JP3216832U - 衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】自分で衣服の着脱が困難な身体障がい者や高齢者の着替えを容易に行うことができ、かつ医療行為や介護作業を容易にできる衣服を提供する。【解決手段】前身ごろ1と後ろ身ごろ2を備え、上部に首を挿通するえりぐり部3と、腕が挿通される腕挿通部4と、下部のすそ部5とから成る衣服であって、一方の腕挿通部4からえりぐり部3にかけての肩部は切り離されており、この肩切離部は前身ごろ1側と後ろ身ごろ2側のいずれか一方側に第一係止部が設けられるとともに、他方側に第一係止部に係合される第一係合部が設けられており、一方の腕挿通部4からすそ部5にかけての脇腹部は切り離されており、この脇腹切離部は前身ごろ1側と後ろ身ごろ2側のいずれか一方側に第二係止部が設けられるとともに、他方側に第二係止部に係合される第二係合部が設けられている。【選択図】図2

Description

本考案は、一方の肩部分と一方の脇腹部分を縫い合わせず分離させ、袖の前身ごろ側を縫い合わせず分離させ、前身ごろの腹部を一部切り離し、ズボンの一方の足の筒を開くことで、自分で衣服の着脱が困難な身体障がい者や高齢者の着替えを容易に行うことができ、かつ医療行為や介護作業を容易にできる衣服に関するものである。
従来の介護服は、着脱を容易にするために脇や袖の分離したものはあるが、ボタンの数が多く介護者の負担が大きい上に見た目も悪かった。また、医療行為を容易にするために、主に前開きのものが多い。また、ズボンの筒を開くため、両脇を開くものはあるが、両側を開く必要はなく、無駄な部分にもファスナー等があることで着心地がよくなかった。
実登3206052 実登3066456
自分で衣服の着脱ができない者は、ベッド上または車いす上で衣類を着脱する際、介護者が袖を抜いたりする時などは身体的苦痛を伴う。時には骨折する場合もある。介護者にとっても、重い体を支えたり、衣類をひっぱって着衣させたりするのは相当な労力を要する。また、介護服は医療行為を優先するため、前開きのものが多数であるが、ボタンの数が少ないほうが着脱が容易である。
前身ごろと後身ごろを備え、上部に首を挿通するえりぐり部と、腕が挿通される腕挿通部と、下部のすそ部とから成る衣服であって、前記一方の腕挿通部から前記えりぐり部にかけての肩部は切り離されており、この肩切離部は前記前身ごろ側と前記後身ごろ側のいずれか一方側に第一係止部が設けられるとともに、他方側に前記第一係止部に係合される第一係合部が設けられており、前記一方の腕挿通部から前記すそ部にかけての脇腹部は切り離されており、この脇腹切離部は前記前身ごろ側と前記後身ごろ側のいずれか一方側に第二係止部が設けられるとともに、他方側に前記第二係止部に係合される第二係合部が設けられていることを特徴とする衣服。
一方の袖を通した後は、反対側は袖を通す必要がないため、着用者が身体的苦痛なく楽に衣類の着脱ができる。
袖の前身ごろ側を縫い合わせず分離させることで、多様な身体的特徴に対応し、かつ点滴などのチューブを通したり、検温したりすることができる。
前身ごろの腹部が一定距離切り離されていることで、胃ろうのチューブをつなぐ際など、肌の露出を最低限に抑えることができる。
また、ズボンの股の合わせ部分にはわずかな隙間ができるため、尿の管などを通す事も可能である。
それぞれの延長布やかぶせ布の幅を多めにとることで、少ないボタン等で保温性を保つことができる。ボタン等の数が少ないことで、介護者の作業時間短縮につながる。
本考案の第一実施例を示す分解斜視図 本考案の第一実施例を示す着用状態図 本考案の第二実施例を示す分解斜視図 本考案の第二実施例を示す着用状態図 本考案の参考例を示す分解斜視図
第一実施例について図1に基づいて説明する。
本考案の衣服は、前身ごろ1と後ろ身ごろ2と首が挿通されるえりぐり部3と腕が挿通される腕挿通部4と下部のすそ部5とから構成されている。
前記した衣服において、右側の肩部6は腕挿通部4からえりぐり部3にかけて切り離されている。そして、この切り離された部分の前身ごろ1には、肩切離部7から所定距離離れた位置(例えば3cm)に第一係止部ボタン(オス側)8、9が設けられている。
