JP3166679U - 墓前用水鉢及び花立て・水鉢セット - Google Patents

墓前用水鉢及び花立て・水鉢セット Download PDF

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Abstract

【課題】墓参りの際に、故人の顔やその他の特徴がリアルに思い出し偲ぶことができる契機となる墓前用水鉢を提供すること。【解決手段】納骨室が設けられた基台から上方へ所定高さ立設された墓石の正面を背に、立設・配設される水貯めを備えた所定形状の石材ブロックからなる墓前用水鉢であって、石材ブロックは、正面の壁面に、該壁面を覆う開閉扉28A、28Bが開閉自在に装着されて、これらの開閉扉の背壁面P3、P4及び該開閉扉で覆われる壁面P1、P2の少なくともいずれかの壁面に遺影などのメモリアルが設けられている。【選択図】図7

Description

本考案は、お墓に設置する墓前用水鉢及び花立て・水鉢セットに係り、さらに詳しくは、故人の遺影などのメモリアルを設けた墓前用水鉢及びこの水鉢に花立てを合体した花立て・水鉢セットに関するものである。
お墓は、宗派、地方及び慣習などの違いにより多種多様なものが存在するが、一般的な和式のお墓は、所定大きさの墓地に墓石(石塔)及びカロート(納骨室)を中心に、その周辺に様々な墓飾品を配設したものとなっている。墓飾品には、花立て、水鉢、香炉、拝石、灯篭、墓誌などがあり、これらの墓飾品は墓地の広さや予算などに応じてその幾つかが配設されている。また、日本では古くからの慣行として、お墓参りが、主に、お盆、お彼岸や命日などに行われている。この墓参りは、墓前に遺族や親族などが集まり、故人を偲び、故人を中心に対話する絶好の機会となることから、お墓にはこの好機に相応しい場となるように墓石などを工夫したものが提案されている。
例えば、下記特許文献1に記載されたお墓は、図11に示すように、戒名や俗名が付けられた故人の遺影などを石材、合成樹脂材や金属材などの硬質板材に、レーザー彫刻した記念プレート41を墓石40に貼り付けたものである。また、下記特許文献2に記載されたお墓は、昔からの典型的な墓石がもつ伝統的な外観を呈しながら、しかも遺族等の参詣時に故人を偲ぶことができるようにしたものである。
図12を参照して、この特許文献2に記載されたお墓を説明する。なお、図12はこの特許文献2に記載されたお墓を示し、図12Aは墓石に取付けられた観音開き扉を開いた状態の正面図、図12Bは図12AのXIIB―XIIB線の拡大断面図である。
墓石42は、所定大きさの下蓮台43の上に、上蓮台44を積層し、この上蓮台の上に所定高さの石柱45を立設して、この石柱の頂部に笠46を取付けた構造となっている。石柱45は、その正面の中心に「先祖代々之墓」の文字が刻まれ、この文字の周辺を石柱45と異なる石材からなる他の石材45aで置換えるとともに、この表面に観音開き扉47、48を取付けて、これらの観音開き扉の内側面を同様の他の石材47a、48aで置換えて、この置き換えた石材を石柱と異なる浪漫花、孔雀緑、幻彩紫、緑石、黒金沙や大理石としたものである。
実用新案登録第3126637号公報(段落〔0010〕〜〔0012〕、図3) 特開2003−90147号公報(段落〔0009〕〜〔0013〕、図4、図5)
上記特許文献1のお墓は、墓石に記念プレートを貼り付けてあるので、お墓参の際に、遺族や親族などがこの記念プレートを目にしてこのプレートに刻設された遺影から、故人の生前の顔などがリアルに思い出されて、これを契機に故人の生前の思い出などが次々に連想されて、お墓参に相応し雰囲気が醸し出される。また、上記特許文献2のお墓によれば、お墓参の際に、観音開きの扉を開けると、参詣者の目には、石柱側の置き石及び扉の置き石の面に参詣者が映って、独自の雰囲気が感じられて故人を偲ぶことができる。
しかしながら、これらの特許文献1,2のお墓は、いずれもお墓の中心となる墓石(石塔)、すなわち竿石(なお、この竿石は棹石、佛石、軸石などとも呼ばれている)に、前者は記念プレートを貼り付け、後者は笠石に観音開きの扉を取付けて、この扉などの一部を笠石本体と異なる石材で置き換えたものとなっているので、以下の課題が潜在している。
