JP5818734B2 - 空気調和機 - Google Patents

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本発明は、空気調和機に関するものである。
従来より、1台の室外機に複数の室内機を接続して冷凍サイクルを構成するマルチタイプの空気調和機がある。この種の空気調和機では、各室内機が設置される各部屋の設定温度と運転中の各室内機が検出する室内温度との差温に基づいて、室外機に設置された圧縮機の周波数や各室内機にそれぞれ設置された各電子膨張弁の開度を制御し、各部屋の室内温度を設定温度に近づける制御を行っている(例えば、特許文献1参照)。
圧縮機の周波数制御や各室内機の電子膨張弁の開度制御の具体的な手法については各種提案されている。例えば、設定温度と室内温度との差温の大きい部屋の室内機が十分な空調能力(冷房能力又は暖房能力)を発揮できるように、冷房時は目標蒸発温度、暖房時は目標凝縮温度を決定している。そして、その目標蒸発温度又は目標凝縮温度となるように圧縮機の周波数を制御し、また、過熱度(冷房時)又は過冷却度(暖房時)が目標値となるように各電子膨張弁の開度を個別に制御することが一般的に行われている。
特開2005−24153号公報(第4頁)
ところで、近年では空気調和機に対して省エネ制御が求められている。しかしながら、差温が大きい室内機に合わせて目標蒸発温度、目標凝縮温度を決定する従来制御では、各室内機の差温にバラツキがある場合、例えば仮に1台でも差温が大きい室内機があると、その室内機に合わせて空調能力を高めるべく、目標蒸発温度を下げる又は目標凝縮温度を上げる制御を行うことになる。冷凍サイクルでは、目標蒸発温度を低くするほど、また目標凝縮温度を高くするほど運転効率が低下するため、1台の差温の大きい室内機に合わせて目標蒸発温度、目標凝縮温度を決定することは省エネの観点から好ましくない。
一方、差温の大きい室内機が複数台あるにも関わらず、高い省エネ効果を得ようとして、空調能力を高める制御を行わないようにした場合、室内の快適性が損なわれてしまう。このように、複数台の室内機を有する空気調和機では、省エネ運転を効果的に行える運転状況の見極めが難しいという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、省エネ運転を効果的に行える運転状況を見極めた上で省エネ運転を行うことが可能な空気調和機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機は、圧縮機及び室外熱交換器を有する室外機と、絞り装置及び室内熱交換器を有し、冷房及び暖房の少なくとも一方の運転が可能な複数の室内機と、冷房時は、室内機が設置される各部屋の設定温度と、室内機で検出した室内温度との差温に基づいて目標蒸発温度を決定し、暖房時は、差温に基づいて目標凝縮温度を決定し、決定した目標蒸発温度又は目標凝縮温度を維持するように圧縮機の周波数を制御する目標維持制御を行う制御装置とを備え、制御装置は、差温が予め設定した所定温度以上となる室内機の合計容量を、運転中の全室内機の合計容量で除算した容量比率を計算し、容量比率が所定比率未満で且つ圧縮機の周波数が、所定レベル以上の高圧縮機効率を得ることができる周波数範囲の下限値未満の場合には、冷房時であれば目標維持制御に代えて、目標蒸発温度を下げると共に圧縮機の周波数の上限値を上げる制御を行い、暖房時であれば目標維持制御に代えて、目標凝縮温度を上げると共に圧縮機の周波数の上限値を上げる制御を行うものである。
本発明によれば、容量比率と圧縮機周波数とに基づいて省エネ運転を効果的に行える運転状況を見極めた上で、省エネ運転を行うことができる。
本発明の一実施の形態に係る空気調和機の構成図である。 温度差ΔTに応じた目標蒸発温度の決定方法の説明図である。 圧縮機の周波数を制御したときの部屋の温度変化を示す図である。 蒸発温度毎の圧縮機効率特性を示した図である。 温度差ΔTに応じた目標凝縮温度の決定方法の説明図である。 凝縮温度毎の圧縮機効率特性を示した図である。 本発明の一実施の形態に係る空気調和機の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る空気調和機の制御動作を示すフローチャートである。 容量比率αと圧縮機周波数上限との関係を示す図である。
