JPH0449811A - 電力変換器の過電流保護方法 - Google Patents

電力変換器の過電流保護方法

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JPH0449811A
JPH0449811A JP16027290A JP16027290A JPH0449811A JP H0449811 A JPH0449811 A JP H0449811A JP 16027290 A JP16027290 A JP 16027290A JP 16027290 A JP16027290 A JP 16027290A JP H0449811 A JPH0449811 A JP H0449811A
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JP
Japan
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voltage
gate
power converter
current
switch
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JP16027290A
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English (en)
Inventor
Hiromichi Kuno
裕道 久野
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば電気自動車の走行モータを駆動する電
力変換器(インバータ)に係り、特に電。
力変換器における過電流保護技術に関する。
[従来の技術] 第4図は従来の電力変換器の一例を示す回路図である。
図において、10は電力変換器(以下、インバータとい
う)で、直列接続された2個の電圧制御型スイッチング
素子、例えばI G B T (lnsulat−ed
 Gate Bipolar Transjstor)
 12 aと12b112cと12d1及び12eと1
2fを、並列に接続して構成されている。インバータ1
0の並列接続端子は、電源回路14に接続されており、
スイッチ16を介して主バツテリ18の電源電圧が印加
される。また、直列接続された各素子間端子はモータ2
0に接続されている。22はインバータ制御回路で、電
力変換器10に用いられるIGBT12a〜12fのオ
ン・オフ期間を規定したPWM信号を出力する。24a
〜24fは駆動回路で、上記IGBT12a〜12f各
個に対応して設けられており、PWM信号を増幅して得
られたゲート電圧をIGBT駆動用ゲート電圧として所
定タイミングで出力する。
駆動回路24は、第5図に示すように、コネクタ30や
ファストン端子32を用いてI GBT12と接続され
、ゲート配線34を通じてゲート電圧が印加されている
上記のような従来のインバータ10においては、例えば
実開昭60−166236号公報等のように、インバー
タ10の負荷運転時に素子(例えば上記IGET等のよ
うな)に流れる電流を検出し、電流値が一定以上となっ
た場合に過電流と判定し、素子をオフさせていた。
[発明が解決しようとする課題] ここで、IGBT12bのゲートG及びエミッタEと駆
動回路24bを接続しているゲート配線34が、コネク
タ30やファストン端子32部分等で接触不良を起した
状態、つまりIGBT12bのゲートがオーブンとなっ
ている状態について考察する。この状態でインバータ1
0が動作すると、直列接続されたIGET12aがオン
になった瞬間にIGBT12bのゲートには、I G 
B T12bのコレクタ・ゲート間の接合容量26によ
り、瞬間的にIGBTのオン・スレッショルド電圧を越
える誤信号が入力され、IGBT12bがオフ期間なの
にオンとなる。このため、I GBT12a、12b共
にオンとなり、上下導通により短絡事故を起す。
ところが、従来の過電流保護方法は、実際に負荷運転を
してインバータ10に電流を流さなければ断線による過
電流を検出できないため、短絡状態にある回路を遮断す
るまでに過電流か流れてしまい、過電流そのものを防ぐ
ことができなかった。
このため、短絡時の電流値によっては、過電流保護の目
的を達成することができずにIGBTか破壊されたり、
破壊されないまでも、ある程度の損傷は免れなかった。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、ゲート配線経路の断線によ
り発生する短絡事故から電圧制御型スイッチング素子を
保護する電力変換器の過電流保護方法を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために本発明に係る電力変換器の過
