばねアーム17、および2つの接続棒20は、この実施形態の検証要素5のばねアーム17がその遊び状態でガイドピン14と実質上平行に配置されてプラグイン方向Eに配置されるように、実質上単一の平面内に配置される。
図1から図5に示すプラグイン接続およびプラグ結合体を用いて、分離を防止したプラグイン接続1の接続状態を検査する本発明による方法を実施することができる。本発明による方法は、
検証要素をプラグに強固に取り付けるステップaと、
プラグと相手側プラグを接続するステップbと、
プラグと相手側プラグをともにロックし、同時に検証要素の取付けを解除するステップcと、
検証要素をプラグから取り外すステップdとを含む。
この方法の個々のステップを図2から図5に示す。図2から図3への遷移がステップa、図3から図4への遷移がステップb、c、ならびに図4から図5への遷移がステップdを示している。個々の方法ステップについて、本発明によるプラグイン接続の第1の実施形態を示する図2から図5を参照して以下に説明する。
検証要素5をプラグ4に強固に取り付けるために、図2に示す検証要素5は、操作領域15で操作され、ばねアーム17の固定フック19を前面にした状態で、プラグイン方向Eにプラグ4の筐体12内へ挿入される。ガイドピン14は、それぞれのガイド溝13内にそれぞれ係合し、プラグイン方向Eを画定する。同時に、ガイド溝13は、ガイドピン14とともに、プラグイン方向Eを横断する方向に、プラグ4の筐体12上に検証要素5に対するプラスの接続を形成する。図2に示すプラグ結合体の組立時の構成から図3に示すプレ接続構成へ遷移中に、検証要素5がプラグイン方向Eに挿入されると、ばねアーム17の固定フック19はプラグ4のラッチング要素10に接触する。プラグイン方向Eを向いているその端部で、固定フック19は、プラグイン方向Eを横断する方向に配置された偏向傾斜(deflection bevel)21を備える。ラッチング要素10は、対応する傾斜縁部(bevelled edge)22を備える。検証要素5がプラグイン方向Eに挿入されると、偏向傾斜21は、傾斜縁部22に接触し、ばねアーム17が偏向され、固定フック19がプラグイン方向Eにラッチング手段10を迂回し、プラグ結合体2がプレ接続構成に移行する。
図3に示すプレ接続構成では、検証要素5のばねアーム17は、再びプラグイン方向Eに実質上延びる。したがって、固定フック19は、プラグイン方向Eでプラグ4のラッチング手段10の後ろに配置されており、このプラグは、第1の実施形態では、取付けの第2の固定手段に相当する。したがって、検証要素5の取り外しを防止するために、接続要素16を介して検証要素5がプラグ4に強固に取り付けられる。操作領域15がプラグの筐体12に接触し、またはプラグイン方向Eとは逆向きの固定凹部18aの縁部23がラッチング要素10に接触することになるため、検証要素5のプラグイン方向Eへの取外しが防止される。ラッチング手段10は、プラグイン方向Eの逆向きで固定フック19の後ろに係合し、この方向には取り外すことはできない。検証要素5のガイドピン14が配置される2つのガイド溝13のガイドは、プラグイン方向Eを横断するあらゆる方向で、検証要素5が取り外されるのを防止する。
プラグ4と相手側プラグ3とを接続し、ならびにプラグ4と相手側プラグ3をともにロックし、同時に検証要素5の取付けを解除することについて、図4を参照して以下に説明する。図4では、本発明によるプラグイン接続1を、端部接続構成で検証要素5が解除されたが取り外されていない状態で示す。
プレ接続構成で、相手側プラグ3と本発明によるプラグ結合体2がプラグイン方向Eに接続される場合、プラグ4と相手側プラグ3は、分離防止のためにともに強固にロックされる。なお、プレ接続構成では、検証要素5の取外し防止のために接続要素16を介して検証要素5がプラグ4に強固に取り付けられて、プラグ4と相手側プラグ3が離間している。検証要素5の取付けは、図4に示すように、このロック・プロセスと同時に解除される。
プラグ4と相手側プラグ3が接続されると、電気接触ピン8は、対応する電気結合コンタクトに電気的に接続される。プラグ本体9はまた、相手側プラグ3の受容空間7内部へ部分的に案内される。プラグイン方向Eを横断する方向に相手側プラグ3の受容空間7を区切るケーシング24は、接続中、プラグ本体9内の対応する凹部開口25内に受け取られる。本発明では、プラグイン方向Eは、プラグ4が相手側プラグ3内に挿入されて相手側プラグ3が定位置に固定される方向として定義される。
