JP5579571B2 - 電源コードの配設構造 - Google Patents

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Description

本発明は、充電器等の電気機器に具備される電源コードの配設構造に関する。
従来、例えば充電器等の電気機器にあっては、例えば家庭用電源等の外部電源コンセントに接続して電力を供給するものが知られている。このような電気機器は、外部電源コンセントに接続するための給電用の電源コード(電気コードとも称される)を具備して構成される。この電源コードは、筐体内部から筐体外部に引き出すように配設される。このため、このような筐体をなす筐体ケースには、筐体内部から筐体外部に電源コードを引き出すための引出し孔が設けられている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1にて開示される電源コードを引き出すための引出し孔は、筐体ケースの側壁部分を単に穿つようにして設けられるものとなっている。
実公平3−41504号公報
一方、上記した電源コードは、例えば電源コードを外部電源コンセントに接続している場合や、不使用時に筐体ケースに電源コードを巻き付けるような場合に、上記した筐体ケースの引出し孔の開口方向と交差する方向に引っ張られることがある。このような場合には、引出し孔から引き出される電源コードは、筐体ケースの引出し孔を支持点にして屈曲する。つまり、引っ張られる電源コードの引っ張り荷重は支持点となる引出し孔にかけられ、この支持点となる引出し孔にて電源コードは屈曲する。なお、電源コードは、作用反作用の法則により、この支持点となる引出し孔から引っ張り荷重に相当する反作用力を受けることとなる。
他方、上記したように引っ張られる電源コードは、一方向だけではなく、複数方向に向けて引っ張られる。例えば、地面や台に載置して使用する充電器の電源コードにあっては、筐体ケースに設けられた引出し孔の開口方向と交差する方向のうち、水平方向に沿った充電器前後方向の両方向(引出し孔の配設位置によっては充電器左右方向の両方向)に向けて引っ張られる。
このため、電源コードは、支持点となる引出し孔から上記した反作用力となる引っ張り荷重を、この引っ張られる複数方向に応じて受けることとなる。この際、引出し孔から受ける引っ張り荷重の作用点は、いずれの引っ張られる方向においても電源コードに対して集中するものとなる。そうすると、電源コードは、荷重の作用点の集中により金属疲労してしまって、電源コードとしての劣化時期を早めてしまうこととなる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、充電器等の電気機器に具備される電源コードの配設構造であって、筐体ケースに設けられた引出し孔を支持点として電源コードが複数方向に屈曲する場合に、この屈曲による電源コードの劣化時期を遅らせて電源コードの使用寿命を延ばすことにある。
上記した課題を解決するにあたって、本発明に係る電源コードの配設構造は次の手段を採用する。
すなわち、本発明の第1の発明に係る電源コードの配設構造は、充電器等の電気機器に具備される電源コードの配設構造であって、筐体ケースには、前記電源コードを引き出すための引出し孔が設けられており、前記引出し孔の開口形状のうち少なくとも互いに対向する位置関係にあり且つ前記電源コードの引っ張り荷重を支持する支持部位同士は、該引出し孔から引き出される前記電源コードの引出し中心線を対称中心にして、互いに相違する非対称形状を有して形成されていることを特徴とする。
この第1の発明に係る電源コードの配設構造によれば、引出し孔の開口形状のうち互いに対向する位置関係にある支持部位が、電源コードの引っ張り荷重を支持する。このため、電源コードは、作用反作用の法則により、これらの支持部位から引っ張り荷重に相当する反作用力を受ける。ここで、これらの支持部位同士は、電源コードの引出し中心線を対称中心にして互いに相違する非対称形状を有して形成されているので、電源コードを相違する引っ張り方向で引っ張った場合には、電源コードにおける支持部位から受ける引っ張り荷重(反作用力)の作用点の位置は、互いに重なることなく相違する位置にずらされたものとなる。なお、この引っ張り方向としては、例えば前後あるいは左右のような正逆方向(正方向、正方向と反対の逆方向)で引っ張られる場合等が挙げられる。これによって、電源コードが受ける引っ張り荷重(反作用力)が作用する作用点の位置を、一点に集中しないように分散することができ、電源コードが金属疲労してしまうのを抑制できる。もって、筐体ケースに設けられた引出し孔を支持点として電源コードが複数方向に屈曲する場合に、この屈曲による電源コードの劣化時期を遅らせることができて、電源コードの使用寿命を延ばすことができる。
第2の発明に係る電源コードの配設構造は、前記第1の発明に係る電源コードの配設構造において、前記支持部位は、前記引出し孔の開口形状の出口部分に位置する出口支持部位を含んで設定されており、前記出口支持部位同士は、該出口支持部位同士の開き形状を互いに相違する形状に設定することにより、互いに相違する非対称形状をなしていることを特徴とする。
この第2の発明に係る電源コードの配設構造によれば、出口支持部位同士は、出口支持部位同士の開き形状を互いに相違する形状に設定することにより、互いに相違する非対称形状をなしている。これにより、電源コードを相違する引っ張り方向で引っ張った場合には、電源コードにおける出口支持部位から受ける引っ張り荷重の作用点の位置を互いに重ねることなく相違する位置にずらすことができる。なお、この非対称形状は筐体ケースの成形時に形成できるので、電源コードが受ける引っ張り荷重の作用点集中を避けるにあたって、引出し孔の外部形状を調整するだけで簡単に設計することができる。
第3の発明に係る電源コードの配設構造は、前記第1または前記第2の発明に係る電源コードの配設構造において、前記支持部位は、前記引出し孔の開口形状の内周部分に位置する内周支持部位を含んで設定されており、前記内周支持部位同士は、内側に突出する突起部を一方の該内周支持部位に設けることにより、互いに相違する非対称形状をなしていることを特徴とする。
この第3の発明に係る電源コードの配設構造によれば、内周支持部位同士は、内側に突出する突起部を一方の内周支持部位に設けることにより、互いに相違する非対称形状をなしている。これにより、電源コードを相違する引っ張り方向で引っ張った場合には、電源コードにおける内周支持部位から受ける引っ張り荷重の作用点の位置を互いに重ねることなく相違する位置にずらすことができる。つまり、この突起部は、引出し孔から引き出される電源コードの経路をずらすように作用することができ、この経路のずれによって電源コードにおける引っ張り荷重の作用点の位置を互いに重ねることなく相違する位置にずらすことができる。なお、この非対称形状は筐体ケースの成形時に形成できるので、電源コードが受ける引っ張り荷重の作用点集中を避けるにあたって、引出し孔の内部形状を調整するだけで簡単に設計することができる。