竿石は、通常、その正面の表面に、「お題目」、「先祖代々之墓」や「○○家之墓」などが刻まれるエリアとなっており、このエリアには例えば「先祖代々之墓」の文字がバランスよくしかも調和がとれるようにデザイン性を考慮して刻設されている。そのために、このエリアにそれ以外の文字やプレートなどを設けようとすると、この調和が崩れてデザイン性が損なわれ易くなる。
すなわち、上記特許文献1のお墓は、墓石(竿石)の下方、すなわち戒名(俗名)を刻設した文字の下に記念プレートを貼り付けるので、そのスペースが狭く制限されており、しかも戒名の配列とバランスをとり調和させるには、墓石の大きさが課題となる。そのために、スペースが不足すると、記念プレートを貼り付けできる大きさの墓石が必要になり、新設のお墓であれば対応が可能であるが既設のお墓には対応がし難くなる。また、この記念プレートは、墓石表面に貼り付けてあることから、このプレートには常時、日光が照射され、風雨に晒されるので、劣化が加速されて耐久性が課題となる。この点、上記特許文献2のお墓は、特殊構造の墓石となるので、上記の課題は一応解消されるが、特殊構造のものであるために高価なものとなる。また、この墓は、参詣の雰囲気が作られるが、故人に直接繋がる情報でないので、特定の故人を偲び、対話できる雰囲気を作り出すのが難しい。勿論、既存のお墓を加工して、観音開きの扉及び置き石などを設けることができない。
本考案者らは、従来技術がこのような課題を抱えていることから、これらの課題を解決し、如何にすればお墓により相応しい雰囲気を効果的に作り出せるかを検討した。すなわち、お墓は、故人の遺骨を納め、供養し祀るところであり、故人と生者の思いが結ばれる祈りの場であり、しかも心の安らぎをもたらす憩の場でもあり、さらに、故人の住まいにふさわしい安心感、くつろぎ感が感じられて、参墓者への心地良さを与えるようにする場などにする必要があることから、このような場及び雰囲気を如何にすれば醸し出せるかを新設及び既設のお墓を含めて検討した。この検討の過程において、お墓のうち墓石(笠石)は、納骨され又はされる先祖代々之墓となってお墓の中心となっているものであることから、一度設置されるとその型を変更し、また新たなものに交換することなどは、特別な場合を除いて殆ど行われない。これに対して、この墓石の周辺に配設される花立て、水鉢、香炉、拝石、灯篭、墓誌などの墓飾品は、墓石に比べて安価でしかも簡単に交換が可能であることから、これらの墓飾品の中で、いずれの墓飾品を選択し加工すればお墓参りにより相応しい雰囲気を作れるかを究明したところ、水鉢が最適であることを見つけた。
すなわち、この水鉢は、香炉などと共に墓石の真下に配設されることから、墓石に刻まれた「先祖代々之墓」などの文字を見つめ、膝まずき合掌し焼香しながら念仏などを唱えていると、自然に水鉢が目に入る状態になることにヒントを得て、この水鉢を加工し故人の特徴が最もよく表れる遺影などを設ければ、(1)この遺影などから故人の生前が想起されて対話などがし易くなり、お墓参りに相応しい雰囲気を醸し出すことが可能になること、(2)また、この遺影などをレーザー加工で刻設し、風雨に晒されないようにすれば、写真とは違って遺影などが失せることはなく、それに半永久的に会い対面することが可能になること、(3)さらに、この水鉢を大型にしても墓石とのバランスが崩れることがなく、大型にすると遺影などを多く刻むことが可能になること、(4)さらにまた、遺影などは水鉢の大きさを大型化し或いは花立て石と合体化すると、さらに大面積にできて、遺影だけでなく先祖の家系図、先祖の教えや家訓なども描くことも可能になること、(5)さらにまた、墓石の納骨室に連通する入口を形成すると既存の墓石前に設置でき、しかも水鉢を移動させずに納骨が可能になること、などを見出して本考案を完成させるに至ったものである。
そこで、本考案は、従来技術の課題を解決するともに上記の知見(1)〜(5)に基づいてなされたもので、本考案の目的は、お墓参りの際に、故人の顔やその他の特徴がリアルに思い出し偲ぶことができる契機となる墓前用水鉢を提供することにある。
