JP3159658U - ロック機能を備えたお墓の納骨用扉 - Google Patents

ロック機能を備えたお墓の納骨用扉 Download PDF

Info

Publication number
JP3159658U
JP3159658U JP2010001550U JP2010001550U JP3159658U JP 3159658 U JP3159658 U JP 3159658U JP 2010001550 U JP2010001550 U JP 2010001550U JP 2010001550 U JP2010001550 U JP 2010001550U JP 3159658 U JP3159658 U JP 3159658U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
ossuary
lock pin
rotary knob
guide groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2010001550U
Other languages
English (en)
Inventor
幹夫 宝木
幹夫 宝木
Original Assignee
宝木石材有限会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 宝木石材有限会社 filed Critical 宝木石材有限会社
Priority to JP2010001550U priority Critical patent/JP3159658U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3159658U publication Critical patent/JP3159658U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Abstract

【課題】お墓に設けた納骨空間に納骨する際に開けるロック機能を備えた納骨用扉を提供する。【解決手段】納骨用扉9aは香炉台の正面に設けた納骨口に左右対を成して戸尻側を軸支して取付けられ、そして一方側の納骨用扉の戸先には他方の納骨用扉あの戸先側正面に重なり合う当り14を設け、香炉台天板16には回転ツマミ26を回転可能に取付けると共に回転ツマミ26の軸部31から偏心した位置にロックピン27を下方へ延ばし、上記当り14を設けた納骨用扉の上端部には戸先からガイド溝24を形成し、このガイド溝24に上記ロックピン27を嵌入してロックすることが出来る。【選択図】図4

