JP5907236B2 - 温度検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換用半導体素子の温度検出装置に関する。
従来、下記特許文献1に見られるように、複数のスイッチング素子(IGBT)を備え、これらスイッチング素子のうち一部のスイッチング素子の温度が温度検出素子によって検出可能なように構成された電力変換装置が知られている。詳しくは、この電力変換装置では、温度検出素子の温度検出対象が、複数のスイッチング素子のうち電力変換装置の使用時に最も温度が高くなると想定されるスイッチング素子に固定されている。こうした構成において、温度検出素子によって検出された温度が予め設定された閾値温度に達した時点で、複数のスイッチング素子のそれぞれに対する通電を遮断する等の過熱保護を行う。これにより、スイッチング素子が過熱状態とされる事態の回避を図っている。
特開2008−206345号公報
ところで、複数のスイッチング素子のうち一部のスイッチング素子を温度検出対象とする場合、以下に説明する不都合が生じ得る。
電力変換装置の経年変化等により、複数のスイッチング素子のうち使用時に最も温度が高くなるスイッチング素子は、当初想定したものから変わり得る。ここで、最も温度が高くなるスイッチング素子が、温度検出素子の温度検出対象とならないスイッチング素子に変わった場合、温度検出素子によって検出された温度に基づきスイッチング素子の過熱保護を行ったとしても、スイッチング素子の過熱状態を必ずしも回避できないといった不都合が生じ得る。
また、コレクタ電流の流通時におけるスイッチング素子の温度は、スイッチング素子の個体差や経年変化等に起因してばらつく。このため、複数のスイッチング素子のうち一部のスイッチング素子を温度検出対象とする場合、過熱保護を行うための上記閾値温度を、スイッチング素子の信頼性を維持可能なスイッチング素子の上限温度に対して安全側に大きなマージンをもって設定することとなる。ただし、この場合、スイッチング素子の実際の温度が上限温度に達していないにもかかわらず過熱保護が行われ、スイッチング素子の使用が制約される温度領域が拡大するといった不都合が生じ得る。
なお、こうした不都合は、スイッチング素子に限らず、電力変換用半導体素子であれば、同様に生じ得る。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の電力変換用半導体素子のそれぞれについて、過熱状態を回避し、また、使用が制約される温度領域の拡大を回避できる電力変換用半導体素子の温度検出装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、通電によって発熱する複数の電力変換用半導体素子(S¥#;S1Up〜S1Wn,S2Up〜S2Wn,SCpa〜SCnb)と、複数の前記電力変換用半導体素子のそれぞれに対して設けられ、前記電力変換用半導体素子の温度と相関を有する温度信号を出力する温度信号出力部(T¥#;T1Up〜T1Wn,T2Up〜T2Wn,TCpa〜TCnb)と、を備えるシステムに適用され、複数の前記温度信号出力部のそれぞれから出力される温度信号に基づき、複数の前記電力変換用半導体素子のそれぞれの温度を検出するマイコン(80)と、複数の入力ポート(Tin1,Tin2)、及び複数の前記入力ポートのいずれかが選択的に接続される出力ポート(Tout)を有する入出力インターフェース(82a,82b;140a〜140i)と、を備え、複数の前記温度信号出力部のうち一部の温度信号出力部(TVn,TWn;T1Wn,T2Wn,TCpa〜TCnb)から出力される温度信号は、前記入出力インターフェースを介すことなく前記マイコンに入力され、複数の前記温度信号出力部のうち残りの2つ以上の温度信号出力部(T¥p,TUn;T1Up〜T1Vn,T2Up〜T2Vn)から出力される各温度信号は、前記入出力インターフェースの各入力ポートに入力され、前記マイコンは、前記出力ポートから出力された温度信号と、前記入出力インターフェースを介すことなく入力された温度信号とに基づき、複数の前記電力変換用半導体素子のそれぞれの温度を検出することを特徴とする。
上記発明では、複数の電力変換用半導体素子のそれぞれに対して温度信号出力部が設けられている。このため、複数の電力変換用半導体素子全ての温度をマイコンによって検出することができる。これにより、システムの経年変化等により、システムの使用時に最も温度が高くなる電力変換用半導体素子が当初想定したものから変わったとしても、上記最も温度が高くなる電力変換用半導体素子がどれであるかをマイコンが把握できる。したがって、複数の電力変換用半導体素子のそれぞれについて、過熱状態を回避し、また、使用が制約される温度領域の拡大を回避することができる。
また、上記発明では、複数の温度信号出力部のうち一部の温度信号出力部から出力される温度信号が入出力インターフェースを介すことなくマイコンに入力される。このため、入出力インターフェースが故障した場合であっても、入出力インターフェースを介さない温度信号出力部及びマイコンの間の信号伝達経路を確保できる。これにより、入出力インターフェースが故障した場合であっても、例えば、一部の電力変換用半導体素子の温度検出値に基づき電力変換用半導体素子の過熱保護を行うフェールセーフを実現することができる。したがって、システムの信頼性の大きな低下を回避することもできる。
さらに、上記発明では、複数の温度信号出力部のうち一部であって2つ以上の温度信号出力部とマイコンとの間の信号伝達経路を、入出力インターフェースを用いて実現する。入出力インターフェースにおいて、出力ポート数は入力ポート数よりも少ない。このため、温度検出に要求されるマイコンの入力ポート数を、複数の電力変換用半導体素子全ての数よりも少なくすることができる。これにより、温度検出装置を小型化し、また、温度検出装置のコストを低減させることができる。
第1の実施形態にかかる3相インバータ装置の断面図であって、図2の1−1線断面図。 図1の2−2線断面図。 第1の実施形態にかかるモータ制御システムの全体構成図。 同実施形態にかかる温度信号を伝達するための回路図。 IGBTの温度推定誤差を説明するための図。 第2の実施形態にかかる温度信号を伝達するための回路図。 第3の実施形態にかかるモータ制御システムの構成図。 同実施形態にかかる温度信号を伝達するための回路図。 第4の実施形態にかかる温度信号を伝達するための回路図。 第5の実施形態にかかる温度信号を伝達するための回路図。 第6の実施形態にかかる昇降圧コンバータ装置の構成図。 第7の実施形態にかかるモータ制御システムの構成図。 第8の実施形態にかかる温度信号を伝達するための回路図。 同実施形態にかかる時分割送信の概要を示す図。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる温度検出装置を車載電力変換装置(3相インバータ装置)に適用した第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
まず、図1及び図2を用いて、本実施形態にかかる3相インバータ装置の全体構成について説明する。
図示されるように、3相インバータ装置10は、回路基板20、冷却器30、フレーム40、U,V,W相上アーム半導体モジュール50Up,50Vp,50Wp、及びU,V,W相下アーム半導体モジュール50Un,50Vn,50Wnを備えている。
各半導体モジュール50¥#(¥=U,V,W:#=p,n)は、スイッチング素子、これに逆並列に接続されたフリーホイールダイオード、及びスイッチング素子の温度を検出するための感温ダイオードがモジュール化された部材である。なお、本実施形態では、スイッチング素子として、IGBTを用いている。また、スイッチング素子及び感温ダイオードは、同一チップに形成されている。
各半導体モジュール50¥#は、スイッチング素子、フリーホイールダイオード及び感温ダイオードを内蔵した本体部を備えている。本体部は、扁平な直方体形状をなしている。本体部の1つの面には、この表面から垂直に突出するように複数の制御端子が設けられている。制御端子には、スイッチング素子のゲート端子と、エミッタ端子(ケルビンエミッタ端子)とが含まれる。
各半導体モジュール50¥#は、上記制御端子を介して回路基板20に固定されている。詳しくは、各半導体モジュール50¥#は、上記制御端子が回路基板20に半田付けされることにより、回路基板20に固定されている。
フレーム40は、各半導体モジュール50¥#を囲む枠形状をなしている。フレーム40の上部には、回路基板20が固定されている。フレーム40は、例えば、冷却器30と各半導体モジュール50¥#とを圧縮保持する剛性を備え、スイッチングノイズを遮断する材料(例えば、金属や導電性樹脂)によって形成されている。
回路基板20は、その板面の正面視において矩形状をなしている。回路基板20は、各半導体モジュール50¥#に内蔵されたスイッチング素子をオンオフ操作する機能を有する。この機能は、回路基板20に実装されたマイコン等の電子部品によって実現される。
冷却器30は、導入管30a、導出管30b及び複数(4つ)の冷却部30cを備えており、フレーム40に固定されている。導入管30aは、各半導体モジュール50¥#を冷却する冷却流体を3相インバータ装置10に導入する部材である。導出管30bは、3相インバータ装置10から外部へと冷却流体を導出する部材である。冷却部30cは、導入管30a及び導出管30bを接続し、導入管30aから導出管30bへと冷却流体を導く部材である。
各冷却部30cは、扁平な直方体形状をなしており、一列に並んで配置されている。隣り合う冷却部30cの間には、同相の上アーム半導体モジュール50¥p及び下アーム半導体モジュール50¥nが配置されている。詳しくは、各半導体モジュール50¥p,50¥nは、冷却部30cの長手方向(導入管30aから導出管へと向かう方向)に並んで配置されている。導入管30a、導出管30b及び冷却部30cを備えて構成される冷却流体の流通経路において、上アーム半導体モジュール50¥pは、下アーム半導体モジュール50¥nよりも上流側に配置されている。隣り合う冷却部30cの間に並んで配置された同相の半導体モジュール50¥p,50¥nのそれぞれと、複数の冷却部30cのそれぞれとは、交互に積層されて積層体をなしている。
