JP4557407B2 - 積層電圧計測装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の電圧源が直列接続されて構成された電源において、各電圧源の電圧を絶縁的に計測する積層電圧計測装置に関し、特に、HEV(ハイブリッド電気自動車)等の電気自動車の電源として複数の単電池を直列接続した高電圧電池における複数の電圧源の電圧計測に適した積層電圧計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
HEVに電源として搭載される高電圧電池は、高電圧を得るために、多数個の単電池を直列に接続して構成されている。このような高電圧電池では、異常検知、蓄電状態の検出等のために、各単電池の電圧を計測することが好ましい。しかしながら、高電圧電池では、多数の単電池が使用されているために、全ての単電池の電圧をそれぞれ計測することが容易でなく、通常は、直列接続された多数の単電池を、所定数ごとに複数の電池モジュールに分割し、各電池モジュールの電圧をそれぞれ計測している。
【0003】
また、各電池モジュールの電圧を計測する場合には、計測回路の構成を簡略化するために、1つの電圧計測回路に対して、各電池モジュールをスイッチング回路によってそれぞれ順番に接続して、各電池モジュールの電圧を順番に計測する積層電圧計測装置が採用されている。
【0004】
HEVの電源として使用される高電圧電池は、危険防止のために、シャーシに対して絶縁状態で搭載されており、積層電圧計測装置では、高電圧電池における各電池モジュールの絶対的な電圧が計測されるが、高電圧電池の充放電を制御する制御系は、シャーシの電圧を基準電位として制御している。
【0005】
特開平11−248755号公報には、複数の単電池が直列接続された高電圧電池における各電池モジュールの電圧を、簡潔な回路構成によって計測する積層電圧計測装置が開示されている。この装置では、2つのマルチプレクサを組み合わせたスイッチング回路が使用されており、各電池モジュールの電圧を、各電池モジュールに対応して設けられた各コンデンサに順番に印加するように構成するとともに、各コンデンサを1つの電圧計測回路に順番に接続するように構成されている。
【0006】
このような構成によって、高精度で各電池モジュールの電圧を計測することができ、しかも、スイッチング回路に使用される高価なアナログスイッチの数を大幅に削減することができるために、回路構成が簡潔になって経済的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
HEVに搭載される高電圧電池では、HEVの走行中は、複数の電池モジュールのそれぞれ電圧が、常時、所定タイミングで計測されるようになっている。この場合、HEVが走行している間、各モジュールに流れる電流値は、時々刻々と変動しており、各電池モジュールを計測するタイミングにおいても、各電池モジュールの電圧値は変動している。極端な場合には、高電圧電池に対する充電と放電とが切り替えられることによって、各電池モジュールの電流値が急激に変化することもある。
【0008】
このように、各電池モジュールの電圧を計測するタイミングに、各電池モジュールに対する電流値が変動すると、前記公報に開示された積層電圧計測装置等では、そのタイミングにおける各電池モジュールの電圧を正確に計測することができないおそれがある。その結果、計測される各電池モジュールの電圧が不正確になり、電池異常の誤検知、充放電制御の精度低下等が生じるおそれがある。
【0009】
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的は、直列接続された複数の電圧源の電圧を、電流値の変動に影響されることなく、同時刻の電池電圧を正確に計測することができる積層電圧計測装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の積層電圧計測装置は、直列接続されたN個の電圧源を有し、ハイブリッド電気自動車に搭載されて、走行時に充電と放電とが切り替えられる高電圧電池の前記各電圧源のそれぞれの電圧を走行時に計測する積層電圧計測装置であって、それぞれが相互に直列接続されるとともに、前記各電圧源の電圧がそれぞれに印加されように設けられたN個の容量手段と、前記各電圧源の電圧を、前記各電圧源に対応する前記各容量手段に対して、同一のタイミングでそれぞれ印加する第1スイッチング手段と、前記各容量手段に印加された電圧をそれぞれ計測する電圧計測手段と、前記各容量手段を、該電圧計測手段に対してそれぞれ順番に接続する第2スイッチング手段と、を具備することを特徴とする。
