JP3117257U - 子供用記念メダル - Google Patents

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久司郎 名波
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株式会社ナナミ
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Abstract

【課題】幼稚園や小学校の運動会で、子供に贈る子供用記念メダルに関するものであって、子供が何時までも興味を持って愛用することができるものを提供する。
【解決手段】上端にストラップ3の通し孔2を設けたメダル本体1の前面に、運動会のスナップ写真とか運動会の成績を表示した用紙等の収納部4を形成し、該収納部の前面には、表面にキャラクターを表現した蓋体6を開閉自在に軸着するか、開閉及び着脱自在に軸着したことを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本考案は、幼稚園とか小学校の運動会で、子供に贈る子供用記念メダルに関するものである。
幼稚園や小学校の運動会において、子供達に贈与している記念メダルには、上端にストラップの通し孔を設けたメダル本体の前面に、子供の好むキャラクターを表現したものが広く使用されている。しかし、この種のものは従来から形状が殆ど同じであり、機能的には何ら変わるところがないので、子供に十分な興味を持たせることができなかった。
本考案は、子供が何時までも興味を持って愛用することができる子供用記念メダルを提供しようとするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の考案は、上端にストラップの通し孔を設けたメダル本体の前面に、写真とか記録用紙の収納部を形成し、該収納部の前面には、表面にキャラクターを表現した蓋体を設け、該蓋体の一端をメダル本体に開閉自在に軸着したことを特徴としている。
上記請求項1の子供用記念メダルは、蓋体を開いてメダル本体に設けた収納部に運動会の写真とか記録用紙を収容して使用する。
請求項2の考案は、上端にストラップの通し孔を設けたメダル本体の前面に、写真とか記録用紙の収納部を形成し、該収納部の前面には、表面にキャラクターを表現した蓋体を開閉及び着脱自在に軸着し、蓋体の裏面には衣服等への取り付け用のフックを設けたことを特徴としている。
上記請求項2の子供用記念メダルは、メダル本体に設けた収納部に運動会の写真とか記録用紙を収容したり、蓋体をメダル本体から離脱して裏面のフックにより、衣服や鞄に取り付けてキャラクターが表現されたバッジとかブローチとして使用したりする。
本考案の子供用記念メダルは、メダル本体に設けた収納部に運動会の写真とか記録用紙を収容することができ、しかも請求項2の子供用記念メダルは、蓋体をメダル本体から離脱してバッジとかブローチとしても使用することができるので、蓋体に表示されたキャラクターの魅力と相俟って、子供に永く愛用させることができる。
以下、図1乃至図3を参照して、請求項1の考案の実施形態を詳述する。図1は子供用記念メダルの一部切欠き正面図であり、図2は同上側面図であり、図3は蓋体を展開した状態の縦断面図である。
図中の符号1はプラスチック製のメダル本体であり、上端にストラップ2の通し孔3を形成し、表面に写真等の収納部4を凹設している。この収納部4の四隅部には、写真等の四隅を挟持する保持溝5を形成している。符号6は上記収納部4内に遊嵌したプラスチック製の蓋体であり、該蓋体6の上端に設けた突部7をメダル本体の上端に設けた軸受け部8に嵌合し、枢軸9により開閉自在に軸着している。またこの蓋体6の表面にはキャラクターの凹凸模様10を表現している。しかも蓋体6の内側には小物が収容できる凹部aを形成している。尚符号11は凹凸模様10の下端に形成された開閉時の指掛け部である。
上記の実施形態にあっては、蓋体6を図2に鎖線で示すように開閉し、メダル本体1の収納部4内に運動会のスナップ写真とか運動会の記録等を記載した用紙を入れて、その四隅を保持溝5に差込むときは、子供は当時の事を何時までも思い出すことができる。従って、蓋体6に立体的に表現されたキャラクターによる凹凸模様10と共に、長期に亘って愛用することができるのである。
蓋体6の下端には、凹凸模様10による指掛け部11を形成したから、園児でも蓋体6を容易に開閉することができる。また蓋体6を閉じた場合、凹部aとメダル本体1の表面とにより構成される空間には、子供が大切にしている動物のミニチュア等を収納して携帯することができる。上記蓋体6が平面的な場合は、蓋体6の下端より指掛け部11を上向きに突設すればよい。
次に、図1,図2及び図4,図5を参照して請求項2の考案を詳述する。図4は子供用記念バッジの要部を示す縦断面図であり、図5は子供用記念メダルの蓋体に取り付けたフックの斜視図である。
符号12は、蓋体6の突部7に形成した軸孔であり、メダル本体1の軸受け部8に架設した枢軸9に回動可能に嵌合している。この軸孔12には蓋体6を着脱し得るように、枢軸9の径よりやや小径の開口部13を形成している。また符号14は蓋体6を衣服等に固定するためのプラスチック製のフックである。その他の符号の説明は前記と同様のため省略する。尚、図1に示すように、枢軸9を突部7の左右両端より突設し、この枢軸9を左右の軸受け部8に回動自在に保持させる場合は、軸受け部8に開口部13に相当する切欠きを設ければよい。
この実施形態は、前記の場合と同様に、メダル本体1の収納部4内に運動会のスナップ写真とか運動会の記録等を記載した用紙を入れるときは、子供は当時の事を何時までも思い出すことができるので、蓋体6に立体的に表現されたキャラクターによる凹凸模様10と共に、長期に亘って愛用することができるのである。また、蓋体6の下端に形成された指掛け部11により、蓋体6を容易に開閉することができ、蓋体6とメダル本体1とにより構成される空間には、子供が大切にしている動物のミニチュア等を収納して携帯することができる。
蓋体6をメダル本体1から取り外し、裏面に設けたフック14を用いて衣服や鞄等に固定するときは、蓋体6はバッジとかブローチとして使用することができるので、更に利用価値が高まり、子供達に愛用されるものである。
本考案の実施形態を示す一部切欠き正面図である。 同上側面図である。 蓋体の展開状態を示す縦断面図である。 本考案の別の実施形態における要部を示す縦断面図である。 同上実施形態におけるフックの斜視図である。
符号の説明
1 メダル本体
2 ストラップ
3 通し孔
4 収納部
6 蓋 体
10 凹凸模様
11 指掛け部
12 軸 孔
13 開口部
14 フック

Claims (2)

  1. 上端にストラップの通し孔を設けたメダル本体の前面に、写真とか記録用紙の収納部を形成し、該収納部の前面には、表面にキャラクターを表現した蓋体を開閉自在に軸着したことを特徴とする子供用記念メダル。
  2. 上端にストラップの通し孔を設けたメダル本体の前面に、写真とか記録用紙の収納部を形成し、該収納部の前面には、表面にキャラクターを表現した蓋体を開閉及び着脱自在に軸着し、蓋体の裏面には衣服等への取り付け用のフックを設けたことを特徴とする子供用記念メダル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200463698Y1 (ko) 2011-09-26 2012-11-19 두승균 개량형 메달

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