フレーム40の周壁部の内側には、壁部材42が設けられている。壁部材42のうち上記積層体と対向する側には、壁面が形成されている。なお、本実施形態では、壁部材42として、フレーム40と同じ材料で形成されたものを用いている。
フレーム40の周壁部のうち壁部材42と対向する壁部には、取り付けピン62を介して押圧部材60が設けられている。押圧部材60は、冷却部30c及び半導体モジュール50¥#からなる積層体を壁部材42側に向かって押し当てるための部材である。詳しくは、上記積層体の一端(冷却部30cのうち壁部材42と対向する面)が壁部材42の壁面に当接された状態で、上記積層体の他端が押圧部材60によって壁部材42側に押し当てられる。これにより、冷却部30cと、これに隣接する半導体モジュールとの密着度合いを高め、半導体モジュールの放熱性を高める。なお、本実施形態では、押圧部材60として、板ばねを用いている。また、本実施形態において、上記積層体は、板状部材64を介して押圧部材60によって押し当てられている。板状部材64は、押圧部材60の円弧状の部分が上記積層体に直接押し当てられることにより、冷却部30c等が大きく変形するのを防止するために設けられている。
こうした構成の冷却器30において、導入管30aから冷却流体が導入されると、冷却流体は複数の冷却部30cのそれぞれを流れる。複数の冷却部30cのそれぞれを流れた冷却流体は、導出管30bから導出される。これにより、各半導体モジュール50¥#が冷却される。
ちなみに、本実施形態では、3相インバータ装置10として、6つの半導体モジュール50¥#のうち3相インバータ装置10の使用時(スイッチング素子S¥#のオンオフ操作時)において最も温度が高くなるものが存在するものを想定している。本実施形態では、最も温度が高くなる半導体モジュールとして、冷却流体の下流側であって、冷却部30cが並ぶ方向の中央に配置されたV相下アーム半導体モジュール50Vnを想定している。また、2番目に温度が高くなる半導体モジュールとして、W相下アーム半導体モジュール50Wpを想定している。
つまり、冷却流体の流通経路において下流側の冷却流体の温度は、上流側の冷却流体の温度よりも高くなる。このため、上流側の半導体モジュール50¥pの温度よりも下流側の半導体モジュール50¥nの温度が高くなる。また、複数の冷却部30cのうちV相半導体モジュール50V#と隣り合う冷却部以外の冷却部には、壁部材42や板状部材64が当接している。このため、V相半導体モジュール50V#と隣り合う冷却部以外の冷却部の放熱経路から放熱される熱量は、V相半導体モジュール50V#と隣り合う冷却部の放熱経路から放熱される熱量よりも多い。これにより、中央に配置されたV相半導体モジュール50V#の温度が上昇しやすい。以上説明した理由に加えて、本実施形態において各半導体モジュール50¥#を構成するスイッチング素子の平均的なコレクタ電流値が略同一とされていることにより、V相下アーム半導体モジュール50Vnの温度が最も高くなり、W相下アーム半導体モジュール50Wpの温度が2番目に高くなる。
続いて、図3を用いて、本実施形態にかかるモータ制御システムの全体構成について説明する。
図示されるように、モータ制御システムは、3相インバータ装置10及びモータジェネレータ70を備えている。モータジェネレータ70は、図示しない駆動輪に連結され、車載主機等の役割を果たす。本実施形態では、制御システムとして、1つのモータジェネレータ70が備えられる1モータ制御システムを用いている。なお、モータジェネレータ70としては、例えば、永久磁石同期モータを用いることができる。
3相インバータ装置10は、直流電源としての高電圧バッテリ72(例えば、リチウムイオン2次電圧やニッケル水素2次電池)に接続されている。
¥相上アーム半導体モジュール50¥pを構成する¥相上アームスイッチング素子S¥pのそれぞれのコレクタ端子は、互いに接続されている。また、¥相下アーム半導体モジュール50¥nを構成する¥相下アームスイッチング素子S¥nのそれぞれのエミッタ端子は、互いに接続されている。上記コレクタ端子には、高電圧バッテリ72の正極端子が接続され、上記エミッタ端子には、高電圧バッテリ72の負極端子が接続されている。
¥相上アームスイッチング素子S¥pのエミッタ端子には、¥相下アームスイッチング素子S¥nのコレクタ端子が接続されている。¥相上アームスイッチング素子S¥pのエミッタ端子と、¥相下アームスイッチング素子S¥nのコレクタ端子との接続点には、モータジェネレータ70の¥相端子が接続されている。
3相インバータ装置10は、マイコン80と、駆動回路Dr¥#とを備えている。マイコン80は、中央演算装置(CPU)等を備え、モータジェネレータ70の制御量(例えばトルク)をその指令値に制御すべく、操作信号g¥#を生成して駆動回路Dr¥#に対して出力する。駆動回路Dr¥#は、操作信号g¥#に従ってスイッチング素子S¥#のゲートを充放電するためのゲート駆動回路である。駆動回路Dr¥#により、スイッチング素子S¥#はオンオフ操作される。なお、操作信号g¥#は、例えば、モータジェネレータ70の3相のそれぞれに電気角で位相が互いに120°ずれた正弦波状の電流を流すための信号となる。この信号は、例えば、周知の電流ベクトル制御によって生成することができる。
ここで、本実施形態において、車両は、高電圧領域及び低電圧領域を備えている。高電圧領域は、モータジェネレータ70、高電圧バッテリ72、各半導体モジュール50¥#及び駆動回路Dr¥#を備える領域である。一方、低電圧領域は、マイコン80を備える領域である。低電圧領域の基準電位VstLと、高電圧領域の基準電位VstHとは相違している。本実施形態では、高電圧領域の基準電位VstHが高電圧バッテリ72の負極電位に設定され、低電圧領域の基準電位VstLが高電圧バッテリ72の正極電位と負極電位との中央値である車体電位に設定されている。
続いて、図4を用いて、本実施形態にかかる各スイッチング素子S¥#の温度検出構成について説明する。ここで、図4は、各半導体モジュール50¥#と、回路基板20に実装された各種電子部品とを示す図である。
図示されるように、回路基板20には、各駆動回路Dr¥#、各フォトカプラC¥#、第1、第2のマルチプレクサ82a,82b、及びマイコン80が実装されている。各マルチプレクサ82a,82bは、2つの入力ポート(以下、第1の入力ポートTin1,第2の入力ポートTin2)と、1つの出力ポートToutとを備えている。なお、本実施形態において、第1、第2のマルチプレクサ82a,82bが「入出力インターフェース」に相当する。
各駆動回路Dr¥#には、各感温ダイオードT¥#から出力される温度信号が入力される。本実施形態において、感温ダイオードT¥#には、図示しない定電流源から電流が供給される。このため、感温ダイオードT¥#は、温度信号として、スイッチング素子S¥#の温度と負の相関を有する電圧信号を出力する。なお、本実施形態において、感温ダイオードT¥#が「温度信号出力部」に相当する。
各駆動回路Dr¥#は、各感温ダイオードT¥#から出力される温度信号を取り込む。各駆動回路Dr¥#は、取り込んだ温度信号を各フォトカプラC¥#に対して出力する。本実施形態では、感温ダイオードT¥#から出力された温度信号とキャリア信号(例えば三角波信号)との大小比較に基づき、上記温度信号を時比率信号(デューティ信号)に変換してフォトカプラC¥#に対して出力する。
各フォトカプラC¥#は、高電圧領域及び低電圧領域の間を電気的に絶縁しつつ、高電圧領域から低電圧領域へと信号を伝達する光絶縁伝達素子である。各フォトカプラC¥#の入力側(フォトダイオード側)には、各駆動回路Dr¥#から出力される感温ダイオードT¥#の温度信号(時比率信号)が入力される。
U,V相上アームフォトカプラCUp,CVpの出力側(フォトトランジスタ側)から出力される温度信号は、第1のマルチプレクサ82aを介してマイコン80に入力される。詳しくは、U相上アームフォトカプラCUpの出力側には、第1の入力経路Lin1を介して第1のマルチプレクサ82aの第1の入力ポートTin1が直接接続されている。一方、V相上アームフォトカプラCVpの出力側には、第2の入力経路Lin2を介して第1のマルチプレクサ82aの第2の入力ポートTin2が直接接続されている。本実施形態では、各入力経路Lin1,Lin2として、回路基板20に形成された配線パターンを用いている。
第1のマルチプレクサ82aの出力ポートToutには、出力経路Loutを介してマイコン80の第1の入力ポートT1が直接接続されている。本実施形態では、出力経路Loutとして、回路基板20に形成された配線パターンを用いている。第1のマルチプレクサ82aは、マイコン80から入力される切替信号(例えば、ビット信号)に基づき、第1,第2の入力ポートTin1,Tin2から、出力ポートToutに接続するものを所定周期で順次選択する。これにより、出力ポートToutから出力される温度信号は、第1の入力ポートTin1に入力された温度信号と、第2の入力ポートTin2に入力された温度信号とが所定周期で交互に切り替えられたものとなる。
一方、W相上アームフォトカプラCWp,U相下アームフォトカプラCUnの出力側から出力される温度信号は、第2のマルチプレクサ82bを介してマイコン80の第2の入力ポートT2に入力される。なお、第2のマルチプレクサ82bを介した温度信号の伝達手法は、第1のマルチプレクサ82aを介した温度信号の伝達手法と同じである。このため、本実施形態では、その詳細な説明を省略する。
V相下アームフォトカプラCVnの出力側には、V相下アーム電気経路LVnを介してマイコン80の第3の入力ポートT3が直接接続されている。一方、W相下アームフォトカプラCWnの出力側には、V相下アーム電気経路LWnを介してマイコン80の第4の入力ポートT4が直接接続されている。本実施形態では、各電気経路LVn,LWnとして、回路基板20に形成された配線パターンを用いている。
マイコン80は、各入力ポートT1〜T4に入力された温度信号に基づき、6つのスイッチング素子S¥#全ての温度を検出する。マイコン80は、検出された複数のスイッチング素子のそれぞれの温度のうち最も高い温度STが閾値温度Tαを超えたと判断した場合、パワーセーブを行う。ここで、パワーセーブとは、これらスイッチング素子S¥#に対する通電を遮断する又はスイッチング素子S¥#に対する供給電力を低下させる処理である。これにより、各スイッチング素子S¥#が過熱状態とされる事態の回避を図っている。
