JP5610915B2 - ディップフラックスユニット - Google Patents
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Description
<電子部品実装機の機械的構成>
まず、本実施形態のディップフラックスユニットが取り付けられた電子部品実装機の構成について説明する。図1に、電子部品実装機の斜視図を示す。図2に、同電子部品実装機の上面図を示す。図1においては、モジュール3のハウジングを透過して示す。図2においては、モジュール3のハウジングを削除して示す。また、Y方向スライダ310、Y方向ガイドレール312、X方向ガイドレール313を一点鎖線で示す。図1、図2に示すように、電子部品実装機1は、ベース2と、モジュール3と、デバイステーブル4と、ディップフラックスユニット5と、備えている。
ベース2は、工場の床面Fに配置されている。モジュール3は、ベース2の上面に配置されている。モジュール3は、基板搬送装置30と、XYロボット31と、装着ヘッド32と、パーツカメラ34とを、備えている。
基板搬送装置30は、固定壁300と、前方可動壁301fと、後方可動壁301rと、第一バックアップテーブル302fと、第二バックアップテーブル302rと、左右一対のガイドレール303L、303Rと、第一搬送コンベア304fと、第二搬送コンベア304rと、基部305とを、備えている。
X方向は左右方向に対応している。Y方向は前後方向に対応している。XYロボット31は、Y方向スライダ310と、X方向スライダ311と、左右一対のY方向ガイドレール312と、上下一対のX方向ガイドレール313とを、備えている。
装着ヘッド32は、X方向スライダ311に取り付けられている。このため、装着ヘッド32は、XYロボット31により、前後左右方向に移動可能である。また、装着ヘッド32は、X方向スライダ311に対して、下方に摺動可能である。装着ヘッド32の下面からは、円筒状のホルダ(図略)が突設されている。ホルダは、軸回りに回転可能である。ホルダには、吸着ノズル320が取り付けられている。吸着ノズル320には、配管(図略)を介して、負圧、または正圧が供給される。パーツカメラ34は、固定壁300の前方に配置されている。パーツカメラ34は、吸着ノズル320が吸着した電子部品を撮像するために用いられる。
デバイステーブル4は、モジュール3の前面に装着されている。ディップフラックスユニット5は、デバイステーブル4の上面に取り付けられている。図3に、ディップフラックスユニットの斜視図を示す。なお、可動部51にハッチングを施す。図4に、同ディップフラックスユニットの短手方向断面図を示す。
基部50は、基部本体500と、ケーブル連結部501と、左右一対のガイドレール502と、センサ保持部503と、ブラケット504と、を備えている。基部本体500は、前方から見て、上方に開口するC字板状を呈している。基部本体500は、デバイステーブル4の上面に取り付けられている。基部本体500は、前後方向に延在している。ケーブル連結部501は、基部本体500の底壁上面の前端に配置されている。左右一対のガイドレール502は、各々、前後方向に延在している。左右一対のガイドレール502は、基部本体500の底壁上面に配置されている。センサ保持部503は、前方から見て、下方に開口するC字状を呈している。ブラケット504は、左方から見て、L字状を呈している。ブラケット504は、センサ保持部503のC字中央部に配置されている。膜厚検出センサ53は、ブラケット504に取り付けられている。膜厚検出センサ53は、レーザーセンサである。
可動部51は、可動部本体510と、ガイドレール511と、転写台512と、被ガイド片513と、フレーム514と、シリンジ保持部515と、シリンジ516と、液送管517と、ケーブル連結部518と、を備えている。
図5に、ディップフラックスユニットの高度調整部の拡大斜視図を示す。図5に示すように、高度調整部54は、揺動軸540と、揺動アーム541と、ロッド542と、アクチュエーター543と、を備えている。揺動軸540は、丸棒状を呈している。揺動軸540は、フレーム514の左右両縁間に架設されている。揺動軸540には、スキージ52が固定されている。このため、スキージ52は、揺動軸540と共に、揺動軸540の軸回りに揺動可能である。揺動アーム541は、細板状を呈している。揺動アーム541の上端は、揺動軸540に固定されている。揺動アーム541は、スキージ52の右側に配置されている。揺動アーム541の下端には、スリット541aが形成されている。アクチュエーター543は、可動部本体510の右面に配置されている。ロッド542の後端は、アクチュエーター543に連結されている。ロッド542の前端からは、ピン542aが右側に突出している。ピン542aは、スリット541aに係合している。ロッド542は、アクチュエーター543により、前後方向に往復動可能である。
次に、電子部品実装機1の回路基板生産時の動きについて簡単に説明する。図6に、ディップフラックスユニットの転写位置における長手方向断面図を示す。なお、図6に示すのは、図4のVI−VI断面である。
