JP5582838B2 - マルチ形空気調和装置 - Google Patents

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本発明は、室外機に対して、複数台の室内機が並列に接続されているマルチ形空気調和装置に関するものである。
たとえば、1台の室外機に複数台の室内機が接続されるマルチ形空気調和装置では、ある室内機の室内温度が設定温度に近づいてきても、他の室内機の運転に影響を出さないため、室外機と室内機とが1対1である空気調和装置のように圧縮機の出力を下げていくようなことができない。
したがって、圧縮機は複数の室内機におけるそれぞれの負荷に応じた要求能力を、たとえば、全て満たすように設定された目標圧力に対応する回転数で運転される。たとえば、特許文献1に示されるように、圧縮機の回転数の大きさによって室内機側の要求能力の大きさを推測して目標圧力を決定するようにされるものが提案されているが、これも圧縮機の目標圧力は基本的に一律に設定されている。
そして、室内機は常に設定された一定の能力を出し、室内温度が設定温度範囲に入るように当該室内機の要求能力が投入(サーモオン)され、あるいは遮断(サーモオフ)されるオンオフ制御を繰り返す。
特開平10−300256号公報
ところで、特許文献1に示されたものを含め従来のマルチ形空気調和装置では、圧縮機の目標圧力が一律に設定されているので、この目標圧力は製品のすべての設置条件において各室内機で十分な空調能力を発揮できるように余裕をみて設定されることになる。
このため、圧縮機の運転は実際に必要な出力よりも高い出力で運転されることになりやすく、運転点のCOPが悪化し、また,一般に圧縮機の効率も高回転数の方が効率が落ちるため,全体の効率が落ちるという課題がある。
また、室内機の室温制御においても設定温度付近での圧縮機出力の微調整ができないため、能力ムラが発生し、空調フィーリングが低下するという課題がある。
本発明は、このような事情に鑑み、室内機の負荷に応じて圧縮機の出力を緩和できるようにし、運転効率および空調フィーリングを向上させ得るマルチ形空気調和装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明の一態様は、回転数が可変とされた圧縮機を有する室外機と、前記室外機に並列に接続されている複数台の室内機と、前記圧縮機が前記各室内機の負荷に応じた要求能力を全て満たすように設定された目標圧力に対応する回転数で運転され、前記各室内機では、室内温度が設定温度範囲に入るように当該室内機の前記要求能力が投入され、あるいは遮断されるオンオフ制御を行う構成を有する制御部と、が備えられているマルチ形空気調和装置であって、該制御部には、前記室内機の負荷が低い低負荷状態である場合に前記圧縮機の回転数が低減するように前記目標圧力を変更させ、前記低負荷状態を脱した場合に前記圧縮機の回転数を元に戻るように前記目標圧力を変更させる目標圧力変更部が備えられているマルチ形空気調和装置である。
本態様によれば、回転数が可変とされた圧縮機を有する室外機と、室外機に並列に接続されている複数台の室内機と、圧縮機が目標圧力に対応する回転数で運転され、各室内機では、オンオフ制御を行う構成を有する制御部とが備えられているマルチ形空気調和装置の制御部に、室内機の負荷が低い低負荷状態である場合に圧縮機の回転数が低減するように目標圧力を変更させ、低負荷状態を脱した場合に圧縮機の回転数を元に戻るように目標圧力を変更させる目標圧力変更部が備えられているので、各室内機の負荷に応じた要求能力を全て満たすように設定された目標圧力に対応する回転数で運転されている圧縮機は、制御部の目標圧力変更部によって室内機の負荷が低い低負荷状態であると判断されると、目標圧力が変更されて圧縮機の回転数が低減される。そして、目標圧力変更部は低負荷状態を脱した場合に圧縮機の回転数を元に戻るように目標圧力を変更させる。すなわち、圧縮機は設定された目標圧力よりも圧縮機の回転数が低減、言い換えれば、出力を低減させた状態で運転されることになる。このように、圧縮機の出力を低減することができるので、運転効率を向上させることができる。
このように圧縮機の出力が低減されると、室内機の空調能力が低下するので、設定温度近くでのサーモオン・サーモオフの切換頻度が低減し、温度ムラを生じにくくすることができる。これにより空調フィーリングを向上させることができる。
前記態様では、前記目標圧力変更部は、前記要求能力が設定された最大値である前記室内機が1台も存在しない場合に前記低負荷状態であると判定するようにしてもよい。
目標圧力は、要求能力が設定された最大値である室内機が存在してもよいように余裕をもって設定される。
要求能力が設定された最大値である室内機が1台も存在しない場合には、全ての室内機で大きな要求能力を必要としていないこととなるので、目標圧力変更部は低負荷状態と判定し、余裕を持って設定された目標圧力を圧縮機の出力が低減する方向に変更することができる。
