JP5576250B2 - 電圧測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電圧測定点の電位を電圧測定回路によって検出する電圧測定装置に関する。
例えば複数の単位セルを直列接続してなる組電池について、単位セルそれぞれの電位を共通の電圧測定回路で検出するため、MOSFETで構成されるスイッチ回路を用いて各単位セルの端子と電圧測定回路との間の接続を切り替える構成を採用することがある。特許文献1,2では、測定電圧がMOSFETのゲート−ソース間耐圧より高くなる場合でもスイッチ回路を問題なく動作させるように、2つのMOSFETを直列に接続してゲート−ソース間に接続した抵抗素子に電流を流すことでスイッチ回路をオンさせる構成を採用している。
特開2006−53120号公報 特許第4450817号公報
しかしながら、特許文献1,2では、上記抵抗素子に流す電流の電源として単位セルを用いている。そのため、MOSFETのオン抵抗によって電圧降下が発生する。また、各単位セルに、ノイズ除去用のフィルタ回路が接続されている場合には、フィルタ回路を構成する抵抗素子においても電圧降下が発生する。したがって、その電圧降下分が測定に影響を及ぼすことになり、正確な測定ができないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スイッチ回路をオンさせるために流す電流による電圧降下を回避して、電圧を測定できる電圧測定装置を提供することにある。
請求項1記載の電圧測定装置によれば、各電圧測定点と電圧測定回路との間に接続されるスイッチ回路の通電部を、電源側定電流回路とグランド側定電流回路との間で定電流が流れる経路に接続する。そして、制御回路が、電源側定電流回路及びグランド側定電流回路の動作を制御することでスイッチ回路のオンオフを制御する。したがって、スイッチ回路の通電部に流すための電流を、電圧の測定対象から電圧測定点を介して流出させることが無いので、当該経路に含まれる抵抗分による電圧降下が発生せず、電圧の測定を安定して行うことができる。
請求項2記載の電圧測定装置によれば、スイッチ回路を、寄生ダイオードが互いに逆向きとなるように直列接続される2つの同チャネル型MOSFETの直列回路と、これらのMOSFETのゲート,ソース間に接続される抵抗素子とで構成する。斯様に構成すれば、寄生ダイオードを介して電流が流れることを防止し、抵抗素子に流れる電流によりMOSFETのゲート,ソース間に電位差を発生させて、スイッチ回路を導通させることができる。
請求項3又は4記載の電圧測定装置によれば、MOSFETを、PチャネルMOSFET(請求項3)又はNチャネルMOSFET(請求項4)とするので、抵抗素子の端子電圧でMOSFETのゲート電位をソース電位よりも低下させるか、若しくは上昇させることで、スイッチ回路を導通させることができる。
請求項5又は6記載の電圧測定装置によれば、2つのMOSFETを、ソース共通で(請求項5)又はドレイン共通で(請求項6)接続するので、寄生ダイオードが互いに逆方向になる。
請求項7記載の電圧測定装置によれば、電圧測定の対象を、複数の単位セルからなる組電池における単位セルの各端子電圧とする。すなわち、従来技術の場合、スイッチ回路をオンしている間は測定対象である単位セルの電力を消費するため、各単位セル間の電圧にばらつきが生じる原因となる。これに対して本発明を適用すれば、単位セルの電力を消費することなく電圧が測定できるので、各単位セル間の電圧にばらつきが生じすることを防止できる。
請求項8記載の電圧測定装置によれば、電圧測定回路を、複数の電圧測定点に対して1つだけ設けるので、各スイッチ回路のオンオフを制御することで、1つの電圧測定回路で各電圧測定点の電位を個別に測定できる。
請求項9記載の電圧測定装置によれば、高電位用スイッチ回路を、ソースが電圧測定点に接続され、ドレインが電圧測定回路に接続されるPチャネルMOSFETと、その電圧測定点とPチャネルMOSFETのゲートとの間に接続される抵抗素子で構成し、前記ゲートに定電流経路が接続されるグランド側定電流回路を備え、制御回路がグランド側定電流回路の動作を制御することで高電位用スイッチ回路のオンオフを制御する。すなわち、電位が電圧測定点中最高である電圧測定点については、高電位用スイッチ回路をオンした場合に、電圧測定回路側から電圧測定点側に電流が逆流することが無い。したがって、高電位用スイッチ回路を1つのPチャネルMOSFETで構成できる。
