JP5605874B1 - 袖部を脱着可能とする着衣 - Google Patents

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Abstract

【課題】手の不自由な人でも容易に脱着出来るセーターを提供する。
【解決手段】セーター1などの着衣において袖部の内側に閉じてある縫製部分にその脇の一部を残して、オープンファスナー3を付ける袖部を脱着可能な着衣である。袖口10に綿テープ2を付けてみると、綿テープ2を使うことにより一層早く着脱が出来、細かな部分もできるし、指で押さえることも可能で,すぼめる手を広げる運動になりリハビリにも、なる。
【選択図】図1

Description

本発明は主としてセーター等の頭から被って脱着する着衣において手が不自由でも簡単に脱着出来る着衣に関するものである。
個人的に私の夫が脳梗塞から後遺症が残り左半身麻痺で洋服の脱着に苦労したのでなるべく自立の方向で今有るもの全てを見直したところ、袖を通して脱着するセーター類に不自由することが分かり、このセーターに着目し、手の不自由な人でも簡単に脱着出来るセーターを考えるようになり、これは袖口を開放してオ−プンァスナーを付けるだけでなく袖口に綿テープをつけることによって、不自由な指の運動にもなるし自分で出来るのがうれしいということから始まり、老人施設、医院、リハビリ関係などを中心に要望があると思います。
従来この種のセーター類としては両袖と首まで繋がるセーター本体で頸の横から肩を通って肘までファスナーを通したものがあるが、後部のあたりは見えないし手を用いることが不自由な人には難儀であり、セーターも変形する可能性があった。(特許文献1参照)
特にオープンファスナーを両袖に付いている物は、両袖に付けると直線に動かす場合はいいが頸回りの曲線は見えないのでファスナーを進めたり戻したりすることが難しいし、着衣が煩雑である。
特開平9−3711号公報
冬の時期はセーターからトレーナー、肌着など袖を通す着衣を,重ね着をするため何重にもゴロゴロして時間がかかる。
セーター類の場合袖と身頃の閉じてある部位ではなく、通常の編み方をしている身頃の部分を切り開くので毛糸がほどける可能性がある。
従来の頭から被るセーターは首の後ろから肘まで切り開いたもので、外側からオープンファスナ−が丸見えになるし又左右両袖にもオープンファスナーが付いているが、両方の手が不自由という人より片方の手だけが動きにくい人の方が多いので、両方に付ける必要性は無いし又肩の動きがよりきつくなる。
本発明は主として袖部を通して脱着するセーター類において、手が不自由であっても容易に脱いだり、着たりすることができることを目的とするものである。
本発明に係る袖部を脱着可能にする着衣は、主としてセーター等の頭から被ったり脱いだりする着衣において、袖部の縫製部分に,その脇の一部分を残して袖口から切り込み部を形成し、この切り込み部にオープンファスナーを付けてなることを特徴とするものである.
更に、前記オープンファスナーに付けた袖口に手首が脱着可能とする長さのリング状の綿テープを取り付け脱着時手首の指に絡ませて袖口の切り込みを開放可能とする事を特徴としている。
袖口を開放し、かつ綿テープを付けることにより多少不自由であっても物を掴む動作を可能にし、他の動作でも掌を広げて軽い物を置いて安定させることもできる。
不自由な手の方にオープンファスナーを付けることにより簡単に脱着ができるし、又袖口に綿テープ2を付けることにより軽く指を置いただけでオープンファスナーを上下させ、速やかに前進することができる。
手の不自由な人も簡単に脱着することができることによって、達成感、自立心が持てる。また障害者でも一般の人と同じように服を自分で脱いだり、着たりできればという気持ちを大切にしたいし、今までの洋服はもちろん新しい洋服も作る段階で発注出来ればもっと利用できるし、自由に選ぶこともできる。
本発明に係る脱着セーターの装着状態を示す正面図。 要部である袖部を解放した裏面側を示す略示図。 同じく袖部を円筒状に閉じた状態を示す略示図。 袖口10に設けたリング状の綿テープ2の取り付け状態を示す略示図で(イ)は手の甲6から見た綿テープ2を8の字にしてテープを絡めた状態を、(ロ)は掌側4から見た状況で2本の指に綿テープ2を入れている状態、(ハ)は掌5からオープンファスナー3の金具を押さえてあげたり下げたりしている状態を示すものである。
