JP5592830B2 - 大引 - Google Patents

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Description

本発明は、鋼製の大引に関するものである。
従来より、鋼製の大引が利用されている(例えば特許文献1参照)。この鋼製の大引10は、図7に示すように、上片21と、左右の側片22と、リップ片23と、からなる下方に開口する断面リップ付きコ字状をしたもので、長手方向の両端部が土台(図示せず)に接続され、上片21上に床材7が載置され、床材7の大引10間の下面に断熱材8が設けられるものである。
特開2000−73527号公報
ところが、断熱材8は、床材7の大引10に載置されている部分には設けられていないため、室内の熱が床材7から大引10を介して逃げてしまうものであった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、床材が大引の上に載置されても、床材の大引に載置されている部分から熱が逃げてしまうのを抑えることができる大引を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の大引は、以下のような構成とする。
上片と、前記上片の両端部から下方に垂下する左右の側片と、前記側片の下端部から内側に連設されるリップ片と、からなる下方に開口する断面リップ付きコ字状をしており、前記リップ片は、前記側片の下端部から内側に連設される水平片と、前記水平片から内斜め上方に連設される斜片と、前記斜片の上端部から外方に連設される被取付片と、を備え、前記リップ片間に束が嵌入される開口溝が形成されるものであり、前記上片の上面に断熱材が設けられることを特徴とする。
また、長手方向の端部に、前記リップ片の下面に当接する下片と、前記側片の外面に当接し固着具挿通孔が形成される側片と、土台の側面に当接し固着具挿通孔が形成される被取付片と、を備える端部接続部材が設けられることが好ましいものである。
また、前記上片上に載置される被挟持片と、前記被挟持片に設けられ断熱材を支持する支持片と、を備える断熱材受け具が設けられることが好ましい。
本発明にあっては、室内の熱が床材から大引を介して逃げてしまうのを抑えることができるものである。
本発明の一実施形態の大引の断面図である。 同上の大引に鋼製の束が取り付けられた状態の断面図である。 同上の大引が端部接続部材を介して土台に取り付けられた状態の断面図である。 同上の端部接続部材の斜視図である。 同上の大引に床材が載置され断熱材が設けられた状態の断面図である。 同上の断熱材受け具を示し、(a)は下面図であり、(b)は側面図であり、(c)は正面図である。 従来例の断面図である。
以下、本発明の一実施形態について添付図面に基いて説明する。本発明の大引1は、鋼製の上片21と側片22とリップ片23と、断熱材3とで構成されるもので、図1は長手方向に直交する方向の断面図である。
本実施形態では、上片21と側片22とリップ片23は厚さ1.2mmの鋼板で一体に形成されている。上片21は、本実施形態では短手方向(図1中の左右方向)の長さが75mmで、短手方向の両端部から側片22が下方に連設されている。側片22は、本実施形態では上下長さが90mmで、下端部から内方にリップ片23が連設されている。
リップ片23は、本実施形態では、短手方向の長さが17.5mmの水平片24と、この水平片24から内斜め上方に連設される斜片25と、斜片25の上端部から外方に連設される被取付片26と、で構成される。リップ片23間には開口溝27が形成され、図2に示すように、開口溝27に鋼製の束4が嵌入され、被取付片26に鋼製の束4が取り付けられて固定される。なお、上片21、側片22、リップ片23の厚みや長さ寸法は、上記に限定されない。
断熱材3は、本実施形態では、熱伝導率が0.024W/m・K以下で、圧縮強さが36N/cmのものが採用されているが、これに限定されるものではない。また、断熱材3は、前記圧縮強さ以上であっても勿論よい。断熱材3の断面形状は、短手方向(図1中の左右方向)の長さが75mmで、上下長さが20mmである。従って、大引1全体での上下長さは110mmとなる。
この大引1は、図3に示すように、長手方向の端部に端部接続部材5が取り付けられ、端部接続部材5が土台6に接続されることで、大引1が土台6に対して固定される。
端部接続部材5は、図4に示すように、下片51と、下片51の両端部から上方に連設される左右の側片52と、側片52の長手方向の端部から外方に連設される被取付片53と、で構成される。下片51はリップ片23の下面に当接し、側片52は側片22の外面に当接し、被取付片53は土台6の側面に当接するものである。
側片52には固着具挿通孔54が形成されると共に側片22にも固着具挿通孔(図示せず)が形成されており、ボルト・ナットからなる固着具(図示せず)により側片22に固着され、端部接続部材5が大引1に固定される。
また、被取付片53には固着具挿通孔55が形成されており、ボルトや釘等の固着具(図示せず)により土台6の側片22に固着され、端部接続部材5(すなわち大引1)が土台6に固定される。
このように土台6に固定された大引1には、図5に示すように、床材7が載置されるものである。床材7は、本実施形態では、大引1の断熱材3上に載置される合板からなる床基材71と、床基材71上に載置される木質床材等の床仕上材72とで構成されるが、特にこれに限定されない。
また、床材7の大引1間の下面には、断熱材8が設けられるものである。この断熱材8は、大引1の一部をなす上記断熱材3のような圧縮強さ(本実施形態では36N/cm)はなくてもよい。断熱材8は、断熱材受け具9により床材7の下面に設けられる。
断熱材受け具9は、被挟持片91と垂下片92と支持片93と上覆い片94とを備えている。被挟持片91は、上片21上に載置されると共にその上に床材7が載置され、上片21と床材7とで挟持されるものである。なお、被挟持片91が上片21に接着や固着具により固定されてよい。被挟持片91からは垂下片92が垂下されると共に、垂下片92の下端部から支持片93が水平に連設され、垂下片92が側片22に当接し、支持片93が断熱材8中に刺し込まれて、断熱材8を支持する。また、被挟持片91からは断熱材8の上面を覆う上覆い片94が連設されている。
上記のような構成によれば、床材7の大引1に載置されている部分が断熱材3に当接するため、室内の熱が床材7から大引1を介して逃げてしまうのを抑えることができるものである。
1 大引
21 上片
22 側片
23 リップ片
24 水平片
25 斜片
26 被取付片
27 開口溝
3 断熱材
4 鋼製の束
5 端部接続部材
51 下片
52 側片
53 被取付片
54 固着具挿通孔
55 固着具挿通孔
6 土台
7 床材
71 床基材
72 床仕上材
8 断熱材
9 断熱材受け具
91 被挟持片
92 垂下片
93 支持片
94 上覆い片

Claims (3)

  1. 上片と、前記上片の両端部から下方に垂下する左右の側片と、前記側片の下端部から内側に連設されるリップ片と、からなる下方に開口する断面リップ付きコ字状をしており、前記リップ片は、前記側片の下端部から内側に連設される水平片と、前記水平片から内斜め上方に連設される斜片と、前記斜片の上端部から外方に連設される被取付片と、を備え、前記リップ片間に束が嵌入される開口溝が形成されるものであり、前記上片の上面に断熱材が設けられることを特徴とする大引。
  2. 長手方向の端部に、前記リップ片の下面に当接する下片と、前記側片の外面に当接し固着具挿通孔が形成される側片と、土台の側面に当接し固着具挿通孔が形成される被取付片と、を備える端部接続部材が設けられることを特徴とする請求項1記載の大引。
  3. 前記上片上に載置される被挟持片と、前記被挟持片に設けられ断熱材を支持する支持片と、を備える断熱材受け具が設けられることを特徴とする請求項1または2記載の大引。
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