プラグ4がプラグイン方向Eに挿入されると、ケーシング面24の外側に突出するカウンタラッチング・ラグ11として構成されるコンタクト・ラッチング要素11がまず、固定フック19の偏向傾斜21に接触する。カウンタラッチング・ラグ11は、プラグイン方向Eとは逆向きにラッチング傾斜26を備える。このラッチング傾斜26は、固定フック19の偏向傾斜21と一致するように、プラグイン方向Eを実質上横断するように配置されている。プラグ4をプラグイン方向Eに挿入すると、固定フック19は、ラッチング傾斜26に沿って摺動し、それに応じて偏向する。ラッチング要素10もまた、ラッチング傾斜26に沿って摺動して、プラグ4と相手側プラグ3をプラグイン方向Eに接続することができる。固定フック19およびラッチング手段10が相手側プラグ4のカウンタラッチング・ラグ11より上に持ち上げられた後、ラッチング手段10は、プラグイン方向Eを向いているカウンタラッチング・ラグ11のカウンタラッチング縁部27と係合する。したがって、ラッチング手段10は、プラグイン方向Eでカウンタラッチング・ラグ11の後ろに配置され、プラグ4と相手側プラグ3がプラグイン方向Eの逆向きに分離するのを防止する。このようにして、ラッチング手段10がカウンタラッチング要素11のラッチング縁部27との取付けから解除されたときのみ、プラグ4を相手側プラグ3からプラグイン方向Eの逆向きに引っ張ることが可能になる。
図4に示す端部接続構成では、検証要素5の取付けが解除される。固定凹部18aがラッチング要素10より上に持ち上げられ、固定フック19がプラグイン方向Eとは逆向きにラッチング要素10との係合から解除されることにより、接続要素16がカウンタラッチング要素11から解除される。したがって、検証要素5は、プラグイン方向Eとは逆向きの取外し方向Aに、プラグから取り外すことができる。
このように、接続要素16が相手側プラグ3のカウンタラッチング要素11によって作動され、すなわちばねアーム17が、プラグイン方向Eを横断するカウンタラッチング要素11によって解除位置内に偏向されることにより、接続要素16が解除される。ばねアーム17の第1の固定手段18を解除する作動プロセスは、プレ接続構成ではばねアーム17の一部が配置される位置に、端部接続構成ではカウンタラッチング・ラグ11が配置されることにより実現される。カウンタラッチング要素11は、ばねアーム17のうち、プレ接続構成でカウンタラッチング要素11に関連するプラグ4の領域内に配置される部分を押してばねアーム17を偏向させる。この偏向により、第1の固定手段18、ばねアーム17内の固定凹部18a、および固定凹部18aによって形成された固定フック19を、プラグ4のラッチング要素10との係合から、プラグイン方向Eの逆向きに解除する。このようにして、検証要素5は、プラグイン方向Eとは逆向きの取外し方向Aに、プラグから取り外すことができる。
この状態を図5に示す。図5は、正しく接続されたプラグイン接続を示す。つまり、接続状態にあるプラグ4と相手側プラグ3は分離防止のためにともにロックされ、検証要素5はプラグ4から取り外されてプラグ4から離間している。
図6から図10は、本発明によるプラグ結合体2およびプラグイン接続1の第2の実施形態を示す。以下では、第1の実施形態の部分と構成上および/または機能上類似または同一の部分に対して、同じ番号が使用される。以下では、第2の実施形態と第1の実施形態の違いについてのみ説明する。
図6および図7は、本発明によるプラグ結合体2の第2の実施形態を、プラグ4と検証要素5が離間している組立時の構成で示す。
プラグ4は、相手側プラグ3のソケット本体9内に挿入できるプラグ本体9を備える。第2の実施形態のプラグ4は、ラッチング要素10としてラッチング開口10bを備える。このラッチング開口10bは、相手側プラグ3のカウンタラッチング要素11(カウンタラッチング・ラグ11)と係合することができ、図10に示す端部接続構成にあるとき、プラグ4と相手側プラグ3との分離を防止する。ラッチング開口10bは、2つの止め具28、29を備える。第1の止め具は、プラグイン方向Eを向いているラッチング開口10bの側面に形成されるラッチング止め具28である。このラッチング止め具28は、端部接続構成で相手側プラグ3のカウンタラッチング・ラグ11と係合し、プラグ4と相手側プラグ3との分離を防止する。