第4の発明に係る電源コードの配設構造は、前記第2の発明に従属して構成される前記第3の発明に係る電源コードの配設構造において、前記出口支持部位同士の開き形状は、互いの開口端縁同士を互いに相違する曲率半径に設定することにより、互いに相違する非対称形状をなしており、前記突起部は、前記曲率半径の小さい開口端縁側の内周支持部位に設けられていることを特徴とする。
この第4の発明に係る電源コードの配設構造によれば、出口支持部位同士の開き形状は、互いの開口端縁同士を互いに相違する曲率半径に設定することにより互いに相違する非対称形状をなしている。これにより、電源コードを相違する引っ張り方向で引っ張った場合には、電源コードにおける出口支持部位から受ける引っ張り荷重の作用点の位置は、曲率半径の相違によって互いに重なることなく相違する位置にずらされたものとなる。また、この第4の発明に係る電源コードの配設構造によれば、突起部は曲率半径の小さい開口端縁側の内周支持部位に設けられているので、曲率半径が小さいことにより鋭角に屈曲する電源コードの屈曲経路を突起部により緩やかな経路にずらすことができる。これによって、屈曲経路を緩やかな経路とすることができ、電源コードにおける引っ張り荷重の作用点の位置を、互いに重ねることなく相違する位置にずらすことができる。
第5の発明に係る電源コードの配設構造は、前記第1から前記第4のいずれかの発明に係る電源コードの配設構造において、前記引出し孔の内部側の前記筐体ケースには、前記電源コードを保持するコード保持部が設けられており、前記コード保持部には、前記電源コードの経路が複数回屈曲するようにコード経路壁が設けられ、該コード経路壁により複数回屈曲する経路を該電源コードに辿らせることによって前記引出し孔からの該電源コードの引出し方向への移動を規制して該電源コードを保持することを特徴とする。
この第5の発明に係る電源コードの配設構造によれば、コード保持部には電源コードの経路が複数回屈曲するようにコード経路壁が設けられているので、コード経路壁により複数回屈曲する経路を電源コードに辿らせることによって引出し孔からの電源コードの引出し方向への移動を規制して電源コードを保持することができる。これによって、筐体ケースに対して電源コードをクランプするクランプ部材を必要とせずに、筐体ケースに対する電源コードの抜けを防止することができる。もって、製造上の構成部品点数の削減を図ることができる。
第6の発明に係る電源コードの配設構造は、前記第5の発明に係る電源コードの配設構造において、前記コード経路壁の上側端縁は、前記経路を辿らせた前記電源コードの平面状の両側面の高さ位置よりも高い位置にて設定されていることを特徴とする。
この第6の発明に係る電源コードの配設構造によれば、コード経路壁の上側端縁は、経路を辿らせた電源コードの平面状の両側面の高さ位置よりも高い位置にて設定されているので、コード経路壁が電源コードの両側面に接面することができ、電源コードを所望の経路上において保持し易くする。これによって、分割構成体を合体させることにより筐体ケースを構成する場合であっても、これら分割構成体の合体時に電源コードが噛み込まれる(ピンチング)ような、電源コードが分割構成体の間に挟み込まれてしまうのを防止することができる。もって、製造作業時の利便性を高めることができる。
第1の発明に係る電源コードの配設構造によれば、屈曲による電源コードの劣化時期を遅らせることができて、電源コードの使用寿命を延ばすことができる。
第2の発明に係る電源コードの配設構造によれば、電源コードにおける出口支持部位から受ける引っ張り荷重の作用点の位置を互いに重なることなく相違する位置にずらせる。
第3の発明に係る電源コードの配設構造によれば、電源コードにおける内周支持部位から受ける引っ張り荷重の作用点の位置を互いに重なることなく相違する位置にずらせる。
第4の発明に係る電源コードの配設構造によれば、屈曲経路を緩やかな経路とすることができ、電源コードにおける引っ張り荷重の作用点の位置を、互いに重なることなく相違する位置にずらすことができる。
第5の発明に係る電源コードの配設構造によれば、製造上の構成部品点数の削減を図ることができる。
第6の発明に係る電源コードの配設構造によれば、製造作業時の利便性を高めることができる。
電気機器としての充電器を示す外観斜視図である。 電源コードが取り付けられた底蓋部材を示す底蓋部材の斜視図である。 電源コードが取り付けられた底蓋部材を示す底蓋部材の上面図である。 電源コードが外された底蓋部材の引出し孔周辺を示す拡大斜視図である。 電源コードが外された底蓋部材の引出し孔周辺を示す拡大上面図である。 第1の実施の形態の電源コードにおける荷重作用点を示す模式図である。 第2の実施の形態の電源コードにおける荷重作用点を示す模式図である。 第3の実施の形態の電源コードにおける荷重作用点を示す模式図である。 第4の実施の形態の電源コードにおける荷重作用点を示す模式図である。 電源コードにおける従来の荷重作用点を示す模式図である。
[第1の実施の形態]
以下に、本発明に係る電気機器に具備される電源コードの配設構造を実施するための第1の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態の電源コードの配設構造S1は、電源コードが具備される電気機器として充電器を例示して説明するものである。図1は、この電気機器としての充電器10の外観を斜視にて示している。なお、以下の説明においては、バッテリパックBの装着する方向に基づいて『上下前後左右』の方向を図示して規定している。つまり、充電器10のうち、バッテリパックBの装着側を上側として規定しており、バッテリパックBを装着させるにあたりスライドさせる方向を前側として規定している。なお、図1に示すバッテリパックBは、例えば手持ち式の充電式ドライバに代表される電動工具の電源として、電動工具の工具本体に装着可能に構成されるものである。図1に示す充電器10は、上記したようにバッテリパックBを充電するための専用の充電器である。
充電器10は、この充電器10の外装もなす筐体としての筐体ケース11を備える。この筐体ケース11の内部には、充電器として機能するための各種の電気部品が装置される。この筐体ケース11は、筐体ケース上面および筐体ケース側面を構成する筐体ケース本体13と、筐体ケース底面を構成する底蓋部材20とを備える。つまり、筐体ケース11は、分割構成体となる筐体ケース11と底蓋部材20とを合体させることにより構成される。ここで、これら筐体ケース本体13および底蓋部材20は、例えばPPE(ポリフェニレンエーテル)樹脂等をプラスチック樹脂を材料として成形することにより形成される。また、筐体ケース本体13の上面略半分左側には、バッテリパックBをスライド装着させるためのバッテリ装着部15が形成されている。このバッテリ装着部15は、筐体ケース本体13を形成する際の樹脂の成形時に、筐体ケース本体13の一部として一体成形されて形成されている。
