JP5598406B2 - エンジンの制御装置 - Google Patents
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Description
これに対し、吸気通路内に燃料を噴射するポート噴射式エンジンの場合には、筒内に導入される直前の吸気中に燃料が噴射されるため、吸気の吹き抜け量が直接的に排気エミッション性能に影響を与えることになり、特許文献1に記載のような制御を実施することが難しい。例えば、バルブオーバーラップの期間を延長するほど排気ポート側へ流出するHC(未燃燃料成分)が増大し、これを排気通路上の排気触媒で浄化しなければならなくなるほか、燃費性能の面で不利となる。
このように、ポート噴射式エンジンにおいては、バルブオーバーラップの変更が制御上好ましくない場合があり、排気エミッション性能や燃費を向上させることが難しいという課題がある。
なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的として位置づけることができる。
例えば、前記気筒内に空気を過給する過給器を備え、過給を実施した場合には、前記吸気圧力が排気圧力よりも大きくなる。また、過給器を備えない場合であっても吸気絞りが小さい運転領域(スロットル開度のほぼ全開時)では、前記吸気圧力が排気圧力よりも大きくなることがある。なお、排気圧力を把握するための手段として、前記エンジンの排気圧力を検出する排気圧力検出手段(排気圧センサ)を備えてもよいし、前記エンジンの運転状態から排気圧力を推定することとしてもよい。
(5)また、前記吸気弁及び前記排気弁をそれぞれ複数個備え、前記バルブリフト量制御手段が、前記重複幅が所定幅以上であるときに、前記一対の吸気弁及び排気弁の少なくとも何れか一方の動作を休止させることが好ましい。すなわち、前記バルブリフト量制御手段が、前記重複幅が所定幅以上であるときに、前記バルブリフト量を0にすることが好ましい。
(6)また、前記燃料噴射手段が、前記吸気弁のステムと前記気筒の外周面との間に向かって前記燃料を噴射することが好ましい。
つまり、前記バルブリフト量制御手段が、開放される(又は閉鎖される)前記吸気弁及び前記排気弁の配置を前記気筒の上面視で千鳥配置とすることが好ましい。
[1−1.エンジン構造]
本実施形態のエンジンの制御装置は、図1に示すマルチバルブ式のエンジン10に適用される。ここでは、多気筒のエンジン10に設けられた複数のシリンダ19(気筒)のうちの一つを示す。シリンダ19内を往復摺動するピストン16は、コネクティングロッドを介してクランクシャフト17に接続される。
本エンジン10には、ロッカアーム35,37又はカム36,38の動作を制御する可変動弁機構6が設けられる。可変動弁機構6は、吸気弁14及び排気弁15のそれぞれについて、最大バルブリフト量及びバルブタイミングを個別に、又は、連動させつつ変更する機構である。可変動弁機構6は、ロッカアーム35,37の揺動量及び揺動のタイミングを変更する機構として、可変バルブリフト機構6aと可変バルブタイミング機構6bとを備える。
吸気ポート11内には、燃料を噴射するインジェクタ18(燃料噴射手段)が設けられる。図3に示すように、インジェクタ18は、二つの吸気ポート11が合流する位置よりも吸気の上流側に配置される。一対の吸気弁14のうちの一方の符号を14Aとおき他方を14Bとおくと、インジェクタ18から噴射される燃料の噴射方向は、一方の吸気弁14Aのバルブステム50よりもシリンダ19の外周側へ向かう方向に設定される。インジェクタ18から噴射される燃料量は、後述するエンジン制御装置5によって電子制御される。なお、一方の吸気弁14Aに閉鎖される吸気ポート11の開口部を第一吸気ポート開口部11Aと呼び、他方の吸気ポート11の開口部を第二吸気ポート開口部11Bと呼ぶ。
