JP5576342B2 - ガラスロッドの製造装置および製造方法 - Google Patents

ガラスロッドの製造装置および製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5576342B2
JP5576342B2 JP2011194105A JP2011194105A JP5576342B2 JP 5576342 B2 JP5576342 B2 JP 5576342B2 JP 2011194105 A JP2011194105 A JP 2011194105A JP 2011194105 A JP2011194105 A JP 2011194105A JP 5576342 B2 JP5576342 B2 JP 5576342B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer diameter
base material
glass base
glass
heating furnace
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011194105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012076989A (ja
Inventor
哲也 乙坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP2011194105A priority Critical patent/JP5576342B2/ja
Priority to US13/226,609 priority patent/US8904825B2/en
Priority to EP11180370.6A priority patent/EP2428495B1/en
Priority to CN2011102687753A priority patent/CN102399058A/zh
Publication of JP2012076989A publication Critical patent/JP2012076989A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5576342B2 publication Critical patent/JP5576342B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/012Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
    • C03B37/01205Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments
    • C03B37/01225Means for changing or stabilising the shape, e.g. diameter, of tubes or rods in general, e.g. collapsing
    • C03B37/0124Means for reducing the diameter of rods or tubes by drawing, e.g. for preform draw-down
    • C03B37/01242Controlling or regulating the down-draw process

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Description

本発明は、光ファイバ用ガラスインゴット等の相対的に大きい外径のガラス母材を加熱炉で加熱、延伸して、相対的に小さい所望の外径のガラスロッドを製造するガラスロッドの製造装置および製造方法に関する。
特許文献1は、延伸中のガラス母材の変形(縮径)が進行している外径変動領域の外径と、縮径がほぼ終了した領域の外径とを測定し、それらの値に基づいて加熱炉内へのガラス母材の送り速度と引取り速度を調整し、所望の外径のガラスロッドを製造する方法を開示している。
特許文献2は、その発明の詳細な説明の従来の技術の欄に、予めガラス母材の外径を長手方向に沿って測定しておき、その値とガラスロッドの目標の径からガラス母材の送り速度とガラスロッドの引取り速度の比を求め、これに基づいて一定の外径を有するガラスロッドを製造する方法を開示している。
特許文献3は、ガラス母材の送り速度と引き取り速度との比率を定めるためのガラス母材の基準外径位置が延伸工程の進行に伴ってずれること原因で生じる延伸されたガラスロッドの外径変動を抑制するために、母材の延伸中に母材の送出量と基準外径位置とを変更することが開示されている。
従来、ガラス母材径に対するガラスロッド目標径の比率(以下、縮径比と称する)は20〜50%程度であり、縮径比が比較的小さい。このため、特許文献1に記載の制御方法でも、外径変動を十分良好な状態に抑えることができた。しかし、近年では、より大型の光ファイバプリフォームが要求されるようになり、縮径比が60〜95%程度の、縮径量が比較的小さいガラスロッドが求められている。例えば、ガラス母材径160〜170mmのものをガラスロッド径150mmに延伸する場合には、縮径比は88〜94%となる。
特許文献1に記載のフィードバック制御を行うには、外径変動領域の径が大きく変化している位置付近での外径測定が必要である。しかしながら、縮径比が比較的大きい場合には、外径変動領域の径が大きく変化している位置は、ヒータの直近に位置する。このため、この位置で外径を直接測定することは困難であり、ヒータから多少離れた位置で測定すると応答が遅くなるため、適切なフィードバック制御をすることができず、延伸されたガラスロッドに大きな外径変動を生じることがある。
