JP5594589B2 - 冷却装置及び画像形成装置 - Google Patents

冷却装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5594589B2
JP5594589B2 JP2010203951A JP2010203951A JP5594589B2 JP 5594589 B2 JP5594589 B2 JP 5594589B2 JP 2010203951 A JP2010203951 A JP 2010203951A JP 2010203951 A JP2010203951 A JP 2010203951A JP 5594589 B2 JP5594589 B2 JP 5594589B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
pipe
coolant
cooling
end side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010203951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011158881A (ja
Inventor
友康 平澤
覚 岡野
政範 斉藤
伸五 鈴木
賢一 竹原
泰明 飯嶋
博充 藤谷
慶祐 湯淺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010203951A priority Critical patent/JP5594589B2/ja
Priority to US12/926,988 priority patent/US8571437B2/en
Publication of JP2011158881A publication Critical patent/JP2011158881A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5594589B2 publication Critical patent/JP5594589B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/20Humidity or temperature control also ozone evacuation; Internal apparatus environment control
    • G03G21/206Conducting air through the machine, e.g. for cooling, filtering, removing gases like ozone
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2265/00Safety or protection arrangements; Arrangements for preventing malfunction
    • F28F2265/06Safety or protection arrangements; Arrangements for preventing malfunction by using means for draining heat exchange media from heat exchangers

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Atmospheric Sciences (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置に用いられる冷却装置、及び、その冷却装置を備えた画像形成装置に関するものである。
この種の画像形成装置においては、画像形成装置内に設けられた光学装置、書き込み装置、定着装置及び現像装置などのユニットが発熱し、画像形成装置内を温度上昇させることが知られている。
例えば、現像装置においては、現像装置内の現像剤を攪拌搬送する現像剤攪拌搬送部材を駆動した際に、現像剤攪拌搬送部材と現像剤との摺擦による摩擦熱や、現像剤同士の摺擦による摩擦熱により装置内を温度上昇させる。また、現像剤を現像領域に搬送する前に現像剤担持体上に担持されている現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材と現像剤との摺擦による摩擦熱や、現像剤規制部材による規制の際の現像剤同士の摺擦による摩擦熱により装置内を温度上昇させる。
温度上昇によりトナーが溶融して現像剤規制部材や現像剤担持体、像担持体などに固着し、画像にスジ状の異常画像などが生じるおそれがある。さらに、トナーが溶融まで至らなくても、温度上昇したトナーが圧力や摩擦などのストレスを受けることで、トナー表面の外添剤が内部に埋没し、あるいは表面から離脱し、キャリア表面にトナー成分が固着してしまうなどの不具合が生じる。この不具合により、長期的には現像能力に安定性を欠いてしまう虞がある。特に、近年、定着エネルギーを小さくするために溶融温度の低いトナーを用いた場合は、トナーの固着による異常画像などが生じやすい。
そのため、従来から空冷ファンで取り込んだ外気をダクトで現像装置の周辺に搬送し、気流を発生させて現像装置を空冷し、現像装置の温度が過度に上昇するのを抑える画像形成装置が知られている。しかし、近年、画像形成装置の小型化のため、装置内が高密度化して現像装置の周囲に空間的余裕がなくなってきている。このため、現像装置周辺に空冷ファンの気流を搬送するためのダクトを設置するスペースの確保が難しくなっており、現像装置を強制空冷することが困難となっている。
特許文献1には、液体を循環させて現像装置を冷却する液冷方式を用いた画像形成装置が記載されている。液冷方式の冷却装置は、現像装置壁面に接触して冷却液が現像装置の熱を受ける受熱部と、冷却液の熱を放熱するための放熱手段と、冷却液が受熱部と放熱手段とを循環するように配管された管と、管内の冷却液を搬送するための搬送手段とを備えている。液冷方式の冷却装置は、空冷方式の冷却装置よりも効率良く冷却できるため、現像装置を効率よく冷却することができる。また、冷却液を循環させるための管は空冷に用いるダクトよりも断面が小さいため、現像装置の周囲の空間が狭くても現像装置の周囲に管を配置することができる。よって、装置内が高密度化しても現像装置を冷却することができる。
画像形成装置内には、光学装置、書き込み装置、定着装置及び現像装置などの複数の温度上昇部が広範囲にわたって存在しており、それら複数の温度上昇部を液冷方式の冷却装置によって冷却することが望ましい。この場合、上述したように画像形成装置内は高密度化しており空間的余裕が少ないため、画像形成装置内のわずかな空間に管を複雑に這い回らせて、複数の温度上昇部それぞれに受熱部を設けざるを得ない。そのため、画像形成装置内に冷却装置の取り付けや取り外しを行なう場合には、冷却装置の管を分割して行なうことになる。冷却液が充填された管の分割を行なう前には、管を分割したときに管内から冷却液がこぼれないように、冷却液を管内から完全に排出することが望ましい。しかしながら、画像形成装置内で複雑に這い回された管には、例えば下方に凹型に屈曲した部分など冷却液が留まり易い箇所が存在し、完全に管内から冷却液を排出することは困難である。