以上説明した各スイッチング素子の温度検出構成は、各スイッチング素子S¥#の過熱状態を回避し、また、各スイッチング素子S¥#の使用が制約される温度領域の拡大を回避するために採用された。
つまり、3相インバータ装置10の経年変化等により、6つのスイッチング素子S¥#のうち使用時に最も温度が高くなるスイッチング素子が設計時に想定したV相下アームスイッチング素子SVnから変わり得る。ここで、最も温度が高くなるスイッチング素子SVnが、感温ダイオードの温度検出対象とならないスイッチング素子に変わった場合、感温ダイオードから出力される温度信号に基づきスイッチング素子の温度を検出し、この温度検出値を用いてパワーセーブを行ったとしても、スイッチング素子の過熱状態を必ずしも回避できないといった不都合が生じ得る。
また、コレクタ電流の流通時における各スイッチング素子S¥#の温度は、スイッチング素子の個体差や経年変化等に起因してばらつく。このため、6つのスイッチング素子S¥#のうち一部のスイッチング素子を温度検出対象とする場合、パワーセーブで用いられる閾値温度Tαを、各スイッチング素子S¥#の信頼性を維持可能な各スイッチング素子S¥#の上限温度に対して安全側に大きなマージンをもって設定する必要がある。ここで、図5を用いて、スイッチング素子の温度のばらつきについて説明する。なお、図5において、「検出素子」は、感温ダイオードの温度検出対象となるスイッチング素子のことであり、「非検出素子」は、感温ダイオードの温度検出対象とならないスイッチング素子のことである。
図示される例は、検出素子と非検出素子とで、同一のコレクタ電流を流した場合における温度誤差が最も大きくなる例である。ここで、図中、「素子損失」は、あるコレクタ電流が流れた場合において、量産された複数のスイッチング素子のそれぞれが取り得る温度の平均値を示し、「素子損失ばらつき」は、上記平均値からのばらつきを示す。また、「熱抵抗ばらつき」は、初期(例えばスイッチング素子の新品時)における半導体モジュールの熱抵抗のばらつきに起因するスイッチング素子の温度のばらつきを示す。さらに、「熱抵抗劣化」は、半導体モジュールの経年変化による上記熱抵抗の変化に起因するスイッチング素子の温度の上昇分を示している。
検出素子において、「素子損失」から、「素子損失ばらつき」及び「熱抵抗ばらつき」の加算値を減算した値を、感温ダイオードによって検出される温度とする。ここで、図示される例では、検出素子及び非検出素子に同一のコレクタ電流が流れているにもかかわらず、非検出素子の温度が、検出素子の温度よりも高くなっている。この場合における非検出素子の温度を、「素子損失」、「素子損失ばらつき」、「熱抵抗ばらつき」及び「熱抵抗劣化」の加算値とすると、検出素子の温度と非検出素子の温度との間には、これら温度の差である実温度ばらつきが生じることとなる。
ここで、例えば、実温度ばらつきが20℃であり、スイッチング素子の上限温度が150℃である場合、温度検出対象とならない非検出素子を過熱状態から保護するためには、パワーセーブで用いられる閾値温度Tαを130℃に設定する必要がある。ただし、この場合、閾値温度Tαが安全側に大きなマージンをもって設定されることとなる。このため、非検出素子の実際の温度が上限温度に達していないにもかかわらずパワーセーブが行われることとなる。この場合、コレクタ電流をさらに増大できるにもかかわらず、増大できなくなる懸念がある。すなわち、スイッチング素子の使用が制約される温度領域が拡大するといった不都合が生じ得る。
こうした問題を解決すべく、本実施形態では、6つのスイッチング素子S¥#全てを温度検出対象とする構成を採用した。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の作用効果が得られるようになる。
(1)6つのスイッチング素子S¥#全てを温度検出対象とした。このため、3相インバータ装置10の経年変化等により、3相インバータ装置10の使用時に最も温度が高くなるスイッチング素子が設計時に想定したものから変わったとしても、上記最も温度が高くなるスイッチング素子をマイコン80によって把握することができる。これにより、例えば、冷却器30における各半導体モジュールの配置情報のみによって最も温度の高くなる半導体モジュールの特定が困難となる場合であっても、6つのスイッチング素子S¥#のそれぞれについて、過熱状態を回避し、また、流通可能なコレクタ電流の最大値が制約される温度領域の拡大を回避することができる。
(2)6つの感温ダイオードT¥#のうち2つの感温ダイオードTVn,TWnから出力される温度信号を、各マルチプレクサ82a,82bを介すことなく、フォトカプラCVn,CWnの出力側から電気経路LVn,LWnを介してマイコン80に直接入力させる構成とした。フォトカプラCVn,CWnの出力側とマイコン80とを直接接続する電気経路LVn,LWnは、各マルチプレクサ82a,82bが故障した場合における温度信号の伝達経路となる。このため、本実施形態によれば、各マルチプレクサ82a,82bが故障した場合であっても、検出されたスイッチング素子SVn,SWnの温度に基づきパワーセーブを行うといったフェールセーフを実現することができる。これにより、3相インバータ装置10の信頼性の大きな低下を回避することもできる。
特に本実施形態では、マイコン80に直接入力される温度信号を出力する感温ダイオードを、V相下アーム感温ダイオードTVnと、W相下アーム感温ダイオードTWnとした。V相下アームスイッチング素子SVnは、6つスイッチング素子S¥#のうち3相インバータ装置10の使用時に最も温度が高くなると想定されるスイッチング素子であり、W相下アームスイッチング素子SWnは、2番目に温度が高くなると想定されるスイッチング素子である。3相インバータ装置10の経年変化等により、最も温度の高くなるスイッチング素子が変わったとしても、V,W相下アームスイッチング素子SVn,SWnの温度は、6つのスイッチング素子S¥#のそれぞれの温度の平均値よりも高い水準にある蓋然性が高い。このため、本実施形態によれば、各マルチプレクサ82a,82bが故障した場合であっても、パワーセーブによるスイッチング素子S¥#の過熱保護を適切に行うことができる。
(3)6つの感温ダイオードT¥#のうち4つの感温ダイオードT¥p,TUnのそれぞれとマイコン80との間の温度信号の伝達経路を、各マルチプレクサ82a,82bを用いて実現した。このため、温度検出に要求されるマイコン80の入力ポート数を、6つのスイッチング素子S¥#全ての数よりも少なくすることができる。これにより、例えば、3相インバータ装置10の設計上、マイコン80の入力ポート数が制約される場合であっても、1つのマイコン80によって6つのスイッチング素子S¥#全ての温度を検出することができる。したがって、3相インバータ装置10を小型化し、また、3相インバータ装置10のコストを低減させることができる。
(4)2入力1出力の各マルチプレクサ82a,82bを用いた。各マルチプレクサ82a,82bでは、2つの入力ポートTin1,Tin2を順次切り替えて出力ポートToutに接続している。このため、入力ポートに入力された温度信号が出力ポートToutからマイコン80へと出力されるまでに遅延時間が生じることとなる。ここで、遅延時間は、入力ポート数が増えるほど長くなる。各第1,第2のマルチプレクサ82a,82b同士で入力ポート数の差が大きいと、各マルチプレクサ82a,82b同士で遅延時間の差が大きくなる。この場合、入力ポート数の多いマルチプレクサに対応するスイッチング素子の温度検出の時間間隔が長くなり、パワーセーブによるスイッチング素子の過熱保護が遅れる懸念がある。ここで、本実施形態では、各マルチプレクサ82a,82b同士で入力ポート数を均等化した。このため、マルチプレクサ82a,82bを介した信号伝達経路において、各感温ダイオードT¥p,TUnから出力される温度信号がマイコン80に伝達されるまでの時間のばらつきを低減できる。これにより、各スイッチング素子S¥p,SUnの温度検出の時間間隔が長くなることを回避でき、ひいては過熱保護の遅れを回避することができる。
特に本実施形態では、各マルチプレクサ82a,82b同士で入力ポートの数を2つとした。このため、各スイッチング素子S¥p,SUnの温度検出の時間間隔を最小化することもできる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図6に示すように、本実施形態にかかるマイコン80は、第1〜第6の入力ポートT1〜T6を有している。第1,2,3の入力ポートT1,T2,T3には、U,V,W相上アームフォトカプラCUp,CVp,CWpの出力側がU,V,W相上アーム電気経路LUp,LVp,LWpによって直接接続されている。また、マイコン80の第4,5,6の入力ポートT4,T5,T6には、U,V,W相下アームフォトカプラCUn,CVn,CWnの出力側がU,V,W相下アーム電気経路LUn,LVn,LWnによって直接接続されている。本実施形態では、¥相上,下アーム電気経路L¥p,L¥nとして、回路基板20に形成された配線パターンを用いている。
以上説明した本実施形態によっても、6つのスイッチング素子S¥#のそれぞれについて、過熱状態を回避し、また、流通可能なコレクタ電流が制約される温度領域の拡大を回避することができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、制御システムとして、2つのモータジェネレータ(回転電機)が備えられる2モータ制御システムを用いている。詳しくは、図7に示すように、制御システムは、昇降圧コンバータ装置90、第1インバータ装置100、第1モータジェネレータ101、第2インバータ装置102、第2モータジェネレータ103、及びマイコン80を備えている。ここで、各モータジェネレータ101,103としては、例えば、永久磁石同期モータを用いることができる。なお、図7において、先の図1に示した部材と同一の部材については、便宜上、同一の符号を付している。
昇降圧コンバータ装置90は、入力コンデンサ91、リアクトル92、各変圧スイッチング素子SCpa,SCpb,SCna,SCnb、各変圧スイッチング素子に逆並列に接続された各フリーホイールダイオードDCpa,DCpb,DCna,DCnb、及び平滑コンデンサ93を備えている。本実施形態では、各変圧スイッチング素子SCpa,SCpb,SCna,SCnbとして、IGBTを用いている。
