JP3065624U - 点滴挿入口付き入院寝間着 - Google Patents

点滴挿入口付き入院寝間着

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JP3065624U
JP3065624U JP1999006163U JP616399U JP3065624U JP 3065624 U JP3065624 U JP 3065624U JP 1999006163 U JP1999006163 U JP 1999006163U JP 616399 U JP616399 U JP 616399U JP 3065624 U JP3065624 U JP 3065624U
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cloth
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pajamas
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JP1999006163U
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Inventor
千枝 久保
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千枝 久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入院治療時にパジャマを着用していても、点滴
管を簡単に挿入可能な隙間を確保することができる入院
用パジャマの提供をする。 【解決手段】入院時に着用するパジャマ、寝間着、トレ
ーナ等の上布1、又は下布のズボン2等の、前面部1−
1、及び2−1等の、治療用点滴管挿入場所に、裏側布
13と表側布14の布を開閉可能状態に二重に形成し、
数箇所3〜11の点滴管挿入時開閉可能な点滴挿入口付
き入院寝間着とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本案は、入院した場合に、着用したまま、点滴治療が可能な寝間着に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、入院時には、一般に市販のパジャマとか寝間着を着用するのが普通で、 若者では、時にはトレーナーを着用するのが常識となっていた。 従って、点滴治療時には、脱いだり、腕まくりしたりして点滴を行うことが病 院では行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本案は、そのため、入院治療時にパジャマを着用していても、点滴管を簡単に 挿入可能な隙間を確保することができる便利な入院用パジャマの提供を目的とす るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本案は、パジャマ、寝間着、トレーナー等の衣類に、点滴治療時に点滴管を挿 入する治療地点に最も近い衣類の場所を選定し、簡単に誰にでも開けることがで きるように、マジックテープ、ボタン、フック、ファスナー等で開閉可能場所を 設ける手段を講じたものである。
【0005】
【考案の実施の形態】 【作用】
本案は、上記の手段を講じたので、これを使用するときは、まず、点滴管挿入 場所に、即ち、裏側布13と表側布14の布にて二重に形成した箇所を、消毒液 等にて十分消毒をしたのち、該場所から点滴管を治療場所に挿入する。
【0006】
【実施例】
以下、図面に示す実施例についてさらに詳細に説明する。
【0007】 この実施例の入院用のパジャマ、寝間着、トレーナー等は、自前で着用する入 院用衣類のことを示し、病院が重病患者等に使用する病院支給用の専用患者衣類 又は無菌衣類等には該当しない。
【0008】 これら病院支給用の専用衣類にはパジャマ、寝間着、トレーナー等の纏まった 衣類の形態は少なく、重病患者には上下解放通しの治療しやすいガウン形態の患 者衣類が多い。
【0009】 図1に、本考案のパジャマの上衣1及びズボン2の数箇所の点滴管挿入開き場 所を示し、必ず該両側端部は袋状に閉じて形成され、一部分治療しやすいように 綴じ機能を解放できるようになっているが、通常時は決して簡単に衣類が切り開 かれた状態にはならないよう、すべての点滴管挿入開き場所は構成されている。 上衣1の前面部1−1には、右腕上部3−1、左腕上部3−2、右腕前部4− 1、左腕前部4−1、右胸部5−1、左胸部5−2、左脇部6、右脇下部7部分 等に両端をかがった開閉可能場所が構成されている。
【0010】 上記の基本構造に、更に、点滴治療行為が拡大して実施できるように、右腕上 部3−1、左腕上部3−2、右胸部5−1、左胸部5−2の先端部3−1a、3 −2b、5−1b、5−2a部分のみ、着衣の全解放必要治療時に特別に解放で きるように、袖先、胸部中央をオープンフックに形成するものもある。
【0011】 また、ズボン2の前面部2−1には、腹部8、右外側部9−1、左外側部9− 2、右内股部10−1、左内股部10−2部分等に両端をかがった開閉可能場所 が構成されている。
【0012】 上記の基本構造に、更に、点滴治療行為が拡大して実施できるように、右外側 部9−1、左外側部9−2、右内股部10−1、左内股部10−2部分の先端部 9−1a、9−2b、10−1b、10−2a部分のみ、着衣の全解放必要治療 時に特別に解放できるように足元部分をオープンフックに形成するものもある。
【0013】 上衣1の後面部1−1には背骨に沿って開閉可能場所11が構成されている場 合があるが、一般には長期間入院し寝る期間が長いため、寝てるときの違和感を なくする必要から、余程のことでしか実施されない。
【0014】 図3に、これらの開閉可能場所の布が二重に構成された代表的な詳細拡大実施 例を示す。 開閉可能場所はマジックテープ12−1、12−2により、点滴管挿入時以外 は常時二重に重ねて閉じられ、普段のパジャマ形態を維持している。
【0015】 図3において、裏側布13、及び、表側布14は、表裏布とも消毒液にて浸し 消毒し易い布にて構成され、一般には、裏側布13、には消毒液浸着可能布を使 用し、表側布14は衣類の上布をそのまま使用している場合が多い。 その場合でも、消毒が必要な場合は上布も消毒を実施する。
【0016】 また、点滴管を挿入する場合に、挿入場所がボタンにて綴じられている場合に は、多くの場合、患者さんが点滴中、常に静かにしているとは限らず、動いた場 合に点滴管が外れる危険があるため、挿入中、該菅の一部を他のボタンにて固着 する必要があり、開閉口付近の表側布14に点滴管固着用ボタン等を別に装着し た、別効果を有する入院寝間着に構成しも差し支えない。
【0017】 従って、前記、表側布14には、重ね部分には、マジックテープ12等にて貼 着してあるが、重ね部分近くに、点滴管固着用ボタン、又は、マジックテープ1 2−2等が設置されても差し支えない。
【0018】 また、重ね部分は、自由に上下転換可能な状態に縫製され、例えば、ボタンが 取り付けられた裏側布13を表側に出して、点滴管を挿入し、該ボタンに管を固 定して治療することも可能である。
【0019】 なお、本案の入院寝間着の素材は綿を始め、ポリエステルとか、また、その混 合糸とか、使用に限定されない。一般に寝間着にしているものであれば本案の適 用は可能である。
【0020】
【考案の効果】
本案は、使用に際し、看護婦、医師等の医療行為の際に大変便利で仕事がしや すい。また、患者の着物が乱れないために、ご婦人に特に喜ばれ、院内において 便利さを認められたことである。 (注)考案の詳細な説明中マジックテープは登録商標である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の実施例をしめすパジャマ正面図である。
【図2】本案の実施例をしめすパジャマ裏面図である。
【図3】本案の管挿入部の拡大詳細説明図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・パジャマ上衣 1−1、1−2・・・上衣前後面部 2・・・・・・・・・パジャマズボン 2−1、・・・・・・ズボン前面部 3−1、3−2・・・右左腕上部 3−1a、3−2b・・・腕上先オープンフック部分 4−1、4−2・・・右左前部 5−1、5−2・・・右左胸部 5−1b、5−2a・・・胸部中央オープンフック部分 6・・・・・・・・・左脇部 7・・・・・・・・・右脇下部 8・・・・・・・・・腹部 9−1、9−2・・・右左外側部 9−1a、9−2b・・・外側足元オープンフック部分 10−1、10−2・右左内股部 10−1b、10−2a・内股足元オープンフック部分 11・・・・・・・・背骨部 12−1・・・・・・マジックテープフック側 12−2・・・・・・マジックテープループ側 13・・・・・・・・裏側布 14・・・・・・・・表側布