また、特許文献2に開示された方法は、ガラス母材の径が一定で安定している場合には、縮径比が60〜95%程度の場合でも比較的良好な外径変動値を得ることができる。しかし、この方法では、外径変動が長手方向で大きなガラス母材の場合には、ガラス母材の延伸工程の引き終わりでは、延伸されたガラスロッドの有効領域の末端領域に許容できない外径変動(具体的には±1%以上)を生じることがある。
特許文献3に開示された方法では、ガラスロッドの外径変動は小さくなるものの、基準外径位置の変更の基準が明確でなく、ガラス母材径の変動状況によっては許容できない外径変動を生じることがある。さらに、この刊行物には、母材径130mmのものをガラスロッド径30mmに延伸する、すなわち、縮径比が23%とかなり小さいことが記載されている。しかしながら、例えば、60〜95%のような、より大きな縮径比の場合に、延伸されたガラスロッドの外径変動を小さく抑える方法は開示していない。
特開2006−193397号公報 特開平11−011970号公報 特開2006−219331号公報
本発明の目的は、ガラス母材に対するガラスロッドの縮径比が60〜95%と比較的大きい場合でも、延伸後のガラスロッドの外径変動を小さく抑えることのできるガラスロッドの製造装置および製造方法を提供することである。
本発明のガラスロッドの製造方法は、相対的に大きい外径のガラス母材を加熱炉の上部から当該加熱炉内に送りつつ、当該加熱炉内のヒータにより加熱された当該ガラス母材を相対的に小さな外径のガラスロッドになるように加熱炉の下部から引き取るガラスロッドの製造方法であって、
前記ガラス母材の送り速度(V1)と引き取り速度(V2)との比率(V2/V1)が、前記ガラス母材の外径(D)とガラスロッドの目標外径(d)とに基づいて決定される値((D/d)2)と一致するように、前記ガラス母材の送り速度(V1)と延伸されたガラスロッドの引取り速度(V2)とをコントロールするステップと、
前記ガラス母材の送り速度(V1)を一定の値にするステップと、
前記ガラス母材の長手方向に沿って、前記加熱炉の基準位置に対して規定された外径取得位置における当該ガラス母材の延伸前の外径を、前記引き取り速度(V2)を決定するための前記ガラス母材の外径(D)として、測定した測定外径データから取得するステップと、を有し、
前記取得ステップにおいては、前記加熱炉の基準位置から前記外径取得位置までの距離を前記ガラス母材の延伸前の外径の長手方向の変動に応じて変化するように規定する、ことを特徴とする。
本発明のガラスロッドの製造装置は、ガラス母材を加熱する加熱炉と、
相対的に大きい外径のガラス母材を前記加熱炉の上部から当該加熱炉内に送る送り機構と、
相対的に小さな外径のガラスロッドになるように加熱炉の下部から加熱炉内のヒータで加熱された前記ガラス母材を引き取る引き取り機構と、
前記送り機構による前記ガラス母材の送り速度(V1)と前記引き取り機構による引き取り速度(V2)との比率(V2/V1)が、前記ガラス母材の外径Dとガラスロッドの目標外径(d)とに基づいて決定される値((D/d))となるように、前記送り機構および前記引き取り機構を制御するするコントローラと、を有し、
前記コントローラは、前記ガラス母材の送り速度(V1)を一定の値にする設定ユニットと、
前記ガラス母材の長手方向に沿って、前記加熱炉の基準位置に対して規定された外径取得位置における当該ガラス母材の延伸前の外径を、前記引き取り速度(V2)を決定するための前記ガラス母材の外径(D)として、測定した測定外径データから取得する取得ユニットと、有し
前記加熱炉の基準位置から前記外径取得位置までの距離が前記ガラス母材の延伸前の外径の長手方向の変動に応じて変化するように規定されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、引き取り速度を決定するための外径を予め測定した測定外径データから取得するとともに、ヒータ基準位置から測定外径データから外径を取得する位置までの距離を延伸すべきガラス母材の外径変動に応じて変更することにより、外径変動に応じて変動する延伸基準距離に対応して、外径取得位置を変えることが可能になる。この結果、延伸基準距離に対応する位置の外径に基づいて、引き取り速度が決定されるので、延伸されたガラスロッドの長手方向の外径変動を抑制できる。
本発明の実施形態に係るガラスロッドの製造装置の概略図である。 外径変動部における延伸基準距離Lを説明するための概略図である。 図3(a)は、ガラスロッド目標径150mmの場合の、ガラス母材160,170,180mmに対する延伸基準距離L(mm)と送り速度との関係を示すグラフである。図3(b)は、ガラスロッド目標径φ110mmの場合の、ガラス母160,170,180mmに対する延伸基準距離L(mm)と送り速度との関係を示すグラフである。 図1のコントローラによる延伸処理の一例を示すフローチャートである。 実施例1における延伸前後のガラス母材の外径変動を示すグラフである。 比較例1における延伸前後のガラス母材の外径変動を示すグラフである。 比較例2における延伸前後のガラス母材の外径変動を示すグラフである。 実施例2における延伸前後のガラス母材の外径変動を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るガラスロッドの製造装置の概略図である。
