JP3206052U - 介護用寝衣 - Google Patents
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Abstract
【課題】硬縮の強い患者や、多動傾向にある患者の着替えを簡単で容易にする介護用寝衣を提供する。【解決手段】前身頃4に左右の袖6を付け右脇(又は左脇)から肩までを片側(左、又は右)の身頃のみ縫い合わせ、左側(又は右側)は分離したまま後身頃2と前身頃4を肩と脇のボタン8と面ファスナー7で留めることにより、腕が硬縮している患者や、多動傾向にある患者の着脱を介護者が、簡単かつ容易に行える。【選択図】図1
Description
本考案は、前身頃に両袖を付け後身頃左側(又は右側)を切り離すことにより、介護を必要とする患者、特に腕の硬縮が強い患者及び、多動傾向にある患者を介護者が寝衣の着脱を簡単かつ容易に行うことのできる介護用寝衣に関するものである。
従来の寝衣では、袖と前身頃で係着するものがある(例えば、実登3044239)この場合、多くのマジックテープを係着する動作が必要になる為、多動傾向の患者には係着が容易でない、硬縮の強い患者は体をくの字に曲げていることが多く、湾曲に沿っての係着に時間を要する。
本考案は、上記の実状に鑑み、全く新規な着想に基づいて創案されたものであり、その意図するところは、両腕の硬縮の強い患者や、多動傾向にある患者に臥床したまま無理なく簡単に着脱することができる。
上記課題を解決するため、本考案が採用した技術手段は、前身頃に両袖ラグランスリープを付け、後身頃を片側(右、又は左)のみ縫い付けることで、仰臥位のまま硬縮している腕を開くことなく、又は、多動傾向にある患者にも簡単で容易に袖を通すことができ、そのまま一回の体交で着脱が容易に行える。
本考案は、長い上衣の長パジャマ風の寝衣であり、前身頃に左右の袖を設け左側(又は、右側)を片側のみ切り離し、切り離した後身頃に肩と脇でボタンとマジックテープにて係着する。硬縮の強い患者は、前身頃に袖を付けたことで硬縮したまま腕に袖を通すことができ、多動傾向にある患者の場合も、動く腕に袖を通しやすい。後身頃は、体を巻くように着せることができるため、簡単に無理なく着脱が行える。患者に無理を強いることもなく一回の体交で着脱できることにより介護者の負担も軽減できる。(注)考案の詳細な説明中マジックテープは登録商標である。
本考案の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。まず、図1、図2は、寝衣としての一例を示す長い丈のパジャマであり、袖6はラグランスリープを用い前身頃に左右の袖6を縫い付ける。後身頃左(又は、右)の肩に掛かる生地3は鎖骨3A近くまで延長し、肩で2か所3Bに一か所9のゴムをループ状に縫い付け4の前身頃に8のボタンと7のマジックテープで簡単に係着ができる。4の前身頃には5の捲れ防止布が100mm余分に設けていることにより、両袖を通したとき外れにくく裾が捲れにくくなっている。図を反転することにより右開きを可能にする。
身頃2と4を裁断し脇側2Bと4Bを縫い合わせ1枚布にする。4の身頃に肩止め用8のボタンを2個と脇から150mm離れた個所に1個付ける。7Aは10と8の間に一か所とその位置から真下150mmの位置に四方を縫い付ける。2の後身頃に3の生地を設け3A肩部分に9のゴムをループ状に2か所縫い付け3Bの部分にも一つ縫い付ける。7Bのマジックテープは3の生地に150mm間隔で四方を縫い付ける。
6の袖を左右2枚裁断し片方袖(左又は右)に6A中央から30mm離れた部分に一枚7Aの四方を縫い付け、残りの6は6Bを予め縫い合わせ6Aの袖後ろ部と2A、4Aを縫い合わせる。7Aが縫い付けてある6は6Aと4A、4Cと縫い合わせる。両袖を付けた後は首回りより布端にマチテープを縫いつける。
臥床された患者の腕に袖を通すと右側臥位(又は、左側臥位)に体交し、片手(右手)で支えながら片方の手で後身頃を背に沿って背中下に軽く入れ込み元の仰臥位に戻す。左側(又は、右側)から3の生地を引っ張り出すとそれぞれボタンとマジックテープを係着することで完了する。
一人の介護者により、介護の難しい患者を一回の体交で簡単に着脱が行える長衣であるため、病院、介護施設や在宅介護の家庭で利用が見込める。又、着脱が簡単なため着脱に時間を取られることがなく時間の短縮ができる。
1 上衣
2 後身頃
2A 後袖縫い合わせ部
2B 前身頃縫い合わせ部
3 後身頃に属する余分身頃
3A 肩留め部
3B 前留め部
4 前身頃
4A 袖縫い合わせ部
4B 脇縫い合わせ部
4C 袖後縫い合わせ部
5 前身頃に属する捲れ防止布
6 袖
6A 袖合わせ部
6B 袖下、袖口
7 マジックテープ
7A フック状
7B ループ状
8 ボタン(シャンクボタン)
9 ゴム紐(細目平ゴム)
10 脇
11 マチテープ
2 後身頃
2A 後袖縫い合わせ部
2B 前身頃縫い合わせ部
3 後身頃に属する余分身頃
3A 肩留め部
3B 前留め部
4 前身頃
4A 袖縫い合わせ部
4B 脇縫い合わせ部
4C 袖後縫い合わせ部
5 前身頃に属する捲れ防止布
6 袖
6A 袖合わせ部
6B 袖下、袖口
7 マジックテープ
7A フック状
7B ループ状
8 ボタン(シャンクボタン)
9 ゴム紐(細目平ゴム)
10 脇
11 マチテープ
Claims (1)
- 前身頃に左右の袖を付け右脇(又は左脇)から肩までを片側(左、又は右)の身頃のみ縫い合わせ、左側(又は右側)は分離したまま後身頃と前身頃を肩と脇のボタンと面ファスナー(マジックテープ)で留めることにより、腕が硬縮している患者や、多動傾向にある患者の着脱を簡単かつ容易に行える事を特徴とする介護用寝衣。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001713U JP3206052U (ja) | 2016-03-28 | 2016-03-28 | 介護用寝衣 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001713U JP3206052U (ja) | 2016-03-28 | 2016-03-28 | 介護用寝衣 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3206052U true JP3206052U (ja) | 2016-09-01 |
Family
ID=56803330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016001713U Expired - Fee Related JP3206052U (ja) | 2016-03-28 | 2016-03-28 | 介護用寝衣 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3206052U (ja) |
-
2016
- 2016-03-28 JP JP2016001713U patent/JP3206052U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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Ref document number: 3206052 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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