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入院時に着用するパジャマ、寝間着、トレ
    ーナ等の上布(1)、又は下布のズボン(2)等の、前
    面部上(1−1)、及び下(2−1)等の治療用点滴管
    挿入場所に、あらかじめ裏側布(13)と表側布(1
    4)により開閉可能状に形成された数箇所(3)〜(1
    1)の開閉可能場所を装着したことを特徴とする点滴挿
    入口付き入院寝間着。
  2. 【請求項2】更に、点滴治療行為が拡大して実施できる
    ように、右腕上部(3−1)、左腕上部(3−2)、右
    胸部(5−1)、左胸部(5−2)の各先端部(3−1
    a)、(3−2b)、(5−1b)、(5−2a)部分
    のみ、着衣の全解放必要治療時に特別に解放可能なよう
    に、袖先、胸部中央はオープンフックに形成する上布
    (1)、及び、下布(2)等の右外側部(9−1)、左
    外側部(9−2)、右内股部(10−1)、左内股部
    (10−2)部分の各先端部(9−1a)、(9−2
    b)、(10−1b)、(10−2a)部分のみ、着衣
    の全解放必要治療時に特別に解放可能なように、足元部
    分をオープンフックに形成可能にしたことを特徴とする
    請求項1記載の点滴挿入口付き入院寝間着。
JP1999006163U 1999-07-09 1999-07-09 点滴挿入口付き入院寝間着 Expired - Lifetime JP3065624U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004131917A (ja) * 2002-09-18 2004-04-30 Takako Omae 男女両用介護用上衣及びズボン
JP2008101323A (ja) * 2007-12-06 2008-05-01 Keiko Sasu 介護用衣服
JP6389344B1 (ja) * 2018-01-15 2018-09-12 しづゑ 桑原 パジャマ

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