ところで、充電器10は、電気機器として利用するために家庭用電源となる外部電源から電力供給されるように構成される。このため、充電器10には、内蔵される電気部品に電力を供給するための電源コード50が設けられている。また、筐体ケース11には、この電源コード50を引き出すための引出し孔30が設けられている。この引出し孔30は、筐体ケース11の外側面(外装面)12に面して筐体ケース11の内外を連通させる孔にて形成されている。この引出し孔30は、筐体ケース11内部の電気部品に接続される電源コード50を筐体ケース11外部に引き出すために設けられる。この筐体ケース11外部に引き出された電源コード50は、外部の家庭用電源コンセントに接続される。
この引出し孔30は、図1に示すように、筐体ケース本体13および底蓋部材20の双方に跨って形成されているが、主として底蓋部材20に対して設けられている。具体的には、引出し孔30は、底蓋部材20に対して設けられた引出し孔本体31と、筐体ケース本体13に対して設けられた引出し孔上部47とを備える。つまり、筐体ケース本体13に底蓋部材20を合体させて筐体ケース11とした場合には、この底蓋部材20の引出し孔本体31に筐体ケース本体13の引出し孔上部47が合体して引出し孔30を構成するものとなっている。
なお、図1に示す筐体ケース本体13に設けられる引出し孔上部47は、この引出し孔30のうち引出し孔30の上部開口を閉じる形状を有して形成されており、この引出し孔30の機能的な形状としては、底蓋部材20に設けられる引出し孔本体31にて構成されるものとなっている。
図2および図3は、電源コード50が取り付けられた底蓋部材20を示しており、図4および図5は、電源コード50が外された底蓋部材20の引出し孔30周辺を拡大して示している。また、図2および図4は、斜視にて底蓋部材20を示しており、図3および図5は、上面視にて底蓋部材20を示している。なお、図2および図3における電源コード50は、全体図示を分かり易くするために電源コードの配設構造S1に関する部分のみを図示している。
ところで、この筐体ケース11から引き出される電源コード50は、図2および図3に示すように、いわゆる平型の2芯電気コードによって構成される。この平型の2芯電気コードは、一般的に広く利用される構造であり、並列の2芯を被覆する構造にて形成されている。このため、この電源コード50は、並列の2芯の曲がり経路長が互いに同じ経路長となるような、並列する2芯の並び方向と交差する方向に曲がり易い性質を有し、並列する2芯の並び方向と同じ方向には曲がり難い性質を有している。また、この電源コード50は、並列する2芯の並び方向と同じ方向に沿った両側面は平面状(図1における図示符号51)に形成されており、並列する2芯の並び方向と交差する方向に沿った両側面は円弧形状(図1における図示符号52)に形成されている。つまり、電源コード50のうち、この平面状の両側部分については撓み易い性質を有しており、それと交差する円弧状の両側部分については撓み難い性質を有している。つまり、図2および図3にも示すように、電源コード50は、充電器10における前後左右方向には曲がり易い性質を有し、充電器10における上下方向には曲がり難い性質を有している。
図4および図5に示すように、引出し孔本体31(引出し孔30)に対して内部側に隣接する底蓋部材20には、この引出し孔本体31から引き出される電源コード50を保持するコード保持部21が形成されている。このコード保持部21は、電源コード50を迷路状経路に辿らせるように複数回屈曲させることにより、電源コード50の引出し孔本体31から引出し方向への移動を規制して、電源コード50を保持するように機能する。具体的には、コード保持部21は、概略、コード保持部21の領域を設定する仕切り壁23と、電源コード50を迷路状経路に辿らせるように複数回屈曲させる経路を形成するコード経路壁25とを備える。なお、これら仕切り壁23とコード経路壁25とは、筐体ケース11の外側面12をなす外側壁24と同様、底蓋部材20の一部として一体成形されて形成されている。
ところで、このコード経路壁25の上側端縁255の高さ位置は、このコード保持部21にて迷路状経路を辿らせるように収容した電源コード50の平面状の両側面(図1における図示符号51)の高さ位置よりも高くなる位置に設定されている。言い換えれば、コード経路壁25の上側端縁255の高さ位置は、電源コード50を確実にガイド支持することができるように、収容される電源コード50の少なくとも平面状の両側面に当たることができる程度の高さ位置に設定されている。なお、この電源コード50の平面状の両側面の高さ位置とは、最上端の円弧状側面の円弧形状(図1における図示符号52)の部分を含まない高さ位置であることを意味する。このため、電源コード50をコード保持部21に辿らせて収容した場合には、このコード経路壁25は電源コード50を迷路状経路に辿らせるように複数回屈曲させて収容を保持することができる。なお、外側壁24の上側端縁245の高さ位置および仕切り壁23の上側端縁235の高さ位置は、上記したコード経路壁25の上側端縁255の高さ位置よりも高くなる位置に設定されている。つまり、外側壁24の上側端縁245の高さ位置および仕切り壁23の上側端縁235の高さ位置は、このコード保持部21に収容した電源コード50の円弧状側面の上側端の高さ位置よりも高くなる位置に設定されている。なお、電源コード50のうち、電源コード50の上側端の高さ位置は、電源コード50の平面状の両側面の高さ位置より、円弧状側面の円弧形状の部分だけ高くなる。
仕切り壁23は、外側壁24とともにコード保持部21の領域を設定する隔壁として機能する。このため、この仕切り壁23は、外側壁24と同様、上記した筐体ケース本体13に向かって起立して形成されている。このように仕切り壁23と外側壁24とにより隔てられたコード保持部21には、コード経路壁25が形成されている。このコード経路壁25は、仕切り壁23および外側壁24と同様、上記した筐体ケース本体13に向かって起立して形成されるものであり、電源コード50の経路を複数回屈曲させるように機能する。このコード経路壁25は、電源コード50を迷路状経路にて辿らせるように、電源コード50の経路を前後左右に複数回屈曲させるように形成されている。
具体的には、コード経路壁25は、第1壁部251と、第2壁部252と、第3壁部253とを備える。なお、このコード経路壁25のうち、第1壁部251および第2壁部252は、上記した仕切り壁23と一体化して形成されている。これに対して、第3壁部253は、後に説明する引出し孔本体31の後側ガイドリブ412(ガイドリブ41)の内端部分と一体化して形成されている。具体的には、コード経路壁25の第3壁部253は、略左右方向に延びる後側ガイドリブ412(ガイドリブ41)に対して、この後側ガイドリブ412の内端部分を略後側に湾曲させて延在させることによって形成される。