【0011】
前記第1スイッチング手段は、前記N個の電圧源が直列接続された回路の各端部と、前記N個の容量手段が直列接続された回路の各端部との間にそれぞれ設けられた2個のサンプルスイッチと、相互に直列接続された各一対の前記電圧源の接続部と、相互に直列接続された各一対の前記容量手段の接続部との間にそれぞれ設けられたN−1個のサンプルスイッチとを有しており、これらN+1個のサンプルスイッチが同じタイミングにてオンオフ制御される。
【0012】
前記第2スイッチング手段は、直列接続された前記N個の容量手段における奇数番目の容量手段のそれぞれの正極側の端子と、前記電圧計測手段の一対の入力端子の一方との間に接続された切替スイッチを有する第1のマルチプレクサと、偶数番目の容量手段のそれぞれの正極側の端子と、前記電圧計測手段の一対の入力端子の他方との間に接続された切替スイッチを有する第2のマルチプレクサとを有しており、N個の各容量手段がそれぞれ順番に前記電圧計測手段に接続されるように、前記第1および第2の各マルチプレクサの1つの切替スイッチがそれぞれ選択されて、同一のタイミングでオンオフ制御される。
【0013】
前記電圧計測手段には、計測される電圧の極性を反転させる極性補正手段が設けられている。
【0014】
前記各容量手段が、直列接続された一対の容量素子によってそれぞれ構成されるとともに、前記電圧計測手段が差動入力型になっており、前記第2スイッチング手段には、前記電圧計測手段に接続された容量手段の前記一対の容量素子の中間接続点と前記電圧計測手段の基準電位点とを選択的に接続する第3のマルチプレクサを具備する。
【0015】
前記第1スイッチング手段の各サンプルスイッチが、MOSトランジスタを光信号にて駆動する半導体リレー素子によってそれぞれ構成されている。
【0016】
前記第2スイッチング手段の各切替スイッチが、MOSトランジスタを光信号によって駆動する半導体リレー素子によってそれぞれ構成されている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1は、本発明の積層電圧計測装置の一例を示す回路図、図2はその積層電圧計測装置におけるスイッチ動作を示すタイミングチャートである。
【0019】
図1に示す積層電圧計測装置は、HEV等の電気自動車に搭載される高電圧電池Vにおける電池モジュールの電圧の計測に使用される。高電圧電池Vは、複数の単電池を直列接続して構成されており、また、所定個数の単電池が直列されたN個の電池モジュールに分割されている。なお、本実施形態では、説明の便宜上、電圧源となる電池モジュールの個数Nを5とし、各電池モジュールV1〜V5によって高電圧電池Vが構成されている。積層電圧計測装置は、各電池モジュールV1〜V5の電圧をそれぞれ計測する。
【0020】
積層電圧計測装置は、5個の電池モジュールV1〜V5に対応してそれぞれ設けられた5個の直列接続された容量手段としてのコンデンサC1〜C5と、電池モジュールV1〜V5の直列回路とコンデンサC1〜C5の直列回路との間に設けられた第1のスイッチング回路10と、各コンデンサC1〜C5の電圧をそれぞれ選択的に計測するための1つの電圧計測回路30と、各コンデンサC1〜C5の直列回路と電圧計測回路30との間に介装された第2のスイッチング回路20と、電圧計測回路30によって計測される電圧の極性を選択的に反転させる極性補正手段40とを備えている。
【0021】
第1のスイッチング回路10には、直列された各電池モジュールV1〜V5の電圧が、各電池モジュールV1〜V5にそれぞれ対応して設けられた各コンデンサC1〜C5に印加されるように設けられた6個(N+1個)のサンプルスイッチ11〜16が設けられている。
【0022】
第1のサンプルスイッチ11は、5個の電池モジュールV1〜V5の直列回路の一方の端子と、5個のコンデンサC1〜C5の直列回路の一方の端子との間に設けられており、また、第6のサンプルスイッチ16は、電池モジュールV1〜V5の直列回路の他方の端子と、コンデンサC1〜C5の直列回路の他方の端子との間に設けられている。
