JP5584600B2 - リチウムイオン性液晶化合物、その製造方法及び液晶材料 - Google Patents

リチウムイオン性液晶化合物、その製造方法及び液晶材料 Download PDF

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Description

本発明はリチウムイオン二次電池の電解質として有用なリチウムイオン性液晶化合物、液晶材料に関する。
リチウムイオン二次電池は、利便性の向上のため、充電時間の短縮が求められている。近年、イオン伝導性の高い有機材料が注目され、イオン伝導性の高い有機材料は、次世代のリチウムイオン二次電池用電解質として、特に注目されている。
従来のリチウムイオン伝導性のある有機材料のリチウムイオンの輸送機構は、不規則に並んだ分子間で行われるため、リチウムイオン輸送効率に問題があり、充電時間の短縮が要望される中で、更にリチウムイオンの輸送能に優れたものが要望されている。
本発明者らは、液晶相としてスメクチック相を有する液晶化合物の液晶状態の分子配向を利用することで、プロトン輸送能、電荷輸送能及び導電性が向上することを見出し、これらの用途に適用可能な液晶化合物を提案している(例えば、特許文献1〜4等参照。)。
特開2002−338585号公報 特開2003−55337号公報 特開2003−144196号公報 特開2001−351786号公報
本発明者らは、更に、液晶状態の分子配向を利用した材料の開発を進めるうちに、リチウムイオン二次電池の電解質として用いたときに、充電時間の短縮が期待できるリチウムイオン性液晶化合物及び液晶材料を見出し、本発明を完成するに到った。
従って、本発明の目的は、リチウムイオン二次電池の電解質として用いたときに、充電時間の短縮が期待できる新規なリチウムイオン性液晶化合物、その製造方法及び該リチウムイオン性液晶化合物を含有する液晶材料提供することにある。
即ち、本発明が提供しようとする第1の発明は、下記一般式(1)
{式中、R1、炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数1〜20のアルコキシ基を示す。Bは−O−(CH2n2−又は−(CH2n2−(式中、n2は1〜20の整数を示す。)から選ばれる基を示す。R2スルホン酸基からプロトンを除いた酸残基を示す。式中、Aは下記一般式(1b)
(式中、tは1又は2の整数を示す。)から選ばれる基を示す。式中、mはを示す。}で表されることを特徴とするリチウムイオン性液晶化合物である。
また、本発明が提供しようとする第の発明は、下記一般式(2)
(式中、R1、A及びBは前記と同義。R2'は、カルボン酸基、スルホン酸基及びホスホン酸基から選ばれる基を示す。)で表される有機酸化合物を溶解した水溶性有機溶媒に、水酸化リチウム水溶液を添加して反応を行うことを特徴とする前記第の発明のリチウムイオン性液晶化合物の製造方法である。
また、本発明が提供しようとする第の発明は、前記第の発明のリチウムイオン性液晶化合物を含有することを特徴とする液晶材料である。
本発明のリチウムイオン性液晶化合物は、液晶相としてスメクチック相を有しているので、スメクチック相の液晶状態、又はスメクチック相からの降温過程の相転移で生じる固体状態でリチウムイオンの輸送部位を密な状態に重ねることができ、この分子配向を維持したままの状態で電圧を印加することにより、効率的にリチウムイオンの輸送を行うことが期待できる。
従って、本発明のリチウムイオン性液晶化合物を含有するリチウムイオン輸送材料は、従来より効率的にリチウムイオンの輸送を行うことができるので、リチウムイオン二次電池の電解質として用いたときに、充電時間の短縮が期待できる。