この製造装置は、上下方向に延びるフレームFRにそれぞれ設けられた、送り機構101および引き取り機構110と、フレームFRの送り機構101および引き取り機構110の間に設けられた加熱炉120と、コントローラ130とを有する。送り機構101は、上下方向に延び、かつ、回転自在に支持されたネジ軸102、ネジ軸102を駆動するモータ103、このネジ軸102がねじ込まれた可動部材104、および可動部材104に設けられた光ファイバ母材201の上端部を保持するチャック機構105を有する。
引き取り機構110は、上下方向に延び、かつ回転自在に支持されたネジ軸112、ネジ軸112を駆動するモータ113、このネジ軸112がねじ込まれた可動部材114、および、可動部材114に設けられた光ファイバ母材201の下端部を保持するチャック機構115を有する。
加熱炉120は、その内部に環状のヒータ121を備え、ヒータ121の中央部を通過する光ファイバ母材201を加熱する。
コントローラ130は、プロセッサ、メモリ等のハードウエアおよび所要のソフトウエアで構成され、モータ103,113および加熱炉120に電気的に接続されている。具体的には、コントローラ130は、モータ103,113の速度および加熱炉120の温度を制御する。
図1の製造装置によるガラス母材の延伸について説明する。
先ず、相対的に大きい外径を有するガラス母材201は、送り機構101により加熱炉120の上部から当該加熱炉120内に送り込まれる。加熱炉120内に送り込まれガラス母材201は、相対的に小さな外径のガラスロッドになるように加熱炉120の下部から引き取り機構110により引き取られる。このとき、ガラス母材201の送り速度V1と引き取り速度V2との比率(V1/V2)が、ガラス母材の外径Dとガラスロッドの目標外径dとにより規定される値(D/d)2となるように、送り機構101および引き取り機構110を制御する。すなわち、次式(1)を満たすように送り速度V1と引き取り速度V2を制御する。
V2/V1=(D/d)2 (1)
本実施形態では、延伸制御中には、ガラス母材の送り速度V1を一定の値にする。引き取り速度V2を決定するためのガラス母材の外径Dとしては、ガラス母材の長手方向に沿って、加熱炉の基準位置に対して規定された外径取得位置における当該ガラス母材の延伸前の外径を、測定した測定外径データから取得する。加熱炉の基準位置から外径取得位置までの距離は、ガラス母材の延伸前の外径の長手方向の変動に応じて変化するように規定される。具体的には、加熱炉の基準位置から前記外径取得位置までの距離は、後述する延伸基準距離と一致するように規定される。
次に、図2を参照して、延伸基準距離について説明する。
ガラス母材201は、加熱炉120内に上部から送り速度V1で送り込まれつつヒータ121によって加熱され、加熱炉120下部より引取り速度V2で引取られる。ここで、V2>V1とすることで、ガラス母材201に張力が作用する。ガラス母材201の加熱により軟化した領域が、この張力により延伸され、外径が徐々に縮径していく外径変動部202をもつようになる。そして、ガラス母材201は、この外径変動部202で縮径されて、相対的に小径のガラスロッド203となる。
加熱炉120内に送り込まれたガラス母材201は、ヒータ202で加熱されるため、ガラス母材201の温度分布はヒータの中央部Cより下方の位置で最高温度に達したのち、さらに下方へ向かってなだらかに温度が下がっていく。このため、外径変動部202における変形率(長手方向の単位長さ当たりの縮径量が最も大きい位置PMは、ヒータ中央部Cよりも常に下方側に位置する。
ここで、ヒータ中央部Cから位置PMまでの、ガラス母材201の容積をVM、ガラス母材201の延伸前の直径ND、ヒータ中央部Cからガラス母材201の外径を取得する長手方向の位置までの距離、すなわち、値(D/d)に用いられる外径Dの取得位置までの距離を延伸基準距離Lとすると、本実施形態では、Lは次式(2)で規定される。
L=VM/(π×(ND/2)2) (2)
延伸基準距離Lは、加熱炉120のヒータ121の中央部Cから延伸されるガラス母材201の位置PMまでの距離に基づいて規定され、後述するように、送り速度およびガラス母材の外径に応じて変化する。すなわち、延伸基準距離Lは、基準位置から、延伸されるガラス母材の外径変動領域内の変形状況に応じて決まる特定の位置までの距離である。したがって、延伸基準距離Lは、外径変動領域202における変形率が最も大きい位置を示すパラメータとなる。
本実施形態では、延伸基距離に対応するガラス母材の外径を、延伸制御に用いる外径とする。延伸基準距離に対応するガラス母材の外径を延伸制御に用いることにより、ガラス母材の外径をより高精度に制御できる。しかしながら、外径変動領域202はヒータ121に近接し、その形状を延伸中に直接測定することは困難である。このため、本実施形態では、延伸基準距離を予備実験や定常運転時のデータから算出もしくは推定する。
本発明者は、延伸基準距離Lと送り速度、ガラス母材径との関係を詳細に調査した。具体的には、ガラス母材径、ガラスロッド径及び送り速度を様々に設定し、実際の外径変動部202の形状から延伸基準距離Lを実測した。その結果を、図3(a)および図3(b)に示した。図3(a)は、ガラスロッド目標径150mmの場合に、ガラス母材径160,170,180mmに対する延伸基準距離L(mm)と送り速度との関係を示したグラフである。図3(b)は、ガラスロッド目標径φ110mmとした場合に、ガラス母材径160,170,180mmに対する延伸基準距離L(mm)と送り速度との関係を示したグラフである。
図3(a)および図3(b)に示した、延伸基準距離Lに対する送り速度とガラス母材径との関係から分かるように、延伸基準距離Lは、ガラス母材径及び送り速度によって様々に変化する。延伸前のガラス母材の外径が増加するに従って延伸基準距離Lは長くなる。また、送り速度が増加するに従って、延伸基準距離は長くなる。