Description

お墓には納骨空間が設けられるが、本考案はこの納骨空間の入口に取付けられてロック機能を備えた納骨用扉に関するものである。
昔からの風習の違いによりお墓にも色々あり、又納骨の仕方も違っている。西日本では死人は土に返るといわれ、納骨は骨壺を用いることなく土の上に直接納められ、長い年月を経て骨は風化していく。風化して無くなるまでには何十年といった期間が経過することになるが、納骨された墓内部は空気の出入れがなく、湿気を帯びた空間となっている。従ってお骨には結露が発生し、特に質の良くない石を用いたお墓はこの結露現象が著しい。
又、従来のお墓には納骨する入口を塞ぐ為の大きな石が置かれている。これは墓の正面にある場合と後ろ側に設けている場合があるが、何れにしてもこの石を動かすことは容易でなく、子供や女性では不可能である。勿論、軽くて小さな石で納骨口を塞いだのでは、該石が位置ズレしたり、いたずらで簡単に取り外されては困ることから、従来ではこのような大きな石を置いて塞いでいるのが実状である。
特開2008−144388号に係る「納骨蓋付墓石」は、墓への納骨作業を行うとき、供物台など付属石の移動を必要とせず、納骨蓋の取外しのみにより、安全かつ容易に納骨が出来る構造の墓石である。
そこで、墓石の中台に設けられている納骨室開口部の前面両側に当接する花立、蝋燭立てを一体とし、その正面に同一石材にて、取外式納骨蓋を取付け、この納骨蓋を取外しすることにより、納骨作業時に重い供物台、花立、蝋燭立てを移動する必要がなく納骨を安全かつ容易に作業が出来る。
ところで、上記納骨蓋付墓石は取外式の納骨蓋を備えているが、悪戯で納骨蓋が取外されてしまうことがある。すなわち、納骨作業時に重い供物台、花台、蝋燭立てを移動する必要はなくなるが、納骨蓋が外される危険性が常に存在する。むしろ、その方が心配であると共に問題となる。
特開2008−144388号に係る「納骨蓋付墓石」
このように従来のお墓に設けられる納骨空間の納骨口に取付けられる納骨蓋には上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、他人が簡単に開けることが出来ないように、すなわち、ロック機能を備えたお墓の納骨用扉を提供する。
お墓はお骨を収容する為の納骨空間を底に有し、該納骨空間の納骨口には開閉する対を成す2枚の納骨用扉を取付けている。ここで、納骨用扉は戸尻側に設けた軸を中心として開閉する構造とし、一方側の納骨用扉の先端には当りを設けて他方の納骨用扉の先端に重なり合うことが出来る。従って、一方側の納骨用扉を開かない限り、他方の納骨用扉は当りに当って開くことは出来なく成っている。
そこで、本考案では先端に当りを有す一方側の納骨用扉をロックすることが出来るロック装置を備えている。納骨用扉は納骨空間に通じる香炉台の正面に取付けられ、そして、一方側の納骨用扉をロックすることが出来るロック装置は香炉台の天板に設けられる。該ロック装置は天板上に配置される回転ツマミ、回転ツマミの軸部から下方へ延びるロックピンを有し、一方側の納骨用扉の戸先側上端にはガイド溝が形成され、このガイド溝に回転ツマミを回転することで上記ロックピンが嵌入することが出来る。
ロックピンは回転ツマミの軸部中心から偏心した位置に取付けられ、その為に回転ツマミを回転することでガイド溝に嵌入してロックされ、納骨用扉を開く時にはロックピンをガイド溝から外して両納骨用扉間に存在する隙間に位置するように回転ツマミを逆回転する。ここで、該回転ツマミの形態は特に限定しないが、上面に家紋を刻印したり、又は上に湯呑みを取付ける場合もある。
本考案に係る納骨用扉は香炉台正面に設けた納骨口に左右対を成して装着され、一方の納骨用扉の戸先側に当りを形成し、該当りは他方の納骨用扉の戸先側正面に重なり合っている。そして、一方側の納骨用扉はロック装置にてロックされるならば開くことが出来ず、他方の納骨用扉は当りに当って開くことが出来なくなる。
ところで、ロック装置は香炉台の天板に配置される回転ツマミを回転操作することで納骨用扉が開かないようにロックされるが、該回転ツマミは上面に家紋を刻印したり、湯呑みを載置するなどした形態としている。従って、他人はこの回転ツマミがロック装置であり、回転することで納骨用扉が開くことは分かり難く、該納骨用扉が悪戯で勝手に開かれることはない。
本考案の納骨用扉を備えたお墓の一部断面を含む側面図。 下台の正面に設置される香炉台。 香炉台の納骨口に取付けられる一方側の納骨用扉。 納骨用扉のロック装置。 納骨用扉のロック装置の平面図。 回転ツマミの具体例。 回転ツマミの上に湯飲みを取付けた場合。
図1は本考案に係る納骨用扉を備えたお墓の一部断面を含む側面図を表している。本考案ではお墓自体の全体構造は限定しないが、同図に示すお墓は、芝台1、下台2、上台3、蓮華4、仏石5が積み重ねられた構造と成っている。勿論、材質は耐久性に優れた石であり、芝台1には納骨空間6が設けられている。そして、下台2には上記納骨空間6へ通じる納骨道7を有し、該納骨道7の正面には納骨口8が形成されている。又、図示していないが、該納骨空間6の奥には小さな仏像を設置することもあり、お骨はこの納骨空間6に収容される。
