JP4560683B2 - 導電性ボール配列装置 - Google Patents

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本発明は、多数の導電性ボールを収容するボール溜まりが、配列治具上を移動することにより導電性ボールを配列する装置の改良に関するもので、特に、ボール溜まり内の導電性ボールの位置を制約する気体噴射手段に主眼をおいて開発された導電性ボール配列装置である。
搭載対象物上に所定の配列パターンで形成された各電極に、粘着材料を塗布してから半田ボールを搭載する半田ボール搭載装置として、特許文献1に示すような配列板を有するボール搭載ヘッドに半田ボールを吸引配列して吸着してから搭載対象物上の各電極に半田ボールを搭載する装置が従来より存在した。しかし、ウエハ等の搭載対象製品の大型化に伴い、1回に搭載する半田ボール数は100万を越える状態となり、半田ボールの配列の欠陥や搭載時の欠陥を減少させることは困難であるのが現状であった。
そこで、特許文献2に示すようなフラックスが印刷された搭載対象物である電子基板上に配列マスク19を設け、直接電子基板の電極上に半田ボール21を落とす装置が提供されていた。特許文献2記載の装置では、配列マスク19の導入孔に半田ボール21を落とし込み、余分な半田ボールをかき取るため、図9に示すような配列マスク19上でブレード80を移動さていた。この際、半田ボール21の落とし込みやかき取りをスムーズなものにするためブレード80を傾斜させていた。
しかし、配列マスク19上でブレード80を移動させて、半田ボール21を貫通孔18や導入孔に落とし込む方式では、導電性ボール配列装置の処理速度を向上させるため、ブレード80の移動速度を上げると、前後の半田ボールに邪魔され落下するまでに時間がかかり、直ぐに落下しないことがあった。半田ボール21が直ぐに落下しないと、図9Aに示されるようにブレード80の移動で半田ボール21を押圧する力が発生し、半田ボール21が貫通孔18や導入孔にかみ込んでしまうことがあった。このためブレード80の移動速度を上げ、導電性ボール配列装置の処理速度を上げることができなかった。更に、図9Bに示すようにブレード80が半田ボール21を押圧する力により、落とし込まれるべき半田ボール21が、前後の半田ボールに挟みつけられ、貫通孔18や導入孔に落とし込まれないことが多発するという問題があった。
特開2001−358451号公開特許公報 特開平10−126046号公開特許公報
本発明は、導電性ボールを落とし込むボール溜まり内の導電性ボールの位置を制約する気体噴射手段を設け、落とし込まれるべき導電性ボールが、貫通孔にかみ込んでしまうことや、前後のボールに挟みつけられ落とし込まれないという現象を防止し、導電性ボールを供給するボール溜まりの移動速度を上げ、生産性の向上に寄与することを目的とする。
第1の発明は、上記課題を解決するため、下面にボール落下用開口部が形成され、多数の導電性ボールが収容されるボール溜まりが、所定の配列パターンで導電性ボールが挿入されるボール挿入部が形成された配列治具上を移動することにより、各ボール挿入部内に導電性ボールを落とし込んで挿入配列する導電性ボールの配列装置において、ボール溜まり内の導電性ボールを移動方向前側に向けて押し込む気体噴射手段を設けたことを特徴とする導電性ボール配列装置を提供する。
第2の発明は、第1の発明に、気体噴射手段が、ボール溜まりの移動方向に合わせ、気体吹き付け位置を切換可能であることを付加した導電性ボール配列装置である。
第1の発明は、ボール溜まり内の導電性ボールを移動方向前側に向けて押し込む気体噴射手段を設けたものであるので、落とし込まれるべき導電性ボールが、貫通孔にかみ込んでしまうことや、前後のボールに挟みつけられ落とし込まれないという現象を防止することが可能となった。その結果、ボール溜まりの移動速度を上げ、生産性の向上が図れることになった。
第2の発明は、気体噴射手段が、ボール溜まりの移動方向に合わせ、気体吹き付け位置を切換可能であるので、移動多方向への対応が可能となり装置のコンパクト化に貢献できるものとなった。
以下、図面に従って、実施例と共に本発明の実施の形態について説明する。本発明において、導電性ボールの搭載対象物としては、半導体ウエハ(以後、単にウエハと表記する)や、電子回路基板や、セラミック基板などがあるが、実施例ではウエハ14を用いている。また、粘着材料としては、フラックスや半田ペーストや導電性の接着剤などが用いられる。
