JP5584531B2 - エンジン制御プログラム及び装置 - Google Patents
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Description
図13に、本技術の実施の形態に係るエンジンの一例としてディーゼルエンジンを示す。エンジン本体1には、エンジン本体1からの排ガスを供給する排気循環器EGRと、排ガスの圧力にてタービンを回して新気(Fresh Air)を圧縮してエンジン本体1に供給する可変ノズルターボVNTとが接続されている。可変ノズルターボVNTのノズル開度を調整することによって、可変ノズルターボVNTのタービンの回転が調整され、吸気圧(MAP)センサで測定される吸気圧(MAP)が調整される。一方、排気循環器EGRに設けられているEGRバルブのバルブ開度を調整することによって、新気量(MAF)センサで測定される新気量(MAF)が調整される。
VNTcomp[t]=D12/C12×EGRcomp[t-1]
+A22/C12×(EGR[t]−EGRsat[t])
−B22/C12×(EGR[t-1]−EGRsat[t-1])
EGRcomp[t]=D21/C21×VNTcomp[t-1]
+A11/C21×(VNT[t]−VNTsat[t])
−B11/C21×(VNT[t-1]−VNTsat[t-1])
第1の実施の形態では、非飽和側の目標値追従性を向上させていたが、実際のエンジン1の吸気制御系では、新気量MAFを優先させたい場合がある。このような場合には、図19に示すようなブロック線図で表されるエンジン制御装置1000を導入する。
VNTcomp[t]=D11/C11×EGRcomp[t-1]
+A21/C11×(EGR[t]−EGRsat[t])
−B21/C11×(EGR[t-1]−EGRsat[t-1])
EGRcomp[t]=D21/C21×VNTcomp[t-1]
+A11/C21×(VNT[t]−VNTsat[t])
−B11/C21×(VNT[t-1]−VNTsat[t-1])
第2の実施の形態では、新気量の目標値追従性を向上させていたが、実際のエンジン1の吸気制御系では、吸気圧MAPを優先させたい場合がある。このような場合には、図22に示すようなブロック線図で表されるエンジン制御装置1000を導入する。
VNTcomp[t]=D12/C12×EGRcomp[t-1]
+A22/C12×(EGR[t]−EGRsat[t])
−B22/C12×(EGR[t-1]−EGRsat[t-1])
EGRcomp[t]=D22/C22×VNTcomp[t-1]
+A12/C22×(VNT[t]−VNTsat[t])
−B12/C22×(VNT[t-1]−VNTsat[t-1])
第1の実施の形態では非飽和側の目標値追従性が改善されていたが、飽和側については十分とは言えない。そこで、第1の実施の形態に対して図25に示すようなアンチワインドアップ補償器31及び32を導入する。図25は、第4の実施の形態についてのブロック線図を示しているが、第1の実施の形態のブロック線図を示す図14との差は、(A)飽和要素13の入力であるEGRバルブ開度の指令値と飽和要素13の出力であるEGRバルブ開度の最終指令値との差に、EGRバルブ開度が新気量MAFに作用する度合いを表す直達要素Gp11を乗じた結果を新気量MAFの測定値に加えてネガティブフィードバックする部分と、(B)飽和要素17の入力であるVNTノズル開度の指令値と飽和要素17の出力であるVNTノズル開度の最終指令値との差に、VNTノズル開度が吸気圧MAPに作用する度合いを表す直達要素Gp22を乗じた結果を吸気圧MAPの測定値に加えてネガティブフィードバックする部分とである。すなわち、飽和がない場合の直達要素Gp11分の新気量とGp22分の吸気圧を予測して、フィードバックするものである。
VNTcomp[t]=D12/C12×EGRcomp[t-1]
+A22/C12×(EGR[t]−EGRsat[t])
−B22/C12×(EGR[t-1]−EGRsat[t-1])
EGRcomp[t]=D21/C21×VNTcomp[t-1]
+A11/C21×(VNT[t]−VNTsat[t])
−B11/C21×(VNT[t-1]−VNTsat[t-1])
MAFawu[t]=D11/C11×MAFawu[t-1]
+K11/C11×(EGR[t]−EGRsat[t])
MAPawu[t]=D22/C22×MAPawu[t-1]
+K22/C22×(VNT[t]−VNTsat[t])
第2の実施の形態では新気量を優先して目標値追従性を改善していたが、吸気圧については十分とは言えない。そこで、第2の実施の形態に対して図29に示すようなアンチワインドアップ補償器31及び32を導入する。図29は、第5の実施の形態についてのブロック線図を示しているが、第2の実施の形態のブロック線図を示す図19との差は、第4の実施の形態と同じであり、(A)飽和要素13の入力であるEGRバルブ開度の指令値と飽和要素13の出力であるEGRバルブ開度の最終指令値との差に、エンジン1におけるEGRバルブ開度が新気量MAFに作用する度合いを表す直達要素Gp11を乗じた結果を新気量MAFの測定値に加えてネガティブフィードバックする部分と、(B)飽和要素17の入力であるVNTノズル開度の指令値と飽和要素17の出力であるVNTノズル開度の最終指令値との差に、エンジン1におけるVNTノズル開度が吸気圧MAPに作用する度合いを表す直達要素Gp22を乗じた結果を吸気圧MAPの測定値に加えてネガティブフィードバックする部分とである。すなわち、飽和がない場合の直達要素Gp11分の新気量と直達要素Gp22分の吸気圧を予測して、フィードバックするものである。
第3の実施の形態では吸気圧を優先して目標値追従性を改善していたが、新気量については十分とは言えない。そこで、第3の実施の形態に対して図30に示すようなアンチワインドアップ補償器31及び32を導入する。図30は、第6の実施の形態についてのブロック線図を示しているが、第3の実施の形態のブロック線図を示す図22との差は、第4の実施の形態と同じであり、(A)飽和要素13の入力であるEGRバルブ開度の指令値と飽和要素13の出力であるEGRバルブ開度の最終指令値との差に、エンジン1におけるEGRバルブ開度が新気量MAFに作用する度合いを表す直達Gp11を乗じた結果を新気量MAFの測定値に加えてネガティブフィードバックする部分と、(B)飽和要素17の入力であるVNTノズル開度の指令値と飽和要素17の出力であるVNTノズル開度の最終指令値との差に、エンジン1におけるVNTノズル開度が吸気圧MAPに作用する度合いを表す直達Gp22を乗じた結果を吸気圧MAPの測定値に加えてネガティブフィードバックする部分とである。すなわち、飽和がない場合の直達要素Gp11分の新気量と直達要素Gp22分の吸気圧を予測して、フィードバックするものである。
