JP2006342630A - 引戸構造 - Google Patents

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JP2006342630A JP2005171302A JP2005171302A JP2006342630A JP 2006342630 A JP2006342630 A JP 2006342630A JP 2005171302 A JP2005171302 A JP 2005171302A JP 2005171302 A JP2005171302 A JP 2005171302A JP 2006342630 A JP2006342630 A JP 2006342630A
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Abstract

【課題】 引戸の遮断機能を向上させることができるようにするとともに、あたかも一重の戸のように見せつつ二重にして面白みを創出できるようにする。
【解決手段】 開口に開閉可能に設けてなる引戸Dを、引戸Dの開閉方向(Ra,Rb)に夫々開閉可能に分割して構成される一方戸10及び他方戸20の組で構成し、一方戸10及び他方戸20のいずれか一方を開く際若しくは閉める際、いずれか他方を同動可能にする連係機構30を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、種々の構造物等において、開口に引戸を開閉可能に設けてなる引戸構造に関する。
従来、例えば、構造物の引戸構造として、石製の墓を例に挙げて説明すると、図14に示すように、石製の墓本体100と、墓本体100の前に設けられ前側に開放する開口102を有し香炉等の物を入れる物の収納空間Sが形成される石製の収納庫101とを備えたものがある。収納庫101には、収納空間Sの開口102を開閉する左右対称の一対の引戸103が設けられている。引戸103には、その中央が格子状に形成され収納空間Sと外部とを連通する複数の貫通孔104が設けられている(例えば、特開平11−125030号公報参照)。
この墓においては、通常は、収納庫101の収納空間Sに、香炉,ローソクや線香等の物を収納し、引戸103を閉めておく。そして、墓参するときは、例えば、収納庫101の上や花立105に花や供物等を供えるとともに、収納庫101の引戸103を開け、収納空間Sから必要なものを取り出し、更に、収納空間S内の香炉において線香を焚き、引戸103を開けたままでも良いが、主には引戸103を閉めた状態にする。これにより、線香の煙が収納庫の収納空間Sから引戸103の格子の貫通孔104を通って外部に流れていき、墓本体100の周囲に線香の煙が漂う中で供養が行なわれる。
特開平11−125030号公報
ところで、上述した従来の引戸構造にあっては、引戸103は一重でこれに格子が設けられているので、例えば、墓参をしない通常時において、収納庫101の引戸103を閉めた状態にしても、引戸103の貫通孔104を通して収納空間Sと外部が連通状態になり、そのため、例えば、ゴミが入り込んだり、蜂などの昆虫が入り込んで内部を汚してしまい、引戸の遮断機能が必ずしも十分ではないという問題があった。特に、蜂の場合には収納空間S内に巣を作ることがしばしばあり、その場合には、墓参するときに危険を生じさせる。
また、引戸103に格子が設けられてはいるが、一重なので、引戸103を開けると、すぐに収納空間Sが現れ、単調で面白みにかけるという欠点もあった。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、引戸の遮断機能を向上させることができるようにするとともに、あたかも一重の戸のように見せつつ二重にして面白みを創出できるようにした引戸構造を提供することを目的とする。
このような目的を達成するため本発明は、開口に引戸を開閉可能に設けてなる引戸構造において、上記引戸を、該引戸の開閉方向に夫々開閉可能に分割して構成される一方戸及び他方戸の組で構成している。
これにより、例えば、一方戸側から引戸を開閉するときは、先ず、一方戸を開ける。これにより、他方戸が現れるので、面白みが創出される。次に、他方戸を開ける。
また、一方戸及び他方戸が閉められた状態においては、一方戸及び他方戸により開口は二重に遮断されるので、遮断機能が向上させられる。更に、一方戸及び他方戸が閉められた状態においては、一方戸及び他方戸は引戸を分割した形状に形成されているので、一方戸により他方戸が覆い隠され、あたかも一重の戸のように見え、この点でも、面白みが創出される。
そして、必要に応じ、上記開口に上記一方戸及び他方戸を開閉移動可能に保持する敷居及び鴨居を形成した構成としている。一方戸及び他方戸が敷居及び鴨居にガイドされるので、開閉が円滑に行なわれ、保持も確実になる。
