JP5578197B2 - 温度検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の温度検出対象のそれぞれに対応して設けられ、電力が供給されることで前記温度検出対象の温度と相関を有する信号を出力する温度検出素子と、前記温度検出素子の出力信号に基づき、前記温度検出対象の温度を検出する温度検出器と、を備える温度検出装置に関する。
従来、例えば下記特許文献1に見られるように、感温ダイオードによってインバータの温度を検出する温度検出装置が知られている。この装置について説明すると、感温ダイオードの両端のうち一端は定電流電源に接続され、他端は接地されている。そして、感温ダイオードの両端の電位差に基づきインバータの温度を検出する。
特開2009−171312号公報
ここで、インバータ内の温度検出箇所が複数となる場合、温度検出箇所に応じた感温ダイオードが温度検出装置に備えられることとなる。こうした構成において、複数の感温ダイオードのそれぞれに対応して定電流電源を備えることとすると、温度検出装置を構成する部品の数が増大する。これにより、温度検出装置の構成が複雑となったり、コストが増大したりすることが懸念される。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、温度検出装置を構成する部品の数を低減できる新たな温度検出装置を提供することにある。
上記課題を解決すべく、発明は、複数の温度検出対象(S*#¥;*=c,u,v,w:#=p,n:¥=1,2)のそれぞれに対応して設けられ、電力が供給されることで前記温度検出対象の温度と相関を有する信号を出力する温度検出素子(T*#¥)と、前記温度検出素子の出力信号(Vsd,Vf1,Vf2,If1,If2)に基づき、前記温度検出対象の温度(Tave,T1,T2)を検出する温度検出器(26,50,52)と、を備え、複数の前記温度検出素子は、直列接続、又は互いに並列接続され、複数の前記温度検出素子のそれぞれには、共通の電源(24,48)によって電力が供給され、前記温度検出器は、前記出力信号に基づき、複数の前記温度検出対象のうち少なくとも2つの平均温度(Tave)、又は複数の該温度検出対象のそれぞれの温度(T1,T2)を検出することを特徴とする。
上記発明では、複数の温度検出素子が上記態様にて接続されている。そして、温度検出装置の簡素化を図るために上記平均温度を検出する構成を採用し、又は、温度検出対象の温度検出精度を高めるために複数の温度検出対象のそれぞれの温度を検出する構成を採用している。
また、上記発明では、複数の温度検出素子のそれぞれに共通の電源によって電力が供給されている。このため、例えば、複数の温度検出素子のそれぞれに対応して電源が備えられる構成と比較して、温度検出装置を構成する電源などの部品の数を好適に低減することができる。
さらに、上記共通の電源が備えられるため、例えば、複数の温度検出素子のそれぞれに対応して電源が備えられる構成と比較して、電源の個体差に起因した電源の出力電力のばらつきによる温度検出精度の低下を回避することもできる。
第1の実施形態にかかるシステム構成図。 同実施形態にかかる半導体基板の平面図。 同実施形態にかかるパワーカードを示す図。 電圧検出値及び一対のスイッチング素子の平均温度の関係を示す図。 比較技術にかかる半導体基板の平面図。 第2の実施形態にかかる半導体基板の平面図。 第3の実施形態にかかる半導体基板の平面図。 同実施形態にかかるオープン故障検出処理の手順を示す流れ図。 第4の実施形態にかかる半導体基板の平面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる温度検出装置を車載主機として回転機及び内燃機関を備えるハイブリッド車両に適用した第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかるシステムの全体構成を示す。
車載主機としてのモータジェネレータ10は、図示しない駆動輪に連結されている。モータジェネレータ10は、インバータIV及びコンバータCVを介して高電圧バッテリ12に接続されている。
コンバータCVは、コンデンサC、一対のスイッチング素子Scp1,Scp2の並列接続体、一対のスイッチング素子Scn1,Scn2の並列接続体及びリアクトルLを備えている。詳しくは、コンデンサCには、スイッチング素子Scp1,Scp2及びスイッチング素子Scn1,Scn2の直列接続体が並列接続され、上記直列接続体の接続点と高電圧バッテリ12の正極とは、リアクトルLによって接続されている。コンバータCVは、スイッチング素子Scp1,Scp2,Scn1,Scn2のオンオフ操作によって、高電圧バッテリ12の電圧(例えば「288V」)を所定の電圧(例えば「666V」)を上限として昇圧する機能を有する。
