JP5589079B2 - 複合溶接方法 - Google Patents

複合溶接方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5589079B2
JP5589079B2 JP2012527699A JP2012527699A JP5589079B2 JP 5589079 B2 JP5589079 B2 JP 5589079B2 JP 2012527699 A JP2012527699 A JP 2012527699A JP 2012527699 A JP2012527699 A JP 2012527699A JP 5589079 B2 JP5589079 B2 JP 5589079B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
arc
mig
tig
welding method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012527699A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2012017913A1 (ja
Inventor
周平 金丸
智章 佐々木
豊幸 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Taiyo Nippon Sanso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Nippon Sanso Corp filed Critical Taiyo Nippon Sanso Corp
Priority to JP2012527699A priority Critical patent/JP5589079B2/ja
Publication of JPWO2012017913A1 publication Critical patent/JPWO2012017913A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5589079B2 publication Critical patent/JP5589079B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/16Arc welding or cutting making use of shielding gas
    • B23K9/167Arc welding or cutting making use of shielding gas and of a non-consumable electrode
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/16Arc welding or cutting making use of shielding gas
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K28/00Welding or cutting not covered by any of the preceding groups, e.g. electrolytic welding
    • B23K28/02Combined welding or cutting procedures or apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K35/00Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
    • B23K35/22Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
    • B23K35/38Selection of media, e.g. special atmospheres for surrounding the working area
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K35/00Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
    • B23K35/22Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
    • B23K35/38Selection of media, e.g. special atmospheres for surrounding the working area
    • B23K35/383Selection of media, e.g. special atmospheres for surrounding the working area mainly containing noble gases or nitrogen
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/16Arc welding or cutting making use of shielding gas
    • B23K9/173Arc welding or cutting making use of shielding gas and of a consumable electrode
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/24Features related to electrodes
    • B23K9/28Supporting devices for electrodes