この場合、上記敷居及び鴨居を、夫々、上記一方戸及び他方戸が互いに重なり合って共に保持される一条の溝で形成したことが有効である。敷居及び鴨居は、一条の溝で形成されているので、加工が容易であり、製造コストが低減される。
また、この場合、上記一方戸を開閉移動可能に保持する敷居及び鴨居の組と、上記他方戸を開閉移動可能に保持する敷居及び鴨居の組とを、夫々別々に設けたことが有効である。一方戸及び他方戸が各々別々の敷居及び鴨居の組で保持されるので、開閉が円滑に行なわれ、保持も確実になる。
また、必要に応じ、上記一方戸及び他方戸のいずれか一方を開く際若しくは閉める際、いずれか他方を同動可能にする連係機構を設けた構成としている。これにより、引戸を開く際若しくは閉める際、連係機構により一方戸及び他方戸を同動させることができ、一方戸及び他方戸を別々に移動させなくてもよくなり、それだけ、操作性が向上させられる。
この場合、必要に応じ、上記連係機構を、上記一方戸及び他方戸が開いている状態で、該一方戸を閉めるとき該一方戸が上記他方戸に連係して該他方戸を同動させて閉めるようにするとともに、上記一方戸及び他方戸が閉まっている状態で、該一方戸を開くとき上記他方戸との連係を解除して該一方戸のみ開くようにする構成にしている。
具体的な態様を、図1に示すように、引戸が所謂観音開きタイプの場合と、図2に示すように、引戸が互いに干渉することなくすれ違いに開閉できるタイプの場合とで示すと以下のようになる。
即ち、図1(a)及び図2(a)に示すように、必要に応じ、上記連係機構30を、上記一方戸10の閉方向後端部(開方向前端部)10bから突設され上記他方戸20の閉方向後端部(開方向前端部)20bに当接する突出片31を備えて構成している。
また、図1(b)及び図2(b)に示すように、必要に応じ、上記連係機構30を、上記他方戸20の開方向後端部(閉方向前端部)20aから突設され上記一方戸10の開方向後端部(閉方向前端部)10bに当接する突出片31を備えて構成している。
また、上記の場合、必要に応じ、上記連係機構を、上記一方戸及び他方戸が閉まっている状態で、該一方戸を開くとき該一方戸が上記他方戸に連係して該他方戸を同動させて開くようにするとともに、上記一方戸及び他方戸が開いている状態で、該一方戸を閉めるとき上記他方戸との連係を解除して該一方戸のみ閉まるようにする構成にしている。
具体的な態様を、図1に示すように、引戸が所謂観音開きタイプの場合と、図2に示すように、引戸が互いに干渉することなくすれ違いに開閉できるタイプの場合とで示すと以下のようになる。
即ち、図1(c)及び図2(c)に示すように、必要に応じ、上記連係機構30を、上記一方戸10の開方向後端部(閉方向前端部)10aから突設され上記他方戸20の開方向後端部(閉方向前端部)20aに当接する突出片31を備えて構成している。
また、図1(d)及び図2(d)に示すように、必要に応じ、上記連係機構30を、上記他方戸20の開方向前端部(閉方向後端部)20bから突設され上記一方戸10の開方向前端部(閉方向後端部)10bに当接する突出片を備えて構成している。
そしてまた、必要に応じ、上記開口が収納庫に設けられ、上記引戸の一方戸が該収納庫の外側に位置し上記他方戸が内側に位置する際、上記一方戸及び他方戸を備えた引戸を、閉時に互いに開方向後端部を接合させるように一対設け、上記一対の他方戸における開方向後端部同士をロックする錠装置を設け、上記一対の一方戸における開方向後端部及び上記一対の他方戸における開方向後端部の少なくともいずれか一方に、上記錠装置の外部に露出する露出部位を収容する凹所を形成した構成としている。
これにより、他方戸は錠装置で施錠されるので、防盗性が向上させられ安全が図られる。また、錠装置は、凹所に収容されて一方戸により覆われて隠されるので、外観品質が向上させられる。他の作用,効果は上記と同様である。
また、必要に応じ、上記開口が収納庫に設けられ、上記引戸の一方戸が該収納庫の外側に位置し上記他方戸が内側に位置する際、上記他方戸に、貫通する複数の貫通孔を有した格子を設けた構成としている。収納庫の開口は一方戸及び他方戸で遮断され、他方戸の貫通孔が外部と連通しないようになるので、この貫通孔から収納空間に、ゴミや昆虫などが侵入する事態が阻止され、収納空間内の汚れの防止が図られる。
更に、必要に応じ、上記一方戸及び他方戸の互いに対面する面の少なくともいずれか一方に、模様を付した構成としている。一方戸及び他方戸のいずれか一方が開けられ、他方が閉められた状態では、模様が開口から露出するので、見栄えが良く、面白みが創出される。