(空気調和機の構成)
図1は、本発明の一実施の形態に係る空気調和機の構成図である。
空気調和機は、室外機Aと、複数の室内機B1、B2、B3(各室内機を区別しない場合は総称してBと符号を付す)とを備えている。各室内機Bは室外機Aに対して並列に接続されており、それぞれ別々の部屋に設置されて各部屋の空調を行う。なお、室内機がここでは3台設置された例を示しているが、室内機の設置台数は3台に限られない。室外機Aと複数の室内機Bは、後述の冷凍サイクルを構成しており、冷凍サイクル内を冷媒が循環することで室内空調を行う。
まず、室外機Aの構成について説明する。室外機Aは、圧縮機1と、油分離器2と、四方弁3と、室外熱交換器4と、アキュムレータ7とを備えている。また、室外機Aには、油分離器2で分離した油を開閉弁8a及びキャピラリーチューブ8bを介して圧縮機1の吸入側に戻す返油回路8を備えている。室外機Aは更に、室外熱交換器4に空気を送風する室外送風機9を備えている。
圧縮機1は、周波数を可変することが可能な圧縮機であり、吸入したガス冷媒を圧縮して高温高圧のガス冷媒として吐出し、冷凍サイクルに冷媒を循環させるものである。
油分離器2は、圧縮機1から吐出された冷媒から油を分離するものである。
四方弁3は、冷凍サイクルにおける冷媒の流路を切り換えるものである。四方弁3の流路の切り換えは、後述の室外制御装置100から出力される駆動信号に基づいて実施され、圧縮機1から吐出された冷媒を室外熱交換器4に送る流路、又は室内熱交換器6に送る流路に切り換える。四方弁3の切り換えにより冷房運転又は暖房運転の切り換えが可能となっている。なお、空気調和機は冷房及び暖房の少なくともどちらか一方が可能であればよく、よって、四方弁3は必ずしも必須の構成ではなく、省略可能である。
室外熱交換器4は、流入する冷媒と室外送風機9からの外気との間で熱交換を実施するものである。なお、図1では室外送風機9によって外気と熱交換される場合を記載したが、水配管と熱交換されるプレート式や二重管式のようなものとしてもよい。
アキュムレータ7は、圧縮機1の吸入側に設置されており、アキュムレータ7内に流入した冷媒をガス冷媒と液冷媒とに分離して、余剰な液冷媒を貯留すると共に、ガス冷媒を圧縮機1に送る機能を有する。
次に、室内機Bの構成について説明する。なお、各室内機B1、B2、B3は同様の構成となっている。
室内機Bは、絞り装置5と室内熱交換器6とを有し、これらが直列に冷媒配管で接続されている。室内機B1には更に、室内熱交換器6に室内空気を送る室内送風機11を備えている。
絞り装置5は、流入する冷媒を膨張及び減圧させるものであり、開度を調整可能な電動膨張弁で構成されている。
室内熱交換器6は、流入する冷媒と室内送風機11からの室内空気との間で熱交換を実施するものである。
室外機Aと各室内機Bとは延長配管により接続され、圧縮機1、油分離器2、四方弁3、室外熱交換器4、絞り装置5、室内熱交換器6及びアキュムレータ7が順次接続されて冷凍サイクルが構成されている。なお、冷凍サイクルの構成は図示のものに限定されず、少なくとも圧縮機1、室外熱交換器4、絞り装置5及び室内熱交換器6を備えた構成とすればよい。
(センサ類及び制御装置)
次に、空気調和機に備えられたセンサ類及び制御装置について説明する。
室外機Aは、圧縮機1の吸入圧力を検出する吸入圧力センサ21と、圧縮機1の吐出圧力を検出する吐出圧力センサ22とを備えている。
室外機Aは、室外機Aを構成する各部の動作を制御する室外制御装置100を備えており、各室内機Bそれぞれに設けられた後述の室内制御装置110との間で、通信手段としての通信線120によりセンサ情報や制御情報等を送受信可能に接続されている。室外制御装置100は、マイクロコンピュータで構成され、CPU、RAM及びROM等を備えており、ROMには制御プログラムが記憶されている。