    • B23K9/29Supporting devices adapted for making use of shielding means

Description

本発明は、複合溶接方法及び複合溶接用の溶接トーチに関する。
不活性ガスの雰囲気中で非消耗性のタングステン電極と被溶接物との間にアークを発生させるTIG(Tangsten Inert Gas Welding)溶接法は、高品質な溶接部が得られることから広く採用されている。しかしながら、他の溶接方法である、MAG(Metal Active Gas Welding)溶接法、MIG(Metal Inert Gas Welding)溶接法と比較すると、溶接速度が遅く、溶接作業効率が劣るという課題があった。
一方で、MAG溶接法は活性ガスの雰囲気中で、MIG溶接法は不活性ガスの雰囲気中で、それぞれ消耗性の溶接ワイヤ電極と被溶接物との間にアークを発生させる溶接法であり、上述のようにTIG溶接法と比較して作業効率は優れているが、スパッタが発生しやすいという課題があった。さらに、MAG溶接法においては、溶接金属の靭性が低下しやすいという課題があった。
ここで、MAG溶接法及びMIG溶接法において、スパッタが発生しやすい原因は、溶接ワイヤ電極の先端が母材と短絡し易いためである。また、MAG溶接法において、靭性が低下しやすい原因は、シールドガス中の酸化性ガスが溶接金属に溶融し、溶接金属の酸素量が増大するためである。
そこで、両者の欠点を補うために、TIG−MIGの複合溶接法が各種提案されている(例えば、特許文献1)。
ところで、炭素鋼やステンレス鋼に対してアルゴンやヘリウム等の不活性ガスをシールドガスとして用いたMIG溶接を行うと、陰極点が固定されずアークのふらつきが生じる。
これに対して、上記TIG−MIG複合溶接では、先行のTIGアークにより、金属蒸気が発生するため、そこに電気の流れ道が形成される。そして、TIGアークによって生じた溶融池は、固体金属よりも仕事関数が小さく電子を放出し易いため、MIGアークの陰極点がその溶融池に固定され易い。
そのため、TIG−MIG複合溶接では、炭素鋼やステンレス鋼に対しても、不活性ガスを用いたシールドガス中でも安定した溶接が可能であり、溶接金属中の溶存する酸素量を小さくすることが出来る。また、TIG−MIG複合溶接では、MIG溶接電極のワイヤが母材に接触しそうになった際には、TIGアークの加熱作用によってワイヤ先端を溶融させて溶滴として離脱させるため、ワイヤと母材との短絡が生じることがなく、スパッタの発生も防止することができる。
このように、TIG−MIG複合溶接法は、TIG溶接とMAG(あるいはMIG)溶接との欠点を補うことが可能な溶接方法であるが、アークの硬直性という特性のため、特有の課題がある。ここで、アークの硬直性とは、電極を傾けてもアークがタングステン電極やワイヤの延長方向に真っ直ぐに発生しようとする性質を指している。そして、TIG−MIG複合溶接法では、電気の流れ方向が正反対なTIGアークとMIGアークとが近接して発生しているため、電磁力によってアークの反発作用が発生する。
その結果、従来のTIG−MIG複合溶接法では、異なる方向に発生する、アークの硬直作用と反発作用とにより、アークが不安定になり易いという課題があった。そして、アークが不安定になると、ビード不整やブローホールが発生しやすくなるという問題があった。
ところで、従来のTIG−MIG複合溶接に見られた上記アークの反発作用を低減させるために、ホットワイヤTIG溶接法が採用されている(例えば、特許文献2を参照)。図13に、一般的なホットワイヤTIG溶接法を示す。図13に示すように、ホットワイヤTIG溶接法ではワイヤからはアークを発生させずに、ワイヤ通電による抵抗加熱を利用し、溶接を行う。これにより、MIGアークが消滅し、アークの反発作用がなくなるため、アークの安定性を高めることができる。
このため、ホットワイヤTIG溶接法におけるワイヤ加熱用電源では、ワイヤ〜母材間でアークを発生させる為に高い電圧(例えば13〜30V)で電圧をコントロールするTIG−MIG複合溶接法のMIG溶接電源とは異なり、電圧を低く(例えば、6〜7V)コントロールするようになっている。
特開昭53−34653号公報 特開平6−79466号公報
しかしながら、特許文献2に記載された従来のホットワイヤTIGアーク溶接法では、上述したようにMIG溶接側の電圧が小さいため、従来のTIG−MIG複合溶接法と比較してワイヤ加熱力が小さく、ワイヤの溶融速度が小さくなるという問題があった。また、入熱も小さくなり、溶け込みも小さくなるという問題があった。このように、従来のホットワイヤTIGアーク溶接法では、溶接速度・作業効率を改善することが望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、アークの安定性を高めるとともに、溶接速度及び作業効率を向上することが可能な複合溶接方法及びこれに用いる複合溶接用の溶接トーチを提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明は以下のとおり、(1)〜(8)に記載した、複合溶接方法及び溶接トーチを提供する。
(1)溶接方向に対して先行する側で溶接可能なTIGアークを発生させ、後行する側で溶接可能なMIGアークを同時に発生させて母材を溶接する複合溶接方法であって、TIGアーク及びMIGアークの重なりを生じさせ、TIG電流をMIG電流よりも大きく設定するとともに、TIG電極の中心軸と母材の表面との交点と、MIG電極の中心軸と母材の表面との交点との距離の絶対値が4mm以下とすることを特徴とする複合溶接方法。
(2)シールドガスとして、Heを25%以上含有し、残部がアルゴンガスであるガスを用いることを特徴とする請求項1に記載の複合溶接方法である。