請求項10記載の電圧測定装置によれば、低電位用スイッチ回路を、ソースが電圧測定点に接続され、ドレインが電圧測定回路に接続されるNチャネルMOSFETと、一端が電源側定電流回路の定電流経路及びNチャネルMOSFETのゲートに接続され、他端がグランド側定電流回路に接続される抵抗素子とで構成する。そして、制御回路が電源側定電流回路の動作を制御することで低電位用スイッチ回路のオンオフを制御する。すなわち、電位がグランド電圧以下で且つ電圧測定点中で最低である電圧測定点については、低電位用スイッチ回路をオンした場合に、電圧測定点側から電圧測定回路側に電流が逆流することが無い。したがって、低電位用スイッチ回路を1つのNチャネルMOSFETで構成できる。
請求項11記載の電圧測定装置によれば、電源側定電流回路及びグランド側定電流回路をカレントミラー回路で構成し、制御回路は、電源側定電流回路及びグランド側定電流回路を動作させるための定電流を供給する回路で構成する。斯様に構成すれば、制御回路が定電流を供給することで電源側定電流回路及びグランド側定電流回路が動作して、カレントミラー回路の定電流経路にミラー電流が流れるので、スイッチ回路の通電部に通電することができる。
請求項12記載の電圧測定装置によれば、グランド側定電流回路をカレントミラー回路で構成し、制御回路は、そのカレントミラー回路の制御電流経路に定電流を供給する。また、電源側定電流回路は制御回路と連動して、前記カレントミラー回路のミラー電流経路に、制御回路によって供給される定電流に等しい定電流を供給する。したがって、制御回路と電源側定電流回路とがグランド側のカレントミラー回路を動作させる電流を流すことで、スイッチ回路の通電部に通電することができる。
第1実施例であり、電圧測定装置の電気的構成を概略的に示す図 制御回路の詳細構成を示す図 第2実施例を示す図1相当図 第3実施例を示す図1相当図 第4実施例を示す図1相当図 図2相当図 第5実施例を示す図1相当図 第6実施例を示す図1相当図 第7実施例を示す図1相当図 第8実施例を示す図1相当図 第9実施例を示す図1相当図 第10実施例を示す図1相当図 第11実施例を示す図2相当図
(第1実施例)
以下、第1実施例について図1及び図2を参照して説明する。図1は、測定対象における各部の電位を、共通の電圧測定回路によって測定する電圧測定装置の電気的構成を概略的に示すものである。測定対象1は、例えば複数の単位セルを直列に接続して構成される組電池などであるが、ここでは、それぞれ異なる電位を示す複数の電圧測定点2を有しているものとする。各電圧測定点2は、ノイズ除去用のローパスフィルタ3を構成する抵抗素子3Rを介して測定端子4に接続されている。また、抵抗素子3Rと測定端子4との共通接続点には、抵抗素子3Rと共にローパスフィルタ3を構成するコンデンサ3Cが接続されている。尚、図1ではコンデンサ3Cの一端の接続先は明示されていないが、これは、測定端子4の電位測定をどのような形態で行うかに応じて最適となる基準電位を選択して接続することになる。
各電圧測定点2に対応する測定端子4と電圧測定回路5との間には、選択回路6が接続されている。選択回路6は、複数のスイッチ回路7を備えており、スイッチ回路7の一端側は測定端子4にそれぞれ接続され、他端側は電圧測定回路5の入力端子に共通に接続されている。スイッチ回路7は、ソース及びゲートがそれぞれ共通に接続された2つのPチャネルMOSFET8,9と、上記ソース,ゲート間に接続される抵抗素子(通電部)10とで構成されている。すなわち、PチャネルMOSFET8,9は、それぞれの寄生ダイオード8D,9Dがカソード共通で互いに逆方向となる状態で接続されている。
また、選択回路6は、各スイッチ回路7に対応して、電源側に接続される電源側定電流回路11とグランドGND側に接続されるグランド側定電流回路12とを備えている。電源側定電流回路11は、4つのPチャネルMOSFETで構成されており、PチャネルMOSFET13a及び13bのミラー対とPチャネルMOSFET14a及び14bのミラー対とを直列に接続した、カスコード型のカレントミラー回路を構成している。尚、PチャネルMOSFET13a及び13bのゲートはPチャネルMOSFET13aのドレインに接続され、PチャネルMOSFET14a及び14bのゲートはPチャネルMOSFET14aのドレインに接続されている。
一方、グランド側定電流回路12は、6つのNチャネルMOSFETで構成されており、NチャネルMOSFET15a,15b,15cのミラー対(15a−15b,15a−15c)と、NチャネルMOSFET16a,16b,16cのミラー対とを直列に接続した、カスコード型のカレントミラー回路を構成している。尚、NチャネルMOSFET15a,15b,15cのゲートはNチャネルMOSFET15aのドレインに接続され、NチャネルMOSFET16a,16b,16cのゲートはNチャネルMOSFET16aのドレインに接続されている。