【0023】
第2のサンプルスイッチ12は、直列接続された第1および第2の電池モジュールV1およびV2の接続点と、直列接続された第1および第2のコンデンサC1およびC2の接続点との間に設けられている。
【0024】
同様に、第3のサンプルスイッチ13は、直列接続された第2および第3の電池モジュールV2およびV3の接続点と、直列接続された第2および第3のコンデンサC2およびC3の接続点との間、第4のサンプルスイッチ14は、直列接続された第3および第4の電池モジュールV3およびV4の接続点と、直列接続された第3および第4のコンデンサC3およびC4の接続点との間、第5のサンプルスイッチ15は、直列接続された第4および第5の電池モジュールV4およびV5の接続点と、直列接続された第4および第5のコンデンサC4およびC5の接続点との間に、それぞれ設けられている。
【0025】
第1〜第6のサンプルスイッチ11〜16は、図示しないCPU、タイミングジェネレータ等の制御手段により、電圧計測タイミングに基づいて、それぞれが同時にオンオフ状態に制御される。
【0026】
第1〜第5のコンデンサC1〜C5の直列回路と電圧計測回路30との間に設けられた第2のスイッチング回路20は、2つのマルチプレクサ20Aおよび20Bを有している。第1のマルチプレクサ20Aには、第1のスイッチング回路10における奇数番目である第1、第3、第5の各サンプルスイッチ11、13、15と、奇数番目のコンデンサである第1、第3、第5の各コンデンサC1、C3、C5とのそれぞれの接続点に接続された3つの切替スイッチ21、23、25が設けられている。各切替スイッチ21、23、25は、電圧計測回路30における一対の入力端子の一方にそれぞれ接続されている。
【0027】
第2のマルチプレクサ20Bには、第1のスイッチング回路10における偶数番目である第2、第4、第6の各サンプルスイッチ12、14、16と、偶数番目のコンデンサである第2、第4、第6の各コンデンサC2、C4、C6とのそれぞれの接続点に接続された3つの切替スイッチ22、24、26が設けられている。各切替スイッチ22、24、26は、電圧計測回路30における一対の入力端子の他方にそれぞれ接続されている。
【0028】
第1および第2のマルチプレクサ20Aおよび20Bは、図示しないCPU、タイミングジェネレータ等の制御手段により、第1のスイッチング回路10に設けられた第1〜第6の各サンプルスイッチ11〜16がオン状態からオフ状態へ切り替わるたびに、各コンデンサC1〜C5が順番に電圧計測回路30に接続されるように、それぞれ、1つの切替スイッチが選択的にオン制御される。
【0029】
なお、電池モジュールV1〜V5によって構成された高電圧電池Vは、シャーシから電気的に絶縁されているが、電圧計測回路30は、高電圧電池Vが搭載された電気自動車のシャーシに接地されており、シャーシの電位を基準電位として、各コンデンサC1〜C5の電圧を計測するようになっている。
【0030】
このような構成の積層電圧計測装置の動作を、図2のタイムチャートに基づいて説明する。
【0031】
高電圧電池Vが搭載されたHEVでは、所定の周期で、高電圧電池Vにおける各電池モジュールV1〜V5の電圧が計測される。第1のスイッチング回路10に設けられた第1〜第6の各サンプルスイッチ11〜16、及び、第2のスイッチング回路20に設けられた第1〜第6の切替スイッチ21〜26は、通常、オフ状態になっており、電圧計測の各タイミングごとに、まず、第1スイッチング回路10の全てのサンプルスイッチ11〜16が、オフ状態からオン状態へ同時に制御される。
【0032】
これにより、各電池モジュールV1〜V5と、各電池モジュールV1〜V5にそれぞれに対応して設けられた各コンデンサC1〜C5とが、それぞれ、相互に並列接続された状態になり、各電池モジュールV1〜V5の電圧が各コンデンサC1〜C5にそれぞれ印加される。これにより、各電池モジュールV1〜V5の電圧が、各コンデンサC1〜C5にそれぞれ充電され、各コンデンサC1〜C5に充電された電圧が、各電池モジュールV1〜V5の電圧に対応した状態になる。このとき、第2スイッチング回路20の各スイッチ21〜26は、それぞれオフ状態になっており、各コンデンサC1〜C5の直列回路と電圧計測回路30とが、電気的に絶縁されている。