昇降圧コンバータ装置90の上下アームのそれぞれを構成するスイッチング素子は、互いに複数(図中、2つを例示)並列接続されている。詳しくは、上アーム変圧スイッチング素子SCpa,SCpbのコレクタ同士が接続され、上アーム変圧スイッチング素子SCpa,SCpbのエミッタ同士が接続されている。また、下アーム変圧スイッチング素子SCna,SCnbのコレクタ同士が接続され、下アーム変圧スイッチング素子SCna,SCnbのエミッタ同士が接続されている。上アーム変圧スイッチング素子SCpa,SCpbと下アーム変圧スイッチング素子SCna,SCnbとの直列接続体には、平滑コンデンサ93が並列接続されている。ここで、各変圧スイッチング素子SCpa,SCpb,SCna,SCnbは、上記第1の実施形態と同様に、各フリーホイールダイオードDCpa,DCpb,DCna,DCnb、及び図示しない各感温ダイオードとともに各半導体モジュール110Cpa,110Cpb,110Cna,110Cnbを構成している。
上アーム変圧スイッチング素子SCpa,SCpbと下アーム変圧スイッチング素子SCna,SCnbとの接続点には、リアクトル92の第1端が接続されている。リアクトル92の第2端には、高電圧バッテリ72の正極端子が接続されている。高電圧バッテリ72の負極端子には、下アーム変圧スイッチング素子SCna,SCnbのエミッタが接続されている。高電圧バッテリ72には、入力コンデンサ91が並列接続されている。
第1インバータ装置100は、U,V,W相上アームスイッチング素子S1Up,S1Vp,S1Wp、及びU,V,W相下アームスイッチング素子S1Un,S1Vn,S1Wnを備えている。各スイッチング素子S1Up,S1Vp,S1Wp,S1Un,S1Vn,S1Wnには、各フリーホイールダイオードD1Up,D1Vp,D1Wp,D1Un,D1Vn,D1Wnが逆並列に接続されている。ここで、各スイッチング素子S1Up,S1Vp,S1Wp,S1Un,S1Vn,S1Wnは、上記第1実施形態と同様に、各フリーホイールダイオードD1Up,D1Vp,D1Wp,D1Un,D1Vn,D1Wn、及び図示しない各感温ダイオードとともに各半導体モジュール120Up,120Vp,120Wp,120Un,120Vn,120Wnを構成している。
第2インバータ装置102は、U,V,W相上アームスイッチング素子S2Up,S2Vp,S2Wp、及びU,V,W相下アームスイッチング素子S2Un,S2Vn,S2Wnを備えている。各スイッチング素子S2Up,S2Vp,S2Wp,S2Un,S2Vn,S2Wnには、各フリーホイールダイオードD2Up,D2Vp,D2Wp,D2Un,D2Vn,D2Wnが逆並列に接続されている。ここで、各スイッチング素子S2Up,S2Vp,S2Wp,S2Un,S2Vn,S2Wnは、上記第1実施形態と同様に、各フリーホイールダイオードD2Up,D2Vp,D2Wp,D2Un,D2Vn,D2Wn、及び図示しない各感温ダイオードとともに各半導体モジュール130Up,130Vp,130Wp,130Un,130Vn,130Wnを構成している。
なお、第1,第2インバータ装置100,102の構成は、上記第1実施形態で説明した3相インバータ装置10の構成と同様である。このため、本実施形態では、第1,第2インバータ装置100,102の構成の詳細な説明を省略している。
第1インバータ装置100は、第1モータジェネレータ101に電気的に接続されている。第1モータジェネレータ101は、発電機、及び図示しない車載主機エンジンのクランク軸に初期回転を付与するスタータとしての役割を果たす。第2インバータ装置102は、第2モータジェネレータ103に電気的に接続されている。第2モータジェネレータ103は、上記第1実施形態のモータジェネレータ70と同様に、車載主機等の役割を果たす。
マイコン80は、第1モータジェネレータ101を発電機として駆動すべく、各スイッチング素子S1Up,S1Vp,S1Wp,S1Un,S1Vn,S1Wnに対応する図示しない駆動回路に対して操作信号を出力する。これにより、第1モータジェネレータ101から第1インバータ装置100に入力された交流電圧が直流電圧に変換されて昇降圧コンバータ装置90に印加される。ここで、本実施形態では、上記操作信号を第1インバータ装置100の各相の出力電圧指令値とキャリア信号(例えば三角波信号)との大小比較に基づくPWM処理によって生成する。こうして生成された操作信号は、例えば、第1モータジェネレータ101の3相のそれぞれに電気角で位相が互いに120°ずれた正弦波状の電流を流すための信号となる。
マイコン80は、第2モータジェネレータ103を電動機として力行駆動したり、発電機として回生駆動したりすべく、各スイッチング素子S2Up,S2Vp,S2Wp,S2Un,S2Vn,S2Wnに対応する図示しない駆動回路に対して操作信号を出力する。これにより、力行駆動の場合、昇降圧コンバータ装置90から第2インバータ装置102に入力された直流電圧が交流電圧に変換されて第2モータジェネレータ103に印加される。また、回生駆動の場合、第2モータジェネレータ103から第2インバータ装置102に入力された交流電圧が直流電圧に変換されて昇降圧コンバータ装置90に印加される。ここで、本実施形態では、上記操作信号を上記PWM処理によって生成する。
マイコン80は、昇降圧コンバータ装置90を昇圧コンバータとして駆動したり、降圧コンバータとして駆動したりすべく、各変圧スイッチング素子SCpa,SCpb,Scna,SCnbに対応する図示しない駆動回路に対して操作信号を出力する。詳しくは、第2モータジェネレータ103の力行駆動が行われる昇圧動作時においては、上アーム変圧スイッチング素子SCpa,SCpbの双方をオフ操作に維持しつつ、下アーム変圧スイッチング素子SCna,SCnbの双方を同期させてオンオフ操作する。一方、第2モータジェネレータ103の回生駆動が行われる降圧動作時においては、下アーム変圧スイッチング素子SCna,SCnbの双方をオフ操作に維持しつつ、上アーム変圧スイッチング素子SCpa,SCpbの双方を同期させてオンオフ操作する。
ちなみに、各インバータ装置100,102における操作信号生成用のキャリア信号の周波数(例えば5kHz)は、昇降圧コンバータ装置90における操作信号生成用のキャリア信号の周波数(例えば10kHz)よりも低く設定されている。
続いて、図8を用いて、本実施形態にかかる各スイッチング素子の温度検出構成について説明する。ここで、図8は、先の図4に対応している。なお、図8では、回路基板20等の図示を省略している。
図示されるように、回路基板には、第2インバータ装置102を構成する各スイッチング素子S2Up,S2Vp,S2Wp,S2Un,S2Vn,S2Wnを駆動する駆動回路D2Up,D2Vp,D2Wp,D2Un,D2Vn,D2Wn、各フォトカプラC2Up,C2Vp,C2Wp,C2Un,C2Vn,C2Wn、第1,第2のマルチプレクサ140a,140b、及びマイコン80が実装されている。本実施形態において、第1のマルチプレクサ140aは、2つの入力ポートと、1つの出力ポートとを備え、第2のマルチプレクサ140bは、3つの入力ポートと、1つの出力ポートとを備えている。各駆動回路D2Up,D2Vp,D2Wp,D2Un,D2Vn,D2Wnには、各スイッチング素子S2Up,S2Vp,S2Wp,S2Un,S2Vn,S2Wnを温度検出対象とする各感温ダイオードT2Up,T2Vp,T2Wp,T2Un,T2Vn,T2Wnから出力される温度信号が入力される。各駆動回路D2Up,D2Vp,D2Wp,D2Un,D2Vn,D2Wnは、取り込んだ温度信号をデューティ信号に変換して各フォトカプラC2Up,C2Vp,C2Wp,C2Un,C2Vn,C2Wnに対して出力する。
また、回路基板には、第1インバータ装置100を構成する各スイッチング素子S1Up,S1Vp,S1Wp,S1Un,S1Vn,S1Wnを駆動する各駆動回路D1Up,D1Vp,D1Wp,D1Un,D1Vn,D1Wn、各フォトカプラC1Up,C1Vp,C1Wp,C1Un,C1Vn,C1Wn、及び第3,第4のマルチプレクサ140c,140dが実装されている。本実施形態において、第3,第4のマルチプレクサ140c,140dのそれぞれは、3つの入力ポートと、1つの出力ポートとを備えている。各駆動回路D1Up,D1Vp,D1Wp,D1Un,D1Vn,D1Wnには、各スイッチング素子S1Up,S1Vp,S1Wp,S1Un,S1Vn,S1Wnを温度検出対象とする各感温ダイオードT1Up,T1Vp,T1Wp,T1Un,T1Vn,T1Wnから出力される温度信号が入力される。各駆動回路D1Up,D1Vp,D1Wp,D1Un,D1Vn,D1Wnは、取り込んだ温度信号をデューティ信号に変換して各フォトカプラC1Up,C1Vp,C1Wp,C1Un,C1Vn,C1Wnに対して出力する。
さらに、回路基板には、昇降圧コンバータ装置90を構成する各スイッチング素子SCpa,SCpb,SCna,SCnbを駆動する各駆動回路DCpa,DCpb,DCna,DCnb、各フォトカプラCCpa,CCpb,CCna,CCnb、及び第5,第6のマルチプレクサ140e,140fが実装されている。本実施形態において、第5,第6のマルチプレクサ140e,140fのそれぞれは、2つの入力ポートと、1つの出力ポートとを備えている。各駆動回路DCpa,DCpb,DCna,DCnbには、各スイッチング素子SCpa,SCpb,SCna,SCnbを温度検出対象とする各感温ダイオードTCpa,TCpb,TCna,TCnbから出力される温度信号が入力される。各駆動回路DCpa,DCpb,DCna,DCnbは、取り込んだ温度信号をデューティ信号に変換して各フォトカプラCCpa,CCpb,CCna,CCnbに対して出力する。
U,V相上アームフォトカプラC2Up,C2Vpの出力側から出力される温度信号は、第1のマルチプレクサ140aの各入力ポートに入力される。第1のマルチプレクサ140aの出力ポートには、第1の電気経路L1を介してマイコン80の第1の入力ポートT1が接続されている。また、W相上アームフォトカプラC2WpとU,V相下アームフォトカプラC2Un,C2Vnとの出力側には、第2のマルチプレクサ140b及び第2の電気経路L2を介して、マイコン80の第2の入力ポートT2が接続されている。さらに、W相下アームフォトカプラC2Wnの出力側には、第3の電気経路L3を介してマイコン80の第3の入力ポートT3が直接接続されている。