プラグ4が相手側プラグ3内へプラグイン方向Eに挿入されると、相手側プラグ4のカウンタラッチング・ラグ11は、プラグイン方向Eを向いているプラグ4のラッチング開口10bのラッチング止め具側の縁部30に接触する。ラッチング止め具側の縁部30の領域は、プラグイン方向Eの接続プロセス中にプラグイン方向Eを横断する方向にカウンタラッチング・ラグ11を偏向させるラッチング傾斜31を備える。したがって、カウンタラッチング要素11のアーム32には、プラグイン方向Eから離れる方向を向いているカウンタラッチング要素の端部上にカウンタラッチング・ラグ11が形成されており、アーム32は弾性変形する。端部接続構成では、ラッチング止め具28は、プラグイン方向Eでカウンタラッチング・ラグ11の後ろに配置され、カウンタラッチング・ラグ11と係合する。
プラグイン方向Eとは逆向きに配置されたラッチング開口10bの端部に配置された止め面は、固定止め具29である。この固定止め具29は、プラグ4の第2の固定手段18を形成し、検証要素5上に形成された接続要素16の第1の固定手段18とともに検証要素5を強固に取り付ける。
第2の実施形態の検証要素5もまた、第1の実施形態のガイドピン14と実質上一致する2つのガイドピン14を備える。但し、第2の実施形態では検証要素5上に接続棒が設けられないため、第2の実施形態のガイドピンは、プラグイン方向Eに実質上自由に突出する。しかし、接続要素16はこの場合もばねアーム17を備えるが、ばねアーム17は、ガイドアーム14と単一の平面内に配置されるのではなく、2つのガイドアーム14が延びる平面からわずかに横方向に突出する。ガイドアーム14が延びる平面からのばねアーム17の傾斜角は、約10°から20°である。
この実施形態の第1の固定手段18は、プラグイン方向Eを向いているばねアーム17の端部より上へ持ち上げられる固定ラグ18bである。プラグイン方向Eを向いている固定ラグの側面は丸みを帯びており、偏向傾斜21を形成する。固定ラグ18bは、水平方向に形成されたL字状の取付け部35によってばねアーム17の反対側で広げられ、固定面が拡大される。この固定面を介して、固定ラグ18bは、プレ接続構成でラッチング開口10bと係合される。
本発明による第2の実施形態におけるプラグ結合体2の遷移プロセス中に、検証要素5は、プラグ4の挿入シャフト33内へ実質上プラグイン方向Eに挿入される。したがって、挿入方向は、検証要素5の2つのガイドピン14および挿入シャフト33の対応するガイド溝(図示せず)によって、制御された形で案内される。挿入方向は、実質上プラグイン方向Eに延びるプラグ4のガイド溝によって提供される。
検証要素5とプラグ4が離間している図6および図7に示す組立時の構成から、図8に示すプレ接続構成への遷移中に、接続要素16を介して検証要素5がプラグ4に強固に取り付けられる。検証要素5の取り外し防止のためである。
検証要素5を挿入シャフト33内へプラグイン方向Eに挿入すると、プラグイン方向Eを向いている固定ラグ18bの偏向傾斜21は、プラグ筐体9のうちの固定止め具29に隣接する領域に接触する。すると、ばねアーム17は、実質上プラグイン方向Eに延びるように偏向される。固定ラグ18bは、プラグイン方向にさらに案内されると、プラグ4のカウンタラッチング開口10bに接触してカウンタラッチング開口10bによってロックされる。ばねアーム17は、プラグイン方向Eを横断する方向を向いたその遊び位置に戻る。
図8に示すこのプレ接続構成では、固定ラグ18bの止め面34(プラグイン方向Eとは逆向きの側面)は、ラッチング開口10bの固定止め面29と係合する。固定ラグ18bは、プラグイン方向Eで固定止め具29の後ろに配置され、検証要素5が、プラグイン方向Eとは逆向きに延びる取外し方向Aに取り外されるのを防止する。L字状の取付け部35は、固定止め具29の突起36上に配置される。突起36は、プレ接続構成で、L字状の取付け部35によって形成された角度で配置される。取付け部35の水平方向の外面はまた、ラッチング開口10bの縁部に配置される。したがって、取付け部35は、固定ラグ18bを、プラグイン方向Eとは逆向きに固定するだけでなく、プラグイン方向Eを横断する方向にも固定する。固定ラグ18bを固定止め具29から解除する唯一の方法は、ばねアームをプラグイン方向Eに移動させるように、プラグの内側空間の方向に固定ラグ18bを偏向させることである。
プラグイン方向Eでは、プラグ本体9に接触する検証要素5の操作面15と、プラグイン方向Eを向いてラッチング開口10bのラッチング止め具28上に配置された固定ラグ18bの先端部の両方が、プラグイン方向における移動量を定める。検証要素5は、ガイド溝内に配置されたガイドピン14によって、プラグイン方向Eを横断する方向に固定される。このようにして、プレ接続構成で、検証要素5はプラグ4に強固に取り付けられる。検証要素5の取り外しを防止するためである。
図8のプレ接続構成でプラグ結合体2が相手側プラグ3にプラグイン方向Eに接続されると、プラグ4と相手側プラグ3はともにロックされ、同時に検証要素5の取付けが解除される。これを、図9に示す。
固定ラグ18b(第2の実施形態における第1の固定手段18)は、検証要素5をプラグ4に取り付ける取付け部として、ラッチング開口10b(プラグ4における第2の固定手段)の固定止め具29と協働する。プレ接続構成で固定ラグ18bは、プラグ4のうち、端部接続構成で相手側プラグ3のカウンタラッチング要素11が配置される領域内に配置される。端部接続構成では、相手側プラグ4のカウンタラッチング・ラグ11は、検証要素5におけるばねアーム17の固定ラグ18bを押しのける。これにより、ばねアーム17を偏向させ、変形させて図9に示す解除位置に移す。この解除位置では、ばねアーム17は、実質上プラグイン方向Eに延びる。偏向の結果、固定ラグ18bの止め面34は、ラッチング開口10の固定止め具29との係合から外れ、また接続要素16、すなわちばねアーム17は検証要素5の固定ラグ18bとともに、取外し方向Aに解除される。したがって、端部接続構成で、プラグ4が相手側プラグ3とロックされて引き抜かれないように固定されるとすぐ、検証要素5をプラグから取外し方向Aに取り外すことができる。検証要素5が取り外され、分離が防止されたプラグイン接続のこの端部位置を、図10に示す。

Claims (7)

  1. プラグ(4)、相手側プラグ(3)、および検証要素(5)を使用して分離を防止したプラグイン接続(1)の接続状態検査方法であって、
    前記検証要素(5)前記プラグ(4)への強固な取付けによって、前記検証要素(5)と前記プラグ(4)がともにロックされるステップaと、
    前記プラグ(4)と前記相手側プラグ(3)をプラグイン方向(E)に接続するステップbと、
    前記プラグ(4)と前記相手側プラグ(3)をともにロックすることによって、同時に前記検証要素(5)の前記取付けを解除するステップcと、
    前記プラグイン方向(E)とは逆向きに、前記検証要素(5)を前記プラグ(4)から取り外すステップdとを含む、方法であって、
    前記プラグ(4)は、前記相手側プラグ(3)の少なくとも1つのカウンタラッチング要素(11)と係合可能な少なくとも1つのラッチング要素(10)を備え、
    前記検証要素(5)は、前記検証要素(5)の一部である接続要素(16)を介して前記プラグ(4)への強固な前記取付けが可能であり、
    前記接続要素(16)は、前記接続要素(16)の前記取付けが解除されて前記検証要素(5)を前記プラグ(4)から取り外し可能な解除位置内へ、前記カウンタラッチング要素(11)によって案内されうるように配置された解除手段(18、18a)を備え、
    前記検証要素(5)は、前記検証要素(5)の幅方向略中央から前記プラグイン方向(E)に延びる弾性変形可能なばねアーム(17)を有し、
    前記ばねアーム(17)は、その先端に、前記プラグイン方向(E)を横断する方向に配置された偏向傾斜21を備えるフック(19)を備え、
    前記解除手段(18、18a)が、前記ばねアーム(17)上に形成されるとともに、
    前記ばねアーム(17)が、前記ばねアーム(17)内に形成された固定凹部(18a)である第1の固定手段(18)を備え、
    前記第1の固定手段(18)前記ラッチング要素(10)を係合することにより、前記ステップaにおける前記検証要素(5)の前記取付けを形成することを特徴とする、
    プラグイン接続(1)の接続状態検査方法。
  2. 検査可能なプラグイン接続(1)用のプラグ結合体(2)であって、
    前記プラグ結合体(2)は、
    相手側プラグ(3)の少なくとも1つのカウンタラッチング要素(11)と係合可能な少なくとも1つのラッチング要素(10)を備えるプラグ(4)であって、端部接続構成にあるとき、前記プラグ(4)と前記相手側プラグ(3)との分離を防止するように構成されるプラグ(4)と、
    検証要素(5)の一部である接続要素(16)を介して前記プラグ(4)への強固な取付けが可能な前記検証要素(5)とを有し、
    前記プラグ結合体(2)は、前記プラグ(4)と前記検証要素(5)が互いから離間している組立時の構成から、前記検証要素(5)の取り外し防止のために前記接続要素(16)を介して前記検証要素(5)が前記プラグ(4)に強固に取り付けられているプレ接続構成に移行可能に構成され、