電流保護方法は、複数の電圧制御型スイッチング素子各
個に対して所定のゲート電圧を印加することにより直流
を交流に変換する電力変換器にあって、交流に変換され
る直流電圧を電力変換器に投入する前に前記電圧制御型
スイッチング素子のゲートにパルス状試験電圧を印加し
、この試験電圧が印加された電圧制御型スイッチング素
子においてゲート接合容量によって生ずるゲート電流を
検出し、全ての電圧制御型スイッチング素子についてゲ
ート電流の検出を待って前記直流電圧を電力変換器に投
入し、電力変換時におけるゲート配線経路の断線による
過電流から前記電圧制御型スイッチング素子を保護する
ことを特徴とする。
[作用] 上記構成を有する本発明の電力変換器の過電流保護方法
においては、電力変換器の運転開始前に、電圧制御型ス
イッチング素子のゲートにパルス状試験電圧を印加し、
このとき生ずるゲート電流を検出し、ゲート電流が生じ
ない場合にはゲート配線経路に断線有りと判断し、電力
変換器に直交変換を行う直流電圧を投入しないよう制御
する。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
第1図は本発明による過電流保護方法を実現する電力変
換器の一実施例を示す回路図である。なお、第4図と同
一または相当部分には同じ符号を付し、説明は省略する
第1図において、インバータ制御回路22及び駆動回路
24a〜24fは、図示しないメインスイッチ、例えば
電気自動車のイグニッション・スイッチによる電源の投
入で動作を開始する。
40は本発明の特徴的構成要素の一つであるスイッチ制
御回路で、スイッチ16のオン・オフを、上記インバー
タ制御回路22及び駆動回路24a〜24fの動作に応
じて規定する。すなわち、本発明の過電流保護方法によ
って、IGBT12a〜12fの全てのゲート配線経路
34に断線がないことが確認されたとき、スイッチ制御
回路40は初めてスイッチ16をオンにし、インバータ
10に主バツテリ18の直流電圧を投入する。
まず、スイッチ16をオフ状態で、インバータ制御回路
22より各駆動回路24a〜24fに、第2図(a)に
示すようなPWM信号が入力される。なお、各駆動回路
24a〜24fは、同一なため、実施例中では駆動回路
24aのみについて説明する。
上記PWM信号により、駆動回路24a内のトランジス
タ(以下、Trと記す)42がオンとなり、IGBT1
2aのゲートには、■ よりTrC 42及び抵抗44を介して、第2図(b)に示すような
パルス状の試験電圧VGEが印加される。
この試験電圧V。Eを印加すると、IGBT12aにお
いて、そのゲート配線経路34に断線がなければ、ゲー
ト、エミッタ間に存在する接合容量46が充電され、第
2図(c)に示すようなゲート電流■GEが流れる。
ここで、第1図の48は本発明の特徴的構成要素の一つ
であるフォトカブラで、ゲート電流’GEの検出を行う
。フォトカブラ48は、抵抗50及び逆流阻止用のダイ
オード52で直列回路を構成したうえで、抵抗44に並
列に接続されている。
そして、ゲート電流IGEが流れている間は、フォトカ
ブラ48の1次側ダイオードにも電流が流れ、フォトカ
ブラ48の2次側トランジスタがオンする。このため、
抵抗54に接続されたフォトカブラ48のコレクタ電位
はアース接地され、インバータ制御回路22のDn端子
56にLowレベルの信号が入力される(第2図(d)
参照)。
Dn端子56にLoνレベルの信号が入力されることに
より、IGBT12aのゲートG1エミッタEと駆動回
路24aを結ぶゲート配線34は正常と判断される。そ
して、順次IGBT12b。
12C1・・・、12fについて、ゲート電流’GEに
よるゲート配線経路の断線チエツクを行う。
なお、抵抗44はIGETのスイッチング・スピードと
の関係から数]0Ω程度、また抵抗50は数にΩ程度に
設定するのが望ましい。このような設定値は、IGBT
駆動電圧V。C” EEが各々+I5V、−15V程度
であるのに対して、フォトカブラ48の順方向電流を1
0〜20mA程度に制限するために決められている。そ
して、抵抗44に新たに抵抗50のインピーダンスを挿
入しても、(抵抗50)>>(抵抗44)のため、IG
ETのスイッチング・スピードにはほとんど影響を与え
ない。
また、ダイオード52は、フォトカブラ48を1個のダ
イオードとして見た場合に、逆阻止電圧が不足している
ために設けられている。
さて、ゲート配線経路に接触不良等の異常があった場合
のことを考えてみる。このような場合には、上述したゲ
ートiE aI oEは流れず、フォトカブラ48の1
次側ダイオードにも電流は流れない。
このため、インバータ制御回路22のDn端子54には
旧ghレベルの信号が入力される。
本発明の過電流保護方法においては、上記Dn端子54
に入力される旧ghレベルの信号によってゲート配線経
路の異常を検出し、異常有りの場合は、スイッチ制御回
路40によってスイッチ16をオフのままとする。この
ように全てのIGBT12a〜12fについてゲート電
流ICEが検出されない限り、インバータ10に主バツ
テリ18の直流電圧を投入しないことで、ゲート配線異
常による破損からIGBTを保護することができる。
なお、本発明は、IGETのような電圧制御型のパワー
デバイス、例えばPower MOS −F E T。
B1MOSデバイス等であれば全て共通して実施可能で
ある。
次に第3図のフローチャー)・に従って本発明の処理手
順を説明する。
まず、電源の投入を待機しくステップ101)、投入さ
れるとIGBT12a〜12fについての断線チエツク
NO,をi−1によりセットする(ステップ102−)
次いで、チエツクNo、−iについて、対応するIGB
712a〜12fに試験電圧VGEを印加しくステップ
103)、ゲート電流lGEが検出されたかどうかを判
断し、すなわちDn端子に入力される信号がLOνかど
うかを判断しくステップ104)、検出された場合には
、i=i+1によりカウントアツプする(ステップ10
5)。
続いて、fm7までカウントアツプされたかを判断し、
すなわち6個のIGBT12a 〜12f全てについて
ゲート電流’GEが検出されたかどうかを判断しくステ
ップ106) 、Noならばステップ103に戻り、i
−i+1について以降の処理を繰り返す。一方、YES
ならば、スイ・ソチ制御回路40をしてスイッチ16を
オンさせ(ステップ107)、通常のインバータ制御処
理にジャンプする(ステップ108)。なお、インバー
タ制御処理に関しては、本発明と直接係わりがなく、又
公知でもあるので、説明は省略する。
一方、ステップ104の判断でNOならば、スイッチ1
6はオフのままとしインバータ制御は行わない(ステッ
プ109)。
上記実施例では、断線チエツクをIGBT毎に順次実行
したが、並列処理ももちろん可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る電力変換器の過電流保
護方法によれば、電力変換器に直流/交流変換用の直流
電圧を投入する前に、ゲート電流によってゲート配線経
路の断線を検出できるので、電圧制御型スイッチング素
子に実際に負荷電流を流すことなく過電流による短絡事
故を予見でき、過電流による短絡事故から素子を保護す
ることができる。
また、過電流が流れることはないので、過電流への対策
を講じた回路設計が不要となり、回路設計の容易化に効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による過電流保護方法を実現する電力変
換器の一実施例を示す回路図、第2図(a)〜(d)は
第1図における各部信号波形を示すタイミングチャート
、 第3図は本発明の処理手順を示すフローチャート、 第4図は従来の電力変換器の一例を示す回路図、第5図
はゲート配線を示す図である。 10 ・・・ 電力変換器(インバータ)12a 〜1
2f−IGBT(電圧駆動型スイッチング素子) 16  ・・・ 18  ・・・ 22  ・・ 24a〜2 40  ・・ 46  ・・・ 48  ・・ スイッチ 主バツテリ インバータ制御回路 4f ・・・ 駆動回路 スイッチ制御回路 接合容量 フォトカブラ (ゲート電流検出手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の電圧制御型スイッチング素子各個に対して所定の
    ゲート電圧を印加することにより直流を交流に変換する
    電力変換器の過電流保護方法であって、 交流に変換される直流電圧を電力変換器に投入する前に
    前記電圧制御型スイッチング素子のゲートにパルス状試
    験電圧を印加し、 この試験電圧が印加された電圧制御型スイッチング素子
    においてゲート接合容量によって生ずるゲート電流を検
    出し、 全ての電圧制御型スイッチング素子についてゲート電流
    の検出を待って前記直流電圧を電力変換器に投入し、 電力変換時におけるゲート配線経路の断線による過電流
    から前記電圧制御型スイッチング素子を保護することを
    特徴とする電力変換器の過電流保護方法。
JP16027290A 1990-06-18 1990-06-18 電力変換器の過電流保護方法 Pending JPH0449811A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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