JP2015015514A - 通信システム、着信判定装置および通信方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

通信システム、着信判定装置および通信方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 例えば、親族等をかたって、電話番号が変わったと事前に通知してから行う詐欺の被害にあう可能性を軽減することが可能な通信システム等を提供する。
【解決手段】 通信システム1は、着信があったことを通知すべき通知先に関する情報が格納された着信通知先格納部25と、前記通知先に通知可能な制御部21とを備える通信装置20と、通知を受けた際に応答する相手先に関する情報が格納された応答先格納部34と、前記通信装置20から通知を受けるのに応じて、その通知の発信元である通信装置20に関する情報を元に前記応答先格納部34を参照すると共に、前記発信元に関する情報を検出したか否かに関する情報を、前記通信装置20に応答する制御部31とを備える着信判定装置30とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信システム、着信判定装置および通信方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
はじめに、本願では、説明の便宜上から、「被害者」なる文言を用いるに際して、実際には、詐欺による被害が発生せずに未遂に終わった場合の対象者をも含むことにする。
振り込め詐欺のような犯罪行為では、詐欺師は、被害者へ、その被害者の親族を装い、電話番号の変更を事前に通知するケースが多い。被害者は、この番号変更の通知を疑うことなく、詐欺師とのやり取りを継続してしまう。また、被害者の親族は、この状況を知る手段がない。
特許文献1では、遠隔操作システムの利用者の利用可否を、利用者があらかじめ登録しておいた発信者番号で通信しているかで判定する技術が開示されている。
特許文献2では、来訪者の画像情報によって応対の仕方を決定するインターホン装置が開示されている。
特許文献3では、登録していない電話番号から電話がかかってきた場合に、第三者を加えた三者通話を行うことが可能な技術が開示されている。
特開2004−336739号公報 特開2007−150511号公報 特開2012−244400号公報
特許文献1から3に提案されている技術を用いることにより、着信する可能性がある電話番号以外から、着信があったことを、あらかじめ決めておいた連絡先に通知することは可能である。
しかしながら、通知された人は、必ずしも電話に出られるとは限らず、出られなかった場合には、通知したことが、意味をもたなくなってしまう。
そこで、本発明は、例えば、親族等をかたって、電話番号が変わったと事前に通知してから行う詐欺の被害にあう可能性を軽減することが可能な通信システム等の提供を主たる目的とする。
上記の目的を達成すべく、本発明に係る通信システムは、以下の構成を備えることを特徴とする。
即ち、本発明に係る通信システムは、
着信があったことを通知すべき通知先に関する情報が格納された着信通知先格納部と、前記通知先に通知可能な第1の制御手段とを備える通信装置と、
通知を受けた際に応答する相手先に関する情報が格納された応答先格納部と、前記通信装置から通知を受けるのに応じて、その通知の発信元である通信装置に関する情報を元に前記応答先格納部を参照すると共に、前記発信元に関する情報を検出したか否かに関する情報を前記通信装置に応答する第2の制御手段とを備える着信判定装置とを備える
ことを特徴とする。
同目的を達成する本発明に係る着信判定装置は、
通知を受けた際に応答する相手先に関する情報が格納された応答先格納部と、前記通知の発信元に関する情報を受けるのに応じて、その情報を元に前記応答先格納部を参照すると共に、前記発信元に関する情報を検出したか否かに関する情報を前記発信元に応答する制御手段とを備える
ことを特徴とする。
同目的を達成する本発明に係る通信方法は、
第1の情報処理装置が、着信があったことを通知すべき通知先に関する情報が格納された着信通知先格納部を参照することにより、前記通知先に通知を行い、
第2の情報処理装置が、前記第1の情報処理装置から通知を受けるのに応じて、通知を受けた際に応答する相手先に関する情報が格納された応答先格納部を参照すると共に、前記第1の情報処理装置に関する情報を検出したか否かに関する情報を、前記第1の情報処理装置に応答する
ことを特徴とする。
更に、同目的は、上記構成を有する通信方法、並びに通信システムを、コンピュータによって実現するコンピュータ・プログラム、及びそのコンピュータ・プログラムが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
上記の本発明によれば、親族等をかたって、電話番号が変わったと事前に通知してから行う詐欺の被害にあう可能性を軽減することができる。