図1は、半田ボール搭載装置1の全体を示す概略平面図であり、該半田ボール搭載装置1は、図1中左方より、搬入用のウエハ受渡部2、フラックス印刷部3、ボール搭載部4、搬出用のウエハ受渡部5を有している。半田ボール搭載装置1の前工程には、ウエハ供給部6、一次アライメント部7及び搬入用ロボット8が存在し、後工程に反転ユニット9、ウエハ収納部10及び搬出用ロボット11が存在する。
前工程の一次アライメント部7は、ウエハ14を水平面で回転するようになっており、ウエハ14を回転させることによって、ウエハ14のオリフラまたはノッチの位置を検出し、ウエハ14のおおまかな位置を補正するとともにウエハ受渡部2に載置するウエハ14を所定の方向にする部分である。他方、後工程の反転ユニット9は、ウエハ14を水平方向に回転させるものであり、ウエハ14のオリフラやノッチの位置が所定の位置となるよう回転させ、カセット32に収容する。
半田ボール搭載装置1には、ウエハ受渡部2よりフラックス印刷部3、ボール搭載部4、ウエハ受渡部5へとウエハ14を搬送するウエハ搬送ステージ12及び搬送路13が形成されている。搬送路13には搬送ステージ12のX軸(図中左右方向)移動装置40が設けられている。
フラックス印刷部3には、フラックス供給装置16と、ウエハ14に粘着材料であるフラックスを印刷するための印刷マスク15と、ウエハ14と印刷マスク15のアライメントマークを観察し、ウエハ14と印刷マスク15との位置合わせをするための上下観察カメラ31とが配備されている。印刷マスク15は、ウエハ14上の電極のパターンに合わせて配列された貫通孔が形成されており、貫通孔形成領域36内の印刷マスク15の下面2カ所にはアライメントマーク(図示されていない)が表記され、型枠17に張り付けられ、更にフレームなどの固定部に保持されている。
フラックス供給装置16は、印刷マスク15上面に沿ってスキージ(図示されていない)を移動することによってフラックスが印刷マスク15の貫通孔内に刷り込まれ、ウエハ14の電極上に供給されるようになっている。尚、図中33は、印刷マスク15に付着したフラックスを除去するクリーニングユニットである。
ボール搭載部4には、半田ボール供給装置20と、ウエハ14上の電極のパターンに合わせて配列された貫通孔18が形成された配列治具としてのボール配列マスク19と、ウエハ14とボール配列マスク19のアライメントマークを観察して位置合わせをするための上下観察カメラ34とが配備されている。ボール配列マスク19に形成された貫通孔18が、本発明におけるボール挿入部となる。
ボール配列マスク19の厚みは供給される半田ボール21の径と略同等であり、貫通孔18の径は半田ボールの径より若干大きく形成してある。尚、ボール配列マスク19は、印刷マスク15と同様、貫通孔形成領域36内の下面2カ所にアライメントマーク(図示されていない)が表記され、型枠37に張り付けられ、フレームなどの固定部に保持されている。
半田ボール供給装置20は、多数の半田ボール21を貯留したボールホッパ22と、ボール配列マスク19に半田ボール21を落とし込むボールカップ23と、高さ測定手段としてのマスク高さ検出センサ27と、ボールカップ23をX軸ガイド25及びY軸ガイド26に沿って移動させるボールカップ23移動手段としての移動ユニット24と、ボールカップ23をZ軸方向に変移させる昇降手段45を有している。
ボールカップ23は、長尺方向においてもウエハ14の幅よりは狭く、X軸方向及びY軸方向に移動して、ウエハ14全面をカバーする。このボールカップ23の水平面での移動手段となる移動ユニット24は、図4に示すようにX軸駆動機構及びY軸駆動機構を備えており、X軸の駆動モータ54で回転するボールねじ55によりX軸ガイド25に沿ってX軸方向に移動し、X軸駆動機構と共にY軸の駆動モータ52で回転するボールねじ53によりY軸ガイド26に沿ってY軸方向に移動する。
ボールカップ23の昇降手段45は、図3に示すように移動ユニット24に装備されたZ軸の駆動モータ50により回転するボールねじ51に昇降ベース41をナット部材44を介して取り付け、該昇降ベース41がガイドレール43に沿って上下動できるようになっている。該昇降ベース41には、ボールカップ23がボールカップ支持ブラケット42を通じて取り付けられており、ボールホッパ22も、同じ昇降ベース41に取り付けられている。尚、ボールホッパ22は、半田ボール21のサイズと材料により交換される。