(3)水素を3%以上9%以下含有し、残部がアルゴンガスであるガスを用いることを特徴とする(1)に記載の複合溶接方法。
(4)水素を3%以上9%以下およびHeを25%以上含有し、残部がアルゴンガスであるガスを用いることを特徴とする(1)に記載の複合溶接方法である。
(5)水素を3%以上9%以下含有し、残部がヘリウムガスであるガスを用いることを特徴とする(1)に記載の複合溶接方法。
(6)TIG溶接トーチの基端側を溶接方向に対して進行方向側に傾斜させた際の、TIG溶接トーチの中心軸と法線とのなす角であるトーチ角度αと、MIG溶接トーチの基端側を溶接方向に対して進行方向と反対側に傾斜させた際の、MIG溶接トーチの中心軸と法線とのなす角であるトーチ角度βとの合計角度(|α|+|β|)を30〜120°の範囲とすることを特徴とする(1)に記載の複合溶接方法。
(7)後行MIG溶接にパルス電流を付加することを特徴とする(1)に記載の複合溶接方法。
(8)(1)乃至(7)のいずれか一項に記載の複合溶接方法に用いる溶接トーチであって、一つのノズル本体内に、TIG電極とMIG電極とを配置し、TIGアークとMIGアークとにおいてシールドガスを共有することを特徴とする複合溶接用の溶接トーチ。
本発明の複合溶接方法によれば、TIG電流をMIG電流よりも大きく設定されており、後行のMIGアークの陰極点領域が、先行するTIGアークが形成する溶融池よりも大きくなることがない。このため、アークのふらつきが生じにくくなり、アークの安定性を高めることができる。
また、溶接対象の母材の板厚が大きくなった場合には、TIG及びMIGいずれの電流も大きくすることができるため、溶接速度及び作業効率を向上することができる。
また、本発明の複合溶接方法によれば、TIG電極の中心軸と母材の表面との交点と、MIG電極の中心軸と母材の表面との交点との距離の絶対値が4mm以下である。このように、二つのアークを接近して発生させることで生じるアークの重なり部では、電磁力が打ち消されるためにトータルでの電磁力が減少し、相対的にアークの硬直性の作用が大きくなるため、アークの安定性を高めることができる。
また、本発明の他の複合溶接方法では、TIG電流をMIG電流よりも大きく設定するとともに、シールドガスとして、Heを25%以上含有し残部が、アルゴンガスであるガスを用いている。TIG電流をMIG電流よりも大きく設定することにより、後行のMIGアークの陰極点領域が、先行するTIGアークが形成する溶融池よりも大きくなることがない。また、シールドガス中のヘリウムおよびHは熱伝導度が大きいため、アークが冷却される。これにより生じる熱的ピンチ効果により、電流のパス自体はアーク柱中心に集中し、母材直近ではアーク自身も緊縮する。そのため、アークの硬直性が増加し、相対的にアークの硬直性の作用がアークの反発作用よりも大きくなる。したがって、アークの安定性を高めることができる。
本発明の複合溶接用の溶接トーチによれば、一つのノズル本体内に、TIG電極とMIG電極とが配置され、TIGアークとMIGアークとにおいて用いるシールドガスを共有する構成となっている。このようにTIGアークとMIGアークとにおいて別々のシールドガスを用いることなく、一種類のシールドガスを共有することができるため、装置の小型化が可能となる。
また、2本のノズルを一体化して1本のノズルとしたため、シールドガスの流量低減を図る事ができる。
本発明の複合溶接方法に用いる溶接トーチを備えたガス溶接装置の一例を示す概略構成図である。 本発明の複合溶接方法に用いるガス溶接装置の溶接トーチ部分の拡大図である。 本発明の実施例におけるビード外観検査の結果を示す写真である。 本発明の実施例におけるビード外観検査の結果を示す写真である。 本発明の実施例におけるビード外観検査の結果を示す写真である。 本発明の実施例におけるビード外観検査の結果を示す写真である。 本発明の実施例におけるビード外観検査の結果を示す写真である。 本発明の実施例におけるビード外観検査の結果を示す写真である。 本発明の実施例におけるビード外観検査の結果を示す写真である。 本発明の実施例におけるビード外観検査の結果を示す写真である。 本発明の実施例におけるビード外観検査の結果を示す写真である。 本発明の実施例におけるMIG溶接のパルス電流の波形、電流変化、周波数を示す図である。 従来の一般的なホットワイヤTIGアーク溶接装置の構成を示す図である。
以下、本発明を適用した一実施形態である複合溶接方法について、これに用いる複合溶接用の溶接トーチを備えた溶接装置とともに図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態である複合溶接方法に用いる溶接装置を示す概略構成図である。図1において、符号1は、溶接トーチ(複合溶接用の溶接トーチ)を示す。この溶接トーチ1は、筒状部材からなるノズル本体2と、このノズル本体2内において溶接方向に対して先行する側に配された棒状のタングステン電極3と、ノズル本体2内において溶接方向に対して後行する側に配された溶接ワイヤ4と、この溶接ワイヤ4を通電させるためのコンタクトチップ4aとから概略構成されている。また、溶接トーチ1は、一重構造となっており、1種のシールドガス(図示略)のみを使用する構造となっている。
溶接トーチ1のノズル本体2は、シールドガスを貯える図示略のシールドガス供給源に接続されており、このシールドガス供給源からのシールドガスがノズル本体2に供給され、その先端から被溶接物である母材5に向けて吹き出されるようになっている。