前記態様では、前記目標圧力変更部は、能力が投入されている前記室内機において前記室内温度と前記設定温度との差が所定範囲に入っていない室内機が1台も存在しない場合に前記低負荷状態であると判定するようにしてもよい。
室内温度が設定温度に近づくと、室内機の要求能力は小さくなる。一方、室内温度が設定温度にいつまでも近づかなければ、室内機の要求能力は最大となる。
能力が投入されている(サーモオンしている)室内機において室内温度と設定温度との差が所定範囲に入っていない室内機が1台も存在しない、言い換えると、サーモオンしている室内機全ての室内温度が設定温度に近づいた場合には、全ての室内機で大きな要求能力を必要としていないこととなるので、目標圧力変更部は低負荷状態と判定し、余裕を持って設定された目標圧力を圧縮機の出力が低減する方向に変更することができる。
前記態様では、前記目標圧力変更部は、能力が投入されている前記室内機の全容量に占める前記要求能力が設定された最大値である能力が投入されている前記室内機の容量が所定割合以下となると低負荷状態であると判定するようにしてもよい。
このようにすると、能力が投入されている(サーモオンしている)室内機の全容量に占める要求能力が設定された最大値である能力が投入されている(サーモオンしている)室内機の合計した容量が所定割合よりも小さくなると、大きな要求能力を必要とする室内機の割合が小さくなるので、目標圧力の余裕を小さくすることができる。目標圧力変更部は所定割合以下となると低負荷状態と判定し、余裕を持って設定された目標圧力を圧縮機の出力が低減する方向に変更することができる。
前記態様では、前記目標圧力変更部には、前記低負荷状態を脱した状態の中に、比較的負荷の軽い準低負荷状態が設けられ、該準低負荷状態では、前記圧縮機の回転数を元に戻す際における回転数の増加割合が前記低負荷状態を脱した状態時の増加割合よりも小さくなる構成としてもよい。
また、この構成では、前記目標圧力変更部は、能力が投入されている前記室内機の全容量に占める前記要求能力が設定された最大値である能力が投入されている前記室内機の容量が所定割合以下となると準低負荷状態であり、所定割合を超えると前記低負荷状態を脱した状態であると判定するようにしてもよい。
このようにすると、圧縮機の能力を状況に応じてより細かく調整することができる。
本発明によると、マルチ形空気調和装置の制御部に、室内機の負荷が低い低負荷状態である場合に圧縮機の回転数が低減するように目標圧力を変更させ、低負荷状態を脱した場合に圧縮機の回転数を元に戻るように目標圧力を変更させる目標圧力変更部が備えられているので、運転効率を向上させることができる。
このように圧縮機の出力が低減されると、室内機の空調能力が低下するので、設定温度近くでのサーモオン・サーモオフの切換頻度が低減し、温度ムラを生じにくくすることができ、空調フィーリングを向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係るマルチ形空気調和装置の冷媒回路図である。 本発明の第1実施形態に係る目標圧力変更部のフローを示すフロー図である。 本発明の第2実施形態に係る目標圧力変更部のフローを示すフロー図である。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1および図2を用いて説明する。
図1には、本実施形態にかかるマルチ形空気調和装置1の冷媒回路図が示されている。
マルチ形空気調和装置1は、1台の室外機3と、室外機3から導出されるガス側配管5および液側配管7と、このガス側配管5および液側配管7間に分岐器9を介して並列に接続されている複数台の室内機11A,11Bと、から構成されている。
室外機3は、冷媒を圧縮するインバータ駆動の圧縮機13と、冷媒ガス中から冷凍機油を分離する油分離器15と、冷媒の循環方向を切り換える四方切換弁17と、冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器19と、室外熱交換器19と一体的に構成されている過冷却コイル21と、暖房用の室外膨張弁(EEVH)23と、液冷媒を貯留するレシーバ25と、液冷媒に過冷却を与える過冷却熱交換器27と、過冷却熱交換器27に分流される冷媒量を制御する過冷却用膨張弁(EEVSC)29と、圧縮機13に吸入される冷媒ガスから液分を分離し、ガス分のみを圧縮機13に吸入させるアキュムレータ31と、ガス側操作弁33と、液側操作弁35と、を備えている。
室外機3側の上記各機器は、吐出配管37A、ガス配管37B、液配管37C、ガス配管37D、吸入配管37E、および過冷却用の分岐配管37F等の冷媒配管を介して公知の如く接続され、室外側冷媒回路39を構成している。
また、室外機3には、室外熱交換器19に対して外気を送風する室外ファン41が設けられている。さらに、油分離器15と圧縮機13の吸入配管37Eとの間には、油分離器15内で吐出冷媒ガスから分離された冷凍機油を所定量ずつ圧縮機21側に戻すための油戻し回路43が設けられている。
