JP5614205B2 - 電子部品 - Google Patents
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Description
本発明の第2の形態に係る電子部品は、複数の絶縁体層が積層されて構成されている積層体と、前記積層体内に設けられ、かつ、互いに電磁気結合することによってコモンモードチョークコイルを構成している第1のコイル導体及び第2のコイル導体と、前記第1のコイル導体の一方の端部から前記積層体の側面まで引き出されている第1の引き出し導体と、前記第2のコイル導体の一方の端部から前記積層体の側面まで引き出されている第2の引き出し導体であって、積層方向から平面視したときに、該第2のコイル導体の一方の端部から該積層体の側面までの間において前記第1の引き出し導体と重なっている第2の引き出し導体と、前記積層体の側面に設けられている第1の外部電極及び第2の外部電極であって、前記第1の引き出し導体及び前記第2の引き出し導体のそれぞれに接続されている第1の外部電極及び第2の外部電極と、を備えており、前記第1の引き出し導体と前記第2の引き出し導体とは、一致した状態で重なっており、前記第1の外部電極は、積層方向に延在している第1の本体部と、前記第1の本体部から所定方向に突出しており、かつ、前記第1の引き出し導体が前記積層体の側面に引き出されている部分を覆う第1の枝部と、を含んでおり、前記第2の外部電極は、積層方向に延在している第2の本体部と、前記第2の本体部から前記所定方向の反対方向に突出しており、かつ、前記第2の引き出し導体が前記積層体の側面に引き出されている部分を覆う第2の枝部と、を含んでおり、前記第1の枝部と前記第2の枝部とは、前記所定方向に直交する方向に並んでいること、を特徴とする。
本発明の第3の形態に係る電子部品は、複数の絶縁体層が積層されて構成されている積層体と、前記積層体内に設けられ、かつ、互いに電磁気結合することによってコモンモードチョークコイルを構成している第1のコイル導体及び第2のコイル導体と、前記第1のコイル導体の一方の端部から前記積層体の側面まで引き出されている第1の引き出し導体と、前記第2のコイル導体の一方の端部から前記積層体の側面まで引き出されている第2の引き出し導体であって、積層方向から平面視したときに、該第2のコイル導体の一方の端部から該積層体の側面までの間において前記第1の引き出し導体と重なっている第2の引き出し導体と、前記積層体の側面に設けられている第1の外部電極及び第2の外部電極であって、前記第1の引き出し導体及び前記第2の引き出し導体のそれぞれに接続されている第1の外部電極及び第2の外部電極と、を備えており、前記第1の引き出し導体と前記第2の引き出し導体とは、線幅方向にずらされた状態で重なっていること、を特徴とする。
まず、電子部品の構成について図面を参照しながら説明する。図1は、電子部品10の外観斜視図である。図2は、電子部品10の積層体12の分解斜視図である。以下では、積層体12の積層方向をz軸方向と定義する。積層体12をz軸方向から平面視したときの積層体12の2辺が延在している方向をx軸方向及びy軸方向と定義する。x軸方向、y軸方向及びz軸方向は互いに直交している。
以上のように構成された電子部品10の製造方法について図1及び図2を参照しながら以下に説明する。なお、以下では、図1及び図2に示すように一つの電子部品10の製造方法について説明するが、実際には、複数の積層体12がつながったマザー積層体を作製し、マザー積層体をカットして、積層体12を得る。
以上の電子部品10によれば、インピーダンス整合が崩れることを抑制できる。より詳細には、コモンモードチョークコイル500では、コイルパターン502の渦巻き部分とコイルパターン504の渦巻き部分とは重なっているので、コイルパターン502の渦巻き部分とコイルパターン504の渦巻き部分との間には均一な静電容量が発生している。よって、コイルパターン502,504の渦巻き部分は、等しい特性インピーダンスを有している。一方、引出電極部502a,504aは、図9に示すように重なっていない。そのため、引出電極部502aと引出電極部504aとの間に発生する静電容量は、コイルパターン502の渦巻き部分とコイルパターン504の渦巻き部分との間に発生する静電容量よりも小さくなる。その結果、引出電極部502a,504aの特性インピーダンスは、コイルパターン502,504の渦巻き部分の特性インピーダンスよりも大きくなる。よって、引出電極部502a,504aとコイルパターン502,504の渦巻き部分との間におけるインピーダンス整合が崩れてしまう。
次に、第1の変形例に係る電子部品10aについて図面を参照しながら説明する。図5は、第1の変形例に係る電子部品10aの外観斜視図である。図6は、第1の変形例に係る電子部品10aの積層体12の分解斜視図である。
次に、第2の変形例に係る電子部品10bについて図面を参照しながら説明する。図7は、第2の変形例に係る電子部品10bの外観斜視図である。図8は、第2の変形例に係る電子部品10bの積層体12の分解斜視図である。
本発明に係る電子部品は、前記実施形態及び変形例に係る電子部品10,10a,10bに限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。
12 積層体
14a〜14d 外部電極
16a,16b 磁性体基板
18 誘電体部
18a〜18e 誘電体層
20a,20b コイル導体
22a,22b,24a,24b 引き出し導体
30a,30b,34a,34b 引き出し部
32a,32b,33a,33b,36a,36b 接続部
40a〜40d 本体部
42a〜42d 枝部
Claims (6)
- 複数の絶縁体層が積層されて構成されている積層体と、
前記積層体内に設けられ、かつ、互いに電磁気結合することによってコモンモードチョークコイルを構成している第1のコイル導体及び第2のコイル導体と、
前記第1のコイル導体の一方の端部から前記積層体の側面まで引き出されている第1の引き出し導体と、
前記第2のコイル導体の一方の端部から前記積層体の側面まで引き出されている第2の引き出し導体であって、積層方向から平面視したときに、該第2のコイル導体の一方の端部から該積層体の側面までの間において前記第1の引き出し導体と重なっている第2の引き出し導体と、