排気循環器及び可変ノズルターボを有するエンジンに対する燃料噴射量の設定値と、エンジン回転数の設定値と、前記エンジンの吸気圧の測定値及び新気量の測定値とを取得するステップと、
前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と、前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値とを取得するステップと、
前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と前記吸気圧の測定値及び前記新気量の測定値とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量を算出する制御量算出ステップと、
前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量と、前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値と、前記排気循環器のバルブ開度の飽和に対して前記可変ノズルターボのノズル開度を補償するための第1の飽和補償量、及び前記可変ノズルターボのノズル開度の飽和に対して前記排気循環器のバルブ開度を補償するための第2の飽和補償量とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値及び前記排気循環器のバルブ開度の指令値を算出する指令値算出ステップと、
を、プロセッサに実行させるためのエンジン制御プログラム。
前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値が前記エンジンの吸気圧に作用する度合いに応じた前記エンジンの吸気圧のアンチワインドアップ補償量を算出するステップと、
前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに応じた前記エンジンの新気量のアンチワインドアップ補償量を算出するステップと、
をさらに前記プロセッサに実行させ、
前記制御量算出ステップにおいて、
前記エンジンの吸気圧のアンチワインドアップ補償量と前記エンジンの新気量のアンチワインドアップ補償量とをさらに用いて前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量を算出する
付記1記載のエンジン制御プログラム。
前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する第1の干渉成分と前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値が前記エンジンの吸気圧に作用する度合いに関する第1の直達成分とを含む前記第1の飽和補償量を算出するステップと、
前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの吸気圧に作用する度合いに関する第2の干渉成分と前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する第2の直達成分とを含む前記第2の飽和補償量を算出するステップと、
をさらに、前記プロセッサに実行させるための付記1又は2記載のエンジン制御プログラム。
前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの吸気圧に作用する度合いに関する第2の干渉成分と前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する第2の直達成分とを含む前記第1の飽和補償量を算出するステップと、
前記第2の干渉成分と前記第2の直達成分とを含む前記第2の飽和補償量を算出するステップと、
をさらに、前記プロセッサに実行させるための付記1又は2記載のエンジン制御プログラム。
前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する第1の干渉成分と前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する第2の直達成分とを含む前記第1の飽和補償量を算出するステップと、
前記第1の干渉成分と前記第2の直達成分とを含む前記第2の飽和補償量を算出するステップと、
をさらに、前記プロセッサに実行させるための付記1又は2記載のエンジン制御プログラム。
排気循環器及び可変ノズルターボを有するエンジンに対する燃料噴射量の設定値と、エンジン回転数の設定値と、前記エンジンの吸気圧の測定値及び新気量の測定値とを取得するステップと、
前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と、前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値とを取得するステップと、
前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と前記吸気圧の測定値及び前記新気量の測定値とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量を算出する制御量算出ステップと、
前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量と、前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値と、前記排気循環器のバルブ開度の飽和に対して前記可変ノズルターボのノズル開度を補償するための第1の飽和補償量、及び前記可変ノズルターボのノズル開度の飽和に対して前記排気循環器のバルブ開度を補償するための第2の飽和補償量とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値及び前記排気循環器のバルブ開度の指令値を算出する指令値算出ステップと、
を含むエンジン制御方法。
排気循環器及び可変ノズルターボを有するエンジンに対する燃料噴射量の設定値と、エンジン回転数の設定値と、前記エンジンの吸気圧の測定値及び新気量の測定値とを取得するセンサ値取得部と、
