JP2006219803A - 点滴用シャツ - Google Patents
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Abstract
【課題】点滴時に快適に使用できるシャツを提供する。
【解決手段】シャツの一方の袖側面において、袖口から身頃に向かうスライドファスナーを設け、袖上面適所に面ファスナーを設け、袖内面上部に、面ファスナーを有する係止片の一端を取り付けたことを特徴とする。
【選択図】 図8
【解決手段】シャツの一方の袖側面において、袖口から身頃に向かうスライドファスナーを設け、袖上面適所に面ファスナーを設け、袖内面上部に、面ファスナーを有する係止片の一端を取り付けたことを特徴とする。
【選択図】 図8
Description
この発明は、点滴を受けるときに患者が着用する点滴用のシャツに関する。
従来より、透析その他の理由で点滴を受けるときは、点滴個所露出のために下着を脱ぐか袖をたくし上げるかして腕を露出させて行う場合が大半であり、本発明にて示すように、点滴時に使用して便利なる構造を有するシャツは見当たらない。
従来より、患者に対する処方の一つに点滴がある。これは点滴液を貯留した容器を上方に位置させ、この容器下方に適宜長の軟質管体を接続し、該管体他端に針状細管を接続してこの細管を患者身体の血管に挿入することにより、適量の点滴液を血管内に移送させるものである。通常は患者の腕に移送するため、上着を脱いでシャツなどの下着を脱ぐかあるいは袖をたくし上げるなどして必要個所を露出させ、この露出した部分の選択個所に針状細管を挿入することにより行われる。
この場合において、下着を脱ぐ行為は煩わしく、袖をたくし上げると腕の先端部と後方部ではその太さが異なるため、袖口部分が腕を圧迫して血行を阻害する恐れがあり、たとえば透析など長時間にわたる点滴では患者に不快感を与えることになる。
本発明は、以上のような点滴に関わる課題を解決するために発明されたもので、点滴時に使用して便利なる新規な物品を提供することを目的としたものである。
この場合において、下着を脱ぐ行為は煩わしく、袖をたくし上げると腕の先端部と後方部ではその太さが異なるため、袖口部分が腕を圧迫して血行を阻害する恐れがあり、たとえば透析など長時間にわたる点滴では患者に不快感を与えることになる。
本発明は、以上のような点滴に関わる課題を解決するために発明されたもので、点滴時に使用して便利なる新規な物品を提供することを目的としたものである。
課題を解決する手段として本発明は、シャツの袖口にスライドファスナーを設け、あるいはそれに加えて袖上部に面ファスナー、袖内部に係止片を各々設けてその主要部を構成した。すなわち、シャツの一方の袖側面において、袖口から身頃に向かうスライドファスナーを設ける。あるいはそれに加えて袖上面適所に面ファスナーを設け、袖内面上部に、面ファスナーを有する係止片の一端を取り付ける。本発明は以上の構成よりなる点滴用シャツである。なお、後述の実施形態にて示すように、スナップやゴムベルトを用いた構成とすることもできる。
本発明によれば、袖口を容易に開いてたくし上げることができ、またこのたくし上げた部分を面ファスナーにより袖上部に係止することができるため、従来のようにシャツを脱いだり袖口をそのままたくし上げる必要のない、点滴時に便利なるシャツを提供することができる。
また、腕への圧迫もないため、長時間快適に使用することができる。
また、腕への圧迫もないため、長時間快適に使用することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図において、1はスライドファスナーで、シャツの一方の袖下部に設けられ、袖口から身頃に向かって袖の中程までの長さである。2は帯体で、細長の小布片であり、スライドファスナーと近似の長さを有している。3は面ファスナーで、小四角形であって帯体の一方の端部近傍に縫着される。以上の帯体と面ファスナーにて係止片4が形成される。
この係止片は図2および図6にて示すように面ファスナーを上向きにして面ファスナーと反対側の帯体端部が袖内面上部の身頃近接位置に縫着される。5は面ファスナーで、前記の面ファスナーと同サイズであり、シャツの身頃の上部適所に縫着される。
本発明を使用するには、まず着用したシャツのスライドファスナーを開いて腕の上方へたくし上げる。次ぎに、このシャツの袖内に指を差し入れて係止片端部をつまみ、引き出して袖上方へと移動させて互いの面ファスナーを係止させる。この係止にてたくし上げている部分は帯体にて保持されるため、腕の必要部分が露出されて点滴に適した状態が維持される。点滴終了後は面ファスナーの係止を解除し、たくし上げている袖を下ろしてスライドファスナーを閉じて初期状態へと戻すことができる。
図において、1はスライドファスナーで、シャツの一方の袖下部に設けられ、袖口から身頃に向かって袖の中程までの長さである。2は帯体で、細長の小布片であり、スライドファスナーと近似の長さを有している。3は面ファスナーで、小四角形であって帯体の一方の端部近傍に縫着される。以上の帯体と面ファスナーにて係止片4が形成される。