ボールカップ23は、下面にボール落下用開口部60が形成されており、ボールカップ23のY軸移動方向の前後の内壁61,62は、開口部60に向かって傾斜して形成されている。ボールカップ23の収納空間上方には、本発明における気体噴射手段としてのエア噴射ノズル70が設けられている。気体噴射手段の気体として、本実施例ではエアを用いているが、窒素ガス等用途によって他の気体を用いることができる。
エア噴射ノズル70は、図7のボールカップ23の平面図に示されるように、ボールカップ23の長尺方向(X軸方向)に複数本を1列に整列してホルダ75に設置されている。実施例は複数本のエア噴射ノズル70を用いているが、横長スリット状の吹き出し口を有するノズルでも良いし、一本のエア噴射ノズル70が、X軸方向に往復移動可能なものとしても良い。その他、エア噴射ノズル70の変形例は図8C,Dに示されるように、内壁61,62に多孔質体73より構成される噴射部を形成したものや、噴射口74を開口した噴射部を形成したものであっても良い。
エア噴射ノズル70は、ホルダ75を介して、シリンダ72により進退可能とされた上で、ボールカップ23の支持ブラケット42に装着され、ボールカップ23と一体として移動する。
エア噴射ノズル70は、図3に示されるようにエア供給路76と接続され、ボールカップ23の一方の傾斜面61(移動方向後側の斜面)に向かって、エアを噴射し、傾斜面61及び開口部60下方のボール配列マスク19などにより気流の流れに変化を与えて、半田ボール21をボールカップ23の傾斜面62側(移動方向前側)に向けて押し込むことが可能なように装着されている。エア噴射ノズル70は、シリンダ72により移動方向前後に進退可能に設けられているため、ボールカップ23の移動方向に合わせ、気体吹き付け位置を切換可能である。
マスク高さ検出センサ27は、ボールカップ23近傍のボールカップ支持ブラケット42に取り付けられており、接触式、非接触式であるとを問わない。具体的にはレーザセンサや静電容量センサなどが用いられる。マスク高さ検出は、初期設定時や型替え時のボール配列マスク19の変更の際に、ボール配列マスク19の型枠37をストッパなどに当接させ、位置決めしてからクランプなどにより固定して行う。具体的にはボール配列マスク19が固定された後、半田ボール21が空の状態のボールカップ23が、予め貫通孔形成領域36外に設定した複数の高さ検出点(実施例では4カ所設定されている)上に順次移動し、ボール配列マスク19の上面の高さを測定する。勿論、マスク高さ検出は、4カ所の検出点のみの測定ではなく、ボールカップ23の移動に伴うマスク高さ検出センサ27の移動中に連続して測定しても良い。
他方、貫通孔形成領域36内におけるボール配列マスク19の上面の高さは、計算で求める。更に、ボールカップ23に半田ボール21が収容されたときにかかる重量も考慮して各位置での高さを演算する。ボール搭載時には、この求めた高さをもとに、ボール配列マスク19上面とボールカップ23の下面との隙間が所定距離を越えないように、ボールカップ23の上下動を昇降手段45にて制御しながら移動ユニット24を移動する。
ウエハ搬送ステージ12は、ウエハ14を載置するステージであって、搬送路13上に搬送路13によってX軸方向に移動可能に装着されており、ウエハ14の搬送方向に直交する方向(Y軸方向)の移動手段であるY軸駆動機構28と回動手段であるθ軸駆動機構29と、上下動手段であるZ軸駆動機構30を有している。
以下、図面に従って実施例の半田ボール搭載装置1の動作について説明する。まず、半田ボール21が搭載されるウエハ14は、ウエハ供給部6のカセット32に収納されている。そこで、搬入用ロボット8により、ウエハ供給部6のカセット32から1枚のウエハ14が取り出され、一次アライメント部7へ搬入される。一次アライメント部7では、ウエハ14を回転することによって、オリフラまたはノッチの位置を検出し、ウエハ14のおおまかな位置を補正するとともに、オリフラまたはノッチを所定位置となるようにする。続いて、ウエハ14は、搬入用ロボット8によって一次アライメント部7からウエハ受渡部2に待機しているウエハ搬送ステージ12に載置される。