NチャネルMOSFET16bのドレインは、PチャネルMOSFET14aのドレインに接続されており、NチャネルMOSFET16cのドレインは、PチャネルMOSFET8及び9のゲートに接続され、PチャネルMOSFET14bのドレインは、PチャネルMOSFET8及び9のソースに接続されている。すなわち、スイッチ回路7を構成する抵抗素子10は、PチャネルMOSFET14bのドレインとNチャネルMOSFET16cのドレインとの間であるミラー電流経路(定電流経路,図1中ではスイッチング制御電流経路)に接続されている。
制御回路17は、グランド側定電流回路12のNチャネルMOSFET16a,15a側に定電流Irefを供給することで、グランド側定電流回路12及び電源側定電流回路11を動作させる。図2は、制御回路17の詳細構成を示す。電源(2)には、PチャネルMOSFET18a,18bからなるカレントミラー回路18が接続されており、PチャネルMOSFET18aのドレインは、NチャネルMOSFET19及び抵抗素子20を介してグランドGND(2)に接続されている。
PチャネルMOSFET18bのドレインは、NチャネルMOSFET21を介してグランドGND(2)に接続されている。PチャネルMOSFET18a,18bのゲートは、PチャネルMOSFET18aのドレインに接続されている。NチャネルMOSFET19のゲートは、PチャネルMOSFET18bのドレインに接続され、NチャネルMOSFET21のゲートは、NチャネルMOSFET19のソースに接続されている。また、電源(2)には、2つのPチャネルMOSFET22及び23の直列回路が接続されており、PチャネルMOSFET23のゲートは、PチャネルMOSFET18のゲートに、ドレインは、NチャネルMOSFET16aのドレインに接続されている。
すなわち、制御回路17は、NチャネルMOSFET19及び21と抵抗素子20とからなる電流源部と、カレントミラー回路18とを組み合わせた自己バイアス型の定電流回路を構成しており、NチャネルMOSFET21の閾値電圧Vthと、抵抗素子20の抵抗値Rとで規定される定電流にほぼ等しいミラー電流Irefを発生させる。そして、電流Irefの供給は、PチャネルMOSFET22のゲートに与えられるON/OFF信号によって制御される。
次に、本実施例の作用について説明する。制御回路17において、PチャネルMOSFET22のゲートに与えられるON/OFF信号が電源(2)のレベルと同程度のハイレベルであれば、グランド側定電流回路12に定電流Irefは供給されず、グランド側定電流回路12及び電源側カレントミラー回路11の動作は停止する。したがって、スイッチ回路7の抵抗素子10に電流は流れず、PチャネルMOSFET8及び9はオフするので、測定端子4と電圧測定回路5との間は遮断される。
一方、PチャネルMOSFET22のゲートに与えられるON/OFF信号が、電源(2)のレベルよりも閾値電圧以上低下したローレベルになると、グランド側定電流回路12に定電流Irefが供給され、グランド側定電流回路12及び電源側カレントミラー回路11が動作する。したがって、スイッチ回路7の抵抗素子10に、定電流Irefのミラー電流Igが流れる。抵抗素子10の抵抗値をR1とすると、PチャネルMOSFET8及び9のゲート電位は、ソース電位から(R1×Ig)だけ低下するので、その電圧降下分が閾値電圧を超えていればPチャネルMOSFET8及び9はオンする。これにより、測定端子4と電圧測定回路5との間はスイッチ回路7を介して導通される。
尚、この場合、図に破線で示すように、抵抗素子10と並列にツェナーダイオード24を接続しておけば、PチャネルMOSFET8及び9のゲート−ソース間電圧をツェナーダイオード24のツェナー電圧Vzでクランプすることができる。そして、電圧測定回路5は、自身の基準電位(例えばグランド)を基準として、制御回路17によってオンされたスイッチ回路17に対応する測定端子4の電位を測定する。
以上のように本実施例によれば、測定対象1の各電圧測定点2と電圧測定回路5との間に接続されるスイッチ回路7の抵抗素子10を、電源側定電流回路11とグランド側定電流回路12との間で定電流(ミラー電流)が流れる経路に接続する。そして、制御回路17が、電源側定電流回路11及びグランド側定電流回路12の動作を制御することで、スイッチ回路7のオンオフを制御するようにした。したがって、スイッチ回路7の抵抗素子10に通電するための電流を、測定対象1から電圧測定点2を介して流出させることが無いので、当該経路に含まれる抵抗分による電圧降下が発生せず、電圧の測定を安定して行うことができる。