図3(a)および図3(b)から分かるように、延伸中に、ガラス母材の送り速度および外径を一定に保てば、延伸基準距離を一定に保つことができる。しかしながら、ガラス母材の送り速度を一定に保ったとしても、ガラス母材に長手方向の外径変動が存在すると、延伸基準距離も変動することになる。このため、本実施形態では、ガラス母材の延伸中に、送り速度を一定にするとともに、ガラス母材の外径変動に応じて、ガラス母材の外径取得位置を変更する。すなわち、本実施形態では、ヒータ基準位置からガラス母材の外径取得位置までの距離を、変動する延伸基準距離に一致するように設定する。
延伸基準距離を求めるには、図3(a)および図3(b)に示すような、延伸されるガラス母材の延伸前の外径と延伸基準距離との関係を規定するデータを用いる。
ガラス母材の変動する外径の全てに対して延伸基準距離を予め準備するのは困難である。このため、本実施形態では、図3(a)および図3(b)に示すような外径/延伸基準距離データのデータ間を補間することにより、ガラス母材の長手方向の任意の位置の延伸基準距離を求め、当該任意の位置がヒータ中間位置Cに達したときにおける外径取得位置を決定する。
ガラス母材の外径が、その有効領域においてほぼ直線的に変化している場合には、外径/延伸基準距離データを用いて、有効領域の延伸開始位置及び延伸終了位置の2点の延伸基準距離を求める。そして、この2点の延伸基準距離を直線補間することにより、2点間の任意の位置での延伸基準距離を算出する。すなわち、ガラス母材の延伸前の外径が直線状に変化しているときは、2点間の任意の位置での延伸基準距離も直線状に変化する。また、ガラス母材の外径が長手方向において直線的に変化していない場合には、有効領域を複数の補間領域に分割し、各領域の両端の延伸基準距離を外径/延伸基準距離データから求め、両端の間の任意の位置の延伸基準距離は、両端の延伸基準距離を補間することにより得られる。なお、補間方法は、これらの方法に限定されず、他の補間方法を採用してもよい。
次に、上記コントローラによる延伸処理の一例について図4を参照して説明する。先ず、外径を測定済みのガラス母材を図1の装置にセットし、モータ103および113を駆動してガラス母材201を加熱炉120内へ送るとともに、ヒータ121をオンする(ステップS1)。
ここで、ガラス母材をその有効領域(ガラスロッドの形成に用いられる領域)の延伸開始位置からいきなり加熱し始めて延伸すると、温度分布が定常状態となっていないため、ガラス母材の延伸開始側において径変動が生じてしまう。これを防ぐためには、ガラス母材の有効領域の延伸開始位置が加熱炉120のヒータ中央部Cに達する前にガラス母材の加熱を開始して、延伸開始位置における温度分布を定常状態にする必要がある。ガラス母材の加熱を開始する位置と前記ガラス母材の有効領域の延伸開始位置との間(以下、加熱準備領域という)の距離は、ヒータの長さの1倍以上を確保することが、温度分布を安定させる観点からは好ましい。これを必要以上に長くすると母材のロスが大きく生産効率の面で不利になるため、ヒータ長の3倍未満とするのが好ましい。
次いで、ガラス母材201の加熱炉120に対する長手方向の位置の取得を開始する(S2)。そして、ガラス母材201の延伸開始位置がヒータ中央部Cから延伸基準距離L離れた位置PDに達したかを判断し(S3)、達した場合には、延伸処理を開始する(S4)。ヒータ121に対するガラス母材201の現在位置を取得するには、例えば、モータ103又は113に備えられた図示しない回転位置検出器から取得することができる。
延伸処理を開始した場合には、送り速度V1を所定の一定値に設定する(S5)。次いで、延伸前の外径を取得する位置を決定する(S6)。この外径取得位置の決定方法について、例えば、ガラス母材の有効部の長さが1000mm、延伸開始端での延伸基準距離が40mm、延伸終了位置での延伸基準距離が60mmという場合を例にとって説明する。ガラス母材の有効領域の開始端は、ヒータ中央部より40mm下がった位置にセットされる。延伸終了位置の延伸前の外径を得されるときの延伸終了位置のヒータ中間位置Cに対するロケーションは、延伸開始位置の延伸前の外径を取得するときのヒータ中間位置Cに対するロケーションよりも60−40=20mmだけ下方に位置する。このため、総送り距離は1020mmとする。そして、ガラス母材の実際の送り距離に、1000/1020を掛けた位置が補間された外径取得位置となる。
算出した外径取得位置の外径値を測定外径データから取得する(S7)。この取得した外径値を用いて、式(1)より引き取り速度V2を決定する(S8)。そして、決定された送り速度V1および引き取り速度V2に応じた制御指令をモータ103および113に送る(S9)。
次いで、ガラス母材が終了位置に移動したかを判断し(S10)、終了位置に移動していない場合には、ステップS5〜S8の処理を繰返し、終了位置に移動している場合には、延伸処理を終了する(S11)。
本実施形態の方法は、ガラスロッド目標径dがガラス母材径Dの60%以上95%以下である場合に特に大きな効果を発揮する。図3(a)と図3(b)を比較すると明らかなように、縮径比が比較的大きい94%であるφ160mmからφ150mmへの延伸処理では、送り速度および外径の変化に対する延伸基準距離Lの変化量が比較的大きくなっている。このような縮径比が比較的大きいケースにおいて、特に本発明の延伸処理が有効に作用する。図3(b)に示す、縮径比61%であるφ180mmからφ110mmへの延伸でも、ガラス母材径の変化にともなう延伸基準距離Lの変化が見られるものの、その変化は小さくなっている。なお、縮径比が60%未満になると、従来の方法でも代替が可能となるが、本発明の方法でも良好な結果が得られる。他方、縮径比が95%を超えると、延伸中に適切な引取り荷重を維持することが困難になり、ガラスロッドに曲がりを生じるおそれがある。
