JP5614121B2 - 情報処理システム、電話機、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
情報処理システム、電話機、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDFInfo
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Description
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
連絡先情報及び前記連絡先情報の有効期間を記憶する記憶手段と、
電話加入者による通話中の音声に含まれる単語を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記単語が、所定の不審電話特定用キーワードに対応したことを検出するキーワード検出手段と、
前記取得手段によって取得された前記単語が前記所定の不審電話特定用キーワードに対応したことを条件として、前記連絡先情報に対応する連絡先端末に連絡を行なう連絡手段と、
前記電話加入者から連絡先情報及び前記連絡先情報の有効期間の入力を受け付ける受付手段と、
前記受付手段で受け付けた連絡先情報及び前記有効期間を前記記憶手段に登録する登録手段と、
前記有効期間中は前記連絡先情報のキャンセルを不可とする制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
電話加入者が通話を行なうための通話手段と、
連絡先情報及び前記連絡先情報の有効期間を記憶する記憶手段と、
前記通話手段を用いた通話中の音声に含まれる単語を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記単語が、所定のキーワードに対応したことを検出するキーワード検出手段と、
前記取得手段によって取得された前記単語が前記所定のキーワードに対応したことを条件として、前記連絡先情報に対応する連絡先端末に連絡する連絡手段と、
前記電話加入者から連絡先情報の入力を受け付ける受付手段と、
前記受付手段で受け付けた連絡先情報を前記記憶手段に登録する登録手段と、
を備え、
前記受付手段は、前記連絡先情報の有効期間の入力を前記電話加入者から受け付け、
前記登録手段は、前記有効期間を前記記憶手段に登録し、さらに、
前記有効期間中は前記連絡先情報のキャンセルを不可とする制御手段を備え
たことを特徴とする。
電話加入者による通話中の音声に含まれる単語を取得するステップと、
取得された前記単語が、所定の不審電話特定用キーワードに対応したことを検出するステップと、
取得された前記単語が前記所定の不審電話特定用キーワードに対応したことを条件として、記憶手段に記憶された連絡先情報に対応する連絡先端末に連絡を行なうステップと、
前記電話加入者から連絡先情報及び前記連絡先情報の有効期間の入力を受け付けるステップと、
受け付けた前記連絡先情報及び前記有効期間を前記記憶手段に登録するステップと、
前記有効期間中は前記連絡先情報のキャンセルを不可とする制御ステップと、
を含むことを特徴とする。
電話加入者による通話中の音声に含まれる単語を取得するステップと、
取得された前記単語が、所定の不審電話特定用キーワードに対応したことを検出するステップと、
取得された前記単語が前記所定の不審電話特定用キーワードに対応したことを条件として、記憶手段に記憶された連絡先情報に対応する連絡先端末に連絡を行なうステップと、
前記電話加入者から連絡先情報及び前記連絡先情報の有効期間の入力を受け付けるステップと、
受け付けた前記連絡先情報及び前記有効期間を前記記憶手段に登録するステップと、
前記有効期間中は前記連絡先情報のキャンセルを不可とする制御ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
図1に示す情報処理システムは、連絡先情報を記憶する記憶部3を備えている。また、情報処理システムは、電話加入者(電話機利用者)による通話中の音声に含まれる単語を取得する取得部4と、取得部4によって取得された単語が、所定の不審電話特定用キーワードに対応したことを検出するキーワード検出部5とを有する。さらに、情報処理システムは、取得部4によって取得された単語が所定の不審電話特定用キーワードに対応したことを条件として、上記連絡先情報に対応する連絡先端末30に連絡を行う連絡部6を備えている。これに加え、電話加入者から連絡先情報の入力を受け付ける受付部1と、この受付部1で受け付けた連絡先情報を記憶部3に登録する登録部2とを有する。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態において、記憶部3は、物理メモリ上又はストレージ上に設けられる。受付部1、登録部2、取得部4、キーワード検出部5及び連絡部6は、プロセッサが所定のプログラムを実行することによって実現される。記憶部3は、複数の物理メモリ又はストレージに分散されていてもよい。受付部1、登録部2、取得部4、キーワード検出部5及び連絡部6は、複数のプロセッサによる分散処理によって実現されてもよい。
次に、本発明の第3実施形態を図2ないし図4に基づいて説明する。図2に示すように、本実施形態では、第1実施形態で説明した各部1〜6を電話機10に搭載している。また、電話機10は、図示しない通話部を備えている。通話部は、電話機利用者の音声を入力する音声入力部と、通話相手の音声を出力する音声出力部と、電話機利用者の音声を送信すると共に通話相手の音声を受信する送受信部と、これら各部の動作を制御する通話制御部とを備えている。記憶部3は、電話機10が備えるストレージに設けられる。受付部1、登録部2、取得部4、キーワード検出部5及び連絡部6は、電話機10のプロセッサがプログラムを実行することによって実現される。これら各部の機能は、第1実施形態と同一であるため、同一符号を付して重複説明を省略する。電話機10には、携帯電話機、コードレス電話機及び固定電話機が含まれる。電話機10は、IPフォンとして通信を行ってもよい。電話機10は、通信ネットワーク20(通話に使用するネットワーク)を介して連絡先端末30と通信できるようになっている。
この連絡を受けた連絡先端末30は、逆に電話機10に対して連絡を行い、不審通話の連絡を受けたことの確認(応答)を電話機10に返す(S6)。