そして、スイッチ回路7を、寄生ダイオード8D,9Dが互いに逆向きとなるようにソース共通で接続される2つのPチャネルMOSFET8,9の直列回路と、これらのゲート,ソース間に接続される抵抗素子10とで構成したので、寄生ダイオード8D,9Dを介して電流が流れることを防止し、抵抗素子10に流れる電流によりゲート,ソース間に電位差を発生させて、スイッチ回路7を導通させることができる。
また、従来とは異なり、スイッチ回路7をオンさせるために流す電流がPチャネルMOSFET8及び9を介して流れることが無く、抵抗素子3RやPチャネルMOSFET8及び9のオン抵抗による電圧降下が発生しないので、電圧測定をより正確に安定した状態で行うことができる。また、上記の電流を流すことで電圧測定点2の電力を消費することが無いので、電圧測定点2の電圧にばらつきが生じることも回避できる。
更に、電圧測定回路5を、複数の電圧測定点2に対して1つだけ設けるので、各スイッチ回路7のオンオフを制御することで、各電圧測定点2の電位を個別に測定できる。加えて、電源側定電流回路11及びグランド側定電流回路12をカレントミラー回路で構成し、制御回路17を、電源側定電流回路11及びグランド側定電流回路12を動作させるための定電流Irefを供給する回路で構成したので、制御回路17が定電流Irefを供給することで電源側定電流回路11及びグランド側定電流回路12が動作し、カレントミラー回路の定電流経路にミラー電流を流してスイッチ回路7の抵抗素子10に通電することができる。
(第2実施例)
図3は第2実施例であり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施例では、スイッチ回路7に替わるスイッチ回路25を、ソース及びゲートが共通に接続される2つのNチャネルMOSFET26,27で構成している。すなわち、NチャネルMOSFET26,27は、それぞれの寄生ダイオード26D,27Dがアノード共通で互いに逆方向となるように接続されている。そして、NチャネルMOSFET26,27のゲートはPチャネルMOSFET14bのドレインに、ソースはNチャネルMOSFET16cのドレインに接続されている。
以上のように構成される場合も、第1実施例と同様に、制御回路17が定電流Irefをグランド側定電流回路12に供給すれば、抵抗素子10にミラー電流Ic(≒Ig)が流れ、NチャネルMOSFET26,27のゲート電位はソース電位に対して(R1×Ig)分上昇するので、その電位差が閾値電圧以上となればスイッチ回路25はオンする。したがって、第1実施例と同様の効果が得られる。
(第3実施例)
図4は第3実施例であり、第1実施例と異なる部分について説明する。第3実施例におけるスイッチ回路28の構成は、第1実施例における2つのPチャネルMOSFET8,9の接続方向を逆にしており、ドレイン共通で、すなわち、寄生ダイオード8D,9Dがアノード共通で互いに逆方向となるように接続されている。そのため、2つの抵抗素子
29,30がそれぞれのソース−ゲート間に接続されており、それに伴い電源側定電流回路31,グランド側定電流回路32の構成も相違している。
電源側定電流回路31には、PチャネルMOSFET13a,13bと共にミラー対を構成するPチャネルMOSFET13cと、PチャネルMOSFET14a,14bと共にミラー対を構成するPチャネルMOSFET14cとが追加されている。また、グランド側定電流回路32には、NチャネルMOSFET15a〜15cと共にミラー対を構成するNチャネルMOSFET15dと、NチャネルMOSFET16a〜16cと共にミラー対を構成するNチャネルMOSFET16dとが追加されている。抵抗素子(通電部)29は抵抗素子10に置き換って接続されており、抵抗素子(通電部)30は、PチャネルMOSFET14cのドレインとNチャネルMOSFET16dのドレインとの間に接続されている。
以上のように構成される第3実施例による場合も、第1実施例と同様に、制御回路17が定電流Irefをグランド側定電流回路32に供給すれば、抵抗素子29,30にそれぞれミラー電流Ig1(≒Ic1),Ig2(=Ic2)が流れ、PチャネルMOSFET8,9のゲート電位はソース電位に対して低下することでスイッチ回路28はオンする。したがって、第1実施例と同様の効果が得られる。
(第4実施例)