参考例のリチウムイオン性液晶化合物をリチウムイオン二次電池の電解質として用いたときのリチウムイオンの輸送能の機構を示す概略図。 参考例3で得られたリチウムイオン性液晶化合物の温度毎の偏光顕微鏡写真(200℃、240℃、280℃及び50℃(冷却))。 参考例1で得られたリチウムイオン性液晶化合物に10Vの電圧を印加し、除々に加温したときの温度と電流量の関係を示す図。
本発明のリチウムイオン性液晶化合物は、液晶相としてスメクチック相を有するリチウムイオン性液晶性化合物であり、該リチウムイオン性液晶化合物のスメクチック相の液晶状態、該リチウムイオン性液晶化合物のスメクチック相からの相転移で生じる固体状態、又は該リチウムイオン性液晶化合物のリオトロピック液晶状態で電圧を印加することによりリチウムイオンの輸送を行うものである。
また、本発明リチウムイオン性液晶化合物は、下記一般式(1)で表わされるものが好ましい。
式中のR1、炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数1〜20のアルコキシ基を示す。
1に係る前記アルキル基は、炭素数1〜20、好ましくは炭素数5〜20の直鎖状のアルキル基である。R1に係る前記アルコキシ基は、炭素数が1〜20、好ましくは5〜20のアルコキシ基が好ましい
前記一般式(1)の式中のBは、一般式;−O−(CH2n2−又は−(CH2n2−で表わされる基を示し、式中のn2は1〜20の整数、好ましくは2〜10の整数である。本発明において、式中のBは−O−(CH2n2−が特に好ましい。
前記一般式(1)の式中のR2スルホン酸基からプロトンを除いた酸残基を示す。
前記一般式(1)の式中のAは、下記一般式(1b)の基を示す。
(式中、tは1又は2の整数を示す。)。
前記一般式(1)の式中のmは、1の整数を示す。
本発明に係るリチウムイオン性液晶化合物は、例えば、下記一般式(2)
(式中、R1、A及びBは前記と同義。R2'、スルホン酸基を示す。)で表される有機酸化合物を溶解した水溶性有機溶媒(A液)に、水酸化リチウム水溶液を添加して反応を行うことにより、工業的に有利に製造することができる。
A液は、前記一般式(2)で表わされる有機酸化合物を水溶性有機溶媒に溶解した溶液である。
前記一般式(2)の式中のR1、A及びBは前記一般式(1)の式中のR1、A及びBにそれぞれ相当する基である。また、式中のR2'、スルホン酸基(−SO 3 H)を示す。
また、原料の前記一般式(2)で表わされる有機酸化合物の中、例えば、Aが前記一般式(1b)の式中のtが1で、Bが−O−(CH2n2−、R2'がスルホン酸基で表わされ有機酸化合物(2B)は、下記反応スキーム(2)に従って製造することができる。
{式中、R1、R2、n2は前記と同義。R''は−SO 3 - を示す。Mはアルカリ金属原子を示す。なお、MはR''が−SO 3 - のときはMは1原子(−R''M)である。Xはハロゲン原子を示す。}
反応スキーム(2)に係る反応は、化合物(A)に対して1.5〜2.5倍モルのLiAlH4をジエチルエーテル等の溶媒中で30〜50℃程度で還流下に反応させて、化合物(B)を得、次に化合物(B)に対して等モルの三臭化リンをピリジン等の存在下にベンゼン等の溶媒中で反応させて化合物(C)を得る。
次に得られた化合物(C)に対して亜リン酸トリエチルを1〜2倍モルで約100〜150℃で反応させて化合物(9A)を得、化合物(9A)に対して化合物(9B)とを1〜2倍モルで、カリウムt−ブトキシド等の塩基の存在下にTHF等の溶媒中で10〜40℃で反応させて化合物(9C)を得た後、化合物(9C)1gに対して塩酸の濃度が1〜2モル/Lのジオキサン等の溶媒中で40〜80℃で反応を行って化合物(9D)を得る。
化合物(9D)はシス体とトランス体との混合物である場合は、必要によりこの混合物をトルエン中で環流させながらヨウ素を作用させることによりトランス体を得ることができる。この場合、ヨウ素の添加量は化合物(9D)に対して好ましくは0.001〜0.1倍モル、更に好ましくは0.005〜0.01倍モルであり、加熱処理温度は100〜180℃、好ましくは130〜150℃である。
