JP6172702B2 - マルチ形空気調和システム - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも1台の室外機に対して、複数台の室内機が並列に接続され、各室内機が同一の冷房モードまたは暖房モードで運転されるマルチタイプの空気調和システムに関するものである。
冷暖切換え方式のマルチ形空気調和システムにおいては、同一の室外機に接続されている複数台の室内機は全て同一の冷房モードまたは暖房モードで運転する必要がある。この冷・暖房モードの決定の仕方には、さまざまな方式が考えられている。例えば、特許文献1には、冷房または暖房設定の室内機が同数の場合、室温とその時の運転モードの基準温度との温度差が大きい方の室内機の運転モードを優先し、同数でない場合は、冷房または暖房設定の多い方の運転モードを優先するリモコンON室内機台数優先パターンによる方式が開示されている。
また、特許文献2には、特定室内機の運転モードを優先するパターンとし、その場合の他の室内環境の快適度を高めるため、室内機毎に設定温度と室温との温度差を算出し、該温度差が許容温度範囲から逸脱している室内機を検出する手段を設け、その検出手段で検出された室内機の温度差を小さくするように室外機の運転モードを決定するようにしたものが開示されている。
その他のパターンとして、1台の室内機でも暖房リモコンONなら暖房モードとする暖房優先パターン、1台の室内機でも冷房リモコンONなら冷房モードとする冷房優先パターン、更にはリモコンが先押しされた室内機の運転モードを優先するリモコン先押し優先パターン、リモコンが後押しされた室内機の運転モードを優先するリモコン後押し優先パターン、リモコンON室内機容量の多い方の運転モードを優先するパターン、サーモON室内機台数の多い方の運転モードを優先するパターン、サーモON室内機容量の多い方の運転モードを優先するパターン等が知られている。
特開昭63−201446号公報 特許第4259846号公報
しかしながら、上記優先パターンのいずれの場合にも、それぞれ一長一短があり、多様な顧客ニーズに応えられる状況にはなく、如何にして多様な顧客ニーズに応えるかが1つの課題となっていた。特に、上記の各優先パターンは、必ずしも各室内機からの冷房要求度あるいは暖房要求度を加味して運転モードを決定しているとは云えない面があり、より運転ニーズの高い運転モードを選択して冷暖房を行うことができるマルチ形空気調和システムの提供が望まれていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、冷暖モードの決定に対する多様な顧客ニーズに現場において簡易に応えることができ、しかもより運転ニーズの高い運転モードを選択して冷暖房運転することができるマルチ形空気調和システムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明のマルチ形空気調和システムは、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかるマルチ形空気調和システムは、少なくとも1台の室外機に対して、複数台の室内機が並列に接続され、各室内機が同じ冷房モードまたは暖房モードで運転されるマルチ形空気調和システムにおいて、前記室外機側のコントローラは、複数の冷暖モード優先パターンが設定されている冷暖モード優先パターン設定部と、該冷暖モード優先パターン設定部に設定された冷暖モード優先パターンのいずれかで各室内機を運転する運転制御部と、前記冷暖モード優先パターン設定部に設定されている複数の冷暖モード優先パターンの中からいずれかを選択するパターン選択部と、を備え、顧客ニーズに応じて、前記パターン選択部により前記冷暖モード優先パターン設定部に設定されている複数の冷暖モード優先パターンの中から少なくとも1つが選択され、その冷暖モード優先パターンにより運転モードが決定される構成とされていることを特徴とする。