この係止片は図2および図6にて示すように面ファスナーを上向きにして面ファスナーと反対側の帯体端部が袖内面上部の身頃近接位置に縫着される。5は面ファスナーで、前記の面ファスナーと同サイズであり、シャツの身頃の上部適所に縫着される。
本発明を使用するには、まず着用したシャツのスライドファスナーを開いて腕の上方へたくし上げる。次ぎに、このシャツの袖内に指を差し入れて係止片端部をつまみ、引き出して袖上方へと移動させて互いの面ファスナーを係止させる。この係止にてたくし上げている部分は帯体にて保持されるため、腕の必要部分が露出されて点滴に適した状態が維持される。点滴終了後は面ファスナーの係止を解除し、たくし上げている袖を下ろしてスライドファスナーを閉じて初期状態へと戻すことができる。
以上、本発明について説明したが、本発明は点滴のためにたくし上げた袖の保持が可能なところにその特徴がある。従来は下着を脱ぐかまたは袖口を腕に沿ってずり上げる手段しかなく、前者はその行為が煩わしく、後者は既述のように腕への圧迫感があって患者への不快感を与えるものであったが、本発明ではこれらの欠点が解決されており、快適な使用が可能となったのである。なお、袖口にスライドファスナーを設けただけの構成も可能であるが、この場合はこのファスナーにて開かれた袖が腕から垂れ下がった状態での使用となる。
なお、既述の例では袖口にスライドファスナーを設けたが、スナップ係止にて袖口の開閉を行うよう構成することもでき、あるいはボタン止めとしてもよい。また、面ファスナーに代えてスナップやボタンによる係止としてもよい。帯体は小布片にて形成したが、これを伸縮可能なゴムベルトにて形成してもよく、この場合は係止片不使用時はその長さは使用時に比べて短くすることができる。
以上のごとく、本発明にて長時間の点滴時においても快適に使用することのできる点滴用のシャツを得ることができる。
なお、既述の例では袖口にスライドファスナーを設けたが、スナップ係止にて袖口の開閉を行うよう構成することもでき、あるいはボタン止めとしてもよい。また、面ファスナーに代えてスナップやボタンによる係止としてもよい。帯体は小布片にて形成したが、これを伸縮可能なゴムベルトにて形成してもよく、この場合は係止片不使用時はその長さは使用時に比べて短くすることができる。
以上のごとく、本発明にて長時間の点滴時においても快適に使用することのできる点滴用のシャツを得ることができる。
1 スライドファスナー
2 帯体
3 面ファスナー
4 係止片
5 面ファスナー
6 縫着部
7 身頃
8 袖
9 袖口
2 帯体
3 面ファスナー
4 係止片
5 面ファスナー
6 縫着部
7 身頃
8 袖
9 袖口
Claims (5)
- シャツの一方の袖側面において、袖口から身頃に向かうスライドファスナーを設けたことを特徴とする点滴用シャツ。
- シャツの一方の袖側面において、袖口から身頃に向かうスライドファスナーを設け、袖上面適所に面ファスナーを設け、袖内面上部に、面ファスナーを有する係止片の一端を取り付けたことを特徴とする点滴用シャツ。
- スライドファスナーに代えてスナップを用いてなる請求項2記載の点滴用シャツ。
- 面ファスナーに代えてスナップを用いてなる請求項2または3記載の点滴用シャツ。
- 係止片をゴムベルトにて形成してなる請求項2〜4のいずれかの項に記載の点滴用シャツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005068056A JP2006219803A (ja) | 2005-02-10 | 2005-02-10 | 点滴用シャツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005068056A JP2006219803A (ja) | 2005-02-10 | 2005-02-10 | 点滴用シャツ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006219803A true JP2006219803A (ja) | 2006-08-24 |
Family
ID=36982310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005068056A Pending JP2006219803A (ja) | 2005-02-10 | 2005-02-10 | 点滴用シャツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006219803A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5605874B1 (ja) * | 2013-08-29 | 2014-10-15 | 幸子 成川 | 袖部を脱着可能とする着衣 |
-
2005
- 2005-02-10 JP JP2005068056A patent/JP2006219803A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5605874B1 (ja) * | 2013-08-29 | 2014-10-15 | 幸子 成川 | 袖部を脱着可能とする着衣 |
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