本考案の他の目的は、墓石の納骨室の入口を塞ぎ水鉢を移動させずに納骨室へ納骨ができる既存又は新設の墓石前に配設できる墓前用水鉢を提供することにある。
本考案のさらに他の目的は、上記の目的を有し、さらに少なくとも線香立て及びロウソク立てのいずれか一方を設けた墓前用水鉢を提供することにある。
本考案のさらにまた他の目的は、上記目的を有し、さらに花立て石を合体し、よりお墓参りに相応しい雰囲気を醸し出すことができる花立て・水鉢セットを提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の態様の墓前用水鉢は、納骨室が設けられた基台から上方へ所定高さ立設された墓石の正面を背に、立設・配設される水貯めを備えた所定形状の石材ブロックからなる墓前用水鉢であって、前記石材ブロックは、正面の壁面に、該壁面を覆う開閉扉が開閉自在に装着されて、前記開閉扉の背壁面及び該開閉扉で覆われる前記壁面の少なくともいずれかの壁面に遺影などのメモリアルが設けられていることを特徴とする。
また、第2の態様の墓前用水鉢は、第1の態様の墓前用水鉢において、前記石材ブロックは、床石面上に設置される底石板と前記底石板の上面から所定高さ立設し前記水貯めを備えた水鉢本体とを有し、前記水鉢本体は、前記正面壁を有する立設石部と前記立設石部の上にあって正面が前記立設石部の正面壁より前方へ庇状に突出し上壁面に前記水貯めを設けた水貯め天井石部からなり、前記底石板と前記立設石部の庇状部との間に前記開閉扉が開閉自在に装着されていることを特徴とする。
また、第3の態様の墓前用水鉢は、第1又は2の態様の墓前用水鉢において、前記水鉢本体は、前記正面壁に墓石の納骨室に連通し納骨する納骨孔が形成されていることを特徴とする。
また、第4の態様の墓前用水鉢は、第3の態様の墓前用水鉢において、前記納骨孔は、開口が着脱自在な閉鎖蓋で覆われて、前記閉鎖蓋の一面に前記メモリアルが設けられていることを特徴とする。
また、第5の態様の墓前用水鉢は、第1又は2の態様の墓前用水鉢において、前記石材ブロックは、前記正面の壁面に所定大きさの部屋が設けられて、前記部屋の開口が前記開閉扉で覆われていることを特徴とする。
また、第6の態様の墓前用水鉢は、第5の態様の墓前用水鉢において、前記部屋には、少なくともロウソク立て及び線香立ていずれか一方が設置されていることを特徴とする。
また、第7の態様の墓前用水鉢は、第1又は2の態様の墓前用水鉢において、前記開閉扉は、一対の観音開き扉からなり、前記観音開き扉の少なくともいずれか一方の扉体の背壁面に前記遺影などのメモリアルが設けられていることを特徴とする。
また、第8の態様の墓前用水鉢は、第7の態様の墓前用水鉢において、前記観音開き扉には、鎖錠手段で鎖錠されることを特徴とする。
また、第9の態様の墓前用水鉢は、第1又7の態様の墓前用水鉢において、前記メモリアルは、前記壁面に、レーザーにより直接刻設又は遺影などをレーザーにより刻設した対面プレートを取付けたものであることを特徴とする。
また、第10の態様の花立て・水鉢セットは、第1〜9のいずれかの態様の墓前用水鉢に、前記水鉢本体の両側が延設されて、この延設された箇所が花立て石となっていることを特徴とする。
本考案の第1の態様の墓前用水鉢では、開閉扉の背壁面及び該開閉扉で覆われる壁面の少なくともいずれかの壁面に、遺影などのメモリアルが設けてあるので、墓参りの際に、故人の顔やその他の特徴がリアルに思い出し偲ぶことができる契機となり、お墓により相応しい雰囲気を効果的に作り出すことができる。すなわち、この水鉢は、香炉など共に墓石の真下に配設されることから、墓石に刻まれた「先祖代々之墓」などの文字を見つめ、膝まづき合掌し焼香しながら念仏などを唱えていると、水鉢が自然に目に入る状態になり、この水鉢に設けたメモリアルにより故人の生前が想起されて対話などがし易くなり、墓参りに相応しい雰囲気を醸し出すことが可能になる。
