JP4179205B2 - 電圧測定装置 - Google Patents

電圧測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4179205B2
JP4179205B2 JP2004096154A JP2004096154A JP4179205B2 JP 4179205 B2 JP4179205 B2 JP 4179205B2 JP 2004096154 A JP2004096154 A JP 2004096154A JP 2004096154 A JP2004096154 A JP 2004096154A JP 4179205 B2 JP4179205 B2 JP 4179205B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mosfet
terminal
type
voltage
main electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004096154A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005283258A (ja
Inventor
昭夫 岩渕
和也 相沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanken Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanken Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanken Electric Co Ltd filed Critical Sanken Electric Co Ltd
Priority to JP2004096154A priority Critical patent/JP4179205B2/ja
Priority to US11/077,624 priority patent/US7023178B2/en
Priority to CNB2005100555966A priority patent/CN100350256C/zh
Publication of JP2005283258A publication Critical patent/JP2005283258A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4179205B2 publication Critical patent/JP4179205B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/42Methods or arrangements for servicing or maintenance of secondary cells or secondary half-cells
    • H01M10/425Structural combination with electronic components, e.g. electronic circuits integrated to the outside of the casing
    • H01M10/4264Structural combination with electronic components, e.g. electronic circuits integrated to the outside of the casing with capacitors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/36Arrangements for testing, measuring or monitoring the electrical condition of accumulators or electric batteries, e.g. capacity or state of charge [SoC]
    • G01R31/396Acquisition or processing of data for testing or for monitoring individual cells or groups of cells within a battery
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/42Methods or arrangements for servicing or maintenance of secondary cells or secondary half-cells
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M6/00Primary cells; Manufacture thereof
    • H01M6/42Grouping of primary cells into batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

本発明は、電圧源の電圧を測定する電圧測定装置に関し、特に測定精度を向上させる技術に関する。
環境保護の立場より車両走行用の駆動源としてモータを備えた電気自動車、あるいはモータとエンジンを備えたハイブリッド車両が知られている。これらモータを駆動するための電源として、数百個の蓄電池や燃料電池(以下「電池」と総称する)を直列に接続して使用することが多い。走行中に時々刻々変化する電池の充電状況、放電状況、各電池の寿命、異常等をモニタするために、直列に接続され且つ数百ボルトの電圧が印加されている各電池セルの端子電圧を高精度に測定する必要性が高まってきている。
このような要求に応えるために、電池の端子電圧の測定は、電池を構成する電池セルを複数個まとめてモジュール化し、各モジュールの電圧を第1スイッチ群を介して蓄電素子に充電し、次に第1スイッチ群をオフにした後、第2スイッチ群を介して蓄電素子を電圧測定器に接続することにより行われている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示された技術では、スイッチ素子としてフォトMOSFETあるいはこれに相当する素子を使用している。このため、スイッチ駆動信号系と測定電圧信号系の分離が容易で、スイッチ駆動信号も測定電圧による影響を受け難く、スイッチ駆動回路に特別な工夫を必要としないという利点がある。
特開2001−116777号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された技術では、以下のような問題がある。
(1)フォトMOSFETは応答速度が遅く、応答速度のばらつきも大きいために、各スイッチの切り換えタイミングに余裕を確保する必要があり、蓄電素子を充放電するための切り換えを正確且つ素早く行うことが困難である。
(2)フォトMOSFETは、その構造上、小型化、高集積化が困難であるので、測定装置が大型化して高価になる。
(3)フォトMOSFETを駆動するための電源が必要であり、測定個所が増えると、大きな電流が必要になる。
(4)蓄電池に比べて運転温度が高くなる燃料電池の電圧を測定する場合には、その回路の動作温度を高温に耐え得るようにする必要があるが、フォトMOSFETでは耐高温化が困難である。
(5)各スイッチは保護機能を備えていないため、スイッチの切り換え時間に余裕を十分確保することにより、短絡電流が流れない様に設計しても、モータやエンジンからの大きなノイズで駆動信号が誤動作すると、各スイッチが誤動作し、短絡電流が流れ、電圧測定回路が破損するといった致命的な問題がある。