本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。 一般的な通信システムに第2の実施形態を適用したシステム構成を例示する図である。 本発明の第2の実施形態に係る通知元通信端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る通知先通信端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る通知元通信端末における着信時の処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る既知着信番号情報を説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る着信通知先情報を説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る通知先通信端末における着信またはメール受信時の処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る応答先情報を説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る応答メッセージを説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る応答メールを説明する図である。 本発明の第1および第2の実施形態を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)のハードウェア構成を例示的に説明する図である。
次に、本発明を実施する形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る通信システム1は、着信番号情報10と、通信装置20と、着信判定装置30とを有する。
着信番号情報10は、通信装置20に着信した電話番号を表す情報である。
通信装置20は、制御部21と、既知着信番号格納部24と、着信通知先格納部25とを含む。
制御部21は、通知判定部22と、通信部23とを含む。
通信装置20は、着信番号情報10を受け取り、通信部23により、着信通知先格納部25にあらかじめ登録された通知先である着信判定装置30に、着信があった旨と、着信番号情報10を表す情報を通知する。
但し、既知着信番号格納部24に着信する可能性がある電話番号を表す情報をあらかじめ登録しておいた場合、通知判定部22は、着信番号情報10を表す情報が、既知着信番号格納部24に登録されているかを判定する。該情報が既知着信番号格納部24に登録されていなかった場合に限り、通信部23は、着信通知先格納部25にあらかじめ登録された通知先が表す着信判定装置30に、着信があった旨と、着信番号情報10を表す情報を通知する。
着信判定装置30は、制御部31と、応答先格納部34とを含む。
制御部31は、通知判定部32と、通信部33とを含む。
通信装置20から通知を受けた着信判定装置30は、通知してきた通信装置20を表す情報が、応答先格納部34に登録されているかを確認する。該情報が応答先格納部34に登録されている場合に、着信判定装置30は、着信判定装置30による確認(検出)結果に関する情報として、例えば、電話番号が変わっていない旨の応答を返す。
以上、説明したように、第1の実施形態には、親族等をかたって、電話番号が変わったと事前に通知してから行う詐欺の被害にあう可能性を軽減することができるという効果がある。
その理由は、本実施形態に係る通信システムは、通信装置20に着信があったことを着信判定装置30に通知を行い、その通知に対して、着信判定装置30は、例えば、電話番号が変わっていない旨の応答を返すからである。
<第2の実施形態>
次に上述した第1の実施形態に係る通信システムを基本とする第2の実施形態について説明する。
図2は、一般的な通信システムに第2の実施形態を適用したシステム構成を例示する図である。図に示す通信システムは、通知元通信端末100と、通知先通信端末200と、発信元通信端末300とが通話システムまたはインターネット網400により、通信可能に接続されている。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る通知元通信端末100の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る通知元通信端末100は、音声ガイダンス部110と、通知判定処理部120と、通信部130と、メール生成部140と、既知着信番号情報150と、着信通知先情報160とを有する。
既知着信番号情報150は、通知元通信端末100に着信する可能性がある電話番号を表す情報である。既知着信番号情報150は、通知元通信端末100の利用者などが、例えば通知元通信端末100における設定画面にて操作し、あらかじめ登録しておく必要がある。