本発明に係る着衣は、図1に示すようにセーター本体1の両脇に形成される袖部7を備えたセーターにおいて、少なくともその一方の袖部7には、その縫製部分にその部分を残して脇から袖口10に向かって切り込みの袖部7に形成し、この切り込み部にオープンファスナー3を付けてなるものである
オープンファスナー3の付ける位置は図2及び図3に示すように、縫い止まり9から袖口10まで取り付けられ、即ち袖部7の脇、オープンファスナーの縫い止まり9から袖口10まで設けられる。
セーター1を着るときの順序は、図4に示すようにオープンファスナー3を閉じた状態にして、セーターの裾のゴム編み部分4から不自由な手を先に袖を通し、頭を通し、利き手の順に通して、両肩と身頃を整え楽に着ることができる。
セーター1を脱ぐときは 利き手で胸までセーター1を持ち上げ利き手の方から先に脱ぐ時は、不自由な手で綿テープ2を利用して利き手の袖口10の裾を掴んで引っ張り抜き、後は顔から頭へと利き手を抜く順序で脱ぐことができ,このように着る時も脱ぐときも不自由な手を回した時点で物をつかんだり、引っ張ったりする時は綿テープ2が付いていると容易にできる。
綿テープ2を利用するのはどのような指でも自由自在になるし自分の状態に合った方法で考えたりしていくと結構楽しいし、手軽である。
綿テープ2は伸びたり縮んだりしないし、幅が広いので指に食い込む事がないという利点があり、必要がない時はセーターの中にしまえる。
綿テープ2の使い方、オープンファスナー3を開放するには、不自由な方の手で袖口10のゴム編み4の部分を綿テープ2を付けた不自由な指で袖口10を押さえて利き手でオープンファスナー止まり9から袖口10まで引き下げ、勢いで進むと金具が外れオープンし、閉めるときは袖口10を綿テープ2を付けた不自由な手で押さえて利き手で金具をはめて引き上げると簡単に袖の開け閉めができ、病院での検査、注射、血圧などにも時間がかからないので便利である。
袖口10にリング状の綿テープ2を付けるにはオープンファスナー止まり9から袖下のゴム編み部分4の先端まで揃えてミシンを掛け、オープンファスナー3のミシン目に沿ってオープンファスナー3の淵をかがる8と布地に引っかからない。
手の甲の上で8の字を描くようにするのは、指の握力の弱さを補充することと、指が固い時など指を伸ばすには綿テープ2が役立つし、物を掴む時綿テープ2に緩みが出たりした場合指が揃わないとできないので、目的に合った長さにするために手の甲6の上で8の字にした綿テープが必要になり、その点綿テープ2は自由自在にでき便利である。
頭から被るセーター1は本発明に係る着衣は1図に示すように不自由な方の袖の動作をしやすくし内側にオープンファスナー3を付けていると着やすく,かつ動作をしやすくするように、普通のセーターと変わらない正面図である。
1 セーター
2 リング状の綿テープ
3 オープンファスナー
4 セーターの頸回りと袖口と裾に設けられるゴム編み部分
5 掌
6 手の甲
7 袖部
8 かがり
9 ファスナー 止まり
10 袖口

Claims (1)

  1. 主としてセーター等の頭から被ったり脱いだりする着衣において、袖部の縫製部分の脇の一部分を残して袖口から切り込み部を形成し、この切り込み部にオープンファスナーを付け、前記オープンファスナーを付けた袖部の袖口に手首を脱着可能とする長さのリング状の綿テープを取り付け、袖部の脱着時に前記綿テープを手の指に絡ませて袖口の切り込み部を開放可能にすることにより、手の不自由な人が、袖部の着脱を容易にできるようにした衣類。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108926055A (zh) * 2017-05-25 2018-12-04 爱康奥创公司 用于衣服的物品的衣袖

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3051984U (ja) * 1997-11-13 1998-09-11 惠美子 山田 パジャマ等の裾まくり上げ防止具
JP2006219803A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Asae Ikeda 点滴用シャツ

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