一方、インバータIVは、一対のスイッチング素子Sup1,Sup2の並列接続体及び一対のスイッチング素子Sun1,Sun2の並列接続体の直列接続体と、一対のスイッチング素子Svp1,Svp2の並列接続体及び一対のスイッチング素子Svn1,Svn2の並列接続体の直列接続体と、一対のスイッチング素子Swp1,Swp2の並列接続体及び一対のスイッチング素子Swn1,Swn2の並列接続体の直列接続体とを備えている。これら各直列接続体の接続点は、モータジェネレータ10のU,V,W相にそれぞれ接続されている。
なお、本実施形態では、スイッチング素子S*#¥(*=c,u,v,w;#=p,n;¥=1,2)として、電圧制御形のものが用いられており、より具体的には、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)が用いられている。また、これらスイッチング素子S*#¥にはそれぞれ、フリーホイールダイオードD*#¥が逆並列に接続されている。さらに、図示しないが、スイッチング素子S*#¥付近には、スイッチング素子S*#¥の温度を検出する感温ダイオードが備えられている。感温ダイオードについては、後に詳述する。
また、本実施形態において、コンバータCV及びインバータIVを構成するスイッチング素子を一対のスイッチング素子の並列接続体としているのは、コンバータCV及びインバータIVの出力電流の最大値を大きくするためである。
制御回路14は、低電圧バッテリ16を電源とし、モータジェネレータ10のトルクをトルク指令値Tr*に制御すべく、インバータIVやコンバータCVを操作する。詳しくは、制御回路14は、操作信号gcp、gcnを駆動回路ICcp,ICcnに出力することで、コンバータCVのスイッチング素子Scp¥,Scn¥を操作する。また、制御回路14は、操作信号gup,gun,gvp,gvn,gwp,gwnを駆動回路ICup,ICun,ICvp,ICvn,ICwp,ICwnに出力することで、インバータIVのスイッチング素子Sup¥,Sun¥,Svp¥,Svn¥,Swp¥,Swn¥を操作する。ここで、高電位側の操作信号g*pと、対応する低電位側の操作信号g*nとは、互いに相補的な信号となっている。換言すれば、高電位側のスイッチング素子S*p¥と、対応する低電位側のスイッチング素子S*n¥とは、交互にオン状態とされる。
なお、一対のスイッチング素子S*#1,S*#2が共通の操作信号g*#でオンオフ操作可能なのは、これらスイッチング素子S*#1,S*#2のエミッタ同士が短絡されているためである。また、上記トルク指令値Tr*は、例えば、車両の制御を統括する上位の制御装置から入力される。
インターフェース18は、高電圧バッテリ12を備える高電圧システムと低電圧バッテリ16を備える低電圧システムとの間を電気的に絶縁しつつ、これらの間の信号の授受を行うための機器である。本実施形態では、インターフェース18として、光絶縁素子(フォトカプラ)が用いられている。ちなみに、本実施形態において、高電圧システムが第1の領域に相当し、低電圧システムが第2の領域に相当する。
次に、図2を用いて、インバータIV及びコンバータCVが接続される基板(半導体基板20)について説明する。詳しくは、図2は、半導体基板20の板面の正面視における部品配置を示す図である。なお、図2では、インバータIV及びコンバータCVが備えるスイッチング素子S*#¥のうち特定の一対のスイッチング素子S*#1,S*#2に対応した温度検出に関わる部品配置を示しており、スイッチング素子S*#1,S*#2をオンオフ操作するための部品の記載を省略している。また、本実施形態では、以降、スイッチング素子S*#1を第1のスイッチング素子と称し、スイッチング素子S*#2を第2のスイッチング素子と称することとする。
図示される半導体基板20は、その板面の正面視において矩形状(例えば長方形状)をなしており、制御回路14が搭載される低電圧システムと、インバータIVやコンバータCVに接続される高電圧システムとの双方を有する。ここで、基本的には、図中、半導体基板20のうち一方の領域が低電圧システムであり、他方の領域が高電圧システムである。ただし、高電圧システム内には、インターフェース18としてのフォトカプラのように、低電圧システムと高電圧システムとの双方を構成する部品も混在している。
第1のスイッチング素子S*#1及び第2のスイッチング素子S*#2は、図3に示すように、半導体基板20の裏面(図2に示された面の裏面)側から半導体基板20に差し込まれて接続されている。ここで、スイッチング素子S*#¥(*=c,u,v,w;#=p,n;¥=1,2)は、フリーホイールダイオードD*#¥及び感温ダイオードT*#¥とともにパワーカードPWCに収納されることでパッケージ化されている。なお、図中、感温ダイオードT*#¥として、複数(3つ)の感温ダイオードの直列接続体を示しているが、これに限らず、単一の感温ダイオードであってもよい。また、本実施形態では、以降、第1のスイッチング素子S*#1に対応する感温ダイオードT*#1を第1の感温ダイオードと称し、第2のスイッチング素子S*#2に対応する感温ダイオードT*#2を第2の感温ダイオードと称することとする。
