JP5608303B1 - 墓 - Google Patents

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Abstract

【課題】 納骨や墓参の際に、収納庫内部を見ても、納骨扉の景観を損なわないようにする。
【解決手段】 石製の墓本体1を備え、墓本体1の下台2の下側に遺骨を収納する骨堂5を設け、下台2に、その前壁面6に開口する入口7を有し骨堂5に連通する遺骨の投入通路8を形成し、下台2の前壁面6に、前開口14と投入通路8の入口7に対応した後開口15とを有し物の収納空間Eが形成された石製の収納庫10を付設し、収納庫10の前部に前開口14を開閉する表扉20を設け、収納庫10の後部に後開口15を開閉する納骨扉30を設け、納骨扉30の前に後開口15を開閉し閉時に納骨扉30を覆って隠す隠し扉50を設けた。また、納骨扉30を施錠具40により施錠可能にし、隠し扉50と納骨扉30との間に施錠具40の全部若しくは一部が収容可能な空所51を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、石製の墓本体の前に設けられ香炉等の物を入れる収納庫を備えた墓に係り、特に、収納庫の開口を開けて墓本体の下に設けた骨堂に納骨するようにした墓に関する。
従来、この種の墓としては、例えば、特開2006−316602号公報(特許文献1),特開2006−214258号公報(特許文献2),実用新案登録第3094643号公報(特許文献3)等に掲載されたものが知られている。図9に示すように、この墓Haは、石製の墓本体100を備え、墓本体100の下側に遺骨を収納する骨堂101を設け、墓本体100に、その前壁面102に開口する入口103aを有し骨堂101に連通する遺骨の投入通路103を形成し、墓本体100の前壁面102に、前開口104と投入通路103の入口103aに対応した後開口105とを有しローソクや香炉等の物の収納空間106が形成された石製の収納庫107を付設し、この収納庫107の前部に前開口104を開閉する表扉108を設け、収納庫107の後部に後開口105を開閉する納骨扉109を設けている。
この墓Haにおいては、通常は、納骨扉109を閉め、収納庫107の収納空間106に、香炉,ローソクや線香等の物を収納し、表扉108を閉めておく。そして、墓参するときは、例えば、収納庫107の上や花立に花や供物等を供えるとともに、収納庫107の表扉108を開け、収納空間106から必要なものを取り出し、更に、収納空間106内でローソクに火を灯し、香炉で線香を焚き、表扉108を開けたままあるいは閉めた状態にする。これにより、線香の煙が収納庫107の収納空間106から外部に流れていき、周囲に線香の煙が漂う中で供養を行うことができる。また、納骨するときは、収納庫107の表扉108を開けるとともに納骨扉109を開け、投入通路103の入口103aを開けて収納空間106を通してこの入口103aから遺骨を投入し、投入通路103を通して骨堂101に遺骨を納め、その後、納骨扉109を閉める。
特開2006−316602号公報 特開2006−214258号公報 実用新案登録第3094643号公報
ところで、上記従来の墓Haにあっては、墓参の際には、納骨扉109を閉めた状態で、収納庫107の収納空間106内において、ローソクに火を灯し、香炉で線香を焚くので、収納空間106内に煙が充満し、そのため、納骨扉109の前面が汚れてしまい、見栄えが悪くなって、景観上好ましくないという問題があった。特に、納骨扉109は、納骨のための戸として特別の意味を持つことから、納骨扉109の前面に文字や絵などを彫刻やペイントにより装飾を施すことを行い、あるいは、納骨扉の材質を他と異ならせることなどを行うが、これらが汚くなってしまうと心情的にも好ましくないという問題がある。そのため、適時に清掃も行うが、収納空間106は狭いので作業がやりにくく、納骨扉109を綺麗に保ちにくい。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、納骨や墓参の際に、収納庫内部を見ても、納骨扉の景観を損なわないようにした墓を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の墓は、石製の墓本体を備え、該墓本体の下側に遺骨を収納する骨堂を設け、上記墓本体に、その前壁面に開口する入口を有し上記骨堂に連通する遺骨の投入通路を形成し、上記墓本体の前壁面に、前開口と上記投入通路の入口に対応した後開口とを有し物の収納空間が形成された石製の収納庫を付設し、該収納庫の前部に上記前開口を開閉する表扉を設け、上記収納庫の後部に上記後開口を開閉する納骨扉を設け、該納骨扉の前に上記後開口を開閉し閉時に上記納骨扉を覆って隠す隠し扉を設けた構成としている。