U,V,W相上アームフォトカプラC1Up,C1Vp,C1Wpの出力側には、第3のマルチプレクサ140c及び第4の電気経路L4を介して、マイコン80の第4の入力ポートT4が接続されている。また、U,V,W相下アームフォトカプラC1Un,C1Vn,C1Wnの出力側には、第4のマルチプレクサ140d及び第5の電気経路L5を介して、マイコン80の第5の入力ポートT5が接続されている。
上アーム変圧フォトカプラCCpa,CCpbの出力側には、第5のマルチプレクサ140e及び第6の電気経路L6を介して、マイコン80の第6の入力ポートT6が接続されている。また、下アーム変圧フォトカプラCCna,CCnbの出力側には、第6のマルチプレクサ140f及び第7の電気経路L7を介して、マイコン80の第7の入力ポートT7が接続されている。
マイコン80は、各入力ポートT1〜T7に入力された温度信号に基づき、第1インバータ装置100、第2インバータ装置102及び昇降圧コンバータ装置90を構成するスイッチング素子全ての温度を検出する。マイコン80は、検出された複数のスイッチング素子のそれぞれの温度のうち最も高い温度STが閾値温度Tαを超えたと判断した場合、パワーセーブを行う。
ここで、本実施形態では、第2インバータ装置102を構成するW相下アームスイッチング素子S2Wnに対応する感温ダイオードT2Wnの温度信号を、マルチプレクサを介すことなくマイコン80に直接入力した。これは、昇降圧コンバータ装置90、第1インバータ装置100及び第2インバータ装置102のうち、第2インバータ装置102を構成するスイッチング素子の温度が、他の装置90,100を構成するスイッチング素子の温度よりも使用時に高くなると想定されるためである。特に本実施形態では、第2インバータ装置102を構成するスイッチング素子のうち、使用時に温度が最も高くなると想定されるものがW相下アームスイッチング素子S2Wnとなっている。
以上説明した本実施形態によれば、昇降圧機能付きの2モータ制御システムにおいて、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施形態では、第1,第2のマルチプレクサ140a,140bに第2インバータ装置102を構成するスイッチング素子の温度信号のみが入力され、第3,第4のマルチプレクサ140c,140dに第1インバータ装置100を構成するスイッチング素子の温度信号のみが入力されることとした。また、第5,第6のマルチプレクサ140e,140fに昇降圧コンバータ装置90を構成するスイッチング素子の温度信号のみが入力されることとした。こうした構成によれば、マイコン80の各入力ポートに入力された信号が、昇降圧コンバータ装置90、第1インバータ装置100及び第2インバータ装置102のうちいずれに対応する信号であるかをマイコン80が容易に判別することができる。このため、例えば、マイコン80は、入力ポートに入力された信号に異常がある旨判断した場合、異常がある温度信号に対応する装置が、昇降圧コンバータ装置90、第1インバータ装置100及び第2インバータ装置102のうちいずれであるかを容易に判別することができる。
(第4の実施形態)
以下、第4の実施形態について、先の第3の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、図9に示すように、昇降圧コンバータ装置90、第1インバータ装置100及び第2インバータ装置102のそれぞれにおいて、マルチプレクサを介すことなく温度信号がマイコン80に直接入力される構成を採用する。なお、図9において、先の図8に示した部材と同一の部材については、便宜上、同一の符号を付しているものもある。
図示されるように、第1インバータ装置100に対応するU,V相下アームフォトカプラC1Un,C1Vnの出力側には、第4のマルチプレクサ140g及び第5の電気経路L5を介して、マイコン80の第5の入力ポートT5が接続されている。また、W相下アームフォトカプラC1Wnの出力側には、マルチプレクサを介すことなく、第6の電気経路L6を介して、マイコン80の第6の入力ポートT6が直接接続されている。これは、本実施形態において、第1インバータ装置100を構成するスイッチング素子のうち、使用時に最も温度が高くなると想定されるものがW相下アームスイッチング素子S1Wnであるためである。
各変圧フォトカプラCCpa,CCpb,CCnaの出力側には、第5のマルチプレクサ140h及び第7の電気経路L7を介して、マイコン80の第7の入力ポートT7が接続されている。また、下アーム変圧フォトカプラCCnbの出力側には、マルチプレクサを介すことなく、第8の電気経路L8を介して、マイコン80の第8の入力ポートT8が直接接続されている。これは、本実施形態において、昇降圧コンバータ装置90を構成するスイッチング素子のうち、使用時に最も温度が高くなると想定されるものが下アーム変圧スイッチング素子SCnbであるためである。
続いて、本実施形態の効果について説明する。昇降圧コンバータ装置90、第1インバータ装置100及び第2インバータ装置102のそれぞれにおいて、動作態様が異なったり、流通する電流値が異なったりする。このため、昇降圧コンバータ装置90、第1インバータ装置100及び第2インバータ装置102のそれぞれにおいて、スイッチング素子の発熱量が異なり、ひいてはスイッチング素子の温度が異なる。したがって、各装置90,100,102のそれぞれについてマルチプレクサを介すことなく温度信号をマイコン80に直接入力可能な本実施形態によれば、スイッチング素子の温度検出精度を向上させることができる。
(第5の実施形態)
以下、第5の実施形態について、先の第4の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、図10に示すように、昇降圧コンバータ装置90の上アーム及び下アームのそれぞれにおいて、マルチプレクサを介すことなく温度信号がマイコン80に直接入力される構成を採用する。なお、図10において、先の図9に示した部材と同一の部材については、便宜上、同一の符号を付しているものもある。
図示されるように、上アーム変圧フォトカプラCCpaの出力側には、マルチプレクサを介すことなく、第7の電気経路L7を介して、マイコン80の第7の入力ポートT7が直接接続されている。これは、上アーム変圧スイッチング素子SCpa,SCpbのうち、使用時に温度が高くなると想定されるものがスイッチング素子SCpaであるためである。各変圧フォトカプラCCpb,CCnaの出力側には、第5のマルチプレクサ140i及び第8の電気経路L8を介して、マイコン80の第8の入力ポートT8が接続されている。下アーム変圧フォトカプラCCnbの出力側には、マルチプレクサを介すことなく、第9の電気経路L9を介して、マイコン80の第9の入力ポートT9が直接接続されている。これは、下アーム変圧スイッチング素子SCna,SCnbのうち、使用時に温度が高くなると想定されるものがスイッチング素子SCpbであるためである。
続いて、本実施形態の効果について説明する。昇降圧コンバータ装置90では、昇圧動作時と降圧動作時とで、オンオフ操作対象となるスイッチング素子が異なる。このため、昇圧動作時においては、下アーム変圧スイッチング素子SCna,SCnbの温度が上アーム変圧スイッチング素子SCpa,SCpbの温度よりも高くなる。一方、降圧動作時においては、上アーム変圧スイッチング素子SCpa,SCpbの温度が下アーム変圧スイッチング素子SCna,SCnbの温度よりも高くなる。このため、昇降圧コンバータ装置90の上アーム及び下アームのそれぞれにおいて、マルチプレクサを介すことなく温度信号をマイコン80に入力可能な本実施形態によれば、スイッチング素子の温度検出精度をいっそう向上させることができる。
(第6の実施形態)
以下、第6の実施形態について、先の第3〜第5の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、図11に示すように、昇降圧コンバータ装置90aの構成を変更する。なお、図11において、先の図7に示した部材と同一の部材については、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、本実施形態では、下アームが第1,第2スイッチング素子S1,S2の直列接続体によって構成されている。また、上アームが第3,第4スイッチング素子S3,S4の直列接続体によって構成されている。本実施形態では、各スイッチング素子として、IGBTを用いている。各スイッチング素子S1,S2,S3,S4には、各フリーホイールダイオードD1,D2,D3,D4が逆並列に接続されている。
第2スイッチング素子S2と第3スイッチング素子S3との接続点には、リアクトル92の第1端が接続されている。第1スイッチング素子S1と第2スイッチング素子S2との接続点には、補助コンデンサ94を介して、第3スイッチング素子S3と第4スイッチング素子S4との接続点が接続されている。第1スイッチング素子S1のエミッタには、高電圧バッテリ72の負極端子が接続されている。
続いて、昇降圧コンバータ装置90aの昇圧動作及び降圧動作について説明する。本実施形態において、昇圧動作は、第1〜第4モードの組み合わせで実現される。第1モードは、第1,第2スイッチング素子S1,S2をオン操作し、第3,第4スイッチング素子S3,S4をオフ操作するモードである。第2モードは、第1,第3スイッチング素子S1、S3をオン操作し、第2,第4スイッチング素子S2,S4をオフ操作するモードである。第3モードは、第2,第4スイッチング素子S2,S4をオン操作し、第1,第3スイッチング素子S1,S3をオフ操作するモードである。第4モードは、第3,第4スイッチング素子S3,S4をオン操作し、第1,第2スイッチング素子S1,S2をオフ操作するモードである。昇圧動作は、例えば、第1モード→第2モード→第1モード→第3モードの繰り返し、又は第2モード→第4モード→第3モード→第4モードの繰り返しで実現される。
一方、本実施形態において、降圧動作は、第5〜第8モードの組み合わせで実現される。第5モードは、第1〜第4スイッチング素子S1〜S4の全てをオフ操作するモードである。第6モードは、第3スイッチング素子S3をオン操作し、第1,第2,第4スイッチング素子S1,S2,S4をオフ操作するモードである。第7モードは、第4スイッチング素子S4をオン操作し、第1〜第3スイッチング素子S1〜S3をオフ操作するモードである。第8モードは、第3,第4スイッチング素子S3,S4をオン操作し、第1,第2スイッチング素子S1,S2をオフ操作するモードである。降圧動作は、例えば、第5モード→第6モード→第5モード→第7モードの繰り返し、又は第8モード→第6モード→第8モード→第7モードの繰り返しで実現される。
以上説明したように、昇圧動作時においては、上記第3〜第5の実施形態と同様に、下アームの第1,第2スイッチング素子S1,S2のみがオンオフ操作対象となり、降圧動作時においては、上アームの第3,第4スイッチング素子S3,S4のみがオンオフ操作対象となる。このため、本実施形態においても、上記第3〜第5の実施形態の図8〜図10で説明した昇降圧コンバータ装置に対応する温度検出構成と同様の構成を用いることができる。具体的には例えば、上記第3〜第5の実施形態において、下アーム変圧スイッチング素子SCna,SCnbを第1,第2スイッチング素子S1,S2に置き換え、上アーム変圧スイッチング素子SCpa,SCpbを第3,第4スイッチング素子S3,S4に置き換えればよい。
(第7の実施形態)
以下、第7の実施形態について、先の第3の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、図12に示すように、モータ制御システムに昇降圧コンバータ装置90が備えられていない。なお、図12において、先の図7に示した部材と同一の部材については、便宜上、同一の符号を付している。
以上説明した本実施形態によっても、上記第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第8の実施形態)
以下、第8の実施形態について、先の第5の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、第1インバータ装置100及び第2インバータ装置102のそれぞれを構成する上下アームを、昇降圧コンバータ装置90を構成する上下アームと同様に、2つのスイッチング素子の並列接続体によって構成する。これに伴い、図13に示すように、昇降圧コンバータ装置90、第1インバータ装置100及び第2インバータ装置102のそれぞれにおいて、互いに並列接続された2つのスイッチング素子を共通の駆動回路によってオンオフ操作する。ここで、各駆動回路は、2つのスイッチング素子に対応する感温ダイオードから出力された温度信号に時分割処理を施した信号をフォトカプラに対して出力する。これは、並列接続された2つのスイッチング素子のそれぞれの温度が異なり得るためである。なお、図13において、先の図10に示した部材と同一の部材については、便宜上、同一の符号を付しているものもある。また、図13では、第1,第2インバータ装置100,102のそれぞれにおいて、互いに並列接続された2つのスイッチング素子のそれぞれを含む各半導体モジュールの符号を同一にしている。
図示されるように、上アームに対応する感温ダイオードTCpa,TCpbから出力される温度信号のそれぞれは、共通の駆動回路DCpaに入力される。駆動回路DCpaは、入力された温度信号に時分割処理を施した信号を上アーム変圧フォトカプラCCpaの入力側に対して出力する。上アーム変圧フォトカプラCCpaの出力側には、マルチプレクサを介すことなく、第7の電気経路L7を介して、マイコン80の第7の入力ポートT7が直接接続されている。また、下アームに対応する感温ダイオードTCna,TCnbから出力される温度信号のそれぞれは、共通の駆動回路DCnaに入力される。駆動回路DCnaは、入力された温度信号に時分割処理を施した信号を下アーム変圧フォトカプラCCnaの入力側に対して出力する。下アーム変圧フォトカプラCCnaの出力側には、マルチプレクサを介すことなく、第8の電気経路L8を介して、マイコン80の第8の入力ポートT8が直接接続されている。すなわち、本実施形態では、制御システムに、昇降圧コンバータ装置90に対応したマルチプレクサが備えられていない。なお、第1,第2インバータ装置100,102における時分割処理を用いた温度検出構成も、昇降圧コンバータ装置90における上述した温度検出構成と同様である。
続いて、図14を用いて、本実施形態にかかる各駆動回路が行う時分割処理について説明する。時分割処理とは、ヘッダーと、ヘッダーに続く第1温度信号Tα及び第2温度信号Tβとを含むフレーム信号を生成して出力する処理である。本実施形態において、各温度信号Tα,Tβは、温度と関係付けられたデューティ信号である。具体的には、昇降圧コンバータ装置90の上アームに対応する駆動回路DCpaを例に説明すると、感温ダイオードTCpaの出力信号に基づくスイッチング素子SCpaの温度信号を第1温度信号Tαとし、感温ダイオードTCpbの出力信号に基づくスイッチング素子SCpbの温度信号を第2温度信号Tβとする。時分割処理が施されたフレーム信号がマイコン80に入力されると、マイコン80は、フレーム信号に基づいて、互いに並列接続された2つのスイッチング素子のそれぞれの温度を算出する。
以上説明した本実施形態によれば、上下アームのそれぞれがスイッチング素子の並列接続体によって構成されている場合であっても、部品数を抑制しつつ温度検出精度を向上させることができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記第1の実施形態において、マルチプレクサの数は、複数に限らず、1つであってもよい。
・本発明の適用対象としては、3相インバータ装置に限らず、その他の電力変換装置であってもよい。また、本発明の適用対象としては、電力変換装置に限らず、スイッチング素子を備えるものであれば、電力変換装置以外の電子装置であってもよい。ここで、電力変換装置や電子装置に備えられるスイッチング素子の数としては、6つに限らず、6つ以外であってかつ3つ以上であってもよい。スイッチング素子を少なくとも3つ備えることで、上記第1の実施形態で説明したように、少なくとも1つの温度信号がマルチプレクサを介すことなくマイコンに直接入力されるとともに、少なくとも2つの温度信号がマルチプレクサを介してマイコンに入力される構成を実現することができる。
こうした構成として、具体的には例えば、モータジェネレータが2つ備えられる2モータ制御システムが挙げられる。このシステムにおいては、電力変換装置や電子装置として、3相インバータ装置が2つ備えられることから、スイッチング素子の数が12個以上となる。この場合、マルチプレクサの数としては、2つに限らず、3つ以上であってもよい。ここで、例えば、スイッチング素子の数が12個であり、マルチプレクサの数が3つの場合、これらマルチプレクサのそれぞれを、入力ポート数が「3:4:4」となるように構成してもよい。この場合、3つのマルチプレクサ同士で入力ポート数の差が1となるものの、感温ダイオードからマルチプレクサを介してマイコンに温度信号が伝達されるまでの遅延時間のばらつきを極力低減できる。このため、特定のスイッチング素子の温度検出の時間間隔が長くなることを極力抑制することはできる。
・上記第1の実施形態において、マルチプレクサを介すことなくマイコンに入力される温度信号としては、例えば1つであってもよい。これは、例えば、第1のマルチプレクサの入力ポート数を3とすることで実現できる。
・3相インバータ装置10の仕様によっては、使用時に最も温度が高くなる半導体モジュール(スイッチング素子)が、導入管30aの最上流側から最も遠い位置に配置された押圧部材60側のW相下アーム半導体モジュール50Wnとなることもあり得る。
・上記第1の実施形態において、マルチプレクサとしては、入力ポート数よりも出力ポート数が少なければ、出力ポートが2つ以上であってもよい。
・スイッチング素子としては、単一のIGBTに限らず、複数のIGBTが互いに並列されたものを用いてもよい。具体的には、複数のIGBTのコレクタ端子同士を接続して、かつエミッタ端子同士を接続したものを用いてもよい。この場合、先の図5において、実温度ばらつきがさらに拡大することとなる。これは、並列接続されたIGBTのそれぞれに流れるコレクタ電流がばらつくこと等に起因して、並列接続されたIGBT同士で温度がばらつく「並列ばらつき」が存在するためである。この並列ばらつきは、図5における検出素子と非検出素子とのそれぞれに存在する。このため、実温度ばらつきは、図5に示したものより、並列ばらつきの2倍だけさらに大きくなる。したがって、こうした構成においては、閾値温度Tαがより安全側に設定されることとなり、使用が制約される温度領域が拡大しやすい。このため、こうした構成に対しては、スイッチング素子全てを温度検出対象とする構成の適用のメリットが大きい。
・半導体モジュールとしては、6つのスイッチング素子のそれぞれが別々にモジュール化されたものに限らない。例えば、互いに直列接続された上,下アームスイッチング素子をまとめてモジュール化したものであってもよい。
・高電圧領域及び低電圧領域の間を電気的に絶縁しつつ、高電圧領域から低電圧領域へと信号を伝達する絶縁伝達素子としては、光絶縁伝達素子に限らず、例えば、パルストランス等の磁気絶縁伝達素子であってもよい。
・通電によって発熱するスイッチング素子としては、IGBTに限らず、例えばMOSFETであってもよい。
・スイッチング素子の温度と相関を有する温度信号を出力する温度信号出力部としては、感温ダイオードに限らず、例えばサーミスタであってもよい。第1面(上面)に銅パターンが形成され、第1面の裏面である第2面(下面)にヒートシンクが取り付けられた絶縁基板上に、スイッチング素子及びフリーホイールダイオードが例えば半田付けにて実装されたモジュールがある。スイッチング素子及びフリーホイールダイオードは、パターンによって電気的に接続されている。ここで、このモジュールのパターン上にサーミスタを設けてもよい。この場合、スイッチング素子やフリーホイールダイオードにおいて発生した熱がパターンを介してサーミスタに伝達される。このため、サーミスタにより、スイッチング素子及びフリーホイールダイオードのうち少なくとも一方の温度を検出することができる。
・電流の流通によって発熱する電力変換用半導体素子としては、IGBTに限らず、例えば、MOSFETや、RC−IGBTであってもよい。RC−IGBTは、IGBTとフリーホイールダイオードとが同一チップ上に備えられたダイオード内蔵型IGBTである。また、電流の流通によって発熱する電力変換用半導体素子としては、パワー半導体としてのスイッチング素子に限らず、フリーホイールダイオードであってもよい。例えば、昇降圧コンバータ装置において、昇圧動作時における上アームのフリーホイールダイオードの発熱量が大きい。このため、フリーホイールダイオードを温度検出対象とすることは有効である。
・上記第3〜第6,第8の実施形態では、昇降圧コンバータ装置としたが、これに限らない。昇圧動作のみを行う昇圧コンバータ装置であってもよいし、降圧動作のみを行う降圧コンバータ装置であってもよい。
・上記第3の実施形態において、例えば、昇降圧コンバータ装置90、第1インバータ装置100及び第2インバータ装置102のうち、昇降圧コンバータ装置90又は第1インバータ装置100を構成するスイッチング素子の温度が使用時に最も高くなることもある。例えば、昇降圧コンバータ装置90を構成するスイッチング素子の温度が使用時に最も高くなる場合、マルチプレクサを介すことなくマイコン80に直接入力する温度の検出対象を、昇降圧コンバータ装置90を構成するスイッチング素子としてもよい。
・上記第3〜第7の実施形態において、昇降圧コンバータ装置90、第1インバータ装置100及び第2インバータ装置102のそれぞれにおいて、マルチプレクサの入力ポート数を4以上としてもよい。ここでは、昇降圧コンバータ装置90、第1インバータ装置100及び第2インバータ装置102のそれぞれにおいて、マルチプレクサの数を1つとしてもよい。これは、例えば上記第3の実施形態において、第2インバータ装置102に対応するマルチプレクサの入力ポート数を5とし、第1インバータ装置100に対応するマルチプレクサの入力ポート数を6とし、昇降圧コンバータ装置90に対応するマルチプレクサの入力ポート数を4とすることで実現できる。
・上記第3〜第7の実施形態において、マルチプレクサに、昇降圧コンバータ装置90、第1インバータ装置100及び第2インバータ装置102のうち少なくとも2つに対応する温度信号が混在して入力されてもよい。また、上記第8の実施形態において、マルチプレクサに、第1インバータ装置100及び第2インバータ装置102の双方に対応する温度信号が混在して入力されてもよい。
・上記第3〜第8の実施形態において、モータジェネレータの数が3つ以上であってもよい。
・上記第3の実施形態において、高電圧バッテリ72を、高電圧バッテリ72よりも低い出力電圧(例えば12V)の低電圧バッテリに変更してもよい。こうした構成は、例えば、車載主機としてエンジンのみ搭載され、モータジェネレータが、スタータ及び発電機の機能を統合したISG(Integrated Starter Generator)として用いられるシステムで採用される。
・上記第7の実施形態において、例えば、第1インバータ装置100に接続されるバッテリを、高電圧バッテリ72から、高電圧バッテリ72よりも低い出力電圧(例えば12V)の低電圧バッテリに変更してもよい。こうした構成は、例えば、車載主機としてエンジンとモータとが搭載され、第1モータジェネレータ101が、スタータ及び発電機の機能を統合したISG(Integrated Starter Generator)として用いられるシステムで採用される。
・上記第8の実施形態において、モータ制御システムが昇降圧コンバータ装置90を備えなくてもよい。また、上記第8の実施形態において、モータ制御システムに備えられるモータジェネレータが1つであってもよい。
・上記第3〜第7の実施形態において、昇降圧コンバータ装置90を構成するスイッチング素子の並列接続数が3以上であってもよく、第1,第2インバータ装置100,102を構成するスイッチング素子の並列接続数が2以上であってもよい。また、上記第8の実施形態において、昇降圧コンバータ装置90、第1インバータ装置100及び第2インバータ装置102のそれぞれを構成するスイッチング素子の並列接続数が3以上であってもよく、第1,第2インバータ装置100,102を構成するスイッチング素子の並列接続数が3以上であってもよい。さらに、第1インバータ装置100、第2インバータ装置102及び昇降圧コンバータ装置90のうち少なくとも1つを構成するスイッチング素子の少なくとも1つが、複数のスイッチング素子の並列接続体によって構成されていてもよい。
・上記第8の実施形態において、各駆動回路が時分割処理を行わなくてもよい。この場合、各感温ダイオードに対して駆動回路及びフォトカプラが個別に設けられることとなる。
・上記第8の実施形態において、第1インバータ装置100及び第2インバータ装置102のそれぞれに対応するマルチプレクサの入力ポート数を4以上としてもよい。具体的には、第2インバータ装置102に対応するマルチプレクサの入力ポート数を5とし、第1インバータ装置100に対応するマルチプレクサの入力ポート数を5とすることにより、各インバータ装置100,102のそれぞれにおいて、マルチプレクサの数を1つとすることができる。また、マルチプレクサの入力ポート数を10とすることにより、第1,第2インバータ装置100,102において、マルチプレクサの数を1つとすることができる。
・上記第3〜第8の実施形態において、駆動回路に接続された各フォトカプラの出力側の全てを、マルチプレクサを介すことなくマイコン80の入力ポートに直接接続する構成を採用してもよい。
・上記第1,第2の実施形態において、インバータ装置を構成するスイッチング素子を、複数のスイッチング素子の並列接続体によって構成してもよい。この場合、互いに並列接続されたスイッチング素子の組に対応する温度信号のそれぞれを、先の図14で説明した時分割処理を用いて、共通の駆動回路からフォトカプラを介してマイコンに伝達してもよい。
80…マイコン、Tin1,Tin2…入力ポート、Tout…出力ポート、S¥#…スイッチング素子、T¥#…感温ダイオード。

Claims (13)

  1. 通電によって発熱する複数の電力変換用半導体素子(S¥#;S1Up〜S1Wn,S2Up〜S2Wn,SCpa〜SCnb)と、
    複数の前記電力変換用半導体素子のそれぞれに対して設けられ、前記電力変換用半導体素子の温度と相関を有する温度信号を出力する温度信号出力部(T¥#;T1Up〜T1Wn,T2Up〜T2Wn,TCpa〜TCnb)と、を備えるシステムに適用され、
    複数の前記温度信号出力部のそれぞれから出力される温度信号に基づき、複数の前記電力変換用半導体素子のそれぞれの温度を検出するマイコン(80)と、
    複数の入力ポート(Tin1,Tin2)、及び複数の前記入力ポートのいずれかが選択的に接続される出力ポート(Tout)を有する入出力インターフェース(82a,82b;140a〜140i)と、を備え、
    複数の前記温度信号出力部のうち一部の温度信号出力部(TVn,TWn;T1Wn,T2Wn,TCpa〜TCnb)から出力される温度信号は、前記入出力インターフェースを介すことなく前記マイコンに入力され、
    複数の前記温度信号出力部のうち残りの2つ以上の温度信号出力部(T¥p,TUn;T1Up〜T1Wn,T2Up〜T2Vn,TCpa〜TCnb)から出力される各温度信号は、前記入出力インターフェースの各入力ポートに入力され、
    前記マイコンは、前記出力ポートから出力された温度信号と、前記入出力インターフェースを介すことなく入力された温度信号とに基づき、複数の前記電力変換用半導体素子のそれぞれの温度を検出することを特徴とする温度検出装置。
  2. 前記システムは、
    回転電機(101,103)に交流電圧を印加するための装置であって、上アーム及び下アームのそれぞれが前記電力変換用半導体素子(S1Up〜S1Wn,S2Up〜S2Wn)によって構成されたインバータ装置(100,102)と、
    変圧を伴って前記インバータ装置と電力伝達を行うための装置であって、上アーム及び下アームのそれぞれが前記電力変換用半導体素子(SCpa〜SCnb;S1〜S4)によって構成された変圧コンバータ装置(90;90a)と、を備え、
    前記インバータ装置を構成する前記電力変換用半導体素子に対して設けられている前記温度信号出力部をインバータ出力部(T1Up〜T1Wn,T2Up〜T2Wn)とし、
    前記変圧コンバータ装置を構成する前記電力変換用半導体素子に対して設けられている前記温度信号出力部をコンバータ出力部(TCpa〜TCnb)とし、
    複数の前記インバータ出力部のうち、一部のインバータ出力部(T2Wn;T1Wn,T2Wn)から出力される温度信号は、前記入出力インターフェースを介すことなく前記マイコンに入力され、残りの2つ以上のインバータ出力部(T1Up〜T1Wn,T2Up〜T2Vn;T1Up〜T1Vn,T2Up〜T2Vn)から出力される各温度信号は、前記入出力インターフェース(140a〜140d;140a〜140c,140g)の各入力ポートに入力され、
    複数の前記コンバータ出力部のうち、一部のコンバータ出力部(TCnb;TCpa,TCnb)から出力される温度信号は、前記入出力インターフェースを介すことなく前記マイコンに入力され、残りの2つ以上のコンバータ出力部(TCpa〜TCnb;TCpa〜TCna;TCpb,TCna)から出力される各温度信号は、前記入出力インターフェース(140e,140f;140h,140i)の各入力ポートに入力されることを特徴とする請求項1記載の温度検出装置。
  3. 前記インバータ装置及び前記変圧コンバータ装置のそれぞれを構成する前記電力変換用半導体素子は、スイッチング素子を含み、
    前記変圧コンバータ装置は、直流電源(72)からの入力電圧を昇圧して前記インバータ装置に印加する昇圧動作と、前記インバータ装置から出力された直流電圧を降圧して前記直流電源に印加する降圧動作とを実施可能な昇降圧コンバータ装置であり、
    前記変圧コンバータ装置の下アームを構成する前記スイッチング素子(SCna,SCnb;S1,S2)は、前記昇圧動作及び前記降圧動作のうち前記昇圧動作を行う場合にオンオフ操作され、前記変圧コンバータ装置の上アームを構成する前記スイッチング素子(SCpa,SCpb;S3,S4)は、前記昇圧動作及び前記降圧動作のうち前記降圧動作を行う場合にオンオフ操作され、
    前記変圧コンバータ装置の上アームを構成する前記電力変換用半導体素子に対して設けられている前記温度信号出力部を上アームコンバータ出力部(TCpa,TCpb)とし、
    前記変圧コンバータ装置の下アームを構成する前記電力変換用半導体素子に対して設けられている前記温度信号出力部を下アームコンバータ出力部(TCna,TCnb)とし、
    少なくとも1つの前記上アームコンバータ出力部(TCpa)から出力される温度信号は、前記入出力インターフェースを介すことなく前記マイコンに入力され、
    少なくとも1つの前記下アームコンバータ出力部(TCnb)から出力される温度信号は、前記入出力インターフェースを介すことなく前記マイコンに入力されることを特徴とする請求項2記載の温度検出装置。
  4. 前記システムは、
    回転電機(101,103)に交流電圧を印加するための装置であって、上アーム及び下アームのそれぞれが前記電力変換用半導体素子(S1Up〜S1Wn,S2Up〜S2Wn)によって構成されたインバータ装置(100,102)と、
    変圧を伴って前記インバータ装置と電力伝達を行うための装置であって、上アーム及び下アームのそれぞれが前記電力変換用半導体素子(SCpa〜SCnb;S1〜S4)によって構成された変圧コンバータ装置(90;90a)と、を備え、
    前記回転電機は、複数であり、
    前記インバータ装置は、複数の前記回転電機のそれぞれに対応して個別に設けられ、
    前記インバータ装置を構成する前記電力変換用半導体素子に対して設けられている前記温度信号出力部をインバータ出力部(T1Up〜T1Wn,T2Up〜T2Wn)とし、
    前記変圧コンバータ装置を構成する前記電力変換用半導体素子に対して設けられている前記温度信号出力部をコンバータ出力部(TCpa〜TCnb)とし、
    前記コンバータ出力部から出力される温度信号が入力される前記入出力インターフェース(140e,140f;140h;140i)には、前記コンバータ出力部及び前記インバータ出力部のうち、前記コンバータ出力部から出力される温度信号のみが入力され、
    前記インバータ出力部から出力される温度信号が入力される前記入出力インターフェース(140a〜140d;140a〜140c,140g)は、前記各インバータ装置のそれぞれに対して設けられ、
    前記インバータ出力部から出力される温度信号が入力される前記入出力インターフェースには、前記コンバータ出力部及び前記インバータ出力部のうち、前記インバータ出力部から出力される温度信号のみが入力されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の温度検出装置。
  5. 前記インバータ装置及び前記変圧コンバータ装置のそれぞれを構成する前記電力変換用半導体素子は、スイッチング素子を含み、
    前記変圧コンバータ装置は、直流電源(72)からの入力電圧を昇圧して前記インバータ装置に印加する昇圧動作と、前記インバータ装置から出力された直流電圧を降圧して前記直流電源に印加する降圧動作とを実施可能な昇降圧コンバータ装置であり、
    前記変圧コンバータ装置の下アームを構成する前記スイッチング素子(SCna,SCnb;S1,S2)は、前記昇圧動作及び前記降圧動作のうち前記昇圧動作を行う場合にオンオフ操作され、前記変圧コンバータ装置の上アームを構成する前記スイッチング素子(SCpa,SCpb;S3,S4)は、前記昇圧動作及び前記降圧動作のうち前記降圧動作を行う場合にオンオフ操作され、
    前記変圧コンバータ装置の上アームを構成する前記電力変換用半導体素子に対して設けられている前記温度信号出力部を上アームコンバータ出力部(TCpa,TCpb)とし、
    前記変圧コンバータ装置の下アームを構成する前記電力変換用半導体素子に対して設けられている前記温度信号出力部を下アームコンバータ出力部(TCna,TCnb)とし、
    前記上アームコンバータ出力部から出力される温度信号が入力される前記入出力インターフェース(140e)には、前記上アームコンバータ出力部、前記下アームコンバータ出力部及び前記インバータ出力部のうち、前記上アームコンバータ出力部から出力される温度信号のみが入力され、
    前記下アームコンバータ出力部から出力される温度信号が入力される前記入出力インターフェース(140f)には、前記上アームコンバータ出力部、前記下アームコンバータ出力部及び前記インバータ出力部のうち、前記下アームコンバータ出力部から出力される温度信号のみが入力されることを特徴とする請求項4記載の温度検出装置。
  6. 前記システムは、
    回転電機(101,103)に交流電圧を印加するための装置であって、上アーム及び下アームのそれぞれが前記電力変換用半導体素子(S1Up〜S1Wn,S2Up〜S2Wn)によって構成されたインバータ装置(100,102)と、
    変圧を伴って前記インバータ装置と電力伝達を行うための装置であって、上アーム及び下アームのそれぞれが前記電力変換用半導体素子(SCpa〜SCnb;S1〜S4)によって構成された変圧コンバータ装置(90;90a)と、を備え、
    前記インバータ装置及び前記変圧コンバータ装置の少なくとも1つを構成する前記電力変換用半導体素子のうち少なくとも1つは、互いに並列接続された複数のスイッチング素子を含み、
    前記変圧コンバータ装置は、直流電源(72)からの入力電圧を昇圧して前記インバータ装置に印加する昇圧動作と、前記インバータ装置から出力された直流電圧を降圧して前記直流電源に印加する降圧動作とを実施可能な昇降圧コンバータ装置であり、
    前記変圧コンバータ装置の下アームを構成する前記スイッチング素子(SCna,SCnb;S1,S2)は、前記昇圧動作及び前記降圧動作のうち前記昇圧動作を行う場合にオンオフ操作され、前記変圧コンバータ装置の上アームを構成する前記スイッチング素子(SCpa,SCpb;S3,S4)は、前記昇圧動作及び前記降圧動作のうち前記降圧動作を行う場合にオンオフ操作され、
    互いに並列接続された前記スイッチング素子の組に対して設けられている前記温度信号出力部から出力される温度信号は、時分割処理が施されて前記マイコンに入力されることを特徴とする請求項1記載の温度検出装置。
  7. 前記インバータ装置を構成する前記電力変換用半導体素子に対して設けられている複数の前記温度信号出力部を、互いに並列接続された前記スイッチング素子の組(S1Up〜S1Wn,S2Up〜S2Wn)ごとに分けたもののそれぞれをインバータ出力部群(T1Up〜T1Wn,T2Up〜T2Wn)とし、
    前記変圧コンバータ装置の上アームを構成する前記電力変換用半導体素子に対して設けられている前記温度信号出力部を上アームコンバータ出力部群(TCpa,TCpb)とし、
    前記変圧コンバータ装置の下アームを構成する前記電力変換用半導体素子に対して設けられている前記温度信号出力部を下アームコンバータ出力部群(TCna,TCnb)とし、
    複数の前記インバータ出力部群のうち、一部のインバータ出力部群(T1Wn,T2Wn)から出力される温度信号は、前記入出力インターフェースを介すことなく、時分割処理が施されて前記マイコンに入力され、残りの2つ以上のインバータ出力部群(T1Up〜T1Vn,T2Up〜T2Vn)から出力される各温度信号は、時分割処理が施されて前記入出力インターフェースの各入力ポートに入力され、
    前記上アームコンバータ出力部群から出力される温度信号は、前記入出力インターフェースを介すことなく、時分割処理が施されて前記マイコンに入力され、
    前記下アームコンバータ出力部群から出力される温度信号は、前記入出力インターフェースを介すことなく、時分割処理が施されて前記マイコンに入力されることを特徴とする請求項6記載の温度検出装置。
  8. 前記入出力インターフェースを介すことなく前記マイコンに入力される温度信号を出力する前記温度信号出力部(TVn)は、複数の前記電力変換用半導体素子のうち前記システムの使用時に最も温度が高くなると想定される電力変換用半導体素子を温度検出対象とするものを含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の温度検出装置。
  9. 前記入出力インターフェースは、複数であり、また、複数の前記入力ポートから順次選択したものを前記出力ポートに接続し、
    前記残りの2つ以上の温度信号出力部から出力される各温度信号は、前記各入出力インターフェースの各入力ポートに入力され、
    複数の前記入出力インターフェースのそれぞれは、これら入出力インターフェース同士で前記温度信号が入力される前記入力ポート数の差が1以下となるように構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の温度検出装置。
  10. 複数の前記入出力インターフェースのそれぞれの前記出力ポート数は1であり、
    複数の前記入出力インターフェースのそれぞれの前記入力ポート数は2であることを特徴とする請求項9記載の温度検出装置。
  11. 複数の前記電力変換用半導体素子は、3相インバータ装置(10)を構成する3つ以上の上アームスイッチング素子(S¥p)と、これら上アームスイッチング素子のそれぞれに直列接続された3つ以上の下アームスイッチング素子(S¥n)とであり、
    前記マイコンは、前記入力ポートを6つ以上有し、これらポートのそれぞれに入力された温度信号に基づき、6つ以上の前記スイッチング素子のそれぞれの温度を検出することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の温度検出装置。
  12. 前記電力変換用半導体素子のうち少なくとも1つは、互いに並列接続された複数のスイッチング素子を含み、
    互いに並列接続された前記スイッチング素子の組に対して設けられている前記温度信号出力部から出力される温度信号は、時分割処理が施されて前記マイコンの前記入力ポートに入力され、
    前記マイコンは、前記入力ポートを6つ有し、これらポートのそれぞれに入力された温度信号に基づき、前記スイッチング素子のそれぞれの温度を検出することを特徴とする請求項11記載の温度検出装置。
  13. 前記マイコンは、前記温度信号に基づき検出された複数の前記電力変換用半導体素子のそれぞれの温度のうち、いずれかが閾値温度を超えたと判断した場合、前記電力変換用半導体素子に対する通電を遮断する又は前記電力変換用半導体素子に対する供給電力を低下させることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の温度検出装置。
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