ガス側配管5および液側配管7は、室外機3のガス側操作弁33および液側操作弁35に接続される冷媒配管であり、現場での据え付け施工時に、室外機3とそれに接続される室内機11A,11Bとの間の距離に応じてその長さが設定されるようになっている。ガス側配管5および液側配管7の途中には、適宜数の分岐器9が設けられ、この分岐器9を介してそれぞれ適宜台数の室内機11A,11Bが接続されている。これによって、密閉された1系統の冷凍サイクル45が構成されている。
室内機11A,11Bは、冷媒と室内空気とを熱交換させて室内の空調に供する室内熱交換器47と、冷房用の室内膨張弁(EEVC)49と、室内熱交換器47を通して室内空気を循環させる室内ファン51と、を備えており、室内側の分岐ガス側配管5A,5Bおよび分岐液側配管7A,7Bを介して分岐器9に接続されている。
室外機3には、室外制御部(制御部)53が、室内機11A,11Bには、室内制御部55が備えられている。
室内制御部55は、吸込み空気温度センサ63、吹出し空気温度センサ、熱交温度センサ、熱交出口温度センサ等からの入力情報に基づいて室外制御部53に必要な制御情報を送信するとともに、室内膨張弁49の開度や室内ファン51による風量等を適宜制御するように構成されている。また、室内制御部55は、吸込み空気温度センサ63が検出する室内温度と設定温度との差分から要求能力を計算し、室外制御部53へ送信するように構成されている。要求能力に換えて圧縮機13での相当回転数に変換した要求周波数を送信するようにしてもよい。
室外制御部53は、室内制御部55からの制御情報や外気温センサ57、高圧センサ59および低圧センサ61等からの入力情報に基づいて、圧縮機13の回転数や室外膨張弁23の開度等を適宜制御するとともに、四方切換弁17を作動させて冷房、暖房の切り換えが行えるように構成されている。
また、室外制御部53は、暖房運転時、高圧センサ59の検出値に基づいて高圧圧力を暖房目標高圧(目標圧力)HPに制御でき、冷房運転時、低圧センサ61の検出値に基づいて低圧圧力を冷房目標低圧(目標圧力)LPに制御できるように構成されている。
室外制御部53には、室内機11A,11Bの室内制御部55から送信された要求能力を全て満たすように圧縮機13の暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPを設定する目標圧力設定部65と、設定された暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPを室内機11A,11Bの負荷に応じて変更する目標圧力変更部67とが備えられている。
目標圧力変更部67は、室内機11A,11Bの負荷(要求能力)が低い低負荷状態である場合に圧縮機13の回転数が低減するように暖房目標高圧HPを低減し、あるいは冷房目標低圧LPを増加させるように変更し、低負荷状態を脱した場合に圧縮機13の回転数を暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPに戻るように目標圧力を変更させる。
上記マルチ形空気調和装置1において、冷房運転は、以下のように行われる。
圧縮機13で圧縮された高温高圧の冷媒ガスは、吐出配管37Aに吐出され、油分離器15で冷媒中に含まれている冷凍機油が分離される。
その後、冷媒ガスは、四方切換弁17によりガス配管37B側に循環され、室外熱交換器19で室外ファン41により送風される外気と熱交換されて凝縮液化される。
この液冷媒は、過冷却コイル21で更に冷却された後、室外膨張弁23を通過し、レシーバ25にいったん貯留される。
レシーバ25で循環量が調整された液冷媒は、液配管37Cを介して過冷却熱交換器27を流通される過程で、過冷却用分岐配管37Fに一部が分流され、過冷却用膨張弁(EEVSC)29で断熱膨張された冷媒と熱交換されて過冷却度が付与される。
この液冷媒は、液側操作弁35を経て室外機3から液側配管7へと導出され、更に液側配管7に導出された液冷媒は、分岐器9により各室内機11A,11Bの分岐液側配管7A,7Bへと分流される。
分岐液側配管7A,7Bに分流された液冷媒は、各室内機11A,11Bに流入し、室内膨張弁(EEVC)49で断熱膨張され、気液二相流となって室内熱交換器47へと流入される。
室内熱交換器47では、室内ファン51により循環される室内空気と冷媒とが熱交換され、室内空気は冷却されて室内の冷房に供される。一方、冷媒はガス化され、分岐ガス側配管5A,5Bを経て分岐器9に至り、他の室内機からの冷媒ガスとガス側配管5で合流される。
ガス側配管5で合流された冷媒ガスは、再び室外機3に戻り、ガス側操作弁33、ガス配管37D、四方切換弁17を経て吸入配管37Eに至り、分岐配管37Fからの冷媒ガスと合流された後、アキュムレータ31に導入される。
アキュムレータ31では、冷媒ガス中に含まれている液分が分離され、ガス分のみが圧縮機13へと吸入される。
この冷媒は、圧縮機13において再び圧縮され、以上のサイクルを繰り返すことによって冷房運転が行われる。
