JP5573274B2 - 熱転写シート - Google Patents
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Description
図1に本発明の熱転写シートである一つの実施形態を示す。基材シート1の一方の面に、プライマー層2、耐熱滑性層3を順次積層し、該基材シート1の他方の面に、イエロー染料層41、マゼンタ染料層42、シアン染料層43の3種の染料層4と、熱転写性保護層5を基材シート1の流れ方向に、面順次に繰り返し設けた構成である。
(基材シート)
本発明の熱転写シートを構成する基材シート1としては、従来公知のある程度の耐熱性と強度を有するものであればいずれのものでも良く、例えば、0.5〜50μm、好ましくは3〜10μm程度の厚さのポリエチレンテレフタレートフィルム、1,4−ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリフェニレンサルファイドフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリサルホンフィルム、アラミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、セロハン、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ナイロンフィルム、ポリイミドフィルム、アイオノマーフィルム等の樹脂フィルムの他に、コンデンサー紙、パラフィン紙等の紙類や不織布等、又は紙や不織布と樹脂との複合体であってもよい。
本発明の耐熱滑性層と基材シートとの間にあるプライマー層2は、架橋剤と水酸基を有するバインダー樹脂からなる構成である。その水酸基(OH)を有するバインダー樹脂は、例えば、ポリビニルアセタール、ポリビニルアセトアセタール、ポリビニルアルコール、ポリエステル、ポリアクリル酸エステル、ポリウレタン、ポリアクリレート、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエーテル、セルロース樹脂などが挙げられる。これらの中でも、ポリビニルブチラール等のポリビニルアセタールや、ポリビニルアルコールが、基材シートと耐熱滑性層との接着性、さらに適度な可撓性と耐熱性を有する点で、好ましく用いられる。
耐熱滑性層3は、印画時におけるサーマルヘッドの走行性、耐熱性等を向上させる目的で、形成されるが、本発明では、耐熱滑性層は水酸基を有さないバインダー樹脂と滑剤とを含有する構成である。それに対して、隣接するプライマー層が、架橋剤と水酸基を有するバインダー樹脂からなる構成であり、プライマー層自体が単独で架橋硬化することにより、適切な耐熱性が得られる。そして、耐熱滑性層自体は、隣接するプライマー層に有する架橋剤とは全く反応せずに、適度な可撓性と耐熱性を有したものである。
基材シートの耐熱滑性層の設けられている面の他方の面に形成される熱転写性色材層である染料層4は、昇華性染料を含む層である。その昇華型染料としては、従来、公知の熱転写シートに使用されている染料は、いずれも本発明に使用可能であり、特に限定されない。これらの染料としてはジアリールメタン系、トリアリールメタン系、チアゾール系、メロシアニン等のメチン系、インドアニリン系、アセトフェノンアゾメチン,ピラゾロアゾメチン,イミダゾルアゾメチン,ピリドンアゾメチン等のアゾメチン系、キサンテン系、オキサジン系、ジシアノスチレン,トリシアノスチレンに代表されるシアノメチレン系、チアジン系、アジン系、アクリジン系、ベンゼンアゾ系、そしてピリドンアゾ,チオフェンアゾ,イソチアゾールアゾ,ピロールアゾ,ピラゾールアゾ,イミダゾールアゾ,チアジアゾールアゾ,トリアゾールアゾ,ジスアゾ等のアゾ系、スピロピラン系、インドリノスピロピラン系、フルオラン系、ローダミンラクタム系、ナフトキノン系、アントラキノン系、キノフタロン系等があげられる。具体的には次のような染料が用いられる。
C.I.ディスパースブルー24,56,14,301,334,165,19,72,87,287,154,26,354
C.I.ディスパースレッド135,146,59,1,73,60,167
C.I.ディスパースオレンジ149
C.I.ディスパースバイオレット4,13,26,36,56,31
C.I.ソルベントイエロー56,14,16,29
C.I.ソルベントブルー70,35,63,36,50,49,111,105,97,11
C.I.ソルベントレッド135,81,18,25,19,23,24,143,146,182
C.I.ソルベントバイオレット13
C.I.ソルベントブラック3
C.I.ソルベントグリーン3