本発明は、上述した諸問題を解消するためになされたものであり、特別の電源を必要とせずに電池セルの端子電圧を高速且つ高精度で測定でき、しかも耐ノイズ性に優れた小型且つ低価格な電圧測定装置を提供するものである。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明に係る電圧測定装置は、直列に接続された複数の電圧源を、少なくとも1つの電圧源からなる複数のブロックに分割し、ブロックの電圧を測定する電圧測定装置において、前記ブロックの一方の端子に接続される第1電圧入力端子に第1主電極が接続され且つ第1主電極に印加される電圧に基づき制御電極に印加される電圧に応じてオン/オフする型の第1MOSFETと、前記ブロックの他方の端子に接続される第2電圧入力端子に第1主電極が接続され且つ第1主電極に印加される電圧に基づき制御電極に印加される電圧に応じてオン/オフする型の第2MOSFETとを有する第1スイッチ群と、各ブロック毎に設けられ、前記型の第1MOSFETの第2主電極と前記型の第2MOSFETの第2主電極との間に接続された蓄電素子と、前記蓄電素子の一方の端子に第2主電極が接続され且つ第1主電極が第1電圧出力端子に接続され制御電極に入力された信号に応じてオン/オフする前記型とは反対導電型となる型の第1MOSFETと、前記蓄電素子の他方の端子に第2主電極が接続され且つ第1主電極が第2電圧出力端子に接続され制御電極に入力された信号に応じてオン/オフする型の第2MOSFETとを有する第2スイッチ群と、前記型の第1MOSFETの制御電極に第2主電極が接続され且つ制御電極に入力された信号に応じてオン/オフする型の第3MOSFETと、前記型の第2MOSFETの制御電極に第2主電極が接続され且つ制御電極に入力された信号に応じてオン/オフする型の第4MOSFETとを有する第3スイッチ群と、前記第3スイッチ群をオンさせることにより前記第1スイッチ群をオンさせ、前記第3スイッチ群をオフさせることにより前記第1スイッチ群がオフしている期間に前記第2スイッチ群をオンさせる制御手段と、駆動電源端子と前記第2スイッチ群のN型の第1MOSFETの制御電極との間に接続される第1の駆動スイッチと、前記第2スイッチ群のN型の第1MOSFETの制御電極とその第1主電極との間に接続される第2の駆動スイッチとを有し、前記第2スイッチ群のN型の第1MOSFETをオンオフ駆動するオンオフ駆動信号形成手段とを備え、前記第2スイッチ群の型の第1MOSFETの第1主電極とそのバックゲート電極を接続したことを特徴とする。
請求項記載の発明に係る電圧測定装置では、前記オンオフ駆動信号形成手段は、前記第1の駆動スイッチと前記第2の駆動スイッチとが相互にオンするタイミングが重なることの無いように前記第1の駆動スイッチ及び前記第2の駆動スイッチに与える制御信号に遅延をかける遅延手段をさらに有することを特徴とする。
請求項記載の発明に係る電圧測定装置では、出力端子が前記オンオフ駆動信号形成手段の入力端子に接続される第1インバータと、前記第1インバータの入力端子に接続される制御信号入力端子とをさらに備え、前記第2スイッチ群の型の第2MOSFETの制御電極は、前記制御信号入力端子に接続されることを特徴とする
請求項記載の発明では、前記第1の駆動スイッチは、第1主電極が駆動電源端子に接続され、第2主電極が前記第2スイッチ群の型の第1MOSFETの制御電極に接続され、制御電極に入力された信号に応じてオン/オフする型の第MOSFETからなり、前記第2の駆動スイッチは、第1主電極が前記第2スイッチ群の型の第1MOSFETの第1主電極に接続され、第2主電極が前記第2スイッチ群の型の第1MOSFETの制御電極に接続され、制御電極に入力された信号に応じてオン/オフする型の第5MOSFETからなることを特徴とする。
請求項記載の発明では、前記遅延手段は、制御電極が前記第1インバータの出力端子に接続され、第1主電極が駆動電源端子に接続される型の第4MOSFETと、制御電極が前記第1インバータの出力端子に接続され、第1主電極がグランド端子に接続されるN型の第6MOSFETと、一方の端子が前記型の第4MOSFETの第2主電極に接続され、他方の端子が前記型の第6MOSFETの第2主電極に接続される第1抵抗素子と、一方の端子が前記型の第6MOSFETの第2主電極及び前記抵抗素子の他方の端子に接続され且つ他方の端子が前記グランド端子に接続される第1容量素子と、入力端子が前記第1容量素子の一方の端子に接続され且つ出力端子が前記型の第MOSFETの制御端子に接続される第2インバータと、制御電極が前記第1インバータの出力端子に接続され且つ第1主電極が前記駆動電源端子に接続される型の第5MOSFETと、制御電極が前記第1インバータの出力端子に接続され且つ第1主電極が前記グランド端子に接続されるN型の第7MOSFETと、一方の端子が前記型の第5MOSFETの第2主電極に接続され且つ他方の端子が前記型の第7MOSFETの第2主電極に接続される第2抵抗素子と、一方の端子が前記型の第5MOSFETの第2主電極及び前記抵抗素子の一方の端子に接続され且つ他方の端子が前記駆動電源端子に接続される第2容量素子と、入力端子が前記第2容量素子の一方の端子に接続され且つ出力端子が前記型の第5MOSFETの制御端子に接続される第3インバータと、を備えることを特徴とする。
請求項記載の発明に係る電圧測定装置では、前記遅延手段は、入力端子が前記第1インバータの出力端子に接続される第4インバータと、一方の端子が前記第4インバータの出力端子に接続される第1抵抗素子と、カソードが前記第4インバータの出力端子に接続される第1ダイオードと、一方の端子が前記第1抵抗素子の他方の端子及び前記第1ダイオードのアノードに接続され且つ他方の端子がグランド端子に接続される第1容量素子と、入力端子が前記第1容量素子の一方の端子に接続され、出力端子が前記型の第MOSFETの制御端子に接続される第2インバータと、入力端子が前記第1インバータの出力端子に接続される第5インバータと、一方の端子が前記第5インバータの出力端子に接続される第2抵抗素子と、アノードが前記第5インバータの出力端子に接続される第2ダイオードと、一方の端子が前記第1抵抗素子の他方の端子及び前記第2ダイオードのカソードに接続され且つ他方の端子が前記グランド端子に接続される第2容量素子と、入力端子が前記第2容量素子の一方の端子に接続され、出力端子が前記型の第5MOSFETの制御端子に接続される第3インバータと、を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、第1〜第3スイッチ群を構成するスイッチとして、フォトMOSFETではなく第1導電型のMOSFET及び第2導電型のMOSFETを使用し且つ第2スイッチ群の第2導電型の第1MOSFETのバックゲート電極をその第1主電極に接続しているので、応答速度が速く、蓄電素子を充放電するための切り換えを正確且つ素早く行うことができ、ブロック電圧が高くなっても基板バイアス効果を発生しないため、第2スイッチ群の第2導電型の第1MOSFETのゲート電圧は所定の閾値でオンオフでき、その結果、高いブロック電圧であっても高精度且つ高速で電圧を測定できる。
また、第1スイッチ群を構成する第1導電型のMOSFETは電圧源からの電圧に基づき制御電極に印加される電圧に応じてオン/オフし、第2及び第3スイッチ群を構成する第2導電型のMOSFETは外部からの信号に応じてオン/オフするので、特別の電源を必要とせず、安価且つ小型の電圧測定装置を実現できる。
請求項2記載の発明によれば、第2スイッチ群の第2導電型の第1MOSFETの第1主電極とそのバックゲート電極を接続したことにより、第2スイッチ群の第2導電型の第1MOSFETのバックゲート電極をその第1主電極に接続した場合に生じるグランド電極とバックゲート電極間の寄生第1導電型MOSの誤動作を、第2スイッチ群の第2導電型の第1MOSFETの制御電極とその第1主電極間をオン・オフ駆動信号形成手段により短絡することにより防止することができる。
請求項3記載の発明によれば、第2スイッチ群の第2導電型の第1MOSFETの制御電極を駆動する第1及び第2の駆動スイッチのオン・オフ時のタイミングの重なりをなくしたので、駆動電源と電圧出力端子間の短絡がなくなり、各ブロック間の短絡による電流の流れ込みがないため、測定精度の悪化を防止できる。