パワーカードPWCは、開閉制御端子(ゲートG)、ケルビンエミッタ電極KE、センス端子SE、感温ダイオードT*#¥のアノードA及びカソードKの各端子が、半導体基板20の取付部に挿入され接続されている。ここで、ケルビンエミッタ電極KEとは、スイッチング素子S*#¥のエミッタと同電位の電極であり、センス端子SEとは、スイッチング素子S*#¥を流れる電流と相関を有する微小電流を出力するための端子である。
先の図2の説明に戻り、高電圧システムには、一対のパワーカードPWCに対応した一対の取付部(以下、第1の取付部skt1、第2の取付部skt2)と、上記駆動回路IC*#とが備えられている。本実施形態において、第1の取付部skt1及び第2の取付部skt2のそれぞれには、カソードK、アノードA、ゲートG、センス端子SE及びケルビンエミッタ電極KEの順で一直線上に並ぶようにこれら端子等を取り付けるためのスルーホールが形成されている。第1の取付部skt1及び第2の取付部skt2は、半導体基板20の板面の正面視において、長方形状をなしており、互いの長辺が平行となるように隣接して備えられている。
駆動回路IC*#は、1チップ化された半導体集積回路であり、端子電圧VHを有する定電圧電源22、定電流電源24、温度検出器としての電圧検出回路26、及びパルス信号出力回路28を備えている。
定電圧電源22を電力供給源とする定電流電源24は、その出力側が電圧検出回路26に接続されるとともに、半導体基板20に形成された配線パターン30aを介して第1の取付部skt1のアノードAに接続されている。第1の取付部skt1のカソードKは、配線パターン30bを介して第2の取付部skt2のアノードAに接続され、第2の取付部skt2のカソードKは、配線パターン30cを介して電圧検出回路26及び高電圧システム側の接地部位に接続されている。配線パターン30cと、配線パターン30a,30bとは、半導体基板20の板面の正面視において、互いに並行するように形成されている。
電圧検出回路26は、出力信号検出用の配線パターンとしての配線パターン30a及び配線パターン30cを介して、第1の感温ダイオードT*#1及び第2の感温ダイオードT*#2の直列接続体の両端の電位差Vsdを検出する。すなわち、電圧検出回路26は、接地電位に対する定電流電源24の出力側の電位を検出する。この電位差Vsdは、第1の感温ダイオードT*#1及び第2の感温ダイオードT*#2のそれぞれにおける電圧降下量の和であり、第1のスイッチング素子S*#1及び第2のスイッチング素子S*#2の平均温度Tave(第1のスイッチング素子S*#1の温度及び第2のスイッチング素子S*#2の温度の加算値を「2」で除算した値)と負の相関を有する(図4参照)。
電圧検出回路26によって検出された上記電位差Vsdは、パルス信号出力回路28に出力される。パルス信号出力回路28は、上記電位差Vsdと相関を有する信号を出力する。本実施形態において、パルス信号出力回路28は、上記相関を有する信号として上記電位差Vsdに応じた時比率信号を出力する。ここでは、具体的には例えば、上記電位差Vsdが小さいほど時比率が小さい時比率信号を出力すればよい。
パルス信号出力回路28の出力側は、定電圧電源32及びインターフェース18としてのフォトカプラの1次側(フォトダイオード18a)の接続点に接続されている。フォトダイオード18aの両端のうち定電圧電源32と反対側は接地部位に接続されている。
一方、フォトカプラの2次側(フォトトランジスタ18b)のコレクタは、抵抗体34を介して定電圧電源36に接続され、エミッタは低電圧システム側の接地部位に接続されている。ちなみに、本実施形態では、抵抗体34及びフォトトランジスタ18bの接続点の電位を温度検出信号SigTと称すこととする。
こうした構成によれば、パルス信号出力回路28の出力信号の論理が「L」となる場合、定電圧電源32からフォトダイオード18aへと流れる電流が減少することで、フォトダイオード18aがオフ状態とされる。このため、フォトトランジスタ18bがオフ状態とされ、抵抗体34及びフォトトランジスタ18bの接続点の電位が上昇する。これにより、温度検出信号SigTの論理が「H」とされる。一方、パルス信号出力回路28の出力信号の論理が「H」となる場合、フォトダイオード18aがオン状態とされる。このため、フォトトランジスタ18bがオン状態に切り替えられ、抵抗体34及びフォトトランジスタ18bの接続点の電位が接地電位まで下降する。これにより、温度検出信号SigTの論理が「L」とされる。