一方、暖房運転は、以下のように行われる。
圧縮機13により圧縮された高温高圧の冷媒ガスは、吐出配管37Aに吐出され、油分離器15で冷媒中に含まれている冷凍機油が分離された後、四方切換弁17によりガス配管37D側に循環される。
この冷媒は、ガス側操作弁33、ガス側配管5を経て室外機3から導出され、更に分岐器9、室内側の分岐ガス側配管5A,5Bを経て室内機11A,11Bへと導入される。
室内機11A,11Bに導入された高温高圧の冷媒ガスは、室内熱交換器47で室内ファン51を介して循環される室内空気と熱交換され、室内空気は加熱されて室内の暖房に供される。
室内熱交換器47で凝縮された液冷媒は、室内膨張弁(EEVC)49、分岐液側配管7A,7Bを経て分岐器9に至り、他の室内機からの冷媒と合流された後、液側配管7を経て室外機3に戻される。
室外機3に戻った冷媒は、液側操作弁35、液配管37Cを経て過冷却熱交換器27に至り、冷房時の場合と同様に過冷却が付与された後、レシーバ25に流入され、いったん貯留されることにより循環量が調整される。
この液冷媒は、液配管37Cを介して室外膨張弁(EEVH)23に供給され、そこで断熱膨張された後、過冷却コイル21を経て室外熱交換器19へと流入される。
室外熱交換器19では、室外ファン41から送風される外気と冷媒とが熱交換され、冷媒は外気から吸熱して蒸発ガス化される。
この冷媒は、室外熱交換器19からガス配管37B、四方切換弁17、吸入配管37Eを経て過冷却用分岐配管37Fからの冷媒と合流され、アキュムレータ31に導入される。アキュムレータ31では、冷媒ガス中に含まれている液分が分離されてガス分のみが圧縮機13へと吸入され、圧縮機13において再び圧縮される。以上のサイクルを繰り返すことによって暖房運転が行われる。
このとき、室外制御部53は、目標圧力設定部65で設定された暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPを達成する周波数(回転数)で圧縮機13を運転する。この暖房目標高圧HPおよび冷房目標低圧LPは、室内機11A,11Bの室内制御部55から送信された要求能力を製品のすべての設置条件において全て満たすように設定され、要求能力が設定された最大値である室内機11A,11Bが存在してもよいように余裕をもって設定されている。
室内機11A,11Bでは、吸込み空気温度センサ63が検出する室内温度が設定温度範囲に入るように要求能力が投入されるサーモオンあるいは遮断されるサーモオフを繰り返すオンオフ制御が行われている。
室外制御部53は、目標圧力設定部65で設定された暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPを必要に応じて目標圧力変更部67で暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1に変更する。
この暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1の設定について図2により説明する。図2は、目標圧力変更部67のフローを示すフロー図である。
目標圧力変更部67で目標圧力の変更を開始する(ステップS1)。
目標圧力変更部67は、室内機11A,11Bの負荷が低負荷状態か判定する(ステップS2)。
この判定は、たとえば、サーモオンしている室内機11A,11Bにおいて、要求能力が最大となっている室内機11A,11Bが1台もいない状態を検知したら、全ての室内機11A,11Bで大きな要求能力を必要としていないこととなるので、低負荷状態であると判定するようにしてもよい。
また、目標圧力変更部は、サーモオンしている室内機11A,11Bにおいて室内温度と設定温度との差が所定範囲、たとえば、3℃以内に入っていない室内機11A,11Bが1台もいない状態を検知した場合には、全ての室内機で大きな要求能力を必要としていないこととなるので、低負荷状態と判定するようにしてもよい。
また、サーモオンしている室内機の全容量に占める要求能力が設定された最大値であるサーモオンしている室内機の合計した容量が所定割合、たとえば、50%よりも小さくなると、大きな要求能力を必要とする室内機11A,11Bの割合が小さくなるので、低負荷状態と判定するようにしてもよい。
ステップS2で低負荷状態である(YES)と判定すると、暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPを圧縮機13の出力が低減する方向である暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1に変更する(ステップS3)。
たとえば、冷房目標低圧LPが約0.75MPa(約2.2℃)とすると、冷房目標低圧LP1は10分間に+0.015MPa(約0.5℃)の割合で上げるように設定される。
暖房目標高圧HPが約2.75MPa(約47.3℃)とすると、暖房目標高圧HP1は10分間に0.033MPa(約0.5℃)の割合で下げるように設定される。