また、本実施形態では、受付部1が、電話加入者から不審電話特定用キーワードの入力を受け付け、登録部2が、受付部1で受け付けた不審電話特定用キーワードを記憶部3に登録するので、電話加入者が、不審電話特定用キーワードを自由に設定することができる。
次に、本発明の第4実施形態を図5に基づいて説明する。本実施形態において、システムの構成は、第3実施形態として図2に示した構成と同一であるため、重複説明は省略する。
次に、本発明の第5実施形態を図6及び図7に基づいて説明する。本実施形態では、第1実施形態で説明した各部1〜6を通信ネットワーク20上に設けている。電話機10は、この通信ネットワーク20を通じて図示しない他の電話機10との間で通話を行う。また、電話機10は、通信ネットワーク20を介して連絡先端末30と通信できるようになっている。
また、本実施形態において、記憶部3は、通信ネットワーク20上のノードの物理メモリ又はストレージ内に設けられる。受付部1、登録部2、取得部4、キーワード検出部5及び連絡部6は、通信ネットワーク20上のノードにおいてプロセッサがプログラムを実行することによって実現される。各部1〜6は、通信ネットワーク20上の単一のノードに配置されてもよいし、複数のノードに分散して配置されてもよい。各部1〜6が複数のノードに分散して配置される場合、各ノード間の通信によってシステム全体の動作が実現する。
次に、本発明の第6実施形態を図8及び図9に基づいて説明する。本実施形態では、図8に示すように、第1実施形態で説明した各部1〜6を、RAN−GW40(Radio Access Network Gateway)に搭載した構成となっている。RAN−GW40は、小型基地局50と共に、家庭や小規模オフィス向けの超小型の無線基地局システムを構成する。本実施形態において、通話を行う電話機は携帯電話機60であり、RAN−GW40は、携帯電話網とIP網とをつなぐMGW42(Media Gateway)及び制御部41を備えている。携帯電話機60は、小型基地局50、RAN−GW40及び通信ネットワーク20を介して、他の電話機との間で通話できるようになっている。
次に、本発明の第7実施形態を図10及び図11に基づいて説明する。図10に示すシステムでは、図2に示した第3実施形態の構成に加え、キーワードメモリ部7を備えている。その他の構成は第3実施形態と同一なので、同一符号を付して重複説明を省略する。キーワードメモリ部7は、電話機10の物理メモリ又はストレージ内に設けられ、キーワード検出部5において検出された単語を一時的に保持する。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステム又は装置も、本発明の範疇に含まれる。また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、単体の装置に適用しても良い。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の範疇に含まれる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
連絡先情報を記憶する記憶手段と、
通話中の音声に含まれる単語を取得する取得手段と、
取得された前記単語から、不審通話を判定するための所定のキーワードを検出するキーワード検出手段と、
取得された前記単語から前記所定のキーワードを検出したことを条件として、前記連絡先情報に対応する連絡先端末に連絡を行なう連絡手段と、
前記連絡先情報の入力を受け付ける受付手段と、
前記受付手段で受け付けた前記連絡先情報を前記記憶手段に登録する登録手段と、
を備えたことを特徴とする情報処理システム。
(付記2)
前記連絡手段は、前記キーワード検出手段が前記所定のキーワードを所定回数検出した場合に前記連絡先端末への連絡を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
(付記3)
前記受付手段は、前記連絡先情報の有効期間の入力を受け付け、
前記登録手段は、前記有効期間を前記記憶手段に登録し、さらに、
前記有効期間中は前記連絡先情報のキャンセルを不可とする制御手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。ム。
(付記4)
前記連絡手段は、前記取得手段によって取得された前記単語であって、前記所定のキーワードに対応した単語を前記連絡先端末へ連絡することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記5)
前記取得手段は、ネットワークを介して電話機と接続され、該電話機を用いた通話における音声を解析して、前記単語を取得することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記6)
前記受付手段は、電話機からネットワークを介して前記連絡先情報の入力を受け付けることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記7)
電話機と当該電話機による通話に使用するネットワークとの間に設けられたRAN−GW(Radio Access Network Gateway)に、前記取得手段及び前記キーワード検出手段を設けたことを特徴とする付記1ないし6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記8)
電話機と当該電話機による通話に使用するネットワークとの間に設けられたRAN−GW(Radio Access Network Gateway)に、前記記憶手段、前記登録手段及び前記連絡手段を設けたことを特徴とする付記1ないし7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記9)
連絡先情報を記憶する記憶手段と、
通話中の音声に含まれる単語を取得する取得手段と、
取得された前記単語から、不審通話を判定するための所定のキーワードを検出するキーワード検出手段と、
取得された前記単語から前記所定のキーワードを検出したことを条件として、前記連絡先情報に対応する連絡先端末に連絡を行なう連絡手段と、
前記連絡先情報の入力を受け付ける受付手段と、