本発明によれば、室外機側のコントローラが、複数の冷暖モード優先パターンが設定されている冷暖モード優先パターン設定部と、該冷暖モード優先パターン設定部に設定された冷暖モード優先パターンのいずれかで各室内機を運転する運転制御部と、冷暖モード優先パターン設定部に設定されている複数の冷暖モード優先パターンの中からいずれかを選択するパターン選択部と、を備えているため、冷暖モードを決定するパターンを、室外機側コントローラの冷暖モード優先パターン設定部に設定されている複数の冷暖モード優先パターンの中から、顧客ニーズに最も適合すると考えられるものをパターン選択部により選択して設定することが可能となり、その冷暖モード優先パターンにより運転モードを決定して冷房または暖房運転を行うことができる。従って、冷暖モードの決定に対する多様な顧客ニーズにも、最適なパターンを現場で簡易に選択し、設定することにより応えることができるようになる。
さらに、本発明のマルチ形空気調和システムは、上記のマルチ形空気調和システムにおいて、前記冷暖モード優先パターン設定部には、前記各室内機側からの要求周波数または要求周波数割合に基づいて運転モードを決定する複数の冷暖モード優先パターンが設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、冷暖モード優先パターン設定部に、各室内機側からの要求周波数または要求周波数割合に基づいて運転モードを決定する複数の冷暖モード優先パターンが設定されているため、各室内機側から出力される冷房または暖房の要求周波数または要求周波数割合に基づいて運転モードを決定することにより、各室内機からの冷房要求度あるいは暖房要求度を加味して運転モードを決定することができる。従って、より運転ニーズの高い運転モードを選択して冷暖房を行うことができるようになる。
さらに、本発明のマルチ形空気調和システムは、上記のマルチ形空気調和システムにおいて、前記冷暖モード優先パターン設定部に対して設定される複数の冷暖モード優先パターンとして、(1)サーモONされている前記室内機の要求周波数合計値が多い方の運転モードを選択するサーモON要求周波数合計優先パターン、(2)サーモONされている前記室内機の要求周波数割合合計値が多い方の運転モードを選択するサーモON要求周波数割合合計優先パターン、(3)前記各室内機の要求周波数割合を比較して、その値が一番大きい室内機の運転モードを選択し、所定時間後に優先室内機の要求周波数割合が低下して他の室内機以下となったら再計算する要求ニーズが高い室内機優先パターン、(4)リモコン後押し室内機の要求周波数割合を他のモードの室内機と比較して、後押し室内機の値の方が他のモードの室内機の値に比べて大きい場合、後押し室内機の運転モードを優先し、所定時間後に新規リモコンON室内機の要求周波数割合が他の室内機以下となったら再計算してサーモON要求周波数割合合計優先パターンの戻るリモコン後押し優先アルファパターンA、(5)リモコン後押し室内機の要求周波数を他のモードの室内機と比較し、後押し室内機の値の方が他のモードの室内機の値に比べて大きい場合、後押し室内機の運転モードを優先し、所定時間後に新規リモコンON室内機の要求周波数が他の室内機以下となったら再計算してサーモON要求周波数合計優先パターンの戻るリモコン後押し優先アルファパターンB、の中の少なくとも2以上のパターンが設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、冷暖モード優先パターン設定部に設定される各室内機からの要求周波数または要求周波数割合に基づく複数の冷暖モード優先パターンとして、少なくとも上記(1)ないし(5)の中の少なくとも2以上のパターンが設定されているため、そのいずれかを顧客ニーズに合わせて選択し、設定することができる。従って、それぞれの優先パターンにおいて、冷房または暖房要求度を加味したより運転ニーズの高い運転モードを選択して冷暖房を行うことができる。
さらに、本発明のマルチ形空気調和システムは、上記のマルチ形空気調和システムにおいて、前記(1)ないし(5)の冷暖モード優先パターンに加えて、前記冷暖モード優先パターン設定部には、(6)リモコンON室内機台数が多い方の運転モードを選択するリモコンON室内機台数優先パターン、(7)リモコンON室内機容量合計値が多い方の運転モードを選択するリモコンON室内機容量優先パターン、(8)サーモON室内機台数が多い方の運転モードを選択するサーモON室内機台数優先パターン、(9)サーモON室内機容量合計値が多い方の運転モードを選択するサーモON室内機容量優先パターン、(10)リモコン先押し室内機の運転モードを優先する先押し優先モードのサールON室内機がゼロとなったら、運転モードを再計算するリモコン先押し優先アルファパターン、の少なくとも1以上のパターンが設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、冷暖モード優先パターン設定部に設定される冷暖モード優先パターンとして、上記(1)ないし(5)の冷暖モード優先パターンに加えて、上記(6)ないし(10)の冷暖モード優先パターンの中の少なくとも1以上のパターンが設定されているため、10種の優先パターンの中から顧客ニーズに合ったパターンを選択して設定し、その冷暖モード優先パターンにより運転モードを決定して冷房または暖房運転を行うことができるようになる。従って、より顧客ニーズに合ったパターンで運転モードを選択して各室内機を冷暖房運転することができる。
さらに、本発明のマルチ形空気調和システムは、上述のいずれかのマルチ形空気調和システムにおいて、前記パターン選択部は、7セグメントの表示・選択部、集中コントローラまたは外部からの指令信号のいずれかにより構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、冷暖モード優先パターンを選択するパターン選択部が、7セグメントの表示・選択部、集中コントローラまたは外部からの指令信号のいずれかにより構成されているため、7セグメントの表示・選択部、集中コントローラまたは外部からの指令信号のいずれかを介して冷暖モード優先パターン設定部に設定されている複数の冷暖モード優先パターンの中から顧客ニーズに合ったパターンの少なくとも1つを選択し、設定することができる。従って、現場において冷暖モード優先パターンの選択、設定を、7セグメントの表示・選択部、集中コントローラまたは外部からの指令信号等のパターン選択部を介して簡便に行うことができる。
本発明によると、冷暖モードを決定するパターンを、室外機側コントローラの冷暖モード優先パターン設定部に設定されている複数の冷暖モード優先パターンの中から、顧客ニーズに最も適合すると考えられるものをパターン選択部により選択して設定することが可能となり、その冷暖モード優先パターンにより運転モードを決定して冷房または暖房運転を行うことができるため、冷暖モードの決定に対する多様な顧客ニーズにも、最適なパターンを現場で簡易に選択し、設定することにより応えることができるようになる。
本発明の一実施形態に係るマルチ形空気調和システムの構成図である。 そのシステムにおける冷暖モード優先パターンの決定の仕方の一例を示す模式図である。
以下に、本発明の一実施形態について、図1および図2を参照して説明する。
図1には、本実施形態に係るマルチ形空気調和システムの構成図が示されている。
マルチ形空気調和システム1は、1台の室外機2と、室外機2から導出されるガス側配管4および液側配管5と、このガス側配管4および液側配管5間に分岐器6を介して並列に接続されている複数台の室内機7A,7Bと、から構成されている。
室外機2は、冷媒を圧縮するインバータ駆動の圧縮機21と、冷媒ガス中から冷凍機油を分離する油分離器22と、冷媒の循環方向を切り換える四方切換弁23と、冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器24と、室外熱交換器24と一体的に構成されている過冷却コイル25と、暖房用の室外膨張弁(EEVH)26と、液冷媒を貯留するレシーバ27と、液冷媒に過冷却を与える過冷却熱交換器28と、過冷却熱交換器28に分流される冷媒量を制御する過冷却用膨張弁(EEVSC)29と、圧縮機21に吸入される冷媒ガスから液分を分離し、ガス分のみを圧縮機21に吸入させるアキュームレータ30と、ガス側操作弁31と、液側操作弁32と、を備えている。
室外機2側の上記各機器は、吐出配管33A、ガス配管33B、液配管33C、ガス配管33D、吸入配管33E、および過冷却用の分岐配管33F等の冷媒配管を介して公知の如く接続され、室外側冷媒回路34を構成している。また、室外機2には、室外熱交換器24に対して外気を送風する室外ファン35が設けられている。さらに、油分離器22と圧縮機21の吸入配管33Eとの間には、油分離器22内で吐出冷媒ガスから分離された冷凍機油を所定量ずつ圧縮機21側に戻すための油戻し回路36が設けられている。
ガス側配管4および液側配管5は、室外機2のガス側操作弁31および液側操作弁32に接続される冷媒配管であり、現場での据え付け施工時に、室外機2とそれに接続される室内機7A,7Bとの間の距離に応じてその長さが設定されるようになっている。ガス側配管4および液側配管5の途中には、適宜数の分岐器6が設けられ、この分岐器6を介してそれぞれ適宜台数の室内機7A,7Bが接続されている。これによって、密閉された1系統の冷凍サイクル3が構成されている。
室内機7A,7Bは、冷媒と室内空気とを熱交換させて室内の空調に供する室内熱交換器71と、冷房用の室内膨張弁(EEVC)72と、室内熱交換器71を通して室内空気を循環させる室内ファン73と、室内コントローラ74と、各室内機7A,7Bの運転操作を行うリモコン75と、を備えており、室内側の分岐ガス側配管4A,4Bおよび分岐液側配管5A,5Bを介して分岐器6に接続されている。
上記マルチ形空気調和システム1において、冷房運転は、以下のように行われる。
圧縮機21で圧縮された高温高圧の冷媒ガスは、吐出配管33Aに吐出され、油分離器22で冷媒中に含まれている冷凍機油が分離される。その後、冷媒ガスは、四方切換弁23によりガス配管33B側に循環され、室外熱交換器24で室外ファン35により送風される外気と熱交換されて凝縮液化される。この液冷媒は、過冷却コイル25で更に冷却された後、室外膨張弁26を通過し、レシーバ27にいったん貯留される。
レシーバ27で循環量が調整された液冷媒は、液配管33Cを介して過冷却熱交換器28に流通される過程で、過冷却用分岐配管33Fに一部が分流され、過冷却用膨張弁(EEVSC)29により断熱膨張された冷媒と熱交換されて過冷却度が付与される。この液冷媒は、液側操作弁32を経て室外機2から液側配管5へと導出され、更に液側配管5に導出された液冷媒は、分岐器6により各室内機7A,7Bの分岐液側配管5A,5Bへと分流される。
分岐液側配管5A,5Bに分流された液冷媒は、各室内機7A,7Bに流入し、室内膨張弁(EEVC)72で断熱膨張され、気液二相流となって室内熱交換器71へと流入される。室内熱交換器71では、室内ファン73により循環される室内空気と冷媒とが熱交換され、室内空気は冷却されて室内の冷房に供される。一方、冷媒はガス化され、分岐ガス側配管4A,4Bを経て分岐器6に至り、他の室内機からの冷媒ガスとガス側配管4で合流される。
ガス側配管4で合流された冷媒ガスは、再び室外機2に戻り、ガス側操作弁31、ガス配管33D、四方切換弁23を経て吸入配管33Eに至り、分岐配管33Fからの冷媒ガスと合流された後、アキュームレータ30に導入される。アキュームレータ30では、冷媒ガス中に含まれている液分が分離され、ガス分のみが圧縮機21へと吸入される。この冷媒は、圧縮機21において再び圧縮され、以上のサイクルを繰り返すことによって冷房運転が行われる。
一方、暖房運転は、以下のように行われる。
圧縮機21により圧縮された高温高圧の冷媒ガスは、吐出配管33Aに吐出され、油分離器22で冷媒中に含まれている冷凍機油が分離された後、四方切換弁23によりガス配管33D側に循環される。この冷媒は、ガス側操作弁31、ガス側配管4を経て室外機2から導出され、更に分岐器6、室内側の分岐ガス側配管4A,4Bを経て室内機7A,7Bへと導入される。
室内機7A,7Bに導入された高温高圧の冷媒ガスは、室内熱交換器71で室内ファン73を介して循環される室内空気と熱交換され、室内空気は加熱されて室内の暖房に供される。室内熱交換器71で凝縮された液冷媒は、室内膨張弁(EEVC)72、分岐液側配管5A,5Bを経て分岐器6に至り、他の室内機からの冷媒と合流された後、液側配管5を経て室外機2に戻される。なお、暖房時、室内機7A,7Bでは、凝縮器として機能する室内熱交換器71の冷媒出口温度(以下、熱交出口温度という。)または冷媒過冷却度が制御目標値となるように、後述の通り室内膨張弁(EEVC)72の開度が制御されるようになっている。
室外機2に戻った冷媒は、液側操作弁32、液配管33Cを経て過冷却熱交換器28に至り、冷房時の場合と同様に過冷却が付与された後、レシーバ27に流入され、いったん貯留されることにより循環量が調整される。この液冷媒は、液配管33Cを介して室外膨張弁(EEVH)26に供給され、そこで断熱膨張された後、過冷却コイル25を経て室外熱交換器24へと流入される。
室外熱交換器24では、室外ファン35から送風される外気と冷媒とが熱交換され、冷媒は外気から吸熱して蒸発ガス化される。この冷媒は、室外熱交換器24からガス配管33B、四方切換弁23、吸入配管33Eを経て過冷却用分岐配管33Fからの冷媒と合流され、アキュームレータ30に導入される。アキュームレータ30では、冷媒ガス中に含まれている液分が分離されてガス分のみが圧縮機21へと吸入され、圧縮機21において再び圧縮される。以上のサイクルを繰り返すことによって暖房運転が行われる。
上記マルチ形空気調和システム1の特性として、複数台の室内機7A,7Bは、それぞれ異なる場所に設置されることから、設置場所に対応して容量の異なる室内機7A,7Bが設置されることがある。また、四方切換弁23により冷房サイクルと暖房サイクルとに切換えられる上記マルチ形空気調和システム1では、同じ室外機2に接続されている複数台の室内機7A,7Bは、全て同一の冷房モードまたは暖房モードで運転されることになるが、例えば、北向きの部屋に設置された室内機7Aでは、暖房運転が求められるのに対して、南向きの部屋の窓側に面して設置された室内機7Bは、冷房運転が求められる場合がある等、異なる運転モードでの運転が求められるケースがある。
このため、上記のようなケースでは、冷房、暖房のいずれのモードで運転するかを予めルール化し、設定しておく必要があり、いずれの運転モードを優先するかについて、従来から様々な冷暖モード優先パターンが提案されているが、それぞれ一長一短がある。しかも顧客によって、そのニーズが様々であることから、決定的なパターンがないのが実態である。そこで、本実施形態では、多様な顧客ニーズに可能な限り応えられるようにすると同時に、各室内機7A,7Bからの冷房要求度または暖房要求度を加味して運転モードを決定できるようにするため、以下のような構成を採用している。
室外機2側のコントローラ(室外コントローラ)40に、各室内機7A,7Bの室内コントローラ74から、その冷房要求度あるいは暖房要求度を表す指標として入力される要求周波数(Fk)または要求周波数(Fk)割合に基づき、運転モードを決定する複数の冷暖モード優先パターンが設定されている冷暖モード優先パターン設定部41と、この冷暖モード優先パターン設定部41に設定された複数の冷暖モード優先パターンのいずれかで各室内機7A,7Bを運転する運転制御部42と、冷暖モード優先パターン設定部41に設定されている複数の冷暖モード優先パターンの中からいずれかを選択するパターン選択部43と、が設けられた構成とされている。なお、パターン選択部43は、7セグメントの表示・選択部により構成することができる。
ここで、要求周波数(Fk)とは、冷房時および暖房時のそれぞれにおいて、各室内機7A,7Bの室温設定温度と吸込み空気温度との偏差Eを周波数相当の数値に代替したものであり、容量が異なる各室内機7A,7Bの機種に対応して、その周波数範囲を予め規定したものである。また、要求周波数(Fk)割合とは、その室内機の容量に応じた最大要求周波数(Fk)に対する要求周波数(Fk)の割合を示すものである。
かかる要求周波数(Fk)または要求周波数(Fk)割合に基づいて運転モードを決定することにより、より運転ニーズの高い運転モードを選択して冷暖房運転を行うことができるようになる。そして、本実施形態では、多様な顧客ニーズに応えられるように、冷暖モード優先パターン設定部41に対し、各室内機7A,7Bからの要求周波数(Fk)または要求周波数(Fk)割合に基づいて運転モードを決定できるようにするため、以下の(1)ないし(5)の5つの冷暖モード優先パターンの中の複数、すなわち少なくとも2以上のパターンを設定し、パターン選択部(7セグメント)43により、そのいずれかを選択し、設定できるようにしている。
(1)サーモON要求周波数(Fk)合計優先パターン
複数台の室内機7A,7Bの中のサーモONされている室内機の要求周波数(Fk)の合計値が多い方の運転モードを選択するパターンである。
(2)サーモON要求周波数(Fk)割合合計優先パターン
複数台の室内機7A,7Bの中のサーモONされている室内機の要求周波数(Fk)割合の合計値が多い方の運転モードを選択するパターンである。
(3)要求ニーズが高い室内機優先パターン
複数台の室内機7A,7Bの要求周波数(Fk)割合を比較して、その値が一番大きい室内機の運転モードを選択し、所定時間後に優先室内機の要求周波数(Fk)割合が低下して他の室内機以下となったら再計算するパターンである。
(4)リモコン後押し優先アルファパターンA
リモコン75を後押しした室内機7A,7Bの要求周波数(Fk)割合を他のモードの室内機の割合と比較し、後押し室内機の値の方が他のモードの室内機の値に比べて大きい場合、後押し室内機の運転モードを優先し、所定時間後に新規リモコンON室内機の要求周波数(Fk)割合が他の室内機以下となったら再計算してサーモON要求周波数割合合計優先パターンの戻るパターンである。
(5)リモコン後押し優先アルファパターンB
リモコン75を後押しした室内機7A,7Bの要求周波数(Fk)を他のモードの室内機の要求周波数(Fk)と比較し、後押し室内機の値の方が他のモードの室内機の値に比べて大きい場合、後押し室内機の運転モードを優先し、所定時間後に新規リモコンON室内機の要求周波数(Fk)が他の室内機以下となったら再計算してサーモON要求周波数合計優先パターンの戻るパターンである。
図2に、上記5つのパターンの中の(3)のパターン、すなわち要求ニーズが高い室内機優先パターンを模式化した図が示されている。
この例は、部屋1に設置された室内機7Aは、容量が小さい2.8kWの室内機、部屋2に設置された室内機7Bは、容量が大きい28kWの室内機とした場合のもので、例えば室内機7Aからの要求周波数(Fk)を15、室内機7Aの最大要求周波数(Fk)を15とすると、この室内機7Aの要求周波数(Fk)割合は、15/15=100%となる結果、「要求周波数(Fk)割合が高い」、「当該室内機7Aの運転ニーズが高い」、「優先順位が高い」ということになる。
一方、容量が大きい室内機7Bからの要求周波数(Fk)を15、室内機7Bの最大要求周波数(Fk)を125とすると、この室内機7Bの要求周波数(Fk)割合は、15/125=12%となる。その結果、「要求周波数(Fk)割合が低い」、「当該室内機7Bの運転ニーズが低い」、「優先順位が低い」ということになり、この場合には、要求ニーズの高い室内機7Aの運転モードでマルチ形空気調和システム1が運転(室内機7Aが冷房の場合は、冷房モード、暖房の場合は、暖房モード)されることになる。
さらに、本実施形態においては、冷暖モード優先パターン設定部41に設定される冷暖モード優先パターンとして、顧客ニーズに対して幅広く応えられるようにするため、上記パターン(1)ないし(5)に加えて、以下のパターン(6)ないし(10)の中の少なくとも1つ以上のパターンが設定される構成とされている。なお、このパターン(6)ないし(10)については、前述の通り、公知のものが含まれているものとする。
(6)リモコンON室内機台数優先パターン
複数台の室内機7A,7Bの中のリモコン75がONとされている室内機の台数が多い方の運転モードを選択するパターンである。
(7)リモコンON室内機容量優先パターン
複数台の室内機7A,7Bの中のリモコン75がONとされている室内機の容量合計値が多い方の運転モードを選択するパターンである。
(8)サーモON室内機台数優先パターン
複数台の室内機7A,7Bの中のサーモONとされている室内機の台数が多い方の運転モードを選択するパターンである。
(9)サーモON室内機容量優先パターン
複数台の室内機7A,7Bの中のサーモONとされている室内機の容量合計値が多い方の運転モードを選択するパターンである。
(10)リモコン先押し優先アルファパターン
リモコン75を先押しした室内機7A,7Bの運転モードを優先する先押し優先モードのサーモON室内機がゼロとなったら、運転モードを再計算するパターンである。
これらのパターン(6)ないし(10)も、パターン(1)ないし(5)と同様、7セグメント等の表示・選択部で構成されるパターン選択部43により、顧客ニーズに対応して適宜選択、設定され、その設定されたパターンに基づいて運転モードが決定されるようになっている。そして、その運転モードにより運転制御部42を介してマルチ形空気調和システム1が冷房または暖房モードで運転されるようになっている。
なお、パターン選択部43については、7セグメント等の表示・選択部に代えて、外部の集中コントローラあるいは外部からの指令信号を用いて選択する構成としてもよい。
斯くして、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
上記マルチ形空気調和システム1の据え付け施工時、複数台の室内機7A,7Bの設置状況あるいは顧客ニーズに対応して、冷暖モード優先パターン設定部41に設定されている複数の上記冷暖モード優先パターン(1)ないし(10)の中から、最も適合すると考えられる少なくとも1つを、冷暖モードを決定するパターンとして7セグメントから構成されるパターン選択部43により選択し、設定することができる。
このように、本実施形態では、冷暖モードを決定するパターンを、現場において、室外機2側のコントローラ40の冷暖モード優先パターン設定部41に設定されている複数の冷暖モード優先パターン(1)ないし(10)の中から、顧客ニーズに最も適合すると考えられるものをパターン選択部43により選択して設定することが可能となり、その選択された冷暖モード優先パターン(1)ないし(10)により運転モードを決定して冷房または暖房運転を行うことができる。従って、冷暖モードの決定に対する多様な顧客ニーズにも、最適なパターンを現場で簡易に選択し、設定することにより応えることができるようになる。
特に、冷暖モード優先パターン設定部41には、各室内機7A,7B側からの要求周波数(Fk)または要求周波数(Fk)割合に基づいて、運転モードを決定する複数の冷暖モード優先パターン(1)ないし(5)の中の少なくとも2以上のパターンが設定されているため、各々の室内機7A,7Bから出力される冷房または暖房の要求周波数(Fk)または要求周波数(Fk)割合に基づいて運転モードを決定することにより、各室内機7A,7Bからの冷房要求度あるいは暖房要求度を加味して運転モードを決定することができる。従って、より運転ニーズの高い運転モードを選択して冷暖房を行うことができるようになる。
また、本実施形態においては、冷暖モード優先パターン設定部41に設定される各室内機7A,7Bからの要求周波数(Fk)または要求周波数(Fk)割合に基づく冷暖モード優先パターンとして、上記(1)ないし(5)の5つのパターンの中の少なくとも2以上のパターンが設定されている。このため、その中からいずれかを顧客ニーズに合わせて選択し、設定することができ、従って、それぞれの優先パターン(1)ないし(5)において、冷房または暖房要求度を加味したより運転ニーズの高い運転モードを選択して冷暖房を行うことができる。
さらに、本実施形態では、冷暖モード優先パターン設定部41に設定される冷暖モード優先パターンとして、要求周波数(Fk)または要求周波数(Fk)割合に基づく(1)ないし(5)の冷暖モード優先パターンに加え、上記(5)ないし(10)の冷暖モード優先パターンの中の少なくとも1以上のパターンを設定しているため、10種の優先パターンの中から顧客ニーズに合ったパターンを選択して設定し、それら冷暖モード優先パターン(1)ないし(10)のいずれかにより運転モードを決定して冷房または暖房運転を行うことができるようになる。従って、より顧客ニーズに合ったパターンで運転モードを選択して各室内機を冷暖房運転することができる。
また、冷暖モード優先パターン(1)ないし(10)のいずれかを選択するパターン選択部43が、7セグメントの表示・選択部、集中コントローラまたは外部からの指令信号のいずれかにより構成されている。このため、7セグメントの表示・選択部、集中コントローラまたは外部からの指令信号のいずれかを介して冷暖モード優先パターン設定部41に設定されている複数の冷暖モード優先パターン(1)ないし(10)の中から顧客ニーズに合ったパターンの少なくとも1つを選択し、設定することができる。従って、現場において冷暖モード優先パターン(1)ないし(10)の選択、設定を、7セグメントの表示・選択部、集中コントローラまたは外部からの指令信号等のパターン選択部43を介して簡便に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記実施形態では、冷暖モード優先パターン(1)ないし(5)もしくは(1)ないし(10)の中なら、1つを選択するようにした例について説明したが、複数のパターンを選択し、それを組み合せて実施するようにしてもよい。
1 マルチ形空気調和システム
2 室外機
7A,7B 室内機
40 室外コントローラ
41 冷暖モード優先パターン設定部
42 運転制御部
43 パターン選択部(7セグメント)
74 室内コントローラ
75 リモコン

Claims (4)

  1. 少なくとも1台の室外機に対して、複数台の室内機が並列に接続され、各室内機が同じ冷房モードまたは暖房モードで運転されるマルチ形空気調和システムにおいて、
    前記室外機側のコントローラは、複数の冷暖モード優先パターンが設定されている冷暖モード優先パターン設定部と、該冷暖モード優先パターン設定部に設定された冷暖モード優先パターンのいずれかで各室内機を運転する運転制御部と、前記冷暖モード優先パターン設定部に設定されている複数の冷暖モード優先パターンの中からいずれかを選択するパターン選択部と、を備え、
    顧客ニーズに応じて、前記パターン選択部により前記冷暖モード優先パターン設定部に設定されている複数の冷暖モード優先パターンの中から少なくとも1つが選択され、その冷暖モード優先パターンにより運転モードが決定される構成とされ
    前記冷暖モード優先パターン設定部には、前記各室内機側からの要求周波数または要求周波数割合に基づいて運転モードを決定する複数の冷暖モード優先パターンが設定されていることを特徴とするマルチ形空気調和システム。
  2. 前記冷暖モード優先パターン設定部に対して設定される複数の冷暖モード優先パターンとして、
    (1)サーモONされている前記室内機の要求周波数合計値が多い方の運転モードを選択するサーモON要求周波数合計優先パターン
    (2)サーモONされている前記室内機の要求周波数割合合計値が多い方の運転モードを選択するサーモON要求周波数割合合計優先パターン
    (3)前記各室内機の要求周波数割合を比較して、その値が一番大きい室内機の運転モードを選択し、所定時間後に優先室内機の要求周波数割合が低下して他の室内機以下となったら再計算する要求ニーズが高い室内機優先パターン
    (4)リモコン後押し室内機の要求周波数割合を他のモードの室内機と比較して、後押し室内機の値の方が他のモードの室内機の値に比べて大きい場合、後押し室内機の運転モードを優先し、所定時間後に新規リモコンON室内機の要求周波数割合が他の室内機以下となったら再計算してサーモON要求周波数割合合計優先パターンの戻るリモコン後押し優先アルファパターンA
    (5)リモコン後押し室内機の要求周波数を他のモードの室内機と比較し、後押し室内機の値の方が他のモードの室内機の値に比べて大きい場合、後押し室内機の運転モードを優先し、所定時間後に新規リモコンON室内機の要求周波数が他の室内機以下となったら再計算してサーモON要求周波数合計優先パターンの戻るリモコン後押し優先アルファパターンB
    の中の少なくとも2以上のパターンが設定されていることを特徴とする請求項に記載のマルチ形空気調和システム。
  3. 前記(1)ないし(5)の冷暖モード優先パターンに加えて、前記冷暖モード優先パターン設定部には、
    (6)リモコンON室内機台数が多い方の運転モードを選択するリモコンON室内機台数優先パターン
    (7)リモコンON室内機容量合計値が多い方の運転モードを選択するリモコンON室内機容量優先パターン
    (8)サーモON室内機台数が多い方の運転モードを選択するサーモON室内機台数優先パターン
    (9)サーモON室内機容量合計値が多い方の運転モードを選択するサーモON室内機容量優先パターン
    (10)リモコン先押し室内機の運転モードを優先する先押し優先モードのサーモON室内機がゼロとなったら、運転モードを再計算するリモコン先押し優先アルファパターン
    の少なくとも1以上のパターンが設定されていることを特徴とする請求項に記載のマルチ形空気調和システム。
  4. 前記パターン選択部は、7セグメントの表示・選択部、集中コントローラまたは外部からの指令信号のいずれかにより構成されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のマルチ形空気調和システム。
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