従来、炉延伸で縮径されたガラスロッドの外径変動が大きくなってしまった場合には、既存のガラス旋盤による再延伸を行うことで外径変動を修正していたが、ガラスロッド径が110mm以上ある場合、既存のガラス旋盤による延伸では熱効率が落ちるため、延伸が非常に困難もしくは不可能となる。このため、ガラスロッド目標外径が110mm以上では、本発明の延伸方法を用いなければ径変動の小さなガラスロッドを得ることができず、本発明の有効性が特に強く発揮される。
実施例1;
両端にテーパー部を有する、ガラス母材の延伸領域(有効領域)の長さ1000mm、延伸開始側の有効領域端部の外径160mm、延伸終了側の有効領域端の外径172mmで、有効領域では外径がほぼ直線的に変化しているガラス母材を、ヒータ長130mm、送り速度10mm/min、ガラスロッド目標径150mmとした条件で延伸を行った。図3(a)のデータから延伸基準距離を求め、延伸開始側の延伸基準距離を33mm、延伸終了側の延伸基準距離を52mmと設定した。延伸開始側の加熱助走距離は200mmとした。延伸開始側の有効領域の開始端部が、ヒータ中央部より167mm上方に位置するようにガラス母材をセットし、ヒータ温度2050℃にて延伸を開始した。延伸開始側テーパー部の150mmより太い領域は、数1式より算出した引取り速度で径150mmを目標に延伸した。
200mmの加熱準備領域がヒータ中央部を通過したときのガラス母材の送り距離を0とし、ここからガラス母材を、有効領域長さ1000mm+(終了端の延伸基準距離52mm−開始端の延伸基準距離33mm)=1019mm送った。この間、実際の送り距離に1000/1019を乗じることにより、有効領域の任意の位置に対する外径取得位置を補間した。そしてこの外径取得位置で取得した外径値を用いて引取り速度を、数1式より求めた。有効領域を過ぎてからさらに200mm助走延伸を行った。この間の送り速度は、有効領域の最終送り速度である9.0mm/minを維持した。延伸終了側テーパー部の150mmより太い領域は、(1)式で算出した引取り速度で径150mmφを目標に延伸した。その結果、図5に示すように、有効領域内で外径変動幅が0.9mmと非常に径変動の小さなガラスロッドを得ることができた。
比較例1;
両端にテーパー部を有する、ガラス母材の有効領域の長さ1000mm、延伸開始側有効領域端の外径160mm、延伸終了側有効領域端の外径170.5mmで、有効領域では外径がほぼ直線的に変化しているガラス母材を、ヒータ長130mm、送り速度10mm/min、ガラスロッド目標径150mmとした条件で延伸を行った。延伸開始側の準備距離は200mmとし、延伸基準距離は、母材中央部の外径165mmを代表値として図3(a)から求めた41mmと設定し、延伸中は変化させなかった。延伸開始側の有効領域開始位置が、ヒータ中央部より159mm上昇させた位置となるようにガラス母材をセットし、ヒータ温度2050℃にて延伸を開始した。延伸開始側テーパー部の150mmより太い領域は、(1)式より算出した引取り速度で径150mmを目標に延伸した。
200mmの加熱準備領域がヒータ中央部を通過したときのガラス母材の送り距離を0とし、ここからガラス母材をその有効領域長さ1000mm送った。この間、実際の送り位置の外径値を用いて、数1式より引取り速度を決定した。有効領域を過ぎてからさらに200mm助走延伸を行った。延伸終了側テーパー部の150mmより太い領域は、数1式で算出した引取り速度で径150mmφを目標に延伸した。その結果、図6に示すように、有効領域内の外径変動幅は3.1mmとなり、延伸して得られたガラスロッドの径変動は実施例1よりも大きくなった。
比較例2
両端にテーパー部を有する、ガラス母材の有効領域の長さ1000mm、延伸開始側の有効領域の端部の外径161mm、延伸終了側の有効領域の端部の外径172mmで、有効領域では外径がほぼ直線的に変化しているガラス母材を、ヒータ長130mm、送り速度10mm/min、ガラスロッド目標径150mmとした条件で延伸を行った。延伸開始側に加熱準備領域は設けず、延伸開始側の延伸基準距離は図3(a)から35mm、延伸終了側の延伸基準距離は図3(a)から53mmとした。延伸開始側の有効領域開始端が、ヒータ中央部より35mm下方に位置するようにガラス母材をセットし、ヒータ温度2050℃にて延伸を開始した。
延伸開始時のガラス母材の送り距離を0とし、ここからガラス母材を、有効領域長さ1000mm+(終了位置の延伸基準距離53mm−開始位置の延伸基準距離35mm)=1018mm送った。この間、引取り速度は、有効領域の各点において実際の送り距離に1000/1018を乗じた母材位置の外径値を用いて、(1)式より求めた。有効領域を過ぎてからさらに200mm助走延伸を行った。延伸終了側テーパー部の150mmより太い領域は、(1)式で算出した引取り速度で径150mmφを目標に延伸した。その結果、図7に示すように、特に延伸開始側に+2mm/−5mmのハンチングが生じ、延伸して得られたガラスロッドの径変動は実施例1よりも大きくなった。
実施例2;
両端にテーパー部を有する、ガラス母材の有効領域の長さ1000mm、延伸開始側有効領域端の外径168mm、延伸終了側有効領域端の外径172mmで、有効領域では外径が波打つように変動しているガラス母材を、ヒータ長130mm、送り速度10mm/min、ガラスロッド目標径150mmとした条件で延伸を行った。延伸開始側の加熱準備領域の長さは200mmとし、長手方向各点での延伸基準距離は、母材の長さ100mm毎の外径値と図3(a)より、開始端からそれぞれ46,44,41,38,38,39,43,46,49,52,52mmと設定した。延伸開始側の有効領域開始端が、ヒータ中央部より154mm上昇させた位置となるようにガラス母材をセットし、ヒータ温度2050℃にて延伸を開始した。延伸開始側テーパー部の150mmより太い領域は、(1)式より算出した引取り速度で径150mmを目標に延伸した。