本実施形態のシールドガスとしては、アルゴン(Ar)、ヘリウム(He)などの不活性ガスを用いることができるが、ヘリウム(He)を25%以上含有し、残部がアルゴン(Ar)ガスであるガスを用いることが好ましい。ここで、シールドガスとしてヘリウムを25%以上含有し、残部がアルゴンガスであるガスを用いた場合、ヘリウムは熱伝導度が大きいためアークが冷却される。これにより生じる熱的ピンチ効果により、電流のパス自体はアーク柱中心に集中し、母材5の直近ではアーク自身も緊縮する。そのため、アークの硬直性が増加し、相対的にアークの硬直性の作用がアークの反発作用よりも大きくなることで、アークの安定性が向上する。
また、さらにアルゴンガス、ヘリウムガス、及びアルゴンとヘリウムとの混合ガスに、3%以上9%以下の水素ガスを添加しても同様の効果を得る事ができる。水素ガスは可燃性ガスである為、爆発の危険性があり取扱いに注意を要する。水素と窒素との混合ガスが、空気によって希釈される場合の爆発範囲を考慮し、水素ガスの添加上限は9%とした。
本実施形態の母材5としては、特に限定されるものではなく、様々な材料に適用することができる。具体的には、ニッケル合金、アルミニウム、マグネシウム系材料、銅系材料、ステンレス鋼や炭素鋼等の鉄鋼系材料を挙げることができる。中でも、従来からTIG溶接やMAG溶接による溶接において課題があった鉄鋼系材料に適用することが好ましい。
溶接トーチ1のタングステン電極3は、溶接電源6のマイナス端子に接続され、溶接電源6のプラス端子に接続された母材5との間に溶接電流が印加され、母材5の表面にTIGアークが発生するようになっている。
ここで、タングステン電極(TIG電極)3は、図2に示すように、その中心軸3Aと法線とのなす角αが、溶接方向に対して進行方向側に傾斜させても良い。
また、TIGアーク長Mは、特に限定されるものではなく、母材5の種類、厚さによって適宜選択することができる。具体的には、2〜20mmの範囲とすることが好ましい。
溶接ワイヤ4は、特に限定されるものではなく、ソリッドワイヤの他メタル系フラックス入りワイヤ等、接合対象である母材の材質に応じて適宜選択することができる。また、溶接ワイヤ4は、コンタクトチップ4aに設けられた内孔に挿通され、溶接トーチ1の先端から外側に向けて送給可能とされている。そして、コンタクトチップ4aは、溶接電源7のプラス端子に接続され、溶接電源7のマイナス端子に接続された母材5との間に溶接電流が印加され、母材5の表面にMIGアークが発生するようになっている。
ここで、溶接ワイヤ(MIG電極)4は、図2に示すように、その中心軸4Aと法線とのなす角βが、溶接方向に対して進行方向と反対側に傾斜させても良い。
なお、タングステン電極の中心軸3Aと法線とのなす角度αと、溶接ワイヤの中心軸4Aと法線とがなす角度βとの合計の角度(|α|+|β|)が、30〜120°の範囲となることが望ましい。このようにアークを接近させて発生させると、アークの重なり部が生じる。そして、アークの重なり部では電磁力が打ち消されるため、トータルでの電磁力が減少し、相対的にアークの硬直性の作用が大きくなってアークの安定性が増加する。被溶接物と溶接トーチとの接触を避ける為、合計角度の上限値は120°とした。
また、溶接ワイヤ4の突き出し長さNは、特に限定されるものではなく、母材5の種類、厚さによって適宜選択することができる。具体的には、10〜30mmの範囲とすることが好ましい。
本実施形態の溶接トーチ1は、タングステン電極(TIG電極)3の中心軸3Aと母材5の表面との交点3Bと、溶接ワイヤ(MIG電極)4の中心軸4Aと母材5の表面との交点4Bとの距離をアーク間距離Lと定義した場合、このアーク間距離Lの絶対値が4mm以下とされている。
ここで、アーク間距離Lの絶対値としたのは、図2に示すように、先行TIGの交点3Bが後行MIGの交点4Bよりも溶接方向の進行方向側にある場合に限らず、後行MIGの交点4Bが先行TIGの交点3Bよりも溶接方向の進行方向側にある場合も含む趣旨である。
次いで、この溶接装置を用いた複合溶接方法について説明する。
初めに、図示のシールドガス供給源からシールドガスを供給して溶接トーチ1に送る。ついで、溶接電源6を動作させてタングステン電極3と母材5との間に溶接電流(TIG電流)を印加してTIGアークを発生させるとともに、溶接電源7を動作させて溶接ワイヤ4と母材5との間に溶接電流(MIG電流)を印加してMIGアークを発生させて溶接を行う。
このような先行TIG−後行MIGによる複合溶接方法では、先行TIGアークにより母材5の表面が加熱されて溶融して溶融池が形成され、この溶融池上に後行MIGアークの陰極点が形成される。
ところで、溶接速度及び作業効率を向上させるためには、溶接対象となる母材5の厚さが厚くなるにつれてTIG、MIGいずれの電流も大きくしなければならない。そこで、本実施形態の複合溶接方法では、先ず、TIG電流を大きな値に設定する。このTIG電流が大きくなるにつれて、溶接トーチ1と母材5との間の金属蒸気の発生量が大きくなるとともに母材5の表面に形成される溶融池が大きくなる。
次に、MIG電流を大きな値に設定するが、本実施形態の複合溶接方法では、MIG電流の値がTIG電流の設定値を超えないように設定する。すなわち、TIG電流をMIG電流よりも大きく設定する。
ところで、後行のMIGアークの電流(MIG電流)の値が、先行のTIGアークの電流(TIG電流)の値よりも大きくなると、ビード形状(具体的には、ビード止端)が不安定となる。具体的には、後行のMIG電流が大きくなるにつれて、MIGアークは大きくなり、溶接速度は向上する。しかしながら、先行のTIG電流の値が後行のMIG電流の値よりも小さいと、TIGアークにより形成される母材5の表面の溶融池の面積が狭くなり、MIGアークの拡がりが溶融池の幅以上となってしまう。すると、溶融池からはみ出した部分のMIGアークがふらつくため、ビードの蛇行が生じ易くなる。また、TIGアークによる溶融池が狭くなると、後行のMIGアークの広がりの幅が限定されるため、ビードのぬれ性が悪化する。