次に化合物(9D)に対して化合物(8')を1〜4倍モルで1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−7−ウンデンセン(DBU)等の塩基の存在下にDMF等の溶媒中で40〜80℃で反応させて化合物(9E)を得た後、化合物(9E)に対して塩酸等の酸をTHF等の溶媒中で反応させることにより、有機酸化合物(2B)を得ることができる。
前記一般式(2)で表わされる有機酸化合物を溶解する水溶性有機溶媒としては、用いる有機酸化合物の種類等により異なるが、多くの場合は、ジオキサン、テトラヒドロフラン、1,2−ジエトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、トリオキサン、テトラヒドロピラン、1,2−ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジエチルエーテル等の1種又は2種以上で用いることができる。
A液中の前記一般式(2)で表わされる有機酸化合物の濃度は、該有機酸化合物が溶解できる濃度範囲であれば特に制限されるものではなく、また、用いる有機酸化合物と水溶性有機溶媒の種類にもよるが、多くの場合、0.001〜1モル/L、好ましくは、0.05〜0.5モル/Lである。
前記水酸化リチウムは、水酸化リチウムを水に溶解した水溶液である。水酸化リチウム水溶液中の水酸化リチウムの濃度は、水酸化リチウムが溶解できる濃度範囲であれば特に制限はないが、多くの場合、0.1〜0.5モル/L、好ましくは0.2〜0.4モル/Lである。
水酸化リチウム水溶液の添加量は、前記一般式(2)の式中のR2'スルホン酸基の場合は、A液中の有機酸化合物に対する水酸化リチウム水溶液中の水酸化リチウム(LiOH)のモル比で1〜1.2、好ましくは1〜1.1となるように添加することが望ましい。
水酸化リチウム水溶液の添加速度は特に制限はないが、かかる反応は発熱をともなうので安全性を考慮して反応温度が0〜80℃、好ましくは5〜30℃の範囲となるように適宜添加速度を調整しながら行うことが好ましい。
所定量の水酸化リチウム水溶液を添加後、必要により熟成反応を行った後、常法により溶媒を除去し、必要により洗浄等の精製を行って、目的とする前記一般式(1)で表わされるリチウムイオン性液晶化合物を得ることができる。
本発明に係る液晶材料は、前記リチウムイオン性液晶化合物を50重量%以上、好ましくは80重量%以上含有し、リチウムイオン性液晶化合物に起因するスメクチック相の液晶状態を示す材料であり、リチウムイオン輸送材料として、リチウムイオン二次電池の電解質の用途への適用が期待できる材料である。
該リチウムイオン性液晶化合物は、2種以上で混合して用いることにより、液晶を示す温度範囲を広く調整することができる。
本発明の液晶材料に含有させる他の成分としては、液晶温度範囲を広げることを目的として、本発明の効果を損なわない範囲の添加量でリチウムイオン性液晶化合物以外の液晶化合物を併用して含有せることができる。
リチウムイオン性液晶化合物以外の液晶化合物としては、特に制限されるものではないが、例えば、前記一般式(2)で表される有機酸化合物が挙げられる。
本発明の液晶材料をリチウムイオン輸送材料として用いる場合には、更に、他の電解質、有機溶媒等を含有させることができる。
前記リチウムイオン輸送材料は、液晶相としてスメクチック相を有しているので、図1に示すようにスメクチック相の液晶状態、又はスメクチック相からの降温過程の相転移で生じる固体状態でリチウムイオンの輸送部位を密な状態に重ねることができ、この分子配向を維持したままの状態で、リチウムイオン二次電池の電解質としてそのまま用いることにより、効率的にリチウムイオンの輸送を行うことが期待できる。