200mmの加熱準備領域がヒータ中央部を通過した時点のガラス母材の送り距離を0とし、ここからガラス母材を、最初の長さ100mm+(2点目の延伸基準距離44mm−1点目の延伸基準距離46mm)=98mm送った。この間、引取り速度は、有効領域の各点において実際の送り距離に100/98を乗じた母材位置の外径値を用いて、数1式より求めた。2点目から3点目、3点目から4点目と、順次同様の補正を行い、有効領域終了端まで延伸続けた。
有効領域がヒータ中央部を通過してからさらに200mmの領域を延伸させた。延伸終了側テーパー部の150mmより太い領域は、(1)式で算出した引取り速度で径150mmφを目標に延伸した。その結果、図8に示すように、有効領域内で外径変動幅が0.9mmと非常に径変動の小さなガラスロッドを得ることができた。
本発明によれば、比較的大きい縮径比でガラス母材を延伸した際の、延伸されたガラスロッドの長手方向の外径変動を抑制できる。
101 送り機構、102 ネジ軸、110 引き取り機構、120 加熱炉、121 ヒータ、130 コントローラ、201 ガラス母材、203 ガラスロッド。

Claims (8)

  1. 相対的に大きい外径のガラス母材を加熱炉の上部から当該加熱炉内に送りつつ、当該加熱炉内のヒータにより加熱された当該ガラス母材を相対的に小さな外径のガラスロッドになるように加熱炉の下部から引き取るガラスロッドの製造方法であって、
    前記ガラス母材の送り速度(V1)と引き取り速度(V2)との比率(V2/V1)が、前記ガラス母材の外径(D)とガラスロッドの目標外径(d)とに基づいて決定される値((D/d)2)と一致するように、前記ガラス母材の送り速度(V1)と延伸されたガラスロッドの引取り速度(V2)とをコントロールするステップと、
    前記ガラス母材の送り速度(V1)を一定の値にするステップと、
    前記ガラス母材の長手方向に沿って、前記加熱炉の基準位置に対して規定された外径取得位置における当該ガラス母材の延伸前の外径を、前記引き取り速度(V2)を決定するための前記ガラス母材の外径(D)として、測定した測定外径データから取得するステップと、を有し、
    前記取得ステップにおいては、前記加熱炉の基準位置から前記外径取得位置までの距離を前記ガラス母材の延伸前の外径の長手方向の変動に応じて変化するように規定し、前記引取り速度(V2)の決定に必要な前記ガラス母材の外径(D)に、延伸処理によって変化した前記ガラス母材の外径を用いることなく、延伸処理前に測定された前記測定外径データから得られる、前記加熱炉の基準位置から前記外径取得位置までの距離に対応する外径を用いる、ことを特徴とするガラスロッドの製造方法。
  2. 前記取得ステップにおいて、前記加熱炉の基準位置から前記外径取得位置までの距離は、延伸基準距離と一致するように規定され、前記延伸基準距離は、加熱炉の基準位置から延伸されるガラス母材の外径変動領域内の変形状況に応じて決まる特定の位置までの距離であり、かつ、延伸されるガラス母材の送り速度および前記ガラス母材の外径(D)の長手方向の変動に応じて変化する、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記延伸基準距離は、延伸されるガラス母材の長手方向の第1および第2の位置における延伸基準距離(L)を、予め測定された延伸前の外径と延伸基準距離との関係データを用いて決定し、前記第1および第2の位置の間の任意の位置における延伸基準距離を、前記第1および第2の位置に対して求めた延伸基準距離(L)を補間して求める、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記延伸基準距離は、前記送り速度またはガラス母材の外径の変化に対する変化量が、ガラスロッド目標径(d)と延伸前のガラス母材の外径(D)との比(d/D)である縮径比に応じて異なる、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記縮径比が、60〜95%の範囲内にある、ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記ガラスロッド目標径(d)が110mm以上である、ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 前記ガラス母材の有効領域の延伸開始位置が前記加熱炉のヒータの基準位置に達する前に、当該ガラス母材の加熱を開始し、前記ガラス母材の加熱を開始する位置と前記ガラス母材の有効領域の延伸開始位置との距離を、前記ヒータの長手方向の長さの1倍〜3倍の範囲に設定する、ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の方法。
  8. ガラス母材を加熱する加熱炉と、
    相対的に大きい外径のガラス母材を前記加熱炉の上部から当該加熱炉内に送る送り機構と、
    相対的に小さな外径のガラスロッドになるように加熱炉の下部から加熱炉内のヒータで加熱された前記ガラス母材を引き取る引き取り機構と、
    前記送り機構による前記ガラス母材の送り速度(V1)と前記引き取り機構による引き取り速度(V2)との比率(V2/V1)が、前記ガラス母材の外径Dとガラスロッドの目標外径dとに基づいて決定される値((D/d)2)となるように、前記送り機構および前記引き取り機構を制御するするコントローラと、を有し、