また基材シートの耐熱滑性層の設けられている面の他方の面に形成される熱転写性色材層として、熱溶融性着色インキ層を形成することができる。この熱溶融性着色インキ層は、以下の熱溶融性着色インキから形成される。本発明において用いられる熱溶融性着色インキは、着色剤とビヒクルからなり、更に必要に応じて種々の添加剤を加えたものである。着色剤としては、有機または無機の顔料あるいは染料のうち、記録材料として要求される着色濃度を有し、光、熱、温度等により変褪色しないものが好ましい。また加熱により発色するような物質や、被転写体に塗布されている物質と接触することにより発色するような物質を用いることもできる。そして、着色剤は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等の他に、種々の色の着色剤を使用することができる。
本発明の熱転写シートに設けられる熱転写性保護層5は、基材シート上に加熱により転写可能な保護層を有したもので、同一の基材シート上に、面順次に形成された熱転写性色材層により、受像シートに熱転写画像を形成した後に、該熱転写画像を覆うように、その保護層を転写して、印画物が形成される。この保護層は、少なくとも1層以上の熱転写性樹脂層から構成され、従来から保護層形成用樹脂として知られている各種の樹脂で形成することができる。保護層形成用樹脂としては、例えば、熱可塑性樹脂として、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリルウレタン樹脂、エポキシ系樹脂、フェノキシ樹脂、これらの各樹脂をシリコーン変性させた樹脂、これらの各樹脂の混合物や、電離放射線硬化性樹脂、紫外線遮断性樹脂等を例示することができる。このほかに必要に応じて、紫外線吸収剤、有機フィラーおよび/または無機フィラーを適宜添加することが出来る。
保護層における剥離層は、バインダー樹脂により構成される。バインダー樹脂としては、この分野で使用されている公知の熱可塑性樹脂及び熱硬化型樹脂を広く使用できる。熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリメタクリル酸、ポリメタクリルアミド、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリル系樹脂;ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール等のビニル系樹脂;エチルセルロース、ニトロセルロース、酢酸セルロース等のセルロース誘導体等が挙げられる。上記の熱可塑性樹脂の中でも、特にポリメタクリル酸メチルなどのアクリル系樹脂が、好ましく用いられる。それは、保護層の熱転写の際、加熱温度などの印加エネルギーが増大しても、保護層の転写が安定して行なえるからである。
本発明における熱転写シートでは、上記の保護層や剥離層の表面に、被転写体である印画物への転写性、接着性を良好にするために、接着層を設けることができる。この接着層は、従来公知の粘着剤や感熱接着剤がいずれも使用できるが、ガラス転移温度(Tg)が40℃〜80℃の熱可塑性樹脂から形成することがより好ましく、例えば、ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、アクリル樹脂、紫外線遮断性樹脂、ブチラール樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂等の如く熱時接着性の良好な樹脂から、適当なガラス転移温度を有するものを選択することが好ましい。
本発明における熱転写シートは、基材シートと剥離可能な、少なくとも1層以上からなる熱転写性樹脂層の保護層が設けられてなる構成であるが、基材シートと熱転写性保護層との間に、離型層を設けることもできる。このように離型層を設けることにより、基材シートから熱転写性保護層を剥離し易くできる。離型層は、加熱の際に基材シートから剥離せず、被転写体の印画物には転写されない。したがって、この離型層の熱転写性保護層と接する面が、剥離面(離型面)となり、印画物の保護層表面となる。
(実施例1)
厚さ6μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの基材シートの一方の面に、グラビアコーターを用い、下記プライマー層用塗工液1を固形分換算で0.45g/m2の割合で、塗布、乾燥させ、プライマー層を形成し、さらに下記耐熱滑性層用塗工液を固形分換算で0.65g/m2の割合で、上記プライマー層の上に塗布、乾燥させ、耐熱滑性層を形成した。
・ポリビニルアルコール(日本合成化学(株)製、商品名ゴーセノールGH−23 重合度;2300、ケン化度;86.5〜89.0、固形分100%) 2.67部
