JP3433689B2 - ジョイントコネクタ - Google Patents

ジョイントコネクタ

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JP3433689B2
JP3433689B2 JP03778999A JP3778999A JP3433689B2 JP 3433689 B2 JP3433689 B2 JP 3433689B2 JP 03778999 A JP03778999 A JP 03778999A JP 3778999 A JP3778999 A JP 3778999A JP 3433689 B2 JP3433689 B2 JP 3433689B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジョイントコネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のジョイントコネクタとして、実開
平2−61083号公報に記載されたものが知られてい
る。このジョイントコネクタ1は、図13及び図14に
示すように、ジョイント端子2を備えたジョイントハウ
ジング3と、雌側端子金具4を収容する複数のキャビテ
ィ5を設けた雌側コネクタハウジング6とを備えてい
る。両ハウジング3,6は互いに嵌合可能とされてお
り、より浅い位置で嵌合する仮嵌合状態(図13参照)
と、それよりも深い位置で嵌合して両端子2,4が接続
する本嵌合状態(図14参照)との2つの嵌合状態が設
けられている。このジョイントコネクタ1の組付け作業
においては、両ハウジング3,6を仮嵌合状態として一
体化してから雌側端子金具4の装着作業を行う。各雌側
端子金具4は図示しない電線に接続されており、雌側コ
ネクタハウジング5にはその配線状況に応じて雌側端子
金具4が選択的に装着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、組付け作業
においてはキャビティ5に誤った雌側端子金具4を挿入
してしまう場合がある。そのため、各キャビティ5に正
しい雌側端子金具4が挿入されたか否かを導通検査によ
りチェックすることが望ましいが、例えば雌側コネクタ
ハウジング6の前面側(ジョイントハウジング3の嵌合
される側)の開口等から導通検査用のプローブを挿入し
て雌側端子金具4に当接させる場合には、一度両ハウジ
ング3,6を離脱させてから検査を行い、再び両者を嵌
合させるという煩雑な作業が必要となる。本発明は、上
記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、両ハウジ
ングを離脱することなく導通検査を行えるジョイントコ
ネクタを提供することある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1の発明に係るジョイントコネクタは、相手
側のジョイント端子に連結可能な雌側端子金具と、この
雌側端子金具を収容可能かつ雌側端子金具に弾性的に係
合して抜止保持する弾性係止片を設けたキャビティを備
えた雌側コネクタハウジングと、前記雌側端子金具の複
数間を短絡させるジョイント端子と、このジョイント端
子を備えかつ前記雌側コネクタハウジングと互いに嵌合
可能なジョイントハウジングとを備えたジョイントコネ
クタであって、前記両ハウジングが嵌合するときには、
より浅く嵌合する仮嵌合状態と、これよりも深く嵌合し
て前記雌側端子金具と前記ジョイント端子とが接続する
本嵌合状態との二つの嵌合状態が設けられており、かつ
前記雌側コネクタハウジングの外壁には、前記両ハウジ
ングが嵌合された状態において、前記外壁の外側から導
通検査用治具を挿入したとき、その導通検査用治具と前
記雌側端子金具との電気的接触を許容する導通検査口が
設けられる一方、前記ジョイントハウジングには、前記
両ハウジングが、前記仮嵌合状態にあるときには前記導
通検査口を開放し、前記本嵌合状態にあるときには前記
導通検査口を閉塞する検査口閉鎖部が形成されている
ころに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記キャビティには、前記雌側端子金具がこ
のキャビティ内に装着されたときに弾性的に係合して抜
止保持する弾性係止片が設けられており、前記導通検査
口は、前記雌側端子金具と前記弾性係止片との係合を解
除するための係合解除用治具を挿入して、前記雌側端子
金具と前記弾性係止片との係合を解除する操作を許容す
る係合解除用開口を兼ねているところに特徴を有する。
【0006】請求項3の発明は、請求項2に記載のもの
において、前記検査口閉鎖部には、前記両ハウジングが
前記本嵌合状態に至ったときに、前記弾性係止片が撓み