    前記コントローラは、前記ガラス母材の送り速度(V1)を一定の値にする設定ユニットと、
    前記ガラス母材の長手方向に沿って、前記加熱炉の基準位置に対して規定された外径取得位置における当該ガラス母材の延伸前の外径を、前記引き取り速度(V2)を決定するための前記ガラス母材の外径(D)として、測定した測定外径データから取得する取得ユニットと、有し
    前記加熱炉の基準位置から前記外径取得位置までの距離が前記ガラス母材の延伸前の外径の長手方向の変動に応じて変化するように規定され、
    前記取得ユニットは、引取り速度(V2)の決定に必要な前記ガラス母材の外径(D)に、延伸処理によって変化した前記ガラス母材の外径を用いることなく、延伸処理前に測定された前記測定外径データから得られる、前記加熱炉の基準位置から前記外径取得位置までの距離に対応する外径を用いることを特徴とするガラスロッドの製造装置。
JP2011194105A 2010-09-08 2011-09-06 ガラスロッドの製造装置および製造方法 Active JP5576342B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011194105A JP5576342B2 (ja) 2010-09-08 2011-09-06 ガラスロッドの製造装置および製造方法
US13/226,609 US8904825B2 (en) 2010-09-08 2011-09-07 Apparatus for fabricating a glass rod and method of same
EP11180370.6A EP2428495B1 (en) 2010-09-08 2011-09-07 Apparatus for fabricating a glass rod and method of same
CN2011102687753A CN102399058A (zh) 2010-09-08 2011-09-08 玻璃棒的制造设备及制造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010200504 2010-09-08
JP2010200504 2010-09-08
JP2011194105A JP5576342B2 (ja) 2010-09-08 2011-09-06 ガラスロッドの製造装置および製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012076989A JP2012076989A (ja) 2012-04-19
JP5576342B2 true JP5576342B2 (ja) 2014-08-20

Family

ID=44785337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011194105A Active JP5576342B2 (ja) 2010-09-08 2011-09-06 ガラスロッドの製造装置および製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8904825B2 (ja)
EP (1) EP2428495B1 (ja)
JP (1) JP5576342B2 (ja)
CN (1) CN102399058A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102849937B (zh) * 2012-09-07 2016-07-06 长飞光纤光缆股份有限公司 一种大尺寸实心光纤预制棒及其制备方法和设备
JP6180377B2 (ja) * 2013-07-02 2017-08-16 信越化学工業株式会社 ガラス母材の延伸方法
JP6302833B2 (ja) 2014-12-26 2018-03-28 信越化学工業株式会社 ガラスロッドの絞り加工方法
JP7042229B2 (ja) 2019-03-04 2022-03-25 信越化学工業株式会社 光ファイバ用ガラス母材の延伸方法
JP7313319B2 (ja) * 2020-08-19 2023-07-24 信越化学工業株式会社 光ファイバ用ガラス母材の延伸方法

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6114149A (ja) * 1984-06-29 1986-01-22 Fujikura Ltd ガラス体の延伸方法
JPS63195139A (ja) 1987-02-09 1988-08-12 Hitachi Cable Ltd ガラスロツド延伸装置
JPH02275723A (ja) 1989-01-27 1990-11-09 Shin Etsu Chem Co Ltd 石英棒の製造方法
US5314517A (en) 1992-12-31 1994-05-24 Corning Incorporated Method controlling the draw rate in the drawing of a glass feedstock
SE511083C2 (sv) * 1995-12-06 1999-08-02 Sumitomo Electric Industries Förfarande för att förlänga glasförform
JP3521681B2 (ja) * 1996-08-13 2004-04-19 住友電気工業株式会社 光ファイバ母材の製造方法
EP0881196B1 (en) * 1997-05-30 2001-04-25 Shin-Etsu Chemical Company, Ltd. Method for drawing a glass ingot to a rod