次いで、変更された暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1が、上限あるいは下限を超えていないか判定する(ステップS4)。前記例では、冷房目標低圧LP1の上限は、たとえば、0.9MPa(約7.5℃)とされ、暖房目標高圧HP1の下限は2.5MPa(約43.4℃)とされる。暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1がこれらの上限あるいは下限を超える場合には、暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1はこの上限値あるいは下限値に設定される。
ステップS4に引き続き、およびステップS2で低負荷状態でない(NO)と判定されると、目標圧力変更部67は、室内機11A,11Bの負荷が低負荷状態を脱したか判定する(ステップS5)。
ステップS5で低負荷状態から脱した(YES)と判定すると、暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1は暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPに戻るように変更される(ステップS6)。
たとえば、冷房目標低圧LP1は、1分間に0.015MPa(約0.5℃)の割合で下げられる。
暖房目標高圧HP1が1分間に0.033MPa(約0.5℃)の割合で上げられる。
次いで、変更された暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1が、上限あるいは下限を超えていないか判定する(ステップS7)。前記例では、冷房目標低圧LP1の下限は、冷房目標低圧LPである約0.75MPa(約2.2℃)とされ、暖房目標高圧HP1の上限は暖房目標高圧HPである約2.75MPa(約47.3℃)とされる。暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1がこれらの上限あるいは下限を超える場合には、暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1はこの上限値あるいは下限値に設定される。
このように設定された暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1が、目標圧力として決定される(ステップS8)。
ステップS5で低負荷状態を脱していない(NO)と判定されると、ステップS8に移行し、ステップS4で設定された暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1が目標圧力として決定される。
このように、制御部53の目標圧力変更部67によって室内機11A,11Bの負荷が低い低負荷状態であると判断されると、暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPが変更されて圧縮機13の回転数が低減される。そして、目標圧力変更部67は低負荷状態を脱した場合に圧縮機13の回転数を元の暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPに戻るように目標圧力を変更させる。
したがって、圧縮機13は設定された暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPよりも圧縮機13の回転数が低減、言い換えれば、出力を低減させた状態で運転されることになる。このように、圧縮機13の出力を低減することができるので、運転効率を向上させることができる。
圧縮機13の出力が低減する方向に目標圧力が変更されると、冷房運転時に圧縮機13の低圧が高く設定されるので、圧縮機13の回転数が低くなり、室内機11A,11Bからの吹出温度が高くなる。
これにより、室内機11A,11Bの室温制御においては、設定温度近くでのサーモオン・サーモオフの切換頻度が低減するので、温度ムラが生じにくくなる。
また、暖房運転時に圧縮機13の高圧が低く設定されるので、圧縮機13の回転数が低くなり、室内機11A,11Bからの吹出温度がくなる。
これにより、室内機11A,11Bの室温制御においては、設定温度近くでのサーモオン・サーモオフの切換頻度が低減するので、温度ムラが生じにくくなる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図3を参照して説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、目標圧力変更部67における処理フローが異なる。その他の点については、第1実施形態と同様であるので、ここでは重複した説明を省略する。
第1実施形態と同じ部分は同じ符号を用いて、詳細な説明を省略する。
図3は、目標圧力変更部67のフローを示すフロー図である。