また溶媒中で本発明のリチウムイオン性液晶化合物の濃度を調整し、リオトロピック液晶状態として、このリオトロピック液晶状態でリチウムイオン二次電池の電解質として用いることにより、効率的にリチウムイオンの輸送を行うことが期待できる。
これは、リチウムイオン性液晶化合物をリオトロピック液晶状態で分子鎖の配向をラメラ相配向に制御し、このラメラ相配向において、リチウムイオン性液晶化合物のリチウムイオンの輸送部位が電荷の安定化作用で重なってくるので、規則的に該リチウムイオン性液晶化合物が一軸方向に配向し、この液晶状態で電圧を印加することにより、極めて効率よくリチウムイオンの輸送を行うことができる。
前記リオトロピック液晶状態で使用する溶媒としては、リチウムイオン二次電池の分野で使われる電解液を用いることができ、該電解液としては、例えば、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ブチレンカーボネート、γ−ブチロラクトン、スルホラン等の高誘電率溶媒;1,2−ジメトキシエタン、2−メチルテトラヒドロフラン、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、ジエチルカーボネート等の低粘度溶媒およびこれらの混合溶媒等が挙げられる。
従って、本発明の液晶材料を含有させたリチウムイオン輸送材料は、効率的にリチウムイオンの輸送を行うことができるので、リチウムイオン二次電池の電解質として用いたときに、充電時間の短縮が期待できる。
また、本発明の液晶材料を含有させたリチウムイオン輸送材料の形態は特に制限されないが、例えばリチウム二次電池の電解質として用いる場合は、正極、及びリチウムを吸蔵・放出可能な負極活物質を有する負極の間に、リチウムイオン輸送層として介在させればよい。
本発明の液晶材料を含有させたリチウムイオン輸送材料は、スメクチック相からの降温過程の相転移で生じる固体状態でリチウムイオン二次電池の電解質として用いる場合は、固体状態の界面に対して、リチウムイオン性液晶化合物を塗布しておくことにより、固体界面でのリチウムイオンの移動をスムーズに行うことができる。
以下、本発明を実施例により、詳細に説明するが本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
参考例1}
<化合物(7a)の調製工程>
水酸化ナトリウム0.02mol(94%;0.85g)をエタノール50mlに溶解した。この溶液を4,4'−ビフェノール(6a)0.02mol(3.72g)を溶解させたエタノール100mlに少しずつ加え、次にエタノールを減圧除去した。その残渣にDMF150mlを加え、加温しながら溶解した(a液)。
臭化アルキル((5a);R'=n−C1021−)0.02molを50mlのDMFに溶解した(b液)40℃で攪拌ながら、b液をa液に30分かけて添加し、24時間反応させた。反応終了後、反応液を冷却し、300ml冷希塩酸(蒸留水270ml+HCl25ml+氷)中に注ぎ、200mlのジエチルエーテルで抽出した後、冷蒸留水で洗浄した。エーテル層は無水硫酸ナトリウムで一晩脱水した。次いで硫酸ナトリウムをろ過して除き、更にエーテルを減圧除去した。残渣にヘキサン200mlを加え、加温しながら30分攪拌後、ろ過により得られた沈殿物に、更にヘキサン200mlを加え、ろ過して沈殿物を回収した。
これにベンゼン150mlを加えて加温し、ベンゼン可溶部分をカラムクロマトグラフィーで精製して化合物((7a);R'=n−C1021−)を得た。
<化合物(2A−1)の調製工程>
DMF25ml中に1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−7−ウンデンセン(DBU)0.008mol(1.22g)と前記で得られた化合物(7a)、3−ブロモプロパンスルホン酸ナトリウム(8a')0.008mol(1.80g)を溶解させ、窒素雰囲気下、60℃で48時間攪拌して反応を行った。