前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と、前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値とを取得する目標値取得部と、
前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と前記吸気圧の測定値及び前記新気量の測定値とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量を算出する制御量算出部と、
前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量と、前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値と、前記排気循環器のバルブ開度の飽和に対して前記可変ノズルターボのノズル開度を補償するための第1の飽和補償量、及び前記可変ノズルターボのノズル開度の飽和に対して前記排気循環器のバルブ開度を補償するための第2の飽和補償量とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値及び前記排気循環器のバルブ開度の指令値を算出する指令値生成部と、
を有するエンジン制御装置。
103 センサ値取得部 104 目標値テーブル
105 目標値生成部 107 フィードバック制御量生成部
108 指令値生成部 109 飽和処理部
110 飽和補償量計算部 111 加算部
112 アンチワインドアップ計算部
1 エンジン 2 吸気圧センサ 3 新気量センサ
Claims (9)
- 排気循環器及び可変ノズルターボを有するエンジンに対する燃料噴射量の設定値と、エンジン回転数の設定値と、前記エンジンの吸気圧の測定値及び新気量の測定値とを取得するステップと、
前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と、前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値とを取得するステップと、
前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と前記吸気圧の測定値及び前記新気量の測定値とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量を算出する制御量算出ステップと、
前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの吸気圧に作用する度合いに関する第1の干渉成分と前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する第1の直達成分とを含み、前記排気循環器のバルブ開度を補償するための第1の飽和補償量を算出するステップと、
前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する第2の干渉成分と前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値が前記エンジンの吸気圧に作用する度合いに関する第2の直達成分とを含み、前記可変ノズルターボのノズル開度を補償するための第2の飽和補償量を算出するステップと、
前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量と、前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値と、前記第1の飽和補償量及び前記第2の飽和補償量とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値及び前記排気循環器のバルブ開度の指令値を算出する指令値算出ステップと、
を、プロセッサに実行させるためのエンジン制御プログラム。 - 排気循環器及び可変ノズルターボを有するエンジンに対する燃料噴射量の設定値と、エンジン回転数の設定値と、前記エンジンの吸気圧の測定値及び新気量の測定値とを取得するステップと、
前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と、前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値とを取得するステップと、
前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と前記吸気圧の測定値及び前記新気量の測定値とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量を算出する制御量算出ステップと、
前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの吸気圧に作用する度合いに関する干渉成分と前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する直達成分とを含み、前記排気循環器のバルブ開度を補償するための第1の飽和補償量を算出するステップと、
前記干渉成分と前記直達成分とを含み、前記可変ノズルターボのノズル開度を補償するための第2の飽和補償量を算出するステップと、
前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量と、前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値と、前記第1の飽和補償量及び前記第2の飽和補償量とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値及び前記排気循環器のバルブ開度の指令値を算出する指令値算出ステップと、
を、プロセッサに実行させるためのエンジン制御プログラム。 - 排気循環器及び可変ノズルターボを有するエンジンに対する燃料噴射量の設定値と、エンジン回転数の設定値と、前記エンジンの吸気圧の測定値及び新気量の測定値とを取得するステップと、
前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と、前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値とを取得するステップと、
前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と前記吸気圧の測定値及び前記新気量の測定値とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量を算出する制御量算出ステップと、