着信通知先情報160は、通知元通信端末100に着信した電話番号を表す情報が既知着信番号情報150にない場合に、その着信番号から着信があったことを通知元通信端末100から通知すべき通知先を表す情報である。着信通知先情報160は、既知着信番号情報150と同様に、通知元通信端末100の利用者などが、例えば通知元通信端末100における設定画面にて操作し、あらかじめ登録しておく必要がある。
通知元通信端末100に着信があった場合に、通知判定処理部120は、着信した電話番号を表す情報が既知着信番号情報150に存在しているかを判定する。該情報が既知着信番号情報150に存在していない場合には、通信部130は、着信通知先情報160に登録された通知先に着信番号を表す情報を通知する。着信通知先情報160に登録された通知先に該電話番号を表す情報が登録されている場合には、音声ガイダンス部110は、音声メッセージを発信する。また、着信通知先情報160に登録された通知先にメールアドレスが登録されている場合には、メール生成部140は、そのメールアドレス宛のメールを作成する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る通知先通信端末200の構成を示すブロック図である。
通知先通信端末200は、音声ガイダンス部210と、通知判定処理部220と,通信部230と、メール生成部240と、応答先情報250とを有する。
応答先情報250は、通知を受け取った場合に、応答を返す宛先を表す情報である。
通知先通信端末200に通知があった場合に、通知判定処理部220は、通知の発信元の電話番号を表す情報やメールアドレスを表す情報が応答先情報250に存在しているかを判定する。それらの情報が応答先情報250に存在している場合には、通信部230は、応答先情報250に登録された応答先に電話番号が変わっていない旨を応答する。応答先情報250に電話番号を表す情報が登録されている場合には、音声ガイダンス部210は、音声メッセージを発信する。また、応答先情報250に登録された通知先にメールアドレスを表す情報が登録されている場合には、メール生成部240は、そのメールアドレス宛のメールを作成する。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る通知元通信端末100における着信時の処理を示すフローチャートである。
初めに、通知元通信端末100は、外部からの着信を受ける(ステップS11)。
通知判定処理部120は、着信した電話番号を表す情報が既知着信番号情報150に登録されているかを判定する(ステップS12)。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る既知着信番号情報150を説明する図である。
既知着信番号情報150は、電話番号151と、メモ152とを含む。すなわち、電話番号151と、メモ152とは、既知着信番号情報150において、図6に概念的に示すテーブルの如く関連付けされていることとする。
電話番号151は、通知元通信端末100に着信する可能性がある電話番号を表す情報である。
メモ152は、電話番号151がだれの電話番号であるか、あるいは、どこの電話番号であるかを表す情報である。メモ152は、必須の情報ではなく、既知着信番号情報150に含まれていなくてもよい。
既知着信番号情報150は、例えば、通知元通信端末100の利用者などが、あらかじめ設定しておく必要がある。既知着信番号情報150の設定は、例えば、通知元通信端末100で設定画面を用いて行う方法が考えられるが、この方法には限定されない。
着信した電話番号を表す情報が既知着信番号150に登録されていない(ステップS12にて「No」)場合には、通知元通信端末100は、着信通知先情報160が登録されているかを確認する(ステップS13)。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る着信通知先情報160を説明する図である。
着信通知先情報160は、電話番号161と、メールアドレス162と、メモ163とを含む。すなわち、電話番号161と、メールアドレス162と、メモ163とは、着信通知先情報160において、図7に概念的に示すテーブルの如く関連付けされていることとする。
電話番号161は、既知着信番号情報150に登録されていない電話番号から着信があった場合に、着信があった旨を連絡する宛先の電話番号を表す情報である。
メールアドレス162は、既知着信番号情報150に登録されていない電話番号から着信があった場合に、着信があった旨のメールを送信する宛先のメールアドレスを表す情報である。
メモ163は、電話番号161やメールアドレス162がだれの電話番号やメールアドレスであるか、あるいは、どこの電話番号やメールアドレスであるかを表す情報である。メモ163は、必須の情報ではなく、着信通知先情報160に含まれていなくてもよい。