前記積層体の側面に設けられている第1の外部電極及び第2の外部電極であって、前記第1の引き出し導体及び前記第2の引き出し導体のそれぞれに接続されている第1の外部電極及び第2の外部電極と、
を備えており、
前記第1の引き出し導体は、前記絶縁体層上において、前記積層体の側面に沿って所定方向に延在しており、
前記第2の引き出し導体は、前記絶縁体層上において、前記積層体の側面に沿って前記所定方向の反対方向に沿って延在しており、
前記第1の外部電極及び前記第2の外部電極はそれぞれ、前記第1の引き出し導体及び前記第2の引き出し導体が前記積層体の側面に沿って延在している部分に接続されており、
前記第1の外部電極は、
積層方向に延在している第1の本体部と、
前記第1の本体部から前記所定方向の反対方向に突出しており、かつ、前記第1の引き出し導体が前記積層体の側面に沿って延在している部分を覆う第1の枝部と、
を含んでおり、
前記第2の外部電極は、
積層方向に延在している第2の本体部と、
前記第2の本体部から前記所定方向に突出しており、かつ、前記第2の引き出し導体が前記積層体の側面に沿って延在している部分を覆う第2の枝部と、
を含んでおり、
前記第1の枝部と前記第2の枝部とは、前記所定方向に直交する方向に並んでいること、
を特徴とする電子部品。 - 複数の絶縁体層が積層されて構成されている積層体と、
前記積層体内に設けられ、かつ、互いに電磁気結合することによってコモンモードチョークコイルを構成している第1のコイル導体及び第2のコイル導体と、
前記第1のコイル導体の一方の端部から前記積層体の側面まで引き出されている第1の引き出し導体と、
前記第2のコイル導体の一方の端部から前記積層体の側面まで引き出されている第2の引き出し導体であって、積層方向から平面視したときに、該第2のコイル導体の一方の端部から該積層体の側面までの間において前記第1の引き出し導体と重なっている第2の引き出し導体と、
前記積層体の側面に設けられている第1の外部電極及び第2の外部電極であって、前記第1の引き出し導体及び前記第2の引き出し導体のそれぞれに接続されている第1の外部電極及び第2の外部電極と、
を備えており、
前記第1の引き出し導体と前記第2の引き出し導体とは、一致した状態で重なっており、
前記第1の外部電極は、
積層方向に延在している第1の本体部と、
前記第1の本体部から所定方向に突出しており、かつ、前記第1の引き出し導体が前記積層体の側面に引き出されている部分を覆う第1の枝部と、
を含んでおり、
前記第2の外部電極は、
積層方向に延在している第2の本体部と、
前記第2の本体部から前記所定方向の反対方向に突出しており、かつ、前記第2の引き出し導体が前記積層体の側面に引き出されている部分を覆う第2の枝部と、
を含んでおり、
前記第1の枝部と前記第2の枝部とは、前記所定方向に直交する方向に並んでいること、
を特徴とする電子部品。 - 複数の絶縁体層が積層されて構成されている積層体と、
前記積層体内に設けられ、かつ、互いに電磁気結合することによってコモンモードチョークコイルを構成している第1のコイル導体及び第2のコイル導体と、
前記第1のコイル導体の一方の端部から前記積層体の側面まで引き出されている第1の引き出し導体と、
前記第2のコイル導体の一方の端部から前記積層体の側面まで引き出されている第2の引き出し導体であって、積層方向から平面視したときに、該第2のコイル導体の一方の端部から該積層体の側面までの間において前記第1の引き出し導体と重なっている第2の引き出し導体と、
前記積層体の側面に設けられている第1の外部電極及び第2の外部電極であって、前記第1の引き出し導体及び前記第2の引き出し導体のそれぞれに接続されている第1の外部電極及び第2の外部電極と、
を備えており、
前記第1の引き出し導体と前記第2の引き出し導体とは、線幅方向にずらされた状態で重なっていること、
を特徴とする電子部品。 - 前記第1の外部電極は、
積層方向に延在している第1の本体部と、
前記第1の本体部から所定方向の反対方向に突出しており、かつ、前記第1の引き出し導体の一部を覆う第1の枝部と、
を含んでおり、
前記第2の外部電極は、
積層方向に延在している第2の本体部と、
前記第2の本体部から前記所定方向に突出しており、かつ、前記第2の引き出し導体の一部を覆う第2の枝部と、
を含んでおり、
前記第1の枝部と前記第2の枝部とは、前記所定方向に並んでいること、
を特徴とする請求項3に記載の電子部品。 - 前記第1のコイル導体は、前記絶縁体層上に設けられており、
前記第2のコイル導体は、前記第1のコイル導体が設けられている前記絶縁体層とは異なる前記絶縁体層上に設けられていること、
を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電子部品。 - 前記第1のコイル導体と前記第2のコイル導体とは、同じ形状を有しており、かつ、積層方向から平面視したときに、一致した状態で重なっていること、
を特徴とする請求項5に記載の電子部品。
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JP2010213920A JP5614205B2 (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 電子部品 |
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JP2010213920A Expired - Fee Related JP5614205B2 (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 電子部品 |
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- 2010-09-24 JP JP2010213920A patent/JP5614205B2/ja not_active Expired - Fee Related
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