これに対して、本実施形態の複合溶接方法によれば、TIG電流をMIG電流よりも大きく設定するため、後行のMIGアークの陰極点領域が、先行するTIGアークが形成する溶融池よりも大きくなることがない。このため、アークのふらつきが生じにくくなり、アークの安定性を高めることができる。また、溶接対象の母材の板厚が大きくなった場合には、TIG及びMIGいずれの電流も大きくすることができるため、溶接速度及び作業効率を向上することができる。
さらに、本実施形態の複合溶接方法は、図2に示すように、タングステン電極(TIG電極)3の中心軸3Aと母材5の表面との交点3Bと、溶接ワイヤ(MIG電極)4の中心軸4Aと母材5の表面との交点4Bとの距離であるアーク間距離Lの絶対値が4mm以下とされている。
ところで、上記アーク間距離の絶対値が4mmを超えると、TIGアークとMIGアークとの重なり部が生じなくなり、大きな電磁力が働くためアークが不安定になる。また、MIGアーク通過時に、溶接トーチ1と母材5との間に生じる金属蒸気や、母材5の表面に形成される溶融池の供給が不十分となり、アークのふらつきが発生しやすくなる。その結果、ビード形状(ビード止端)が不安定となる。
これに対して、本実施形態の複合溶接方法によれば、上記アーク間距離Lの絶対値が4mm以下とされており、TIGアーク及びMIGアークの二つのアークが接近して発生することで、アークの重なり部が生じる。この重なり部では電磁力が打ち消されるため、トータルでの電磁力が減少し、相対的にアークの硬直性の作用がアークの反発作用よりも大きくなる。したがって、アークの安定性が向上する。
また、2つのアークを接近させて発生させると、MIGアーク通過時に、溶接トーチ1と母材5との間に生じる金属蒸気や、母材5の表面に形成される溶融池の供給が十分となり、アークの安定性が向上する。
<第2の実施形態>
次に、本発明を適用した第2の実施形態について説明する。本実施形態では、第1の実施形態の複合溶接方法に用いた溶接装置を用いることが可能であるが、第1の実施形態の複合溶接方法とは異なる方法となっている。したがって、溶接装置については、第1の実施形態と同一であるため、説明を省略する。
本実施形態の複合溶接方法は、TIG電流をMIG電流よりも大きく設定するとともに、シールドガスとして、Heを25%以上含有し、残部がアルゴンガスであるガスを用いる。
本実施形態の複合溶接方法によれば、TIG電流をMIG電流よりも大きく設定することにより、後行のMIGアークの陰極点領域が、先行するTIGアークが形成する溶融池よりも大きくなることがない。また、シールドガス中のヘリウムは熱伝導度が大きいため、アークが冷却され、熱的ピンチ効果により、電流のパス自体はアーク柱中心に集中し、母材直近ではアーク自身も緊縮する。そのため、アークの硬直性が増加し、相対的にアークの硬直性の作用がアークの反発作用よりも大きくなる。したがって、アークの安定性を高めることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、第1の実施形態の溶接装置を構成する溶接トーチ1は、ノズル本体2が一重構造である場合について例示したが、多重構造とし、インナーノズルのみに本発明のシールドガスを用い、アウターノズルは不活性ガスとしてもよい。
また、第1の実施形態では、溶接トーチ1のノズル本体2内に、タングステン電極(TIG電極)3と、溶接ワイヤ(MIG電極)4とが配置される構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、タングステン電極が配置されたノズル本体を有する溶接トーチ(TIG溶接トーチ)と、溶接ワイヤが配置されたノズル本体を有する溶接トーチ(MIG溶接トーチ)とを溶接方向の前後に配設して、先行TIGアークと後行MIGアークとを発生させる構成としても良い。
なお、上述したように先行TIG−後行MIGをそれぞれ別の溶接トーチとした場合、TIG溶接トーチの基端側を溶接方向に対して進行方向側に傾斜させた際の、TIG溶接トーチの中心軸と法線とのなす角をトーチ角度αというものとする(図2参照)。また、MIG溶接トーチの基端側を溶接方向に対して進行方向と反対側に傾斜させた際の、MIG溶接トーチの中心軸と法線とのなす角をトーチ角度βというものとする(図2参照)。
以下に、具体例を示す。
(検証試験1)
先行TIG−後行MIGをそれぞれ別の溶接トーチとし、先行TIG溶接トーチのトーチ角度α、後行MIG溶接トーチのトーチ角度βとした溶接装置を用いて、一般的な炭素鋼(SM490A)からなる母材の溶接を行なった。なお、溶接条件を表1に示す。また、アーク間距離Lによるビード外観検査の結果を表2に示す。
表2に示すように、安定な溶接を行なうためには、アーク間距離Lの絶対値が4mm以内であることが必要であることを確認した。
(検証試験2)
先行TIG−後行MIGをそれぞれ別の溶接トーチとし、先行TIG溶接トーチのトーチ角度α、後行MIG溶接トーチのトーチ角度βとした溶接装置を用いて、一般的な炭素鋼(SM490A)からなる母材の溶接を行なった。なお、溶接条件は、表3に示す。また、先行TIG電流と後行MIG電流との関係によるビード外観検査の結果を表4に示す。
表4に示すように、先行TIG電流が後行MIG電流以上となる関係によって、後行MIGアークの安定化に必要な溶融池が得られることを確認した。
(検証試験3)
先行TIG−後行MIGをそれぞれ別の溶接トーチとし、先行TIG溶接トーチのトーチ角度α、後行MIG溶接トーチのトーチ角度βとした溶接装置を用いて、一般的な炭素鋼(SM490A)からなる母材の溶接を行なった。なお、溶接条件は、表5に示す。シールドガス中のHeおよびHによる安定化の効果を確認する為、溶接速度について純Arシールドガスではビード不整となる40cm/minとした。また、シールドガス中のヘリウム及び水素濃度によるビード外観検査の結果を表6に示す。なお、各条件において先行・後行のガス種は同一とした。