請求項4記載の発明によれば、1つの制御信号により第2スイッチ群の第2導電型の第1MOSFET及び第2MOSFETを駆動することができ、回路構成をより簡素に構築できる。
請求項5乃至7記載の発明によれば、第2スイッチ群の第2導電型の第1MOSFETのオンオフ駆動信号生成手段をより具体的かつ簡素な回路構成で構築できる。
以下、本発明に係る電圧測定装置を実施するための最良の形態を添付図面を参照して説明する。
[実施例1]
図1は、本実施例の電圧測定装置の全体構成を説明する図である。図1の例は、電池1内の直列に接続された複数の被測定電圧源の一つ一つの電圧を第1のスイッチ群を介してコンデンサに充電し、次に第1のスイッチ群をオフにした後、第2のスイッチ群を介してコンデンサを電圧測定器に接続することにより電池1の端子電圧を測定する電圧測定方法を適用したものである。本実施例では、複数の電圧測定装置を1つのチップに集積化し、各ブロックの測定端子を共通化して電圧測定器を1つにしたものである。
図1に示す電圧測定装置は、電池1に接続される電圧測定部2と、この電圧測定部2の出力側に接続される電圧変換部3と、この電圧変換部3の出力に基づいて電圧測定部2の動作等を制御する制御部4とから構成されている。
電池1は、n個(nは1以上の整数)のブロック(図中の例ではブロックN−1、N、N+1のみ例示)が直列に接続されて構成されており、各ブロックは、複数の電池セルが直列に接続されてなり、それぞれ被測定電圧源(図中の例ではブロックN−1、N、N+1に対応する被測定電圧源Vn−1、Vn、Vn+1のみ例示)を構成する。この電池1は、例えば100〜200Vといった高い電圧を出力する。
電圧測定部2は、電池1の各ブロック毎に配置されるn個の電圧測定回路から構成されている。各電圧測定回路は、第1のスイッチ群(図中の例ではブロックNに対応するP1、P2)、容量素子であるコンデンサ(図中の例ではブロックN−1、N、N+1に対応するCn−1、Cn、Cn+1のみ例示)、及び第2のスイッチ群(図中の例ではブロックNに対応するN3、N4)を含み、制御部4からの制御信号に応じて、電池1の各ブロックからの電圧を第1のスイッチ群を介してコンデンサに取り込んで保持し、制御部4からの制御信号に応じて、コンデンサに保持している電圧を第2のスイッチ群を介して電圧変換部3に送る。
電圧変換部3は、例えばA/D変換器から構成され、電圧測定部2からアナログ信号として供給される電圧をデジタル信号に変換して制御部4に送る。
制御部4は、電圧測定部2に制御信号を供給して、それらの動作を制御すると共に、電圧変換部3から送られてくるデジタル信号を加算し、電池1の全体の電圧やブロック毎の電圧を算出する。算出された電圧は、電池1の充電状況、放電状況、電池の寿命、異常等をモニタするために使用される。
図2は、上記電圧測定部2の構成を示す回路図である。図中の例ではブロックNに対応する電圧測定部2の構成を説明するが、他のブロックに対応する電圧測定部2はこれと同一の構成である。
図2に示す電圧測定部2は、第1のスイッチ群を成すPチャンネルMOS電界効果トランジスタ(以下、「Pch−MOSFET」といい、第1導電型のMOSFETに対応する。)P1及びP2と、この第1のスイッチ群に接続される容量素子を成すコンデンサCnと、このコンデンサCnを介し第1のスイッチ群に接続される第2のスイッチ群を成すNチャンネルMOS電界効果トランジスタ(以下、「Nch−MOSFET」といい、第2導電型のMOSFETに対応する。)N3及びN4と、第1のスイッチ群の第1導電型のMOSFETのゲート(制御電極)に接続される第3のスイッチ群を成すNch−MOSFET N1及びN2とを備える。これらMOSFET(Pch−MOSFET P1及びP2、Nch−MOSFET N1〜N4)には、電池1の電圧によって異なるが、例えば500Vに耐え得る高耐圧の素子が使用される。
(第1のスイッチ群)
電池1内のブロックNに対応する被測定電圧源Vnの両端に接続される第1のスイッチ群は、Pch−MOSFET P1及びP2から構成される。Pch−MOSFET P1(第1導電型の第1MOSFET)は、被測定電圧源Vcnの一方の電圧入力端子(第1電圧入力端子)Aに、またPch−MOSFET P2(第1導電型の第2MOSFET)は、被測定電圧源Vcnの他方の電圧入力端子(第2電圧入力端子)Bにそれぞれ接続される。
Pch−MOSFET P1においては、ソース(第1主電極)は抵抗R2を介して電圧入力端子Aに、ドレイン(第2主電極)はコンデンサCn(蓄電素子)の一方の端子に、ゲート(制御電極)はNch−MOSFET N1(第3のスイッチ群を成す第2導電型の第3MOSFET)のドレイン(第2主電極)に、バックゲート(サブストレート)はPch−MOSFET P1のソースにそれぞれ接続される。Pch−MOSFET P1のバックゲートとゲートとの間には、Pch−MOSFET P1のゲート電圧を確定させるために、ゲート電圧のリミッタとして機能するツェナーダイオードZD1と抵抗R1とが互いに並列に接続される。即ち、ツェナーダイオードZD1においては、カソードはPch−MOSFET P1のバックゲートに、アノードはPch−MOSFET P1のゲートにそれぞれ接続される。抵抗R2は、電流制限部を構成する抵抗素子に、ツェナーダイオードZD2は、電流制限部を構成する電圧制限素子にそれぞれ対応し、これら抵抗R2及びツェナーダイオードZD1からなる電流制限部により、Pch−MOSFET P1に流れる電流を制限してその破壊を防止する。
Pch−MOSFET P2においては、ソース(第1主電極)は抵抗R5を介して電圧入力端子Bに、ドレイン(第2主電極)はコンデンサCnの他方の端子に、ゲート(制御電極)はNch−MOSFET N2(第3のスイッチ群を成す第2導電型の第4MOSFET)のドレイン(第2主電極)に、バックゲート(サブストレート)はPch−MOSFET P2のソースにそれぞれ接続される。Pch−MOSFET P2のバックゲートとゲートとの間には、Pch−MOSFET P2のゲート電圧を確定させるために、ゲート電圧のリミッタとして機能するツェナーダイオードZD2と抵抗R4とが互いに並列に接続される。即ち、ツェナーダイオードZD2においては、カソードはPch−MOSFET P2のバックゲートに、アノードはPch−MOSFET P2のゲートにそれぞれ接続される。抵抗R5は、電流制限部を構成する抵抗素子に、ツェナーダイオードZD2は電流制限部を構成する電圧制限素子に対応し、これら抵抗R5及びツェナーダイオードZD2からなる電流制限部により、Pch−MOSFET P2に流れる電流を制限してその破壊を防止する。
(第3のスイッチ群)
Nch−MOSFET N1(第2導電型の第3MOSFET)は、Pch−MOSFET P1を駆動するために用いられる。Nch−MOSFET N1においては、ドレイン(第2主電極)は上述したようにPch−MOSFET P1のゲートに、ソース(第1主電極)は抵抗R3を介してグランド(GND)に、バックゲート(サブストレート)はグランドにそれぞれ接続される。抵抗R3は、電流制限部を構成する抵抗素子に対応し、これにより、Nch−MOSFET N1に流れる電流を制限してその破壊を防止する。
また、Nch−MOSFET N1のゲート(制御電極)は、制御信号入力端子Eに接続される。この制御信号入力端子Eに制御部4から高レベル(以下、「Hレベル」という)の電圧が印加されることにより、Nch−MOSFET N1はオンになる。その結果、Pch−MOSFET P1もオンになり、電圧入力端子Aからの電圧がコンデンサCnの一方の端子に印加される。