反応終了後、溶媒を濃縮しジエチルーエーテルを加え、ろ過して沈殿物を回収した。次に沈殿物(化合物(2a'))を蒸留水でよく洗浄した。
次に、洗浄後の沈殿を6mol/LのHCl中で24時間攪拌後、反応液を濾過し、次いで、真空乾燥して有機酸化合物(2A−1)を得た。
(有機酸化合物(2A−1)の同定データ)
1H−NMR(δ,d−DMSO)
0.93(t,3H)、1.2〜1.5(m,14H)、1.7〜1.8(m,2H)、2.0〜2.1(m,2H)、2.6〜2.7(m,2H)、4(t,2H)、4.1(t,2H)、7.0〜7.1(m,4H)、7.5〜7.6(m,4H)
<リチウムイオン性液晶化合物(1A−1)の調製>
有機酸化合物(2A−1)0.01モルをジオキサン100mlに溶解した(A液)。別に水酸化リチウム0.01モルを蒸留水30mlに溶解した水酸化リチウム水溶液を調製した。
前記A液に、攪拌下に水酸化リチウム水溶液を20℃に保持しながら全量添加し、添加終了後、1時間攪拌下に熟成反応を行った。
反応終了後、減圧下に溶媒を留去した後、得られた残渣にジエチルエーテル100mlを加え洗浄を行て、リチウムイオン性液晶化合物試料を得た。
参考例2}
化合物(7a)の調製工程において、R'=n−C1021−の臭化アルキル(5a)に代えてR'=n−C817−の臭化アルキルを用いた以外は、参考例1と同様にして反応を行い、リチウムイオン性液晶化合物試料を得た。
参考例3}
化合物(2A−1)の調製工程において、3−ブロモプロパンスルホン酸ナトリウム(8a')に代えて、4−ブロモブチルスルホン酸ナトリウムを用いた以外は、参考例1と同様にして反応を行い、リチウムイオン性液晶化合物試料を得た。
参考例4}
化合物(7a)の調製工程において、R'=n−C1021−の臭化アルキル(5a)に代えてR'=n−C1225−の臭化アルキルを用いた以外は、参考例1と同様にして反応を行い、リチウムイオン性液晶化合物試料を得た。
参考例1〜4で得られたリチウムイオン性液晶化合物の相転移温度を測定し下記表2の結果が得られた。
参考例3で得られたリチウムイオン性液晶化合物は、240℃付近から液晶状態を示し、また、DSCの結果より、350℃で安定に液晶として存在できることが分かった。更に、液晶状態から温度を室温付近まで降下させると、冷却により分子間秩序が固定化され、スメクチック液晶の分子配列の固定化が観察される。即ち、偏光顕微鏡観察から、液晶分子は、基板に平行な連続秩序を保ったまま、固体状態に固定化されていることが分かる(図2参照)。
これにより、液晶分子の連続体によるリチウムイオンの輸送が可能になると考えられる。
参考例5}
<化合物(2A−2)の調製工程>
化合物(7a)の調製工程において、b液としてR'=n−C1021−の臭化アルキル(5a)に代えて、6−ブロモヘキシルメタクリレート0.02モルとし、更にフェニチアジン0.05gをDMF50mlに溶解したものをb液として使用し、化合物(2A−1)の調製工程において、DMF25mlに更にフェノチアジン0.05gを加えて反応を行ったこと以外は実施例1と同様にして反応を行い、有機酸化合物(2A−2)を得た。
(有機酸化合物(2A−2)の同定データ)
<リチウムイオン性液晶化合物(1A−2)の調製工程>
有機酸化合物(2A−2)0.01モルをジオキサン100mlに溶解した(A液)。別に水酸化リチウム0.01モルを蒸留水30mlに溶解した水酸化リチウム水溶液を調製した。
前記A液に、攪拌下に水酸化リチウム水溶液を20℃に保持しながら全量添加し、添加終了後、1時間攪拌下に熟成反応を行った。
反応終了後、減圧下に溶媒を留去した後、得られた残渣にジエチルエーテル100mlを加え洗浄を行て、リチウムイオン性液晶化合物試料(1A−2)を得た。
参考例6
<化合物(2A−3)の調製工程>