前記受付手段で受け付けた前記連絡先情報を前記記憶手段に登録する登録手段と、
を備えたことを特徴とする電話機。
(付記10)
通話中の音声に含まれる単語を取得するステップと、
取得された前記単語から、不審通話を判定するための所定のキーワードを検出するステップと、
取得された前記単語から前記所定のキーワードを検出したことを条件として、記憶手段に記憶された連絡先情報に対応する連絡先端末に連絡を行なうステップと、
前記連絡先情報の入力を受け付けるステップと、
受け付けた前記連絡先情報を前記記憶手段に登録するステップと、
を備えたことを特徴とする情報処理方法。
(付記11)
通話中の音声に含まれる単語を取得するステップと、
取得された前記単語から、不審通話を判定するための所定のキーワードを検出するステップと、
取得された前記単語から前記所定のキーワードを検出したことを条件として、記憶手段に記憶された連絡先情報に対応する連絡先端末に連絡を行なうステップと、
前記連絡先情報の入力を受け付けるステップと、
受け付けた前記連絡先情報を前記記憶手段に登録するステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
2 登録部
3 記憶部
4 取得部
5 キーワード検出部
6 連絡部
7 キーワードメモリ部
10 電話機
20 通信ネットワーク
30 連絡先端末
40 RAN−GW
41 制御部
42 MGW
50 小型基地局
60 携帯電話機
Claims (9)
- 連絡先情報及び前記連絡先情報の有効期間を記憶する記憶手段と、
電話加入者による通話中の音声に含まれる単語を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記単語が、所定の不審電話特定用キーワードに対応したことを検出するキーワード検出手段と、
前記取得手段によって取得された前記単語が前記所定の不審電話特定用キーワードに対応したことを条件として、前記連絡先情報に対応する連絡先端末に連絡を行なう連絡手段と、
前記電話加入者から連絡先情報及び前記連絡先情報の有効期間の入力を受け付ける受付手段と、
前記受付手段で受け付けた連絡先情報及び前記有効期間を前記記憶手段に登録する登録手段と、
前記有効期間中は前記連絡先情報のキャンセルを不可とする制御手段と、
を備えたことを特徴とする情報処理システム。 - 前記連絡手段は、前記キーワード検出手段が前記所定の不審電話特定用キーワードを所定回数検出した場合に前記連絡先端末への連絡を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記連絡手段は、前記取得手段によって取得された前記単語であって、前記不審電話特定用キーワードに対応した単語を前記連絡先端末へ連絡することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
- 前記取得手段は、ネットワークを介して前記電話加入者の電話機と接続され、該電話機を用いた通話における音声を解析して、前記単語を取得することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記受付手段は、前記電話加入者の電話機からネットワークを介して前記連絡先情報の入力を受け付けることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 電話機と当該電話機による通話に使用するネットワークとの間に設けられたRAN−GW(Radio Access Network Gateway)に、前記取得手段及び前記キーワード検出手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 電話加入者が通話を行なうための通話手段と、
連絡先情報及び前記連絡先情報の有効期間を記憶する記憶手段と、
前記通話手段を用いた通話中の音声に含まれる単語を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記単語が、所定のキーワードに対応したことを検出するキーワード検出手段と、
前記取得手段によって取得された前記単語が前記所定のキーワードに対応したことを条件として、前記連絡先情報に対応する連絡先端末に連絡する連絡手段と、
前記電話加入者から連絡先情報の入力を受け付ける受付手段と、
前記受付手段で受け付けた連絡先情報を前記記憶手段に登録する登録手段と、
を備え、
前記受付手段は、前記連絡先情報の有効期間の入力を前記電話加入者から受け付け、
前記登録手段は、前記有効期間を前記記憶手段に登録し、さらに、
前記有効期間中は前記連絡先情報のキャンセルを不可とする制御手段を備え
たことを特徴とする電話機。 - 電話加入者による通話中の音声に含まれる単語を取得するステップと、
取得された前記単語が、所定の不審電話特定用キーワードに対応したことを検出するステップと、
取得された前記単語が前記所定の不審電話特定用キーワードに対応したことを条件として、記憶手段に記憶された連絡先情報に対応する連絡先端末に連絡を行なうステップと、
前記電話加入者から連絡先情報及び前記連絡先情報の有効期間の入力を受け付けるステップと、
受け付けた前記連絡先情報及び前記有効期間を前記記憶手段に登録するステップと、
前記有効期間中は前記連絡先情報のキャンセルを不可とする制御ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - 電話加入者による通話中の音声に含まれる単語を取得するステップと、
取得された前記単語が、所定の不審電話特定用キーワードに対応したことを検出するステップと、
取得された前記単語が前記所定の不審電話特定用キーワードに対応したことを条件として、記憶手段に記憶された連絡先情報に対応する連絡先端末に連絡を行なうステップと、
前記電話加入者から連絡先情報及び前記連絡先情報の有効期間の入力を受け付けるステップと、
受け付けた前記連絡先情報及び前記有効期間を前記記憶手段に登録するステップと、
前記有効期間中は前記連絡先情報のキャンセルを不可とする制御ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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