更にまた、必要に応じ、上記一方戸及び他方戸の少なくともいずれか一方に、窓枠を形成し、該窓枠にガラスを嵌合した構成としている。一方戸及び他方戸のいずれか一方が開けられ、他方が閉められた状態では、ガラスが開口から露出するので、見栄えが良く、面白みが創出される。
また、必要に応じ、上記一方戸及び他方戸の両方に、窓枠を形成し、上記一方戸及び他方戸のいずれか一方の窓枠にガラスを嵌合し、上記一方戸及び他方戸のいずれか他方の窓枠に障子を設けた構成としている。一方戸及び他方戸のいずれか一方が開けられ、他方が閉められた状態では、開口に、ガラス及び/または障子が現れるので、面白みが創出される。
更に、必要に応じ、上記一方戸及び他方戸の両方に、窓枠を形成し、上記一方戸及び他方戸のいずれか一方の窓枠に透明ガラスを嵌合し、上記一方戸及び他方戸のいずれか他方の窓枠に曇りガラスを嵌合した構成としている。一方戸及び他方戸のいずれか一方が開けられ、他方が閉められた状態では、透明ガラス及び/または曇りガラスが現れるので、面白みが創出される。
本発明の引戸構造によれば、一方戸及び他方戸のいずれか一方が開けられると、他方が現れるので、面白みを創出することができる。また、一方戸及び他方戸が閉められた状態においては、一方戸及び他方戸により開口は二重に遮断されるので、遮断機能を向上させることができる。更に、一方戸及び他方戸が閉められた状態においては、一方戸及び他方戸は引戸を分割した形状に形成されているので、一方戸により他方戸が覆い隠され、あたかも一重の戸のように見え、この点でも、面白みを創出することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る引戸構造について詳細に説明する。
図3乃至図6には、本発明の第一の実施の形態に係る引戸構造を示している。この引戸構造は、構造物として石製の墓に適用される例である。
この墓は、図3に示すように、石製の墓本体1と、墓本体1の下側に設けられ骨を入れる石製あるいはコンクリート製の骨堂2を備えている。墓本体1の前であって骨堂2の上部を構成する台板3上には、前側に開放する開口4を有した香炉等の物の収納空間Sが形成されるとともに供物等の物を載置可能な石製の収納庫5が設けられている。
収納庫5は、骨堂2の上部を構成する台板3に支持された底板6、底板6の左右に立設される矩形ブロック状の支柱7、支柱7に架設される天板8及び背面壁9を備えて構成されている。背面壁9は、墓本体1を構成する石で構成されている。尚、背面壁9は、墓本体1とは別の石板で構成されても良い。これにより、上記の収納空間Sは、底板6,支柱7,天板8及び背面壁9で囲繞される空間で構成される。図3中符号3aは、収納庫5の左右に設置される花立である。尚、花立は、支柱7で構成されても良い。
実施の形態に係る引戸構造は、図3乃至図6に示すように、開口4に矩形板状の石製の引戸Dを開閉可能に設けてなる。詳しくは、収納庫5の収納空間Sの開口4に、開方向Ra及び閉方向Rbに開閉する所謂観音開きタイプの一対の引戸Dが設けて構成されている。この引戸Dは、引戸Dの開閉方向に夫々開閉可能に分割して構成される一方戸10及び他方戸20の組で構成され、一方戸10の裏面と他方戸20の表面とは摺接可能に形成されている。このため、一方戸10及び他方戸20は、夫々、一対ずつ設けられることになる。
一対の一方戸10は互いに左右対称形に形成されており、互いに対向する開方向Raの開方向後端部(閉方向前端部)10aを当接させて開口4を閉じ、左右に互いに離間して移動させられて開口4を開ける。対向する開方向後端部(閉方向前端部)10aには、前側から凹設され手が掛けられる手掛11が形成されている。また、一方戸10の表面には、刻設あるいは絵の具などの手段で模様12が付されている。
また、この一方戸10の内側に位置する一対の他方戸20は、互いに左右対称形に形成されており、互いに対向する開方向Raの開方向後端部(閉方向前端部)20aを当接させて開口4を閉じ、左右に互いに離間して移動させられて開口4を開ける。他方戸20の中央には、図3及び図5に示すように、格子状の窓部21が設けられており、これにより、他方戸20には、収納空間Sと外部とを連通する複数の矩形の貫通孔22が形成されている。
更に、収納庫5の開口4には、一方戸10及び他方戸20を開閉移動可能に保持する敷居23及び鴨居24が形成されている。敷居23及び鴨居24は、夫々、一方戸10及び他方戸20が互いに重なり合って共に保持される一条の溝で形成されている。即ち、底板6及び天板8の前側は支柱7の前面よりも前側に突出しており、敷居23の溝は、底板6の前側に突出した部位に形成されているとともに、鴨居24の溝は天板8の前側に突出した部位に形成されている。この場合、敷居23及び鴨居24は、一条の溝で形成されているので、加工が容易であり、製造コストが低減される。