化合物(7a)の調製工程において、b液としてR'=n−C1021−の臭化アルキル(5a)に代えて、10−ブロモ−1−デセン0.02モルとし、更にフェニチアジン0.05gをDMF50mlに溶解したものをb液として使用し、化合物(2A−1)の調製工程において、DMF25mlに更にフェノチアジン0.05gを加えて反応を行ったこと以外は参考例1と同様にして反応を行い、有機酸化合物(2A−3)を得た。
<リチウムイオン性液晶化合物(1A−3)の調製工程>
有機酸化合物(2A−3)0.01モルをジオキサン100mlに溶解した(A液)。別に水酸化リチウム0.01モルを蒸留水30mlに溶解した水酸化リチウム水溶液を調製した。
前記A液に、攪拌下に水酸化リチウム水溶液を20℃に保持しながら全量添加し、添加終了後、1時間攪拌下に熟成反応を行った。
反応終了後、減圧下に溶媒を留去した後、得られた残渣にジエチルエーテル100mlを加え洗浄を行て、リチウムイオン性液晶化合物試料(1A−3)を得た。
参考例7}
<化合物(2A−4)の調製工程>
化合物(7a)の調製工程において、b液としてR'=n−C1021−の臭化アルキル(5a)に代えて、6−ブロモヘキシルメタクリレート0.02モルとし、更にフェニチアジン0.05gをDMF50mlに溶解したものをb液として使用し、化合物(2A−1)の調製工程において、DMF25mlに更にフェノチアジン0.05gを加えて、また、3−ブロモプロパンスルホン酸ナトリウム(8a')に代えて6−ブロモヘキシルホスホン酸ナトリウムで反応を行ったこと以外は参考例1と同様にして反応を行い、有機酸化合物(2A−4)を得た。
(有機酸化合物(2A−4)の同定データ)
<リチウムイオン性液晶化合物(1A−4)の調製工程>
有機酸化合物(2A−4)0.01モルをジオキサン100mlに溶解した(A液)。別に水酸化リチウム0.02モルを蒸留水30mlに溶解した水酸化リチウム水溶液を調製した。
前記A液に、攪拌下に水酸化リチウム水溶液を20℃に保持しながら全量添加し、添加終了後、1時間攪拌下に熟成反応を行った。
反応終了後、減圧下に溶媒を留去した後、得られた残渣にジエチルエーテル100mlを加え洗浄を行て、リチウムイオン性液晶化合物試料(1A−4)を得た。
実施例1
<化合物(9c)の調製工程>
300mL三つ口フラスコを用いて化合物(9a)0.005molと化合物(9b)0.0077molをTHF30mlに溶解した。塩基としてカリウムt−ブトキシド0.0077molを50mLのTHFに溶解させ、室温(25℃)で滴下した。次いで、室温(25℃)で、窒素雰囲気下に一晩攪拌して反応を行った。
反応終了後、THFを減圧除去し、残渣にメタノール120mlを加え10分間超音波洗浄し、メタノール不溶分を得、次いで真空にして一晩乾燥して化合物(9c)を得た。
<化合物(9d)の調製工程>
化合物(9c)3gを4mol/L塩酸−ジオキサン溶液15mLに溶解し、冷却菅をつけて60℃で1.5時間攪拌下に反応を行った。
反応終了後、100mLの氷水を注ぎ150mLのジエチルエーテルで抽出した。得られたエーテル層に無水硫酸ナトリウムを加えて一晩脱水し、濾過後溶媒を除去し、化合物(9d)を得た。
<有機酸化合物(2A−5)の調製工程>
化合物(9d)0.002mol、1,8−−ジアザビシクロ[5,4,0]−7−ウンデンセン(DBU)0.004mol、3−ブロモプロパンスルホン酸ナトリウム0.004molをDMF25mlに溶解し、窒素雰囲気下に60℃で48時間攪拌して反応を行った。
反応終了後、溶媒を除去し、ジエチルエーテル30mLを加え、ろ過して沈殿物を回収した。沈殿物を蒸留水、ジエチルエーテルで洗浄して化合物(9e)を得た。
次いで、THF100mLと塩酸8mLを加え、30分間室温(25℃)で攪拌し、反応を行った。反応終了後、反応液をデカンテーションを2回繰り返し溶液部分を得た。得られた溶液部分を濃縮し、ろ過して沈殿物を得た。得られた沈殿物を脱水ジオキサン100mLに溶解し、ろ過して不溶分を除去し、有機酸化合物(2A−5)を得た。