そのため、管内の冷却液が留まり易い箇所で管を分割してしまうと管内から多量の冷却液がこぼれ、画像形成装置内や床などが濡れてしまうといった問題が生じる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、管を分割した際に管内からの冷却液の漏れを低減できる冷却装置、及び、その冷却装置を備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、画像形成動作により温度が上昇する温度上昇部の冷却面に接触するように配設される受熱部と、冷却液の熱を放出させる放熱手段と、前記冷却液を該受熱部と該放熱手段との間で循環させるための管と、前記管内の冷却液を搬送するための搬送手段と、を備える冷却装置において、自身の一端側と他端側それぞれに前記管が連結または連結解除される連結部材と、前記管内から外部に冷却液を排出する排出口とを有し、前記連結部材の前記一端側に連結された管と前記連結部材の前記他端側に連結された管との少なくとも一方が、前記連結部材と前記管とが連結した連結部の位置よりも低い位置に向かって延びており、冷却液流れ方向上流側である前記連結部材の前記一端側に連結された管が、前記連結部の位置よりも下方に位置する略水平方向に延びる水平流路と、その水平流路の冷却液流れ方向下流側端部から略鉛直上方に向かって延びる鉛直流路と、その鉛直流路の冷却液流れ方向下流側端部から略水平方向に向かって延び前記連結部材の前記一端側に連結される水平流路とからなるか、冷却液流れ方向下流側である前記連結部材の前記他端側に連結された管が、前記連結部材の前記他端側に連結され略水平方向に向かって延びる水平流路と、その水平流路の冷却液流れ方向下流側端部から略鉛直下方に向かって延びる鉛直流路と、その鉛直流路の冷却液流れ方向下流側端部から略水平方向に向かって延び前記連結部よりも下方に位置する水平流路とからなるか、の少なくとも一方であることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、画像形成動作により温度が上昇する温度上昇部の冷却面に接触するように配設される受熱部と、冷却液の熱を放出させる放熱手段と、前記冷却液を該受熱部と該放熱手段との間で循環させるための管と、前記管内の冷却液を搬送するための搬送手段と、を備える冷却装置において、自身の一端側と他端側それぞれに前記管が連結または連結解除される連結部材と、前記管内から外部に冷却液を排出する排出口とを有し、前記連結部材の前記一端側に連結された管と前記連結部材の前記他端側に連結された管との少なくとも一方が、前記連結部材と前記管とが連結した連結部の位置よりも低い位置に向かって延びており、前記管に連結され該管内で搬送される冷却液を貯留する貯留部を備えており、前記管内に気体を送り込む気体送り込み手段と接続される接続部を前記貯留部に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、画像形成動作により温度が上昇する温度上昇部の冷却面に接触するように配設される受熱部と、冷却液の熱を放出させる放熱手段と、前記冷却液を該受熱部と該放熱手段との間で循環させるための管と、前記管内の冷却液を搬送するための搬送手段と、を備える冷却装置において、自身の一端側と他端側それぞれに前記管が連結または連結解除される連結部材と、前記管内から外部に冷却液を排出する排出口とを有し、前記連結部材の前記一端側に連結された管と前記連結部材の前記他端側に連結された管との少なくとも一方が、前記連結部材と前記管とが連結した連結部の位置よりも低い位置に向かって延びており、前記搬送手段は自給ポンプであり、前記管に連結され自身の内部空間に該管内で搬送される冷却液を貯留する貯留部を備えており、前記貯留部の内部空間に対して気体の流出入を行なう通気口が該貯留部に1つ以上設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項記載の冷却装置において、上記通気口を開閉する開閉部材を有することを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、画像形成動作により温度が上昇する温度上昇部の冷却面に接触するように配設される受熱部と、冷却液の熱を放出させる放熱手段と、前記冷却液を該受熱部と該放熱手段との間で循環させるための管と、前記管内の冷却液を搬送するための搬送手段と、を備える冷却装置において、自身の一端側と他端側それぞれに前記管が連結または連結解除される連結部材と、前記管内から外部に冷却液を排出する排出口とを有し、前記連結部材の前記一端側に連結された管と前記連結部材の前記他端側に連結された管との少なくとも一方が、前記連結部材と前記管とが連結した連結部の位置よりも低い位置に向かって延びており、前記放熱手段の冷却液流れ方向上流側に設けられた第1の結合部材と、前記放熱手段よりも冷却液流れ方向上流側にある管に設けられ前記第1の結合部材と結合または結合解除される第2の結合部材と、前記放熱手段の冷却液流れ方向下流側に設けられた第3の結合部材と前記放熱手段よりも冷却液流れ方向下流側にある管に設けられ前記第3の結合部と結合または結合解除される第4の結合部材と、を有しており、前記第2の結合部材と前記第4の結合部材とを結合または結合解除できることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、画像を形成する画像形成手段と、画像形成動作により温度が上昇する温度上昇部と、該温度上昇部を冷却する冷却手段と、を備えた画像形成装置において、前記冷却手段として、請求項1、2、3、4またはの冷却装置を用いることを特徴とするものである。
本発明においては、連結部材の一端側に連結された管と、連結部材の他端側に連結された管と、の少なくとも一方が、連結部材と管とが連結した連結部よりも低い位置に向かって延びているので、連結部にある冷却液を連結部よりも低い位置に流すことができる。これにより、管内の冷却液を排出口から排出させた際に、連結部にある冷却液が連結部よりも低い位置に流れることで、連結部に冷却液が留まり難くなる。よって、連結部に冷却液が留まり易い構成よりも、連結部材と管との連結を解除したときに、連結部材や連結部材と連結していた管から漏れる冷却液の量が少なくなり、管を分割した際の冷却液の漏れを低減することができる。
以上、本発明によれば、管を分割した際の冷却液の漏れを低減できるという優れた効果がある。
(a)実施例1に係る冷却装置を上方から見た図、(b)実施例1に係る冷却装置を前方から見た図、(c)タンク上部に設けられたカプラと空気供給ポンプとを連結した場合の冷却装置を前方から見た図。 本実施形態に係る画像形成装置の一例を示す構成図。 液冷方式の冷却装置の概略図。 (a)冷却液が充填されている状態における継手部を水平方向から見た拡大図、(b)空気が通過する隙間が生じた状態における継手部を水平方向から見た拡大図。 (a)継手前後の配管の配置構成の模式図、(b)継手前後の配管の配置構成の模式図、(c)継手前後の配管が湾曲している場合の配置構成の模式図。 (a)実施例2に係る冷却装置を上方から見た図、(b)実施例2に係る冷却装置を前方から見た図。 (a)実施例3に係る冷却装置を上方から見た図、(b)ラジエータ前後のチューブを短絡した状態の冷却装置を上方から見た図。 本実施形態に係る画像形成装置における冷却装置の構成の例を模式的に示した図。
以下、本発明を適用した画像形成装置の実施形態について説明する。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置の一例を示す構成図である。この画像形成装置は、画像形成装置本体100と、この画像形成装置本体100を載置する給紙テーブル200と、画像形成装置本体100上に取り付けられたスキャナ300と、このスキャナ300上に取り付けられた原稿自動搬送装置(ADF)400とから主として構成されている。
スキャナ300では、原稿照明用光源やミラーなどを搭載した第一走行体303と、複数の反射ミラーを搭載した第二走行体304とが図示しないモータから駆動をうけて往復移動するのに伴って、コンタクトガラス301上に載置された図示しない原稿の読取り走査が行われる。第二走行体304から送り出される走査光は、結像レンズ305によってその後方に設置されている読取りセンサ306の結像面に集光せしめられた後、読取りセンサ306によって画像信号として読込まれる。