本実施形態は、目標圧力変更部67のフローが異なっているので、図3により目標圧力変更部67のフローを説明する。
目標圧力変更部67で目標圧力の変更を開始する(ステップS11)。
目標圧力変更部67は、サーモオンしている室内機11A,11Bにおいて、要求能力が最大となっている室内機11A,11Bが存在するか否かを判定する(ステップS12)。
この判定は、サーモオンしている室内機11A,11Bにおいて室内温度と設定温度との差が所定範囲、たとえば、3℃以内に入っていない室内機11A,11Bが存在しないことを判定するようにしてもよい。
ステップS12で存在しない(NO)と判定すると、暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPを圧縮機13の出力が低減する方向である暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1に変更する(ステップS13)。
たとえば、冷房目標低圧LPが約0.75MPa(約2.2℃)とすると、冷房目標低圧LP1は10分間に+0.015MPa(約0.5℃)の割合で上げるように設定される。
暖房目標高圧HPが約2.75MPa(約47.3℃)とすると、暖房目標高圧HP1は10分間に0.033MPa(約0.5℃)の割合で下げるように設定される。
次いで、変更された暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1が、上限あるいは下限を超えていないか判定する(ステップS14)。前記例では、冷房目標低圧LP1の上限は、たとえば、0.9MPa(約7.5℃)とされ、暖房目標高圧HP1の下限は2.5MPa(約43.4℃)とされる。暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1がこれらの上限あるいは下限を超える場合には、暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1はこの上限値あるいは下限値に設定される。
ステップS14に引き続き、およびステップS12で存在する(YES)と判定されると、目標圧力変更部67は、サーモオンしている室内機の全容量に占める要求能力が設定された最大値であるサーモオンしている室内機の合計した容量が所定割合、たとえば、50%以上であるか判定する(ステップS15)。
ステップS15で50%以上、たとえば、サーモオンしている室内機の容量合計が14kWに対して、要求能力が最大となっているサーモオンしている室内機の容量合計が7kW以上(YES)と判定すると、低負荷状態を脱した状態と判断し、暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1は暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPに早く戻るように変更される(ステップS16)。
たとえば、冷房目標低圧LP1は、1分間に0.015MPa(約0.5℃)の割合で下げられる。
暖房目標高圧HP1が1分間に0.033MPa(約0.5℃)の割合で上げられる。
ステップS15で50%未満、たとえば、サーモオンしている室内機の容量合計が14kWに対して、要求能力が最大となっているサーモオンしている室内機の容量合計が7kW未満(NO)と判定すると、準低負荷状態と判断し、暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1は暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPにステップS16よりもゆっくり戻るように変更される(ステップS17)。
たとえば、冷房目標低圧LP1は、10分間に0.015MPa(約0.5℃)の割合で下げられる。
暖房目標高圧HP1が10分間に0.033MPa(約0.5℃)の割合で上げられる。
次いで、変更された暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1が、上限あるいは下限を超えていないか判定する(ステップS18)。前記例では、冷房目標低圧LP1の下限は、冷房目標低圧LPである約0.75MPa(約2.2℃)とされ、暖房目標高圧HP1の上限は暖房目標高圧HPである約2.75MPa(約47.3℃)とされる。暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1がこれらの上限あるいは下限を超える場合には、暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1はこの上限値あるいは下限値に設定される。
このように設定された暖房目標高圧HP1あるいは冷房目標低圧LP1が、目標圧力として決定される(ステップS19)。