変形するときの撓み空間に挿入されて、前記弾性係止片
の撓み変形を規制する撓み規制部が備えられているとこ
ろに特徴を有する。
【0007】
【0008】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、両
ハウジングを嵌合した状態で雌側端子金具の導通検査を
行うことができるため、作業性が向上する。また、両ハ
ウジングを仮嵌合状態から本嵌合状態に移行させると同
時に導通検査口が閉塞されるため作業性が良好である。
【0009】請求項2の発明によれば、導通検査口を利
用して係合解除操作ができる。
【0010】請求項3の発明によれば、両ハウジングの
嵌合操作に伴って、弾性係止片の撓み変形が規制される
ため雌側端子金具が確実に抜止めされる。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図1〜図10を参照して説明する。本実施形態のジ
ョイントコネクタ10は、複数の雌側端子金具40を収
容する雌側コネクタハウジング20と、各雌側端子金具
40に連結されるジョイント端子32を備えたジョイン
トハウジング30とを備えている。両ハウジング20,
30は、互いに嵌合可能とされている。なお、以下の説
明において、両ハウジング20,30が相手側ハウジン
グと嵌合する側をそれぞれ前側とする。
【0013】雌側コネクタハウジング20は、図3〜図
5に示すように、合成樹脂材により前後に開口する箱形
に形成されており、その内部は区画壁24により前後に
区画されている。この区画壁24より後側には、雌側端
子金具40を個別に収容可能なキャビティ21が左右方
向に4個並設されており、各キャビティ21内には後方
に開口する端子挿入口21Aより雌側端子金具40が挿
入可能とされている。また、各キャビティ21の前側
は、区画壁24を貫通してタブ挿入口24Aが設けられ
ており、後述するジョイント端子32のタブ34が各タ
ブ挿入口24Aを通してキャビティ21内に挿入される
ようになっている。
【0014】各キャビティ21の底面には、中央から前
方に向けて片持ち状に延出するランス22が一体に成形
されており、このランス22は下方に形成された撓み空
間23へ弾性変形可能とされている。また、ランス22
の先端には、キャビティ21内に突出する係止突部22
Aが設けられており、雌形端子金具40に係合してその
雌側端子金具40を抜止保持できるようになっている。
【0015】雌側コネクタハウジング20の底面には、
外側からキャビティ21の下方、撓み空間23の前方の
空間に連通する導通検査孔25が、各キャビティ21に
対応して設けられている。各導通検査口25は方形をな
しており、後述する導通検査用のプローブ50の挿入を
許容する大きさとされている。また、この導通検査口2
5は係合解除用開口を兼ねており、後述のように、ラン
ス22と雌側端子金具40との係合を解除する係合解除
用治具51を挿入して、その係合を解除する操作をも許
容している。
【0016】区画壁24の前側には、筒状に形成される
嵌合部26が備えられており、この嵌合部26内にはジ
ョイントハウジング30が嵌入可能とされている。ま
た、嵌合部26の底面からは左右一対の案内片28が突
設されている。この案内片28を後述するジョイントハ
ウジング30に凹設されている案内溝31に嵌め込むこ
とでジョイントハウジング30を嵌合部26内に円滑に
導き入れることができるとともに、ジョイントハウジン
グ30の逆挿入防止として機能する。また、嵌合部26
の底面にはロック孔27が方形に開口されており、この
ロック孔27の前側孔縁から嵌合部26底面の前端縁ま
での部分は係止部29とされている。このロック孔27
及び係止部29には、後述するようにジョイントハウジ
ング30に備えられた本係止突起37A及び仮係止突起
38が係合可能とされている。
【0017】雌側コネクタハウジング20に収容される
雌側端子金具40は、導電性の金属板材を折り曲げ加工
して形成されている(図7参照)。この雌側端子金具4
0の前側には、後述するタブ34を連結可能な角筒状の
連結部41が備えられており、この連結部41内にはタ
ブ34に弾性的に接触する弾性接触片42が設けられて
いる。また、連結部41の底面には、ランス22の係止
突部22Aと係合可能なランス係合孔44が設けられて
いる。さらに、連結部41の後端側にはバレル部43が
備えられており、ここには電線45の端末がかしめ接続
されている。
【0018】一方、ジョイントハウジング30は、合成
樹脂材により略箱形に形成されており、その外径は嵌合
部26の内径より僅かに小さくされている。ジョイント
ハウジング30の底面には、左右一対の案内溝31が凹
設されており、前述のようにこの案内溝31に案内片2