【0033】
第1スイッチング回路10の全てのサンプルスイッチ11〜16がオンした後に、各コンデンサC1〜C5が充電される所定時間が経過すると、第1スイッチング回路10の全てのサンプルスイッチ11〜16がオフ状態とされ、電池モジュールV1〜V5の直列回路とコンデンサC1〜C5の直列回路とが電気的に絶縁される。
【0034】
このような状態になると、第2のスイッチング回路20における第1のマルチプレクサ20Aに設けられた第1切替スイッチ21と、第2のマルチプレクサ20Bに設けられた第2切替スイッチ22とがオン状態とされる。これにより、第1コンデンサC1の正極側の端子が電圧計測回路30の一方の入力端子に接続されるとともに、第1コンデンサC1の負極側の端子が電圧計測回路30の他方の入力端子に接続される。そして、このような状態で、電圧計測回路30は、第1コンデンサC1の絶対的な電圧が計測される。
【0035】
第1コンデンサC1の電圧が計測されると、第1のマルチプレクサ20Aの第3切替スイッチ23と、第2のマルチプレクサ20Bの第2スイッチ22とが、それぞれオン状態とされる。これにより、第2コンデンサC2の負極側の端子が電圧計測回路30の一方の入力端子に接続されるとともに、第2コンデンサC2の正極側の端子が電圧計測回路30の他方の入力端子に接続される。そして、このような状態で、第2コンデンサC2の絶対的な電圧が計測される。
【0036】
以下、第1のマルチプレクサ20Aの第3切替スイッチ23と第2のマルチプレクサ20Bの第4の切替スイッチ24とがオンされて、第3コンデンサC3の電圧が計測され、第1のマルチプレクサ20Aの第5切替スイッチ25と第2のマルチプレクサ20Bの第4の切替スイッチ24とがオンされて、第4コンデンサC4の電圧が計測され、さらに、第1のマルチプレクサ20Aの第5切替スイッチ25と第2のマルチプレクサ20Bの第6の切替スイッチ26とがオンされて、第5コンデンサC5の電圧が計測される。
【0037】
第1〜第5の各コンデンサC1〜C5は、各電池モジュールV1〜V5のそれぞれの電圧が同一のタイミングで充電されており、各電池モジュールV1〜V5に対してそれぞれ等しい電流が流れている状態における各電池モジュールV1〜V5の電圧に対応している。従って、各コンデンサC1〜C5の電圧を、それぞれ順番に計測することにより、それぞれに等しい電流が流れている状態の各電池モジュールV1〜V5の電圧が、それぞれ、順番に正確に計測される。
【0038】
この場合、奇数番目である第1、第3、第5の各コンデンサC1、C3、C5の電圧のそれぞれの計測値に対して、偶数番目である第2、第4の各コンデンサC2、C4の電圧のそれぞれの計測値は、極性が反転しているが、偶数番目の各コンデンサC2、C4の計測電圧の極性は、それぞれ極性補正手段40によって反転され。これにより、各コンデンサC1〜C5の計測電圧の極性が一致される。
【0039】
なお、極性補正手段40は、スイッチを用いた周知の回路により構成される。
【0040】
このように、本発明の積層電圧計測装置では、電池モジュールV1〜V5の直列回路と電圧計測回路30との間には、電池モジュールV1〜V5の個数の2倍強と比較的少ない個数のスイッチ素子を用いて、各電池モジュールV1〜V5にそれぞれ同一の電流が流れた状態の電圧を正確に検出することができる。
【0041】
図3は、本発明の積層電圧計測装置の他の例を示す回路図、図4はその積層電圧計測装置におけるスイッチ動作を示すタイミングチャートである。
【0042】
この積層電圧計測装置は、図1に示す積層電圧計測装置における容量手段としての各コンデンサC1〜C5が、直列接続された一対の容量が等しいコンデンサ素子Ca1およびCb1〜Ca5およびCb5によって、それぞれ構成されている。
【0043】
電圧計測回路30は、差動入力型のオペアンプ31を有しており、各コンデンサC1〜C5におけるそれぞれのコンデンサ素子Ca1およびCb1〜Ca5およびCb5の中間接続点は、第3のマルチプレクサ20Cを介して電圧計測回路30の基準電圧入力端子に接続されている。
【0044】