Nch−MOSFET N2(第2導電型の第4MOSFET)は、Pch−MOSFET P2を駆動するために用いられる。Nch−MOSFET N2においては、ドレイン(第2主電極)は上述したようにPch−MOSFET P2のゲートに、ソース(第1主電極)は抵抗R6を介してグランド(GND)に、バックゲート(サブストレート)はグランドにそれぞれ接続されている。抵抗R6は、電流制限部を構成する抵抗素子に対応し、これにより、Nch−MOSFET N2に流れる電流を制限してその破壊を防止する。
また、Nch−MOSFET N2のゲート(制御電極)は、制御信号入力端子Fに接続される。この制御信号入力端子Fに制御部4からHレベルの電圧が印加されることにより、Nch−MOSFET N2はオンになる。その結果、Pch−MOSFET P2もオンになり、電圧入力端子Bからの電圧がコンデンサCnの他方の端子に印加される。
(第2のスイッチ群)
Nch−MOSFET N3(第2導電型の第1MOSFET)においては、ドレイン(第2主電極)はコンデンサCnの一方の端子に、ソース(第1主電極)は抵抗R7を介して一方の電圧出力端子S及びツェナーダイオードZD3のカソードにそれぞれ接続される。ツェナーダイオードZD3のアノードはグランド(GND)に接続される。ツェナーダイオードZD3は、電圧変換部3内のA/D変換器の入力インピーダンスは非常に高いため、静電容量やリーク電流のために一方の電圧出力端子Sの電圧が上昇して第2スイッチ群のMOSFETが破壊することがないよう保護のために、挿入される。
また、Nch−MOSFET N3において、バックゲート(サブストレート)はソースに接続され、ゲート(制御電極)は制御信号入力端子Cにそれぞれ接続される。これにより、制御信号入力端子Cに制御部4からHレベルの電圧が印加されることにより、Nch−MOSFET N3はオンになり、コンデンサCnの一方の端子の電位が電圧出力端子Sに出力される。
Nch−MOSFET N4(第2導電型の第2MOSFET)においては、ドレイン(第2主電極)はコンデンサCnの他方の端子に接続され、ソース(第1主電極)は抵抗R8を介してグランドに、バックゲート(サブストレート)はソースに、ゲートは制御信号入力端子Dにそれぞれ接続される。これにより、制御信号入力端子Dに制御部4からHレベルの電圧が印加されることにより、Nch−MOSFET N4はオンになり、コンデンサCnの他方の端子の電位が、他方の電圧出力端子を兼ねるグランド(GND)に出力される。
上述したPch−MOSFET P1及びP2は、高耐圧のトランジスタから構成されており、電圧入力端子A、Bに接続された被測定電圧源VcnをそのままPch−MOSFET P1、P2のゲート駆動用電源として利用できる。
即ち、高耐圧のPch−MOSFET P1のゲート−ソース間には、抵抗R2を介して、抵抗R1及びツェナーダイオードZD1が並列に接続されており、高耐圧のNch−MOSFET N1がオン状態の期間は、ツェナーダイオードZD1がツェナー降伏を起こし、Pch−MOSFET P1のゲート−ソース間電圧を降伏電圧に保つことができる。また、Nch−MOSFET N1がオフ状態の期間は、Pch−MOSFET P1のゲート−ソース間が抵抗R1によって短絡され、オン状態の期間に蓄積されたPch−MOSFET P1のゲート電荷を放出すると共に、Pch−MOSFET P1のゲート電位をソース電位に固定する。
同様に、高耐圧のPch−MOSFET P2のゲート−ソース間には、抵抗R5を介して、抵抗R4及びツェナーダイオードZD2が並列に接続されており、高耐圧のNch−MOSFET N2がオン状態の期間は、ツェナーダイオードZD2がツェナー降伏を起こし、Pch−MOSFET P2のゲート−ソース間電圧を降伏電圧に保つことができる。また、Nch−MOSFET N2がオフ状態の期間は、Pch−MOSFET P2のゲート−ソース間が抵抗R4によって短絡され、オン状態の期間に蓄積されたPch−MOSFET P2のゲート電荷を放出すると共に、Pch−MOSFET P2のゲートの電位をソース電位に固定する。
従って、Pch−MOSFET P1及びP2をオン及びオフさせるためにゲートに印加する電圧を特別の電源で生成する必要がなく、電圧測定装置を安価且つ小型に構成することができる。
なお、上述した第1のスイッチ群は、高耐圧のNch−MOSFETで構成することもできる。しかしながら、高耐圧のPch−MOSFET P1及びP2を用いることにより、高耐圧のNch−MOSFETで同じ目的の回路を構成するよりも簡素な回路構成とすることができる。つまり、高耐圧のPch−MOSFET P1及びP2の代わりに高耐圧のNch−MOSFETを使用した場合、Nch−MOSFETがオンするためには、ゲート電位をソース電位より閾値電圧分だけ高くする必要がある。また、Nch−MOSFETがオンした場合には、ソース電位がドレイン側の被測定電圧源の電位の近くまで上昇するので、ゲート電位を被測定電圧源の電位より高い電位に上げないと、Nch−MOSFETはオン状態を続けることができない。従って、Pch−MOSFETを使用した場合のように、被測定電圧源をそのままゲート駆動用電源として利用することができず、電圧入力端子A、Bの被測定電圧源の電位よりも閾値電圧分だけ高いゲート駆動用電圧を生成する回路が別途必要になる。このようなゲート駆動用電圧を生成するためには、フローティング電源駆動、ブートストラップ駆動、チャージポンプ駆動等を用いることができるが、回路構成が複雑になってしまう。
次に、上記電圧測定部2の動作を説明する。
まず、制御部4から制御信号入力端子C及びDに低レベル(以下、「Lレベル」という)の制御信号が供給されると共に、制御信号入力端子E及びFにHレベルの制御信号が供給される。これにより、Nch−MOSFET N1及びN2がオンされ、その結果、Pch−MOSFET P1及びP2がオンされる。また、Nch−MOSFET N3及びN4はオフされる。
この状態で、電池1の1つのブロックVcnからの電流が流れてコンデンサCnを充電する。この充電は、コンデンサCnの両端子間の電圧がブロックNの被測定電圧源Vcnの両端子間の電圧に等しくなるまで、制御信号入力端子E及びFに供給される制御信号をHレベルに保つことにより行われる。
次に、制御部4から制御信号入力端子E及びFにLレベルの制御信号が供給される。これにより、Nch−MOSFET N1及びN2がオフされ、その結果、Pch−MOSFET P1及びP2がオフされる。また、Nch−MOSFET N3及びN4はオフ状態を維持する。この状態では、コンデンサCnは先の充電に基づく電圧を保持している。
次に、制御部4から制御信号入力端子C及びDにHレベルの制御信号が供給される。これにより、Nch−MOSFET N3及びN4がオンされる。その結果、一方の電圧出力端子Sと、他方の電圧出力端子を兼ねたグランド(GND)との間にコンデンサCnの両端の電圧が出力される。以下、上述した測定サイクルが繰り返される。
(比較例)
図3は、比較例の電圧測定装置における電圧測定部2の回路構成を示す。
図3に示す比較例の電圧測定装置においては、電圧測定部2の構成のうち、第2のスイッチ群のNch−MOSFET N3のバックゲートがグランド(GND)に接続されており、その他は前述の図2に示す構成と同様であるため、その説明を省略する。
この構成によれば、端子電圧の高い電池を測定する場合、基板バイアス効果により第2のスイッチ群のNch−MOSFET N3の閾値が上昇するため、より高いゲート電圧が必要になる。
これに対し、前述した図2に示す本実施例の電圧測定装置は、第2のスイッチ群のNch−MOSFET N3のバックゲートをグランド(GND)から分離し、ソースと共通化したため、図3の電圧測定装置のように基板バイアス効果の発生がなくなる。本実施例の回路構成により、高い端子電圧を持つ電池の電圧測定装置(図3)を複数個、1つのチップに集約しつつ、電圧測定端子Sを共通化できる。