ここで電源コード50は、筐体ケース11の内部から引出し孔30に向かうまでの間で、第1壁部251と第2壁部252との間で左に向かって略90度屈曲させられ、仕切り壁23と第2壁部252との間で右に向かって略180度屈曲させられ、外側壁24と第2壁部252との間で右に向かって略90度屈曲させられ、仕切り壁23と第2壁部252と第3壁部253との間で左に向かって180度旋回するように曲げられている。つまり、コード保持部21は、電源コード50を左右に複数回屈曲するように迷路状経路で辿らせ、もって電源コード50を引出し孔30からの引出し方向への移動を規制して電源コード50を保持するように機能している。このようにしてコード保持部21に保持された電源コード50は、筐体ケース11に設けられた引出し孔30から、筐体ケース11内部から外部に引き出されている。
次に、底蓋部材20に設けられて引出し孔30を構成する、引出し孔本体31について説明する。なお、この底蓋部材20に設けられる引出し孔本体31は、本発明に係る引出し孔にて特定される機能的な形状の全てを有して形成されるものとなっている。このため、以下においては、この底蓋部材20に設けられる引出し孔本体31を説明することによって引出し孔30自体を説明したものとする。
この引出し孔本体31は、図4および図5に示すように、概略、開口部33と、ガイドリブ41とを備える。なお、後にも詳述するが、ガイドリブ41を構成する後側ガイドリブ412の内端部分には、上記した第3壁部253が一体化されて形成されている。この第3壁部253は、上記したように後側ガイドリブ412の内端部分から略後側に湾曲させて延在させることによって形成されている。
図6は、この第1の実施の形態の電源コード50における引っ張り荷重の作用点を示すため、引出し孔本体31(引出し孔30)および電源コード50を模式的に簡略化して図示する簡略模式図となっている。すなわち、図6の左側上段図は、引出し孔本体31(引出し孔30)から開口する方向に従う方向で電源コード50を引き出した場合の図である。図示符号Cは、引出し孔本体31(引出し孔30)から引き出された電源コード50の引出し中心線である。また、図6の左側中段図は、電源コード50が充電器10の前側に引っ張られている場合の図である。また、図6の左側下段図は、電源コード50が充電器10の後側に引っ張られている場合の図である。また、図6の右側図は、電源コード50が受けた引っ張り荷重の作用点の位置を示す図である。なお、図示符号T1,T2,T3,T4は、電源コード50における引っ張り荷重の作用点である。
開口部33は、図4および図5に示すように、引出し孔本体31の開口形状の出口部分を構成する。このため、この開口部33と外側壁24との間には、これらの開口部33と外側壁24との境界をなす開口端縁35が形成されることとなる。この開口端縁35のうち図示規定される前側の開口端縁35は、出口前側支持部位351として設定される。これに対し、図示規定される後側の開口端縁35は、出口後側支持部位352として設定される。これら出口前側支持部位351および出口後側支持部位352は、本発明に係る出口支持部位に相当する部分である。このため、これら出口前側支持部位351および出口後側支持部位352は、引出し孔本体31の開口形状において互いに対向する位置関係にあり、電源コード50の引っ張り荷重を支持する支持部位として機能する。つまり、図6の左側中段図に示すように、電源コード50が充電器10の前側に引っ張られた場合には、引出し孔本体31の出口形状のうち、出口前側支持部位351が電源コード50の引っ張り荷重を支持する。これに対して図6の左側下段図に示すように、電源コード50が充電器10の後側に引っ張られた場合には、引出し孔本体31の出口形状のうち出口後側支持部位352が電源コード50の引っ張り荷重を支持する。
ところで、上記した開口端縁35を形成する出口前側支持部位351および出口後側支持部位352は、図6の左側上段図に示すように、互いに相違する開き形状を有して形成されている。すなわち、この図6の左側上段図に示すように、出口前側支持部位351と出口後側支持部位352とは、引出し孔本体31(引出し孔30)から引き出される電源コード50の引出し中心線Cを対称中心にして、互いに相違する非対称形状を有して形成されている。言い換えれば、出口前側支持部位351と出口後側支持部位352とは、開き形状を互いに相違する形状に設定することにより、互いに相違する非対称形状をなしている。なお、引出し孔本体31(引出し孔30)から引き出される電源コード50の引出し中心線Cとは、図6の左側上段図に示すように、引出し孔本体31が開口する方向に従った方向で電源コード50を引き出した場合に、この引き出される電源コード50の軸線が延びる方向にて設定されている。ここで、引出し孔本体31(引出し孔30)は、上記したように、開口部33とガイドリブ41とにより構成されるものであるため、この引き出される電源コード50の軸線が延びる方向は、開口部33とガイドリブ41とによりガイドされて外部に引き出された電源コード50の軸線が延びる方向である。なお、引出し孔本体31(引出し孔30)は、筐体ケース11の外側面(外装面)12に沿って設けられているのに対して、引出し孔本体31(引出し孔30)から引き出される電源コード50の引出し中心線Cは、この筐体ケース11の外側面(外装面)12の延在方向と直交する方向に延びている。
ここで出口前側支持部位351と出口後側支持部位352との開き形状は、互いの開口端縁35同士の開き傾斜角度を互いに相違する角度に設定することにより、互いに相違する非対称形状をなすものとしている。すなわち、図6の左側上段図に示すように、前側の開口端縁35となる出口前側支持部位351は、引出し孔本体31から退くような傾斜形状にて形成されている。このため、この出口前側支持部位351における引出し孔本体31の開き状態は大きくなっている。これに対して、後側の開口端縁35となる出口後側支持部位352は、前側の開口端縁35となる出口前側支持部位351よりも、引出し孔本体31の開き状態が小さくなるように、開き傾斜角度が鋭角となる角度に設定されて形成されている。このようにして、出口前側支持部位351と出口後側支持部位352との開き形状は、互いの開き傾斜角度を相違する角度に設定することにより、互いに相違する非対称形状をなしている。
なお、上記した出口前側支持部位351と出口後側支持部位352との開き形状は、互いの開口端縁35同士の開き傾斜角度を互いに相違する角度に設定した略平面にて形成されるものであった。しかしながら、この出口前側支持部位351と出口後側支持部位352との開き形状を略曲面にて形成する場合には、互いの開口端縁35同士の曲率半径を互いに相違する半径長に設定することによりなされる。
ガイドリブ41は、図4および図5に示すように、引出し孔本体31の開口形状の内周部分を構成する。このガイドリブ41は、前側と後側とで電源コード50に当たることにより電源コード50の引出しをガイドする。ガイドリブ41は、引出し孔本体31の前側内周部分となる前側ガイドリブ411と、引出し孔本体31の後側内周部分となる後側ガイドリブ412とを備える。ここで、前側ガイドリブ411の内周部位43が内周前側支持部位431に設定されており、後側ガイドリブ412の内周部位が内周後側支持部位432に設定されている。これら内周前側支持部位431および内周後側支持部位432は、本発明に係る内周支持部位に相当する部分である。つまり、これら内周前側支持部位431および内周後側支持部位432は、引出し孔本体31の開口形状において互いに対向する位置関係にあり、電源コード50の引っ張り荷重を支持する支持部位として機能する。このため、図6の左側中段図に示すように、電源コード50が前側に引っ張られた場合には、引出し孔本体31の内周形状においては内周前側支持部位431が電源コード50の引っ張り荷重を支持する。これに対して、図6の左側下段図に示すように、電源コード50が後側に引っ張られた場合には、引出し孔本体31の内周形状においては内周後側支持部位432が電源コード50の引っ張り荷重を支持する。