この墓においては、通常は、納骨扉及び隠し扉を閉め、収納庫の収納空間に、香炉,ローソクや線香等の物を収納し、表扉を閉めておく。墓参するときは、例えば、収納庫の上や花立に花や供物等を供えるとともに、収納庫の表扉を開け、収納空間から必要なものを取り出し、更に、納骨扉及び隠し扉を閉めた状態で、収納空間内でローソクに火を灯し、香炉で線香を焚き、表扉を開けたままあるいは閉めた状態にする。これにより、線香の煙が収納庫の収納空間から外部に流れていき、周囲に線香の煙が漂う中で供養を行うことができる。この場合、収納庫の収納空間内において、ローソクに火を灯し、香炉で線香を焚くので、収納空間内に煙が充満し、そのため、隠し扉の前面が汚れてしまうが、納骨扉は隠し扉に覆われて隠されているので、汚れてしまう事態が防止される。
また、納骨するときは、収納庫の表扉を開けるとともに、先ず、隠し扉を開ける。これにより、納骨扉が閉じた状態でその前面が現れる。この場合、納骨扉は隠し扉に覆われて隠されて汚れが防止されていることから、綺麗さが保持されており、そのため、見栄えが良く、景観上好ましいものとなる。特に、納骨扉は、納骨のための戸として特別の意味を持つことから、納骨扉の前面に文字や絵などを彫刻やペイントにより装飾を施すことを行い、あるいは、納骨扉の材質を他と異ならせることなどを行うが、これらの綺麗さが保持されることから、心情的にも好ましいものとなる。次に、この納骨扉を開け、投入通路の入口を開けて収納空間を通してこの入口から遺骨を投入し、投入通路を通して骨堂に遺骨を納め、その後、納骨扉を閉める。この場合も、納骨扉の綺麗さが保持されていることから、心情的にも好ましいものとなる。
そして、必要に応じ、上記納骨扉を施錠具により施錠可能にし、上記隠し扉と上記納骨扉との間に上記施錠具の全部若しくは一部が収容可能な空所を設けた構成としている。施錠具により納骨扉を施錠できるので、遺骨を盗難やいたずらから防ぐことができる。また、隠し扉を閉めた状態では、施錠具は空所に収容されて隠されるので、それだけ、見栄えが良く、景観上好ましいものとなる。また、収納庫の収納空間内において、ローソクに火を灯し、香炉で線香を焚いた際、収納空間内に煙が充満するが、施錠具は隠し扉で覆われて隠されているので、この施錠具の汚れも防止することができる。
この場合、上記空所を、上記隠し扉の後面と上記納骨扉の前面とを所要間隔離間させて形成したことが有効である。空所を余裕を持って形成することができるとともに、隠し扉を納骨扉から離間させるだけでよいので、作製が容易になる。
また、上記空所を、上記隠し扉の後面側を切除して形成したことが有効である。隠し扉の後面と納骨扉の前面との間隔を互いに接するように狭くしても、施錠具を収容できるようになる。また、隠し扉と納骨扉の間隔を狭くすることができる分、収納庫の収納空間のスペースを確保することができる。
更に、必要に応じ、上記納骨扉及び隠し扉を、夫々引き戸で構成し、上記収納庫の後部に上記納骨扉及び隠し扉を開閉移動可能にガイドする溝状の敷居及び鴨居を形成した構成としている。開閉を確実にすることができる。
この場合、上記納骨扉をガイドする敷居及び鴨居の該納骨扉の後面に接する面を上記墓本体の前壁面で構成することができる。墓本体の前壁面を利用したので、それだけ、敷居及び鴨居の幅を小さくすることができ、その分、収納庫の収納空間のスペースを確保することができる。
また、必要に応じ、上記納骨扉の前面に、文字,図形,模様,絵画,写真の少なくとも何れかを有した装飾を施した構成としている。納骨扉は、納骨のための戸として特別の意味を持つことから、価値が上がり、また、隠し扉により、納骨扉の綺麗さが保持されることから、心情的にも好ましいものとなる。