以上説明したように、本実施例によれば、第1〜第3のスイッチ群を構成するスイッチとして、フォトMOSFETではなくPch−MOSFET及びNch−MOSFETを使用し且つ第2のスイッチ群のNch−MOSFET N3のバックゲートをそのソースに接続しているので、応答速度が速く、コンデンサを充放電するための切り換えを正確且つ素早く行うことができ、ブロック電圧Vcnが高くなっても基板バイアス効果を発生しないため、Nch−MOSFET N3のゲート電圧は所定の閾値でオンオフでき、その結果、高いブロック電圧であっても高精度且つ高速で電圧を測定できる。
また、第1のスイッチ群を構成するPch−MOSFETは電圧源からの電圧に基づき制御電極に印加される電圧に応じてオン/オフし、第2及び第3のスイッチ群を構成するNch−MOSFETは外部からの信号に応じてオン/オフするので、特別の電源を必要とせず、安価且つ小型の電圧測定装置を実現できる。
[実施例2]
前述した実施例1(図1及び図2参照)では、電圧1内の各ブロックの被測定電圧源に対応する複数の電圧測定部を1つのチップに集積化し、各ブロックの測定端子を共通化して電圧測定器を1つにしたシステム構成としている。この場合、電圧測定部2内の第2のスイッチ群のNch−MOSFET N3は、横型MOSFET構造のものが使用される。
図4は、この横型MOSFET構造のNch−MOSFET N3の断面構造図を示す。これと比較のため、図3に示す比較例の電圧測定部2内のNch−MOSFET N3の断面構造図を図5に示す。
図4に示すNch−MOSFET N3は、前述のように基板バイアス効果を抑制するためにソースとバックゲートを接続したもので、P型Si基板(PSub)上に形成されたN型Siエピタキシャル成長層(NEpi)101内に、ドレインに接続されるN領域102と、ソースに接続されるN領域105及びバックゲートに接続されるP領域106が形成されたPウエル103と、グランドに接続されるP領域107が形成されたウエル104とが設けられる。また、ソース側及びドレイン側の2つのN領域102及び105間のNEpi101上には、酸化物(図示しない)を介してポリシリコンゲート108が、さらにバックゲート側及びグランド側の2つのP領域106及び107間のNEpi101上には、酸化物(図示しない)を介してポリシリコンゲート109がそれぞれ形成されている。
この場合、前述したブロックNの端子電圧Vcnを電圧変換部3に出力すると、電圧出力端子(測定端子)Sが共通であるため、ブロックN以外のブロックの電圧出力端子SにもVcnが印加される。従って、Nch−MOSFET N3のソース電位がVcnとなり、このときのNch−MOSFET N3のゲート電圧は0Vなので、Vcnの電圧値によっては、図4中のNEpi101内の2つのP領域106及び107間(図中のA部)に内在する寄生Pch−MOSが動作し、電圧出力端子Sからグランド(GND)に電流が流れてしまう。この寄生Pch−MOSの閾値は、PSub100上のNEpi101の濃度とポリシリコンゲート109下にある酸化物(図示しない)の厚さによって決まる。従って、電池1の被測定電圧源の電圧値が高い場合は、電圧を正確に測定できなくなる。
これに対し、図5に示す比較例のNch−MOSFET N3は、P型Si基板(PSub)200上に形成されたN型Siエピタキシャル成長層(NEpi)201内に、ドレインが接続されるN領域202と、ソースに接続されるN領域205が形成されるPウエル203と、バックゲート及びグランドが接続されるP領域206が形成されるPウエル204とが設けられる。また、N領域202及び205間のNEpi101上には、酸化物(図示しない)を介してポリシリコンゲート207が形成されている。
従って、図3の比較例で使用されているNch−MOSFET N3には、図5に示すような構造となっているため、前述した寄生Pch-MOSは初めから存在しない。
そこで、本実施例では、図4中のA部に内在する寄生Pch−MOSの動作を止めるため、前述した実施例1(図1及び図2)の構成に加え、Nch−MOSFET N3のオン・オフ駆動回路(寄生Pch−MOS防止回路)を備えたものである。
図6は、本実施例に係る電圧測定装置の構成を示す回路図、図7はその電圧測定装置の各端子波形を示す。
図6に示す電圧測定装置は、その基本構成は前述した実施例1と同一であり、第2スイッチ群のNch−MOSFET N3のゲートに入力される信号(オンオフ駆動信号)を形成するオン・オフ駆動信号形成手段としてのオン・オフ駆動回路21を備えた点が相違する。
オン・オフ駆動回路21には、ソース(第1主電極)が駆動電源Vccに、ドレイン(第2主電極)がNch−MOSFET N3のゲートに、またバックゲートがソースに接続される第1の駆動スイッチを成すPch−MOSFET P4(第1導電型の第MOSFET)と、ソース(第1主電極)がNch−MOSFET N3のソースに、ドレイン(第2主電極)がNch−MOSFET N3のゲートに、またバックゲートがグランドに接続される第2の駆動スイッチを成すNch−MOSFET N7(第2導電型の第5MOSFET)とが設けられる。すなわち、駆動電源VccとNch−MOSFET N3のゲートの間にPch−MOSFET P4が、またNch−MOSFET N3のゲート−ソース間にNch−MOSFET N7が、それぞれ接続される。
また、Pch−MOSFET P4側には、Pch−MOSFET P3(第1導電型の第4MOSFET)、Nch−MOSFET N5(第2導電型の第6MOSFET)、抵抗9(第1抵抗素子)、容量素子C1(第1容量素子)、及びインバータINV2(第2インバータ)が、さらにNch−MOSFET N7側には、Pch−MOSFET P5(第1導電型の第5MOSFET)、Nch−MOSFET N6(第2導電型の第7MOSFET)、抵抗10(第2抵抗素子)、容量素子C2(第2容量素子)、及びインバータINV3(第3インバータ)が図示のようにそれぞれ接続される。
すなわち、Pch−MOSFET P3は、ソース(第1主電極)が駆動電源Vccに接続され、ドレイン(第2主電極)が抵抗9の一方の端子に接続される。Nch−MOSFET N5は、ソース(第1主電極)がグランドに接続され、ドレイン(第2主電極)が抵抗R9の他方の端子及び容量素子C1の他方の端子に接続される。抵抗9は、一方の端子がPch−MOSFET P3のドレインに接続され、他方の端子がNch−MOSFET N5のドレインに接続される。容量素子C1は、一方の端子がNch−MOSFET N5のドレイン及び抵抗R9の他方の端子に接続され、他方の端子がグランドに接続される。インバータINV2は、入力端子が容量素子C1の一方の端子に接続され、出力端子がPch−MOSFET P4のゲートに接続される。
また、Pch−MOSFET P5は、ソース(第1主電極)が駆動電源Vccに接続され、ドレイン(第2主電極)が抵抗10の一方の端子及び容量素子C2の一方の端子に接続される。Nch−MOSFET N6は、ソース(第1主電極)がグランドに接続され、ドレイン(第2主電極)が抵抗R10の他方の端子に接続される。抵抗10は、一方の端子がPch−MOSFET P5のドレイン及び容量素子C2の一方の端子に接続され、他方の端子がNch−MOSFET N6のドレインに接続される。容量素子C2は、一方の端子がPch−MOSFET P5のドレイン及び抵抗R10の一方の端子に接続され、他方の端子が駆動電源Vccに接続される。インバータINV3は、入力端子が容量素子C2の一方の端子に接続され、出力端子がNch−MOSFET N7のゲートに接続される。
上記4つのMOSFET P3、N5、P5、及びN6の各ゲート(制御電極)は、インバータINV1を介して入力端子INに接続される。入力端子INには、Nch−MOSFET N4のゲートの制御信号入力端子Dも接続される。
上記構成により、2つの駆動スイッチを成すPch−MOSFET P4及びNch−MOSFET N7の各ゲートには、互いにオンするタイミングが重なることの無いよう遅延をかけた信号が入力可能となっている。
ここで、図6を参照して、オン・オフ駆動回路21の動作を説明する。