図5及び図6は第4実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分のみ説明する。第4実施例のグランド側定電流回路33は、グランド側定電流回路13より、NチャネルMOSFET15b及び16bを削除したものである。そして、電源側定電流回路12に替えて電源側定電流回路34が配置されている。図6に示すように、電源側定電流回路34は、PチャネルMOSFET35a,35b,36,37と、NチャネルMOSFET38,39と、抵抗素子40とで制御回路17と同様の自己バイアス型定電流回路として構成されている。尚、NチャネルMOSFET39のソース並びに抵抗素子40の一端が接続されているグランドは、グランドGND(3)となっている。そして、PチャネルMOSFET37のドレインが、スイッチ回路7を構成するPチャネルMOSFET8及び9のソースに接続されている。
電源側定電流回路34を構成する各回路素子の定数,特性は、制御回路17を構成する対応する各回路素子にそれぞれ等しくなるように設定されている。そして、電源側定電流回路34は、PチャネルMOSFET36のゲートに与えられるON/OFF信号が、制御回路17のPチャネルMOSFET17のゲートに与えられるON/OFF信号と連動して与えられることで、PチャネルMOSFET37,23を介して定電流Irefが同時に供給される。したがって、制御回路17と電源側定電流回路34とが共に動作すると、抵抗素子10に定電流Irefが供給されてスイッチ回路7はオンする。
以上のように第4実施例によれば、グランド側定電流回路33をNチャネルMOSFET15,16からなるカレントミラー回路で構成し、制御回路17は、そのカレントミラー回路の制御電流経路(NチャネルMOSFET15a,16aのドレイン)に定電流を供給する。また、電源側定電流回路34は制御回路17と連動して、前記カレントミラー回路のミラー電流経路(NチャネルMOSFET15c,16cのドレイン)に、制御回路17によって供給される定電流Irefに等しい定電流Irefを供給する。これにより、スイッチ回路7の抵抗素子10に通電することができる。
また、第4実施例では、第1実施例の構成に比較して、制御回路17の電源,グランドと、電源側定電流回路34の電源,グランドとを分離することができるので、それぞれの回路を構成する各素子に、耐圧が低いものを用いることができる。したがって、電圧測定装置全体を小型に構成することができる。
(第5実施例)
図7は第5実施例であり、第5実施例では、測定対象1において、電位が電源電圧以上で且つ電圧測定点2の中で最高である電圧測定点2の電位を測定するために構成されるスイッチ回路41(高電位用スイッチ回路)を示す。例えば図7に示す最高電圧測定点2の電位は、図中の「電源」に等しい電位であっても良い。スイッチ回路41は、PチャネルMOSFET42と抵抗素子(通電部)43とで構成され、PチャネルMOSFET42のソースは上記電圧測定点2に、ドレインは電圧測定回路5に接続されている。抵抗素子43の一端は最上段の電圧測定点2に接続され、他端はPチャネルMOSFET42のゲートと共に、第4実施例のグランド側定電流回路33を構成するNチャネルMOSFET16cのドレインに接続されている。
次に、第5実施例の作用について説明する。制御回路17が定電流Irefを供給してグランド側定電流回路33を動作させると、スイッチ回路41の抵抗素子43には、電圧測定点2からミラー電流Igが流れる。すると、抵抗素子43に電圧降下が生じ、ゲート電位はソース電位よりも低下してPチャネルMOSFET42がオンする。この時、スイッチ回路41をオンするための電流は電圧測定点2から流れるが、ローパスフィルタ3を構成する抵抗素子3Rを介して流れることはなく、抵抗素子3Rにおいて電圧降下が発生しないので、影響は小さい。尚、このように電圧測定回路5が、例えば自身の電源電圧よりも高くなる電位をも測定対象とする場合には、測定電圧を内部において適宜分圧したり、或いはレベルシフトする等して対応すれば良い。
以上のように第5実施例によれば、スイッチ回路41を、ソースが電圧測定点2に接続されるPチャネルMOSFET42と、その電圧測定点2とPチャネルMOSFET42のゲートとの間に接続される抵抗素子43とで構成し、前記ゲートに定電流経路が接続されるグランド側定電流回路33を備える。すなわちこの場合、電圧測定回路5側から電圧測定点2に対して、寄生ダイオード42Dを介して電流が逆流する可能性はないので、スイッチ回路41を1つのPチャネルMOSFET42で構成できる。
(第6実施例)
図8は第6実施例であり、第6実施例では、測定対象1において電位がグランド電圧以下で且つ電圧測定点2の中で最低である電位を示す電圧測定点2の電位を測定するために構成されるスイッチ回路44(低電位用スイッチ回路)を示す。スイッチ回路44は、NチャネルMOSFET45と抵抗素子(通電部)46とで構成され、NチャネルMOSFET45のソースは上記電圧測定点2に、ドレインは電圧測定回路5に接続されている。例えば図8に示す最低電圧測定点2の電位は、図中の「GND」に等しい電位であっても良い。
