JP3110798U - 仏壇 - Google Patents

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Abstract

【課題】仏壇の荘厳さを維持するとともに、金庫を盗難できないように収納する仏壇を提供すること。
【解決手段】本体部10と台座部30とを有する仏壇1において、本体部10の段下開きの中に金庫収納箱20を配置する。金庫収納箱20の組付中に金庫を収納して、収納した金庫の周りに上枠と下枠を金庫収納箱20内に装着する。これによって、金庫収納箱20の組付完了時には金庫を金庫収納箱から取り出すことができないように構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、仏壇に関し、さらに詳しくは、金庫を収納可能な仏壇に関する。
一般に、仏壇は、敷台・まくりを含む台座部と、宮殿・須弥段を収納する収納部及び前面を開閉可能なドアを有する本体部と、を備えて構成されている。台座部に配置されるまくりは、通常、開閉ドアを有して仏具を収納可能な収納部に形成されている。また、本体部における須弥段の下方には段枠と呼ばれる枠内に引き出し式あるいは前面に開閉可能なドアを有する収納部が形成され、やはり、仏具を収納可能としている。しかしこれらの収納部は、施錠式に形成されておらず内部の仏具を容易に取り出すことができることから、例えば、貴重品を収納しておくことは防犯上問題が残されていた。
一方、仏壇内に貴重品を収納することが一般的に要望されていることから、従来においては、金庫を収納可能な仏壇が出願されていた。例えば、特許文献1では、二重扉の構造を有する金庫型の仏壇が開示されている。しかし、この仏壇は、外観が金庫であり、扉を開くことによって内部に仏壇が配置されていることから、仏壇の荘厳さを得ることができず、主目的である「仏壇を飾る」ということが一見して解らないでいた。そのために外観を仏壇にして内部に金庫を収納した仏壇が特許文献2によって知られている。
これによると、図8に示すように、仏壇40は、台座部41において、まくり42の部分に金庫収納室45が設けられている。金庫収納室45には金庫が収納可能に形成されるとともに、金庫収納室45は金庫を外部から見えないようにするための開閉可能な前面扉を有して構成されていた。
実用新案登録第3022409号公報(3〜5頁、図1〜2参照) 実用新案登録第3100761号公報(3頁、図1〜2参照)
しかし、特許文献2に示されている従来の仏壇40は、前面扉の設置で金庫収納部45に収納されている金庫は見えないものの、金庫自体が金庫収納部45に出入不可能となるようには構成されていない。つまり、万が一、第3者が侵入して前面扉を開けることによって、金庫は自由に取り出されることから、金庫の盗難は容易に行なわれやすかった。
本考案は、上述の課題を解決するものであり、仏壇の荘厳さを維持した状態で盗難防止を図ることのできる仏壇を提供することを目的とするものであり、そのために本考案に係る仏壇は、
請求項1記載の考案では、開閉可能な前面ドアを有するとともに内部に仏具を収納する仏具収納部を有する本体部と、前記本体部を支持する台座部とを備える仏壇であって、
前記収納部の下部には金庫収納箱が前記本体部に固着して配設され、前記金庫収納箱内に、金庫が仏壇組付後に前記金庫収納箱に対して出入不可能となるように収納されていることを特徴とするものである。
請求項2記載の考案では、前記金庫収納箱は内部に中空部を有する框体状に形成され、前記金庫収納箱に収納される前記金庫の周りには、前記金庫の上面高さより低い位置で前記金庫を囲むように配置された上枠と前記金庫の下面高さより高い位置で前記金庫を囲むように配置された下枠が、前記金庫収納箱に配置されていることを特徴としている。
請求項3記載の考案では、前記金庫収納箱の前面は開閉扉が配置されるとともに前記金庫は内部に出入可能な引き出し部を有し、前記開閉扉を開口の際、前記金庫収納箱の前面開口部が、前記金庫より小さくかつ前記金庫の引き出し部より大きく形成されていることを特徴としている。
請求項4記載の考案では、前記金庫は、前記引き出し部が前記金庫に収納される際に施錠可能に構成されていることを特徴としている。