・チタンキレート剤(マツモトファインケミカル社製、商品名オルガチックスTC−300、固形分42.0%) 5.55部
・水 45.89部
・変性エタノール 45.89部
・ポリアミドイミド 13部
(商品名バイロマックスHR−15ET、東洋紡績(株)製、固形分25%)
・ポリアミドイミドシリコーン樹脂 13部
(商品名バイロマックスHR−14ET、東洋紡績(株)製、固形分25%)
・シリコーンオイル 0.7部
(KF965−100、信越化学工業(株)製、固形分100%)
・ステアリルリン酸亜鉛 2.6部
(LBT―1830精製、堺化学工業(株)製、固形分100%)
・ステアリン酸亜鉛 2.6部
(GF−200、日本油脂(株)製、固形分100%)
・タルク 2.6部
(ミクロエースP−3、日本タルク工業(株)製、固形分100%)
・ポリエチレンワックス 10部
(ポリワックスTM 1000、ベーカーペトロライト製)
・変性エタノール 32.8部
・トルエン 32.7部
・分散染料(ホロンブリリアントイエロー−S−6GL) 5.5部
・バインダー樹脂 4.5部
(ポリビニルアセトアセタール樹脂KS−5、積水化学工業(株)製)
・リン酸エステル系界面活性剤 0.1部
(プライサーフA208N、第一製薬工業(株)製)
・ポリエチレンワックス 0.1部
・メチルエチルケトン 45.0部
・トルエン 45.0部
・分散染料(MSレッドG) 1.5部
・分散染料(マクロレックスレッドバイオレットR) 2.0部
・バインダー樹脂 4.5部
(ポリビニルアセトアセタール樹脂KS−5、積水化学工業(株)製)
・リン酸エステル系界面活性剤 0.1部
(プライサーフA208N、第一製薬工業(株)製)
・ポリエチレンワックス 0.1部
・メチルエチルケトン 45.0部
・トルエン 45.0部
・分散染料(カヤセットブルー714) 4.5部
・バインダー樹脂
(ポリビニルアセトアセタール樹脂KS−5、積水化学工業(株)製) 4.5部
・リン酸エステル系界面活性剤 0.1部
(プライサーフA208N、第一製薬工業(株)製)
・ポリエチレンワックス 0.1部
・メチルエチルケトン 45.0部
・トルエン 45.0部
<剥離層用塗工液>
・ポリメチルメタクリル酸(PMMA、三菱レイヨン(株)製 ダイヤナールBR−87、重量平均分子量25000) 20部
・メチルエチルケトン 40部
・トルエン 40部
<接着層用塗工液>
・ポリエステル樹脂(バイロン700、東洋紡績(株)製) 27部
・(UVA)含有アクリル樹脂(PUVA−50M−40TM、大塚化学(株)製) 7部
・UVA化合物(チヌビン900、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製)3.5部
・シリカフィラー(サイリシア310P,富士シリシア(株)製) 0.5部
・メチルエチルケトン 31部
・トルエン 31部
実施例1で作製した熱転写シートにおいて、プライマー層用塗工液1を、下記のプライマー層用塗工液2に変更し、固形分換算で0.40g/m2の割合で、塗布、乾燥させ、プライマー層を形成し、その他は実施例1と同様にして、実施例2の熱転写シートを作製した。
<プライマー層用塗工液2>
・ポリビニルブチラール(積水化学工業(株)製、商品名エスレックBL−1、固形分100%、数平均分子量約19000、Tg66℃) 2.63部
・チタンキレート剤(マツモトファインケミカル社製、商品名オルガチックスTC−401、固形分65.0%) 3.77部
・トルエン 46.80部
・2−プロパノール 46.80部
実施例2で作製した熱転写シートにおいて、プライマー層用塗工液2で、固形分換算の塗布量を0.96g/m2の割合で、塗布、乾燥させ、プライマー層を形成し、その他は実施例2と同様にして、実施例3の熱転写シートを作製した。
実施例1で作製した熱転写シートにおいて、プライマー層用塗工液1を、下記のプライマー層用塗工液3に変更し、固形分換算で0.60g/m2の割合で、塗布、乾燥させ、プライマー層を形成し、その他は実施例1と同様にして、実施例4の熱転写シートを作製した。
<プライマー層用塗工液3>
・ポリビニルブチラール(積水化学工業(株)製、商品名エスレックBX−1、固形分100%、数平均分子量約100000、Tg90℃) 8.11部
・燐酸エステル(第一工業製薬(株)製、商品名プライサーフA208N、固形分100%) 1.49部
・イソシアネート(DIC(株)製、商品名バーノックD−750、固形分45%)
5.40部・トルエン 42.5部
・メチルエチルケトン 42.5部
実施例1で作製した熱転写シートにおいて、プライマー層用塗工液1を、下記のプライマー層用塗工液4に変更し、固形分換算で0.30g/m2の割合で、塗布、乾燥させ、プライマー層を形成し、その他は実施例1と同様にして、比較例1の熱転写シートを作製した。