制御回路14は、温度検出信号SigTに基づき上記平均温度Taveを算出する。そして、制御回路14は、平均温度Taveが閾値温度を超えたと判断した場合、トルク指令値Tr*を低下させるパワーセーブ処理を行う。この処理によれば、スイッチング素子S*#¥の駆動を制限してコレクタ電流を制限し、スイッチング素子S*#¥の過熱を回避することができる。
ちなみに、インターフェース18を介して制御回路14に上記平均温度Taveに関する情報を伝達する構成は、実際には、コンバータCV及びインバータIVが備える一対のスイッチング素子S*#1,S*#2の複数組のうちいずれか1組のみに対応して備えられている。具体的には、上記複数組のうちスイッチング素子の温度が最も高くなると想定される組に対応して備えられている。これにより、上記複数組のそれぞれに対応してフォトカプラ等が備えられる構成と比較して、フォトカプラ等の部品の数の低減を図ることができる。なお、コンバータCV及びインバータIVが備えるスイッチング素子S*#¥のそれぞれの温度が相違するのは、スイッチング素子S*#¥を冷却するための冷却流体の流通経路やスイッチング素子S*#¥の配置位置がスイッチング素子の温度に影響を及ぼすことに起因する。
ここで、配線パターン30a〜30cを介した定電流電源24、第1の感温ダイオードT*#1及び第2の感温ダイオードT*#2の接続手法と、半導体基板20における配線パターン30a〜30cの配置手法とが、本実施形態にかかる特徴的構成である。以下、これら特徴について、本発明者らが当初想定した技術(以下、比較技術)と対比して説明する。
まず、図5に、上記比較技術にかかる半導体基板20の平面図を示す。なお、図5において、先の図2に示した部材等と同一の部材等については、便宜上、同一の符号を付しているものもある。また、図5では、パルス信号出力回路28や低電圧システム側の図示を省略している。
図示されるように、半導体基板20の駆動回路IC*#は、一対の定電圧電源40a,40b、一対の定電流電源42a,42b、及び一対の電圧検出回路44a,44bを備えている。定電圧電源40aを電力供給源とする定電流電源42aは、その出力側が電圧検出回路44aに接続されるとともに、配線パターン46aを介して第1の取付部skt1のアノードAに接続されている。第1の取付部skt1のカソードKは、配線パターン46bを介して電圧検出回路44a及び高電圧システム側の接地部位に接続されている。これら配線パターン46a,46bは、半導体基板20の板面の正面視において、互いに並行するように形成されている。
一方、定電圧電源40bを電力供給源とする定電流電源42bは、その出力側が電圧検出回路44bに接続されるとともに、配線パターン46cを介して第2の取付部skt2のアノードAに接続されている。第2の取付部skt2のカソードKは、配線パターン46dを介して電圧検出回路44b及び接地部位に接続されている。これら配線パターン46c,46dは、半導体基板20の板面の正面視において、互いに並行するように形成されている。
電圧検出回路44aは、第1の感温ダイオードT*#1の両端の電位差を検出し、電圧検出回路44bは、第2の感温ダイオードT*#2の両端の電位差を検出する。
続いて、本実施形態にかかる特徴的構成について説明する。
先の図2に示したように、本実施形態では、定電流電源24及び感温ダイオードT*#1,T*#2を備える1つの閉ループ回路を形成させるため、定電流電源及び電圧検出回路等の部品の数を低減でき、回路構成の複雑化及びモータジェネレータ10の制御システムのコストの増大を回避することができる。
これに対し、図5に示した比較技術では、感温ダイオードT*#1,T*#2のそれぞれに対応した定電流電源42a,42b及び電圧検出回路44a,44b等を備えることとなる。このため、回路構成が複雑となったり、モータジェネレータ10の制御システムのコストが増大したりする懸念がある。
また、先の図2に示したように、本実施形態では、配線パターン30a,30bと、配線パターン30cとは、互いに並行するように半導体基板20に形成されている。特に、本実施形態では、これら配線パターン30a〜30cは、これら配線パターンが半導体基板20の一方に集まるように形成されている。このため、例えば、配線パターン30a,30cからノイズが混入する場合であっても、このノイズが第1の感温ダイオードT*#1及び第2の感温ダイオードT*#2の直列接続体の両端のそれぞれから電圧検出回路26へと向かって伝播するコモンモードノイズとなる。したがって、ノイズの混入が上記電位差Vsdに基づく上記平均温度Taveの検出精度に及ぼす影響を小さくすることができる。