通知元通信端末100に着信通知先情報160が登録されている(ステップS13にて「Yes」)場合には、通知元通信端末100は、着信通知先情報160に電話番号161が登録されているかを確認する(ステップS14)。
着信通知先情報160に電話番号161が登録されている(ステップS14にて「Yes」)場合に、通信部130は、電話番号161が示す宛先に電話をかける(ステップS15)。
電話をかけた相手が電話に出た、あるいは、留守番電話につながった(ステップS16にて「Yes」)場合に、音声ガイダンス部110は、着信した電話番号とその電話番号から着信があったことを表すメッセージを出力する(ステップS17)。
また、通知元通信端末100は、着信通知先情報160にメールアドレス162が登録されているかを確認する(ステップS18)。
着信通知先情報160にメールアドレス162が登録されている(ステップS18にて「Yes」)場合に、メール生成部140は、着信した電話番号とその電話番号から着信があったことを表すメールを作成する。通信部130は、メール生成部140が作成したメールをメールアドレス162が示す宛先に送信する(ステップS19)。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る通知先通信端末200における着信またはメール受信時の処理を示すフローチャートである。
初めに、通知先通信端末200は、着信を受ける、またはメールを受信する(ステップS21)。
通知判定処理部220は、着信した電話番号または受信したメールの送信元メールアドレスを表す情報が応答先情報250に登録されているかを判定する(ステップS22)。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る応答先情報250を説明する図である。
応答先情報250は、電話番号251と、メールアドレス252と、メモ253とを含む。すなわち、電話番号251と、メールアドレス252と、メモ253とは、応答先情報250において、図9に概念的に示すテーブルの如く関連付けされていることとする。
電話番号251は、通知先通信端末200から応答する宛先の電話番号を表す情報である。
メモ252は、電話番号251がだれの電話番号であるか、あるいは、どこの電話番号であるかを表す情報である。メモ252は、必須の情報ではなく、応答先情報250に含まれていなくてもよい。
応答先情報250は、例えば、通知先通信端末200の利用者などが、あらかじめ設定しておく必要がある。応答先情報250の設定は、例えば、通知先通信端末200で設定画面を用いて行う方法が考えられるが、この方法には限定されない。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る応答メッセージ211を説明する図である。
応答メッセージ211は、例えば、通知先通信端末200の利用者などが、あらかじめ登録しておく必要がある。登録した応答メッセージ211は、音声ガイダンス部210に保存される。登録する応答メッセージ211は、電話番号を変更していないことが伝わる内容とする。
図11は、本発明の第2の実施形態に係る応答メール241を説明する図である。
応答メール241は、例えば、通知先通信端末200の利用者などが、あらかじめ登録しておく必要がある。登録した応答メール241は、メール生成部240に保存される。登録する応答メール241は、電話番号を変更していないことが伝わるメッセージを含むこととする。
着信した電話番号または受信したメールの送信元メールアドレスを示す情報が応答先情報250に登録されている(ステップS22にて「Yes」)場合には、通知先通信端末200は、応答先情報250に電話番号251が登録されているかを確認する(ステップS23)。
応答先情報250に電話番号251が登録されている(ステップS23にて「Yes」)場合に、通信部230は、電話番号251が示す宛先に電話をかける(ステップS24)。
電話をかけた相手が電話に出た、あるいは、留守番電話につながった(ステップS25にて「Yes」)場合に、音声ガイダンス部210は、電話番号が変わっていない旨の応答メッセージ211を出力する(ステップS26)。
また、通知先通信端末200は、応答先情報250にメールアドレス252が登録されているかを確認する(ステップS27)。
応答先情報250にメールアドレス252が登録されている(ステップS27にて「Yes」)場合に、通信部230は、メール生成部240にあらかじめ登録しておいた応答メール241をメールアドレス252が示す宛先に送信する(ステップS28)。
通知先通信端末200がGPS(Global Positioning Syste
m)機能を有する場合には、通信部230は、応答メール241に、GPSで得られた内容を付与して、メールを送付してもよい。
以上、説明したように、第2の実施形態には、親族等をかたって、電話番号が変わったと事前に通知してから行う詐欺の被害にあう可能性を軽減することができるという効果がある。