本発明によれば、納骨扉及び隠し扉を閉めた状態で、収納庫の収納空間内において、ローソクに火を灯し、香炉で線香を焚くので、収納空間内に煙が充満しても、隠し扉の前面は汚れてしまうが、納骨扉は隠し扉に覆われて隠されているので、汚れてしまう事態を防止することができる。そのため、納骨するときに、隠し扉を開け、納骨扉が閉じた状態でその前面が現れた際、納骨扉は隠し扉に覆われて隠されて汚れが防止されていることから、綺麗さが保持されており、そのため、見栄えが良く、景観上好ましいものとなる。特に、納骨扉は、納骨のための戸として特別の意味を持つことから、納骨扉の前面に文字や絵などを彫刻やペイントにより装飾を施すことを行い、あるいは、納骨扉の材質を他と異ならせることなどを行うが、これらの綺麗さが保持されることから、心情的にも好ましいものとなる。また、投入通路の入口から遺骨を投入する際に納骨扉を開閉する際にも、納骨扉の綺麗さが保持されることから、心情的にも好ましいものとなる。
本発明の実施の形態に係る墓を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る墓の収納庫の構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る墓の収納庫を示す平面断面図である。 本発明の実施の形態に係る墓の要部を示す側面一部切欠き断面図である。 本発明の実施の形態に係る墓の納骨扉を示し、(a)は正面から見た斜視図、(b)は裏面から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る墓において、納骨扉の敷居及び鴨居の別の例を示し、(a)は平面断面図、(b)は側面断面図である。 本発明の実施の形態に係る墓において、納骨扉の敷居及び鴨居のまた別の例を示し、(a)は平面断面図、(b)は側面断面図である。 本発明の実施の形態に係る墓において、収納庫の隠し扉と納骨扉との間に空所を形成する別の構造例を示し、(a)は収納庫の側面断面図、(b)は隠し扉を裏面から見た斜視図である。 従来の墓の例を示す側面一部切欠き断面図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る墓について詳細に説明する。
図1乃至図5には、本発明の実施の形態に係る墓Hを示している。この墓Hは、石製の墓本体1を備えている。墓本体1は、下台2と、下台2の上に設置される上台3と、上台3の上に設置されるさお4とを備えて構成されている。墓本体1の下台2の下側には、遺骨を収納する骨堂5が設けられている。また、墓本体1の下台2には、その前壁面6に開口する入口7を有し骨堂5に連通する遺骨の投入通路8が形成されている。
この墓本体1の下台2の前壁面6の前側には、石製の収納庫10が設置されている。この収納庫10は、台板11と、台板11の上の左右に設置される側壁部材12と、側壁部材12の上に設置される笠板13とを備え、台板11,側壁部材12及び笠板13とで囲繞される空間が、前側の前開口14及び後側の後開口15を有し物が収納される収納空間Eとして構成されている。そして、この収納庫10は、後開口15を下台2の投入通路8の入口7に対応させてこの下台2に付設されている。収納空間Eに収納される物としては、例えば、ローソク台,香炉,ローソク,線香,マッチ等が挙げられる。
また、収納庫10においては、下台2及び笠板13の前部が側壁部材12から前側に突出しており、この収納庫10の前部に、前開口14を開閉する石製の表扉20が設けられている。表扉20は、一対の矩形板状の引き戸から構成されており、互いに対向する端面を当接させて前開口14を閉じ、左右に互いに離間して移動させられて前開口14を開ける。また、収納庫10の前部において、下台2の上面には表扉20の下縁部を開閉移動可能にガイドする溝状の敷居21が形成され、笠板13の下面には表扉20の上縁部を開閉移動可能にガイドする溝状の鴨居22が形成されている。また、各表扉20の中央部には収納空間Eと外部とを連通する複数の矩形の貫通孔23が形成されている。