前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する干渉成分と前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する直達成分とを含み、前記排気循環器のバルブ開度を補償するための前記第1の飽和補償量を算出するステップと、
前記干渉成分と前記直達成分とを含み、前記可変ノズルターボのノズル開度を補償するための第2の飽和補償量を算出するステップと、
前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量と、前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値と、前記第1の飽和補償量及び前記第2の飽和補償量とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値及び前記排気循環器のバルブ開度の指令値を算出する指令値算出ステップと、
を、プロセッサに実行させるためのエンジン制御プログラム。 - 排気循環器及び可変ノズルターボを有するエンジンに対する燃料噴射量の設定値と、エンジン回転数の設定値と、前記エンジンの吸気圧の測定値及び新気量の測定値とを取得するステップと、
前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と、前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値とを取得するステップと、
前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と前記吸気圧の測定値及び前記新気量の測定値とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量を算出する制御量算出ステップと、
前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの吸気圧に作用する度合いに関する第1の干渉成分と前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する第1の直達成分とを含み、前記排気循環器のバルブ開度を補償するための第1の飽和補償量を算出するステップと、
前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する第2の干渉成分と前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値が前記エンジンの吸気圧に作用する度合いに関する第2の直達成分とを含み、前記可変ノズルターボのノズル開度を補償するための第2の飽和補償量を算出するステップと、
前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量と、前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値と、前記第1の飽和補償量及び前記第2の飽和補償量とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値及び前記排気循環器のバルブ開度の指令値を算出する指令値算出ステップと、
を含むエンジン制御方法。 - 排気循環器及び可変ノズルターボを有するエンジンに対する燃料噴射量の設定値と、エンジン回転数の設定値と、前記エンジンの吸気圧の測定値及び新気量の測定値とを取得するステップと、
前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と、前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値とを取得するステップと、
前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と前記吸気圧の測定値及び前記新気量の測定値とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量を算出する制御量算出ステップと、
前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの吸気圧に作用する度合いに関する干渉成分と前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する直達成分とを含み、前記排気循環器のバルブ開度を補償するための第1の飽和補償量を算出するステップと、
前記干渉成分と前記直達成分とを含み、前記可変ノズルターボのノズル開度を補償するための第2の飽和補償量を算出するステップと、
前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量と、前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値と、前記第1の飽和補償量及び前記第2の飽和補償量とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値及び前記排気循環器のバルブ開度の指令値を算出する指令値算出ステップと、
を含むエンジン制御方法。 - 排気循環器及び可変ノズルターボを有するエンジンに対する燃料噴射量の設定値と、エンジン回転数の設定値と、前記エンジンの吸気圧の測定値及び新気量の測定値とを取得するステップと、
前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と、前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値とを取得するステップと、
前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と前記吸気圧の測定値及び前記新気量の測定値とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量を算出する制御量算出ステップと、
前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する干渉成分と前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する直達成分とを含み、前記排気循環器のバルブ開度を補償するための前記第1の飽和補償量を算出するステップと、