<プライマー層用塗工液4>
・ポリエステル(東洋紡績(株)製、商品名バイロナールMD−1245、固形分30%) 15.21部
・水 42.40部
・2−プロパノール 42.39部
実施例1で作製した熱転写シートにおいて、プライマー層用塗工液4で、固形分換算の塗布量を0.23g/m2の割合で、塗布、乾燥させ、プライマー層を形成し、その他は実施例1と同様にして、比較例2の熱転写シートを作製した。
実施例2で作製した熱転写シートにおいて、プライマー層用塗工液2で、固形分換算の塗布量を0.20g/m2の割合で、塗布、乾燥させ、プライマー層を形成し、その他は実施例2と同様にして、比較例3の熱転写シートを作製した。
実施例2で作製した熱転写シートにおいて、プライマー層用塗工液2で、固形分換算の塗布量を1.20g/m2の割合で、塗布、乾燥させ、プライマー層を形成し、その他は実施例2と同様にして、比較例4の熱転写シートを作製した。
<印画における損傷>
以下の条件にて、印画を行なった。
印画機;キャノン(株)製昇華転写プリンター(SELPHY CP710)
印画紙;キャノン(株)製昇華転写プリンター(SELPHY CP710)用の印画紙
熱転写シート;実施例1〜4、比較例1〜4で作製した熱転写シート
印画パターン;階調値255/255(印加エネルギー最大:黒画像)の画像パターン
更に、その印画物の印画部分を覆うように、各例の熱転写シートを用いて、上記の画像を形成したのと同じプリンターを用いて保護層を転写した。その際の、保護層転写前の上記の画像パターンの印画後の熱転写シートの破断の有無(熱転写シートのイエロー、マゼンタ、シアンの各染料層の部分と、図2:H部分(加熱部位))を目視にて調べた。評価は以下の基準にて行った。
1:印画後の熱転写シートに破断がかなり見られ、伸びもかなり見られる。
2:印画後の熱転写シートに破断が見られ、伸びも見られる。
3:印画後の熱転写シートに破断は少し見られるが、伸びはほとんど見られない。
4:印画後の熱転写シートに破断は少し見られるが、伸びは全く見られない。
5:印画後の熱転写シートに破断が全く見られず、伸びも全く見られない。
上記の各例で得られた保護層付きの印画物の最高濃度部分において、保護層表面の鏡面光沢度(GS(45°)、光線反射角度が45°の条件)を日本電色工業(株)製、GlossMeter VG2000を用いて、JIS Z−8741−1983に準拠して測定した。但し、光の入射をMD(流れ)方向の場合と、TD(流れと直交する)方向の2通りで、測定した。光沢度の評価は下記の基準にて行なった。
○;MD方向での光入射条件での光沢度が60%以上であり、印画物の表面光沢度が高く、優れている。
△;MD方向での光入射条件での光沢度が57%以上60%未満であり、印画物の表面光沢度が高いレベルであるが、「○」のものと比べると、見劣りする。
×;MD方向での光入射条件での光沢度が56%以下であり、印画物の表面光沢度が低く、外観が劣っている。
上記の各例で得られた保護層付きの印画物の最高濃度部分において、すなわち3色(イエロー、マゼンタ、シアン)重ねの黒色部分の最高濃度を、マクベス反射濃度計RD−918にて、黒色の反射濃度で測定した。濃度の評価は下記の基準にて行なった。
<評価基準>
○;印画物の最高反射濃度が1.9以上であり、反射濃度が高く、優れている。
×;印画物の最高反射濃度が1.8未満であり、反射濃度が低く、劣っている。
2 プライマー層
3 耐熱滑性層
4 染料層
5 熱転写性保護層
6 サーマルヘッド
7 熱転写シート
8 熱転写受像シート
41 イエロー染料層
42 マゼンタ染料層
43 シアン染料層
H 破断評価部位
S 加熱部位
Claims (3)
- 基材シートの一方の面に熱転写性色材層と熱転写性保護層が、面順次に繰り返し形成され、前記基材シートの他方の面にプライマー層を介して耐熱滑性層が形成されている熱転写シートにおいて、前記プライマー層が、架橋剤と水酸基を有するバインダー樹脂からなり、かつ前記耐熱滑性層は水酸基を有さないバインダー樹脂と滑剤とを含有し、前記プライマー層の塗布量が、0.4g/m2以上1.0g/m2以下であることを特徴とする熱転写シート。
- 前記プライマー層に含有する架橋剤が、チタンキレート剤、またはイソシアネート化合物であることを特徴とする請求項1に記載の熱転写シート。
- 前記プライマー層に含有する水酸基を有するバインダー樹脂が、ポリビニルアルコール樹脂またはポリビニルブチラール樹脂であることを特徴とする請求項1または2に記載の熱転写シート。
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