ところで、内周前側支持部位431と内周後側支持部位432との開き形状は、互いの内周部位43の内周面形状を互いに相違する形状に設定することにより、互いに相違する非対称形状をなすものとしている。具体的には、図6の左側上段図に示すように、内周前側支持部位431は面一形状にて形成したまま、内周後側支持部位432には内側に突出する突起部45が設けられている。これにより、内周前側支持部位431と内周後側支持部位432とは、引出し孔本体31から引き出される電源コード50の引出し中心線Cを対称中心にして、互いに相違する非対称形状を有して形成されたものとなっている。つまり、突起部45は、開き傾斜角度が鋭角となる出口後側支持部位352(開口端縁35)側の内周後側支持部位432に設けられている。なお、この突起部45は、内周後側支持部位432の開口部33側近くにおいて設けられるものであり、凸状の突起にて形成されている。このようにして、内周前側支持部位431と内周後側支持部位432との開き形状は、内周後側支持部位432に突起部45が形成されることにより、互いに相違する非対称形状をなしている。
上記した第1の実施の形態の引出し孔本体31(引出し孔30)によれば、電源コード50が充電器10の前側に引っ張られている場合には、図6の左側中段図に示すように、引っ張られる電源コード50は、内周前側支持部位431と出口前側支持部位351とに当接して支持される。そうすると、電源コード50には、この内周前側支持部位431と出口前側支持部位351とから反作用力を受ける。つまり、電源コード50は、内周前側支持部位431と当たる点を第1作用点T1とし、出口前側支持部位351と当たる点を第2作用点T2とし、引っ張り荷重の反作用力が作用する。
これに対して、電源コード50が充電器10の後側に引っ張られている場合には、図6の左側下段図に示すように、引っ張られる電源コード50は、内周後側支持部位432と出口後側支持部位352とに当接して支持される。そうすると、電源コード50は、この内周後側支持部位432と出口後側支持部位352とから反作用力を受ける。つまり、電源コード50は、内周後側支持部位432と当たる点を第3作用点T3とし、出口後側支持部位352と当たる点を第4作用点T4とし、引っ張り荷重の反作用力が作用する。
このようにして、図6の右側図に示すように、引っ張り荷重の反作用力が作用する第1作用点T1、第2作用点T2、第3作用点T3、第4作用点T4は、電源コード50に対して互いに重なることの無いバラバラの位置にて位置することとなる。
図10は、上記した第1の実施の形態の引出し孔30と比較するための、従来の実施の形態の簡略模式図である。なお、図10にあっても、電源コード50における引っ張り荷重の作用点を示すため、引出し孔本体31Z(引出し孔30Z)および電源コード50を模式的に簡略化して図示している。すなわち、図10の左側上段図は、引出し孔本体31Z(引出し孔30Z)から開口する方向に従う方向で電源コード50を引き出した場合の図である。図示符号Cは、引出し孔本体31Z(引出し孔30Z)から引き出された電源コード50の引出し中心線である。また、図10の左側中段図は、電源コード50が充電器10の前側に引っ張られている場合の図である。また、図10の左側下段図は、電源コード50が充電器10の後側に引っ張られている場合の図である。また、図10の右側図は、電源コード50が受けた引っ張り荷重の作用点の位置を示す図である。なお、図示符号TZは、電源コード50における引っ張り荷重の作用点である。
図10に示す引出し孔本体31Z(引出し孔30Z)の開口形状(出口部分(図示符号35Z)および内周部分(図示符号43Z))は、引き出される電源コード50の引出し中心線Cを対称中心にして、互いに対称な形状にて形成されている。つまり、引出し孔本体31Z(引出し孔30Z)の開口形状のうち、互いに対向する位置関係にあって電源コード50の引っ張り荷重を支持する支持部位同士は、電源コード50の引出し中心線Cを対称中心にして互いに一致する対称形状にて形成されている。このため、図10の左側中段図および左側下段図に示すように、電源コード50が前後いずれの方向で引っ張られる場合でも、引っ張り荷重の作用点TZは、図10の右側図に示すように一点に集中することとなる。
このようにして、上記した電源コード50の配設構造S1によれば、次のような作用効果を奏することができる。
すなわち、上記した電源コード50の配設構造S1よれば、図6に示すように、引出し孔本体31(引出し孔30)の開口形状のうち互いに対向する位置関係にある支持部位(出口前側支持部位351および出口後側支持部位352、内周前側支持部位431および内周後側支持部位432)が、電源コード50の引っ張り荷重を支持する。このため、電源コード50は、これらの支持部位(出口前側支持部位351および出口後側支持部位352、内周前側支持部位431および内周後側支持部位432)から引っ張り荷重に相当する反作用力を受ける。ここで、これらの支持部位(出口前側支持部位351および出口後側支持部位352、内周前側支持部位431および内周後側支持部位432)同士は、電源コード50の引出し中心線Cを対称中心にして互いに相違する非対称形状を有して形成されている。これによって、電源コード50を相違する前後方向で引っ張った場合には、電源コード50における支持部位から受ける引っ張り荷重(反作用力)の作用点(第1作用点T1,第2作用点T2,第3作用点T3,第4作用点T4)の位置は、互いに重なることなく相違する位置にずらされる。したがって、従来のように電源コード50が受ける引っ張り荷重の作用点(図10の符号TZ)の位置を一点に集中しないように分散することができ、電源コード50が金属疲労してしまうのを抑制できる。もって、底蓋部材20(筐体ケース11)に設けられた引出し孔本体31(引出し孔30)を支持点として電源コード50が充電器10の前後方向に屈曲する場合に、この屈曲による電源コード50の劣化時期を遅らせることができて、電源コード50の使用寿命を延ばすことができる。
また、上記した電源コード50の配設構造S1によれば、図6に示すように、出口支持部位(出口前側支持部位351および出口後側支持部位352)同士は、出口支持部位(出口前側支持部位351および出口後側支持部位352)同士の開き形状を互いに相違する形状に設定することにより、互いに相違する非対称形状をなしている。これにより、電源コード50を相違する引っ張り方向で引っ張った場合には、電源コード50における出口支持部位(出口前側支持部位351および出口後側支持部位352)から受ける引っ張り荷重の作用点の位置を互いに重ねることなく相違する位置にずらすことができる。これによって、電源コード50が受ける引っ張り荷重の作用点集中を避けるにあたって、引出し孔本体31の外部形状を調整するだけで簡単に設計することができる。