更にまた、一方戸10と他方戸20とのいずれか一方を開く際若しくは閉める際、いずれか他方を同動させる連係機構30が設けられている。連係機構30は、一方戸10及び他方戸20が開いている状態(図6)で、一方戸10を閉めるときこの一方戸10が他方戸20に連係して、他方戸20を同動させて閉めるようにするとともに、一方戸10及び他方戸20が閉まっている状態(図4)で、一方戸10を開くとき他方戸20との連係を解除して、一方戸10のみ開く(図5)ようにするものである。具体的には、連係機構30は、一方戸10の閉方向後端部(開方向前端部)10bから突設され、他方戸20の閉方向後端部(開方向前端部)20bに当接する突出片31で構成されている。連係機構30を突出片31で構成しているので、加工が容易になり製造コストが低減される。
従って、この第一の実施の形態に係る引戸構造が適用された墓によれば、墓参しない通常時において、収納庫5に香炉,ローソクや線香等の物を収納しておくことができる。この際には、図3及び図5に示すように、先ず、一方戸10を開ける。これにより、他方戸20が現れる。そのため、すぐに収納空間Sが現れるのではなく、格子のある他方戸20が現れるので、面白みが創出される。
次に、図6に示すように、他方戸20を開ける。これにより、収納空間Sが現れる。そして、開口4から収納空間Sに香炉,ローソクや線香等の物を収納し、図4に示すように、一方戸10及び他方戸20を閉方向Rbに閉める。この場合、一方戸10及び他方戸20が敷居23及び鴨居24にガイドされるので、開閉が円滑に行なわれ、保持も確実になる。
また、この場合、図4に示すように、連係機構30の突出片31が他方戸20の閉方向後端部20bに当接しているので、他方戸20を押すことになり、この一方戸10が他方戸20に連係して他方戸20を同動させて閉める。そのため、一方戸10及び他方戸20を別々に閉めなくても同時に閉めることができるので操作性が向上させられる。一方戸10及び他方戸20を開けるときは、一方戸10及び他方戸20を夫々開方向Raに押す。
墓参しない通常時において、図4に示すように、一方戸10及び他方戸20が閉められた状態においては、収納庫5の開口4は一方戸10で遮断され、他方戸20の格子の貫通孔22が外部と連通しないようになるので、他方戸20に貫通孔22があっても、この貫通孔22から収納空間Sに、ゴミや昆虫などが侵入する事態が阻止され、収納空間S内の汚れの防止が図られる。特に、蜂の侵入が阻止されるので、蜂が収納空間S内に巣を作ることが防止され、そのため、墓参時の安全が図られる。また、図4に示すように、一方戸10には模様が付されているので、面白みが創出される。しかも、一方戸10により他方戸20が密着して覆い隠されるので、あたかも一重の戸のように見え、この点でも、面白みが創出される。
そして、墓参するときは、例えば、収納庫5の上や花立に花や供物等を供えるとともに、図6に示すように、収納庫5の一方戸10及び他方戸20を開け、収納空間Sから必要なものを取り出す。この際には、図3及び図5に示すように、先ず、一方戸10を開ける。これにより、他方戸20が現れる。そのため、すぐに収納空間Sが現れるのではなく、格子のある他方戸20が現れるので、面白みが創出される。次に、図6に示すように、他方戸20を開ける。
それから、収納空間S内の香炉において線香を焚き、他方戸20を開けたままでも良いが、図3及び図5に示すように、主には他方戸20を閉めた状態にする。この場合、他方戸20を閉めても、連係機構30の突出片31が他方戸20の閉方向後端部20bに当接しているので、他方戸20との連係が解除され、そのため、他方戸20のみ閉まり、一方戸10は開いたままになる。そのため、線香の煙が収納庫5の収納空間Sから他方戸20の格子の貫通孔22を通って外部に流れていき、墓本体1の周囲に線香の煙が漂う中で供養が行なわれる。
次に、墓参が終ったならば、再び、図6に示すように、他方戸20を開けて、開口4から収納空間Sに香炉,ローソクや線香等の物を収納し、図4に示すように、再び、一方戸10及び他方戸20を閉める。
図7には、本発明の第一の実施の形態に係る引戸構造において、敷居23及び鴨居24の別の例を示している。これは、一方戸10を開閉移動可能に保持する敷居23及び鴨居24の組と、他方戸20を開閉移動可能に保持する敷居23及び鴨居24の組とを、夫々別々に設けたものである。一方戸10及び他方戸20が各々別々の敷居23及び鴨居24の組で保持されるので、開閉が円滑に行なわれ、保持も確実になる。
図8及び図9には、本発明の第二の実施の形態に係る引戸構造を示している。この引戸構造は、上記と同様の墓に適用され、上記第一の実施の形態に係る引戸構造と略同様に構成されるが、上記第一の実施の形態に係る引戸構造と異なって、一方戸10の表面には、模様として、略矩形の板状の突出部13が突設されている。一方、他方戸20は、格子状の窓21は備えておらず、中実になっている。また、一対の他方戸20には、この一対の他方戸20の開方向後端部20a同士をロックする錠装置40が設けられている。更に、一対の一方戸10における開方向後端部10a及び一対の他方戸20における開方向後端部20aの少なくともいずれか一方(実施の形態では一対の他方戸20における開方向後端部20a)に錠装置40の外部に露出する露出部位41を収容する凹所42が形成されている。錠装置40は、一対の他方戸20の開方向後端部20aにおいて、端面と表面側に貫通し一対の他方戸20の開方向後端部20aの接合時に互いに連通する一対の貫通孔43と、この一対の貫通孔43に引き通されるチェーン44と、引き通されたチェーン44のリング状のコマに挿通され差し込んだキー(図示せず)で開閉するロッド45aを有した錠前45とを備えて構成されている。凹所42は、一対の他方戸20における開方向後端部20aの表面側に形成され、露出したチェーン44及び錠前45を収納する。
そして、この錠装置40においては、錠前45にキーを差し込んでこのキーの操作によりロッド45aを開にしてロッド45aをチェーン44から外し、その後、チェーン44を貫通孔43から引き抜いて解錠する一方、チェーン44を貫通孔43に引き通し、その後、錠前45のロッド45aをチェーン44のコマに挿通して錠前45にキーを差し込んでこのキーの操作によりロッド45aを閉にして施錠するようにしている。
従って、この第二の実施の形態に係る引戸構造が適用された墓によれば、墓参しない通常時において、収納庫5に香炉,ローソクや線香等の物を収納しておくことができる。この際には、図8に示すように、先ず、一方戸10を開ける。これにより、他方戸20が現れる。そのため、すぐに収納空間Sが現れるのではなく、錠装置40のある他方戸20が現れるので、面白みが創出される。
次に、他方戸20の錠装置40を解錠してこれを開ける。これにより、収納空間Sが現れる。そして、開口4から収納空間Sに香炉,ローソクや線香等の物を収納し、再び、他方戸20を閉め、錠装置40を施錠し、一方戸10を閉める。
墓参しない通常時において、一方戸10及び他方戸20が閉められた状態においては、収納庫5の開口4は一方戸10及び他方戸20で遮断され、外部と連通しないようになるので、収納空間Sに、ゴミや昆虫などが侵入する事態が阻止され、収納空間S内の汚れの防止が図られる。特に、他方戸20は錠装置40で施錠されるので、防盗性が向上させられ安全が図られる。また、錠装置40は、一方戸10により覆われて隠されるので、外観品質も向上させられる。更に、一方戸10には模様としての突出部13が付され、しかも、一方戸10により他方戸20が密着して覆い隠されるので、あたかも一重の戸のように見え、この点でも、面白みが創出される。
そして、墓参するときは、例えば、収納庫5の一方戸10及び他方戸20を開け、収納空間Sから必要なものを取り出し、収納庫5の上や花立に花や供物等を供えるとともに、ろうそくや線香に火をつけて行なう。この、収納庫5の一方戸10及び他方戸20を開ける際には、上記と同様に、先ず、一方戸10を開ける。これにより、他方戸20が現れる。そのため、すぐに収納空間Sが現れるのではなく、錠装置40のある他方戸20が現れるので、面白みが創出される。
次に、墓参が終ったならば、再び、他方戸20を開けて、開口4から収納空間Sに香炉,ローソクや線香等の物を収納し、錠装置40を施錠して、再び、一方戸10を閉める。
図10及び図11には、本発明の第三の実施の形態に係る引戸構造を示している。この引戸構造は、構造物としての住宅に用いられる例である。
実施の形態に係る引戸構造は、開口(図示せず)に矩形板状の引戸Dを開閉可能に設けてなる。詳しくは、開口に、開方向Ra及び閉方向Rbに開閉する互いに干渉することなくすれ違いに開閉できるタイプの一対の引戸Dが設けて構成されている。この引戸Dは、その本体が木,アルミニウムなどの金属等適宜の材料で形成されており、引戸Dの開閉方向に夫々開閉可能に分割して構成される一方戸10及び他方戸20の組で構成され、一方戸10の裏面と他方戸20の表面とは摺接可能に形成されている。このため、一方戸10及び他方戸20は、夫々、一対ずつ設けられることになる。
一対の一方戸10は互いに左右対称形に形成されており、開方向後端部10aには、前側から凹設され手が掛けられる手掛11が形成されている。また、一方戸10は、障子戸になっており、格子状の桟50に障子紙51を貼付して構成されている。
また、この一方戸10の内側に位置する一対の他方戸20は、互いに左右対称形に形成されており、開方向後端部20aには、前側から凹設され手が掛けられる手掛52が形成されている。また、他方戸20はガラス戸になっており、窓枠53に透明ガラス54が嵌合して設けられている。
また、一方戸10と他方戸20とのいずれか一方を開く際若しくは閉める際、いずれか他方を同動させる連係機構30が設けられている。連係機構30は、一方戸10及び他方戸20が開いている状態で、一方戸10を閉めるときこの一方戸10が他方戸20に連係して、他方戸20を同動させて閉めるようにするとともに、一方戸10及び他方戸20が閉まっている状態(図10)で、一方戸10を開くとき他方戸20との連係を解除して、一方戸10のみ開く(図11)ようにするものである。具体的には、連係機構30は、一方戸10の閉方向後端部(開方向前端部)10bから突設され、他方戸20の閉方向後端部(開方向前端部)20bに当接する突出片31で構成されている。連係機構30を突出片31で構成しているので、加工が容易になり製造コストが低減される。
従って、この第三の実施の形態に係る引戸構造によれば、引戸Dを開閉して、例えば、一方戸10側から他方戸20側へ出入りするときは、先ず、図11に示すように、障子戸で構成される一方戸10を開ける。これにより、ガラス戸で構成される他方戸20が現れるので、面白みが創出される。次に、他方戸20を開ける。
一方、他方戸20側から一方戸10側へ出入りするときは、ガラス戸で構成される他方戸20を開ける。この場合、一方戸10が閉まった状態であれば、他方戸20を開ければ、一方戸10に突出片31が設けられているので、一方戸10を同動して開けることができる。
また、図10に示すように、一方戸10及び他方戸20が閉められた状態においては、一方戸10及び他方戸20により開口は二重に遮断されるので、遮断機能が向上させられる。更に、一方戸10及び他方戸20が閉められた状態においては、一方戸10により他方戸20が密着して覆い隠されるので、あたかも一重の戸のように見え、この点でも、面白みが創出される。
尚、他方戸20のみを閉めた状態にしておいても良い。この場合、図11に示すように、ガラス戸なので、内から外をすかしてみることができる。
図12及び図13には、本発明の第四の実施の形態に係る引戸構造を示している。この引戸構造は、構造物としての住宅に用いられる例である。
実施の形態に係る引戸構造は、開口(図示せず)に矩形板状の引戸Dを開閉可能に設けてなる。詳しくは、開口に、開方向Ra及び閉方向Rbに開閉する互いに干渉することなくすれ違いに開閉できるタイプの一対の引戸D(A),D(B)が設けて構成されている。この引戸D(A),D(B)は、その本体が木,アルミニウムなどの金属等適宜の材料で形成されている。一方の引戸D(A)は、引戸D(A)の開閉方向に夫々開閉可能に分割して構成される一方戸10及び他方戸20の組で構成され、一方戸10の裏面と他方戸20の表面とは摺接可能に形成されている。
一方戸10の開方向後端部10aには、前側から凹設され手が掛けられる手掛11が形成されている。また、一方戸10は、ガラス戸になっており、窓枠60に曇りガラス61が嵌合して設けられている。
また、この一方戸10の内側に位置する他方戸20の開方向後端部20aにおいて、後述の突出片31には、前側から凹設され手が掛けられる手掛62が形成されている。また、他方戸20はガラス戸になっており、窓枠63に透明ガラス64が嵌合して設けられている。
また、一方戸10と他方戸20とのいずれか一方を開く際若しくは閉める際、いずれか他方を同動させる連係機構30が設けられている。連係機構30は、一方戸10及び他方戸20が開いている状態で、一方戸10を閉めるときこの一方戸10が他方戸20に連係して、他方戸20を同動させて閉めるようにするとともに、一方戸10及び他方戸20が閉まっている状態(図12)で、一方戸10を開くとき他方戸20との連係を解除して、一方戸10のみ開く(図13)ようにするものである。具体的には、連係機構30は、他方戸20の開方向後端部(閉方向前端部)20aから突設され一方戸10の開方向後端部(閉方向前端部)10aに当接する突出片31を備えて構成されている。連係機構30を突出片31で構成しているので、加工が容易になり製造コストが低減される。
また、他方の引戸D(B)は、一枚で構成され、ガラス戸になっており、窓枠60に曇りガラス61が嵌合して設けられているとともに、上記の一方の引戸の他方戸20と左右対称に形成されている。即ち、他方の引戸D(B)の開方向後端部(閉方向前端部)Daからは、一方戸10の開方向前端部(閉方向後端部)10bに当接する突出片31が設けられている。