図2は芝台1の上であって下台2の正面に設置される香炉台10を示している。該香炉台10にはその両側に花立て11,11が設けられ、該花立て11,11には上端が開口している穴12,12を有し、この穴12,12には花が挿入される筒が嵌められる。そして、中央には2枚の納骨用扉9a,9bが対を成して装着され、両納骨用扉9a,9bが開かないようにロック装置13が設けられている。
ところで、上記納骨用扉9a,9bは戸尻側が軸支されて揺動可能としており、一方側の納骨用扉9bの戸先先端には当り14が形成されて、該当り14は他方の納骨用扉9aが閉じた状態で戸先側正面に重なり合うことが出来る。その為に、納骨用扉9bを開かない限り、他方の納骨用扉9aを開くことは出来ない。一方、図2に示すように、該当り14は両納骨用扉9a,9bが閉じた状態で香炉台10の正面中央に位置することで、1つの装飾部位となる。
そして、香炉台10の納骨用扉9a,9bの奥にはロウソク立て部15が設けられ、天板16の中央には穴17が貫通し、この穴17に栓18が嵌って取付けられている。さらに、天板16の上には滑らかに湾曲した概略半楕円形の笠19が取付けられている。下板10に形成される上記ロウソク立て部15にロウソク立て(図示なし)が取着され、又線香立てが取付けられる。
そこで、上記栓18を取外して穴17を開口するならば、線香の煙は該穴17を流れて笠19の空間22まで上昇して周囲に漂うことになる。勿論、香炉台10の内部空間21にも線香の煙は漂う。ところで、この香炉台10は下台2とは別に製作されて芝台1の上に設置される。又、笠19はさらに別部材として製作されて、天板16の上に固定されている。従って、肉厚の薄い笠19が損傷した際には、新たな笠19に簡単に取り替えることが出来るようにしている。
図3は納骨用扉9bを示す実施例であり、僅かに湾曲した四角形の板材で、その材質は同じ墓石が使用されている。戸尻側23が軸支されて揺動可能と成っており、戸先側先端には当り14が設けられ、該当り14は戸先の正面側に段差を設けて突出し、上下方向に延びている。そして、納骨用扉9bの上端部には戸先25から切欠かれた細長いガイド溝24が形成されている。他方の納骨用扉9aには上記当り14はなく、又ガイド溝24も存在しない。
図4はロック装置13の詳細を示す実施例であり、ロック装置13は回転ツマミ26、ロックピン27、及びガイド溝24で構成され、回転ツマミ26は天板16の上に載置されて回転することが出来る。天板16には所定の深さの穴28が設けられ、該穴28にはステンレス製の筒29が嵌って天板上面30から上方へ突出している。そしてこの筒29には回転ツマミ26の下方へ延びた軸部31が嵌っている。
さらに、該軸部31には上記ロックピン27が取付けられて、下方へ延びている。ただし、該ロックピン27は軸部31の中心ではなく、中心から所定の距離だけ偏心した位置に取付けられている。従って、回転ツマミ26が筒29をガイドとして回転するならば、ロックピン27は軸部31の中心を基軸として旋回してガイド溝24に嵌入することが出来る。
同図はガイド溝24にロックピン27が嵌入する前の状態であり、その為に納骨用扉9bは開くことが出来る。しかし、ロックピン27がガイド溝24に嵌入すると納骨用扉9bはロックされて開くことが出来なくなる。ところで、天板16の穴28の底にもガイド溝24と同じガイド溝32が設けられ、ロックピン27はガイド溝32に沿って旋回することが出来る。又、ロックピン27にはネジが形成され、該ネジにナット33が螺合して回転ツマミ26を持ち上げて外れないようにしている。
又、筒29が上面30から上方へ突出していることで、天板16に降った雨水が穴28に流れ落ちて、ガイド溝32から香炉台10の内部へ侵入することはない。図5はロック装置13の平面図であり、納骨用扉9a,9bの戸先25,25の間に設けている隙間34にロックピン27が位置している。しかし、回転ツマミ26が回転することでロックピン27はガイド溝24へ嵌入することが出来、その結果、納骨用扉9bはロックされ、他方の納骨用扉9aは当り14に当ってロックされる。
図6は回転ツマミ26を単独で示している具体例であり、軸部31には偏心した位置にロックピン27が延び、該ロックピン27には回転ツマミ26を天板16に取付けた状態でナット33が螺合する。図7は回転ツマミ26の別形態を示す具体例であり、該回転ツマミ26の上には湯飲み35が取付けられている。湯飲み35を取付けない場合には、該回転ツマミ26の上面には家紋が刻印される。
本考案の納骨用扉はロック装置13を備えていることで、他人が悪戯で開くことは出来ない。回転ツマミ26を回転することでロックが解錠されて納骨用扉9a,9bが開くようになることは分からない。まして、回転ツマミ26に湯飲み35を取付けた形態となるならば、さらに分かり難くなる。
1 芝台
2 下台
3 上台
4 蓮華
5 仏石
6 納骨空間
7 納骨道
8 納骨口
9 納骨用扉
10 香炉台
11 花立て
12 穴
13 ロック装置
14 当り
15 ロウソク立て部
16 天板
17 穴
18 栓
19 笠
20 下板
21 空間
22 空間
23 戸尻側
24 ガイド溝
25 戸先
26 回転ツマミ
27 ロックピン
28 穴
29 筒
30 上面
31 軸部
32 ガイド溝
33 ナット
34 隙間
35 湯飲み