まず、時刻t1で、制御部4から入力端子INにHレベルの信号が入力されると、インバータINV1にてその出力波形(INV1後)がLレベルに変化する。
このインバータINV1からのLレベルの信号により、Nch−MOSFET N7側では、Pch−MOSFET P5がオン、Nch−MOSFET N6がオフとなり、駆動電源Vcc側に引かれて、インバータINV3では、入力波形(INV3前)がHレベル、出力波形(INV3後)がLレベルに変化する。これにより、Nch−MOSFET N7は、時刻t1でオフとなる。
一方、Pch−MOSFET P4側では、インバータINV1からのLレベルの信号により、Nch−MOSFET N5がオフ、Pch−MOSFET P3がオンとなり、駆動電源Vcc側に引かれて、インバータINV2の入力波形(INV2前)がHレベルに変化する。この入力波形(INV2前)は、抵抗R9及び容量素子C1で決まる時定数に基づく遅延時間に従い緩やかに上昇するため、インバータINV2からの出力波形(INV2後)は、時刻t1から遅延時間分遅れた時刻t2の時点で、Lレベルに立ち下がる。これにより、Pch−MOSFET P4は、時刻t1ではなく、時刻t2でオンとなり、その時点で、Pch−MOSFET P4がオンとなる。
次いで、時刻t3で、制御部4から入力端子INにLレベルの信号が入力されると、インバータINV1の出力波形(INV1後)がHレベルに変化する。
このインバータINV1からのHレベルの信号により、Pch−MOSFET P4側では、Nch−MOSFET N5がオン、Pch−MOSFET P3がオフとなり、グランド側に引かれて、インバータINV2では、入力波形(INV2前)がLレベル、出力波形(INV2後)がHレベルに変化する。これにより、Pch−MOSFET P4は、時刻t3でオフとなる。
一方、Nch−MOSFET N7側では、インバータINV1からのHレベルの信号により、Pch−MOSFET P5がオフ、Nch−MOSFET N6がオンとなり、グランド側に引かれて、インバータINV3の入力波形(INV3前)がLレベルに変化する。この入力波形(INV3前)は、抵抗R10及び容量素子C2で決まる時定数に基づく遅延時間に従い緩やかに低下するため、インバータINV3の出力波形(INV3後)は、時刻t3から遅延時間分遅れた時刻t4の時点で、Hレベルに立ち上がる。これにより、Nch−MOSFET N7は、時刻t3ではなく、時刻t4でオンとなり、その時点で、Nch−MOSFET N3のゲートとそのバックゲート/ソースとが短絡する。
以下同様に、時刻t5で、入力端子INにHレベルの信号波形が入力されると、同時刻でNch−MOSFET N7がオフとなった後、それよりも遅れた時刻t6でPch−MOSFET P4がオンとなる。
従って、上記オン・オフ駆動回路21によれば、入力端子INにHレベルの信号が印加されると、Nch−MOSFET N7がオフした後、所定時間遅れてPch−MOSFET P4がオンしてNch−MOSFET N3がオンとなる一方、入力端子INにLレベルの信号が印加されると、Pch−MOSFET P4がオフしてNch−MOSFET N3がオフした後、所定時間遅れてNch−MOSFET N7がオンとなる。すなわち、Nch−MOSFET N3がオフのときにNch−MOSFET N7がオンし、これによりNch−MOSFET N3のゲートとそのバックゲート/ソースとが短絡して同電位となるため、前述した図4に示すポリシリコンゲート109下のA部に内在する寄生Pch−MOSの動作を止めることができる。
また、上記オン・オフ駆動回路21によれば、抵抗R9、容量素子C1、及びインバータINV2と、抵抗R10、容量素子C2、及びインバータINV3とにより、Nch−MOSFET N3のゲートを駆動するPch−MOSFET P4とNch−MOSFET N7のオンするタイミングをそれぞれ遅らせて両者P4、N7の同時オンを防止する機構を備えたため、電源Vccと電圧出力端子Sとが短絡して電源Vccから電圧出力端子Sに電流が流れ込み、測定精度を悪化させてしまう事態を回避できる。
さらに、入力端子INとオン・オフ駆動回路21の入力端子間をインバータINV1を介して接続することにより、1つの制御信号によりNch−MOSFET N4とNch−MOSFET N3をオン・オフさせることができる。
なお、上記実施例のオン・オフ駆動回路21は、種々の変形実施が可能であり、例えば図8に示すオン・オフ駆動回路22に置換しても上記と同様の効果を得ることが可能である。
図8に示すオン・オフ駆動回路22は、前述したPch−MOSFET P3及びNch−MOSFET N5に代えて、インバータINV4(第4インバータ)及びダイオードD1(第1ダイオード)を、また前述したPch−MOSFET P5及びNch−MOSFET N6に代えて、インバータINV5(第5インバータ)及びダイオードD2(第2ダイオード)をそれぞれ設けたものである。
このうち、インバータINV4は、入力端子がインバータINV1に、また出力端子が抵抗9の一方の端子及びダイオードD1のカソードに接続される。抵抗9の他方の端子及びダイオードD1のアノードは容量素子C1の一方の端子に接続される。容量素子C1の一方の端子はインバータINV2の入力端子にも接続される。容量素子C1の他方の端子はグランドに接続される。
これと同様に、インバータINV5は、入力端子がインバータINV1に、また出力端子が抵抗10の一方の端子及びダイオードD2のアノードに並列に接続される。抵抗10の他方の端子及びダイオードD2のカソードは容量素子C2の一方の端子に接続される。容量素子C2の一方の端子はインバータINV3の入力端子にも接続される。容量素子C2の他方の端子はグランドに接続される。
上記構成によれば、入力端子INにHレベルの信号が印加されると、Nch−MOSFET N7がオフした後、ダイオードD1、抵抗9、容量素子C1、及びインバータINV2の動作により、所定時間遅れてPch−MOSFET P4がオンし、この時点でNch−MOSFET N3がオンとなる一方、入力端子INにLレベルの信号が印加されると、Pch−MOSFET P4がオフしてNch−MOSFET N3がオフした後、ダイオードD2、抵抗10、容量素子C2、及びインバータINV3の動作により、所定時間遅れてNch−MOSFET N7がオンとなり、これにより前述した実施例2と同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本発明は、直列に接続され且つ数百ボルトの電圧が印加されている電気自動車やハイブリッド車両等に搭載される数百個の蓄電池や燃料電池等の各電池セルの端子電圧を高精度に測定する電圧測定装置にも適用できる。
実施例1の電圧測定装置のシステム構成図である。 実施例1の電圧測定装置における電圧測定部の回路構成図である。 比較例の電圧測定装置における電圧測定部の回路構成図である。 実施例1の電圧測定部におけるNch−MOSFET N3の素子構造断面図である。 比較例の電圧測定部におけるNch−MOSFET N3の素子構造断面図である。 実施例2の電圧測定装置におけるオン・オフ駆動回路を備えた電圧測定部の回路構成図である。 図6に示すオン・オフ駆動回路内の各端子波形を説明する波形図である。 実施例2の電圧測定装置における他のオン・オフ駆動回路を備えた電圧測定部の回路構成図である。
符号の説明
1 電池
2 電圧測定部
3 電圧変換部
4 制御部
21、22 オン・オフ駆動回路

Claims (6)

  1. 直列に接続された複数の電圧源を、少なくとも1つの電圧源からなる複数のブロックに分割し、ブロックの電圧を測定する電圧測定装置において、
    前記ブロックの一方の端子に接続される第1電圧入力端子に第1主電極が接続され且つ第1主電極に印加される電圧に基づき制御電極に印加される電圧に応じてオン/オフする型の第1MOSFETと、前記ブロックの他方の端子に接続される第2電圧入力端子に第1主電極が接続され且つ第1主電極に印加される電圧に基づき制御電極に印加される電圧に応じてオン/オフする型の第2MOSFETとを有する第1スイッチ群と、