画像形成装置本体100には、潜像担持体としてイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のトナーに対応した感光体ドラム40Y、40C、40M、40Kが設けられている。各感光体ドラム40の周囲には帯電、現像、クリーニング等の電子写真プロセスを実行する各手段が配置され、これによって各画像形成ユニット38が形成されている。画像形成ユニット38は4つ並列されており、これによってタンデム型画像形成部20が形成されている。
各画像形成ユニット38の現像装置70においては、それぞれ上記4色のトナーを含んだ現像剤が用いられる。現像装置70は、現像剤担持体である現像スリーブ71が現像剤を担持搬送して、感光体ドラム40との対向位置において交互電界が印加されて感光体ドラム40上の潜像を現像する。交互電界を印加することで現像剤を活性化させ、トナーの帯電量分布をより狭くすることができ、現像性を向上させることができる。また、現像装置70を感光体ドラム40と共に一体に支持し、画像形成装置本体100に対して着脱自在に形成してプロセスカートリッジとすることができる。これにより、画像形成装置本体100に対する現像装置70や感光体ドラム40など着脱を容易に行うことが可能となり、メンテナンス性を向上させることができる。このプロセスカートリッジは、この他に帯電手段、クリーニング手段を含んだものとすることもできる。
タンデム型画像形成部20の上部には、画像情報に基づいて感光体ドラム40をレーザ光又はLED光により露光して潜像を形成する露光装置31が設けられている。
また、タンデム型画像形成部20の感光体ドラム40と対向する下方位置には、無端状のベルト部材からなる中間転写ベルト22が配置されている。中間転写ベルト22は支持ローラ34、35及び36によって支持されている。中間転写ベルト22を介して感光体ドラム40と相対する隣接位置には、感光体ドラム40上に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト22に転写する一次転写装置62が配置されている。
中間転写ベルト22の下方には、中間転写ベルト22表面に重ね合わせて形成されたトナー像を、給紙テーブル200の給紙カセット44から搬送されてくる用紙Pに一括転写する二次転写装置21が配置されている。二次転写装置21は、二次転写ローラ23と、この二次転写ローラ23を中間転写ベルト22に接離可能に支持する接離機構(不図示)とを備えている。二次転写装置21は中間転写ベルト22を介して支持ローラ36に二次転写ローラ23を押し当て、中間転写ベルト22上のトナー像を用紙Pに転写する。以下、支持ローラ36を二次転写バックアップローラ36と呼ぶ。
中間転写ベルト22の表面に残留するトナーを取り除くために中間転写ベルトクリーニングユニット90が設けられている。中間転写ベルトクリーニングユニット90は、例えばファーブラシやウレタンゴムで形成されたクリーニングブレードを中間転写ベルト22に当接させて、中間転写ベルト22に付着している二次転写残トナーを掻き取る。
二次転写装置21に隣接するように定着装置60が設けられており、定着装置60は用紙P上の画像を定着する。定着装置60は、内部に熱源としてのヒータが組み込まれた加熱ローラ66と、この加熱ローラ66に押し当てられる加圧ローラ67とから主として構成されている。
二次転写装置21及び定着装置60の下方には、用紙Pを反転する反転装置28が配置されている。反転装置28は、用紙Pの両面に画像を記録すべく用紙Pを反転させる。
次に、上記構成の画像形成装置の動作について説明する。
図2の原稿自動搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットするか、または、原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス301上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じる。この状態で、図示省略した起動スイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス301上へと移動した後、他方コンタクトガラス301上に原稿をセットしたときは直ちにスキャナ300が駆動し、第一走行体303および第二走行体304を走行させる。そして、第一走行体303で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光を受け、これを第二走行体304に向けて反射し、第二走行体304のミラーで反射光を更に反射して結像レンズ305を通して読取りセンサ306に入射させ、読取りセンサ306で原稿内容を読取る。
また、装置の起動スイッチを押すことによって、図示省略した駆動モータを駆動させて支持ローラ34、35、36の1つを回転駆動し、他の2つの支持ローラを従動回転させ、これによって中間転写ベルト22を回動させる。同時に、各画像形成ユニット38において、帯電器によって感光体ドラム40を一様に帯電し、次いでスキャナ300の読取り内容に応じて露光装置31からレーザやLED等による書込み光を照射して帯電した各感光体ドラム40上に静電潜像を形成する。静電潜像が形成された感光体ドラム40に現像装置70からトナーを供給し、静電潜像を可視像化し、各感光体ドラム40上にそれぞれブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の単色画像を形成する。単色画像を順次一次転写装置62によって中間転写ベルト22上に重なるように一次転写し、中間転写ベルト22上に合成カラー画像を形成する。画像転写後の感光体ドラム40の表面は、感光体クリーニング装置によって残留トナーを除去し、図示省略した除電装置で除電して再度の画像形成に備える。
起動スイッチを押すことにより、また給紙テーブル200の給紙ローラ42の1つが選択されて回転し、ペーパーバンク43に多段に設けられた給紙カセット44の1つから用紙Pを繰り出し、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙路46に挿入し、搬送ローラ47で搬送して画像形成装置本体100内の給紙路48に導き、レジストローラ49に突き当てて停止させる。次に、中間転写ベルト22上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写ベルト22と二次転写装置21との間に用紙Pを送り込み、二次転写装置21で転写して用紙P上にカラー画像を転写する。
二次転写ローラ23を通過した未定着トナー像を担持した用紙Pを、定着装置60へ搬送し、定着装置60で熱と圧力とを加えて転写画像を永久画像として定着する。画像定着後の用紙Pは、切換爪55で切り換えて排出ローラ対56によって排出し、排紙トレイ57上にスタックするか、または、切換爪55で切り換えてシート反転装置に導入し、ここで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録し、その後、排出ローラ対56で排紙トレイ57上に排出する。このとき、画像転写後の中間転写ベルト22上に残留する残留トナーを中間転写ベルトクリーニングユニット90で除去し、タンデム型画像形成部20による再度の画像形成に備える。
図3は、液冷方式の冷却装置10の概略図である。図3に示すように、冷却装置10は、冷却液を内包するチューブ4と、ラジエータ5a及び冷却ファン5bで構成されチューブ4内の冷却液の熱を空気中へ放出する放熱部5と、装置の温度上昇部8に密着させて設けられ、冷却液が温度上昇部8の熱を奪う受熱部2と、チューブ4内の冷却液を放熱部5と受熱部2との間で循環させるための搬送手段たるポンプ1と、チューブ4内への冷却液の注入などに用いるタンク3とを備えている。放熱部5で空気中に熱を放出され冷却されたチューブ4内の冷却液が受熱部2へ流れ、温度上昇部8の熱を奪って温度上昇部8を冷却する。受熱部2で加熱されたチューブ4内の冷却液は、放熱部5のラジエータ5aへ流れ、冷却液の熱が冷却ファン5bによって空気中へ放熱されて冷却される。そして、冷却されたチューブ4内の液体は、再びポンプ1によって受熱部2へ向けて送られる。放熱部5のラジエータ5aは、良熱伝導部材に形成された流路と、この流路と接続される良熱伝導部材によるフィンからなり、流路及びフィンを冷却ファン5bを用いて強制対流熱伝達により冷却することで流路内を流れる冷却液の温度を低下させる。冷却液を水とすると、定積熱容量が空気の3000倍以上であり、少ない流量で大きな熱量を移送できるので、強制空冷に比べ効率のよい冷却が可能である。