ウエハ14が載置されたウエハ搬送ステージ12は、搬送路13に沿ってフラックス印刷部3へと移動し、所定の位置で停止する。ここでウエハ14と印刷マスク15のアライメントマークを上下観察カメラ31により、それぞれ観察し、ウエハ搬送ステージ12を、搬送路13のX軸駆動機構40によりX軸方向、Y軸駆動機構28によりY軸方向、及びθ軸駆動機構29によりθ軸方向での位置決めをする。位置決め終了後、ウエハ搬送ステージ12は、Z軸駆動機構30により上昇し、フラックスが準備された印刷マスク15に対して所定の高さ位置で停止する。この状態で印刷マスク15上のY軸方向一端部にフラックスが供給され、スキージを他端部に向けて移動することにより印刷マスク15の貫通孔からウエハ14の電極上にフラックスが印刷される。
フラックス印刷後、ウエハ搬送ステージ12は、Z軸駆動機構30により下降し、搬送路13によってボール搭載部4へ移動し、所定の位置で停止する。ここでも上下観察カメラ34によりウエハ14とボール配列マスク19のアライメントマークをそれぞれ観察して、ウエハ搬送ステージ12を、搬送路13のX軸駆動機構40によりX軸方向、Y軸駆動機構28及びθ軸駆動機構29によりY軸方向、θ軸方向で位置決めをする。その後、ウエハ搬送ステージ12は、Z軸駆動機構30により上昇し、ボール配列マスク19との間にウエハ14に印刷されたフラックスがボール配列マスク19に付着しない程度の隙間を残して停止する。
ここで、まず、図3に示すようにボール配列マスク19上を、ボールカップ23がY軸方向に移動して、ボール配列マスク19の貫通孔18に半田ボール21を落として、ウエハ14上に半田ボール21を搭載する。この際、エア噴射ノズル70は、内壁61に微少流量のエアを噴射し、半田ボール21を進行方向側の内壁62側に押し込んでいる。そのためボールカップ23の開口部60において、移動方向後側内壁61近傍に半田ボール21が密集しておらず、半田ボール21は、ボールカップ23に押されることがなく、かみ込みや非落下が生じない。尚、ここでの噴射されるエアは、一定流量を常時噴射でも良いし、間欠的な噴射でも良い。
その後、ボールカップ23は、X軸方向に所定量移動した後、Y軸方向移動で戻ってくる往復移動をする。復路移動の際、エア噴射ノズル70は、シリンダ72により図3中点線部に移動し、内壁62に向かってエアを噴射する。エアは内壁62にあたってからボール配列マスク19に沿うように気流方向を変え、半田ボール21をボールカップ23の復路進行方向である内壁61側に押し込んでいる。実施例では、図8Aに示すようにエア噴射ノズル70は、シリンダ72により移動させられるものであるが、図8Bのように予め往復に対応する2カ所にエア噴射ノズル70,71を設置して移動機構を省略したものであっても良い。
ボールカップ23への半田ボール21の供給は、ボールホッパ22より行われるが、ウエハ14に印刷されたフラックスがボール配列マスク19に付着しない程度の隙間を残して、ボール配列マスク19を配置しているので、ボールカップ23内に半田ボール21が多いと、ボール配列マスク19のたわみ量が大きくなり、フラックス付着の危険が生じる上、半田ボール21が種々の原因で落ちにくくなるので、必要最小限の量となるようこまめに補充される。
尚、ボール落とし込み後に、ボール配列マスク19をウエハ搬送ステージ12に対して、水平方向(X軸方向及びY軸方向)に相対的に微動させることによって、貫通孔18内の半田ボール21の位置を補正する。
半田ボール搭載後、ウエハ搬送ステージ12はZ軸駆動機構30により下降し、搬出用のウエハ受渡部5へ移動し、停止する。ウエハ収納部10では、搬出用ロボット11により、ウエハ14をウエハ搬送ステージ12から反転ユニット9へ移載し、オリフラまたはノッチが所定位置となるように回転させる。ウエハ14は、更に、搬出用ロボット11により、反転ユニット9からウエハ収納部10のカセット32に移載される。搬出用ロボット11がウエハ搬送ステージ12からウエハ14を取り出したら、ウエハ搬送ステージ12は元の位置であるウエハ受渡部2に戻り、1工程を完了する。本装置は以上の動作を繰り返す。