従って、この第三の実施の形態に係る引戸構造によれば、引戸D(A)を開閉して、例えば、一方戸10側から他方戸20側へ出入りするときは、先ず、図13に示すように、曇りガラス61のガラス戸で構成される一方戸10を開ける。これにより、透明ガラス64のガラス戸で構成される他方戸20が現れるので、面白みが創出される。次に、他方戸20を開ける。
尚、一方戸10側から他方戸20側へ出入りするときにおいて、一方戸10が閉まった状態で手掛62により他方戸20を開ければ、他方戸20の開方向後端部(閉方向前端部)20aからは、一方戸10の開方向後端部(閉方向前端部)10aに当接する突出片31が設けられているので、一方戸10を同動して開けることができる。
一方、他方戸20側から一方戸10側へ出入りするときは、透明ガラス64のガラス戸で構成される他方戸20を開ける。この場合、一方戸10が閉まった状態であれば、他方戸20を開ければ、他方戸20の開方向後端部(閉方向前端部)20aからは、一方戸10の開方向後端部(閉方向前端部)10aに当接する突出片31が設けられているので、一方戸10を同動して開けることができる。
また、他方の引戸D(B)においても、開閉することができる。この場合、一方戸10が上記の開いた状態で他方の引戸D(B)を開ければ、他方の引戸D(B)の開方向後端部(閉方向前端部)Daからは、一方戸10の開方向前端部(閉方向後端部)10bに当接する突出片31が設けられているので、一方戸10を同動させることになる。
また、図12に示すように、一方戸10及び他方戸20が閉められた状態においては、一方戸10及び他方戸20により開口は二重に遮断されるので、遮断機能が向上させられる。更に、一方戸10及び他方戸20が閉められた状態においては、一方戸10により他方戸20が密着して覆い隠されるので、あたかも一重の戸のように見え、この点でも、面白みが創出される。
尚、図13に示すように、他方戸20のみを閉めた状態にしておいても良い。この場合、他方戸20は透明ガラス戸なので、内から外を透かしてみることができる。
尚、上記実施の形態において、一方戸10や他方戸20の材質は、必ずしも上記に限定されるものではなく、どのような材質にしても良く適宜変更して差支えない。また、上記実施の形態では、引戸Dは一対備えられているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、1個でも良く、また、3個以上あっても差支えない。
更に、連係機構30の突出片31の構成は上述したものに限らず、図1及び図2に示す態様から適宜選択してよいことは勿論である。この場合、一方戸10と他方戸20との関係を逆転さて、一方戸10を他方戸20とし、他方戸20を一方戸10として観念してよいことは勿論である。また、連係機構30は突出片31に限定されない。
尚また、上記各実施の形態において、引戸構造は、墓や住宅用の引戸に適用したものを示したが、必ずしもこれに限定されることはなく、どのような引戸に適用しても良い。
本発明の引戸構造が適用される引戸の一例において連係機構の態様を示す図である。 本発明の引戸構造が適用される引戸の別の例において連係機構の態様を示す図である。 本発明の第一の実施の形態に係る引戸構造をこれが適用される墓の一例において示す正面図である。 本発明の第一の実施の形態に係る引戸構造を示し、(a)は一方戸及び他方戸を閉めた状態で示す斜視図、(b)は引戸の平面図である。 本発明の第一の実施の形態に係る引戸構造を、他方戸を閉じて一方戸のみを開いた状態で示す斜視図である。 本発明の第一の実施の形態に係る引戸構造を、一方戸及び他方戸を開いた状態で示す斜視図である。 本発明の第一の実施の形態に係る引戸構造において、敷居及び鴨居の変形例を示す斜視図である。 本発明の第二の実施の形態に係る引戸構造を示す斜視図である。 本発明の第二の実施の形態に係る引戸構造を示す断面図である。 本発明の第三の実施の形態に係る引戸構造を示し、(a)は一方戸及び他方戸を閉めた状態で示す斜視図、(b)は引戸の平面図である。 本発明の第三の実施の形態に係る引戸構造を、他方戸を閉じて一方戸のみを開いた状態で示す斜視図である。 本発明の第四の実施の形態に係る引戸構造を示し、(a)は一方戸及び他方戸を閉めた状態で示す斜視図、(b)は引戸の平面図である。 本発明の第四の実施の形態に係る引戸構造を、他方戸を閉じて一方戸のみを開いた状態で示す斜視図である。 従来の墓の引戸構造の一例を示す正面図である。
符号の説明
1 墓本体
4 開口
S 収納空間
5 収納庫
6 底板
7 支柱
8 天板
D 引戸
Ra 開方向
Rb 閉方向
10 一方戸
10a 開方向後端部(閉方向前端部)
10b 閉方向後端部(開方向前端部)
11 手掛
12 模様
13 突出部
20 他方戸
20a 開方向後端部(閉方向前端部)