8を嵌め込んで、ジョイントハウジング30全体を嵌合
部26内に導き入れることができる。
【0019】ジョイントハウジング30の底面には、ロ
ック片37が後方へ向けて片持ち状に一体成形されてい
る。このロック片37は、上下方向に弾性変形可能とさ
れており、下方に突出するロック突部37Aが備えられ
ている。また、このロック片37の付け根付近には下方
へ楔状に突出するごく小さな突起38が一対設けられて
いる。ここで、両ハウジング20,30の嵌合状態に
は、ジョイントハウジング30が嵌合部26に対してよ
り浅い位置で嵌合する仮嵌合状態(図6参照)と、それ
よりも深い位置で嵌合する本嵌合状態(図9参照)の2
つの嵌合状態が設けられており、仮嵌合状態においては
ロック突部37Aと突起38との間に係止部29が係合
する。また、本嵌合状態においてはジョイントハウジン
グ30の前面が区画壁24に突き当たるとともに、ロッ
ク突部38がロック孔27の内側に係合する。
【0020】また、ジョイントハウジング30には、ジ
ョイント端子32が圧入されて一体となっている。この
ジョイント端子32は、導電性の金属板材により形成さ
れており、ジョイントハウジング30内に圧入された基
部33より、4本のタブ34が雌側コネクタハウジング
20側へ整列して突設されている。両ハウジング20,
30が仮嵌合状態にあるときには、各タブ34はキャビ
ティ21内には突出せず、キャビティ21内の雌側端子
金具40とは接触しない。また、両ハウジング20,3
0が本嵌合状態にあるときには、各タブ34はそれぞれ
タブ挿入口24Aを貫通してキャビティ21内に突出
し、キャビティ21内の雌側端子金具40と連結される
ことで各雌側端子金具40間がジョイント端子32を介
して短絡されるようになっている。
【0021】ジョイントハウジング30の底面からは、
雌側コネクタハウジング20側へ4片の板状の検査口閉
鎖部35が突設されている。各検査口閉鎖部35は、各
導通検査口25の位置に対応しており、仮嵌合状態にお
いては導通検査口25を開放し、本嵌合状態においては
導通検査口25を閉塞するように設定されている。ま
た、検査口閉鎖部35の先端は撓み規制部36とされて
おり、本嵌合状態において、ランス22の撓み空間23
内に位置してランス22の撓み変形が規制される。
【0022】次に、上記のように構成された本実施形態
のジョイントコネクタ10の組付け手順について説明す
る。まず、ジョイントハウジング30を嵌合部26内に
嵌入していく。すると、仮係止突起38が係止部29に
突き当たり、係止部29が外側に押されて僅かに撓み変
形しながら、ジョイントハウジング30が嵌合部26内
に挿入される。さらにジョイントハウジング30を押し
込んでいき仮係止突起38がロック孔27の孔縁に至る
と、係止部29が復元するとともに、係止部29が仮係
止突起38と本係止突起37Aとの間に入り込んで係合
し、両ハウジング20,30が仮嵌合状態に保持される
(図6参照)。このとき、導通検査口25は、依然とし
て開放された状態にある。
【0023】このように両ハウジング20,30を仮嵌
合状態として、所定の作業場所へ一体に運搬する。ま
た、この仮嵌合状態においては、ジョイントコネクタ3
0から突出するジョイント端子32が嵌合部26内に収
容されており、外部に露出しないため、ジョイント端子
32の変形・破損が防止される。
【0024】次に、雌側端子金具40を所定のキャビテ
ィ21に挿入する。すると、ランス22の係止突部22
Aが連結部41の底面に当接して、ランス22が撓み空
間23側に撓み変形する。雌側端子金具40が正規の位
置まで押し込まれると、ランス22が復元するとともに
係止突部22Aがランス係合孔44の内側に係合し、雌
側端子金具40がキャビティ21内に抜止保持される
(図7参照)。
【0025】続いて、各キャビティ21に正しい雌形端
子金具40が挿入されたか否かを調べるために導通検査
を行う(図7参照)。この導通検査には導電性金属材よ
りなる棒状のプローブ50が用いられる。プローブ50
の先端部は図示しないスプリングにより常に突出方向に
付勢されており、この先端部を雌側端子金具40の壁面
に対し弾性的に押し当てることにより両者40,50が
電気的に接続される。このプローブ50は、図示しない
導通検査用回路と接続されており、これによってキャビ
ティ21内の雌側端子金具40とその雌側端子金具40
に接続された電線45の他端側に接続された端子金具
(図示しない)との導通状態が検出されるようになって
いる。ここで、前述のように雌側コネクタハウジング2
0の底面には、外側からキャビティ21の下方の空間に
連通する導通検査口25が設けられており、この導通検
査口25は両ハウジング20,30が仮嵌合状態にある
ときには開放されている。プローブ50は雌側コネクタ