第3のマルチプレクサ20Cは、第1〜第5の各コンデンサC1〜C5に対応して設けられた5個の切替スイッチ21′〜25′を有しており、各切替スイッチ21′〜25′は、通常は、オフ状態になっており、各コンデンサC1〜C5の両側の各端子を電圧計測回路30の一対の各入力端子にそれぞれ接続するタイミングでオン状態に制御される。そして、第3のマルチプレクサ20Cの全ての切替スイッチ21’〜25’が、電圧計測回路30におけるオペアンプ31の基準電圧入力端子に、一括して接続されている。
【0045】
その他の構成は、図1の積層電圧計測装置と同一に構成されている。
【0046】
このような構成の積層電圧計測装置では、第1のマルチプレクサ20Aの各切替スイッチ21、23、25、並びに第2のマルチプレクサ20Bの各切替スイッチ22、24、26がオン状態に制御されると、各コンデンサC1〜C5の両側の各端子が電圧計測回路30の各入力端子にそれぞれ接続され、電圧計測回路30によって、各コンデンサC1〜C5の各電圧が順番に計測されるが、各コンデンサC1〜C5の電圧計測時に、対応する切替スイッチ21′〜25′がそれぞれオン状態に制御される。
【0047】
各コンデンサC1〜C5には、第2のスイッチング回路20の各切替スイッチ21〜26がオン制御される際に、リーク電流が流れる。このリーク電流は、各切替スイッチ21〜26のオフ容量に起因するものであり、コモンノイズと呼ばれ、計測される電圧の誤差要因となるが、各コンデンサC1〜C5の電圧計測時に、対応する切替スイッチ21′〜25′がそれぞれオン状態に制御されることにより、そのコモンノイズを低減することができる。
【0048】
例えば、第1コンデンサC1の電圧計測時に、第3マルチプレクサ20Cの切替スイッチ21’がオン制御されると、その第1コンデンサC1を構成するコンデンサ素子Ca1およびCb1の中間接続点が、電圧計測回路30の基準電位端子と接続される。これにより、各切替スイッチ21および22のオフ容量に起因するリーク電流が、コンデンサ素子Ca1およびCb1を対称的に流れ、電圧計測回路30の基準電位として印加される。この状態で、第1コンデンサC1の各電圧が、電圧計測回路30の差動入力型のオペアンプ31によって計測されることにより、リーク電流が相殺され、コモンノイズが低減される。
【0049】
第2〜第5の各コンデンサC2〜C5の電圧を計測する場合にも、同様にして、コモンノイズが低減される。
【0050】
従って、本実施形態の積層電圧計測装置は、スイッチング回路20を構成する各切替スイッチのオフ容量が大きい場合、高周波ノイズが大きい場合等においても、各コンデンサC1〜C5の電圧を高精度で計測することができる。
【0051】
図5は、本発明の積層電圧計測装置における第1のスイッチング回路の各サンプルスイッチ11〜16、第2のスイッチング回路20の各切替スイッチ21〜26、21’〜25’として、それぞれ好適に使用される半導体リレー素子の回路図である。
【0052】
この半導体リレー素子50は、発光素子としてのLED51と、このLED51から発せられる光信号を受光する光電素子52とを有しており、光電素子52の出力によって、一対のMOSトランジスタ53および54がオンされるようになっている。このような構成の半導体リレー素子50は、LED51と光電素子52とを絶縁状態で配置することができるために、HEVのシャーシに対して絶縁状態で配置される高電圧電池Vと、シャーシにボディアースされる電圧計測回路30とが電気的に絶縁された状態であっても、相互に信号を送受信することができる。
【0053】
また、この半導体リレー素子50は、高オフ耐性および低オン抵抗等のスイッチ特性にも優れているために、第1のスイッチング回路10の各サンプルスイッチ11〜16、第2のスイッチング回路20を構成する各切替スイッチ21〜26、21’〜25’として好適に使用することができる。
【0054】
なお、このような構成の半導体リレー素子50は、オフ容量が大きいが、第2スイッチング回路20における各切替スイッチ21〜26として使用する場合には、図3に示す積層電圧計測装置の構成とすることにより、オフ容量によるコモンノイズが低減されるために好ましい。
【0055】
なお、上述の実施形態では、容量素子としてコンデンサを用いたが、各電池モジュールの電圧に対応した電圧を得ることができるものであれば、特に限定されものでなく、他の容量素子を使用するようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】