本実施形態の画像形成装置における温度上昇部8としては、例えば、スキャナ300、露光装置31、定着装置60及び現像装置70などが挙げられる。スキャナ300では、第一走行体303に搭載された原稿照明用光源や第一走行体303及び第二走行体304を駆動する図示しないモータが発熱する。露光装置31においては、高速回転するポリゴンミラーを駆動するモータが発熱する。現像装置70においては、トナーを帯電させる際のトナーと現像剤との攪拌による摩擦熱によって温度が上昇する。定着装置60においては、熱定着のためにヒータの熱による周辺部の温度の上昇や、定着後の記録媒体が高温となるため、その後の搬送経路である両面ユニットなどを昇温させてしまう。
[実施例1]
図1は、本実施例に係る冷却装置10の構成を模式的に示したものであり、図1(a)は冷却装置10を画像形成装置の上方から見た図で、図1(b)は冷却装置10を画像形成装置の前方(図2における紙面手前側)から見た図である。
本実施例においては、現像装置70Y,70M,70C,70Kそれぞれの側面に、内部に冷却液の流路を有するアルミニウム製の受熱部2Y,2M,2C,2Kを接触させて、現像装置70Y,70M,70C,70K内の現像剤を冷却している。
冷却装置10は、ポンプ1、受熱部2Y,2M,2C,2K、タンク3及び放熱部5がチューブ4により連結されており、ポンプ1により冷却液がチューブ4内などを通って図中矢印方向に循環されている。また、受熱部2Y,2M,2C,2Kそれぞれの前後に繋がるチューブ4は5つの継手6a,6b,6c,6d,6e(個々を区別しないときには単に継手6という)により分割可能に連結されている。タンク3よりも冷却液送流方向上流側に設けられたチューブ4には、チューブ4内を流れる冷却液の流れ方向を切り替える三方弁12が備えられていて、受熱部2から流れてきた冷却液がタンク3と廃液タンク9とのどちらかに流れるように、三方弁12によって冷却液の流れ方向を切り替えることができる。
冷却液は主成分が水で、凍結温度を低下させるためにプロピレングリコールやエチレングリコールなどを添加したり、冷却液と接する金属の腐食を防止するために防錆剤(例えば、リン酸塩系物質:リン酸カリ塩、無機カリ塩等)を添加したりして使用する。
タンク3はポリプロピレン製である。また、タンク3の容積は、想定している使用期間にチューブ4を透過する水分量を推定し、その量の水分が透過しても冷却液のプロピレングリコールが所望の濃度以上にならないような冷却液量を貯蔵可能であるように決められている。
タンク3の上部にはカプラ7が設けられており、図1(c)に示すようにカプラ7と空気供給ポンプ11とを連結することが可能である。
放熱部5は、アルミニウム製のコルゲートフィンタイプの内部に冷却液が流れる流路が形成されたラジエータ5aと、軸流ファンである冷却ファン5bとで構成されていて、冷却ファン5bによって発生させた気流をラジエータ5aに当ててラジエータ5aから熱を外気に放熱することによりラジエータ5a内の流路を流れる冷却液の温度が下げられる。
5つの継手6a,6b,6c,6d,6eには流路を閉塞するシャッタ等が設けられておらず、継手6a,6b,6c,6d,6eの箇所でチューブ4を分割するとチューブ4内部と外部とが連通する構成となっている。また、継手6はチューブ4の内周面と継手6の外周面とが接し合うように継手6にチューブ4を差し込む構成になっているが、作業性を向上させるために、弁なしのカプラを用いても良い。
図4は、ひとつの継手6の付近を水平方向から見たものであり、図4(a)は冷却液がチューブ4内に充填されている状態である。図4(a)に示すように、継手6の冷却液流れ方向上流に連結されたチューブ4は、継手6の位置よりも下方に位置する略水平方向に延びる水平流路4aと、水平流路4aの冷却液流れ方向下流側端部から略鉛直上方に向かって延びる鉛直流路4bと、鉛直流路4bの冷却液流れ方向下流側端部から略水平方向に向かって延び継手6の冷却液流れ方向上流側に取り付けられる水平流路4cとからなる。本実施形態において「略水平方向」とは水平方向を0度とした場合に−5度〜5度の範囲を言い、「略鉛直方向」とは85度から95度の範囲を言う。一方、継手6の冷却液流れ方向下流側に連結されたチューブ4は、継手6の冷却液流れ方向下流側に取り付けられ略水平方向に向かって延びる水平流路4dと、水平流路4dの冷却液流れ方向下流側端部から略鉛直下方に向かって延びる鉛直流路4eと、鉛直流路4eの冷却液流れ方向下流側端部から略水平方向に向かって延びる水平流路4fとからなる。
ここで、故障やメンテナンスのために画像形成装置から冷却装置10を取り外したり、冷却装置10の構成要素(ポンプ1、受熱部2、タンク3及び放熱部5など)を交換したりする場合、冷却液がチューブ4内に充填されていると、継手6とチューブ4との連結を解除しチューブ4を分割した際に多量の冷却液がチューブ4内からこぼれ、画像形成装置本体内や床等が濡れてしまう。そのため、チューブ4を分割した際に多量の冷却液がチューブ4内からこぼれないように、チューブ4の分割を行なう前にチューブ4内から冷却液を排出する。
本実施例では、冷却液をチューブ4内から排出する際には、冷却装置10によって受熱部2の冷却を行なう場合に受熱部2から流れてきた冷却液がタンク3に流れるようにタンク3側に開いていた三方弁12を、廃液タンク9側に開いて受熱部2から流れてきた冷却液を排出口15から廃液タンク9に排出されるようにする。
さらに、タンク3に設けられているカプラ7と空気供給ポンプ11とを連結し、空気供給ポンプ11によってタンク3内に空気を供給することで、チューブ4内に空気が送りこまれ、その送り込まれた空気によりチューブ4内の冷却液が押し出されて排出口15から廃液タンク9に排出される。そして、チューブ4内の全経路で図4(b)に示すような空気が通過する隙間が生じると、チューブ4内の冷却液は、それ以上チューブ4内に送り込まれた空気によって押し出せなくなり、図4(b)に示すようにチューブ4の局所的な低所(水平流路4aや水平流路4f)に冷却液が留まる。
本実施例では、継手6の流路を形成する中空内部の下面(図中A)が、チューブ4の水平流路4a及び水平流路4fの上面(図中B)よりも上方に位置するため、図4(b)に示すようにチューブ4内に空気が流れる隙間が生じた状態においては、継手6は必ずチューブ4の水平流路4a及び水平流路4fにある水面よりも上方に位置することになる。これにより、図4(b)に示すように、チューブ4内から冷却液を完全に排出することができなく、チューブ4の水平流路4a及び水平流路4fなどに冷却液が留まったとしても、継手6に冷却液が留まるのを抑制できるので、継手6でチューブ4を分割しても冷却液の漏れが非常に僅かになる。本実施例では特に、図1(b)に示すように、連結部の位置よりも低い位置に向かって延びているチューブ部分(流路部分)が、受熱部2に接続されている。受熱部2は画像形成装置本体に、その高さを保持するように支持されている。したがって、冷却液が溜まる虞のある低所部分の高さ方向の変動が抑制されるので、チューブ4を分割している間の作業中に、溜まっている冷却液がこぼれてしまう不具合を低減することができる。