表6に示すように、シールドガス中にヘリウムまたは水素を添加することによってアークの安定性が向上することを確認した。また、ヘリウムおよび水素はアーク電圧が高いため、100%ヘリウムあるいはヘリウムと水素との混合ガスをシールドガスとして使用した場合、TIGアーク起動時および溶接中において、アークの発生が不安定となることがある。このため、シールドガス中にはアルゴンガスが10%以上含まれたほうがより好ましい。
(検証試験4)
先行TIG−後行MIGをそれぞれ別の溶接トーチとし、先行TIG溶接トーチのトーチ角度α、後行MIG溶接トーチのトーチ角度βとした溶接装置を用いて、一般的な炭素鋼(SM490A)からなる母材の溶接を行なった。なお、溶接条件は、表7に示す。また、トーチ角度αおよびトーチ角度βにおける高速カメラによるアーク観察の結果を表8に示す。
表8に示すように、トーチ角度αとβの合計角度(|α|+|β|)が30〜120°の範囲となる場合にアークの安定性が増加し、良好な溶接結果が得られることを確認した。
(検証試験5)
先行TIG−後行MIGをそれぞれ別の溶接トーチとし、先行TIG溶接トーチのトーチ角度α、後行MIG溶接トーチのトーチ角度βとした溶接装置を用いて、一般的なステンレス鋼(SUS304)からなる母材の溶接を行なった。なお、溶接条件は、表9に示す。MIG溶接へのパルス付加による安定化の効果を確認する為、溶接速度について純Arシールドガスではビード不整となる40cm/minとした。また、パルス付加の有無によるビード外観検査の結果を表10に示す。なお、MIG溶接のパルス電流の波形、電流変化、周波数を図12に示す。
表10に示すように、後行MIG溶接にパルス付加をした場合に、後行MIGの硬直性の増大によってアークが安定し、良好なビード外観が得られることを確認した。
また、本溶接方法は、下向姿勢が好ましいが、これに限定されるものでなく、全姿勢溶接に適用可能である。
本発明の複合溶接方法は、原子力容器、各種圧力容器等、従来、靱性とスパッタの観点とからTIG溶接しか適用できなかった製品への適用が可能である。
また、近年、鉄ベース材料の溶接金属中酸素量を低減させる方法として、クリーンMIG溶接法の開発が、各ワイヤメーカーや溶接機メーカーで行なわれているが、本発明の複合溶接法はその一つの手段となり得る。
1・・・溶接トーチ(複合溶接用の溶接トーチ)
2・・・ノズル本体
3・・・タングステン電極(TIG電極)
4・・・溶接ワイヤ(MIG電極)
5・・・母材
6,7・・・溶接電源
L・・・アーク間距離

Claims (7)

  1. 溶接方向に対して先行する側で溶接可能なTIGアークを発生させ、後行する側で溶接可能なMIGアークを同時に発生させて母材を溶接する複合溶接方法であって、
    TIGアーク及びMIGアークの重なりを生じさせ、
    TIG電流をMIG電流よりも大きく設定するとともに、
    TIG電極の中心軸と母材の表面との交点と、MIG電極の中心軸と母材の表面との交点との距離の絶対値が4mm以下とすることを特徴とする複合溶接方法。
  2. シールドガスとして、Heを25%以上含有し、残部がアルゴンガスであるガスを用いることを特徴とする請求項1に記載の複合溶接方法。
  3. シールドガスとして、水素を3%以上9%以下含有し、残部がアルゴンガスであるガスを用いることを特徴とする請求項1に記載の複合溶接方法。
  4. シールドガスとして、水素を3%以上9%以下およびHeを25%以上含有し、残部がアルゴンガスであるガスを用いることを特徴とする請求項1に記載の複合溶接方法。
  5. シールドガスとして、水素を3%以上9%以下含有し、残部がヘリウムガスであるガスを用いることを特徴とする請求項1に記載の複合溶接方法。
  6. TIG溶接トーチの基端側を溶接方向に対して進行方向側に傾斜させた際の、TIG溶接トーチの中心軸と法線とのなす角であるトーチ角度αと、MIG溶接トーチの基端側を溶接方向に対して進行方向と反対側に傾斜させた際の、MIG溶接トーチの中心軸と法線とのなす角であるトーチ角度βとの合計角度(|α|+|β|)を30〜120°の範囲とすることを特徴とする請求項1に記載の複合溶接方法。
  7. 後行MIG溶接にパルス電流を付加することを特徴とする請求項1に記載の複合溶接方
    法。
JP2012527699A 2010-08-05 2011-07-28 複合溶接方法 Active JP5589079B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012527699A JP5589079B2 (ja) 2010-08-05 2011-07-28 複合溶接方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010176580 2010-08-05
JP2010176580 2010-08-05
JP2012527699A JP5589079B2 (ja) 2010-08-05 2011-07-28 複合溶接方法
PCT/JP2011/067272 WO2012017913A1 (ja) 2010-08-05 2011-07-28 複合溶接方法及び複合溶接用の溶接トーチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2012017913A1 JPWO2012017913A1 (ja) 2013-10-03
JP5589079B2 true JP5589079B2 (ja) 2014-09-10

Family