また、本考案の第2の態様の墓前用水鉢によれば、開閉扉が底石板と立設石部の庇状部との間に装着されているので、メモリアルが日光や風雨に晒されることがなく長持ちさせることができる。
また、本考案の第3の態様の墓前用水鉢によれば、墓石の納骨室に連通する入口を形成すると既存の墓石前に設置でき、しかも水鉢を移動させずに納骨が可能になる。
また、本考案の第4の態様の墓前用水鉢によれば、メモリアルが設けられる面積が拡大され、家系図、家訓などを取り替えも簡単にできる。
また、本考案の第5及び6の態様の墓前用水鉢によれば、部屋を墓参用具を収納できる。
また、本考案の第7の態様の墓前用水鉢によれば、一対の観音開き扉の左右にバランスよく、及び見栄えよくメモリアルを設けることができる。
また、本考案の第8の態様の墓前用水鉢によれば、鎖錠手段を設けることで観音開き扉が不用意に開くことを抑制することができる。
また、本考案の第9の態様の墓前用水鉢によれば、メモリアルが風雨によっても消えることがなく、略永久的に刻設しておくことができる。
また、本考案の第10の態様の墓前用水鉢によれば、花立てと水鉢とが合体されているので、管理、扱いが容易になると共に、コスト安にできる。また、この花立て・水鉢セットは、水鉢単独のものと比べて、部屋を大きくできると共に、メモリアルを設ける面積(領域)も拡大できる。すなわち、メモリアル領域は、水鉢の領域に加えて花立ての領域まで拡大できる。勿論、観音開き扉も大型になり、メモリアル領域を大きくできる。
図1は本考案の実施形態1に係る花立て・水鉢セットが配設されるお墓の概略斜視図である。 図2は図1の墓石及び墓前用花立て・水鉢セットの斜視図である。 図3は図1の墓石の斜視図である。 図4は図1の墓前用花立て・水鉢セットの斜視図である。 図5は図4の墓前用花立て・水鉢セットの分解斜視図である。 図6Aは閉め具を取外した状態の墓前用花立て・水鉢セットの斜視図、図6Bは閉め具の斜視図、図6Cは図6Bの側面図である。 図7は開扉した状態の墓前用花立て・水鉢セットの斜視図である。 図8は実施形態1の変形例に係る墓前用水鉢の斜視図である。 図9は本考案の実施形態2に係る墓前用水鉢の斜視図である。 図10は実施形態2の変形例に係る墓前用水鉢の斜視図である。 図11は従来技術のお墓の斜視図である。 図12は他の従来技術のお墓を示し、図12Aは墓石に取付けられた観音開き扉を開いた状態の正面図、図12Bは図12AのXIIB―XIIB線の拡大断面図である。
以下、図面を参照して本考案の実施形態を説明する。但し、以下に説明する実施形態は、本考案の技術思想を具体化するための墓前用水鉢及び花立て・水鉢セットを例示するものであって、本考案をこれらに特定することを意図するものではなく、実用新案登録請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。なお、お墓は、宗派などの違いにより型式が異なり、例えば、「和式(仏式、和型)」、「洋式(洋型)」、「神式」、「五輪塔」や「地蔵墓」などがあるが、本実施形態では、一般的な「和式(仏式、和型)」のお墓を説明し、この技術は、他の「洋式」などにも適用できるものである。また、お墓を構成する部位などの名称も統一されておらず、例えば地方などにもよっても異なるので、一般的な通称を用いることとする。
[実施形態1]
まず、図1を参照して、本考案の実施形態1に係る墓前用花立て・水鉢セットが配設されるお墓の全体構成を説明する。なお、図1は本考案の実施形態1に係る墓前用花立て・水鉢セットが配設されるお墓の概略斜視図、図2は図1の墓石及び花立て・水鉢セットの斜視図、図3は図1の墓石の斜視図である。
一般的な和型のお墓10は、図1に示すように、所定大きさの墓地を外柵11で区画して仕切り、この外柵11内に、カロート(納骨室)14A(図3参照)及びこの上に立設した墓石(石塔)14を中心にして、その周辺に様々な墓飾品を配設したものとなっている。墓飾品は、故人の戒名、俗名や没日などを彫刻した墓誌19、お墓参りの際に必要なロウソク、線香や水桶などを格納した用具格納庫20、お墓参りの際に手荷物などを置く物置台21、お花をお供えする花立て及びお水をお供えする水鉢などがあり、この実施形態1では、花立て及び水鉢はいずれも墓前用となっており、これらを合体した花立て・水鉢セット24で構成されている。なお、これらの墓飾品は、自然石を加工したもので形成されて、墓地の広さや予算などに応じて設置されるものとなっている。