これに対し、先の図5に示した上記比較技術では、第1の取付部skt1に対応する配線パターン46a,46b同士と、第2の取付部skt2に対応する配線パターン46c,46d同士との離間度合いが大きくなっている箇所がある。このため、スイッチング素子の温度検出精度が低下するおそれがある。具体的には、例えば、配線パターン46a,46bのみからノイズが混入する場合、接地部位につながる配線パターン46b側から配線パターン46d側へとノイズが伝播し、配線パターン46c,46dを介した第2のスイッチング素子S*#2の温度検出精度が低下するおそれがある。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)第1の感温ダイオードT*#1及び第2の感温ダイオードT*#2を直列接続し、これら感温ダイオードの直列接続体に定電流電源24によって電流を供給した。そして、上記直列接続体の両端の電位差Vsdを電圧検出回路26によって検出することで第1のスイッチング素子S*#1及び第2のスイッチング素子S*#2の平均温度Taveを検出した。このため、例えば、これら感温ダイオードT*#1,T*#2のそれぞれに対応して定電流電源等が備えられる構成と比較して、スイッチング素子の温度を検出するための部品の数を低減することができる。
また、上記平均温度Taveを検出し、これを制御回路14に伝達する構成とした、このため、例えば、第1のスイッチング素子S*#1及び第2のスイッチング素子S*#2のそれぞれの温度を、これらスイッチング素子のそれぞれに対応したフォトカプラを介して制御回路14に伝達する構成と比較して、フォトカプラ等の部品の数を低減することができる。こうした構成によれば、モータジェネレータ10の制御システムのコストを好適に低減することができる。
さらに、第1の感温ダイオードT*#1及び第2の感温ダイオードT*#2のそれぞれに共通の定電流電源24によって電流を供給した。このため、例えば、感温ダイオードT*#¥のそれぞれに対応して定電流電源等が備えられる構成と比較して、定電流電源の個体差に起因した定電流電源の出力電流のばらつきによるスイッチング素子の温度検出精度の低下を回避することもできる。
(2)半導体基板20の板面の正面視において、配線パターン30a,30bと、配線パターン30cとが並行するようにこれら配線パターンを形成させ、また、これら配線パターン30a〜30cを一方に集めるようにこれら配線パターン30a〜30cを形成させた。このため、上記平均温度Taveの検出に関して、ノイズに対する耐性を高めることができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、第1のスイッチング素子S*#1及び第2のスイッチング素子S*#2の平均温度Taveを検出する構成に代えて、これらスイッチング素子S*#1,S*#2のそれぞれの温度T1,T2を検出する構成を採用する。
図6に、本実施形態にかかる半導体基板20を示す。なお、図6において、先の図2に示した部材等と同一の部材等については、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、第1の取付部skt1のカソードKは、配線パターン30dを介して電圧検出回路26に接続されている。ここで、配線パターン30b,30d、配線パターン30a及び配線パターン30cは、半導体基板20の板面の正面視において、互いに並行するように形成されている。特に、これら配線パターン30a〜30dは、これら配線パターンが半導体基板20の一方に集まるように形成されている。これは、上記第1の実施形態で説明したように、ノイズに対する耐性を高めるためである。
電圧検出回路26は、配線パターン30a,30dを介して第1の感温ダイオードT*#1の両端の電位差(以下、第1の電位差Vf1)を検出し、また、配線パターン30b,30c,30dを介して第2の感温ダイオードT*#2の両端の電位差(以下、第2の電位差Vf2)を検出する。第1の電位差Vf1は、第1のスイッチング素子S*#1の温度T1と負の相関を有し、第2の電位差Vf2は、第2のスイッチング素子S*#2の温度T2と負の相関を有する。
パルス信号出力回路28は、第1の電位差Vf1や第2の電位差Vf2と相関を有する信号を出力する。ここで、本実施形態において、パルス信号出力回路28は、これら一対の電位差Vf1,Vf2を時分割処理によって低電圧システムの制御回路14に伝達する。これにより、一組の電圧検出回路26及びパルス信号出力回路28によって第1のスイッチング素子S*#1及び第2のスイッチング素子S*#2のそれぞれの温度情報を制御回路14に伝達することが可能となる。
制御回路14は、時分割処理によって伝達された温度検出信号SigTに基づき、第1のスイッチング素子S*#1の温度T1と、第2のスイッチング素子S*#2の温度T2とを算出する。