このように、制御部53の目標圧力変更部67によって要求能力が最大となっている室内機11A,11B存在しないと判断されると、暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPが変更されて圧縮機13の回転数が低減される。そして、逆に暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPを元に戻す場合は、目標圧力変更部67は室内機11A,11Bが要求する要求能力に応じて、すなわち、要求能力が大きい場合は早く、小さい場合はゆっくりと圧縮機13の回転数を元の暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPに戻るように目標圧力を変更させる。
したがって、圧縮機13は設定された暖房目標高圧HPあるいは冷房目標低圧LPよりも圧縮機13の回転数が低減、言い換えれば、出力を低減させた状態で運転されることになる。このように、圧縮機13の出力を低減することができるので、運転効率を向上させることができる。
圧縮機13の出力が低減する方向に目標圧力が変更されると、冷房運転時に圧縮機13の低圧が高く設定されるので、圧縮機13の回転数が低くなり、室内機11A,11Bからの吹出温度が高くなる。
これにより、室内機11A,11Bの室温制御においては、設定温度近くでのサーモオン・サーモオフの切換頻度が低減するので、温度ムラが生じにくくなる。
また、暖房運転時に圧縮機13の高圧が低く設定されるので、圧縮機13の回転数が低くなり、室内機11A,11Bからの吹出温度がくなる。
これにより、室内機11A,11Bの室温制御においては、設定温度近くでのサーモオン・サーモオフの切換頻度が低減するので、温度ムラが生じにくくなる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。
たとえば、本実施形態では、冷房運転あるいは暖房運転のいずれかを行うマルチ形空気調和装置1に適用しているが、冷暖フリーのマルチ形空気調和装置1に適用するようにしてもよい。この場合は、暖房目標高圧HPおよび冷房目標低圧LPの変更をそれぞれ独立に実施するようにすればよい。
1 マルチ形空気調和装置
3 室外機
11A,11B 室内機
13 圧縮機
53 室外制御部
67 目標圧力変更部
HP,HP1 暖房目標高圧
LP,LP1 冷房目標低圧

Claims (6)

  1. 回転数が可変とされた圧縮機を有する室外機と、
    前記室外機に並列に接続されている複数台の室内機と、
    前記圧縮機が前記各室内機の負荷に応じた要求能力を全て満たすように設定された目標圧力に対応する回転数で運転され、前記各室内機では、室内温度が設定温度範囲に入るように当該室内機の前記要求能力が投入され、あるいは遮断されるオンオフ制御を行う構成を有する制御部と、が備えられているマルチ形空気調和装置であって、
    該制御部には、前記室内機の負荷が低い低負荷状態である場合に前記圧縮機の回転数が低減するように前記目標圧力を変更させ、前記低負荷状態を脱した場合に前記圧縮機の回転数を元に戻るように前記目標圧力を変更させる目標圧力変更部が備えられていることを特徴とするマルチ形空気調和装置。
  2. 前記目標圧力変更部は、前記要求能力が設定された最大値である前記室内機が1台も存在しない場合に前記低負荷状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載のマルチ形空気調和装置。
  3. 前記目標圧力変更部は、能力が投入されている前記室内機において前記室内温度と前記設定温度との差が所定範囲に入っていない室内機が1台も存在しない場合に前記低負荷状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載のマルチ形空気調和装置。
  4. 前記目標圧力変更部は、能力が投入されている前記室内機の全容量に占める前記要求能力が設定された最大値である能力が投入されている前記室内機の容量が所定割合以下となると低負荷状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載のマルチ形空気調和装置。
  5. 前記目標圧力変更部には、前記低負荷状態を脱した状態の中に、比較的負荷の軽い準低負荷状態が設けられ、該準低負荷状態では、前記圧縮機の回転数を元に戻す際における回転数の増加割合が前記低負荷状態を脱した状態時の増加割合よりも小さくなるようにされていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のマルチ形空気調和装置。
  6. 前記目標圧力変更部は、能力が投入されている前記室内機の全容量に占める前記要求能力が設定された最大値である能力が投入されている前記室内機の容量が所定割合以下となると準低負荷状態であり、所定割合を超えると前記低負荷状態を脱した状態であると判定することを特徴とする請求項5に記載のマルチ形空気調和装置。

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