クランクシャフト17には、その回転角θCRを検出するクランク角センサ33(回転速度検出手段)が設けられる。回転角θCRの単位時間あたりの変化量はエンジン10の実回転数Neに比例する。したがって、クランク角センサ33はエンジン10の実回転数Neを検出する機能を持つものといえる。ここで検出(または演算)された実回転数Neの情報は、エンジン制御装置5に伝達される。なお、クランク角センサ33で検出された回転角θCRに基づき、エンジン制御装置5で実回転数Neを演算する構成としてもよい。以下、エンジン10の実回転数Neのことを単にエンジン回転数Neとも呼ぶ。
この車両には電子制御装置として、エンジン制御装置5(Engine Electronic Control Unit)が設けられる。エンジン制御装置5は、例えばマイクロプロセッサやROM,RAM等を集積したLSIデバイスや組み込み電子デバイスとして構成され、車両に設けられたCAN,FlexRay等の通信ラインを介して他の電子制御装置や可変動弁機構6,各種センサ類と接続される。
エンジン制御装置5には、上記の二種類の制御を実施するための機能を実現するソフトウェア又はハードウェアとして、バルブタイミング制御部1,バルブリフト量制御部2及びスロットル開度制御部3が設けられる。
バルブタイミング制御部1(検出手段)は、エンジン回転数Ne及びエンジン負荷に応じて可変バルブタイミング機構6bに信号を出力し、吸気弁14及び排気弁15のそれぞれのバルブタイミング(開弁及び閉弁のタイミング)を変更することによってバルブオーバーラップ(開放期間の重複幅)を増減制御するものである。ここでは、例えば吸気圧力P1及び排気圧力P2に基づいてエンジン負荷が判断される。具体的なバルブオーバーラップの制御内容については任意である。
例えば、エンジン回転数Neが上昇するに連れてバルブオーバーラップが増大するようにバルブタイミングが制御される。一方、バルブオーバーラップが過剰に増加するとかえって充填効率が低下するため、エンジン回転数がある程度高い場合には、バルブオーバーラップが減少するようになっている。
バルブリフト量制御部2(バルブリフト量制御手段)は、エンジン回転数Ne及びエンジン負荷に応じて可変バルブリフト機構6aに制御信号を出力し、吸気弁14及び排気弁15のバルブリフト量を制御するものである。ここでは、例えばアクセルペダルの踏み込み操作量θACに基づいてエンジン負荷が判断される。具体的なバルブリフト量の制御内容については任意である。
スロットル開度制御部3(スロットル開度制御手段)は、エンジン回転数Ne及びエンジン負荷に応じてスロットルバルブ24に制御信号を出力し、スロットル開度を制御するものである。ここでは、例えばアクセルペダルの踏み込み操作量θACに基づいてエンジン負荷が判断される。具体的なスロットル開度の制御内容については任意である。
図5はエンジン制御装置5で実行される制御手順を例示するフローチャートである。このフローは、エンジン制御装置5の内部において所定の周期で繰り返し実施される。
ステップA10では、エンジン制御装置5にエンジン回転数Ne,吸気圧力P1,排気圧力P2及びアクセル操作量θACの情報が入力される。続くステップA20では、バルブリフト量制御部2において休止制御の実施条件が判定される。例えば、エンジン回転数Ne及び吸排気圧力差P2-P1が図4中に破線で示す休止制御の実施範囲内にある場合にはステップA30へ進み、休止制御が実施される。すなわち、バルブリフト量制御部2から可変バルブリフト機構6aに制御信号が出力され、吸気弁14B及び排気弁15Aのバルブリフト量がゼロに制御される。
上記のエンジン10の制御装置では、吸気弁14B及び排気弁15Aのバルブリフト量がバルブオーバーラップに応じてゼロに制御される。ここで、四つの吸気弁14及び排気弁15のうち、対向配置されたペアについて着目すると、上記のエンジン10には二組のペアが存在する。第一のペアは、吸気弁14A及びこれに対向する排気弁15Aのペアであり、第二のペアは、吸気弁14B及びこれに対向する排気弁15Bのペアである。