(有機酸化合物(2A−5)の同定データ)
1H−NMR(δ,d−DMSO)
0.87(t,3H)、1.2〜1.6(m,16H)、1.7〜1.8(b,2H)、2.0〜2.1(b,2H)、2.6〜2.7(b,2H)、4.0〜4.1(d,4H)、7.0〜7.7(m,10H)。
<リチウムイオン性液晶化合物(1A−5)の調製工程>
有機酸化合物(2A−5)0.01モルをジオキサン100mlに溶解した(A液)。別に水酸化リチウム0.01モルを蒸留水30mlに溶解した水酸化リチウム水溶液を調製した。
前記A液に、攪拌下に水酸化リチウム水溶液を20℃に保持しながら全量添加し、添加終了後、1時間攪拌下に熟成反応を行った。
反応終了後、減圧下に溶媒を留去した後、得られた残渣にジエチルエーテル100mlを加え洗浄を行て、リチウムイオン性液晶化合物試料(1A−5)を得た。
実施例2
<有機酸化合物(2A−6)の調製工程>
化合物(9a)のR'の基をn−C1021−の化合物を用い、同様な反応操作により化合物(9d)の式中のR'がn−C1021−である化合物を得た後、該化合物0.03モルにp−キシレン100mlを加え、更にヨウ素0.09gを加えて120℃で4時間還流し、反応終了後、室温まで冷却し析出物を濾過して回収し、回収物をヘキサンで数回洗浄して化合物((9d);R'がn−C1021−)のトランス体とした以外は実施例8と同様にして反応を行い、有機酸化合物(2A−6)を得た。
(有機酸化合物(2A−6)の同定データ)
1H−NMR(δ,d−DMSO)
0.85(t,3H)、1.2〜1.6(m,16H)、1.7〜1.8(b,2H)、2.0〜2.1(b,2H)、2.5〜2.7(m,4H)、4.1(b,2H)、7.0〜7.7(m,10H)。
<リチウムイオン性液晶化合物(1A−6)の調製工程>
有機酸化合物(2A−6)0.01モルをジオキサン100mlに溶解した(A液)。別に水酸化リチウム0.01モルを蒸留水30mlに溶解した水酸化リチウム水溶液を調製した。
前記A液に、攪拌下に水酸化リチウム水溶液を20℃に保持しながら全量添加し、添加終了後、1時間攪拌下に熟成反応を行った。
反応終了後、減圧下に溶媒を留去した後、得られた残渣にジエチルエーテル100mlを加え洗浄を行て、リチウムイオン性液晶化合物試料(1A−6)を得た。
参考例5〜7及び実施例1〜2で得られたリチウムイオン性液晶化合物の相転移温度を測定し下記表5の結果が得られた。
参考例8
<有機酸化合物(2A−7)の調製工程>
参考例5と同様にして、有機酸化合物(2A−2)を得た。次にアンプル菅中に有機酸化合物(2A−2)0.05molをDMF5mlに溶解した。そこにAIBN7mgをDMF5mlに溶解した溶液を加え、窒素置換を行い、減圧状態にして、酸素バーナーで溶封した。恒温層にて70℃で96時間反応させた。反応終了後、ジエチルエーテル100ml中に注ぎ、沈殿物をろ過し、さらに沈殿にエタノールを加え、ろ過して有機酸化合物(2A−7)を得た。
(有機酸化合物(2A−7)の同定データ)
<リチウムイオン性高分子液晶化合物(1A−7)の調製工程>
三つ口フラスコに蒸留水5ml及び水酸化リチウム1gを入れ溶解した(A液)。有機酸化合物(2A−7)0.5gをDMF5mlに溶解し、A液にゆっくりと滴下した。
1時間攪拌後、ジエチルエーテル50mlに注ぎ沈殿物を得、これを回収してリチウムイオン性高分子液晶化合物(1A−7)を得た。
参考例9
<有機酸化合物(2A−8)の調製工程>
参考例6と同様にして、有機酸化合物(2A−3)を得た。次に、トルエン4mlにポリシロキサン(10)0.095gと有機酸化合物(2A−3)1.08×10-3molを加え攪拌して溶液を調製した(A液)。