室外制御装置100は、吸入圧力センサ21及び吐出圧力センサ22で検出された検出圧力を取得でき、また、室内熱交換器6の容量と、後述の室内温度検出センサ33で検出された室内温度と、設定温度とを含む各種情報を通信線120を介して各室内機Bの室内制御装置110から取得できるようになっている。室外制御装置100は、これらの各種情報と予め搭載されている制御プログラムに基づいて、圧縮機1の周波数制御、四方弁3の切り換え、室外送風機9の回転数制御、開閉弁8aの開閉制御等の室外機A全体の制御を行う。
室内機Bは、室内熱交換器6の液側に設けられて冷媒の温度を検出する液側温度センサ31と、室内熱交換器6のガス側に設けられて冷媒の温度を検出するガス側温度センサ32と、を備えている。また、室内機Bに流入する室内空気の温度(室内温度)を検出する室内温度検出センサ33を備えている。
また、室内機Bは、室内機Bを構成する各部の動作を制御する室内制御装置110を備えている。室内制御装置110は、マイクロコンピュータで構成され、CPU、RAM及びROM等を備えている。また、室内機Bには、室内機Bを個別に操作するためのリモコン12が接続されており、使用者が設定温度などを入力できるようになっている。
また、室内機Bには、制御基板(図示せず)に設けたスイッチにより、自己が発揮できる冷暖房能力(室内熱交換器6の容量に相当)に応じた機種設定がなされている。室内機Bの室内制御装置110は、その制御基板(図示せず)上のスイッチの設定によって自己の室内熱交換器6の容量(以下、室内機の容量という)を把握できるようになっている。
室内制御装置110は、運転状態(冷房運転しているか、暖房運転しているか)と、各種センサ31〜33により検出された温度と、リモコン12から設定された設定温度とを取り込めるようになっており、これらの情報に基づいて絞り装置5の開度制御や、室内送風機11の回転数制御を行う。また、室内制御装置110は、室外機Aの室外制御装置100との間でセンサ情報や制御情報等を送受信可能となっている。すなわち、室内制御装置110と室外制御装置100により空気調和機全体を制御する制御装置が構成されている。
なお、上記の構成例では室外制御装置100と室内制御装置110との間でデータ通信を行うことにより連携処理を行う構成を示したが、室内制御装置110の全ての機能を室外制御装置100に持たせた構成としてもよい。
(冷房運転動作)
次に、図1に基づいて空気調和機の冷房運転について説明する。冷房運転を実施する場合、制御装置は予め、圧縮機1から吐出された冷媒が室外熱交換器4へ流れるように四方弁3の流路を切り換える(図1の実線側)。圧縮機1によって圧縮された高温高圧の冷媒は、圧縮機1から吐出された後、四方弁3を介して室外熱交換器4に流入する。この室外熱交換器4に流入した冷媒は、室外送風機9によって送られてくる外気と熱交換して凝縮し、高圧の液冷媒となって室外熱交換器4を流出する。室外熱交換器4を流出した液冷媒は、分岐して、それぞれ各室内機Bの絞り装置5に流入する。絞り装置5に流入した液冷媒は、膨張・減圧されて低圧の冷媒となり、それぞれ室内熱交換器6に流入する。室内熱交換器6に流入した冷媒は、室内送風機11によって送られてくる室内空気と熱交換して蒸発し、室内熱交換器6から流出する。各室内熱交換器6から流出した冷媒は合流した後、四方弁3、アキュムレータ7を経由して圧縮機1に戻される。以上の動作を繰り返すことにより室内を冷房する。
(暖房運転動作)
図1に基づいて、空気調和機の暖房運転について説明する。暖房運転を実施する場合、制御装置は予め、圧縮機1から吐出された冷媒が室内熱交換器6へ流れるように四方弁3の流路を切り換える(図1の点線側)。圧縮機1によって圧縮された高温高圧の冷媒は、圧縮機1から吐出された後、四方弁3を経由し、その後、分岐して各室内熱交換器6に流入する。室内熱交換器6に流入した冷媒は、室内送風機11によって送られてくる室内空気と熱交換して凝縮し、高圧の液冷媒となって室内熱交換器6を流出する。室内熱交換器6を流出した冷媒は、それぞれ絞り装置5に流入し、絞り装置5によって膨張・減圧され、低圧の冷媒となる。各絞り装置5から流出した低圧の冷媒は合流して室外熱交換器4に流入する。室外熱交換器4に流入した冷媒は、室外送風機9によって送られる室外空気と熱交換して蒸発し、室外熱交換器4から流出する。室外熱交換器4から流出した冷媒は四方弁3、アキュムレータ7を経由して圧縮機1に戻る。以上の動作を繰り返すことにより室内を暖房する。