ID=45559414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012527699A Active JP5589079B2 (ja) 2010-08-05 2011-07-28 複合溶接方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20130299463A1 (ja)
JP (1) JP5589079B2 (ja)
KR (1) KR20130103495A (ja)
CN (1) CN103118827B (ja)
WO (1) WO2012017913A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5826057B2 (ja) * 2012-02-08 2015-12-02 大陽日酸株式会社 複合溶接方法及び複合溶接用の溶接トーチ
CN103028815B (zh) * 2012-11-29 2015-09-02 北京工业大学 一种耦合电弧的弧长调节系统及其控制方法
CN103008835B (zh) * 2012-11-29 2016-02-17 北京工业大学 一种耦合电弧的短路过渡焊接系统及其控制方法
DE102014002213B4 (de) * 2014-02-21 2016-01-14 MHIW b.v. Verfahren und Brennerkopf zum Metall-Schutzgas-Schweißen
JP2016011845A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 金属キャスク用伝熱銅フィンの溶接方法及びその溶接装置
US10646946B2 (en) 2014-12-26 2020-05-12 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Weld overlay system
US10213878B2 (en) * 2015-01-23 2019-02-26 GM Global Technology Operations LLC Arc welding/brazing process for low-heat input copper joining
CN105149751B (zh) * 2015-10-14 2017-08-25 刘昇澔 一种同时具有熔化极与非熔化极的焊接系统及其焊接方法
BR112018012107A2 (ja) * 2016-01-20 2018-12-04 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation A consumable electrode type gas-shielded-arc-welding method and an arc-welding part
CN106312264B (zh) * 2016-11-01 2019-09-20 辽宁石油化工大学 脉冲mig焊与tig焊的复合焊炬及其焊接方法
CN110392616A (zh) * 2017-03-14 2019-10-29 松下知识产权经营株式会社 复合焊接装置
CN109226938B (zh) * 2017-07-10 2021-06-15 株式会社神户制钢所 多电极气体保护电弧单面焊方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5334653A (en) * 1976-09-13 1978-03-31 Kobe Steel Ltd Arc welding
JPS583791A (ja) * 1981-06-26 1983-01-10 Hitachi Ltd 銅または銅合金の溶接方法
JPS61283465A (ja) * 1985-06-10 1986-12-13 Nippon Kokan Kk <Nkk> 高能率溶接法
JPH08206838A (ja) * 1995-02-03 1996-08-13 Toyota Motor Corp アルミニウム合金鋳物の溶接方法
JP2001353575A (ja) * 2000-04-11 2001-12-25 Nippon Sanso Corp オーステナイト系ステンレス鋼用高速tig溶接法
JP2008207213A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Daihen Corp 溶接装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2037660C (en) * 1990-03-07 1997-08-19 Tadashi Kamimura Methods of modifying surface qualities of metallic articles and apparatuses therefor
JP2844836B2 (ja) * 1990-04-27 1999-01-13 いすゞ自動車株式会社 金属系部品の表面改質方法及びその装置
US6693252B2 (en) * 2002-04-01 2004-02-17 Illinois Tool Works Inc. Plasma MIG welding with plasma torch and MIG torch
CA2505731C (en) * 2002-11-12 2012-01-03 Plasma Laser Technologies Ltd. Mig-plasma welding
CN101264547A (zh) * 2008-05-07 2008-09-17 哈尔滨工业大学 钨极-熔化极间接电弧焊的装置及其焊接方法
JP5278426B2 (ja) * 2008-08-19 2013-09-04 パナソニック株式会社 複合溶接方法および複合溶接装置
