JP3043290U - キーホルダーなどの装身具用下げ飾り - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のキーホルダーなどの装身具用下げ飾り
が、円盤状の記念メタルや名札あるいは動植物のミニチ
ュア模型または、縁起ものおもちゃなどが主であり、単
なる飾りもので、キーホルダーの紛失を防止することと
面白さをかもし出すのみで、キーホルダーの下げ飾りと
しての機能以外は実用的な機能を期待できない。上記の
従来のキーホルダーなどの装身具用下げ飾りを改良し、
小物入れおよび小さな写真を入れるロケット的な機能を
持たせたキーホルダー等の下げ飾りとする。 【解決手段】 円筒状ケース本体（２）の一方の開口部
を凸レンズ（３）などの閉止部材で閉止し、他方の開口
部を開閉蓋（６）で閉止して、該円筒状ケース本体
（２）の中空部を小物入れ部（７）に形成し、また、前
記凸レンズ（３）と仕切り板（５）との間に小さな写真
などの画像（４）を配置したキーホルダーなどの装身具
用下げ飾りに構成したことである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が属する技術分野】

この考案は、キーホルダーあるいはペンダントまたは根付けなどの装身具用下 げ飾りに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のキーホルダーの下げ飾りは、円盤状の記念メタル形式のものや、名札あ るいは動植物のミニチュア模型または、縁起ものおもちゃなどを鎖に取り付けた ものが主である。 また、ペンダントの下げ飾りにあっては、外国金貨を模したメタルのような飾 りものなどを下げ飾りとしおり、根付けにあっては動植物や人物をそのまま模し たものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記の従来のキーホルダーの下げ飾りは、単にキーホルダーの紛失を防止する ことおよび面白さをかもし出すのみで、キーホルダーの下げ飾りとしての機能以 外に実用的な機能を期待できない問題がある。 また、ペンダントの下げ飾り、あるいは根付けも意匠的機能のほかに実用的機 能は期待できない。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案は、上述の問題を解決するために、以下のとおりの構成とした。 円筒状のケース本体の一方の開口部を閉止部材で閉止し、他方の開口部を開閉 蓋で閉止して、該円筒状のケース本体の中空部を小物入れ部としたキーホルダー などの装身具用下げ飾りに構成したことである。 また、前記円筒状のケース本体の一方の開口部の閉止部材が、凸レンズと写真 などの画像を載置する仕切り板とで構成されているキーホルダーなどの装身具用 の下げ飾りに構成したことである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

この考案の実施の形態を、キーホルダーを一例として説明する。 図１はこの考案のキーホルダーの下げ飾りの一実施例の分解した状態を示す斜 視図である。 図中、１は下げ飾りであり、該下げ飾りを構成する中空円筒形状のケース本体 ２の一方の開口部に、閉止部材として凸レンズ３を嵌め込み、該開口部を閉止す るが、開口部に凸レンズを嵌め込んだ後、自己の写真あるいは友人その他キャラ クターシール等の画像４を仕切り板５にセットして、前記画像４を凸レンズと仕 切り板５とで挟持させる。

【０００６】 中空円筒形状のケース本体２の他方の開口部に、開閉蓋６を設けて該開口部を 閉止することにより、前記仕切り板５とでケース本体２内に小物入れ部７を形成 することができる。

【０００７】 この小物入れ部７は、例えば５００円硬貨が５〜６枚入る深さとし、また、硬 貨の代わりに錠剤などの薬剤を入れ印籠が代わりとしても良い。

【０００８】 また、図中８は開閉蓋の軸受け、９はケース本体２の側壁に設けた仕切り板５ の係合爪片５ａとの係合孔、１０は鎖１１を取り付けるための耳片、１２はケー ス本体２の側壁に設けた開閉蓋６のフック６ａとの係合片である。 なお、図面中キーホルダーのホルダー部は図示していない。

【０００９】 つぎに、この考案のキーホルダーの下げ飾りの使い方を図２および図３により 説明する。 例えば、小物入れ部７から５００円硬貨を取出す場合は、図２の（ａ）のよう に指でフック６ａを押しながら係合片１２からフック６ａを外し開閉蓋６を開け る。 そして、図２の（ｂ）のように小物入れ部７から５００円硬貨を取り出したの ち、図２の（ｃ）のようにフック６ｂが係合片１２に掛かるまでで押して開閉蓋 を閉じる。

【００１０】 また、ケース本体２の凸レンズ３と仕切り板５とで挟持されている画像４を、 他の画像と取り替える場合について説明すると、前記、図２の（ａ）の方法で開 閉蓋６を開き小物入れ部７内の収納物を取り出し後、図３の（ａ）の様にケース 本体２の側壁に設けた係合孔９に係合している仕切り板５の係合爪片５ａをボー ルペンの先などで押し込み、同時に凸レンズ３を軽く押し込むと前記係合爪片５ ａは係合がとかれるので仕切り板５を外し、該仕切り板５の画像４を取り出す。

【００１１】 画像４を取り出し、他の新しい画像４と取り替えるのであるが、画像面がレン ズに向くように仕切り板５にセットし、仕切り板５の係合爪片５ａを係合孔９に 嵌合する。（図３の（ｂ）） つぎに、小物入れ部７に硬貨あるいは錠剤などを収納し、開閉蓋６を閉じる。 （図２の（ｃ））

【００１２】 この考案の一実施例をキーホルダーについてのみ説明したが、これに限定され るものではなくペンダントの下げ飾りあるいは根付けに用いてもよい。

【００１３】

【考案の効果】

この考案のキーホルダーなどの装身具用の下げ飾りは、前述のとおりの構成に したので、従来のキーホルダーの下げ飾りが、円盤状の記念メタルや名札あるい は動植物のミニチュア模型または、縁起ものおもちゃなどが主であり、単なる飾 りもので、キーホルダーの紛失を防止することと面白さをかもし出すのみで、キ ーホルダーの下げ飾りとしての機能以外はの実用的な機能を期待できないが、小 銭入れ、あるいは印籠もどきの機能を持たせることができ実用的である。 また、ペンダントの下げ飾り、あるいは根付けとして用いても同様の作用効果 を期待できる。

【００１４】 さらに、ケース本体に凸レンズを設けたので、ロケットの様にケース本体内に 取り込んだ友人あるいは、アイドルの写真または気に入った小さな写真などの画 像を拡大して見ることができ、楽しい下げ飾りとすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案のキーホルダーなどの装身具用下げ飾
りの一実施例の分解斜視図である。

【図２】同上のキーホルダーの下げ飾りの使用状態を示
す斜視図である。

【図３】同上のキーホルダーの下げ飾りの使用状態を示
す斜視図である。

【符号の説明】

１ 下げ飾り ２ ケース本体 ３ 凸レンズ ４ 画像 ５ 仕切り板 ５ａ 係合爪片 ６ 開閉蓋 ６ａ フック ７ 小物入れ部 ８ 開閉蓋の軸受け ９ 係合孔 １０ 耳片 １１ 鎖 １２ 係合片

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 円筒状のケース本体の一方の開口部を閉
   止部材で閉止し、他方の開口部を開閉蓋で閉止して、該
   円筒状のケース本体の中空部を小物入れ部に形成したこ
   とを特徴とするキーホルダーなどの装身具用下げ飾り。
2. 【請求項２】 前記円筒状のケース本体の一方の開口部
   の閉止部材が、凸レンズと写真などの画像を載置する仕
   切り板とで構成されていることを特徴とする請求項１記
   載のキーホルダーなどの装身具用下げ飾り。