更に、収納庫10の後部には、後開口15を開閉する納骨扉30が設けられている。納骨扉30は、一対の矩形板状の引き戸から構成されており、互いに対向する端面を当接させて後開口15を閉じ、左右に互いに離間して移動させられて後開口15を開ける。図5に示すように、一対の納骨扉30の互いに対向する端面部31,下縁部32及び上縁部33は、一般部34よりも薄く形成されている。一般部34は開閉時に下台2の前面に摺接可能な平面で形成されている。図2及び図3に示すように、側壁部材12の後部には、納骨扉30及び後述の隠し扉50が臨み得る凹所35が形成されている。この収納庫10の後部において、下台2の上面には納骨扉30の下縁部32を開閉移動可能にガイドする溝状の敷居36が形成され、笠板13の下面には納骨扉30の上縁33を開閉移動可能にガイドする溝状の鴨居37が形成されている。
また、納骨扉30は、施錠具40により施錠可能になっている。施錠具40は、チェーン41と、このチェーン41をループ状にした状態で解除可能に連結してロックする周知の錠前42とで構成されている。一対の納骨扉30の互いに対向する各端面部には、同位にチェーン41が引き通される通孔43が形成されており、納骨扉30を閉じた状態で、通孔43にチェーン41を引き通し、ループ状にして錠前42で連結してロックするようにしている。ロック状態においては、チェーン41の一部と錠前42は納骨扉30の前面に露出する。また、納骨扉30の前面には、図5に示すように、文字,図形,模様,絵画,写真の少なくとも何れかを有した装飾44が、彫刻やペイントにより施されている。
更にまた、納骨扉30の前には、後開口15を開閉し閉時に納骨扉30を覆って隠す隠し扉50が設けられている。隠し扉50は、一対の矩形板状の引き戸から構成されており、互いに対向する端面を当接させて後開口15を閉じ、左右に互いに離間して移動させられて後開口15を開ける。この隠し扉50と納骨扉30との間には、施錠具40の全部若しくは一部が収容可能な空所51が設けられている。具体的には、空所51は、隠し扉50の後面と納骨扉30の前面とを所要間隔離間させ、この隠し扉50の後面と納骨扉30の前面とで画成することにより形成されている。この場合、空所51を、隠し扉50の後面と納骨扉30の前面とを所要間隔離間させて形成したので、空所51を余裕を持って形成することができるとともに、隠し扉50を納骨扉30から離間させるだけでよいので、作製が容易になる。
また、収納庫10の後部であって、納骨扉30の敷居36及び鴨居37の前において、下台2の上面には隠し扉50の下縁部を開閉移動可能にガイドする溝状の敷居52が形成され、笠板13の下面には隠し扉50の上縁を開閉移動可能にガイドする溝状の鴨居53が形成されている。尚、隠し扉50の前面にも、文字,図形,模様,絵画,写真の少なくとも何れかを有した装飾を、彫刻やペイントにより施して良い。
従って、この墓Hにおいては、通常は、納骨扉30を閉め、施錠具40により施錠をしておく。施錠具40により納骨扉30を施錠できるので、遺骨を盗難やいたずらから防ぐことができる。また、隠し扉50を閉め、収納庫10の収納空間Eに、香炉,ローソクや線香等の物を収納し、表扉20を閉めておく。墓参するときは、例えば、収納庫10の上や花立に花や供物等を供えるとともに、収納庫10の表扉20を開け、収納空間Eから必要なものを取り出す。この場合、隠し扉50が閉められているので、図3及び図4に示すように、施錠具40は空所51に収容されて隠されることになり、それだけ、見栄えが良く、景観上好ましいものとなる。それから、納骨扉30及び隠し扉50を閉めた状態で、収納空間E内でローソクに火を灯し、香炉で線香を焚き、表扉20を開けたままあるいは閉めた状態にする。これにより、線香の煙が収納庫10の収納空間Eから外部に流れていき、周囲に線香の煙が漂う中で供養を行うことができる。この場合、収納庫10の収納空間E内において、ローソクに火を灯し、香炉で線香を焚くので、収納空間E内に煙が充満し、そのため、隠し扉50の前面が汚れてしまうが、納骨扉30は隠し扉50に覆われて隠されているので、汚れてしまう事態が防止される。また、施錠具40も隠し扉50で覆われて隠されているので、この施錠具40の汚れも防止することができる。
また、納骨するときは、収納庫10の表扉20を開けるとともに、図1に示すように、先ず、隠し扉50を開ける。これにより、納骨扉30が閉じた状態でその前面が現れる。この場合、納骨扉30は隠し扉50に覆われて隠されて汚れが防止されていることから、綺麗さが保持されており、そのため、見栄えが良く、景観上好ましいものとなる。特に、納骨扉30は、納骨のための戸として特別の意味を持つことから、納骨扉30の前面には、文字や絵などの装飾44が彫刻やペイントにより施されているので、これらの綺麗さが保持されることから、心情的にも好ましいものとなる。次に、施錠具40を解除して、納骨扉30を開け、投入通路8の入口7を開けて収納空間Eを通してこの入口7から遺骨を投入し、投入通路8を通して骨堂5に遺骨を納め、その後、納骨扉30を閉め、再び施錠具40で施錠する。この納骨過程においても、納骨扉30の綺麗さが保持されていることから、心情的にも好ましいものとなる。