次に、電子部品実装機1の膜厚測定時の動きについて説明する。図7に、ディップフラックスユニットの退避位置における長手方向断面図を示す。図7に示すように、膜厚測定時においては、まず、電子部品実装機の演算部(図略)が、アクチュエーターにより、図6の転写位置から図7の退避位置に、ディップフラックスユニット5を切り替える。退避位置においては、可動部本体510がガイドレール502を前方に移動することにより、可動部51が基部50の前方に配置されている。膜512aの浸漬ポイントAは、膜厚検出センサ53の直下に配置されている。次いで、演算部の指示により、浸漬ポイントAの膜厚が、膜厚検出センサ53により検出される。すなわち、膜厚検出センサ53は、レーザーの膜512aの表面の反射光と、膜512aの底面の反射光との差分から、膜厚を検出する。
次に、本実施形態のディップフラックスユニット5の作用効果について説明する。本実施形態のディップフラックスユニット5によると、可動部51が図6の転写位置と図7の退避位置との間を移動することにより、退避位置における膜厚検出センサ53の検出ポイントと、転写位置における電子部品320aの浸漬ポイントAと、が一致することになる。このため、浸漬ポイントAにおけるフラックスの膜厚を、検出することができる。したがって、膜厚の検出精度が高い。
本実施形態のディップフラックスユニットと第一実施形態のディップフラックスユニットとの相違点は、装着ヘッドのホルダに、八点式の吸着ノズルが配置されている点である。また、センサ駆動部が配置されている点である。ここでは、相違点についてのみ説明する。
以上、本発明のディップフラックスユニットの実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
30:基板搬送装置、31:ロボット、32:装着ヘッド、34:パーツカメラ、50:基部、51:可動部、52:スキージ、53:膜厚検出センサ、54:高度調整部、55:ケーブル。
300:固定壁、301f:前方可動壁、301r:後方可動壁、302f:第一バックアップテーブル、302r:第二バックアップテーブル、303L:ガイドレール、303R:ガイドレール、304f:第一搬送コンベア、304r:第二搬送コンベア、305:基部、310:Y方向スライダ、311:X方向スライダ、312:Y方向ガイドレール、313:X方向ガイドレール、320:吸着ノズル、320a:電子部品、320b:吸着孔、500:基部本体、501:ケーブル連結部、502:ガイドレール、503:センサ保持部、503a:ガイドレール、504:ブラケット、504a:被ガイド凹部、510:可動部本体、510a:被ガイド凹部、511:ガイドレール、512:転写台、512a:膜、512b:ロール、513:被ガイド片、513a:被ガイド凹部、514:フレーム、515:シリンジ保持部、515a:クリップ、515b:ベルト、516:シリンジ、517:液送管、518:ケーブル連結部、520:当接部、540:揺動軸、541:揺動アーム、541a:スリット、542:ロッド、542a:ピン、543:アクチュエーター。
A:浸漬ポイント、B1:第一回路基板、B2:第二回路基板、F:床面、L1:第一レーン、L2:第二レーン。
Claims (4)
- 電子部品を吸着して移動する吸着ノズルを有する電子部品実装機に、取り付けられる基部と、
該基部に取り付けられ、該吸着ノズルに吸着される該電子部品が浸漬される浸漬ポイントを有する液体の膜が形成される転写台を有し、該浸漬ポイントにおいて該電子部品に該液体が転写される転写位置と、該吸着ノズルの移動範囲外の退避位置と、の間を移動する可動部と、
該転写台に対して移動し、該液体に当接することにより該液体の膜厚を調整する当接部を有するスキージと、
該可動部から独立して、該転写位置に対して該退避位置側に配置される膜厚検出センサと、
該膜厚検出センサにより検出される該膜厚を基に、該当接部の該転写台に対する高度を調整する高度調整部と、
を備え、
該退避位置における該膜厚検出センサの検出ポイントと、該転写位置における該浸漬ポイントと、は一致し、該膜厚検出センサは、該退避位置において該浸漬ポイントの該膜厚を検出するディップフラックスユニット。 - さらに、前記膜厚検出センサを、前記可動部の移動方向に対して交差する方向に、移動させるセンサ駆動部を備える請求項1に記載のディップフラックスユニット。
- 前記可動部は、さらに、前記転写台を直線方向に移動可能に支持するフレームを有し、
前記スキージは、該フレームに取り付けられる請求項1または請求項2に記載のディップフラックスユニット。 - 前記高度調整部は、水平方向に延在すると共に自身の軸回りに揺動可能であって前記スキージが固定される揺動軸と、該揺動軸に固定される揺動アームと、該揺動アームを揺動させるロッドと、を有する請求項3に記載のディップフラックスユニット。
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