    各ブロック毎に設けられ、前記型の第1MOSFETの第2主電極と前記型の第2MOSFETの第2主電極との間に接続された蓄電素子と、
    前記蓄電素子の一方の端子に第2主電極が接続され且つ第1主電極が第1電圧出力端子に接続され制御電極に入力された信号に応じてオン/オフする前記型とは反対導電型となる型の第1MOSFETと、前記蓄電素子の他方の端子に第2主電極が接続され且つ第1主電極が第2電圧出力端子に接続され制御電極に入力された信号に応じてオン/オフする型の第2MOSFETとを有する第2スイッチ群と、
    前記型の第1MOSFETの制御電極に第2主電極が接続され且つ制御電極に入力された信号に応じてオン/オフする型の第3MOSFETと、前記型の第2MOSFETの制御電極に第2主電極が接続され且つ制御電極に入力された信号に応じてオン/オフする型の第4MOSFETとを有する第3スイッチ群と、
    前記第3スイッチ群をオンさせることにより前記第1スイッチ群をオンさせ、前記第3スイッチ群をオフさせることにより前記第1スイッチ群がオフしている期間に前記第2スイッチ群をオンさせる制御手段と
    駆動電源端子と前記第2スイッチ群のN型の第1MOSFETの制御電極との間に接続される第1の駆動スイッチと、前記第2スイッチ群のN型の第1MOSFETの制御電極とその第1主電極との間に接続される第2の駆動スイッチとを有し、前記第2スイッチ群のN型の第1MOSFETをオンオフ駆動するオンオフ駆動信号形成手段とを備え、
    前記第2スイッチ群の型の第1MOSFETの第1主電極とそのバックゲート電極を接続したことを特徴とする電圧測定装置。
  2. 前記オンオフ駆動信号形成手段は、前記第1の駆動スイッチと前記第2の駆動スイッチとが相互にオンするタイミングが重なることの無いように前記第1の駆動スイッチ及び前記第2の駆動スイッチに与える制御信号に遅延をかける遅延手段をさらに有することを特徴とする請求項に記載の電圧測定装置。
  3. 出力端子が前記オンオフ駆動信号形成手段の入力端子に接続される第1インバータと、
    前記第1インバータの入力端子に接続される制御信号入力端子とをさらに備え、
    前記第2スイッチ群の型の第2MOSFETの制御電極は、前記制御信号入力端子に接続されることを特徴とする請求項2に記載の電圧測定装置。
  4. 前記第1の駆動スイッチは、第1主電極が駆動電源端子に接続され、第2主電極が前記第2スイッチ群の型の第1MOSFETの制御電極に接続され、制御電極に入力された信号に応じてオン/オフする型の第MOSFETからなり、
    前記第2の駆動スイッチは、第1主電極が前記第2スイッチ群の型の第1MOSFETの第1主電極に接続され、第2主電極が前記第2スイッチ群の型の第1MOSFETの制御電極に接続され、制御電極に入力された信号に応じてオン/オフする型の第5MOSFETからなることを特徴とする請求項に記載の電圧測定装置。
  5. 前記遅延手段は、
    制御電極が前記第1インバータの出力端子に接続され、第1主電極が駆動電源端子に接続される型の第4MOSFETと、
    制御電極が前記第1インバータの出力端子に接続され、第1主電極がグランド端子に接続されるN型の第6MOSFETと、
    一方の端子が前記型の第4MOSFETの第2主電極に接続され、他方の端子が前記型の第6MOSFETの第2主電極に接続される第1抵抗素子と、
    一方の端子が前記型の第6MOSFETの第2主電極及び前記抵抗素子の他方の端子に接続され、他方の端子が前記グランド端子に接続される第1容量素子と、
    入力端子が前記第1容量素子の一方の端子に接続され、出力端子が前記型の第MOSFETの制御端子に接続される第2インバータと、
    制御電極が前記第1インバータの出力端子に接続され、第1主電極が前記駆動電源端子に接続される型の第5MOSFETと、
    制御電極が前記第1インバータの出力端子に接続され、第1主電極が前記グランド端子に接続されるN型の第7MOSFETと、
    一方の端子が前記型の第5MOSFETの第2主電極に接続され、他方の端子が前記型の第7MOSFETの第2主電極に接続される第2抵抗素子と、
    一方の端子が前記型の第5MOSFETの第2主電極及び前記抵抗素子の一方の端子に接続され、他方の端子が前記駆動電源端子に接続される第2容量素子と、
    入力端子が前記第2容量素子の一方の端子に接続され、出力端子が前記型の第5MOSFETの制御端子に接続される第3インバータと、
    を備えることを特徴とする請求項記載の電圧測定装置。
  6. 前記遅延手段は、
    入力端子が前記第1インバータの出力端子に接続される第4インバータと、
    一方の端子が前記第4インバータの出力端子に接続される第1抵抗素子と、
    カソードが前記第4インバータの出力端子に接続される第1ダイオードと、
    一方の端子が前記第1抵抗素子の他方の端子及び前記第1ダイオードのアノードに接続され、他方の端子がグランド端子に接続される第1容量素子と、
    入力端子が前記第1容量素子の一方の端子に接続され、出力端子が前記型の第MOSFETの制御端子に接続される第2インバータと、
    入力端子が前記第1インバータの出力端子に接続される第5インバータと、
    一方の端子が前記第5インバータの出力端子に接続される第2抵抗素子と、
    アノードが前記第5インバータの出力端子に接続される第2ダイオードと、
    一方の端子が前記第1抵抗素子の他方の端子及び前記第2ダイオードのカソードに接続され、他方の端子が前記グランド端子に接続される第2容量素子と、
    入力端子が前記第2容量素子の一方の端子に接続され、出力端子が前記型の第5MOSFETの制御端子に接続される第3インバータと、
    を備えることを特徴とする請求項記載の電圧測定装置。
JP2004096154A 2004-03-29 2004-03-29 電圧測定装置 Expired - Fee Related JP4179205B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004096154A JP4179205B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 電圧測定装置
US11/077,624 US7023178B2 (en) 2004-03-29 2005-03-10 Voltage measuring apparatus
CNB2005100555966A CN100350256C (zh) 2004-03-29 2005-03-22 电压测量装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004096154A JP4179205B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 電圧測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005283258A JP2005283258A (ja) 2005-10-13
JP4179205B2 true JP4179205B2 (ja) 2008-11-12

Family

ID=35049747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004096154A Expired - Fee Related JP4179205B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 電圧測定装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7023178B2 (ja)
JP (1) JP4179205B2 (ja)