    前記接続要素(16)が、前記接続要素(16)の前記取付けが解除されて前記検証要素(5)を前記プラグ(4)から取り外し可能な解除位置内へ、前記カウンタラッチング要素(11)によって案内されうるように配置された解除手段(18、18a)を備えるとともに、
    前記検証要素(5)は、前記検証要素(5)の幅方向略中央からプラグイン方向(E)に延びる弾性変形可能なばねアーム(17)を有し、
    前記ばねアーム(17)は、その先端に、前記プラグイン方向(E)を横断する方向に配置された偏向傾斜21を備えるフック(19)を備え、
    前記解除手段(18、18a)が、前記接続要素(16)の弾性変形可能なばねアーム(17)上に形成されるとともに、
    前記ばねアーム(17)が、前記ばねアーム(17)内に形成された固定凹部(18a)である第1の固定手段(18)を備え、
    前記第1の固定手段(18)前記ラッチング要素(10)を係合することにより、前記検証要素(5)の前記取付けを形成することを特徴とする、プラグ結合体(2)。
  3. 前記解除手段(18、18a)が、前記端部接続構成で前記少なくとも1つのカウンタラッチング要素(11)が配置される領域内に配置されることを特徴とする、請求項2に記載のプラグ結合体。
  4. 前記第1の固定手段(18)は、第2の固定手段(10、29)とともに前記プレ接続構成で前記接続要素(5)の前記取付けを形成することを特徴とする、請求項2または3に記載のプラグ結合体(2)。
  5. 前記プラグ(4)が、前記検証要素(5)を取り外すために、取外し方向(A)に延びるガイド(13)を備えることを特徴とする、請求項2からのいずれか一項に記載のプラグ結合体(2)。
  6. 前記ガイド(13)が、前記取外し方向(A)に実質上延びる少なくとも1つのガイド溝(13a)を備え、
    前記ガイド溝が、前記検証要素(5)の少なくとも1つのガイド突起(14)と協働するように構成されることを特徴とする、請求項に記載のプラグ結合体(2)。
  7. 検査可能なプラグイン接続構造(1)であって、
    前記プラグイン接続構造(1)は、
    少なくとも1つのラッチング要素(10)を有するプラグ(4)と、
    取り外されるのを防止するように、検証要素(5)の一部である接続要素(16)を介して前記プラグ(4)に固定される前記検証要素(5)と、
    前記プラグ(4)に接続でき、少なくとも1つのカウンタラッチング要素(11)を備える相手側プラグ(3)とを備え、
    前記プラグイン接続構造(1)において、前記検証要素(5)が前記プラグ(4)から取り外されるのを前記接続要素(16)が防止し、
    前記プラグ(4)と前記相手側プラグ(3)が互いから離間しているプレ接続構成から、前記少なくとも1つのカウンタラッチング要素(11)が前記少なくとも1つのラッチング要素(10)と係合して前記プラグ(4)と前記相手側プラグ(3)との分離を防止する端部接続構成に移行可能に構成され、
    前記端部接続構成で、前記接続要素(16)が前記少なくとも1つのカウンタラッチング要素(11)との接続が解除されて前記検証要素(5)を前記プラグ(4)から取り外すことができるプラグイン接続構造(1)であって、
    前記接続要素(16)は、前記接続要素(16)の取付けが解除されて前記検証要素(5)を前記プラグ(4)から取り外し可能な解除位置内へ、前記カウンタラッチング要素(11)によって案内されうるように配置された解除手段(18、18a)を備え、
    前記検証要素(5)は、前記検証要素(5)の幅方向略中央からプラグイン方向(E)に延びる弾性変形可能なばねアーム(17)を有し、
    前記ばねアーム(17)は、その先端に、前記プラグイン方向(E)を横断する方向に配置された偏向傾斜21を備えるフック(19)を備え、
    前記解除手段(18、18a)が、前記接続要素(16)の弾性変形可能なばねアーム(17)上に形成されるとともに、
    前記ばねアーム(17)が、前記ばねアーム(17)内に形成された固定凹部(18a)である第1の固定手段(18)を備え、
    前記第1の固定手段(18)前記ラッチング要素(10)を係合することにより、前記検証要素(5)の取付けを形成することを特徴とする、プラグイン接続構造(1)。
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