前記干渉成分と前記直達成分とを含み、前記可変ノズルターボのノズル開度を補償するための第2の飽和補償量を算出するステップと、
前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量と、前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値と、前記第1の飽和補償量及び前記第2の飽和補償量とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値及び前記排気循環器のバルブ開度の指令値を算出する指令値算出ステップと、
を含むエンジン制御方法。 - 排気循環器及び可変ノズルターボを有するエンジンに対する燃料噴射量の設定値と、エンジン回転数の設定値と、前記エンジンの吸気圧の測定値及び新気量の測定値とを取得するセンサ値取得部と、
前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と、前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値とを取得する目標値取得部と、
前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と前記吸気圧の測定値及び前記新気量の測定値とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量を算出する制御量算出部と、
前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの吸気圧に作用する度合いに関する第1の干渉成分と前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する第1の直達成分とを含み、前記排気循環器のバルブ開度を補償するための第1の飽和補償量を算出し、前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する第2の干渉成分と前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値が前記エンジンの吸気圧に作用する度合いに関する第2の直達成分とを含み、前記可変ノズルターボのノズル開度を補償するための第2の飽和補償量を算出する飽和補償量計算部と、
前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量と、前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値と、前記第1の飽和補償量及び前記第2の飽和補償量とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値及び前記排気循環器のバルブ開度の指令値を算出する指令値生成部と、
を有するエンジン制御装置。 - 排気循環器及び可変ノズルターボを有するエンジンに対する燃料噴射量の設定値と、エンジン回転数の設定値と、前記エンジンの吸気圧の測定値及び新気量の測定値とを取得するセンサ値取得部と、
前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と、前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値とを取得する目標値取得部と、
前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と前記吸気圧の測定値及び前記新気量の測定値とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量を算出する制御量算出部と、
前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの吸気圧に作用する度合いに関する干渉成分と前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する直達成分とを含み、前記排気循環器のバルブ開度を補償するための第1の飽和補償量を算出し、前記干渉成分と前記直達成分とを含み、前記可変ノズルターボのノズル開度を補償するための第2の飽和補償量を算出する飽和補償量計算部と、
前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量と、前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値と、前記第1の飽和補償量及び前記第2の飽和補償量とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値及び前記排気循環器のバルブ開度の指令値を算出する指令値生成部と、
を有するエンジン制御装置。 - 排気循環器及び可変ノズルターボを有するエンジンに対する燃料噴射量の設定値と、エンジン回転数の設定値と、前記エンジンの吸気圧の測定値及び新気量の測定値とを取得するセンサ値取得部と、
前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と、前記燃料噴射量の設定値及び前記エンジン回転数の設定値に対応する前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値とを取得する目標値取得部と、
前記吸気圧の目標値及び前記新気量の目標値と前記吸気圧の測定値及び前記新気量の測定値とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量を算出する制御量算出部と、
前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する干渉成分と前記排気循環器のバルブ開度の指令値が前記エンジンの新気量に作用する度合いに関する直達成分とを含み、前記排気循環器のバルブ開度を補償するための前記第1の飽和補償量を算出し、前記干渉成分と前記直達成分とを含み、前記可変ノズルターボのノズル開度を補償するための第2の飽和補償量を算出する飽和補償量計算部と、
前記可変ノズルターボのノズル開度の制御量及び前記排気循環器のバルブ開度の制御量と、前記可変ノズルターボのノズル開度の目標値及び前記排気循環器のバルブ開度の目標値と、前記第1の飽和補償量及び前記第2の飽和補償量とから、前記可変ノズルターボのノズル開度の指令値及び前記排気循環器のバルブ開度の指令値を算出する指令値生成部と、
を有するエンジン制御装置。
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