CN (1) CN100350256C (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4509852B2 (ja) * 2005-05-17 2010-07-21 株式会社東芝 組電池装置とその電圧検出装置
US7642788B2 (en) * 2006-12-04 2010-01-05 Fluke Corporation Voltage measurement instrument and method having improved automatic mode operation
JP4616875B2 (ja) * 2007-10-23 2011-01-19 本田技研工業株式会社 電圧検出装置
JP5350834B2 (ja) * 2009-02-23 2013-11-27 セイコーインスツル株式会社 磁気検出回路
JP5503924B2 (ja) * 2009-08-27 2014-05-28 矢崎総業株式会社 複数組電池の状態監視ユニット
JP5576250B2 (ja) * 2010-11-25 2014-08-20 株式会社デンソー 電圧測定装置
KR101948344B1 (ko) 2011-03-31 2019-02-14 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 전압 감시 모듈 및 이를 이용한 전압 감시 시스템
WO2012144373A1 (ja) 2011-04-21 2012-10-26 ルネサスエレクトロニクス株式会社 スイッチ回路、選択回路、及び電圧測定装置
US9203118B2 (en) * 2013-04-09 2015-12-01 GM Global Technology Operations LLC Capacitive communication layer for cell integrated battery management system
CN110007124B (zh) * 2019-03-29 2021-01-26 成都市易冲半导体有限公司 一种高线性度的自举电压检测电路及其检测方法
CN111366803B (zh) * 2020-03-25 2022-07-01 广州华凌制冷设备有限公司 供电电路、电路故障检测方法、线路板及车载空调器
US11175350B2 (en) 2020-04-20 2021-11-16 Lear Corporation Leakage current monitoring system

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2537785A1 (fr) * 1982-12-13 1984-06-15 Electricite De France Dispositif de controle de la capacite d'une batterie d'elements d'accumulateur
DE3702591A1 (de) * 1987-01-29 1988-08-11 Sonnenschein Accumulatoren Schaltung zur laufenden ueberpruefung der qualitaet einer mehrzelligen batterie
JPH08140204A (ja) * 1994-11-08 1996-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 組電池の監視装置
CA2169706A1 (en) * 1995-03-03 1996-09-04 Troy Lynn Stockstad Circuit and method for battery charge control
JP3863262B2 (ja) * 1997-09-30 2006-12-27 松下電器産業株式会社 電池電圧測定装置
EP0990913B1 (en) * 1998-03-06 2007-10-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Voltage measuring instrument with flying capacitor
TW472426B (en) * 1998-10-06 2002-01-11 Hitachi Ltd Battery apparatus and control system therefor
JP3430083B2 (ja) 1999-10-21 2003-07-28 本田技研工業株式会社 電池電圧測定装置
JP4401529B2 (ja) * 2000-04-10 2010-01-20 パナソニック株式会社 積層電圧計測装置
JP4557407B2 (ja) * 2000-10-31 2010-10-06 パナソニック株式会社 積層電圧計測装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1677114A (zh) 2005-10-05
US20050218900A1 (en) 2005-10-06
CN100350256C (zh) 2007-11-21
US7023178B2 (en) 2006-04-04
JP2005283258A (ja) 2005-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4095089B2 (ja) 電圧測定装置
US7023178B2 (en) Voltage measuring apparatus
US8040162B2 (en) Switch matrix drive circuit for a power element
JP2639325B2 (ja) 定電圧発生回路
KR101225399B1 (ko) 강압형 스위칭 조절기
KR101387266B1 (ko) 레벨 쉬프트 디바이스
US9954519B2 (en) Electronic switch, and corresponding device and method
JPH06130914A (ja) プラズマディスプレイの駆動装置
JP2006314154A (ja) 電力変換器
CN105490568A (zh) 同步整流装置以及使用该装置的交流发电机
KR920009031B1 (ko) 드라이버 회로
US11165417B2 (en) Efficient high-voltage digital I/O protection
US7626429B2 (en) Driving circuit to drive an output stage
US11128295B1 (en) Semiconductor device
JP7002423B2 (ja) スイッチ回路
JP4339024B2 (ja) 電圧測定装置
US20210351177A1 (en) Semiconductor device
CN107579728B (zh) 采用电荷泵的功率场效应管的驱动电路
US10128849B2 (en) Level shift circuit, semiconductor device, and battery supervisory apparatus
CN117713773A (zh) 半导体装置、电子设备以及车辆
JP2003115756A (ja) 半導体スイッチ素子の駆動回路およびそれを用いた半導体リレー
JPS61183832A (ja) リレ−駆動回路
JPH03109815A (ja) 半導体スイッチ回路
JPS6116619A (ja) 電界効果トランジスタの駆動回路
JP2002325030A (ja) 半導体スイッチ素子の駆動回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080805

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees