JP2014168488A - 移動棚の施錠装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】移動棚体は、基台と、基台上に着脱自在に取り付けられる棚本体より構成され、施錠装置は、基台の側面に取り付けられるシリンダー錠と、シリンダー錠に連動して回動する作動板と、作動板に連動して、移動棚支持台の係合孔に係脱自在となる係合突起を有する第1施錠杆と、作動板の回動に連動して、引戸の開放側の側方に後端部が出入自在となる第2施錠杆より構成され、第1施錠杆の作動板側の端部と作動板は回動可能に枢着され、作動板側の端部と反対側の端部は、基台に回動かつ前後動可能に支持され、第2施錠杆の作動板側の端部と作動板は、回動可能に枢着され、作動板側の端部と反対側の端部は、基台に前後動可能に保持されているものである。
【選択図】図3
Description
したがって、再度、開き戸を解錠して開放し、開放した状態で第1施錠杆を操作し、その後、再び開き戸を閉鎖して施錠する必要があり、操作性が非常に悪かった。
また、使用箇所、使用目的に応じて、引戸と共に移動がロックされる前列の移動棚体として、複数の仕様の移動棚体(開き戸仕様、引き出し仕様、引き違戸仕様、各仕様を組み合わせた仕様)から、使用箇所、使用目的、収納物に応じて、最適なものが選択されるが、第1施錠杆等が移動棚体の内方に設けられているので、すべての移動棚体を、第1施錠杆、連係金具、第2連係杆が取り付けられる仕様にしておく必要があり、全体として高価なものとなっていた。
さらに、一つのシリンダー錠で引戸と移動棚列の移動を防止できるので、固定棚列の前面を移動棚列と引戸で覆い、さらに各移動棚体の前面を覆う開き戸等を施錠することで、防盗性、耐震性にすぐれ、開き戸等を施錠した後であっても、移動棚の施錠に支障をきたすこともなく、操作性にも優れている。
図1、図2において、符号1は固定棚体を示し、符合2は、複数個の固定棚体1・・・を左右方向に一列上に並設して構成された固定棚列の前側に配設された移動棚体支持台を示し、符号3は、移動棚体支持台2上に左右方向に移動自在に設けられた移動棚体を示している。
符号30は、移動棚体3の前面に設けられた開閉自在な扉を示し、符号10は、移動棚列を固定棚列の左右一方側によせた時、反対側に位置する一個多い固定棚体1の前面に開閉自在に設けられる引戸を示している。
固定ベース体21は、移動棚体3を左右方向に移動自在に支持する前後一対のレール22、22を左右方向全幅に備え、前後一対のレール22、22間にはベースカバー23が設けられている。
そして、所定のベースカバー23の上面には後述する施錠装置6の係合孔230が形成されている。
また、移動棚列を固定棚列の左右方向の一方側に位置させたとき、他方側の一つ多い固定棚体1と、その隣の固定棚体1が位置する固定ベース体21、21の後端部には、上方に突出して、引戸10の下端部に嵌合する引戸下部支持レール24が取り付けられている。
施錠装置6は左枠52の側面に取り付けられたシリンダー錠61と、シリンダー錠61の施錠操作に連動して回動する作動板62と、作動板62の回動に連動して、移動棚体支持台2の所定位置に形成された係合孔230に係脱自在となる係合突起630を有する第1施錠杆63と、作動板62の回動に連動して、移動棚列より一個多い固定棚体の前面を覆う引戸30の開放側の側方に後端部が出入自在となる第2施錠杆64より構成されている。
作動板62は、シリンダー錠61の後端面に突出する嵌合突起611に嵌合する嵌合孔621と、嵌合孔621から半径方向に所定寸法離れた箇所に形成された、第1施錠杆63の一端が枢着される第1連結孔622と、水平方向で嵌合孔621と第1連結孔622と同角度で下方に位置し、第2施錠杆64の一端が枢着される第2連結孔623を有している。
また、振れ止め座7が別部材として構成されているので、係合孔230は、係合突起630に対して余裕を持たせた大きさに設定できる。そして該移動棚の組立時に、係合突起630の実際の位置に合わせて振れ止め座7が左枠51の下端部に取り付けられる。そのため、係合突起630と振れ止め座7によって施錠時に発生する移動棚の左右方向の揺れを最小限に抑えることができる。
そして、移動棚列を右側に寄せ、移動棚体3・・・より一個多い固定棚体1の前面を引戸10で覆った状態で、シリンダー錠61を施錠状態に操作すると、作動板6は図7で反時計廻りの方向に回動し、これに伴って第2施錠杆64は、図4で右方向に移動し、後端部642が後枠51の後方に大きく突出し、前記引戸10の開放側に位置し(図3に示す状態)、引戸10の開放方向への移動を阻止する。
すなわち、地震時等で移動棚列が左右方向に揺れ、第2施錠杆64の後端部642が引戸10の開放側端面101に衝突する前に、移動棚列の係合孔230の端面に係合突起630が衝突することによって、第2施錠杆64、引戸10に移動棚列の大きな重量物の荷重が掛かるのを防止し、第2施錠杆64、引戸10が変形するのを防いでいる。
10 引戸
101 引戸の開放側端面
2 移動棚体支持台
21 固定ベース体
22 レール
230 係合孔
3 移動棚体
31 棚本体
5 基台
53 走行車輪
6 施錠装置
61 シリンダー錠
62 作動板
63 第1施錠杆
630 係合突起
64 第2施錠杆
642 第2施錠杆の後端部
Claims (1)
- 複数個の固定棚体を左右方向に一列上に並設して固定棚列とし、該固定棚列の前側に配設した移動棚支持台上に固定棚体より一つ少ない数の移動棚体を各々単独に左右方向に移動自在に設けて移動棚列とし、移動棚列を固定棚列の一方側に位置させて、固定棚列の前面を覆い、かつ、固定棚列の他方側の固定棚体の前面を引戸により覆うことができるようにし、前記移動棚列と、引戸の移動を同時にロックする移動棚の施錠装置において、移動棚体は、移動棚支持台に設けられたレール上を転動する走行輪を有する基台と、基台上に着脱自在に取り付けられる棚本体より構成され、施錠装置は、固定棚体の前面を覆う引戸側の基台の側面に取り付けられるシリンダー錠と、シリンダー錠に設けられたキー溝に合致したキーの回転に連動して回動する作動板と、作動板の回動に連動して、移動棚支持台の所定位置に形成された係合孔に係脱自在となる係合突起を有する第1施錠杆と、作動板の回動に連動して、引戸の開放側の側方に後端部が出入自在となる第2施錠杆より構成され、第1施錠杆の作動板側の端部と作動板は回動可能に枢着され、作動板側と反対側の端部は、基台に回動かつ前後動可能に支持され、第2施錠杆の作動板側の端部と作動板は、回動可能に枢着され、作動板側の端部と反対側の端部は、基台に前後動可能に保持されていることを特徴とする移動棚の施錠装置。
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CN112914246A (zh) * | 2021-01-22 | 2021-06-08 | 江西阳光安全设备集团有限公司 | 摇手隐藏式双驱动密集架 |
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2013
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