抵抗素子46の一端は、NチャネルMOSFET45のゲートと共に電源側定電流回路11を構成するNチャネルMOSFET14bのドレインに接続されており、他端は、上記電圧測定点2に接続されている。また、NチャネルMOSFET14aのドレインは、グランド側定電流回路33(制御回路)を構成するNチャネルMOSFET16cのドレインに接続されている。
次に、第6実施例の作用について説明する。制御回路17が定電流Irefを供給してグランド側定電流回路33を動作させると電源側定電流回路11も動作し、スイッチ回路44の抵抗素子46には、電源側定電流回路11を構成するNチャネルMOSFET14bのドレイン(定電流経路)からミラー電流Igが流れる。すると、ゲート電位がソース電位よりも上昇してNチャネルMOSFET45がオンする。尚、このように電圧測定回路5が、例えば自身のグランド電位よりも低くなる電位をも測定対象とする場合には、第5実施例と同様に、測定電圧を内部においてレベルシフトする等して対応すれば良い。
以上のように第6実施例によれば、スイッチ回路44を、ドレインが測定端子4に接続されるNチャネルMOSFET45と、一端が電源側定電流回路11の定電流経路及びNチャネルMOSFET45のゲートに接続され、他端がグランド側定電流回路12に接続される抵抗素子46とで構成した。すなわちこの場合、電圧測定点2側から電圧測定回路5に対して、寄生ダイオード45Dを介して電流が逆流する可能性はないので、スイッチ回路44を1つのNチャネルMOSFET45で構成できる。
(第7実施例)
図9は第7実施例であり、電圧の測定対象を組電池47とした場合を示す。組電池47は、複数の単位セル48を直列に接続して構成されており、各単位セル48の正側端子並びに再下段に位置する単位セル2の負側端子が、第1実施例における電圧測定点2に対応する。この場合、ローパスフィルタ3を構成するコンデンサ3Cは、各単位セル2の正側端子と負側端子との間に接続されている。
以上のように第7実施例によれば、電圧測定の対象を、組電池47を構成する複数の単位セル48の各端子電圧とする。すなわち、従来技術の場合、スイッチ回路7をオンしている間は測定対象である単位セルの電力を消費するため、各単位セル間の電圧にばらつきが生じる原因となる。これに対して第7実施例では、単位セル48の電力を消費することなく電圧が測定できるので、各単位セル48間の電圧にばらつきが生じすることを防止できる。
(第8実施例)
図10は第8実施例であり、電圧の測定対象を複数のセンサ等にした場合を示す。例えば温度センサ49,50や電流センサ51におけるセンサ信号(電圧信号)の出力端子や、電源52,53などの電源端子が第1実施例における電圧測定点2に対応する。電源52,53は、電圧測定回路5や選択回路6に供給される電源と同じであっても良いし、それらとは異なる電源でも良い。
(第9実施例)
図11は第9実施例であり、電圧測定回路5を、各測定端子4に対して個別に設けた場合、すなわち、スイッチ回路7と電圧測定回路5とが1対1(何れもn個)となる場合である。
(第10実施例)
図12は第10実施例であり、電圧測定回路5により、測定対象1の隣り合う電圧測定点2の差電圧を測定する場合を示す。選択回路6は、2組(H,L)用意されており、各測定端子4には、選択回路6Hにおいて対応するスイッチ回路7Hの一端と、選択回路6Lにおいて対応するスイッチ回路7Lの一端とがそれぞれ共通に接続されており、選択回路6H側のスイッチ回路7Hの他端は、電圧測定回路5の入力端子IN_Hに共通に接続され、選択回路6L側のスイッチ回路7Lの他端は、電圧測定回路5の入力端子IN_Lに共通に接続されている。
図示はしないが、制御回路17も、選択回路6H,6Lに対応して個別に設けられている。そして、選択回路6H,6Lにおける何れのスイッチ回路7H,7Lをオンするかによって、任意の2つの電圧測定点2の差電圧を測定することができる。尚、測定対象1の最高電位を低電位側基準として差電圧を測定することを想定しない場合、最高電位の電圧測定点2に対応するスイッチ回路7L(1)は不要である。また、測定対象1の最低電位を高電位側基準として差電圧を測定することを想定しない場合、最低電位の電圧測定点2に対応するスイッチ回路7H(1)は不要である。
以上のように構成される第10実施例によれば、選択回路6H,6Lそれぞれのスイッチ回路7H,7Lのオンオフを切り替えることで、測定対象1における任意の2つの電圧測定点2の間の差電圧を電圧測定回路5により測定することができる。