カロート14Aは、図3に示すように、遺骨が納められるお墓の心臓部と言える場所であって、墓石14の下に位置している。このカロートは、その大きさや形状は墓地自体の形や広さによって様々なものがある。大きく分けると、地上式、半地下式、地下式に分けられ、それぞれ一段型や二段以上の型がある。この実施形態1では,いずれの型式でもよく、後述する地廻石15を作るときに形成される。
外柵11は、墓所との境をはっきりさせ且つ流水や地崩れなどを防止するもので、境界石、巻石、境石などとも呼ばれている。この外柵11は、入口の正面に踏石12及び両側に門柱13などが設置されている。
墓石(石塔)14は、図1、図2に示すように、開眼供養の際に、僧侶によって魂が入れられるお墓の中心となるもので、所定大きさの地廻石15の上に、順に下石台16、上石台17及び竿石18を積み上げたものとなっている。
地廻石15は、根石や芝台とも呼ばれており、カロート14Aの外壁と下石台16、上石台17及び竿石18を積層する際の土台となるもので、御影石やコンクリートで作られている。この地廻石15は、花立て・水鉢セット24の置き台ともなっている。
下石台16及び上石台17は、竿石18を立設する土石台となっており、下石台16には、図3に示すように、正面の表面に納骨室14Aに連通する所定大きさの開口16aが形成されている。この開口16aは、通常、花立て・水鉢セット24の壁面で覆われて、外部からは見えないようになっている。また上石台17には、その正面に蓮華模様や家紋・家名などが刻まれる。なお、下石台16の前には、所定大きさの拝所板石23が配設されている。
竿石18は、棹石、佛石、軸石などとも呼ばれ、表面には、「お題目」、「先祖代々之墓」や「○○家之墓」などの文字が刻まれている。
図4〜図7を参照して、墓前用花立て・水鉢セットを説明する。なお、図4は墓前用花立て・水鉢セットの斜視図、図5は図4の墓前用花立て・水鉢セットの分解斜視図、図6は閉め具を取外した状態の墓前用花立て・水鉢セットの斜視図、図7は開扉した状態の墓前用花立て・水鉢セットの斜視図である。
墓前用花立て・水鉢セット(以下、水鉢セットという)24は、図4に示すように、中央を水鉢部24A、その両側をそれぞれ一対の花立て部24B、24B'として、これらを合体した直方体形状の石材ブロックで形成されている。すなわち、これらの水鉢部24A及び花立て部24B、24B'は、図5に示すように、一対の花立て及び水鉢部に共通する細長矩形状の底板25と、同様に共通にして底板25上に立設されるセット本体26と、このセット本体に開閉自在に装着される一対の観音開き扉28A、28Bと、これらの扉を閉めて置く閉め具31と、セット本体26の開口に着脱自在に取付けられる蓋体30とからなり、これらは墓石と同じ又は異なる石材で形成されている。
底板25は、図5に示すように、所定の肉厚の細長の石板で形成されている。すなわち、所定の肉厚D、所定の幅長W及び長さLの石板で形成されている。例えば、肉厚Dは50mm、幅長Wは180mm、長さLは630mmである。この底板25には、長手方向の両端部の同一辺側に観音開き扉28A、28Bの支軸29が回転自在に固定される支軸孔25が穿設されている。
セット本体26は、図4、図5に示すように、底板25の長手方向の両端部から所定の隙間26Dをあけて対向しそれぞれ所定高さHで立設される一対の脚柱部26A、26Bと、両脚柱の頂部を繋いで橋渡しする横架部26Cと、を有し、横架部26Cの上面に所定深さの水貯め26cを設け、全体構成が鳥居又は門に似た形状にした石材ブロックで形成されている。なお、このセット本体26、すなわち石材ブロックは鳥居又は門に似た形状をしているので、横架部26Cを鳥居で名付けられている笠木に準じ以下笠石部26Cともいう。