本考案に係る仏壇では、請求項1記載の考案によれば、金庫は、本体部の仏具収納部の下部に配設された金庫収納部内に収納されている。この金庫は、仏壇の組付時に金庫収納部に収納するため、仏壇組付後には金庫は金庫収納部に対して出入不可能の状態で収納することができる。そのため、万が一、第3者が侵入して金庫を盗もうとしても、金庫を取り出すことができず仏壇そのものを持ち出すことになるから、容易に金庫を盗難することができない。しかも、姿は仏壇であることから仏壇の荘厳さを維持できることとなる。
請求項2記載の考案によれば、金庫は、金庫収納部に装着された上枠と下枠によって、金庫収納部からの出入を制限される。つまり、金庫収納箱の組付時において、金庫収納箱に金庫を収納した後、上枠と下枠とを金庫収納部の内部に装着する。上枠の下面は金庫の上面より低い位置となり、下枠の上面は金庫の下面より高い位置となるから、一旦、金庫収納部に収納された金庫は、仏壇組付後、金庫収納部から取り出すことはできない。これによって、金庫の盗難防止を図ることができる。
請求項3記載の考案によれば、金庫収納部に収納された金庫は、金庫収納部の前面の開閉扉を開口した状態で、金庫の引き出し部が、金庫収納部の前面開口部内を出入可能に摺動する。これによって、金庫内に貴重品を収納したり取り出したりすることができる。
請求項4記載の考案によれば、金庫は、引き出し部が金庫内に収納された状態で施錠される。そのため、貴重品を確実に仏壇に収納しても盗難の虞れがない。あお、金庫の施錠は特に限定するものではなく、通常、市販されているものでよい。
次に、本考案の仏壇の一形態を図面に基づいて説明する。実施形態で使用する仏壇は、白木仏壇における「小仏三方開御坊用」で説明するものとする。また、各部の名称も名古屋仏壇で使用されているもので説明するものとする。
図1は、仏壇1の正面斜視図、図2は斜視図を示すものであり、実施形態の仏壇1は、本体部10と台座部30とを有して構成されている。本体部10は、天井壁11、左右両側壁12、12、背壁13に囲まれるとともに、前面上部に「差桝14」に装着した「桝間彫141」を備えて内部が中空状に形成された仏具収納部15が配置されている。仏具収納部15には「宮殿16」、「須弥段17」等の仏具及び金庫収納箱20が配置されている。金庫収納箱20は、「段下開きの中」、つまり、仏具収納部15内の下部で台座部30の上面に配置されている。側壁12は本体部10の両側に立設された「半丸柱18」の外側に両側を開閉可能に配置するとともに、前面を開閉する「前戸19」を有している。
金庫収納箱20は、図2及び図3〜4に示すように、上板21、下板22、背板23、両側板24を有して内部を中空状に形成し前方を開口可能な框体状に形成されている。上板21は、後面が背壁13に装着される「上段21」として形成され、下板22は、台座部30の上面に配置される「中段22」として形成されている。
「上段21」の下面には、「上段21」下面の四方縁部を連接する上枠25を装着するとともに上枠25の下面が「上段21」の下面より低い位置に設定される。また、「中段22」の上面には、「中段22」上面の四方縁部を連接する下枠26を装着するとともに下枠26の上面が「中段22」の上面より高い位置に設定される。そして四隅に上枠25と下枠26とを接続するように縦柱27がそれぞれ立設され、左右各側板が4本の縦柱27の両側外面に装着されている。
また、前面には、観音開き状に形成した開閉ドア28が開閉可能に装着されている。開閉ドア28が開いた状態では前面開口部29の幅寸法は前方の縦柱27、27間の内幅寸法であり、高さ寸法は上枠と下枠の間の内幅寸法となる、なお、背板23は、実施形態においては、本体部10の背壁13を兼用して使用する。勿論、背壁13と別に背板23を配置することもできる。
金庫収納箱20に収納された金庫Kは、上面が金庫収納箱20の上枠25の下面より高い位置にあり、下面が下枠26の上面より低い位置に配置されている。また、両側面は縦柱27の内面より外側の位置に配置されている。そして、金庫Kを金庫収納箱20の組付途中で金庫収納箱20の中空部内に収納する。これによって、金庫Kを、一旦、金庫収納箱20に収納すると、金庫収納部20の組付完了時には、金庫K自体を取り出すことはできない。
また、金庫Kは、図5〜6に示すように、引き出し状の収納部Sを有して構成されている。収納部Sの前面の幅寸法と高さ寸法は、金庫収納箱20の前面開口部29の寸法より小さく形成されて、収納部Sを金庫収納箱20の外側に向けて引き出すことができる。収納部Sは金庫収納箱20の両内側に形成されたガイドGによって前後方向に沿って直線上に移動される。これによって、金庫K内に貴重品を収納したり、取り出したりすることが可能となる。そして、収納部Sは、金庫K内に収納されたときに施錠可能に構成されている。
なお、金庫Kは、引き出し状の収納部Sが前後方向に移動できるものであれば特に限定するものではなく、また、施錠構造も特に限定するものではい。
台座部30は、本体部10を支持するように配置され、「敷台31」と、「下台輪32」と「台輪33」とを有し、「下台輪32」と「台輪33」との間に「まくり34」が形成され内部に仏具を収納可能に構成されている。
次に上記のように構成された仏壇、特に、貴重品を金庫Kに収納したり取り出したりする金庫収納箱20の作用について説明する。
仏壇1を使用しないときには、図7(a)に示すように、金庫Kを施錠した後、金庫収納部20の開閉ドア28を閉め、その後、本体部10の左右の前戸19を閉める。
仏壇1を使用する際、まず、前戸19を開けて宮殿16、須弥段17等を解放した状態にする。この際、金庫Kを開けて貴重品を収納したり取り出したりする場合には、図7(b)に示すように、金庫収納箱20の開閉ドア28を開き、金庫Kを解錠した後、金庫Kの収納部Sを引き出して貴重品を収納する。貴重品を収納した後は、収納部Sを金庫内に収納しその状態で施錠することとなる。そして、開閉ドア28を閉めることによって、外観が仏壇の姿をしていることから、第3者が、一見、内部に金庫Kが収納されているかどうかを判断できない。
上述のように、実施形態の仏壇1では、段下開きの中に金庫収納箱20を設置するとともに金庫収納箱20内に金庫Kを収納して貴重品を収納可能にしている。この際、金庫は、金庫収納箱20の組付途中で収納し、上枠21と下枠22及び4隅に立設する縦柱24を装着することによって金庫の出入を規制することから、金庫収納箱20の組付完了時には、金庫収納箱20から出入不可能の状態に収納することができる。従って、一端、金庫収納箱20に収納された金庫Kを取り出すことができないことから、盗難防止を図ることができる。しかも全体の形状は仏壇の姿をしていることから、荘厳さを維持することができる。
なお、本考案の仏壇は上記の形態に限定するものではない。例えば、金庫の出入を規制する手段は、上枠25、下枠26及び縦柱27によるものではなく、金庫を金庫収納箱に固定できるものであれば、ネジ止めやピン止めであってもよく、また、接着剤で固着してもよい。
さらに、この金庫収納箱20を本体部10の段下開きの中に配置できるものであれば、公知の他のタイプの仏壇であってもよい。
本考案の一形態による仏壇を示す正面から見た斜視図である。 同斜め前方から見た斜視図である。 図1における金庫収納箱の側面断面図である。 図1における金庫収納箱の正面断面図である。 図3における金庫を示す側面図である。 同正面図である 金庫収納部の開閉状態を示す作用図である。 従来の仏壇を示す正面図である。
符号の説明
1、仏壇
10、本体部
15、仏具収納部
16、宮殿
17、須弥段
20、金庫収納箱
21、上板(上段)
22、下板(中段)
25、上枠
26、下枠
27、縦柱
28、前面ドア
30、台座部
K、金庫
S、収納部

Claims (4)

  1. 開閉可能な前面ドアを有するとともに内部に仏具を収納する仏具収納部を有する本体部と、前記本体部を支持する台座部とを備える仏壇であって、
    前記収納部の下部には金庫収納箱が前記本体部に固着して配設され、前記金庫収納箱内に、金庫が仏壇組付後に前記金庫収納箱に対して出入不可能となるように収納されていることを特徴とする仏壇。
  2. 前記金庫収納箱は内部に中空部を有する框体状に形成され、前記金庫収納箱に収納される前記金庫の周りには、前記金庫の上面高さより低い位置で前記金庫を囲むように配置された上枠と前記金庫の下面高さより高い位置で前記金庫を囲むように配置された下枠が、前記金庫収納箱に配置されていることを特徴とする請求項1記載の仏壇。
  3. 前記金庫収納箱の前面は開閉扉が配置されるとともに前記金庫は内部に出入可能な引き出し部を有し、前記開閉扉を開口の際、前記金庫収納箱の前面開口部が、前記金庫より小さくかつ前記金庫の引き出し部より大きく形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の仏壇。
  4. 前記金庫は、前記引き出し部が前記金庫に収納される際に施錠可能に構成されていることを特徴とする請求項3記載の仏壇。
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