本実施例においては、5つの継手6の高さが全て同等となっているが、必ずしも5つの継手6の高さが同じである必要はない。また、図5(a)や図5(b)に示すように、継手6の前後にあるチューブ4のどちらか一方さえ継手6よりも下方に配置されていれば、チューブ4内から冷却液を完全に排出することができなくても、継手6に冷却液が留まるのを抑制できるので、継手6でチューブ4を分割しても冷却液の漏れが非常に僅かになる。ただし、図5(b)のように鉛直方向あるいは急傾斜に延びる流路に継手6を設けた場合であっても、継手表面の冷却液を完全に除去させる(乾燥させる)ことは難しいため、継手6を分割する際に液ダレが発生する虞がある。したがって、より好ましい構成は、図4や図5(a)で示すような略水平方向に延びる流路に継手6を設けた構成である。
また、図5(c)に示すように継手6よりも低い位置に向かって延びているチューブ4が湾曲しており水平流路を形成していなくても良い。この場合においても、チューブ4内に空気が流れる隙間が生じた状態においては、継手6は必ずチューブ4の湾曲流路4g及び湾曲流路4hにある水面よりも上方に位置することになる。これにより、チューブ4内から冷却液を完全に排出することができなく、チューブ4の湾曲流路4g及び湾曲流路4hなどに冷却液が留まったとしても、継手6に冷却液が留まるのを抑制できるので、継手6でチューブ4を分割しても冷却液の漏れが非常に僅かになる。
なお、継手6の変わりに、シャッタ付カプラ(ノンスピルカプラ)を設け、シャッタ付きカプラでチューブ4を分割する際に流路を閉塞してチューブ4内から冷却液がこぼれないようにすることが考えられる。ところが、シャッタ付カプラは高額であり、画像形成装置の寿命の中で数回しかない故障やメンテナンスのために、コストアップを余儀なくされてしまう。
また、本実施例のように冷却液が流れる流路をチューブ4で形成している場合には、鉗子などでチューブ4を挟むことで流路を閉塞させることが可能である。そのため、継手6でチューブ4を分割する前に、鉗子などによってチューブ4を挟み、流路を閉塞して、その後、ウエスや冷却液を受ける容器などの上でチューブ4の分割を行なって、チューブ4内からこぼれた冷却液をウエスに吸収させたり容器で受けたりすることも考えられる。ところがこの方法では、作業性が悪く時間がかかるうえに、鉗子などが意図せずにチューブ4から外れてしまいチューブ4内から多量の冷却液がこぼれてしまうなど、依然として汚染の危険性が高い。
一方、冷却装置10を本実施例のように構成することで、コスト上昇を抑えつつ、チューブ4を分割した際の冷却液の漏れを低減することができる。
また、本実施例では冷却対象が現像装置70内にある現像剤であるが、前述したように画像形成装置には温度上昇部8がたくさんあり、温度上昇部8を現像装置70に限定するものではない。
[実施例2]
図6は、本実施例に係る冷却装置10の構成を模式的に示したものであり、図6(a)は冷却装置10を画像形成装置の上方から見た図で、図6(b)は冷却装置10を画像形成装置の前方(図2における紙面手前側)から見た図である。
本実施例の冷却装置10の構成と実施例1の冷却装置10の構成との異なる点は、本実施例のポンプ1が自給ポンプであり、実施例1のタンク3に設けられていたカプラ7を設けずタンク3のカプラ7が設けられていた箇所にタンク3内と外部とを連通する空気口16を設けた点である。
自給ポンプは、一般的に流体を吸い上げることが可能なポンプで、冷却液中に空気が混入していても空気を排出できる。本実施例ではシナノケンシ製PPLP−03060−001により、冷却液排出時の短期間の空気搬送にも対応している。
本実施例においても実施例1と同じようにチューブ4内などから冷却液を廃液タンク9に排出する際には、三方弁12を廃液タンク9側に開いて受熱部2から流れてきた冷却液を排出口15から廃液タンク9に排出されるようにする。そして、ポンプ1を稼動することで、初めはポンプ1が冷却液を送り、タンク3内の冷却液が少なくなると空気口16からタンク3内に入ってくる空気を送ることで、チューブ4内に送り込まれた空気により冷却液がチューブ4から押し出され排出口15から廃液タンク9に排出される。
また、実施例1と同様に、冷却液で充填されていたチューブ4内の全経路で空気が通過する隙間が生じるとそれ以上は空気によって冷却液を押し出せなくなるが、図6(a)に示すように、継手6が、その冷却液流れ方向上流側及び下流側のチューブ4よりも上方にあることで、チューブ4内に空気の隙間が生じた状態において、継手6とチューブ4との連結部は必ず水面よりも上方に位置することになる。これにより、冷却液をチューブ4内などから完全に排出することができなくても継手6の内部や継手6とチューブ4との連結部分には冷却液が留まることがないので、継手6でチューブ4を分割しても冷却液の漏れが非常に僅かになる。
本実施例では、タンク3には空気口16が設けられているが、空気口16をねじ込み式のキャップにより開閉可能とすることで、冷却液を排出しないときはキャップによって空気口16を閉じることによりタンク3内の冷却液にホコリなどの異物が混入することを抑制することができる。
ここで、ラジエータ5a内の流路に冷却液を充填するのには手間がかかるため、画像形成装置本体に取り付けられたラジエータ5aを画像形成装置本体から取り外す必要が無い場合には、ラジエータ5a内の流路から冷却液の排出を行なわないのが望ましい。
図7(a)に示す冷却装置10においては、ラジエータ5aの冷却液流れ方向上流側と下流側それぞれに連結されるチューブ4に流路を閉塞する弁が付いたカプラ17,18が設けられている。さらに、放熱部5に接続されるチューブ4は(図示しない)余剰部長さを有していて、カプラ17のプラグ17aとソケット17bとの連結を解除し、カプラ18のプラグ18aとソケット18bとの連結を解除して、ポンプ1と連結されるチューブ4に取り付けられたソケット18bとイエローの現像装置70を冷却する受熱部2と連結されるチューブ4に取り付けられたプラグ17aとが連結可能となっている。
冷却液をチューブ4内などから排出する際には、図7(b)に示すようにラジエータ5aの冷却液流れ方向上流側にあるチューブ4と下流側にあるチューブ4とを連結した後に、上述したのと同様の手順によってチューブ4内などから廃液タンク9に冷却液の排出を行なう。これにより、冷却液の充填が困難なラジエータ5a内部の冷却液を排出することなく、他の部分の継手6でチューブ4を分割することが可能となる。
[実施例3]
図8は本実施形態に係る画像形成装置における冷却装置10の構成を模式的に示した図である。本実施例においては、冷却装置10により露光装置31と定着後の用紙P(図示しない)とを冷却する。
冷却装置10は、露光装置31の下部に接触し内部に流路を備える液冷ジャケット13と、定着装置60を通過した後の用紙Pに接触する冷却ローラ14と、ポンプ1と、タンク3と、放熱部5と、三方弁12と、廃液タンク9と、それらを連結するチューブ4とからなる。
冷却ローラ14は内部に冷却液が流れる流路を備えており、冷却ローラ14の軸方向端部には、回転している冷却ローラ14に対して冷却液の出し入れが可能なチューブ4に接続された回転管継手である回転ジョイントが備えられている。そして、冷却ローラ14が搬送されている用紙Pと回転しながら接触することで用紙Pの熱が冷却ローラ14内の流路を流れる冷却液に移動し、用紙Pが冷却される。
液冷ジャケット13と冷却ローラ14それぞれの冷却液流れ方向上流側及び下流側に繋がるチューブ4には、その部分で流路を分割可能なように継手6が設けられている。継手6は、継手6の冷却液流れ方向上流側及び下流側のチューブ4よりも上方に配置されている。
本実施例のポンプ1は自給ポンプであり、タンク3の上部にはタンク3内と外部とを連通しタンク3内に対して空気の流出入を行なう空気口16が設けられている。なお、空気口16は1つ以上設ければよい。
チューブ4内などから冷却液を廃液タンク9に排出する際には、三方弁12を廃液タンク9側に開いて受熱部である液冷ジャケット13及び冷却ローラ14から流れてきた冷却液を排出口15から廃液タンク9に排出されるようにする。そして、ポンプ1を稼動することで、初めはポンプ1が冷却液を送りタンク3内の冷却液が少なくなると、空気口16からタンク3内に空気が入ってきてチューブ4内に空気が送り込まれ、チューブ4内に送り込まれた空気によりチューブ4内の冷却液が押し出されて排出口15から廃液タンク9に排出される。