一方、この切り離された後ろ身ごろ2は、肩切離部7から所定距離延長された肩延長布10が設けられており、この肩延長布10の内側に第一係合部ボタン(メス側)11、12が設けられている。
また、右側の腕挿通部4からすそ部5にかけての脇腹部13は切り離されている。そして、この切り離された部分の前身ごろ1には、脇腹切離部14から所定距離離れた位置(例えば8cm)に第二係止部ボタン(オス側)15、16が設けられている。
一方、この切り離された後ろ身ごろ2は、脇腹切離部14から所定距離延長された脇延長布17が設けられており、この脇延長布17の内側に第二係合部ボタン(メス側)18、19が設けられている。
図2に基づいて、実際の着用について説明する。
着用者を右側臥位にして、左腕を腕挿通部4に通し、後ろ身ごろ2を背中の下に差し入れてから着用者を仰臥位にし、肩延長布10を前身ごろ1にかぶせ、第一係止部ボタン(オス側)8に第一係合部ボタン(メス側)11を、第一係止部ボタン(オス側)9に第一係合部ボタン(メス側)12をそれぞれ係着する。
次に脇延長布17を前身ごろ1にかぶせ、第二係止部ボタン(オス側)15に第二係合部ボタン(メス側)18を、第二係止部ボタン(オス側)16に第二係合部ボタン(メス側)19をそれぞれ係着する。
第二実施例について図3に基づいて説明する。
前記した衣服の第一実施例に加え、腕を覆うとともに袖口を有する左袖部20および右袖部21を有する。
第一実施例と同様に、右側の肩部6と脇腹部13は切り離され、肩延長布10と脇延長布17の内側に係止ボタン(メス側)が設けられている。そして、それぞれの切り離された部分の前身ごろ1には、肩切離部7と脇腹切離部14から所定距離離れた位置に係合ボタン(オス側)が設けられている。
左袖部20は、後ろ身ごろ2側だけが縫い合わせてある。もう一方の右袖部21は、後ろ身ごろ2側だけが縫い合わせてあり、かつ腕挿通部4から袖口22にかけて、その前面が略直線状に切り離されている。そして、この切り離された部分の右袖部21には、袖切離部23から所定距離離れた位置(例えば15cm)に第三係止部ボタン(オス側)24、25が設けられている。
一方、この切り離された右袖部21は、袖切離部23から所定距離延長された袖延長布26が設けられており、この袖延長布26の内側に第三係合部ボタン(メス側)27、28が設けられている。
右袖部21には、脇延長布17に隣接して設けられ、腕挿通部4から前身ごろ1内へ挿入される袖かぶせ布29が設けられている。この袖かぶせ布29は左袖部20にも同様に設けられている。
前身ごろ1のすそ部5から上部に一定距離離れた位置(例えば10cm)はすそ部5と平行に一定距離(例えば15cm)切り離されており、この腹部切離部30の上部から前身ごろ1内へ挿入される腹部かぶせ布31が設けられている。
図4に基づいて、実際の着用について説明する。
着用者を右側臥位にして、左腕を左袖部20に通し、後ろ身ごろ2と右袖部21を背中の下に差し入れてから着用者を仰臥位にし、肩延長布10を前身ごろ1にかぶせ、第一係止部ボタン(オス側)8に第一係合部ボタン(メス側)11を、第一係止部ボタン(オス側)9に第一係合部ボタン(メス側)12をそれぞれ係着する。
次に脇延長布17を前身ごろ1にかぶせ、第二係止部ボタン(オス側)15に第二係合部ボタン(メス側)18を、第二係止部ボタン(オス側)16に第二係合部ボタン(メス側)19をそれぞれ係着する。
次に、袖延長布26を右袖部21にかぶせ、第三係止部ボタン(オス側)24に第三係合部ボタン(メス側)27を、第三係止部ボタン(オス側)25に第三係合部ボタン(メス側)28をそれぞれ係着する。
次に、袖かぶせ布29を、腕挿通部4から前身ごろ1の下に差し込む。
図5に基づいて、参考例について説明する。
一方の足の筒が開かれているズボンとしての形状で、ズボン腹部32は前中心よりわき側にむけて斜めに裁断されており、前面で逆三角形状に重合わせて、前中心から左右に一定距離離れた場所にズボン腹部係止部ボタン(オス側)33、34が設けられ、重なる側の内側にズボン腹部係合部ボタン(メス側)35、36が設けられており、ズボン脇部37、38にはゴムが縫い付けてあり、ウエストサイズを調整できるようにしてある。