20b 閉方向後端部(開方向前端部)
21 窓部
22 貫通孔
23 敷居
24 鴨居
30 連係機構
31 突出片
40 錠装置
41 露出部位
42 凹所
50 桟
51 障子紙
52 手掛
53 窓枠
54 透明ガラス
60 窓枠
61 曇りガラス
62 手掛
63 窓枠
64 透明ガラス

Claims (17)

  1. 開口に引戸を開閉可能に設けてなる引戸構造において、
    上記引戸を、該引戸の開閉方向に夫々開閉可能に分割して構成される一方戸及び他方戸の組で構成したことを特徴とする引戸構造。
  2. 上記開口に上記一方戸及び他方戸を開閉移動可能に保持する敷居及び鴨居を形成したことを特徴とする請求項1記載の引戸構造。
  3. 上記敷居及び鴨居を、夫々、上記一方戸及び他方戸が互いに重なり合って共に保持される一条の溝で形成したことを特徴とする請求項2記載の引戸構造。
  4. 上記一方戸を開閉移動可能に保持する敷居及び鴨居の組と、上記他方戸を開閉移動可能に保持する敷居及び鴨居の組とを、夫々別々に設けたことを特徴とする請求項2記載の引戸構造。
  5. 上記一方戸及び他方戸のいずれか一方を開く際若しくは閉める際、いずれか他方を同動可能にする連係機構を設けたことを特徴とする請求項1,2,3または4記載の引戸構造。
  6. 上記連係機構を、上記一方戸及び他方戸が開いている状態で、該一方戸を閉めるとき該一方戸が上記他方戸に連係して該他方戸を同動させて閉めるようにするとともに、上記一方戸及び他方戸が閉まっている状態で、該一方戸を開くとき上記他方戸との連係を解除して該一方戸のみ開くようにする構成にしたことを特徴とする請求項5記載の引戸構造。
  7. 上記連係機構を、上記一方戸の閉方向後端部から突設され上記他方戸の閉方向後端部に当接する突出片を備えて構成したことを特徴とする請求項6記載の引戸構造。
  8. 上記連係機構を、上記他方戸の開方向後端部から突設され上記一方戸の開方向後端部に当接する突出片を備えて構成したことを特徴とする請求項6記載の引戸構造。
  9. 上記連係機構を、上記一方戸及び他方戸が閉まっている状態で、該一方戸を開くとき該一方戸が上記他方戸に連係して該他方戸を同動させて開くようにするとともに、上記一方戸及び他方戸が開いている状態で、該一方戸を閉めるとき上記他方戸との連係を解除して該一方戸のみ閉まるようにする構成にしたことを特徴とする請求項5記載の引戸構造。
  10. 上記連係機構を、上記一方戸の開方向後端部から突設され上記他方戸の開方向後端部に当接する突出片を備えて構成したことを特徴とする請求項9記載の引戸構造。
  11. 上記連係機構を、上記他方戸の開方向前端部から突設され上記一方戸の開方向前端部に当接する突出片を備えて構成したことを特徴とする請求項10記載の引戸構造。
  12. 上記開口が収納庫に設けられ、上記引戸の一方戸が該収納庫の外側に位置し上記他方戸が内側に位置する際、上記一方戸及び他方戸を備えた引戸を、閉時に互いに開方向後端部を接合させるように一対設け、上記一対の他方戸における開方向後端部同士をロックする錠装置を設け、上記一対の一方戸における開方向後端部及び上記一対の他方戸における開方向後端部の少なくともいずれか一方に、上記錠装置の外部に露出する露出部位を収容する凹所を形成したことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7記載の引戸構造。
  13. 上記開口が収納庫に設けられ、上記引戸の一方戸が該収納庫の外側に位置し上記他方戸が内側に位置する際、上記他方戸に、貫通する複数の貫通孔を有した格子を設けたことを特徴とする請求項1乃至12いずれかに記載の引戸構造。
  14. 上記一方戸及び他方戸の互いに対面する面の少なくともいずれか一方に、模様を付したことを特徴とする請求項1乃至13いずれかに記載の引戸構造。
  15. 上記一方戸及び他方戸の少なくともいずれか一方に、窓枠を形成し、該窓枠にガラスを嵌合したことを特徴とする請求項1乃至14いずれかに記載の引戸構造。
  16. 上記一方戸及び他方戸の両方に、窓枠を形成し、上記一方戸及び他方戸のいずれか一方の窓枠にガラスを嵌合し、上記一方戸及び他方戸のいずれか他方の窓枠に障子を設けたことを特徴とする請求項1乃至14いずれかに記載の引戸構造。
  17. 上記一方戸及び他方戸の両方に、窓枠を形成し、上記一方戸及び他方戸のいずれか一方の窓枠に透明ガラスを嵌合し、上記一方戸及び他方戸のいずれか他方の窓枠に曇りガラスを嵌合したことを特徴とする請求項1乃至14いずれかに記載の引戸構造。
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