また、冷却液で充填されていたチューブ4内の全経路で空気が通過する隙間が生じると、それ以上は空気によって冷却液を押し出せなくなるが、継手6や継手6とチューブ4との連結部が、その冷却液流れ方向上流側及び下流側のチューブ4よりも上方にあることで、チューブ4内に上述したような空気が通過する隙間が生じた状態において、継手6の内部の下面は必ず水面よりも上方に位置することになる。これにより、冷却液をチューブ4内などから完全に排出することができなくても継手6の内部や、継手6とチューブ4との連結部には冷却液が留まることがないので、継手6でチューブ4を分割しても冷却液の漏れが非常に僅かになる。
本実施例では、冷却箇所を露光装置31と用紙Pとしたが、他の高温箇所でもよくこの限りではない。
また、放熱器をペルチェ式冷却装置やヒートポンプ式冷却装置などにすることによって、室温より低い温度まで冷却液を冷却することで、冷却装置10のさらに冷却性能を向上させることもできる。
以上、本実施形態によれば、画像形成動作により温度が上昇する温度上昇部8の冷却面に接触するように配設される受熱部2と、冷却液の熱を放出させる放熱手段である放熱部5と、冷却液を受熱部2と放熱部5との間で循環させるための管であるチューブ4と、チューブ4内の冷却液を搬送するための搬送手段であるポンプ1と、を備える冷却装置10において、自身の一端側と他端側それぞれにチューブ4が連結または連結解除される連結部材である継手6と、チューブ4内から外部に冷却液を排出する排出口15とを有し、継手6の前記一端側に連結されたチューブ4と継手6の前記他端側に連結されたチューブ4との少なくとも一方が、継手6とチューブ4とが連結した連結部の位置よりも低い位置に向かって延びている。これにより、チューブ4内の冷却液を排出口15から排出させた際に、前記連結部にある冷却液が連結部よりも低い位置に流れることで、連結部に冷却液が留まり難くなる。よって、連結部に冷却液が留まり易い構成よりも、継手6とチューブ4との連結を解除したときに、継手6や継手6と連結していたチューブ4から漏れる冷却液の量が少なくなり、チューブ4を分割した際の冷却液の漏れを低減することができる。
また、本実施形態によれば、冷却液流れ方向上流側である継手6の上記一端側に連結されたチューブ4が、上記連結部の位置よりも下方に位置する略水平方向に延びる水平流路4aと、その水平流路4aの冷却液流れ方向下流側端部から略鉛直上方に向かって延びる鉛直流路4bと、その鉛直流路4bの冷却液流れ方向下流側端部から略水平方向に向かって延び継手6の前記一端側に連結される水平流路4cとからなるか、冷却液流れ方向下流側である継手6の上記他端側に連結されたチューブ4が、継手6の前記他端側に連結され略水平方向に向かって延びる水平流路4dと、その水平流路4dの冷却液流れ方向下流側端部から略鉛直下方に向かって延びる鉛直流路4eと、その鉛直流路4eの冷却液流れ方向下流側端部から略水平方向に向かって延び前記連結部よりも下方に位置する水平流路4fとからなるか、の少なくとも一方である。これにより、継手6の流路を形成する中空内部の下面が、チューブ4の水平流路4aまたは水平流路4fの上面よりも上方に位置する。よって、チューブ4内から冷却液を排出しチューブ4内に空気が流れる隙間が生じた状態においては、継手6の前記下面は水平流路4aまたは水平流路4fにある液面よりも上方に位置することになる。したがって、チューブ4内から冷却液を完全に排出することができなく、チューブ4の水平流路4aまたは水平流路4fなどに冷却液が留まったとしても、継手6に冷却液が留まるのを抑制できるので、継手6でチューブ4を分割しても冷却液の漏れが非常に僅かになる。
また、本実施形態によれば、チューブ4に連結されチューブ4内で搬送される冷却液を貯留する貯留部であるタンク3を備えており、チューブ4内に気体を送り込む気体送り込み手段である空気供給ポンプ11と接続される接続部であるカプラ7をタンク3に設けたことで、冷却液をチューブ4内などから排出させる際に、カプラ7と空気供給ポンプ11とを連結させてタンク3内に空気を送り込みチューブ4内に空気を流すことで、チューブ4内の冷却液を空気で押し出して廃液タンク9に排出させることができる。
また、本実施形態によれば、ポンプ1は自給ポンプであり、チューブ4に連結され自身の内部空間にチューブ4内で搬送される冷却液を貯留する貯留部であるタンク3を備えており、タンク3の内部空間に対して気体の流出入を行なう通気口である空気口16がタンク3に1つ以上設けられていることで、外部駆動装置を用いなくてもチューブ4内の冷却液が排出口15から排出されることで、空気口16からタンク3内に空気が吸気されチューブ4内に空気を流すことができ、チューブ4内の冷却液を空気で押し出して廃液タンク9に排出させることができる。
また、本実施形態によれば、空気口16を開閉する開閉部材であるキャップを有する。これにより、チューブ4内から冷却液の排出を行なわないときに空気口16を閉じることで、空気口16からチューブ4内の冷却液にホコリ等の異物が混入することや、衝撃などにより空気口16から冷却液がこぼれること、冷却液が蒸発して空気口16から雰囲気に拡散することなどを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、放熱部5を構成するラジエータ5aの冷却液流れ方向上流側に設けられた第1の結合部材であるプラグ18aと、放熱部5よりも冷却液流れ方向上流側にあるチューブ4に設けられプラグ18aと結合または結合解除される第2の結合部材であるソケット18bと、放熱部5を構成するラジエータ5aの冷却液流れ方向下流側に設けられた第3の結合部材であるソケット17bと、放熱部5よりも冷却液流れ方向下流側にあるチューブ4に設けられソケット17bと結合または結合解除される第4の結合部材であるプラグ17aと、を有しており、プラグ17aとソケット18bとを結合または結合解除できる。放熱部5を画像形成装置本体内から取り外す必要がない場合などには、冷却液をチューブ4内などから排出する際に、放熱部5の冷却液流れ方向上流側にあるチューブ4と下流側にあるチューブ4とを、プラグ17aとソケット18とを結合させて連結した後に、チューブ4内の冷却液を排出口15から廃液タンク9に排出する。これにより、冷却液の充填が困難なラジエータ5a内部の冷却液を排出することなくラジエータ5a内に冷却液を充填したまま、他の部分の継手6でチューブ4を分割することが可能となる。
また、本実施形態によれば、画像形成装置が本発明の冷却装置10を備えることによって、上述したような効果を有する画像形成装置を提供できる。
1 ポンプ
2 受熱部
3 タンク
4 チューブ
4a 水平流路
4b 鉛直流路
4c 水平流路
4d 水平流路
4e 鉛直流路
4f 水平流路
4g 湾曲流路
4h 湾曲流路
5 放熱部
5a ラジエータ
5b 冷却ファン
6 継手
7 カプラ
8 温度上昇部
9 廃液タンク
10 冷却装置
11 空気供給ポンプ
12 三方弁
13 液冷ジャケット
14 冷却ローラ
15 排出口
16 空気口
17 カプラ
17a プラグ
17b ソケット
18 カプラ
18a プラグ
18b ソケット
20 タンデム型画像形成部
21 二次転写装置
22 中間転写ベルト
23 二次転写ローラ
28 反転装置
30 原稿台
31 露光装置
34 支持ローラ
36 二次転写バックアップローラ(支持ローラ)
38 画像形成ユニット
40 感光体ドラム
42 給紙ローラ
43 ペーパーバンク
44 給紙カセット
45 分離ローラ
46 給紙路
47 搬送ローラ
48 給紙路
49 レジストローラ
55 切換爪
56 排出ローラ対
57 排紙トレイ
60 定着装置
62 一次転写装置