以上説明した本実施形態によれば、第1のスイッチング素子S*#1及び第2のスイッチング素子S*#2のそれぞれの温度T1,T2を検出することができる。このため、スイッチング素子の温度検出精度を高めることができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について、先の第2の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、第1の感温ダイオードT*#1及び第2の感温ダイオードT*#2の直列接続体のオープン故障を検出するオープン故障検出処理を行う。そして、上記オープン故障が検出された場合、オープン故障の検出箇所を短絡する処理を行う。
図7に、本実施形態にかかる半導体基板20を示す。なお、図7において、先の図6に示した部材等と同一の部材等については、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、駆動回路IC*#(*=c,u,v,w:#=p,n)には、配線パターン30a及び配線パターン30dの間を電気的に接続又は遮断すべく開閉操作される第1のスイッチSW1と、配線パターン30d及び配線パターン30cの間を電気的に接続又は遮断すべく開閉操作される第2のスイッチSW2とが備えられている。第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2は、電圧検出回路26によって開閉操作される。なお、第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2は、基本的には開操作されている。
次に、図8に、電圧検出回路26によって実行される上記オープン故障検出処理の手順を示す。なお、本実施形態にかかる電圧検出回路26は、ハードウェアであるため、図8に示す処理は、実際にはロジック回路によって実行される。
この一連の処理では、まずステップS10において第1の電位差Vf1が定電圧電源22の端子電圧VHと同じであるか否かを判断する。この処理は、第1の感温ダイオードT*#1にオープン故障が生じているか否かを判断するための処理である。
ステップS10において肯定判断された場合には、第1の感温ダイオードT*#1にオープン故障が生じている旨判断し、ステップS12に進む。ステップS12では、第1のスイッチSW1を閉操作する。これにより、オープン故障が検出された第1の感温ダイオードT*#1の両端が短絡されることとなる。
一方、上記ステップS10において否定判断された場合には、ステップS14に進み、第2の電位差Vf2が定電圧電源22の端子電圧VHと同じであるか否かを判断する。この処理は、第2の感温ダイオードT*#2にオープン故障が生じているか否かを判断するための処理である。
ステップS14において肯定判断された場合には、第2の感温ダイオードT*#2にオープン故障が生じている旨判断し、ステップS16に進む。ステップS16では、第2のスイッチSW2を閉操作する。これにより、オープン故障が検出された第2の感温ダイオードT*#2の両端が短絡されることとなる。
なお、上記ステップS14において否定判断された場合や、ステップS12、S16の処理が完了した場合には、この一連の処理を一旦終了する。
ちなみに、本実施形態では、上記オープン故障が検出された場合、その旨をインターフェース18を介して制御回路14に伝達させる処理が行われる。
以上説明した本実施形態によれば、第1の感温ダイオードT*#1及び第2の感温ダイオードT*#2の直列接続体のオープン故障が検出された場合、第1のスイッチSW1又は第2のスイッチSW2の操作によって上記オープン故障箇所を短絡させた。このため、オープン故障が生じていない感温ダイオードによってスイッチング素子の温度検出を極力継続させることができ、車両の退避走行を極力継続させることなどができる。
(第4の実施形態)
以下、第4の実施形態について、先の第2の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、第1の感温ダイオードT*#1及び第2の感温ダイオードT*#2を直列接続する構成に代えて、これら感温ダイオードT*#1,T*#2を互いに並列接続する構成を採用する。
図9に、本実施形態にかかる半導体基板20を示す。なお、図9において、先の図6に示した部材等と同一の部材等については、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、駆動回路IC*#(*=c,u,v,w:#=p,n)には、上記パルス信号出力回路28に加えて、電源48、温度検出器としての第1の電流検出器50及び第2の電流検出器52が備えられている。電源48の正極側は、配線パターン30aを介して第1の取付部skt1のアノードAに接続され、第1の取付部skt1のカソードKは、配線パターン30d及び第1の電流検出器50を介して電源48の負極側に接続されている。なお、電源48の負極側は、高電圧システム側の接地部位に接続されている。