また、上記した電源コード50の配設構造S1によれば、図6に示すように、内周支持部位同士(内周前側支持部位431および内周後側支持部位432)は、内側に突出する突起部45を内周後側支持部位432のみに設けることにより、互いに相違する非対称形状をなしている。これにより、電源コード50を相違する引っ張り方向で引っ張った場合には、電源コード50における内周支持部位(内周前側支持部位431および内周後側支持部位432)から受ける引っ張り荷重の作用点の位置を互いに重ねることなく相違する位置にずらすことができる。つまり、この突起部45は、引出し孔本体31から引き出される電源コード50の経路をずらすように作用することができ、この経路のずれによって電源コード50における引っ張り荷重の作用点の位置を互いに重ねることなく相違する位置にずらすことができる。これによって、電源コード50が受ける引っ張り荷重の作用点集中を避けるにあたって、引出し孔本体31の内部形状を調整するだけで簡単に設計することができる。
また、上記した電源コード50の配設構造S1によれば、図6に示すように、出口支持部位同士(出口前側支持部位351および出口後側支持部位352)の開き形状は、互いの開口端縁35同士を互いに相違する開き傾斜角度に設定することにより互いに相違する非対称形状をなしている。これにより、電源コード50を相違する引っ張り方向で引っ張った場合には、電源コード50における出口支持部位(出口前側支持部位351および出口後側支持部位352)から受ける引っ張り荷重の作用点(第2作用点T2,第4作用点T4)の位置は、開き傾斜角度の相違によって互いに重なることなく相違する位置にずらされたものとなる。また、上記した電源コード50の配設構造S1によれば、突起部45は開き傾斜角度の小さい開口端縁35側の内周後側支持部位432にのみ設けられているので、開き傾斜角度が小さいことにより鋭角に屈曲する電源コード50の屈曲経路を突起部45により緩やかな経路にずらすことができる。これによって、屈曲経路を緩やかな経路とすることができ、電源コード50における引っ張り荷重の作用点(第1作用点T1,第3作用点T3)の位置を、互いに重ねることなく相違する位置にずらすことができる。
また、上記した電源コード50の配設構造S1によれば、図4および図5に示すように、コード保持部21には電源コード50の経路が複数回屈曲するようにコード経路壁25が設けられているので、コード経路壁25により複数回屈曲する経路を電源コード50に辿らせることによって引出し孔本体31からの電源コード50の引出し方向への移動を規制して電源コード50を保持することができる。これによって、筐体ケース11に対して電源コード50をクランプするクランプ部材を必要とせずに、筐体ケース11に対する電源コード50の抜けを防止することができる。もって、製造上の構成部品点数の削減を図ることができる。
また、上記した電源コード50の配設構造S1によれば、図4および図5に示すように、コード経路壁25の上側端縁255は、経路を辿らせた電源コード50の平面状の両側部分(図1における図示符号51)の高さ位置よりも高い位置にて設定されているので、コード経路壁25が電源コード50の両側面に接面することができ、電源コード50を所望の経路上において保持し易くする。これによって、筐体ケース本体13と底蓋部材20とを合体させることにより筐体ケース11を構成する場合であっても、これら筐体ケース本体13と底蓋部材20との合体時に電源コード50が噛み込まれる(ピンチング)ような、電源コード50が分割構成体の間に挟み込まれてしまうのを防止することができる。もって、製造作業時の利便性を高めることができる。
[第2の実施の形態]
上記した第1の実施の形態となる電源コード50の配設構造S1は、次の第2の実施の形態のように構成されるものであってもよい。なお、以下において説明する第2の実施の形態となる電源コード50の配設構造S2において、上記した第1の実施の形態となる電源コード50の配設構造S1と同一に構成される部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図7は、上記した第1の実施の形態の引出し孔30と比較するための第2の実施の形態を示す簡略模式図である。なお、図7にあっても、電源コード50における引っ張り荷重の作用点を示すため、引出し孔本体31A(引出し孔30A)および電源コード50を模式的に簡略化して図示している。
すなわち、図7の左側上段図は、引出し孔本体31A(引出し孔30A)から開口する方向に従う方向で電源コード50を引き出した場合の図である。図示符号Cは、引出し孔本体31A(引出し孔30A)から引き出された電源コード50の引出し中心線である。また、図7の左側中段図は、電源コード50が充電器10の前側に引っ張られている場合の図である。また、図7の左側下段図は、電源コード50が充電器10の後側に引っ張られている場合の図である。また、図7の右側図は、電源コード50が受けた引っ張り荷重の作用点の位置を示す図である。なお、図示符号T1,T2,T5は、電源コード50における引っ張り荷重の作用点である。
この第2の実施の形態の電源コード50の配設構造S2は、上記した第1の実施の形態の電源コード50の配設構造S1と比較して、非対称形状となっていた内周前側支持部位431および内周後側支持部位432Aの形状が対称形状となっている点で相違する。具体的には、上記した第1の実施の形態の電源コード50の配設構造S1にあっては、内側に突出する突起部45が内周後側支持部位432に設けられていたところ、この第2の実施の形態の電源コード50の配設構造S2にあっては、内周後側支持部位432Aに突起部45が配設されているのが廃止されている。つまり、内周前側支持部位431と内周後側支持部位432Aとは、引出し孔本体31Aから引き出される電源コード50の引出し中心線Cを対称中心にして、互いに対称な形状にて形成されている。これに対して、出口前側支持部位351と出口後側支持部位352とは、上記した第1の実施の形態と同様、引出し孔本体31A(引出し孔30A)から引き出される電源コード50の引出し中心線Cを対称中心にして、互いに相違する非対称形状を有して形成されている。