この笠石部26Cは、幅長W、高さH、長さLを有し肉厚の厚い板状体からなり、幅長W及び長さLが底板25の幅長及び長さと同一になっている。このセット本体26を構成する石材ブロックは、図4に示すように、一対の脚柱部26A、26Bと一部の笠石部26Cとで一対の花立て部24B、24B'を構成し、各脚柱部26A、26Bの間と残りの笠石部26Cとで水鉢部24Aを構成している。
一対の花立て部24B、24B'は、同じ構造となっている。一方の花立て部24Bを代表して説明する。
花立て部24Bは、脚柱部26Aと端部の笠石部26Cとで構成されている。脚柱部26Aは、底部の幅長W、長さL及び高さHを有する直方体形状の柱体からなり、この柱体は、底部の幅長Wを笠石部26Cの幅長Wより狭くして、笠石部26Cの下面から下方へ長さH垂下したものとなっている。この脚柱部26Aの頂部は、笠石部26Cの端部に繋がれて、この端部の笠石部26Cから脚柱部26Aへ向かって花立て筒が差込まれる差込み穴が形成されている。この差込み穴には、上方に所定大きさの開口を有する花立て筒が差込まれて、この花立て筒は、開口にキャップ27Aが被せられている。花立て筒は、開口がキャップで覆われるので、雨水やゴミなどが入るのを防止できる。なお、差込み穴及び花立て筒は、キャップ27Aの下に位置し、このキャップで隠されている。花立て部24Bの長さLは、任意の長さでよいが、一対の花立て部24B、24B'間に長さLの隙間26Dが空く長さにする。隙間26Dは、下石台16の開口16aと略同じにして、この隙間26Dから、納骨室14Aへ納骨される。したがって、これらの長さの関係は、L1+L2+L1=Lの関係にある。隙間26Dは、水鉢セット24を組立てたときに、底板25で囲まれ納骨室に連通する貫通孔26d(図7参照)が形成されるが、この貫通孔26dの開口は蓋体30で塞がれる。また、この隙間26D間には、底板25、両脚柱部26A及び26Bの側壁、蓋体30及び観音開き扉28A、28Bで囲まれて所定大きさの部屋Rが形成される。
この蓋体30は、石材や金属材からなり、開口16a(図3参照)に着脱自在に取付けられる閉鎖蓋となっている。納骨の際は、この開口から取外される。この蓋体30の表面には、故人の遺影、家系図や家訓などの記念となる記録など(以下、メモリアルという)が設けられる。このメモリアルは、蓋体30の表面に直接レーザー光により刻設、或いは蓋体と異なる硬質板材(石材、合成樹脂材や金属材など)の表面に同様の刻設をして、蓋体の表面に固定手段、例えば接着剤などで固定する。レーザー装置は、レーザー銃によりレーザー光線を照射すると、その部分が欠如される現象を利用するもので、パーソナルコンピュータに接続し、スキャナーに取り込んだ写真情報などに基づいて、レーザー銃を走査させて粗面や凹凸を形成することにより、写真、彫刻模様に影像を描くものである。この蓋体30は、開口16aに取外し自在に装着されるので、家系図などを刻設して置くと、リニューアルし、また、新たなものに交換することも可能になる。なお、セット本体26には、隙間26D及び貫通孔26dを設けたが、塞いでもよい。塞いだエリアには、同様のメモリアルを設けることができる。セット本体をこのように構成した水鉢セットは、正面に納骨室への入口がない墓石の前に設置して使用する。
脚柱部26Aの頂部と笠石部26Cの端部との間の繋ぎ目は、両者の幅長が異なり、W<Wとしてあるので、この継ぎ目に段差部26Cが形成される。この段差部26Cの幅長は、後述する観音開き扉28A、28Bの厚さと略同じになっている。この段差部26Cには、底板25の支軸孔25に対応する箇所に支軸孔(図示省略)が穿設されている。また、脚柱部26Aは、段差部26C下の脚柱部面が所定面積の壁面26aとなるので、この壁面を故人の遺影などを設けるメモリアルスペースPとする。このメモリアルスペースPには、蓋体30に設けた遺影などを設ける。他方の脚柱部26Bの壁面26bにも、同様のメモリアルスペースPとして遺影などを設ける。また、段差部26C下の壁面には、観音開き扉28A、28Bを取付けるが、段差部26Cの幅長がこれらの観音開き扉の厚さと同じになっているので、観音開き扉を取付けたときに、これらの観音開き扉と笠石部26C面と同一になり、突出することがないので、デザイン性がよくなる。また、この段差部は庇となり、扉背面への雨水の侵入を防止できる。