その理由は、本実施形態に係る通知先通信端末200は、未登録の番号から通知元通信端末100に着信があった旨の通知を受けて、電話番号が変わってないことを通知元通信端末100へ応答するからである。
すなわち、本実施形態では、被害者が意識することなく、あらかじめ登録している番号(被害者の親族の番号など)に、疑わしい着信があったことを通知し、登録している番号から応答をする方式を示している。これにより、被害者は、電話番号の変更や、電話の内容自体が詐欺師からの不審な話であることを認識することが可能となる。
例えば、年老いた親に、詐欺師が息子であると偽って電話をかけて、電話番号が変わったと話した場合を想定する。本実施形態によれば、息子の携帯電話に電話があった旨の連絡が上述したシステムの機能によって自動的に連絡される。従って、年老いた親は、息子の電話番号が実際には変わっていないことを、その息子が疑わしい着信があったことを直ぐには把握できない状況であっても知ることができる。これにより、年老いた親は、電話をかけてきたのは詐欺師であると認識し、詐欺の被害にあうことを免れることが可能になる。
さらに、本実施形態によれば、息子は、自分の端末に通知された詐欺師の電話番号を警察に通報することが可能である。これにより、警察がその番号をブラックリストのデータベースに登録して、その番号を使って、警察が犯人の居住エリアを突き止めたり、オペレータが即時にその番号を使用停止にしたりすることが可能となる。
また、GPS機能で得た内容をメールに付与することにより、年老いた親は、息子の電話がある場所を認識できる。これにより、電話を置き忘れたために通常と異なる電話番号から電話していると詐欺師が話しても、年老いた親は、詐欺にあうことを免れることが可能になる。
(ハードウェア構成)
上述した実施形態において図1、図3および図4に示した各部は、専用の装置によって実践してもよいが、ソフトウェアプログラムの機能(処理)単位(ソフトウェアモジュール)と捉えることができる。但し、これらの図面に示した各部の区分けは、説明の便宜上の構成であり、実装に際しては、様々な構成が想定され得る。このような場合のハードウェア環境の一例を、図12を参照して説明する。
図12は、本発明の第1、および第2の実施形態を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)のハードウェア構成を例示的に説明する図である。即ち、図12は、図1に示した通信システム1、図3に示した通知元通信端末100、或いは、図4に示した通知先通信端末200との全体または一部を実現可能なサーバ等のコンピュータ(情報処理装置)の構成であって、上述した実施形態における各機能を実現可能なハードウェア環境を表す。
図12に示した情報処理装置9000は、CPU(Central Processing Unit)9001、ディスプレイ9002、通信インタフェース(I/F)9003、ROM(Read Only Memory)9004、RAM(Random Access Memory)9005、ハードディスク装置(HD)9006を備え、これらがバス9007を介して接続された構成を有する。ハードディスク装置(HD)9006には、プログラム群9006Aと、各種の記憶情報9006Bとが格納されている。プログラム群9006Aは、例えば、上述した図1、図3および図4に示した各ブロック(各部)に対応する機能を実現するためのコンピュータ・プログラムである。各種の記憶情報9006Bは、例えば、図1に示した既知着信番号格納部24、着信通知先格納部25等である。通信インタフェース9003は、ネットワーク9100を介して外部装置と通信を実現する一般的な通信手段である。
そして、上述した実施形態を例に説明した本発明は、その実施形態の説明において参照したブロック構成図、あるいは、フローチャートの機能を実現可能なコンピュータ・プログラムを供給した後、そのコンピュータ・プログラムを、当該ハードウェアのCPU9001に読み出して、図12に示す情報処理装置9000のハードウェア資源を用いて実行することによって達成される。具体的には、通信装置20または通知元通信端末100を、情報処理装置9000によって実現する場合、情報処理装置9000は、図5に示すフローチャートに対応するコンピュータ・プログラムを実現すればよい。着信判定装置30または通知先通信端末200を、情報処理装置9000によって実現する場合、情報処理装置9000は、図8に示すフローチャートに対応するコンピュータ・プログラムを実現すればよい。また、情報処理装置9000内に供給されたコンピュータ・プログラムは、読み書き可能な一時記憶メモリ(9005)またはハードディスク装置9006等の不揮発性の記憶デバイス(記憶媒体)に格納すれば良い。
