JP2009144939A - マルチ空気調和システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 室外機2に対して複数台の室内機7A,7Bが並列に接続されるとともに、複数台の室内機7A,7Bの合計容量が室外機1の容量よりも大きくされているマルチ空気調和システム1において、暖房時、同時にサーモオンされる室内機7A,7Bの運転容量割合を制限し、室内機要求周波数割合が小さい室内機7A,7Bから順に強制的にサーモオフ状態とする室内機運転容量制限部41を設けた。
【選択図】 図1
Description
すなわち、本発明にかかるマルチ空気調和システムは、室外機に対して複数台の室内機が並列に接続されるとともに、前記複数台の室内機の合計容量が前記室外機の容量よりも大きくされているマルチ空気調和システムにおいて、暖房時、同時にサーモオンされる前記室内機の運転容量割合を制限し、室内機要求周波数割合が小さい前記室内機から順に強制的にサーモオフ状態とする室内機運転容量制限部を設けたことを特徴とする。
本発明では、暖房時、同時にサーモオンされる室内機の運転容量割合を制限し、室内機要求周波数割合(要求周波数/最大要求周波数)が小さい室内機から順に強制的にサーモオフ状態として暖房吹き出し温度を所定温度以上に保つ室内機運転容量制限部を設けているため、暖房時、室内機要求周波数割合の小さい室内機から順に強制的にサーモオフ状態とし、室内機の運転容量割合(同時運転台数)を制限することができる。これにより、室内機要求周波数割合が大きく暖房要求度の高い室内機を選択し、これら室内機の暖房吹き出し温度を所定温度以上に維持することができる。従って、不暖房を回避することができるとともに、サーモオンされる室内機の台数制限を各室内機からの暖房要求度を加味しながらきめ細かく制御し、快適な暖房を実現することができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1および図2を用いて説明する。
図1には、本実施形態に係るマルチ空気調和システム1の冷媒サイクル図が示されている。マルチ空気調和システム1は、1台の室外機2と、この室外機2から導出されるガス側配管4および液側配管5と、このガス側配管4および液側配管5間に分岐器6を介して並列に接続される複数台の室内機7A,7Bとから構成されている。
圧縮機21により圧縮された高温高圧の冷媒ガスは、吐出配管33Aに吐出され、油分離器22で冷媒中に含まれる潤滑油が分離された後、四方切換弁23によりガス配管33B側に循環され、室外熱交換器24で室外ファン35により送風される外気と熱交換されて凝縮液化される。この液冷媒は、過冷却コイル25で冷却された後、室外電動膨張弁26を通過し、レシーバ27に一旦貯留されて循環量が調整される。レシーバ27からの液冷媒は、液配管33Cを経て過冷却熱交換器28を通過する過程で、過冷却用分岐配管33Fに一部分流され、過冷却電動膨張弁(EEVSC)29で断熱膨張された冷媒と熱交換されて冷却され、所定の過冷却度が付与された後、液側操作弁32を経て室外機2から液側配管5へと導出される。液側配管5に導出された液冷媒は、分岐器6により各室内機7A,7Bの分岐液配管5A,5Bへと分流される。
圧縮機21により圧縮された高温高圧の冷媒ガスは、吐出配管33Aに吐出され、油分離器22で冷媒中に含まれる潤滑油が分離された後、四方切換弁23によりガス配管33D側に循環される。この冷媒は、ガス側操作弁31、ガス側配管4を経て室外機2から導出され、更に、分岐器6、室内側の分岐ガス配管4A,4Bを経て室内機7A,7Bに導入される。室内機A,7Bに導入された高温高圧の冷媒ガスは、室内熱交換器71で室内ファン73によって循環される室内空気と熱交換され、室内空気は加熱されて室内の暖房に供される。ここで凝縮液化された液冷媒は、室内電動膨張弁(EEVC)72、分岐液配管5A,5Bを経て分岐器6に至り、他の室内機からの冷媒と合流後、液側配管5を経て室外機2に戻る。なお、暖房時、室内機7A,7Bでは、凝縮器として機能する室内熱交換器71の出口における冷媒の過冷却度が一定値となるよう、室内電動膨張弁(EEVC)72の開度が制御される。
なお、上記の室内機要求周波数割合Pjは、各室内機7A,7Bの暖房負荷に対応する要求周波数をaj、各室内機7A,7Bの最大要求周波数をajmaxとしたとき、下記式によって定義されるものである。
Pj=aj/ajmax
なお、上記マルチ空気調和システム1は、容量割合設定部42により運転容量割合が設定されない場合でも上記の通り冷暖房運転ができることはもちろんであり、この場合は合計容量150%の室内機7A,7Bが何ら制限されることなく、そのまま運転させることになる。
図2に例示されるように、室外機2の容量に対して合計容量が150%とされた室内機7A,7Bについて、容量割合設定部42により運転容量割合が110%と設定された場合、室内機運転容量制限部41は、サーモオンされる室内機7A,7Bのうち、運転容量割合が110%に相当する台数の室内機7A,7Bだけを同時にサーモオンして暖房運転することになる。一方、他の容量割合が40%に相当する室内機7A,7Bは、室内機要求周波数割合Pjが小さい順に足切りとされ、強制的にサーモオフの状態とされることになる。
また、いったん強制的にサーモオフ状態とされた室内機7A,7Bについても、所定時間経過後に運転制限を解除し、解除後所定時間は優先的に運転制限の対象から除外できるようにしているため、特定の室内機7A,7Bがサーモオンされずに常に不暖房状態となる事態を回避し、各室内機7A,7Bについて暖房要求度に応じた暖房運転を確保することができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図1および図3を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、特定の室内機7A,7Bを運転容量割合の設定対象から除外する設定除外部43を有している点が異なる。その他の点については第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態では、第1実施形態の構成に加えて、図1に示されるように、室内機運転容量制限部41にユーザーが特定の室内機7A,7Bを指定して容量割合設定部42による運転容量割合の設定対象から除外する設定除外部43が付設されている。
2 室外機
7A,7B 室内機
40 制御装置
41 室内機運転容量制限部
42 容量割合設定部
43 設定除外部
Claims (5)
- 室外機に対して複数台の室内機が並列に接続されるとともに、前記複数台の室内機の合計容量が前記室外機の容量よりも大きくされているマルチ空気調和システムにおいて、
暖房時、同時にサーモオンされる前記室内機の運転容量割合を制限し、室内機要求周波数割合が小さい前記室内機から順に強制的にサーモオフ状態とする室内機運転容量制限部を設けたことを特徴とするマルチ空気調和システム。 - 前記室内機運転容量制限部は、前記室内機の運転容量割合を設定する容量割合設定部を有することを特徴とする請求項1に記載のマルチ空気調和システム。
- 前記室内機運転容量制限部は、特定の前記室内機を運転容量割合の設定対象から除外する設定除外部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のマルチ空気調和システム。
- 前記室内機運転容量制限部は、所定時間後に強制的にサーモオフ状態とされた前記室内機の運転制限を解除し、解除後所定時間は優先的に運転制限の対象から除外する構成とされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のマルチ空気調和システム。
- 前記室内機運転容量制限部は、設定された時間継続して運転制限され、強制的にサーモオフ状態とされる前記室内機が存在した場合、前記運転容量割合を上昇または当該室内機を優先的にサーモオンする構成とされていることを特徴とする請求項4に記載のマルチ空気調和システム。
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