なお、上記のエンジン10の制御装置では、エンジン回転数Neを参照してバルブリフト量を制御している。このような構成も、吸気が吹き抜けやすいエンジン10の運転状態を把握する上で有利であり、適切にバルブリフト量を減少させることが可能となり、HC成分の吹き抜け防止効果を高めることができる。
上述した実施形態に関わらず、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。本実施形態の各構成は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせてもよい。
上述の実施形態では、休止制御時に吸気弁14B及び排気弁15Aの動作を休止させるものを例示したが、少なくともこれらのバルブリフト量を減少させるものであれば、HC成分を含む吸気の排気通路39側への吹き抜けを抑制することができる。したがって、エンジン10の運転状態に応じて、吸気弁14B及び排気弁15Aのバルブリフト量を減少方向に制御するものとしてもよい。この場合、バルブオーバーラップが大きいほどバルブリフト量の減少量を増大させることで、吹き抜けの抑制効果を高めることが可能となる。
2 バルブリフト量制御部(リフト量制御手段)
3 スロットル開度制御部(スロットル開度制御手段)
5 エンジン制御装置
10 エンジン
14 吸気弁
15 排気弁
18 インジェクタ(燃料噴射手段)
20 インマニ(インテークマニホールド)
22 インマニ圧センサ(吸気圧力検出手段)
30 エキマニ(エキゾーストマニホールド)
31 ターボチャージャー(過給器)
33 クランク角センサ(回転速度検出手段)
46 排気圧センサ(排気圧力検出手段)
Claims (7)
- エンジンの吸気弁及び排気弁の開放期間の重複幅を検出する検出手段と、
前記エンジンの吸気通路内に燃料を噴射する燃料噴射手段と、
前記検出手段で検出された前記重複幅に応じて、前記燃料が噴射された気筒内における吸気の流通方向に対向する一対の前記吸気弁及び前記排気弁の少なくとも何れか一方についてのバルブリフト量を減少させるバルブリフト量制御手段と
を備えたことを特徴とする、エンジンの制御装置。 - 前記エンジンの吸気圧力を検出する吸気圧力検出手段を備え、
前記バルブリフト量制御手段が、前記重複幅及び前記吸気圧力に応じて前記バルブリフト量を減少させる
ことを特徴とする、請求項1記載のエンジンの制御装置。 - 前記バルブリフト量制御手段が、前記吸気圧力が排気圧力より高いときに前記バルブリフト量を減少させる
ことを特徴とする、請求項2記載のエンジンの制御装置。 - 前記エンジンのエンジン回転数を検出する回転速度検出手段を備え、
前記バルブリフト量制御手段が、前記重複幅及び前記エンジン回転数に応じて前記バルブリフト量を減少させる
ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載のエンジンの制御装置。 - 前記吸気弁及び前記排気弁をそれぞれ複数個備え、
前記バルブリフト量制御手段が、前記重複幅が所定幅以上であるときに、前記一対の吸気弁及び排気弁の少なくとも何れか一方の動作を休止させる
ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載のエンジンの制御装置。 - 前記燃料噴射手段が、前記吸気弁のステムと前記気筒の外周面との間に向かって前記燃料を噴射する
ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載のエンジンの制御装置。 - 前記エンジンが、互いに同期して動作する一対の前記吸気弁及び一対の前記排気弁を有するマルチバルブエンジンであって、
前記バルブリフト量制御手段が、一対の前記吸気弁及び前記排気弁のうち、前記気筒に吸気を導入している一方の吸気弁に対向する一方の排気弁を休止させるとともに、排気通路に空気を排出している他方の排気弁に対向する他方の吸気弁を休止させる
ことを特徴とする、請求項1〜6の何れか1項に記載のエンジンの制御装置。
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