この第2の実施の形態の電源コード50の配設構造S2によれば、上記した第1の実施の形態の電源コード50の配設構造S1と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、上記した電源コード50の配設構造S2によれば、図7に示すように、これらの支持部位(出口前側支持部位351および出口後側支持部位352)同士は、電源コード50の引出し中心線Cを対称中心にして互いに相違する非対称形状を有して形成されている。これによって、電源コード50を相違する前後方向で引っ張った場合には、電源コード50における支持部位から受ける引っ張り荷重(反作用力)の作用点(第1作用点T1,第2作用点T2,第5作用点T5)の位置は、互いに重なることなく相違する位置にずらされる。したがって、従来のように電源コード50が受ける引っ張り荷重の作用点(図10の符号TZ)の位置を一点に集中しないように分散することができ、電源コード50が金属疲労してしまうのを抑制できる。もって、底蓋部材20(筐体ケース11)に設けられた引出し孔本体31A(引出し孔30A)を支持点として電源コード50が充電器10の前後方向に屈曲する場合に、この屈曲による電源コード50の劣化時期を遅らせることができて、電源コード50の使用寿命を延ばすことができる。
[第3の実施の形態]
上記した第1の実施の形態となる電源コード50の配設構造S1は、次の第3の実施の形態のように構成されるものであってもよい。なお、以下において説明する第3の実施の形態となる電源コード50の配設構造S3において、上記した第1の実施の形態となる電源コード50の配設構造S1と同一に構成される部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図8は、上記した第1の実施の形態の引出し孔30と比較するための第3の実施の形態を示す簡略模式図である。なお、図8にあっても、電源コード50における引っ張り荷重の作用点を示すため、引出し孔本体31B(引出し孔30B)および電源コード50を模式的に簡略化して図示している。
すなわち、図8の左側上段図は、引出し孔本体31B(引出し孔30B)から開口する方向に従う方向で電源コード50を引き出した場合の図である。図示符号Cは、引出し孔本体31B(引出し孔30B)から引き出された電源コード50の引出し中心線である。また、図8の左側中段図は、電源コード50が充電器10の前側に引っ張られている場合の図である。また、図8の左側下段図は、電源コード50が充電器10の後側に引っ張られている場合の図である。また、図8の右側図は、電源コード50が受けた引っ張り荷重の作用点の位置を示す図である。なお、図示符号T3,T4,T6は、電源コード50における引っ張り荷重の作用点である。
この第3の実施の形態の電源コード50の配設構造S3は、上記した第1の実施の形態の電源コード50の配設構造S1と比較して、非対称形状となっていた出口前側支持部位351Bおよび出口後側支持部位352の形状が対称形状となっている点で相違する。具体的には、上記した第1の実施の形態の電源コード50の配設構造S1は、出口前側支持部位351Bおよび出口後側支持部位352の開き傾斜角度を互いに相違する角度に設定することにより、互いに相違する非対称形状をなしていた。しかしながら、この第3の実施の形態の電源コード50の配設構造S3は、出口前側支持部位351Bおよび出口後側支持部位352の開き傾斜角度を互いに同一となる角度に設定することにより、互いに対称形状となるように形成されている。つまり、出口前側支持部位351Bと出口後側支持部位352とは、引出し孔本体31Bから引き出される電源コード50の引出し中心線Cを対称中心にして、互いに対称な形状にて形成されている。これに対して、内周前側支持部位431と内周後側支持部位432との開き形状は、上記した第1の実施の形態と同様、引出し孔本体31B(引出し孔30B)から引き出される電源コード50の引出し中心線Cを対称中心にして、互いに相違する非対称形状を有して形成されている。つまり、内周前側支持部位431は面一形状にて形成したまま、内周後側支持部位432には内側に突出する突起部45が設けられている。
この第3の実施の形態の電源コード50の配設構造S3によれば、上記した第1の実施の形態の電源コード50の配設構造S3と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、上記した電源コード50の配設構造S3によれば、図8に示すように、これらの支持部位(内周前側支持部位431および内周後側支持部位432)同士は、電源コード50の引出し中心線Cを対称中心にして互いに相違する非対称形状を有して形成されている。これによって、電源コード50を相違する前後方向で引っ張った場合には、電源コード50における支持部位から受ける引っ張り荷重(反作用力)の作用点(第3作用点T3,第4作用点T4,第6作用点T6)の位置は、互いに重なることなく相違する位置にずらされる。したがって、従来のように電源コード50が受ける引っ張り荷重の作用点(図10の符号TZ)の位置を一点に集中しないように分散することができ、電源コード50が金属疲労してしまうのを抑制できる。もって、底蓋部材20(筐体ケース11)に設けられた引出し孔本体31B(引出し孔30B)を支持点として電源コード50が充電器10の前後方向に屈曲する場合に、この屈曲による電源コード50の劣化時期を遅らせることができて、電源コード50の使用寿命を延ばすことができる。
[第4の実施の形態]
上記した第2の実施の形態となる電源コード50の配設構造S2は、次の第4の実施の形態のように構成されるものであってもよい。なお、以下において説明する第4の実施の形態となる電源コード50の配設構造S4において、上記した第2の実施の形態となる電源コード50の配設構造S2と同一に構成される部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図9は、上記した第2の実施の形態の引出し孔30Aと比較するための第4の実施の形態を示す簡略模式図である。なお、図9にあっても、電源コード50における引っ張り荷重の作用点を示すため、引出し孔本体31C(引出し孔30C)および電源コード50を模式的に簡略化して図示している。
すなわち、図9の左側上段図は、引出し孔本体31C(引出し孔30C)から開口する方向に従う方向で電源コード50を引き出した場合の図である。図示符号Cは、引出し孔本体31C(引出し孔30C)から引き出された電源コード50の引出し中心線である。また、図9の左側中段図は、電源コード50が充電器10の前側に引っ張られている場合の図である。また、図9の左側下段図は、電源コード50が充電器10の後側に引っ張られている場合の図である。また、図9の右側図は、電源コード50が受けた引っ張り荷重の作用点の位置を示す図である。なお、図示符号T7,T8は、電源コード50における引っ張り荷重の作用点である。
この第4の実施の形態の電源コード50の配設構造S4は、上記した第2の実施の形態の電源コード50の配設構造S2と比較して、出口前側支持部位351Cおよび出口後側支持部位352Cの非対称形状が、段差形状にて形成される点で相違する。具体的には、上記した第1の実施の形態の電源コード50の配設構造S1は、出口前側支持部位351および出口後側支持部位352の開き傾斜角度を互いに相違する角度に設定することにより、互いに相違する非対称形状をなしていた。しかしながら、この第3の実施の形態の電源コード50の配設構造S4は、出口後側支持部位352Cに対して出口前側支持部位351Cが一段外側に張り出すように形成されている。つまり、内周前側支持部位431と内周後側支持部位432Aとは、引出し孔本体31Cから引き出される電源コード50の引出し中心線Cを対称中心にして、互いに対称な形状にて形成されている。これに対して、出口前側支持部位351Cと出口後側支持部位352Cとは、互いの間に形成される段差により、引出し孔本体31C(引出し孔30C)から引き出される電源コード50の引出し中心線Cを対称中心にして、互いに相違する非対称形状を有して形成されている。