別にヘキサクロロ白金(IV)酸0.6mgをイソプロパノール0.1mlに溶解した(B液)。B液を0.05mlだけA液に滴下し、窒素雰囲気下、110℃で24時間攪拌して反応を行った。
反応終了後、反応溶媒を減圧除去し、残渣をヘキサンで洗浄し有機酸化合物(2A−8)を得た。
(有機酸化合物(2A−8)の同定データ)
<リチウムイオン性高分子化合物(1A−8)の調製工程>
三つ口フラスコに蒸留水5ml及び水酸化リチウム1gを入れ溶解した(A液)。有機酸化合物(2A−8)0.5gをDMF5mlに溶解し、A液にゆっくりと滴下した。
1時間20℃で攪拌後、ジエチルエーテル50mlに注ぎ沈殿物を得、これを回収してリチウムイオン性高分子液晶化合物(1A−8)を得た。
参考例10
<有機酸化合物(2A−10)の調製工程>
参考例7において、6−ブロモヘキシルメタクリレートに代えて8−ブロモ−1−オクテン(0.02モル)を用いた以外は実施例7と同様にして、有機酸化合物(2A−9)を得た。
次に、トルエン4mlにポリシロキサン(10)0.095gと有機酸化合物(2A−9)1.08×10-3molを加え攪拌して溶液を調製した(A液)。
別にヘキサクロロ白金(IV)酸0.6mgをイソプロパノール0.1mlに溶解した(B液)。B液を0.05mlだけA液に滴下し、窒素雰囲気下、110℃で24時間攪拌して反応を行った。
反応終了後、反応溶媒を減圧除去し、残渣をヘキサンで洗浄し有機酸化合物(2A−10)を得た。
(有機酸化合物(2A−10)の同定データ)
<リチウムイオン性高分子化合物(1A−10)の調製工程>
三つ口フラスコに蒸留水5ml及び水酸化リチウム1gを入れ溶解した(A液)。有機酸化合物(2A−10)0.5gをDMF5mlに溶解し、A液にゆっくりと滴下した。1時間20℃で攪拌後、ジエチルエーテル50mlに注ぎ沈殿物を得、これを回収してリチウムイオン性高分子液晶化合物(1A−10)を得た。
参考例8〜10で得られたリチウムイオン性高分子液晶化合物を2枚のガラス基板に挟持し、液晶相となる温度以上に加熱した後、偏光顕微鏡によりその透過光を観察した結果、該化合物は基板に対して垂直配向をとる液晶相としてスメクチック相を有する液晶性化合物であることを確認した。
<リチウムイオン輸送の評価>
ITO電極を備えたセル(電極面積:0.16cm2、電極間距離:70μm、、ギャップ:50μm EHC社製)に参考例1で得られたリチウムイオン性液晶化合物20mgをセルに圧入した。
次いで、10Vの電圧を印加し、除々に加温し、各温度毎の電流量を測定した。その
結果を図3に示す。
図3の結果、スメクチック相の液晶状態で急激にリチウムイオン伝導性が高くなることが確認できた。

Claims (4)

  1. 下記一般式(1)
    {式中、R1、炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数1〜20のアルコキシ基を示す。Bは−O−(CH2n2−又は−(CH2n2−(式中、n2は1〜20の整数を示す。)から選ばれる基を示す。R2スルホン酸基からプロトンを除いた酸残基を示す。式中、Aは下記一般式(1b)
    (式中、tは1又は2の整数を示す。)で表される基を示す。式中、mはを示す。}で表されることを特徴とするリチウムイオン性液晶化合物。
  2. 下記一般式(2)
    (式中、R1、A及びBは前記と同義。R2'、スルホン酸基を示す。)で表される有機酸化合物を溶解した水溶性有機溶媒に、水酸化リチウム水溶液を添加して反応を行うことを特徴とする請求項記載のリチウムイオン性液晶化合物の製造方法。
  3. 請求項記載のリチウムイオン性液晶化合物を含有することを特徴とする液晶材料。
  4. リチウムイオン二次電池の電解質として用いられることを特徴とする請求項記載の液晶材料。
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