Claims (2)

  1. お墓に設けた納骨空間に納骨する際に開ける納骨用扉において、該納骨用扉は香炉台正面に設けた納骨口に左右対を成して戸尻側を軸支して取付けられ、そして一方側の納骨用扉の戸先には他方の納骨用扉の戸先側正面に重なり合う当りを設け、香炉台天板には回転ツマミを回転可能に取付けると共に回転ツマミの軸部から偏心した位置にロックピンを下方へ延ばし、上記当りを設けた納骨用扉の上端部には戸先からガイド溝を形成し、このガイド溝に上記ロックピンを嵌入してロックしたことを特徴とするロック機能を備えたお墓の納骨用扉。
  2. 上記ロックピンにナットを螺合して回転ツマミの外れを防止した請求項1記載のロック機能を備えたお墓の納骨用扉。
JP2010001550U 2010-03-11 2010-03-11 ロック機能を備えたお墓の納骨用扉 Expired - Lifetime JP3159658U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010001550U JP3159658U (ja) 2010-03-11 2010-03-11 ロック機能を備えたお墓の納骨用扉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010001550U JP3159658U (ja) 2010-03-11 2010-03-11 ロック機能を備えたお墓の納骨用扉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3159658U true JP3159658U (ja) 2010-05-27

Family

ID=54862908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010001550U Expired - Lifetime JP3159658U (ja) 2010-03-11 2010-03-11 ロック機能を備えたお墓の納骨用扉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3159658U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5608303B1 (ja) * 2014-06-05 2014-10-15 有限会社新生

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5608303B1 (ja) * 2014-06-05 2014-10-15 有限会社新生

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3159658U (ja) ロック機能を備えたお墓の納骨用扉
US8893534B1 (en) Yard hydrant locking collar
JP5419006B2 (ja) お墓の納骨用扉
KR200465739Y1 (ko) 이동식 주차금지 표시구용 화분 받침대
KR200384790Y1 (ko) 유골함 보관장치
JP4012902B2 (ja) 墓用香炉
JP2006214258A (ja) 墓石用香炉
JP3167842U (ja) 納骨墓
JP3166679U (ja) 墓前用水鉢及び花立て・水鉢セット
JP3140554U (ja) 墓の花台及び墓
JP3135973U (ja) 外柵付墓石用門柱収納庫
JP3995090B2 (ja) 石材構造物の開閉扉
Kanias Tel Aviv, Ha-Masger Street
CN208081795U (zh) 一种足球训练用组合式训练杆
JP4235650B2 (ja) 墓構造
JP3163300U (ja) 墓前用香炉
JP2011219971A (ja) 墓用拝石装置
JP4223654B2 (ja) 墓石
JP2011219937A (ja) 納骨用置石装置
JP2013032656A (ja) 陸カロート
Sullivan et al. Irish Catholic memorials in Southeast Queensland
KR200475777Y1 (ko) 통기구조 및 평면 다중 구조의 납골실이 적용된 납골묘
JP2014224416A (ja) 墓石
JP2011194047A (ja) 卓上墓
DE102009020899A1 (de) Trauerstele

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3159658

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160428

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term