66 加熱ローラ
67 加圧ローラ
70 現像装置
70 現像装置
71 現像スリーブ
90 中間転写ベルトクリーニングユニット
100 画像形成装置本体
200 給紙テーブル
300 スキャナ
301 コンタクトガラス
303 第一走行体
304 第二走行体
305 結像レンズ
306 読取りセンサ
400 原稿自動搬送装置
特開2005−164927号公報

Claims (6)

  1. 画像形成動作により温度が上昇する温度上昇部の冷却面に接触するように配設される受熱部と、
    冷却液の熱を放出させる放熱手段と、
    前記冷却液を該受熱部と該放熱手段との間で循環させるための管と、
    前記管内の冷却液を搬送するための搬送手段と、を備える冷却装置において、
    自身の一端側と他端側それぞれに前記管が連結または連結解除される連結部材と、
    前記管内から外部に冷却液を排出する排出口とを有し、
    前記連結部材の前記一端側に連結された管と前記連結部材の前記他端側に連結された管との少なくとも一方が、前記連結部材と前記管とが連結した連結部の位置よりも低い位置に向かって延びており、
    冷却液流れ方向上流側である前記連結部材の前記一端側に連結された管が、前記連結部の位置よりも下方に位置する略水平方向に延びる水平流路と、その水平流路の冷却液流れ方向下流側端部から略鉛直上方に向かって延びる鉛直流路と、その鉛直流路の冷却液流れ方向下流側端部から略水平方向に向かって延び前記連結部材の前記一端側に連結される水平流路とからなるか、
    冷却液流れ方向下流側である前記連結部材の前記他端側に連結された管が、前記連結部材の前記他端側に連結され略水平方向に向かって延びる水平流路と、その水平流路の冷却液流れ方向下流側端部から略鉛直下方に向かって延びる鉛直流路と、その鉛直流路の冷却液流れ方向下流側端部から略水平方向に向かって延び前記連結部よりも下方に位置する水平流路とからなるか、
    の少なくとも一方であることを特徴とする冷却装置。
  2. 画像形成動作により温度が上昇する温度上昇部の冷却面に接触するように配設される受熱部と、
    冷却液の熱を放出させる放熱手段と、
    前記冷却液を該受熱部と該放熱手段との間で循環させるための管と、
    前記管内の冷却液を搬送するための搬送手段と、を備える冷却装置において、
    自身の一端側と他端側それぞれに前記管が連結または連結解除される連結部材と、
    前記管内から外部に冷却液を排出する排出口とを有し、
    前記連結部材の前記一端側に連結された管と前記連結部材の前記他端側に連結された管との少なくとも一方が、前記連結部材と前記管とが連結した連結部の位置よりも低い位置に向かって延びており、
    前記管に連結され該管内で搬送される冷却液を貯留する貯留部を備えており、
    前記管内に気体を送り込む気体送り込み手段と接続される接続部を前記貯留部に設けたことを特徴とする冷却装置。
  3. 画像形成動作により温度が上昇する温度上昇部の冷却面に接触するように配設される受熱部と、
    冷却液の熱を放出させる放熱手段と、
    前記冷却液を該受熱部と該放熱手段との間で循環させるための管と、
    前記管内の冷却液を搬送するための搬送手段と、を備える冷却装置において、
    自身の一端側と他端側それぞれに前記管が連結または連結解除される連結部材と、
    前記管内から外部に冷却液を排出する排出口とを有し、
    前記連結部材の前記一端側に連結された管と前記連結部材の前記他端側に連結された管との少なくとも一方が、前記連結部材と前記管とが連結した連結部の位置よりも低い位置に向かって延びており、
    前記搬送手段は自給ポンプであり、
    前記管に連結され自身の内部空間に該管内で搬送される冷却液を貯留する貯留部を備えており、
    前記貯留部の内部空間に対して気体の流出入を行なう通気口が該貯留部に1つ以上設けられていることを特徴とする冷却装置。
  4. 請求項記載の冷却装置において、
    上記通気口を開閉する開閉部材を有することを特徴とする冷却装置。
  5. 画像形成動作により温度が上昇する温度上昇部の冷却面に接触するように配設される受熱部と、
    冷却液の熱を放出させる放熱手段と、
    前記冷却液を該受熱部と該放熱手段との間で循環させるための管と、
    前記管内の冷却液を搬送するための搬送手段と、を備える冷却装置において、
    自身の一端側と他端側それぞれに前記管が連結または連結解除される連結部材と、
    前記管内から外部に冷却液を排出する排出口とを有し、
    前記連結部材の前記一端側に連結された管と前記連結部材の前記他端側に連結された管との少なくとも一方が、前記連結部材と前記管とが連結した連結部の位置よりも低い位置に向かって延びており、
    前記放熱手段の冷却液流れ方向上流側に設けられた第1の結合部材と、
    前記放熱手段よりも冷却液流れ方向上流側にある管に設けられ前記第1の結合部材と結合または結合解除される第2の結合部材と、
    前記放熱手段の冷却液流れ方向下流側に設けられた第3の結合部材と
    前記放熱手段よりも冷却液流れ方向下流側にある管に設けられ前記第3の結合部と結合または結合解除される第4の結合部材と、を有しており、
    前記第2の結合部材と前記第4の結合部材とを結合または結合解除できることを特徴とする冷却装置。
  6. 画像を形成する画像形成手段と、
    画像形成動作により温度が上昇する温度上昇部と、
    該温度上昇部を冷却する冷却手段と、を備えた画像形成装置において、
    前記冷却手段として、請求項1、2、3、4またはの冷却装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
JP2010203951A 2010-01-06 2010-09-13 冷却装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP5594589B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010203951A JP5594589B2 (ja) 2010-01-06 2010-09-13 冷却装置及び画像形成装置
US12/926,988 US8571437B2 (en) 2010-01-06 2010-12-22 Cooling device and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010001121 2010-01-06
JP2010001121 2010-01-06
JP2010203951A JP5594589B2 (ja) 2010-01-06 2010-09-13 冷却装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011158881A JP2011158881A (ja) 2011-08-18
JP5594589B2 true JP5594589B2 (ja) 2014-09-24

Family

ID=44224758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010203951A Expired - Fee Related JP5594589B2 (ja) 2010-01-06 2010-09-13 冷却装置及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8571437B2 (ja)
JP (1) JP5594589B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5392619B2 (ja) * 2008-11-13 2014-01-22 株式会社リコー 画像形成装置