(冷房時の能力制御)
次に、冷房時の能力制御について説明する。
冷房時は、蒸発温度が目標蒸発温度となるように圧縮機1の周波数を制御する。具体的には、蒸発温度が目標蒸発温度よりも低ければ、圧縮機1の周波数を減少させて冷房能力を下げ、蒸発温度が目標蒸発温度よりも高ければ、圧縮機1の周波数を増加させて冷房能力を上げる。目標蒸発温度は、例えば次の図2に示すように差温ΔT(設定温度と室内温度との差温)に応じて変化させる。
図2は、温度差ΔTに応じた目標蒸発温度の決定方法の説明図である。図2において横軸は差温ΔT、縦軸は目標蒸発温度である。図2に示すグラフは、差温ΔTのときに十分な冷却能力を発揮できる目標蒸発温度を示している。
図2に示すように、差温ΔTが大きくなるに連れ、目標蒸発温度を下げるようにしている。また、差温ΔTが所定の温度T0以上のときには、最低目標蒸発温度に設定する。なお、目標蒸発温度を決定するための差温ΔTには、各室内機Bの差温ΔTのうち最も大きいものを代表として使用する。
すなわち、冷房中の各部屋それぞれの差温ΔTを検出し、各差温ΔTのうち最も大きい差温ΔTに基づいて図2に基づき目標蒸発温度を決定する。よって、その差温ΔTを検出した室内機Bで十分な冷却能力が発揮される蒸発温度が目標蒸発温度として決定されることになる。そして、室外機Aは、吸入圧力センサ21により検出された吸入圧力を換算して得られる蒸発温度が、上記のようにして決定した目標蒸発温度となるように圧縮機1の周波数を制御すると共に、室外送風機9の回転数を制御する。
図3は、圧縮機の周波数を制御したときの部屋の温度変化を示す図である。
図3に示したように、圧縮機1の周波数が低いときは部屋の温度が上昇し、周波数が高いときは部屋の温度が低下する。
また、各室内機Bのそれぞれは、自己の室内熱交換器6の出口冷媒の過熱度が目標過熱度に一定になるように自己の絞り装置5を調整する制御を行う。
(冷房時の圧縮機効率)
図4は、蒸発温度毎の圧縮機効率特性を示した図で、横軸に圧縮機周波数、縦軸に圧縮機効率を取っている。圧縮機効率特性は、圧縮機1内部の構造やモーターの巻き数等の構造的要素によって決まるものである。図4において(1)は蒸発温度Taのときの圧縮機効率特性、(2)は蒸発温度To(>Ta)のときの圧縮機効率特性、(3)は蒸発温度Tb(>To)のときの圧縮機効率特性を示している。
まず、図4に基づいて、圧縮機周波数の増減に伴う圧縮機効率の変化について説明する。図4上の点O(圧縮機周波数fo、蒸発温度To)で運転しているときに、圧縮機周波数を増加させた場合、蒸発温度が低下する。すなわち、点Oから右下へ遷移して点Aとなる。また逆に圧縮機周波数を減少させたときは蒸発温度が上昇する。すなわち点Oから左上へ遷移して点Bとなる。
次に、図4に基づいて、高圧縮機効率が得られる周波数範囲について説明する。図4に示すように、蒸発温度を下げると、一般には圧縮機効率が低下するが、蒸発温度を下げても、所定レベルε1以上の高圧縮機効率を得ることができる周波数範囲が存在する。図4において最も蒸発温度の低い圧縮機効率特性(1)の例で説明すると、圧縮機効率特性(1)は他の(2)、(3)よりも全体的に圧縮機効率が低いものの、圧縮機周波数がf1〜f2の範囲では、所定レベルε1以上の高圧縮機効率とすることができる。
よって、冷房時の圧縮機1の現在の周波数が例えばf1よりも低いfoであれば、蒸発温度をToからTaに下げても、周波数はfaであり高圧縮機効率が得られる周波数範囲内であるため、高圧縮機効率が見込める。したがって、目標蒸発温度を下げることにより運転効率は悪くなるが、その中でも、高圧縮機効率が得られる周波数範囲f1〜f2内で圧縮機周波数を上げるようにすることによって、運転効率低下の下げ幅を小さくできる。なお、この周波数範囲f1〜f2は予め空気調和機の制御装置に記憶されている。
(冷房時の容量比率αに応じた切り換え制御)
次に、本実施の形態の特徴的な制御である、容量比率αに応じた切り換え制御について説明する。容量比率αは次式で算出する。
容量比率α=差温ΔTが予め設定した所定温度(例えば1℃)以上の各室内機の室内熱交換器6の合計容量/運転中の全ての室内機の室内熱交換器6の合計容量