図1に示す実施例では、半田ボール搭載装置1の前方にウエハ供給部6が設けられ、後方にウエハ収納部10が設けられているが、ウエハ搬送ステージ12が、上記のように元の位置に戻るものであるので、図2に示されるようにウエハ供給部6とウエハ収納部10を同一方向に設けたものであっても良い。
このように構成することにより、搬出用ロボット11は、搬入用ロボット8で代用することができる上、搬入の際のウエハ14の方向と同一の方向でウエハ14が保持されて収納されるため反転ユニット9も省くことができ、更にはウエハ受渡部2,5も、一方のウエハ受渡部を省くことができるので構成部材の少数化を図ることができた。
また、印刷マスク15及びボール配列マスク19とウエハ14の位置合わせ手段として、本実施例は、ウエハ搬送ステージ12の停止時にウエハ14と印刷マスク15またはボール配列マスク19とのアライメントマークを同時に撮影する上下観察カメラ31,34を用いているが、これに限定されるものではなく種々の構成が考えられる。
本実施例は、ウエハ14上面の電極に直接半田ボール21を搭載するものであり、貫通孔18がボール挿入部になるが、本発明は、一旦ボール収納凹部などが設けられた配列治具に半田ボール21を配列して、半田ボール吸着ヘッドで配列治具より半田ボールを吸着保持して、ウエハ14上の電極などの搭載対象物に半田ボール21を移載する場合にも適応できるものであり、この場合はボール収納凹部がボール挿入部となる。
本実施例にかかる半田ボール搭載装置の全体を示す概略平面図 ウエハ供給部とウエハ収納部を同一方向に設けた場合の概略平面図 ボール搭載部を示す一部断面の側面説明図 ボール搭載部の平面図 ボールカップの拡大側面断面図 ウエハ搬送ステージの移動を示す説明図 同平面図 気体噴射手段の種類を示す説明図で、Aはノズル1列設置の場合を示ず説明図、Bはノズル2列設置の場合を示す説明図、Cは多孔質体による場合を示す説明図、Dは、噴射孔による場合を示す説明図 従来の配列マスクと半田ボールの関係を示す説明図で、Aはボールかみ込み状態を示す説明図、Bは、ボール非落下状態を示す説明図
符号の説明
1......半田ボール搭載装置
2,5....ウエハ受渡部
3......フラックス印刷部
4......ボール搭載部
6......ウエハ供給部
7......一次アライメント部
8......搬入用ロボット
9......反転ユニット
10.....ウエハ収納部
11.....搬出用ロボット
12.....ウエハ搬送ステージ
13.....搬送路
14.....ウエハ
15.....印刷マスク
16.....フラックス供給装置
17,37.型枠
18.....貫通孔
19.....ボール配列マスク
20.....半田ボール供給装置
21.....半田ボール
22.....ボールホッパ
23.....ボールカップ
24.....移動ユニット
25.....X軸ガイド
26.....Y軸ガイド
27.....マスク高さ検出センサ
28.....Y軸駆動機構
29.....θ軸駆動機構
30.....Z軸駆動機構
31,34.上下観察カメラ
32.....カセット
33.....クリーニングユニット
36.....貫通孔形成領域
40.....X軸駆動装置
41.....昇降ベース
42.....支持ブラケット
43.....ガイドレール
44.....ナット部材
45.....昇降手段
50,52,54.....駆動モータ
51,53,55.....ボールねじ
60.....開口部
61,62.....内壁
70,71.....エア噴射ノズル
72.....シリンダ
73.....多孔質体
74.....噴射口
75.....ホルダ
76.....エア供給路
80.....ブレード

Claims (2)

  1. 下面にボール落下用開口部が形成され、多数の導電性ボールが収容されるボール溜まりが、所定の配列パターンで導電性ボールが挿入されるボール挿入部が形成された配列治具上を移動することにより、各ボール挿入部内に導電性ボールを落とし込んで挿入配列する導電性ボールの配列装置において、ボール溜まり内の導電性ボールを移動方向前側に向けて押し込む気体噴射手段を設けたことを特徴とする導電性ボール配列装置。
  2. 気体噴射手段が、ボール溜まりの移動方向に合わせ、気体吹き付け位置を切換可能である請求項1記載の導電性ボール配列装置。
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