図6には、納骨扉30の敷居36及び鴨居37の別の例を示している。これは、納骨扉30を平板状に形成し、この納骨扉30をガイドする敷居36及び鴨居37の納骨扉30の後面に接する面を、墓本体1の前壁面6で構成している。墓本体1の前壁面6を利用したので、それだけ、敷居36及び鴨居37の幅を小さくすることができ、その分、収納庫10の収納空間Eのスペースを確保することができる。
図7には、納骨扉30の敷居36及び鴨居37のまた別の例を示している。これは、図6と同様に、納骨扉30を平板状に形成し、この納骨扉30をガイドする敷居36及び鴨居37の納骨扉30の後面に接する面を、墓本体1の前壁面6で構成するとともに、納骨扉30をガイドする敷居36及び鴨居37の納骨扉30の後面に接して保持する保持部60を、遺骨の投入通路8内に突出させて形成している。敷居36及び鴨居37の構成部分を遺骨の投入通路8内に突出させる分、収納庫10の収納空間Eのスペースを確保することができる。
また、図8には、空所51を形成する別の構造例を示している。これは、納骨扉30と隠し扉50を面接触させ、両者共用の敷居61及び鴨居62を形成するとともに、空所51を、隠し扉50の後面側を切除した切除部63で形成している。隠し扉50の後面と納骨扉30の前面との間隔を互いに接するように狭くしても、施錠具40を収容できるようになる。また、隠し扉50と納骨扉30の間隔を狭くすることができる分、収納庫10の収納空間Eのスペースを確保することができる。
尚、上記実施の形態において、表扉20,納骨扉30及び隠し扉50を、夫々引き戸で構成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、全部若しくは何れか1つ以上を、ヒンジによる開き戸で構成してもよく、適宜変更して差支えない。
H 墓
1 墓本体
2 下台
5 骨堂
6 前壁面
7 入口
8 投入通路
10 収納庫
14 前開口
15 後開口
E 収納空間
20 表扉
30 納骨扉
36 敷居
37 鴨居
40 施錠具
43 通孔
44 装飾
50 隠し扉
51 空所
52 敷居
53 鴨居
60 保持部
61 敷居
62 鴨居
63 切除部

Claims (7)

  1. 石製の墓本体を備え、該墓本体の下側に遺骨を収納する骨堂を設け、上記墓本体に、その前壁面に開口する入口を有し上記骨堂に連通する遺骨の投入通路を形成し、上記墓本体の前壁面に、前開口と上記投入通路の入口に対応した後開口とを有し物の収納空間が形成された石製の収納庫を付設し、該収納庫の前部に上記前開口を開閉する表扉を設け、上記収納庫の後部に上記後開口を開閉する納骨扉を設け、該納骨扉の前に上記後開口を開閉し閉時に上記納骨扉を覆って隠す隠し扉を設けたことを特徴とする墓。
  2. 上記納骨扉を施錠具により施錠可能にし、上記隠し扉と上記納骨扉との間に上記施錠具の全部若しくは一部が収容可能な空所を設けたことを特徴とする請求項1記載の墓。
  3. 上記空所を、上記隠し扉の後面と上記納骨扉の前面とを所要間隔離間させて形成したことを特徴とする請求項2記載の墓。
  4. 上記空所を、上記隠し扉の後面側を切除して形成したことを特徴とする請求項2または3記載の墓。
  5. 上記納骨扉及び隠し扉を、夫々引き戸で構成し、上記収納庫の後部に上記納骨扉及び隠し扉を開閉移動可能にガイドする溝状の敷居及び鴨居を形成したことを特徴とする請求項1乃至4何れかに記載の墓。
  6. 上記納骨扉をガイドする敷居及び鴨居の該納骨扉の後面に接する面を上記墓本体の前壁面で構成したことを特徴とする請求項5記載の墓。
  7. 上記納骨扉の前面に、文字,図形,模様,絵画,写真の少なくとも何れかを有した装飾を施したことを特徴とする請求項1乃至6何れかに記載の墓。
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