ここでは容量比率による関係を記載したが、室内機運転容量でも構わない。
容量比率αが所定比率(例えば、30%)以上のとき、言い換えれば、能力が足りない室内機が多い場合は、省エネ運転よりも室内温度を設定温度にすることを優先して目標蒸発温度を維持する制御、つまり差温ΔTが最も大きい室内機で能力が出る目標蒸発温度で運転する。一方、容量比率αが所定比率未満のとき、言い換えれば、能力が足りない室内機が少ない場合は、圧縮機周波数を上げることによって圧縮機効率を上げることができるかどうかをチェック(具体的には現在の圧縮機周波数が周波数下限値f1未満かどうかをチェック)し、圧縮機効率を上げることができる場合は、目標蒸発温度を所定温度(例えば1℃)下げて、圧縮機周波数の上限を所定周波数(例えば10Hz)、増加させる。この制御とすると、上述したように目標蒸発温度を下げることにより、運転効率が悪くなるが、その中でも、高圧縮機効率が得られる周波数範囲f1〜f2内で圧縮機周波数を上げるようにすることによって、効率低下の下げ幅を小さくできる。
(暖房時の能力制御)
次に、暖房時の能力制御について説明する。
暖房時は、凝縮温度が目標凝縮温度となるように圧縮機1の周波数を制御する。具体的には、凝縮温度が目標凝縮温度よりも低ければ圧縮機1の周波数を増加させて暖房能力を上げ、凝縮温度が目標凝縮温度よりも高ければ、圧縮機1の周波数を減少させて冷房能力を下げる。目標凝縮温度は、例えば次の図5に示すように差温ΔT(設定温度と室内温度との差温)に応じて変化させる。
図5は、温度差ΔTに応じた目標凝縮温度の決定方法の説明図である。図5において横軸は差温ΔT、縦軸は目標凝縮温度である。図5に示すグラフは、差温ΔTのときに十分な暖房能力を発揮できる目標凝縮温度を示している。
図5に示すように、差温ΔTが大きくなるに連れ、目標凝縮温度を上げるようにしている。また、差温ΔTが所定の温度T0以上のときには、最高目標凝縮温度に設定する。なお、目標凝縮温度を決定するための差温ΔTには、各室内機Bの差温ΔTのうち最も大きいものを代表として使用する。
すなわち、暖房中の各部屋それぞれの差温ΔTを検出し、各差温ΔTのうち最も大きいものに基づいて目標凝縮温度を決定する。そして、室外機Aは、吐出圧力センサ22により検出された吐出圧力を換算して得られる凝縮温度が、上記のようにして決定した目標凝縮温度となるように圧縮機1の周波数を制御すると共に、室外送風機9の回転数を制御する。
また、各室内機Bのそれぞれは、自己の室内熱交換器6の出口冷媒の過冷却度が目標過冷却度に一定になるように自己の絞り装置5を調整する制御を行う。
(暖房時の圧縮機効率)
図6は、凝縮温度毎の圧縮機効率特性を示した図で、横軸に圧縮機周波数、縦軸に圧縮機効率を取っている。圧縮機効率特性は、圧縮機1内部の構造やモーターの巻き数等の構造的要素によって決まるものである。図6において(1)は凝縮温度Taのときの圧縮機効率特性、(2)は凝縮温度To(<Ta)のときの圧縮機効率特性、(3)は凝縮温度Tb(<To)のときの圧縮機効率特性を示している。
まず、図6に基づいて、圧縮機周波数の増減に伴う圧縮機効率の変化について説明する。図6上の点O(圧縮機周波数fo、凝縮温度To)で運転しているときに、圧縮機周波数を増加させた場合、凝縮温度が上昇する。すなわち、点Oから右下へ遷移して点Aとなる。また逆に圧縮機周波数を減少させた場合、凝縮温度が低下する。すなわち点Oから左上へ遷移して点Bとなる。
次に、図6に基づいて、高圧縮機効率が得られる周波数範囲について説明する。図6に示すように、凝縮温度を上げると、一般には圧縮機効率が低下するが、凝縮温度を上げても、所定レベルε1以上の高圧縮機効率を得ることができる圧縮機周波数範囲が存在する。図6において最も凝縮温度の高い圧縮機効率特性(1)の例で説明すると、圧縮機効率特性(1)は他の(2)、(3)よりも全体的に圧縮機効率が低いものの、圧縮機周波数がf1〜f2の範囲では、所定レベルε1以上の高圧縮機効率とすることができる。