一方、第1の取付部skt1のアノードAは、配線パターン30eを介して第2の取付部skt2のアノードAに接続され、第2の取付部skt2のカソードKは、配線パターン30c及び第2の電流検出器52を介して電源48の負極側に接続されている。
ちなみに、本実施形態において、第1の電流検出器50及び第2の電流検出器52のそれぞれにおける電圧低下量は、第1の感温ダイオードT*#1及び第2の感温ダイオードT*#2のそれぞれにおける電圧降下量と比較して非常に小さいものとする。
こうした構成において、第1のスイッチング素子S*#1の温度T1と、第1の電流検出器50によって検出される電流If1とは正の相関を有することとなる。また、第2のスイッチング素子S*#2の温度T2と、第2の電流検出器52によって検出される電流If2とは正の相関を有することとなる。なお、第1の電流検出器50によって検出された電流及び第2の電流検出器52によって検出された電流のそれぞれは、パルス信号出力回路28に入力される。
パルス信号出力回路28は、第1の電流検出器50及び第2の電流検出器52から入力される信号に基づき、上述した時分割処理によって第1のスイッチング素子S*#1及び第2のスイッチング素子S*#2の温度情報を制御回路14側に伝達する。
以上説明した構成によっても、上記第1,第2の実施形態で説明した効果のうちノイズに対する耐性以外の効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・パルス信号出力回路28及びインターフェース18を用いた温度情報の伝達手法としては、例えば、上記特許文献1に記載された手法であってもよい。
・上記第1,第2の実施形態において、インターフェース18を介して制御回路14に温度情報を伝達する構成を、コンバータCV及びインバータIVが備える一対のスイッチング素子S*#1,S*#2の複数組のうち2組以上に対応して備えてもよい。
・第1の領域及び第2の領域としては、上記第1の実施形態に例示したものに限らない。例えば、低電圧システムにおける何らかの温度検出値を低電圧システム側から高電圧システム側へと伝達する必要があるなら、低電圧システムを第1の領域とし、高電圧システムを第2の領域としてもよい。
・上記第4の実施形態において、第1の電流検出器50及び第2の電流検出器52を除去し、電源48の負極側直近に単一の電流検出器を備える構成を採用してもよい。この場合、この電流検出器によって第1のスイッチング素子S*#1及び第2のスイッチング素子S*#2の平均温度Taveを検出することができる。
・温度検出素子としては、感温ダイオードに限らず、例えば抵抗体(測温抵抗体)であってもよい。この場合、温度検出の具体的な構成として、例えば、感温ダイオードに代えて複数の抵抗体を直列接続し、この直列接続体に定電流電源によって電流を供給する構成を採用すればよい(先の図2参照)。こうした構成を採用する場合であっても、測温抵抗体の直列接続体の両端の電位差V1に基づき、第1のスイッチング素子S*#1及び第2のスイッチング素子S*#2の平均温度Taveを検出することができる。なお、ここでは、スイッチング素子の温度が高くなるほど、抵抗体における電圧降下量が大きくなることから、上記平均温度Taveが高くなるほど、上記電位差V1が大きくなる傾向にある。
また、抵抗体を用いる場合の温度検出の具体的な構成として、例えば、感温ダイオードに代えて複数の抵抗体の互いに並列接続し、この並列接続体に共通の定電圧電源によって電圧を印加する構成を採用してもよい(先の図9参照)。
・インターフェース18としては、光絶縁素子を備えるものに限らず、例えば、磁気絶縁素子(例えばパルストランス)を備えるものであってもよい。
・複数の温度検出対象としては、上記第1の実施形態に例示したものに限らず、例えば、低電位側のスイッチング素子S*n¥のうち少なくとも2つ以上の並列接続体であってもよい。
・温度検出対象となるスイッチング素子としては、IGBTに限らず、例えばMOSFETであってもよい。
また、温度検出対象としては、互いに並列接続された一対のスイッチング素子S*#1,S*#2に限らない。例えば、互いに並列接続された3つ以上のスイッチング素子であってもよい。ここで、例えば、3つのスイッチング素子の並列接続体とする場合、これらスイッチング素子のうち一対については平均温度Taveを検出し、残余については個別の温度を検出する構成を採用してもよい。こうした構成は、例えば、これらスイッチング素子のうち1つについて要求される温度検出精度が残余と比較して高い場合に適用すればよい。
また、温度検出対象としては、互いに並列接続された複数のスイッチング素子に限らず、単一のスイッチング素子であってもよい。この場合、複数の温度検出対象を、例えば、上述したように、低電位側のスイッチング素子S*n¥のうち少なくとも2つ以上とすればよい。