また、前記の場合において、当該装置内へのコンピュータ・プログラムの供給方法は、CD−ROM等の各種記憶媒体を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信回線9100を介して外部からダウンロードする方法等のように、現在では一般的な手順を採用することができる。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータ・プログラムを構成するコード或いは、そのコードが記録されたところの、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によって構成されると捉えることができる。
1 通信システム
10 着信番号情報
20 通信装置
21 制御部
22 通知判定部
23 通信部
24 既知着信番号格納部
25 着信通知先格納部
30 着信判定装置
31 制御部
32 通知判定部
33 通信部
34 応答先格納部
100 通知元通信端末
110 音声ガイダンス部
120 通知判定処理部
130 通信部
140 メール生成部
150 既知着信番号情報
151 電話番号
152 メモ
160 着信通知先情報
161 電話番号
162 メールアドレス
163 メモ
200 通知先通信端末
210 音声ガイダンス部
211 応答メッセージ
220 通知判定処理部
230 通信部
240 メール生成部
241 応答メール
250 応答先情報
251 電話番号
252 メールアドレス
253 メモ
300 発信元通信端末
400 通信システムまたはインターネット網
9000 情報処理装置(コンピュータ)
9001 CPU
9002 ディスプレイ
9003 通信インタフェース(I/F)
9004 ROM
9005 RAM
9006 ハードディスク装置(HD)
9006A プログラム群
9006B 各種の記憶情報
9007 バス
9100 ネットワーク

Claims (7)

  1. 着信があったことを通知すべき通知先に関する情報が格納された着信通知先格納部と、前記通知先に通知可能な第1の制御手段とを備える通信装置と、
    通知を受けた際に応答する相手先に関する情報が格納された応答先格納部と、前記通信装置から通知を受けるのに応じて、その通知の発信元である通信装置に関する情報を元に前記応答先格納部を参照すると共に、前記発信元に関する情報を検出したか否かに関する情報を前記通信装置に応答する第2の制御手段とを備える着信判定装置とを備える
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記第1の制御手段は、前記通知先に通知可能な第1の通知手段を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記通信装置は、
    既知の着信番号を格納した既知着信番号格納部を備え、
    前記第1の制御手段は、
    前記通信装置に入力される着信番号情報を元に前記既知着信番号格納部を参照する第1の通知判定手段を備える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信システム。
  4. 前記第2の制御手段は、
    前記応答先格納部を参照する第2の通知判定手段と、前記通信装置に前記発信元に関する情報を前記応答先格納部に検出したか否かに関する情報を通知可能な第2の通知手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の通信システム。
  5. 通知を受けた際に応答する相手先に関する情報が格納された応答先格納部と、前記通知の発信元に関する情報を受けるのに応じて、その情報を元に前記応答先格納部を参照すると共に、前記発信元に関する情報を検出したか否かに関する情報を前記発信元に応答する制御手段とを備える
    ことを特徴とする着信判定装置。
  6. 第1の情報処理装置が、着信があったことを通知すべき通知先に関する情報が格納された着信通知先格納部を参照することにより、前記通知先に通知を行い、
    第2の情報処理装置が、前記第1の情報処理装置から通知を受けるのに応じて、通知を受けた際に応答する相手先に関する情報が格納された応答先格納部を参照すると共に、前記第1の情報処理装置に関する情報を検出したか否かに関する情報を、前記第1の情報処理装置に応答する
    ことを特徴とする通信方法。
  7. 外部装置から通知を受けるのに応じて、通知を受けた際に応答する相手先に関する情報が格納された応答先格納部を参照すると共に、前記外部装置に関する情報を検出したか否かに関する情報を、前記外部装置に応答するように制御する制御機能を、コンピュータに実現させる
    ことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
JP2013139413A 2013-07-03 2013-07-03 通信システム、着信判定装置および通信方法、並びにコンピュータ・プログラム Pending JP2015015514A (ja)

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