一対の観音扉28A、28Bは、同じ構造となっている。一方の観音扉28Aを代表して説明する。
この観音開き扉28Aは、図5に示すように、セット本体26の笠石部26Cの下、すなわち脚柱部26Aに取付けて、壁面26a及び貫通孔26dを覆う扉体であって、所定の肉厚D、長さL及び高さH11を有する板体からなり、セット本体26と同じ又は異なる石材で形成されている。肉厚Dは段差部の幅長と略同じ、また高さH11は花立て部の長さHより若干低く、及び長さLは、長さLの略1/2になっている。
観音開き扉28Aは、扉体の一方の端部上下にそれぞれ支軸29及び他端に切欠き溝28aが形成されている。支軸29は、底板の支軸孔25及び段差部の支軸孔(図示省略)に回転自在に遊嵌される太さになっている。切欠き溝28aは、閉め具31の鎖錠爪31b(図6B参照)が挿入されて係止される大きさの横溝で形成されている。観音開き扉28Aは、扉体の表面を化粧磨きし、背面の壁面をメモリアルを設けるメモリアルスペースPとする。他の観音開き扉28Bも同様のメモリアルスペースPとし、これらのメモリアルスペースには、蓋体30に設けたメモリアルを設ける(図7参照)。なお、メモリアルスペースP〜Pには、いずれもレーザー加工により所望の遺影などを刻設する。
閉め具31は、図5、図6に示すように、一対の切欠き溝28a、28bを塞ぐ大きさ、例えば円盤状の把持摘み31aとこの摘みの背面に固定した鎖錠爪31bとからなり、観音開き扉と同じ又は異なる石材で形成されている。把持摘み31aの表面には、家紋などを刻設するのが好ましい。
以上、水鉢セットを構成する部材を詳述したが、この水鉢セット24は、以下の手順で組立てる。まず、一対の観音開き扉28A、28Bを下方の支軸29を底板25の支軸孔25に差込み上方の支軸を段差部に設けた支軸孔に差込んでセット本体26を底板に接着剤などで固定する。次いで、隙間26Dの開口に蓋体30を取付けて組立てを完成する。
この水鉢セットは、既存又は新設の墓石前に設置する。
この水鉢セット24によれば、観音開き扉の背壁面及びこれらの扉で覆われる壁面に、遺影などのメモリアルが設けてあるので、お墓参りの際に、故人の顔やその他の特徴がリアルに思い出し偲ぶことができる契機となり、お墓により相応しい雰囲気を効果的に作り出すことができる。すなわち、この水鉢セットは、香炉などと共に墓石の真下に配設されることから、墓石に刻まれた「先祖代々之墓」などの文字を見つめ、膝まづき合掌し焼香しながら念仏などを唱えていると、水鉢セットが自然に目に入る状態になり、この水鉢に設けたメモリアルにより、故人の生前が想起されて対話などがし易くなり、墓参りに相応しい雰囲気を醸し出すことが可能になる。
また、この水鉢セット24は、花立てと水鉢とを合体してあるので、水鉢単独のものと比べて、メモリアルを設ける面積(領域)を拡大できる。すなわち、メモリアル領域は、水鉢の領域に加えて花立ての領域まで拡大できる。勿論、観音開き扉28A、28Bも大型になり、メモリアル領域を大きくできる。
図8を参照して、水鉢セット24の変形例を説明する。なお、図8は、実施形態1の水鉢セットの変形例を示した斜視図である。この変形例に係る水鉢セット241は、隙間26D間に部屋Rの底板25の部分25aを線香立て32及びロウソク立て33の少なくともいずれか一方を設置或いは備え付けたものとなっている。この水鉢セット241によれば、隙間26D間に形成される部屋Rの有効利用を図ることができる。
[実施形態2]
図9を参照して、本考案の実施形態2に係る墓前用水鉢を説明する。なお、図9は本考案の実施形態2に係る墓前用水鉢の斜視図である。実施形態2に係る墓前用水鉢(以下、水鉢という)242は、実施形態1の水鉢セット24から花立てを無くし、水鉢だけで構成したものである。すなわち、この水鉢242は、水鉢セット24から花立て部を無くして、水鉢部24Aを両サイドの花立て部24Bの位置まで延設した構造となっている。なお、延長しなくてもよい。この水鉢242は、実施形態1の水鉢セット24と略同じ作用効果を奏することができる。
また、図10の墓前用水鉢242Aは水鉢242の変形例となっている。この水鉢242Aは、隙間26D間に部屋Rの底板25の部分25aを線香立て32及びロウソク立て33の少なくともいずれか一方を設置或いは備え付けたものとなっている。
10 お墓
11 外柵
12 踏石
13 門柱
14 墓石
14A 納骨室
15 地廻石
16 下石台
17 上石台
18 竿石
19 墓誌
20 用具収納庫
21 物置台
23 拝所板石
24、241 墓前用花立て・水鉢セット
242、242A 墓前用水鉢
24A 水鉢部
24B、24B' 花立て部
24C 横架部(笠石部)
24c 水貯め
24C 段差部
25 底板
26 セット本体(石材ブロック)
26A、26B 脚柱部
26a、26b 壁面
27A、27B キャップ
28A、28B 観音開き扉
29 支軸
30 蓋体(閉鎖蓋)
31 閉め具
32 線香立て
33 ロウソク立て
〜P メモリアルスペース
R 部屋

Claims (10)

  1. 納骨室が設けられた基台から上方へ所定高さ立設された墓石の正面を背に、立設・配設される水貯めを備えた所定形状の石材ブロックからなる墓前用水鉢であって、
    前記石材ブロックは、正面の壁面に、該壁面を覆う開閉扉が開閉自在に装着されて、前記開閉扉の背壁面及び該開閉扉で覆われる前記壁面の少なくともいずれかの壁面に遺影などのメモリアルが設けられていることを特徴とする墓前用水鉢。
  2. 前記石材ブロックは、床石面上に設置される底石板と前記底石板の上面から所定高さ立設し前記水貯めを備えた水鉢本体とを有し、前記水鉢本体は、前記正面壁を有する立設石部と前記立設石部の上にあって正面が前記立設石部の正面壁より前方へ庇状に突出し上壁面に前記水貯めを設けた水貯め天井石部からなり、前記底石板と前記立設石部の庇状部との間に前記開閉扉が開閉自在に装着されていることを請求項1に記載の墓前用水鉢。
  3. 前記水鉢本体は、前記正面壁に墓石の納骨室に連通し納骨する納骨孔が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の墓前用水鉢。
  4. 前記納骨孔は、開口が着脱自在な閉鎖蓋で覆われて、前記閉鎖蓋の一面に前記メモリアルが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の墓前用水鉢。
  5. 前記石材ブロックは、前記正面の壁面に所定大きさの部屋が設けられて、前記部屋の開口が前記開閉扉で覆われていることを特徴とする墓前用水鉢。
  6. 前記部屋には、少なくともロウソク立て及び線香立ていずれか一方が設置されていることを特徴とする請求項5に記載の墓前用水鉢。
  7. 前記開閉扉は、一対の観音開き扉からなり、前記観音開き扉の少なくともいずれか一方の扉体の背壁面に前記遺影などのメモリアルが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の墓前用水鉢。
  8. 前記観音開き扉には、鎖錠手段で鎖錠されることを特徴とする請求項7に記載の墓前用水鉢。
  9. 前記メモリアルは、前記壁面に、レーザーにより直接刻設又は遺影などをレーザーにより刻設した対面プレートを取付けたものであることを特徴とする請求項1又は7に記載の墓前用水鉢。
  10. 請求項1〜9のいずれかの墓前用水鉢は、前記水鉢本体の両側が延設されて、この延設された箇所が花立て石となっていることを特徴とする墓前用花立て・水鉢セット。
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CN109267815A (zh) * 2018-11-09 2019-01-25 南京林业大学 一种智能型生态家族墓

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