US20100326962A1 (en) * 2009-06-24 2010-12-30 General Electric Company Welding control system
US8253061B2 (en) * 2010-07-07 2012-08-28 General Electric Company Hybrid laser arc welding process and apparatus
WO2012037304A1 (en) * 2010-09-15 2012-03-22 Edison Welding Institute, Inc. Tandem gas metal arc welding system

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5334653A (en) * 1976-09-13 1978-03-31 Kobe Steel Ltd Arc welding
JPS583791A (ja) * 1981-06-26 1983-01-10 Hitachi Ltd 銅または銅合金の溶接方法
JPS61283465A (ja) * 1985-06-10 1986-12-13 Nippon Kokan Kk <Nkk> 高能率溶接法
JPH08206838A (ja) * 1995-02-03 1996-08-13 Toyota Motor Corp アルミニウム合金鋳物の溶接方法
JP2001353575A (ja) * 2000-04-11 2001-12-25 Nippon Sanso Corp オーステナイト系ステンレス鋼用高速tig溶接法
JP2008207213A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Daihen Corp 溶接装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20130299463A1 (en) 2013-11-14
WO2012017913A1 (ja) 2012-02-09
KR20130103495A (ko) 2013-09-23
CN103118827A (zh) 2013-05-22
JPWO2012017913A1 (ja) 2013-10-03
CN103118827B (zh) 2015-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5589079B2 (ja) 複合溶接方法
JP5826057B2 (ja) 複合溶接方法及び複合溶接用の溶接トーチ
JP4726038B2 (ja) 溶接のためのシステム及びその使用方法
JP5205115B2 (ja) 純Arシールドガス溶接用MIGフラックス入りワイヤ及びMIGアーク溶接方法
JP5450221B2 (ja) 高電流密度ガスシールドアーク溶接方法
JP5570473B2 (ja) 2電極溶接法
JP2008229641A (ja) プラズマミグ溶接方法
JP5157006B2 (ja) 溶接ワイヤの制御装置に適用される溶接方法
JP2011255393A (ja) 溶接方法および溶接装置
JP2007237225A (ja) 薄鋼板の高速ホットワイヤ多電極tig溶接方法
JP4538518B2 (ja) 鋼板のガスシールドアークブレージング方法
JP2007030019A (ja) エレクトロガスアーク溶接方法
JP6913715B2 (ja) Tig溶接方法
JP4842665B2 (ja) 高合金鋼の2電極アーク溶接方法
JP2011177741A (ja) プラズマ溶接方法,プラズマトーチ組体およびプラズマ溶接装置
JP2007237224A (ja) 薄鋼板のtig溶接方法
JP6442789B2 (ja) 溶接方法
JP4894145B2 (ja) 高純度不活性ガス雰囲気下で用いられる消耗電極式溶接用ワイヤを用いた溶接方法
JP2006075847A (ja) レーザとアークのハイブリッド溶接方法
JP3947422B2 (ja) チタン又はチタン合金のmig溶接方法
JP3881587B2 (ja) アーク安定性に優れたチタン又はチタン合金のmig溶接方法
CN113458552A (zh) 串联气体保护电弧焊接方法以及焊接装置
JP2023050553A (ja) ステンレス鋼の溶接継手、ステンレス鋼の溶接方法及び自動溶接装置
JP6029988B2 (ja) アーク溶接方法
JP2009297738A (ja) アークブレージング用シールドガスおよびこれを用いたアークブレージング方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130829

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130829

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20130829

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20131002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140715

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140728

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5589079

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250