この第4の実施の形態の電源コード50の配設構造S4によれば、上記した第1の実施の形態の電源コード50の配設構造S1と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、上記した電源コード50の配設構造S4によれば、図9に示すように、これらの支持部位(出口前側支持部位351Cおよび出口後側支持部位352C)同士は、電源コード50の引出し中心線Cを対称中心にして互いに相違する非対称形状を有して形成されている。これによって、電源コード50を相違する前後方向で引っ張った場合には、電源コード50における支持部位から受ける引っ張り荷重(反作用力)の作用点(第7作用点T7,第8作用点T8)の位置は、互いに重なることなく相違する位置にずらされる。したがって、従来のように電源コード50が受ける引っ張り荷重の作用点(図10の符号TZ)の位置を一点に集中しないように分散することができ、電源コード50が金属疲労してしまうのを抑制できる。もって、底蓋部材20(筐体ケース11)に設けられた引出し孔本体31C(引出し孔30C)を支持点として電源コード50が充電器10の前後方向に屈曲する場合に、この屈曲による電源コード50の劣化時期を遅らせることができて、電源コード50の使用寿命を延ばすことができる。
なお、本発明に係る電源コードの配設構造にあっては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、次のように適宜個所を変更して構成するようにしてもよい。
すなわち、上記した実施の形態においては、電源コード50の配設構造S1,S2,S3,S4として、電源コード50が具備される充電器10を例示して説明するものであった。しかしながら、本発明に係る電気機器としては、このような充電器10に限定されることなく、電源コード50を具備して構成される電気機器であればよいものである。つまり、本発明に係る電源コードの配設構造は、様々に構成される電気機器に対して利用することができる技術である。
また、本発明に係る電源コードの引っ張り荷重を支持する支持部位同士の非対称形状としては、上記した実施の形態の態様に限定されることなく、引出し孔30から引き出される電源コード50の引出し中心線Cを対称中心にして互いに相違する非対称形状を有して形成されていれば、適宜の非対称形状を選択することができる。つまり、互いの開口端縁同士の開き傾斜角度を互いに相違する傾斜角度に設定したり、互いの開口端縁同士に段差を設けることにより互いに相違する外形状に設定したり、互いの内周部位同士の内周面形状を適宜に変形させることにより互いに相違する内形状に設定したりするものであってもよい。例えば上記した第1の実施の形態では、出口前側支持部位351と出口後側支持部位352との開き形状は、互いの開口端縁35同士の開き傾斜角度を互いに相違する角度に設定した略平面にて形成されるものであった。しかしながら、本発明に係る出口支持部位の開き形状は、このような略平面の形状に限定されることなく、互いの開口端縁同士の曲率半径を互いに相違する曲率半径とした曲面にて形成されるものであってもよい。
10 充電器(電気機器)
11 筐体ケース
12 外側面
13 筐体ケース本体
15 バッテリ装着部
20 底蓋部材
21 コード保持部
23 仕切り壁
235 仕切り壁の上側端縁
24 外側壁
245 外側壁の上側端縁
25 コード経路壁
251 第1壁部
252 第2壁部
253 第3壁部
255 コード経路壁の上側端縁
30,30A,30B,30C 引出し孔
31,31A,31B,31C 引出し孔本体
33 開口部
35 開口端縁
351 出口前側支持部位
352 出口後側支持部位
41 ガイドリブ
411 前側ガイドリブ
412 後側ガイドリブ
43 ガイドリブの内周部位
431 内周前側支持部位
432 内周後側支持部位
45 突起部
47 引出し孔上部
50 電源コード
S1,S2,S3,S4 電源コードの配設構造
T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7 (反作用)力の作用点
B バッテリパック

Claims (5)

  1. 充電器等の電気機器に具備される電源コードの配設構造であって、
    筐体ケースには、前記電源コードを引き出すための引出し孔が設けられており、
    前記引出し孔の開口形状のうち少なくとも互いに対向する位置関係にあり且つ前記電源コードの引っ張り荷重を支持する支持部位同士は、該引出し孔から引き出される前記電源コードの引出し中心線を対称中心にして、互いに相違する非対称形状を有して形成されており、
    前記支持部位は、前記引出し孔の開口形状の内周部分に位置する内周支持部位を含んで設定されており、
    前記内周支持部位同士は、内側に突出する突起部を一方の該内周支持部位に設けることにより、互いに相違する非対称形状をなしていることを特徴とする電源コードの配設構造。
  2. 請求項1に記載の電源コードの配設構造において、
    前記支持部位は、前記引出し孔の開口形状の出口部分に位置する出口支持部位を含んで設定されており、
    前記出口支持部位同士は、該出口支持部位同士の開き形状を互いに相違する形状に設定することにより、互いに相違する非対称形状をなしていることを特徴とする電源コードの配設構造。
  3. 請求項2記載の電源コードの配設構造において、
    前記出口支持部位同士の開き形状は、互いの開口端縁同士を互いに相違する曲率半径に設定することにより、互いに相違する非対称形状をなしており、
    前記突起部は、前記曲率半径の小さい開口端縁側の内周支持部位に設けられていることを特徴とする電源コードの配設構造。
  4. 請求項1から請求項のいずれかに記載の電源コードの配設構造において、
    前記引出し孔の内部側の前記筐体ケースには、前記電源コードを保持するコード保持部が設けられており、
    前記コード保持部には、前記電源コードの経路が複数回屈曲するようにコード経路壁が設けられ、該コード経路壁により複数回屈曲する経路を該電源コードに辿らせることによって前記引出し孔からの該電源コードの引出し方向への移動を規制して該電源コードを保持することを特徴とする電源コードの配設構造。
  5. 請求項に記載の電源コードの配設構造において、
    前記コード経路壁の上側端縁は、前記経路を辿らせた前記電源コードの平面状の両側面の高さ位置よりも高い位置にて設定されていることを特徴とする電源コードの配設構造。


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