ハウジング20の外側から各導通検査口25に挿入さ
れ、キャビティ21の下方の空間に進入して雌側端子金
具40の底面に押し当てられる。こうしてプローブ50
と雌側端子金具40とが電気的に接触し、導通検査用回
路により両者の導通状態が検出される。
【0026】上記のようにして導通検査を行った結果、
キャビティ21に誤った雌側端子金具40が挿入された
ことが判明した場合には、その雌側端子金具40の抜き
取り作業を行う。雌側端子金具40の抜き取り作業に
は、ランス22の係合を解除するための棒状の係合解除
用治具51を用いる。この係合解除用治具51を係合解
除用開口を兼ねる導通検査口25から雌側コネクタハウ
ジング20内に斜めに挿入してランス22の先端に引掛
け、ランス22を下方に押し下げて、係止突部22Aと
ランス係合孔44との係合を解除した後、雌側端子金具
40をキャビティ21から抜き出す。こうして誤った雌
側端子金具40を抜き出したら、次に正規の雌側端子金
具40をそのキャビティ21に挿入する。
【0027】さて、以上のようにして、各キャビティ2
1に予定通りに雌側端子金具40が挿入されたことを確
認したところで、仮嵌合状態のジョイントハウジング3
0を雌側コネクタハウジング20側へさらに押し込む。
すると、本係止突起37Aが係止部29により嵌合部2
6の内側へ押し込まれ、ロック片37が上方に弾性変形
する。そのままジョイントハウジング30を押し込み、
本係止突起37Aがロック孔27に至ると、ロック片3
7が復元するとともに本係止突起37Aがロック孔27
の内側に入り込んで係合し、両ハウジング20,30が
本嵌合状態に保持される(図9参照)。このとき、タブ
34が連結部41に連結して両端子金具32,40が接
続され、各雌側端子金具40間がジョイント端子32を
介して短絡される。さらに、この押し込み操作のときに
は、検査口閉鎖部35が導通検査口25を閉鎖するよう
に移動するとともに、撓み規制部36が撓み空間23に
挿入されることで、ランス22の撓み規制がなされるよ
うになっている。
【0028】なお、上記のように両ハウジング20,3
0を仮嵌合状態から本嵌合状態に移行させる際、雌側端
子金具40が正規位置に達していない半挿入状態にあっ
た場合には、ランス22が撓み空間23に弾性変形した
状態にあるため、図10に示すように撓み規制部36の
先端がランス22に当接し、それ以上の挿入ができな
い。これにより雌形端子金具40の半挿入状態が検知さ
れるため、この場合にはその雌側端子金具40を正規位
置まで押し込んでから、再びジョイントハウジング30
を嵌合部26に押し込む。なお、雌側端子金具40の半
挿入状態は、導通検査口25を通してキャビティ21内
を目視することによっても確認できる。
【0029】以上のように、本実施形態によれば、両ハ
ウジング20,30が嵌合された状態あっても雌側端子
金具40の導通検査を行うことができるため、作業性が
向上する。また、両ハウジング20,30を仮嵌合状態
から本嵌合状態に移行させると同時に導通検査口25が
閉塞されるため作業性が良好である。さらに、両ハウジ
ング20,30の嵌合操作に伴って、撓み規制部36に
よりランス22の撓み変形が規制されるため雌側端子金
具40が確実に抜止めされる。この撓み規制部36は、
挿入口閉鎖部35と共通の部材であるから、構造が簡単
である。また、導通検査口25が係合解除用開口を兼ね
ているため、導通検査口25を利用して係合解除操作が
できる。
【0030】〈他の実施形態〉本発明は上記の記述及び
図面によって説明した実施の形態に限定されるものでは
なく、例えば次のような実施の形態も本発明の技術的範
囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範
囲内で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では、雌側コネクタハウジング20
内にキャビティ21を4個並設したものを示したが、キ
ャビティの個数は4個に限定されず、3個以下でも5個
以上でもよい。 (2)上記実施形態では、導通検査口25をキャビティ
21の下方に設けたが、導通検査口25はキャビティ2
1の上方や側方に開口するようにしても良い。 (3)上記実施形態では、上記実施形態では、4片の検
査口閉鎖部35が各導通検査口25を個別に閉塞するよ
うにしたが、雌側コネクタハウジングの外面から一括し
て閉塞するようにしても良い。例えば、図11及び図1
2に示すジョイントコネクタ70では、ジョイントハウ
ジング71側にフード状の嵌合部72が設けられてお
り、この嵌合部72内に雌側コネクタハウジング73が
嵌入されるようになっている。嵌合部72の上面にはロ
ック孔27及び係止部29が設けられており、一方の雌