EP0885852B1 (en) 1997-06-19 2006-05-31 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Method and apparatus for drawing a glass ingot
JPH1111970A (ja) * 1997-06-20 1999-01-19 Fujikura Ltd ガラスロッドの延伸装置及び延伸方法
EP1364918B1 (en) * 1998-11-05 2006-06-07 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. A method and apparatus for manufacturing a preform and optical fibre from the preform
JP3812357B2 (ja) * 2001-03-30 2006-08-23 住友電気工業株式会社 光ファイバ母材の延伸方法及び延伸装置
CN100551855C (zh) * 2002-07-30 2009-10-21 普雷斯曼电缆及系统能源有限公司 用于拉伸光纤预制棒的处理过程和设备
JP4258610B2 (ja) * 2002-12-13 2009-04-30 住友電気工業株式会社 ガラス母材の延伸方法
JP4333335B2 (ja) * 2003-11-17 2009-09-16 日立電線株式会社 ガラス母材の外径制御方法及びガラス母材延伸装置
JP2005170714A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Shin Etsu Chem Co Ltd 光ファイバ母材の延伸方法および装置
JP2005289774A (ja) 2004-04-02 2005-10-20 Sumitomo Electric Ind Ltd ガラス体の延伸方法
JP4318646B2 (ja) * 2005-01-17 2009-08-26 信越化学工業株式会社 ガラス母材の延伸方法及び延伸装置
JP4443433B2 (ja) * 2005-02-09 2010-03-31 株式会社フジクラ 光ファイバ母材延伸方法
KR100747351B1 (ko) 2006-02-15 2007-08-07 엘에스전선 주식회사 복수의 가열 영역을 구비한 히터, 이 히터를 구비한 광섬유인선 용해로 및 이를 이용한 광섬유 인선방법
CN101481210B (zh) 2009-02-09 2011-04-13 富通集团有限公司 一种光纤母材拉伸的控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012076989A (ja) 2012-04-19
US8904825B2 (en) 2014-12-09
EP2428495A1 (en) 2012-03-14
CN102399058A (zh) 2012-04-04
US20120055198A1 (en) 2012-03-08
EP2428495B1 (en) 2019-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5576342B2 (ja) ガラスロッドの製造装置および製造方法
JP6180377B2 (ja) ガラス母材の延伸方法
JP5576343B2 (ja) ガラスロッドの製造装置および製造方法
CN102869135A (zh) 电加热管的制造方法
JP5398026B2 (ja) ガラス母材の延伸方法及び装置
JPWO2008126387A1 (ja) 絶縁電線の製造方法及びその製造装置
JP2015163572A (ja) ガラスロッドの加工方法および加工装置
JP4318646B2 (ja) ガラス母材の延伸方法及び延伸装置
JP6064675B2 (ja) 半導体単結晶棒の製造方法
JP2013249220A (ja) 半導体単結晶棒の製造方法
JP4443433B2 (ja) 光ファイバ母材延伸方法
JP2005145765A (ja) ガラス母材の外径制御方法及びガラス母材延伸装置
JP4120783B2 (ja) ガラス母材の延伸方法およびこれに用いられる延伸装置
JP4496012B2 (ja) 光ファイバ用ガラス母材の製造方法
JP2011079680A (ja) 光ファイバの線引方法
JP7012411B2 (ja) コア母材の延伸方法、光ファイバ母材の製造方法、及び光ファイバの製造方法
JP2007320803A (ja) ガラスパイプの製造方法
JP2014240338A (ja) 半導体単結晶棒の製造方法
JP2003342029A (ja) ガラス物品の延伸装置および方法
JP4289173B2 (ja) ガラス体の延伸方法及び装置
JP6701900B2 (ja) ガラス母材の延伸方法
JP2007197225A (ja) ガラス母材の延伸方法
JP4692049B2 (ja) ガラス体の延伸方法
JP2017170481A (ja) 線材のリング径制御方法及び線材の製造装置
JP5041426B2 (ja) 光ファイバ母材の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140610

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5576342

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150