(第11実施例)
図13は第11実施例であり、例えば第1実施例の図2に示す制御回路17の構成を、異なる定電流回路とした場合である。定電流回路54では、NチャネルMOSFET19,21によりカレントミラー回路55を構成している(ゲートはNチャネルMOSFET21のドレイン側に接続)。グランドには、2つのPNPトランジスタ56,57(例えばエミッタ比が1:K)のコレクタ及びベースが接続されている。PNPトランジスタ56のエミッタは、NチャネルMOSFET21のソースに接続され、PNPトランジスタ57のエミッタは、抵抗素子20を介してNチャネルMOSFET19のソースに接続されている。また、PNPトランジスタ56,57のエミッタ,コレクタ間には、抵抗値が等しい(R2)抵抗素子58,59がそれぞれ接続されている。
以上のように構成される定電流回路54では、PNPトランジスタ56,57のエミッタに電流I0が流れ、抵抗素子58,59には電流I1がそれぞれ流れるとすると、PチャネルMOSFET18aのドレインには、電流(I0+I1)が流れる。抵抗素子20の抵抗値をR1,NチャネルMOSFET19の閾値電圧をVthとすると、電流(I0+I1)は以下の式で表わされる。
(I0+I1)=Vth・ln(K)/R1
また、電流I0は絶対温度に比例し、電流I1は負の温度係数を持つ。したがって、電流I0,I1の比を抵抗値R1,R2により調整することで、温度に依存しない定電流Iref(≒I0+I1)を供給することができる。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
ローパスフィルタ3は、必要に応じて配置すれば良い。
スイッチ回路を、ドレインを共通にして接続したNチャネルMOSFETで構成しても良い。
カレントミラー回路は、必ずしもカスコード型である必要はなく、その他の形式のカレントミラー回路でも良い。例えば要求される電流精度によっては、ミラー対を1組みだけ用いたものでも良い。
図面中、1は測定対象、2は電圧測定点、3はローパスフィルタ、4は測定端子、5は電圧測定回路、6は選択回路、7はスイッチ回路、8,9はPチャネルMOSFET、10は抵抗素子(通電部)、11は電源側定電流回路(カレントミラー回路)、12はグランド側定電流回路(カレントミラー回路)、17は制御回路(定電流回路)、25はスイッチ回路、26,27はNチャネルMOSFET、28はスイッチ回路、29,30は抵抗素子(通電部)、31は電源側定電流回路、32はグランド側定電流回路、33はグランド側定電流回路、34は電源側定電流回路、41はスイッチ回路(高電位用スイッチ回路)、42はPチャネルMOSFET、43は抵抗素子(通電部)、44はスイッチ回路(低電位用スイッチ回路)、45はNチャネルMOSFET、46は抵抗素子(通電部)、47は組電池、48は単位セルを示す。

Claims (14)

  1. 複数の電圧測定点の電位を電圧測定回路で検出する電圧測定装置において、
    各電圧測定点と前記電圧測定回路との間に接続され、通電部に対する通電電流の有無に応じてオンオフされるスイッチ回路と、
    電源側に接続される電源側定電流回路と、
    グランド側に接続され、前記電源側定電流回路により供給される定電流と同量の電流を引き込むグランド側定電流回路と、
    前記電源側定電流回路及び前記グランド側定電流回路の動作を制御する制御回路とを備え、
    前記スイッチ回路の通電部は、前記電源側定電流回路と前記グランド側定電流回路との間で定電流が流れる経路に接続されており、
    前記制御回路を介して前記スイッチ回路のオンオフを制御することを特徴とする電圧測定装置。
  2. 前記スイッチ回路は、寄生ダイオードが互いに逆向きとなるように直列接続される2つの同チャネル型MOSFETの直列回路と、
    前記通電部として、前記MOSFETのゲート,ソース間に接続される抵抗素子とで構成されることを特徴とする請求項1記載の電圧測定装置。
  3. 前記MOSFETは、PチャネルMOSFETであることを特徴とする請求項2記載の電圧測定装置。
  4. 前記MOSFETは、NチャネルMOSFETであることを特徴とする請求項2記載の電圧測定装置。
  5. 前記2つのMOSFETは、ソースが共通に接続されていることを特徴とする請求項2ないし4の何れかに記載の電圧測定装置。
  6. 前記2つのMOSFETは、ドレインが共通に接続されていることを特徴とする請求項2ないし4の何れかに記載の電圧測定装置。
  7. 前記電圧測定の対象を、複数の単位セルからなる組電池における前記単位セルの各端子電圧とすることを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の電圧測定装置。