ズボン左足部39は筒状に縫い合わせてあり、ズボン右足部40はズボン股下41からズボン裾口42にかけて切り離されており、足切離部43には一定間隔空けて足部係止部ボタン(オス側)44、45、46が設けられている。一方の切離部には所定距離延長された足延長布47が設けられており、この足延長布47の内側に足部係合部ボタン(メス側)48、49、50が設けられている。
本考案の実施例では、第一係止部、第一係合部、第二係止部、第二係合部、第三係止部、第三係合部についてボタンを例にして説明したが、ボタンだけでなく、フックやファスナー等で構成しても良い。
また、図では右肩および右脇腹および右袖が切り離されているが、左肩および左脇腹および左袖が切り離されている構成でもよい。
衣類の着脱が容易となることで、介護者の負担軽減と時間短縮につながり、着用者に身体的苦痛がないことで、骨折などの危険がなくなる。
1 前身ごろ
2 後ろ身ごろ
3 えりぐり部
4 腕挿通部
5 すそ部
6 肩部
7 肩切離部
8、9 第一係止部ボタン(オス側)
10 肩延長布
11、12 第一係合部ボタン(メス側)
13 脇腹部
14 脇腹切離部
15、16 第二係止部ボタン(オス側)
17 脇延長布
18、19 第二係合部ボタン(メス側)
20 左袖部
21 右袖部
22 袖口
23 袖切離部
24、25 第三係止部ボタン(オス側)
26 袖延長布
27、28 第三係合部ボタン(メス側)
29 袖かぶせ布
30 腹部切離部
31 腹部かぶせ布
32 ズボン腹部
33、34 ズボン腹部係止部ボタン(オス側)
35、36 ズボン腹部係合部ボタン(メス側)
37、38 ズボン脇部
39 ズボン左足部
40 ズボン右足部
41 ズボン股下
42 ズボン裾口
43 ズボン切離部
44〜46 足部係止部ボタン(オス側)
47 足延長布
48〜50 足部係合部ボタン(メス側)

Claims (3)

  1. 前身ごろと後身ごろを備え、上部に首を挿通するえりぐり部と、腕が挿通される腕挿通部と、下部のすそ部とから成る衣服であって、前記一方の腕挿通部から前記えりぐり部にかけての肩部は切り離されており、この肩切離部は前記前身ごろ側と前記後身ごろ側のいずれか一方側に第一係止部が設けられるとともに、他方側に前記第一係止部に係合される第一係合部が設けられており、前記一方の腕挿通部から前記すそ部にかけての脇腹部は切り離されており、この脇腹切離部は前記前身ごろ側と前記後身ごろ側のいずれか一方側に第二係止部が設けられるとともに、他方側に前記第二係止部に係合される第二係合部が設けられていることを特徴とする衣服。
  2. 前記腕挿通部には、腕を覆うとともに袖口を有する袖部が設けられており、左右いずれか一方の袖部は、前記腕挿通部から前記袖口にかけて、その前側が略直線状に切り離されており、この袖切離部は一方側に第三係止部が設けられるとともに、他方側に前記第三係止部に係合される第三係合部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の衣服。
  3. 前記袖部には、前記脇腹切離部に隣接して設けられ、前記腕挿通部から前記前身ごろ内へ挿入される袖かぶせ布が設けられており、また、前記前身ごろのすそ部から上部に一定距離離れた位置で、すそ部と平行に一定距離切り離されており、この腹部切離部の上部から前記前身ごろ内へ挿入される腹部かぶせ布が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の衣服。
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CN113556956A (zh) * 2019-03-08 2021-10-26 株式会社Sft研究所 开口部调整机构、空调衣服的衣服主体以及空调衣服
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