よって、暖房時の圧縮機1の現在の周波数が例えばf1よりも低いfoであれば、凝縮温度をToからTaに上げても、周波数はfaであり高圧縮機効率が得られる周波数範囲内であるため、高圧縮機効率が見込める。したがって、目標凝縮温度を下げることにより、運転効率は悪くなるが、その中でも、高圧縮機効率が得られる周波数範囲f1〜f2内で圧縮機周波数を上げるようにすることによって、運転効率低下の下げ幅を小さくできる。
(暖房時の容量比率αに応じた切り換え制御)
次に、本実施の形態の特徴的な制御である、容量比率αに応じた切り換え制御について説明する。容量比率αは次式で算出する。
容量比率α=差温ΔTが予め設定した所定温度(例えば1℃)以上の各室内機の室内熱交換器6の合計容量/運転中の全ての室内機の室内熱交換器6の合計容量
ここでは、暖房時において例えば容量比率αが40%のときに圧縮機効率が最大となる圧縮機周波数(ここでは50Hz)となるようなシステムを選択している。ここでは容量比率による関係を記載したが、室内機運転容量でも構わない。
容量比率αが所定比率(例えば30%)以上のとき、言い換えれば、能力が足りない室内機が多い場合は、省エネ制御よりも室内温度を設定温度にすることを優先して目標凝縮温度を維持、つまり差温ΔTが最も大きい室内機で能力が出る目標凝縮温度で運転する。一方、容量比率αが所定比率未満のとき、言い換えれば、能力が足りない室内機が少ない場合は、圧縮機周波数を上げることによって圧縮機効率を上げることができるかどうかをチェック(具体的には現在の圧縮機周波数が周波数下限値f1未満かどうかをチェック)し、圧縮機効率を上げることができる場合は、目標凝縮温度を所定温度(例えば1℃)上げて、圧縮機周波数の上限を所定周波数(例えば10Hz)、増加させる。この制御とすると、上述したように目標凝縮温度を上げることにより、運転効率が悪くなるが、その中でも高圧縮機効率が得られる周波数範囲f1〜f2内で圧縮機周波数を上げるようにすることによって、効率低下の下げ幅を小さくできる。
(制御ブロック図)
図7は、本発明の一実施の形態に係る空気調和機の構成を示すブロック図である。以下、図7及び前述の図1を参照して空気調和機に備えられた制御装置及び計測データの流れについて説明する。
室外制御装置100は、CPUと制御プログラムにより、蒸発温度・凝縮温度換算部101と、差温・容量比率計算部102と、目標蒸発温度・目標凝縮温度計算部103と、圧縮機周波数決定部104とが機能的に構成されている。本実施の形態は、上述したように、各部屋それぞれの差温ΔTと各室内機Bの容量とを考慮して目標蒸発温度を変更すると共に、圧縮機周波数を決定する点に特徴を有しており、この特徴的な制御が、各処理部によって実現される。
蒸発温度・凝縮温度換算部101は吸入圧力センサ21で検出された吸入圧力を蒸発温度に換算すると共に、吐出圧力センサ22で検出された吐出圧力を凝縮温度に換算し、蒸発温度及び凝縮温度を目標蒸発温度・目標凝縮温度計算部103及び圧縮機周波数決定部104に渡す。
差温・容量比率計算部102は、各室内制御装置110からの室内温度と設定温度とに基づいて差温ΔTを計算すると共に、各室内制御装置110からの各室内機の容量に基づいて容量比率αを計算し、計算した差温ΔTと容量比率αとを目標蒸発温度・目標凝縮温度計算部103に渡す。なお、ここでは各室内制御装置110のそれぞれが室内温度及び設定温度を室外機Aに通信する例を説明したが、各室内制御装置110のそれぞれで差温ΔTを計算して室外機Aの室外制御装置100に送信してもよい。
目標蒸発温度・目標凝縮温度計算部103は、冷房時は、蒸発温度・凝縮温度換算部101からの蒸発温度、差温ΔT及び容量比率αに基づいて目標蒸発温度を計算して圧縮機周波数決定部104に渡す。目標蒸発温度・目標凝縮温度計算部103は、暖房時は、蒸発温度・凝縮温度換算部101からの凝縮温度、差温ΔT及び容量比率αに基づいて目標凝縮温度を計算して圧縮機周波数決定部104に渡す処理を行う。
圧縮機周波数決定部104は、冷房時は、目標蒸発温度・目標凝縮温度計算部103からの目標蒸発温度と、蒸発温度・凝縮温度換算部101からの蒸発温度とに基づいて圧縮機1の周波数を決定する。暖房時は、目標蒸発温度・目標凝縮温度計算部103からの目標凝縮温度と、蒸発温度・凝縮温度換算部101からの凝縮温度とに基づいて圧縮機1の周波数を決定する。
(制御フロー)
図8は、本発明の一実施の形態に係る空気調和機の制御動作を示すフローチャートである。次に、空気調和機の制御動作について図8を参照して説明する。ここでは、全ての室内機Bが冷房運転しており、全ての室内機Bにおいて差温ΔTが1℃以下で、安定した運転状況から、例えば窓が開けられるなどして室内機B1で差温ΔTが大きくなり、室内機B1での差温ΔTが2℃に変化した状況にあるものとする。また、室内機B2、B3での各差温ΔTは0.5℃で、容量比率αは20%であるものとする。そして、運転状況が変化する前の安定した運転状況(圧縮機周波数、蒸発温度)が、図4の点Oで示される状況にあるものとする。なお、図8のフローチャートでは、差温ΔTや所定比率等について具体的な数値を用いているが、これは一例を示したに過ぎず、それらは実使用条件等に応じて適宜設定すれば良い。
空気調和機は冷房運転を開始しており(S1)、運転開始時の過渡的な温度変化中であるか否かを判断する(S2)。具体的には各室内機Bのそれぞれにおける差温ΔTの時間変化をチェックし、差温ΔTの時間変化が0.5℃以上の室内機Bがあれば、運転開始時の過渡的な温度変化中にある、と判断する。一方、差温ΔTの時間変化が何れの室内機Bでも0.5℃未満の場合は、運転開始時の過渡的な温度変化中ではないと判断する。なお、ステップS2では、運転開始時の過渡的な温度変化ではなく、室内負荷による温度変化が生じているのかどうかを確認できればよく、ここでは差温ΔTの時間変化を監視したが、冷房運転開始からの運転時間が所定時間経過したかを監視するようにしてもよい。
そして、ここでは過渡的な温度変化中ではないため、ステップS2で「いいえ」に進み、続いて、各室内機Bのうち、差温ΔTが1℃(所定温度)よりも大きい室内機があるかどうかをチェックする(S3)。この温度は、部屋の負荷と空調能力で決めればよく、上述したように1℃以外でも構わない。ここでは、室内機B1の差温ΔTが1℃以下であった状態から2℃に変化した状態であるため、ステップS3で「はい」に進み、続いて容量比率αが30%(所定比率)未満か否かを判断する(S4)。
ここで、ステップS4で用いる容量比率αの所定比率の決定方法について説明する。
図9は、容量比率αと圧縮機周波数上限との関係を示す図で、横軸に容量比率α、縦軸に圧縮機周波数上限を取っている。図9には、冷房時と暖房時のそれぞれについて示している。
圧縮機効率と圧縮機周波数との関係は、上述したように圧縮機1内部の構造やモーターの巻き数等の構造的要素によって決まっている(図4参照)。圧縮機効率が最も良くなるときの圧縮機周波数は、図4では50Hzであり、図9の冷房側の特性において、圧縮機周波数が50Hzとなるときの容量比率αである30%を、所定比率に決定する。なお、所定比率は50%未満の値となる。
図8のフローの説明に戻る。
ステップS4で容量比率αが30%未満か否かを判断する。容量比率αが30%以上の場合、換言すれば差温ΔTの大きい室内機が多い場合は、目標蒸発温度を維持する(S10)。つまり、上記図2で説明したように、差温ΔTの最も大きい室内機B1において十分な冷却能力が発揮できる蒸発温度を目標蒸発温度として決定し、その決定した目標蒸発温度に維持する制御(目標維持制御)を行う。よって、差温ΔTの大きい室内機が多く、ステップS4で「いいえ」となる場合には、省エネ運転は行わず、室内温度を設定温度にすることを優先した制御となる。
ここでは、容量比率αが20%であるため、ステップS4で「はい」に進み、続いて現在の圧縮機周波数が、高圧縮機効率となる周波数範囲f1〜f2(図2参照)の下限値f1未満か否かを判断する(S5)。
ここでは、運転状況が図4の点Oで示す状況であり、圧縮機周波数がfoで高圧縮機効率となる周波数範囲の下限値f1よりも小さいため、ステップS5で「はい」となり、目標蒸発温度を1℃下げると共に、周波数上限を10Hz上げる(S6)。
なお、このステップS6において、周波数上限を10Hz上げた後の周波数上限が50Hz未満とする。そして、ステップS6で決定した目標蒸発温度となるように、周波数上限の範囲内で圧縮機周波数を上げる制御を行う(S7)。このように、ステップS4、5の両方の判断で「はい」の場合には、S10の制御に代えて、ステップS6、7の制御を行う。
そして、圧縮機周波数を上げる制御を行うことで、室内機B1(差温ΔTが最も大きい室内機)の差温ΔTが0.5℃以下に下がり(S8)、室内温度が設定温度に近づいてくると、目標蒸発温度を1℃上げると共に、圧縮機周波数上限を元に戻す(S9)。そして、目標蒸発温度を維持してステップS1に戻り、同様の処理を繰り返す。
ここで、本制御による省エネ効果について説明する。図8に示したフローにより、容量比率αが30%未満で、圧縮機周波数がf1未満場合、S6、S7の制御を行うことになる。この場合、S10の制御を行う場合に比べて、蒸発温度を高くした運転ができるため、省エネ効果を得ることができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、容量比率αが所定比率未満で且つ圧縮機周波数が高圧縮機効率を得られる周波数範囲の下限値未満のとき、省エネ運転を効果的に行える運転状況であると判断し、目標蒸発温度を下げると共に圧縮機周波数を上げるようにしたので、効率の良い運転が可能となり、省エネ運転が実現できる。
そして、目標蒸発温度を上昇・下降させてトータルとして省エネ運転が実現できる。
なお、図8では冷房運転の場合を記載しているが、暖房運転の場合は、ステップS6で目標凝縮温度を例えば+1℃とし、ステップS9では目標蒸発温度を例えば−1℃とし、ステップS10では目標凝縮温度を維持するようにすればよい。その他のステップは冷房運転のときと同じである。
また、図8のフローの説明では、差温ΔTが大きい室内機Bが1台の場合を例に説明したが、差温ΔTが大きい室内機Bが複数台の場合でも同様である。
また、図8のフローでは、ステップS6、ステップS9で目標蒸発温度と圧縮機周波数の上限値とを変更する制御としたが、圧縮機周波数を変更する制御でも構わない。
また、図8のフローでは、ステップS8で室内機Bの差温ΔTを判定したが、差温ΔTが小さくなることと、容量比率が小さくなることとの間には相関関係があるため、差温ΔTの判定に代えて、容量比率で判定してもよい。
1 圧縮機、2 油分離器、3 四方弁、4 室外熱交換器、5 絞り装置、6 室内熱交換器、7 アキュムレータ、8 返油回路、8a 開閉弁、8b キャピラリーチューブ、9 室外送風機、11 室内送風機、12 リモコン、21 吸入圧力センサ、22 吐出圧力センサ、31 液側温度センサ、32 ガス側温度センサ、33 室内温度検出センサ、100 室外制御装置、101 蒸発温度・凝縮温度換算部、102 差温・容量比率計算部、103 目標蒸発温度・目標凝縮温度計算部、104 圧縮機周波数決定部、110 室内制御装置、120 通信線、A 室外機、B(B1、B2、B3) 室内機。

Claims (1)

  1. 圧縮機及び室外熱交換器を有する室外機と、
    絞り装置及び室内熱交換器を有し、冷房及び暖房の少なくとも一方の運転が可能な複数の室内機と、
    冷房時は、前記室内機が設置される各部屋の設定温度と、前記室内機で検出した室内温度との差温に基づいて目標蒸発温度を決定し、暖房時は、前記差温に基づいて目標凝縮温度を決定し、決定した前記目標蒸発温度又は前記目標凝縮温度を維持するように前記圧縮機の周波数を制御する目標維持制御を行う制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記差温が予め設定した所定温度以上となる室内機の合計容量を、運転中の全室内機の合計容量で除算した容量比率を計算し、前記容量比率が所定比率未満で且つ前記圧縮機の周波数が、所定レベル以上の高圧縮機効率を得ることができる周波数範囲の下限値未満の場合には、
    前記冷房時であれば前記目標維持制御に代えて、前記目標蒸発温度を下げると共に前記圧縮機の周波数の上限値を上げる制御を行い、
    前記暖房時であれば前記目標維持制御に代えて、前記目標凝縮温度を上げると共に前記圧縮機の周波数の上限値を上げる制御を行う
    ことを特徴とする空気調和機。
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