側コネクタハウジング20の上面には本係止突起37A
及び仮係止突起38が設けられ、これらの部位により前
述の実施形態とほぼ同様にして両ハウジング71,72
が仮嵌合状態と本嵌合状態とに保持されるようになって
いる。本構成では嵌合部72の底面が挿入口閉鎖部74
とされており、両ハウジング71,73を本嵌合状態と
することにより、各導通検査口75が雌側コネクタハウ
ジング73の外側から一括して閉塞されるようになって
いる。また、撓み規制部76は、挿入口閉鎖部74と
は、別に設けられているがこのようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるジョイントコネクタの側
面図
【図2】ジョイントコネクタの底面図
【図3】ジョイントハウジングの正面図
【図4】雌側コネクタハウジングの正面図
【図5】ジョイントコネクタの側断面図
【図6】ジョイントコネクタが仮嵌合状態にあるときの
側断面図
【図7】ジョイントコネクタに雌側端子金具を装着した
ときの側断面図
【図8】ランスの係合解除操作を示す側断面図
【図9】ジョイントコネクタが本嵌合状態にあるときの
側断面図
【図10】半挿入検知の様子を示す側断面図
【図11】他の実施形態におけるジョイントコネクタが
仮嵌合状態にあるときの側断面図
【図12】ジョイントコネクタが本嵌合状態にあるとき
の側断面図
【図13】従来例におけるジョイントコネクタが仮嵌合
状態にあるときの側断面図
【図14】従来例におけるジョイントコネクタが本嵌合
状態にあるときの側断面図
【符号の説明】
10…ジョイントコネクタ 20…雌側コネクタハウジング 21…キャビティ 22…ランス(弾性係止片) 23…撓み空間 25…導通検査口 30…ジョイントハウジング 32…ジョイント端子 33…基部 34…タブ 35…検査口閉鎖部 36…撓み規制部 40…雌側端子金具 41…連結部 50…プローブ(導通検査用治具) 51…係合解除用治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/42 G01R 31/04 H01R 13/46 H01R 43/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側のジョイント端子に連結可能な雌
    側端子金具と、この雌側端子金具を収容可能かつ雌側端
    子金具に弾性的に係合して抜止保持する弾性係止片を設
    けたキャビティを備えた雌側コネクタハウジングと、前
    記雌側端子金具の複数間を短絡させるジョイント端子
    と、このジョイント端子を備えかつ前記雌側コネクタハ
    ウジングと互いに嵌合可能なジョイントハウジングとを
    備えたジョイントコネクタであって、前記両ハウジングが嵌合するときには、より浅く嵌合す
    る仮嵌合状態と、これよりも深く嵌合して前記雌側端子
    金具と前記ジョイント端子とが接続する本嵌合状態との
    二つの嵌合状態が設けられており、 かつ前記雌側コネクタハウジングの外壁には、前記両ハ
    ウジングが嵌合された状態において、前記外壁の外側か
    ら導通検査用治具を挿入したとき、その導通検査用治具
    と前記雌側端子金具との電気的接触を許容する導通検査
    口が設けられる一方、前記ジョイントハウジングには、
    前記両ハウジングが、前記仮嵌合状態にあるときには前
    記導通検査口を開放し、前記本嵌合状態にあるときには
    前記導通検査口を閉塞する検査口閉鎖部が形成されてい
    ことを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記キャビティには、前記雌側端子金具
    がこのキャビティ内に装着されたときに弾性的に係合し
    て抜止保持する弾性係止片が設けられており、前記導通
    検査口は、前記雌側端子金具と前記弾性係止片との係合
    を解除するための係合解除用治具を挿入して、前記雌側
    端子金具と前記弾性係止片との係合を解除する操作を許
    容する係合解除用開口を兼ねることを特徴とする請求項
    1に記載のジョイントコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記検査口閉鎖部には、前記両ハウジン
    グが前記本嵌合状態に至ったときに、前記弾性係止片が
    撓み変形するときの撓み空間に挿入されて、前記弾性係
    止片の撓み変形を規制する撓み規制部が備えられている
    ことを特徴とする請求項2に記載のジョイントコネク
    タ。
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