本発明の積層電圧計測装置は、このように、直列接続された複数の電圧源の各電圧が、各電圧源に対応して設けられた容量手段にそれぞれ同時に充電されるようになっているために、直列接続された複数の電圧源を流れる電流値が変動するような場合にも、各電圧源に等しい電流が流れているときの各電圧源の電圧を、それぞれ正確に計測することができる。従って、各電圧源の電圧を計測して、各電圧源の異常等を高精度で検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層電圧計測装置の実施形態の一例を示すの回路図である。
【図2】その積層電圧計測装置の動作説明のたるのタイミングチャートである。
【図3】本発明の積層電圧計測装置の実施形態の他の例を示す回路図である。
【図4】その積層電圧計測装置の動作説明のためのタイミングチャートである。
【図5】本発明の積層電圧計測装置として好適に使用される半導体リレー素子の回路図である。
【符号の説明】
V 高電圧電池
V1〜V5 電圧源
C1〜C5 コンデンサ
10 第1のスイッチング回路
11〜16 サンプルスイッチ
20 第2のスイッチング回路
20A、20B、20C マルチプレクサ
21〜26、21′〜25′ 切替スイッチ
30 電圧計測回路
40 極性補正手段
50 スイッチ素子

Claims (7)

  1. 直列接続されたN個の電圧源を有し、ハイブリッド電気自動車に搭載されて、走行時に充電と放電とが切り替えられる高電圧電池の前記各電圧源のそれぞれの電圧を走行時に計測する積層電圧計測装置であって、
    それぞれが相互に直列接続されるとともに、前記各電圧源の電圧がそれぞれに印加されように設けられたN個の容量手段と、
    前記各電圧源の電圧を、前記各電圧源に対応する前記各容量手段に対して、同一のタイミングでそれぞれ印加する第1スイッチング手段と、
    前記各容量手段に印加された電圧をそれぞれ計測する電圧計測手段と、
    前記各容量手段を、該電圧計測手段に対してそれぞれ順番に接続する第2スイッチング手段と、
    を具備することを特徴とする積層電圧計測装置。
  2. 前記第1スイッチング手段は、前記N個の電圧源が直列接続された回路の各端部と、前記N個の容量手段が直列接続された回路の各端部との間にそれぞれ設けられた2個のサンプルスイッチと、相互に直列接続された各一対の前記電圧源の接続部と、相互に直列接続された各一対の前記容量手段の接続部との間にそれぞれ設けられたN−1個のサンプルスイッチとを有しており、これらN+1個のサンプルスイッチが同じタイミングにてオンオフ制御される請求項1記載の積層電圧計測装置。
  3. 前記第2スイッチング手段は、直列接続された前記N個の容量手段における奇数番目の容量手段のそれぞれの正極側の端子と、前記電圧計測手段の一対の入力端子の一方との間に接続された切替スイッチを有する第1のマルチプレクサと、偶数番目の容量手段のそれぞれの正極側の端子と、前記電圧計測手段の一対の入力端子の他方との間に接続された切替スイッチを有する第2のマルチプレクサとを有しており、N個の各容量手段がそれぞれ順番に前記電圧計測手段に接続されるように、前記第1および第2の各マルチプレクサの1つの切替スイッチがそれぞれ選択されて、同一のタイミングでオンオフ制御される請求項1記載の積層電圧計測装置。
  4. 前記電圧計測手段には、計測される電圧の極性を反転させる極性補正手段が設けられている請求項1記載の積層電圧計測装置。
  5. 前記各容量手段が、直列接続された一対の容量素子によってそれぞれ構成されるとともに、前記電圧計測手段が差動入力型になっており、前記第2スイッチング手段には、前記電圧計測手段に接続された容量手段の前記一対の容量素子の中間接続点と前記電圧計測手段の基準電位点とを選択的に接続する第3のマルチプレクサを具備する請求項1記載の積層電圧計測装置。
  6. 前記第1スイッチング手段の各サンプルスイッチが、MOSトランジスタを光信号にて駆動する半導体リレー素子によってそれぞれ構成されている請求項1記載の積層電圧計測装置。
  7. 前記第2スイッチング手段の各切替スイッチが、MOSトランジスタを光信号によって駆動する半導体リレー素子によってそれぞれ構成されている請求項1記載の積層電圧計測装置。
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