JP2010189848A - お墓の納骨用扉 - Google Patents

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Abstract

【課題】 お墓に設けた納骨空間に納骨する際に開ける納骨用扉の提供。
【解決手段】 納骨用扉9a,9bは納骨口9に左右対を成して取付けられ、そして納骨用扉9a,9bの戸先側正面には開閉用の持ち手25a,25bを有し、この両持ち手25a,25bに背面に形成した係止溝27を係止して飾り部材13を取付け、該飾り部材13の表面28には家紋を形成している。
【選択図】 図2

Description

お墓には納骨空間が設けられるが、本発明はこの納骨空間の入口に取付けられる納骨用扉に関するものである。
昔からの風習の違いによりお墓にも色々あり、又納骨の仕方も違っている。西日本では死人は土に返るといわれ、納骨は骨壺を用いることなく土の上に直接納められ、長い年月を経て骨は風化していく。風化して無くなるまでには何十年といった期間が経過することになるが、納骨された墓内部は空気の出入れがなく、湿気を帯びた空間となっている。従ってお骨には結露が発生し、特に質の良くない石を用いたお墓はこの結露現象が著しい。
又、従来のお墓には納骨する入口を塞ぐ為の大きな石が置かれている。これは墓の正面にある場合と後ろ側に設けている場合があるが、何れにしてもこの石を動かすことは容易でなく、子供や女性では不可能である。勿論、軽くて小さな石で納骨口を塞いだのでは、該石が位置ズレしたり、いたずらで簡単に取り外されては困ることから、従来ではこのような大きな石を置いて塞いでいるのが実状である。
特開2008−144388号に係る「納骨蓋付墓石」は、墓への納骨作業を行うとき、供物台など付属石の移動を必要とせず、納骨蓋の取外しのみにより、安全かつ容易に納骨が出来る構造の墓石である。
そこで、墓石の中台に設けられている納骨室開口部の前面両側に当接する花立、蝋燭立てを一体とし、その正面に同一石材にて、取外式納骨蓋を取付け、この納骨蓋を取外しすることにより、納骨作業時に重い供物台、花立、蝋燭立てを移動する必要がなく納骨を安全かつ容易に作業が出来る。
ところで、上記納骨蓋付墓石は取外式の納骨蓋を備えているが、悪戯で納骨蓋が取外されてしまうことがある。すなわち、納骨作業時に重い供物台、花台、蝋燭立てを移動する必要はなくなるが、納骨蓋が外される危険性が常に存在する。むしろ、その方が心配であると共に問題となる。
特開2008−144388号に係る「納骨蓋付墓石」
このように従来のお墓に設けられる納骨空間の納骨口に取付けられる納骨蓋には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、簡単に開けることが出来ないように、すなわち、開くことが出来る扉としての認識がされないように構成したお墓の納骨用扉を提供する。
お墓はお骨を収容する為の納骨空間を底に有し、該納骨空間の納骨口には開閉する納骨用扉を取付けている。ここで、納骨用扉は戸尻側に設けた軸を中心として開閉する構造の場合、又はガイドに沿ってスライドすることで開閉することが出来る構造の場合の何れであってもよい。そして、該納骨口には左右対称に2枚の納骨用扉が装着されている。
上記両納骨用扉の戸先側には開閉用の持ち手が設けられ、この持ち手には家紋を形成した飾り部材が係止して取付けられている。該飾り部材の形状は特に限定しないが、背面側には持ち手が係止する為の係止溝を有し、持ち手に係止して取付けられる飾り部材は扉面に当接する。従って、飾り部材は両納骨用扉に跨って中央に取付けられる。
本発明に係る納骨用扉は納骨口に左右対を成して装着され、戸先側には開閉用の持ち手を有している。そこで、該持ち手を摘んで納骨用扉を開閉することが出来る。しかし、納骨しない時には該納骨用扉の両持ち手には飾り部材が係止して取付けられている為に、納骨用扉を開くことは出来ない。勿論、飾り部材を取外すならば簡単に開くことが出来るが、飾り部材を持ち手に取付けることで、他人には納骨用扉である旨の認識がされない。
従って、悪戯で納骨用扉が開かれることはなく、安全性が保たれる。一方、お墓にはその家の家紋を刻印して形成する場合が多く、しかし、お墓本体に家紋を刻印する場合に比較して小さな飾り部材に形成する方が便利であり、別部材として製作される飾り部材であれば仮に失敗しても損失は少ない。
図1は本発明に係る納骨用扉を備えたお墓の一部断面を含む側面図を表している。本発明ではお墓自体の構造は限定しないが、同図に示すお墓は、芝台1、下台2、上台3、蓮華4、仏石5が積み重ねられた構造と成っている。勿論、材質は耐久性に優れた石であり、芝台1には納骨空間6が設けられている。そして、下台2には上記納骨空間6へ通じる納骨道7と該納骨道7の正面には納骨口8と成っている。又、図示していないが、該納骨空間6の奥には小さな仏像を設置することもあり、お骨はこの納骨空間6に収容される。
図2は芝台1の上であって下台2の正面に設置される香炉台10を示している。該香炉台10にはその両側に花立て11,11が設けられ、該花立て11,11には上端が開口している穴12,12を有し、この穴12,12には花が挿入される筒が嵌められる。そして、中央には2枚の納骨用扉9a,9bが対を成して装着され、両納骨用扉9a,9bが開かないようにロック機能を備えた飾り部材13が取付けられている。
そして、香炉台10の中央部下側にはロウソク立て部14が設けられ、天板15の中央には穴16が貫通し、この穴16に栓17が嵌って取付けられている。さらに、天板15の上には滑らかに湾曲した概略半楕円形の笠18が取付けられている。下板23に形成されるロウソク立て部14にロウソク立て(図示なし)が取着され、又線香立てが取付けられる。
ここで、上記栓17を取外して穴16を開口するならば、線香の煙は該穴16を流れて笠18の空間19まで上昇して周囲に漂うことになる。この香炉台10は下台2とは別に製作されて芝台1の上に設置される。又、笠18はさらに別部材として製作されて、天板15の上に固定されている。従って、肉厚の薄い笠18が損傷した際には、新たな笠18に簡単に取り替えることが出来るようにしている。
図3、図4は本発明に係る納骨用扉9a,9bを示しているが、2枚の納骨用扉9a,9bは上端に上ガイド20を突出して設け、下端には下ガイド21を突出して設けている。そして、上ガイド20は天板15の下面に設けたコ形断面の上レール22に嵌り、下ガイド21は下板23に設けたコ形断面の下レール24に嵌ってガイドされている。従って、納骨用扉9a,9bは上レール22と下レール24に沿って開閉することが出来る。
そして、納骨用扉9a,9bの戸先側正面には概略L形の持ち手25a,25bが取付けられ、又円板をした飾り部材13の背面側には開口26を有し、該開口26の上側には係止溝27が設けられている。そこで、両納骨用扉9a,9bが閉じた状態で両持ち手25a,25bを開口26に挿入し、そして飾り部材13を降下させることで、概略L形の持ち手25a,25bは係止溝27に係止することに成る。従って、納骨用扉9a,9bを開くことは出来なくなる。
飾り部材13の表面28には家の家紋が形成され、香炉台10の正面に配置された飾り部材13は装飾的効果をもたらす。飾り部材13が持ち手25a,25bに係止して取付けられることで、該持ち手25a,25bは飾り部材13にて被覆されて外から見えないようになる。その為に、納骨空間6へ通じる納骨口8の扉であることの認識がされない。
納骨用扉9a,9bの上端に突出して設けられている上ガイド20,20は図4に示すように納骨用扉9a,9bが閉じた状態で、間にスペース29を設けている。そして、コ形断面の上レール22にはストッパー30が嵌っており、このストッパー30は上記スペース29に嵌る。従って、納骨用扉9a,9bを閉じる際、上ガイド20,20の先端がストッパー30に当って停止する為に、両持ち手25a,25bに飾り部材13を取付けるならば、両納骨用扉9a,9bは何れの方向へ移動することも出来ない。
ただし、上記ストッパー30を下レール24に設けることも出来、この場合には下ガイド21,21の間に該ストッパー30が嵌るスペース29が設けられる。ここで、上記上ガイド20、下ガイド21、上レール22、下レール24は耐腐食性に優れた金属材が一般に使用されるが、樹脂製であっても構わない。
ところで、同図に示す納骨用扉9a,9bはスライド式の扉であるが、軸を中心として回動する扉であってもよい。このような開閉型式の納骨用扉であっても、両持ち手25a,25bに飾り部材13を係止して取付けるならば、開くことは出来ない。
一方、図1に示すお墓の場合、香炉台10を別部材として設置し、この香炉台10に納骨用扉9a,9bを装着しているが、該香炉台10を設置することなく下台2の正面に直接納骨用扉9a,9bを取付けることも可能である。
本発明の納骨用扉を備えたお墓の一部断面を含む側面図。 下台の正面に設置される香炉台。 本発明に係る納骨用扉の縦断面図。 本発明に係る納骨用扉の斜視図。
1 芝台
2 下台
3 上台
4 蓮華
5 仏石
6 納骨空間
7 納骨道
8 納骨口
9 納骨用扉
10 香炉台
11 花立て
12 穴
13 飾り部材
14 ロウソク立て部
15 天板
16 穴
17 栓
18 笠
19 空間
20 上ガイド
21 下ガイド
22 上レール
23 下板
24 下レール
25 持ち手
26 開口
27 係止溝
28 表面
29 スペース
30 ストッパー

Claims (4)

  1. お墓に設けた納骨空間に納骨する際に開ける納骨用扉において、該納骨用扉は納骨口に左右対を成して取付けられ、そして納骨用扉の戸先側正面には開閉用の持ち手を有し、この両持ち手に背面に形成した係止溝を係止して飾り部材を取付け、該飾り部材の表面には家紋を形成したことを特徴とするお墓の納骨用扉。
  2. お墓に設けた納骨空間に納骨する際に開ける納骨用扉において、上記お墓の芝台の上であって下台の正面に香炉台を設置し、該香炉台の中央部に納骨口を設けて下台の納骨道から納骨空間へ連通した構造とし、上記納骨用扉は納骨口に左右対を成して取付けられ、そして納骨用扉の戸先側正面には開閉用の持ち手を有し、この両持ち手に背面に形成した係止溝を係止して飾り部材を取付け、該飾り部材の表面には家紋を形成したことを特徴とするお墓の納骨用扉。
  3. 上記納骨用扉は戸尻側に設けた軸を中心として回動することで開閉可能とした請求項1、又は請求項2記載のお墓の納骨用扉。
  4. 上記納骨用扉は納骨口に設けたガイドに沿ってスライドして開閉可能とし、両納骨扉の間にはストッパーを取付けた請求項1、又は請求項2記載のお墓の納骨用扉。
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