  8. 前記電圧測定回路を、前記複数の電圧測定点に対して1つだけ設けることを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載の電圧測定装置。
  9. 電位が電源電圧以上で且つ前記電圧測定点中で最高である電圧測定点と、前記電圧測定回路との間に接続される高電位用スイッチ回路を、
    ソースが前記電圧測定点に接続されるPチャネルMOSFETと、
    前記電圧測定点と前記PチャネルMOSFETのゲートとの間に接続される抵抗素子とで構成し、
    グランド側に接続され、前記PチャネルMOSFETのゲートに定電流経路が接続されるグランド側定電流回路と、
    このグランド側定電流回路の動作を制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路を介して前記高電位用スイッチ回路のオンオフを制御することを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記載の電圧測定装置。
  10. 電位がグランド電圧以下で且つ前記電圧測定点中で最低である電圧測定点と、前記電圧測定回路との間に接続される低電位用スイッチ回路を、
    ソースが前記電圧測定点に接続されるNチャネルMOSFETと、
    前記電圧測定点と前記NチャネルMOSFETのゲートとの間に接続される抵抗素子とで構成し、
    電源側に接続され、前記NチャネルMOSFETのゲートに定電流経路が接続される電源側定電流回路と、
    この電源側定電流回路の動作を制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路を介して前記低電位用スイッチ回路のオンオフを制御することを特徴とする請求項1ないし9の何れかに記載の電圧測定装置。
  11. 前記電源側定電流回路及び前記グランド側定電流回路は、カレントミラー回路で構成され、
    前記制御回路は、前記電源側定電流回路及び前記グランド側定電流回路を動作させるための定電流を供給する回路で構成されることを特徴とすることを特徴とする請求項1ないし10の何れかに記載の組電池の電圧測定装置。
  12. 前記グランド側定電流回路は、カレントミラー回路で構成され、
    前記制御回路は、前記カレントミラー回路の制御電流経路に定電流を供給する回路で構成され、
    前記電源側定電流回路は、前記制御回路と連動して、前記カレントミラー回路のミラー電流経路に、前記制御回路によって供給される定電流に等しい定電流を供給する回路で構成されることを特徴とする請求項1ないし11の何れかに記載の組電池の電圧測定装置。
  13. 複数の電圧測定点の電位を電圧測定回路で検出する電圧測定装置において、
    電位が電源電圧以上で且つ前記電圧測定点中で最高である電圧測定点と、前記電圧測定回路との間に接続される高電位用スイッチ回路を、
    ソースが前記電圧測定点に接続され、ドレインが前記電圧測定回路に接続されるPチャネルMOSFETと、
    前記電圧測定点と前記PチャネルMOSFETのゲートとの間に接続される抵抗素子とで構成し、
    グランド側に接続され、前記PチャネルMOSFETのゲートに定電流経路が接続されるグランド側定電流回路と、
    このグランド側定電流回路の動作を制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路を介して前記高電位用スイッチ回路のオンオフを制御することを特徴とする電圧測定装置。
  14. 複数の電圧測定点の電位を電圧測定回路で検出する電圧測定装置において、
    電位がグランド電圧以下で且つ前記電圧測定点中で最低である電圧測定点と、前記電圧測定回路との間に接続される低電位用スイッチ回路を、
    ソースが前記電圧測定点に接続され、ドレインが前記電圧測定回路に接続されるNチャネルMOSFETと、
    前記電圧測定点と前記NチャネルMOSFETのゲートとの間に接続される抵抗素子とで構成し、
    電源側に接続され、前記NチャネルMOSFETのゲートに定電流経路が接続される電源側定電流回路と、
    この電源側定電流回路の動作を制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路を介して前記低電位用スイッチ回路のオンオフを制御することを特徴とする電圧測定装置。
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