JP3186750U - 病衣 - Google Patents

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Abstract

【課題】看護側にとって点滴処置等が行いやすく、且つ、患者が誤って点滴を外してしまうことを効果的に防ぐことができる病衣を提供する。
【解決手段】前開きに形成された身頃1,2と、長袖の袖部4を有し、袖部4の袖口には非伸縮性の生地により形成されたカフス41が設けられ、襟刳り31には首付近に出るライン類を挿通可能な留め具5を設けた。
【選択図】図1

Description

本考案は、点滴等の処置が必要な患者、特に、認知症などの症状により介護が必要とされている患者の病衣に関するものである。
従来、点滴等の治療が必要な患者が着用する病衣としては、看護士や介護士などが処置を行いやすくなるように、袖の部分にファスナーやマジックテープ(登録商標)を設けて袖の一部を開閉自在に設け、処置の際にはかかるファスナー等を大きく開け、点滴処置後に閉めることが行われていた(特許文献1ないし3)
しかしながら、特許文献1ないし3のものは、看護する側からは点滴等の処置が行いやすくなる反面、患者にとっても、容易にファスナー等を開閉できるため、以下の問題が生じていた。すなわち、認知症などの症状を有する患者の場合、点滴に対する不快感から点滴を無理矢理外そうとする行為が見られ、その場合、袖の一部が簡単に開いて点滴部分が露出してしまうと、点滴を外そうとする傾向が助長されるおそれがあった。
また、ファスナー等を開けないとしても、患者にとって目に付きやすい袖の一部分より点滴のカテーテルが露出するため、かかるカテーテルを無理矢理引っ張って外してしまうおそれもあった。
特開2002−180311 特開2004−232178 特開2005−307414
そこで本考案は、看護側にとって点滴処置等が行いやすく、且つ、患者が誤って点滴を外してしまうことを効果的に防ぐことができる病衣を提供することをその課題とするものである。
本考案は、上記課題を解決するものであり、前開きに形成された身頃と、長袖の袖部を有し、該袖部の袖口には非伸縮性の生地により形成されたカフスが設けられ、襟刳りには首付近に出るライン類を挿通可能な留め具を設けた病衣である。
本考案の病衣は、襟刳りに設けた留め具により首付近に出るラインを固定することができ、また、非伸縮性の生地により形成されたカフスを設けることで、着用者が自ら袖を捲って点滴のライン類を外してしまうことを防ぐことができる。
本考案に係る病衣の斜視図。 本考案に係る病衣の一部拡大背面図。 本考案に係る病衣の袖口部の拡大図。
以下、本考案の病衣の一実施態様を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本考案はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
図1に示すように、本考案にかかる病衣は、前開きに形成された左前身頃1と右前身頃2、そして後身頃3によりなる身頃本体と、長袖の袖部4とからなる。以下、各部について説明する。
本考案にかかる病衣は、右前身頃2の前立て21にボタン22が設けられており、また、左前身頃1の前立て11にボタンホール12が設けられている。ボタン22は、それぞれ対応して設けられたボタンホール12に係止可能に形成されており、看護人もしくは介護者がボタンの着脱を行いやすいように、ボタン22は通常よりも大きめのものが好ましく、特に、直径10mm〜25mmのものが好ましい。さらに、ボタンホール12は、認知症などの症状を有する着用者が誤ってボタンを外してしまわないために、通常の縦方向ではなく、外しにくい横方向に開口して形成することが好ましい。
本考案の病衣は、後身頃3の襟刳り31にカテーテルやチューブなどのライン類を挿通して固定するための留め具5が設けられている。留め具5は、ライン類を挿通可能な環状に形成されていれば良いが、例えばこれを2本のリボン状として、ライン類を固定するときに結んで環状にしてもよい。さらに、より簡単に固定するために、互いに係止可能な雄雌のホック51を有する、いわゆるテープスナップを利用してもよく、ライン類を固定するときだけかかるホック51を止めてループを形成してもよい。
留め具5は、着用者が誤って触ることがないよう、後身頃3の襟刳り31に設けることが好ましく、より詳しくは、後身頃3の襟刳り31の中心から0mm〜150mmの範囲に設けることが好ましい。さらに、図2のように、襟刳り31の中心から所定の間隔を開けて左右2箇所に設けると、右腕に繋がるラインは右側の留め具5へ、左腕に繋がるラインは左側の留め具5へ挿通することができるため好ましい。かかる留め具5は、綿・ポリエステルなどの柔らかい素材で形成することが好ましく、病衣の生地と同色としても良いが、看護者もしくは介護者が識別しやすいように、病衣の生地とは異なる色で形成し、且つ、着用者には目立たない色にすることが好ましい。さらに、かかる留め具を袖口に設け、袖口からライン類を出したときに固定できるようにしても良い。
図3は、本考案に係る病衣の袖口部を示す。本考案の病衣は、袖口にカフス41を設けており、着用者から見て、腕周りの外側にボタン43およびボタンホール44が位置するように設けている。また、ボタン43とボタンホール44の位置関係は通常のシャツなどとは逆になるように配置してもよい。さらに、ボタンホール44は、通常の縦方向ではなく横方向に開口して形成されている。これらにより、着用者はボタンが外しにくくなるため、認知症などの症状を有する着用者が誤ってボタンを外してしまうことを防ぐことができる。
また、ボタン43は2個でも良いが、本実施態様のように3個設けることが好ましく、このように3個設けることで袖口の開口寸法を3段階調整可能となり、袖口からライン類を出すときも、適宜調整することができる。かかる調整範囲は任意に設定することができるが、着用者の平均的な手首周り寸法を考慮すると、100mm〜250mmの範囲で設定することが好ましい。また、スリット42は、通常のシャツよりもやや深めに形成されており、これにより、点滴を行うときなどに腕まくりが行いやすくなる。具体的には、スリット42の深さ(カフス取付位置から)は100mm〜200mmが好ましい。さらに、看護もしくは介護する側がボタンの着脱を行いやすいように、ボタン43も通常よりも大きめのものが好ましく、特に、直径10mm〜25mmのものが好ましい。
カフス41は、非伸縮性の生地により形成されおり、好ましくは、綿100パーセントの布帛生地によって形成されている。このように、袖口に非伸縮性の生地で形成したカフスを設けることより、着用者が腕を捲り上げて点滴を外すことを防ぐことができる。なお、本考案の病衣において、その他の部分の素材については特に制限はないが、直に肌に着用することを想定しているため、肌触りのよい伸縮性の生地が好ましく、綿100パーセントのメリヤス生地が好ましい。
さらに、図示しないが、袖部4の脇下部分には、切り込みを設けても良い。かかる切り込みによって、体温測定が行いやすくなる。なお、かかる切り込みは、袖部4の生地が切り込みの開口部にかかるようにすれば、外観からは目立たなくて好ましい。
1……左前見頃
2……右前身頃
3……後身頃
4……袖部
5……留め具
6……ライン
11……前立て
12……ボタンホール
21……前立て
22……ボタン
31……襟刳り
41……カフス
42……スリット
43……ボタン
44……ボタンホール
51……ホック


Claims (6)

  1. 前開きに形成された身頃と、長袖の袖部を有し、該袖部の袖口には非伸縮性の生地により形成されたカフスが設けられ、襟刳りには首付近に出るライン類を挿通可能な留め具を設けた病衣。
  2. 前記留め具を、後身頃の襟刳りの中心から所定の間隔を開けて左右2箇所に設けたことを特徴とする請求項1に記載の病衣。
  3. 前記カフスのボタンを3個設けることで袖口の開口寸法を3段階調整可能とすることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の病衣。
  4. 前身頃の前立てに設けられたボタンホールあるいはカフスに設けられたボタンホールのいずれか一方、あるいはそれらの両方が横方向に開口していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の収納部付き病衣。
  5. 前記袖部の脇下部分には切り込みが設けられたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の収納部付き病衣。
  6. 前記留め具を更に袖口に設けたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の収納部付き病衣。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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RU2700917C2 (ru) * 2014-02-06 2019-09-23 Рафаэль ЛАДАЕВ Рукав предмета одежды с частично разъемным швом на застежке-молнии
JP2021038479A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 幸代 秦 医療用パジャマ

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