さらに、温度検出対象としては、インバータIV及びコンバータCVに備えられるスイッチング素子S*#¥に限らず、また、インバータIV及びコンバータCV等の電力変換回路に備えられるものに限らない。
24…定電流電源、26…電圧検出回路、S*#¥(*=c,u,v,w:#=p,n:¥=1,2)…スイッチング素子、T*#¥…感温ダイオード。

Claims (7)

  1. 互いに並列接続された複数の高電位側のスイッチング素子(S*¥;*=c,u,v,w:¥=1,2)の組と、互いに並列接続された複数の低電位側のスイッチング素子(S*n¥)の組との直列接続体を複数有し、複数の前記直列接続体が互いに並列接続されて構成された電力変換回路に適用され、
    前記電力変換回路を構成する複数の前記スイッチング素子のそれぞれに対応して個別に設けられ、電力が供給されることで前記スイッチング素子の温度と相関を有する信号を出力する温度検出素子(T*#¥)と、
    前記組ごとに設けられ、前記組を構成する前記スイッチング素子のそれぞれに対応する前記温度検出素子の出力信号(Vsd,Vf1,Vf2,If1,If2)に基づき、前記組を構成する前記スイッチング素子の温度(Tave,T1,T2)を検出する温度検出器(26,50,52)と、
    前記組ごとに設けられ、前記組を構成する前記スイッチング素子のそれぞれに対応する前記温度検出素子のそれぞれに電力を供給する共通の電源(24,48)と、
    を備え、
    前記組を構成する前記スイッチング素子のそれぞれに対応する前記温度検出素子は、直列接続、又は互いに並列接続され、
    記温度検出器は、前記出力信号に基づき、互いに並列接続された複数の前記スイッチング素子のうち少なくとも2つの平均温度(Tave)、又は互いに並列接続された複数の該スイッチング素子のそれぞれの温度(T1,T2)を検出することを特徴とする温度検出装置。
  2. 前記組を構成する前記スイッチング素子のそれぞれは、共通の操作信号でオンオフ操作され、
    前記組を構成する前記スイッチング素子のそれぞれに対応する前記温度検出素子は、直列接続され、
    前記電源は、前記組を構成する前記スイッチング素子のそれぞれに対応する前記温度検出素子の直列接続体の一端に接続された定電流電源(24)であり、
    前記温度検出器は、前記温度検出素子の直列接続体の両端の電位差(Vsd)に基づき、互いに並列接続された複数の前記スイッチング素子の平均温度(Tave)を検出することを特徴とする請求項1記載の温度検出装置。
  3. 前記組を構成する前記スイッチング素子のそれぞれに対応する前記温度検出素子は、直列接続され、
    前記電源は、前記組を構成する前記スイッチング素子のそれぞれに対応する前記温度検出素子の直列接続体の一端に接続された定電流電源(24)であり、
    前記温度検出器は、複数の前記温度検出素子のそれぞれの両端の電位差(Vf1,Vf2)に基づき、互いに並列接続された複数の前記スイッチング素子のそれぞれの温度(T1,T2)を検出することを特徴とする請求項1記載の温度検出装置。
  4. 複数の前記温度検出素子と前記温度検出器とは、基板(20)に備えられ、
    前記温度検出素子の直列接続体のうち少なくとも両端のそれぞれと、前記温度検出器とは、前記基板に形成されてかつ前記温度検出素子の出力信号検出用の配線パターン(30a,30b,30c,30d)を介して接続され、
    複数の前記配線パターンは、前記基板の板面の正面視において、互いに並行するように形成されてなることを特徴とする請求項2又は3記載の温度検出装置。
  5. 前記組を構成する前記スイッチング素子のそれぞれに対応する前記温度検出素子の直列接続体のオープン故障を検出する故障検出手段と、
    前記故障検出手段によって前記オープン故障が検出されたことに基づき、前記オープン故障の検出箇所を短絡する短絡手段(SW1,SW2)と、
    を更に備えることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の温度検出装置。
  6. 前記温度検出素子は、感温ダイオードであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の温度検出装置。
  7. 前記スイッチング素子、前記温度検出素子及び前記温度検出器が備えられる第1の領域とは電気的に絶縁された第2の領域へと前記温度検出器によって検出された温度に関する情報を伝達する伝達手段(18)を更に備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の温度検出装置。
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