JP5594527B2 (ja) 2010-09-09 2014-09-24 株式会社リコー 冷却装置及び画像形成装置
JP5880998B2 (ja) 2010-09-16 2016-03-09 株式会社リコー 冷却装置、画像形成装置
JP5790999B2 (ja) 2011-03-08 2015-10-07 株式会社リコー 冷却装置及び画像形成装置
JP5769065B2 (ja) 2011-04-18 2015-08-26 株式会社リコー 冷却装置及び画像形成装置
JP6061183B2 (ja) 2012-02-21 2017-01-18 株式会社リコー 冷却装置、及び画像形成装置
JP6256788B2 (ja) 2012-03-27 2018-01-10 株式会社リコー 冷却装置、及び画像形成装置
US9904247B2 (en) 2015-10-30 2018-02-27 Ricoh Company, Ltd. Cooling device and image forming apparatus incorporating the cooling device
JP7322632B2 (ja) 2019-09-25 2023-08-08 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP2023075739A (ja) 2021-11-19 2023-05-31 株式会社リコー 流路切替装置、画像形成装置および液体を吐出する装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0810103B2 (ja) 1993-07-22 1996-01-31 日本電気株式会社 水冷系ユニットの冷却管接続部の構造
JP2004103393A (ja) * 2002-09-10 2004-04-02 Nissan Motor Co Ltd 固体高分子型燃料電池システム
US6995980B2 (en) * 2003-08-21 2006-02-07 Unisys Corporation Temperature control system which sprays liquid coolant droplets against an IC-module and directs radiation against the IC-module
JP2005164927A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Canon Inc 画像形成装置
US6989990B2 (en) * 2004-04-29 2006-01-24 Hewlett-Packard Development Company, Lp. High serviceability liquid cooling loop using tubing hinge
JP2006003628A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006201597A (ja) 2005-01-21 2006-08-03 Ricoh Co Ltd 冷却装置、冷却システム、及び画像形成装置
JP4964435B2 (ja) * 2005-07-12 2012-06-27 株式会社リコー 現像器の冷却装置、及び画像形成装置
JP4802004B2 (ja) * 2006-01-31 2011-10-26 株式会社リコー 冷却装置及び画像形成装置
JP2008027374A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Fujitsu Ltd 液冷ユニット用受熱器および液冷ユニット並びに電子機器
TWI304466B (en) * 2006-10-24 2008-12-21 Ind Tech Res Inst Micro spray cooling system
US20080101023A1 (en) * 2006-11-01 2008-05-01 Hsia-Yuan Hsu Negative pressure pump device
JP5194457B2 (ja) 2007-01-24 2013-05-08 株式会社リコー 画像形成装置の冷却装置
JP5257753B2 (ja) * 2008-04-28 2013-08-07 株式会社リコー 画像形成装置
JP5251314B2 (ja) * 2008-07-10 2013-07-31 株式会社リコー 液冷式冷却装置および画像形成装置
JP5239569B2 (ja) * 2008-07-10 2013-07-17 株式会社リコー 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20110164896A1 (en) 2011-07-07
JP2011158881A (ja) 2011-08-18
US8571437B2 (en) 2013-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5594589B2 (ja) 冷却装置及び画像形成装置
JP5874948B2 (ja) 画像形成装置
JP5880998B2 (ja) 冷却装置、画像形成装置
US9423730B2 (en) Cooling device and image forming apparatus including same
JP5257753B2 (ja) 画像形成装置
US8792800B2 (en) Cooling device and image forming apparatus including same
US20100008695A1 (en) Image forming apparatus
JP2016126197A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP6137271B2 (ja) 記録材冷却装置および画像形成装置
JP5086110B2 (ja) 転写材冷却装置、及び画像形成装置
JP5392617B2 (ja) 画像形成装置
JP5026202B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2008180831A (ja) 画像形成装置の冷却装置
JP7045182B2 (ja) ダクト機構
JP5111249B2 (ja) 冷却装置、画像形成装置および冷却方法
JP2008268527A (ja) 画像形成装置
JP2006003628A (ja) 画像形成装置
JP5557096B2 (ja) 画像形成装置
JP5594588B2 (ja) 冷却装置及びこの冷却装置を備えた画像形成装置
US9939749B2 (en) Image forming apparatus that reduces image quality deterioration caused by adhesion of paper powder and scattering of toner
JP4764726B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2010122622A (ja) 画像形成装置
JP2005227610A (ja) 冷却方法およびこれを実施する画像形成装置
JP2012063531A (ja) 冷却装置、画像形成装置
JP2012150254A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140328

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140724

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5594589

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees