JP3206494U - 点滴・介護用衣服 - Google Patents
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Abstract
【課題】点滴を外すことなく、かつ看護師等の手助けなしに自分で着替えることができ、長期間介護を要するものが上体を起こすことなく着替えることのできる点滴・介護用衣服を提供する。【解決手段】左袖前方の襟から袖へ、かつ、右袖前方の襟から袖に脱着可能な第1の合せ目CL1を有し、かつ、前身頃左襟部から裾にかけて脱着可能な第2の合せ目CL2を有し、第1および第2の合せ目が、スナップボタンにより脱着可能となっている。また、パジャマではなくTシャツにすることが好ましい。外見上は通常の衣服と変わらない衣服で日常生活を送ることが可能となる。【選択図】図1
Description
本考案は、点滴用かつ介護用衣服に関する。詳しくは、病院等での長期間の点滴治療の間中、点滴を外すことなく、かつ看護師等の手助けなしに自分で着替えることのできる点滴用衣服に関する。さらに自宅等での長期間の介護を要する者が上体を起こすことなく容易に脱着できる点滴・介護用衣服に関する。
従来の点滴・介護用衣服は、衣服の両袖のうち少なくとも一方の袖を肩口から袖口にかけて切り裂くとともに、この切り裂き部を止着部材により部分的に開閉可能に止着するようにして、簡単な操作でうでの所望部位を開閉できるようにしたものである。(例えば特許文献2002−180311参照)
病院等での長期間の点滴治療の間中、点滴を外すことなく、かつ看護師等の手助けなしに自分で衣服を着替えることは不可能であった。さらに自宅等での長期間の介護を要する者が介助者の手助けなしに衣類を着替えることは困難であった。これは看護師等の手助けなしに自分で着替えることのできる最適な点滴用衣服が存在せず、従来使用していた衣服では、自分一人では衣服を着替えることができなかったからである。
これは、介助者等の手助けなしに自分で着替えることのできる最適な点滴用衣服が存在せず、従来使用していた衣服では、自分一人では衣服を着替えることができなかったからである。
従来技術は、ファスナー等で閉じること若しくは開くことにより衣服を着脱することができるものの、長期入院をするものにとって、点滴は右手、もしくは左手の両腕にて交互に受ける機会が多く、片腕では対応不可である。
従来技術は、ファスナー等の止着部材を使用しており、寝返りする際や日常においての快適さ、また子供の肌への負担等を考慮すると日常での使用は困難である。
従来技術は、片方の腕のみの開閉で、病院等での長期間の点滴治療の間中、点滴を外すことなく、かつ看護師等の手助けなしに自分で着替えることは不可能である。
従来技術は、自宅等での長期間介護を要するものが上体を起こすことなく着替えることは不可能である。
また、開示されている多くの従来技術はパジャマ等に代表される部屋着でるため、長期入院者もしくは長期介護を要する者にとって、外出着のような特有の運動性やファッション性への考慮が欠けている。
本発明は、このような従来の校正が有していた問題を解決しようとするものであり、点滴を外すことなく、かつ看護師等の手助けなしに自分で着替えることのでき、長期間介護を要するものが上体を起こすことなく着替えることのできる点滴・介護用衣服の実現を目的としたものである。
本考案が解決しようとする第1課題は、病院等での長期間の点滴治療の間中、点滴を外すことなく、かつ看護師等の手助けなしに自分で着替えることのできる点滴・介護用衣服を提供することである。
本考案が解決しようとする第2課題は、自宅等での長期間介護を要するものが上体を起こすことなく着替えることのできる点滴・介護用衣服を提供することである。
本考案が解決しようとする第3課題は、寝返りをする際や子供の肌への負担を極力減らす点滴・介護用衣服を提供することである。
本考案が解決しようとする第4課題は、長期入院者もしくは長期介助を要する者にとっての、外出着のような特有の運動性やファッション性をもった衣服を提供することである。
本考案が解決しようとする第5課題は、縫製時点における縫製工程の省略によりコストダウンが図れて安価な点滴・介護用衣服を提供することである。
第一の課題解決手段は、左袖前方の襟から袖へ、かつ、右袖前方の襟から袖に脱着可能な第1の合せ目を有し、かつ、前身頃左襟部から裾にかけて脱着可能な第2の合せ目を有することを特徴としたものである。第二の課題解決手段は、前記脱着可能な第1の合せ目が、スナップボタンにより脱着可能となっていることを特徴としたものである。第三の課題解決手段は、前記脱着可能な第2の合せ目が、スナップボタンにより脱着可能となっていることを特徴としたものである。第四の課題解決手段は、前記点滴・介護用衣服が点滴用Tシャツであることを特徴としたものである。
実用新案登録請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○袖とは、衣服の身頃(みごろ)の外にあって腕を覆う部分をいう。
○脱着可能とは、点滴中は着服してなり、着替え時には合せ目を脱服可能にすることである。
○第1の合せ目とは、左袖前方の襟から袖へ、かつ右袖前方の襟から袖にかけて設けられた脱着可能に合わせた継ぎ目をいう
○第2の合せ目とは、前身頃左襟部から裾にかけて設けられた脱着可能に合わせた継ぎ目をいう
○スナップボタンとは、衣服の合わせ目などに用いて、双方設けたプラスチックボタンで留めるものをいう。装飾を兼ねることが多い。
○襟とは、衣服の首回りの部分をいう。
○点滴とは、薬液や栄養物の投与あるいは輸血などで、長期間かけて一滴ずつ静脈内に注入する方法である。
○衣服とは、体に纏うものをいい、着物、衣装のことをいう。本願明細書にあっては、特に断らない限り点滴用衣服をいうものとする。
○Tシャツとは、上半身に着る肌着、又は肌着の上に着る西洋風の衣服をいう。
<用語の説明>
○袖とは、衣服の身頃(みごろ)の外にあって腕を覆う部分をいう。
○脱着可能とは、点滴中は着服してなり、着替え時には合せ目を脱服可能にすることである。
○第1の合せ目とは、左袖前方の襟から袖へ、かつ右袖前方の襟から袖にかけて設けられた脱着可能に合わせた継ぎ目をいう
○第2の合せ目とは、前身頃左襟部から裾にかけて設けられた脱着可能に合わせた継ぎ目をいう
○スナップボタンとは、衣服の合わせ目などに用いて、双方設けたプラスチックボタンで留めるものをいう。装飾を兼ねることが多い。
○襟とは、衣服の首回りの部分をいう。
○点滴とは、薬液や栄養物の投与あるいは輸血などで、長期間かけて一滴ずつ静脈内に注入する方法である。
○衣服とは、体に纏うものをいい、着物、衣装のことをいう。本願明細書にあっては、特に断らない限り点滴用衣服をいうものとする。
○Tシャツとは、上半身に着る肌着、又は肌着の上に着る西洋風の衣服をいう。
課題を解決するための手段は、本願の実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の考案であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
上記の課題を解決するための第1の考案(請求項1に記載の考案)は、左袖前方の襟から袖へ、かつ、右袖前方の襟から袖に脱着可能な第1の合せ目を有し、かつ、前身頃左襟部から裾にかけて脱着可能な第2の合せ目を有し、長期間の点滴中でも看護師等の介護なしに自分一人で着替えることができ、自宅等での長期間介護を要するものが上体を起こすことなく着替えることができるきることを特徴とする点滴・介護用衣服である。
上記の課題を解決するための第1の考案(請求項1に記載の考案)は、左袖前方の襟から袖へ、かつ、右袖前方の襟から袖に脱着可能な第1の合せ目を有し、かつ、前身頃左襟部から裾にかけて脱着可能な第2の合せ目を有し、長期間の点滴中でも看護師等の介護なしに自分一人で着替えることができ、自宅等での長期間介護を要するものが上体を起こすことなく着替えることができるきることを特徴とする点滴・介護用衣服である。
上記の課題を解決するための第2の考案(請求項2に記載の考案)は、前記脱着可能な第1の合せ目が、スナップボタンにより脱着可能となっていることを特徴とする請求項1に記載された点滴・介護用衣服である。
上記の課題を解決するための第3の考案(請求項3に記載の考案)は、前記脱着可能な第2の合せ目が、スナップボタンにより脱着可能となっていることを特徴とする請求項1または2の何れかに記載された点滴・介護用衣服である。
上記の課題を解決するための第4の考案(請求項4に記載の考案)は、服が点滴・介護用Tシャツであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載された点滴・介護用衣服である。
本考案に係る、点滴用衣服は、上記のような特徴的構成要件から構成され、特徴的構成要件に応じた、以下のような本願考案特有の効果を奏する。第1の考案によれば、左袖前方の襟から袖へ、かつ、右袖前方の襟から袖に脱着可能な第1の合せ目を有し、かつ、前身頃左襟部から裾にかけて脱着可能な第2の合せ目を有するという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。すなわち、左手に、あるいは右手に点滴注射する場合であっても、病院等での長期間の点滴治療の間中、点滴を外すことなく、かつ看護師等の手助けなしに自分で着替えることのできる点滴・介護用衣服を提供することが可能となり、また、自宅等での長期間介護を要するものが床での仰臥時に上体を起こすことなく上服の着脱を可能とするため、左袖の脱着可能な第1の合せ目と右袖の脱着可能な第1の合せ目、かつ、前身頃左襟部から裾にかけての脱着可能な第2の合せ目を同時に開けば、完全な全開状態にすることができ、寝返りをうつだけで衣服の着脱が可能であることを特徴とする点滴・介護用衣服を提供することが可能となり、本考案が解決しようとする第1課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
第2の考案によれば、前記脱着可能な第1の合せ目が、スナップボタンにより脱着可能となっていることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第2課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。すなわち、第1の合せ目を脱着可能にする手段としては、ホック、ボタンの他、面ファスナー、ジッパー等が考えられるが、プラスチックのスナップボタンは、金具に比べ肌への負担を減らし、レントゲン等の検査時にもそのまま着用することができるからである。かつ、カラフルな布を前身頃のスナップボタン前面に取り付けることにより、外出着のようなファッション性をもっているという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第2課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
第3の考案によれば、前記脱着可能な第2の合せ目が、スナップボタンにより脱着可能となっていることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。すなわち、第1の合せ目を脱着可能にする手段としては、スナップボタンの他、面ファスナー、ジッパー、ホック等が考えられるが、プラスチックのスナップボタンは、金具に比べ肌への負担を減らし、レントゲン等の検査時にもそのまま着用することができるからである。かつ、カラフルな布を前身頃のスナップボタン前面に取り付けることにより、外出着のようなファッション性をもっているという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第3課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
第4の考案によれば、前記点滴・介護用衣服が点滴・介護用Tシャツであることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。すなわち、パジャマではなくTシャツにすることで、長期入院者や長期介助を必要とする者が外見上は通常の衣服と変わらない衣服で日常生活を送ることが可能となり、精神面での落ち込みを防止する。前記点滴・介護用衣服として点滴・介護用Tシャツを着る方が快適に長期間の点滴を受けることができ、かつ、前記点滴・介護用衣服として点滴・介護用Tシャツを着る方が快適に長期間の介護を受けることができるという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。また、縫製時点において、本来は布の採寸・型紙作成・縫製からされるところ、既存のTシャツを使用して左袖に脱着可能な第1の合せ目を作り、かつ、右袖に脱着可能な第1の合せ目を作り、更には前身頃左襟部から裾にかけて脱着可能な第2の合せ目を作ることによって、上記縫製時点における縫製工程の省略によりコストダウンが図れて安価な点滴・介護用衣服を提供することが可能となり、本考案が解決しようとする第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
100......点滴・介護用衣服(Tシャツ)
1......衣服本体
2......襟
CL1......第1の合せ目CL1
CL2......第2の合せ目CL2
T......Tシャツ
S......スナップボタン(上)
SH......スナップボタン(下)
B......布(バイアステープ)
201......点滴ボトル
202......点滴ライン
1......衣服本体
2......襟
CL1......第1の合せ目CL1
CL2......第2の合せ目CL2
T......Tシャツ
S......スナップボタン(上)
SH......スナップボタン(下)
B......布(バイアステープ)
201......点滴ボトル
202......点滴ライン
以下、本考案に係る、点滴・介護用衣服100に関する最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本考案に係る、点滴・介護用衣服の正面図(着服状態を表す図)である。
図2は、本考案に係る、点滴・介護用衣服の正面図(脱服又は着服途中の状態を表す図)である。
図3は、本考案に係る、(他の態様)の点滴・介護用衣服の正面図(点滴時の一部脱服時の状態を表す図)である。
図4は、本考案に係る、(他の態様)の点滴・介護用衣服の正面図(仰臥時の脱服の状態を表す図)である。
図1は、本考案に係る、点滴・介護用衣服の正面図(着服状態を表す図)である。
図2は、本考案に係る、点滴・介護用衣服の正面図(脱服又は着服途中の状態を表す図)である。
図3は、本考案に係る、(他の態様)の点滴・介護用衣服の正面図(点滴時の一部脱服時の状態を表す図)である。
図4は、本考案に係る、(他の態様)の点滴・介護用衣服の正面図(仰臥時の脱服の状態を表す図)である。
上記の点滴・介護用衣服100において、左袖前方の襟2から袖へ、かつ、右袖前方の襟2から袖に脱着可能な第1の合せ目CL1を有し、かつ、前身頃左襟2から裾にかけて脱着可能な第2の合せ目CL2を有し、長期間の点滴中でも看護師等の介護なしに自分一人で着替えることができることを特徴とする点滴・介護用衣服100が開示されている(図1、図2、図3、図4)。図3において、点滴・介護用衣服100の使用状態を説明する。点滴ボトル201から点滴ライン202を通って、左手に点滴を受けている状態が記載されている。
点滴中は、第1の合せ目CL1は、スナップボタンS(スナップボタンSとスナップボタンSH)により閉じられ、第2の合わせ目CL2は、スナップボタンS(スナップボタンSとスナップボタンSH)により閉じられているが、点滴・介護用衣服100の着替え時には、上記の考案によれば、第1の合わせ目CL1は、スナップボタンS(スナップボタンSとスナップボタンSH)を外すことにより開き、左袖が開いた状態になる(図3に袖の開いた状態を示す。)。袖が開いた状態になれば、左手を点滴・介護用衣服100の開いた状態の袖から取り出すことが可能となる。第2の合わせ目CL2は、スナップボタンS(スナップボタンSとスナップボタンBH)を外すことにより開き、前身頃が開いた状態になり、点滴・介護用衣服100の開いた状態となることにより、点滴を受けたままで点滴・介護用衣服100を着替えることが可能となる(図2)。また、左袖の第1の合せ目CL1と右袖の第1の合せ目CL1、かつ、前身頃左襟部から裾にかけての第2の合せ目CL2を同時に開けば、完全な全開状態にすることができ、床での仰臥時に上体を起こすことなく寝返りをうつだけで衣服の着脱が可能となる(図4)
左袖前方に脱着可能な第1の合せ目CL1を有し、右袖前方に脱着可能な第1の合せ目CL1を有し、かつ、襟部3から裾にかけて脱着可能な第2の合せ目CL2を有するという特徴的な構成要件により、右手に、あるいは右手に点滴注射する場合であっても、病院等での長期間の点滴治療の間中、点滴を外すことなく、看護師等の手助けなしに自分で着替えることのできる点滴・介護用衣服100を提供することが可能となり、本考案が解決しようとする第1課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた(図1、図2、図3、図4)。
上記の点滴・介護用衣服100において、前記脱着可能な第1の合せ目CL1が、スナップボタンSにより脱着可能となっていることを特徴とする点滴・介護用衣服100が開示されている(図1、図2、図3、図4)。上記の点滴・介護用衣服100(第2の考案)によれば、前記脱着可能な第1の合せ目CL1が、スナップボタンSにより脱着可能となっていることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第2課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。すなわち、左袖前方に脱着可能な第1の合せ目CL1を有し、右袖前方に脱着可能な第1の合せ目CL1を有し、かつ、襟部2から裾にかけて脱着可能な第2の合せ目CL2を有するという特徴的な構成要件により、自宅等での長期間介護を要するものが上体を起こすことなく着替えることができることのできる点滴・介護用衣服100を提供することが可能となり、本考案が解決しようとする第2課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた(図1、図2、図3、図4)
上記の点滴・介護用衣服100において、前記脱着可能な第1の合せ目CL1が、スナップボタンSにより脱着可能となっていることを特徴とする点滴・介護用衣服100が開示されている(図1、図2、図3、図4)。上記の点滴・介護用衣服100(第2の考案)によれば、前記脱着可能な第1の合せ目CL1が、スナップボタンSにより脱着可能となっていることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第3課題および第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。すなわち、第1の合せ目CL1を脱着可能にする手段としては、スナップボタンSの他、面ファスナー、ジッパー等が考えられるが、プラスチックのスナップボタンは、金具に比べ肌への負担を減らし、レントゲン等の検査時にもそのまま着用することができるからである。かつ、カラフルな布を前身頃のスナップボタンS前面に取り付けることにより、外出着のようなファッション性を持ち、外見上は通常の衣服と変わらない衣服で日常生活を送ることが可能となるからである。
上記の点滴用衣服100において、前記脱着可能な第2の合せ目CL2が、スナップボタンSにより脱着可能となっていることを特徴とする点滴・介護用衣服100が開示されている(図1、図2、図3、図4)。
・上記の点滴・介護用衣服100(第3の考案)によれば、前記脱着可能な第2の合せ目CL2が、スナップボタンSにより脱着可能となっていることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。すなわち、第1の合せ目CL1を脱着可能にする手段としては、スナップボタンSの他、面ファスナー、ジッパー等が考えられるが、プラスチックのスナップボタンは、金具に比べ肌への負担を減らし、レントゲン等の検査時にもそのまま着用することができるからである。かつ、カラフルな布を前身頃のスナップボタンS前面に取り付けることにより、外出着のようなファッション性を持ち、外見上は通常の衣服と変わらない衣服で日常生活を送ることが可能となるからである。
・上記の点滴・介護用衣服100(第3の考案)によれば、前記脱着可能な第2の合せ目CL2が、スナップボタンSにより脱着可能となっていることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。すなわち、第1の合せ目CL1を脱着可能にする手段としては、スナップボタンSの他、面ファスナー、ジッパー等が考えられるが、プラスチックのスナップボタンは、金具に比べ肌への負担を減らし、レントゲン等の検査時にもそのまま着用することができるからである。かつ、カラフルな布を前身頃のスナップボタンS前面に取り付けることにより、外出着のようなファッション性を持ち、外見上は通常の衣服と変わらない衣服で日常生活を送ることが可能となるからである。
上記の点滴・介護用衣服100において、前記点滴・介護用衣服100が点滴・介護用TシャツTであることを特徴とする点滴・介護用衣服100が開示されている(図1、図2、図3、図4)。
・上記の点滴・介護用衣服100(第4の考案)によれば、前記点滴・介護用衣服100が点滴・介護用TシャツTであることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。すなわち、パジャマではなくTシャツにすることで、長期入院者や長期介助を必要とする者が外見上は通常の衣服と変わらない衣服で日常生活を送ることが可能となり、精神面での落ち込みを防止する。前記点滴・介護用衣服として点滴・介護用Tシャツを着る方が快適に長期間の点滴を受けることができ、かつ、快適に長期間の介護を受けることができる。また、左袖・右袖に脱着可能な第1の合せ目CL1を有し、かつ、右袖に脱着可能な第1の合せ目CL1を有しているという特徴的な構成要件により縫製時点において、本来は布の採寸・型紙作成・縫製からされるところ、既存のTシャツを使用して左袖に脱着可能な第1の合せ目を作り、かつ、右袖に脱着可能な第1の合せ目を作り、更には前身頃左襟部から裾にかけて脱着可能な第2の合せ目を作ることによって、上記縫製時点における縫製工程の省略によりコストダウンが図れて安価な点滴・介護用衣服100を提供することが可能となり、本考案が解決しようとする第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた(図1、図2、図3、図4)。
・上記の点滴・介護用衣服100(第4の考案)によれば、前記点滴・介護用衣服100が点滴・介護用TシャツTであることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。すなわち、パジャマではなくTシャツにすることで、長期入院者や長期介助を必要とする者が外見上は通常の衣服と変わらない衣服で日常生活を送ることが可能となり、精神面での落ち込みを防止する。前記点滴・介護用衣服として点滴・介護用Tシャツを着る方が快適に長期間の点滴を受けることができ、かつ、快適に長期間の介護を受けることができる。また、左袖・右袖に脱着可能な第1の合せ目CL1を有し、かつ、右袖に脱着可能な第1の合せ目CL1を有しているという特徴的な構成要件により縫製時点において、本来は布の採寸・型紙作成・縫製からされるところ、既存のTシャツを使用して左袖に脱着可能な第1の合せ目を作り、かつ、右袖に脱着可能な第1の合せ目を作り、更には前身頃左襟部から裾にかけて脱着可能な第2の合せ目を作ることによって、上記縫製時点における縫製工程の省略によりコストダウンが図れて安価な点滴・介護用衣服100を提供することが可能となり、本考案が解決しようとする第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた(図1、図2、図3、図4)。
Claims (4)
- 左袖前方の襟から袖へ、かつ、右袖前方の襟から袖に脱着可能な第1の合せ目を有し、かつ、前身頃左襟部から裾にかけて脱着可能な第2の合せ目を有することを特徴とする点滴用衣服。
- 前記脱着可能な第1の合せ目が、スナップボタンにより脱着可能となっていることを特徴とする請求項1または2に記載された点滴・介護用衣服。
- 前記脱着可能な第2の合せ目が、スナップボタンにより脱着可能となっていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載された点滴・介護用衣服。
- 前記点滴用衣服が点滴用Tシャツであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載された点滴・介護用衣服。
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