JP5571443B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明はパチンコ遊技機等の遊技機に装備されて電飾機能を発揮するイルミネーションユニットに関する。
パチンコ機、アレンジボール等の遊技機においては、従来から、単なる照明効果のみならず、遊技盤上における遊技状態の変化等の状況変化を視覚的に表現、報知したり、遊技進行上での電飾効果を図る等の目的から、盤面、盤面部品、その他任意の部位にLEDランプやフィラメント式ランプ等の光源を配置している。
また、人物、動物、アニメのキャラクタ等を象った盤面部品にチップLEDを搭載し、遊技の進行に応じてLEDを発光させることによって遊技進行上特徴的な演出効果を発揮させるようにした電飾装置も知られている。
LEDは発光面積が小さいいわゆる点光源であるため、広い照明面積を得るためには、盤面部品に搭載するLED数を増やしたり、導光板、拡散フィルム等を用いて光を拡散する必要がある。しかし、LED数の増大は設置スペース、重量制限などから限界があり、また導光板等を用いて光を拡散するに際しては厚さ寸法が増大するという問題が発生する。
例えば特許文献1(特開2005−204797公報)には、点光源としての光源ランプ(トップビュータイプLED)の前面側に配置された透光性のカバー部材の面に、透光性及び光拡散性を有したフィルムを添設すると共に、カバー部材の前方にレンズを配置することにより、点光源からの光を拡散させるようにした発光飾り装置が開示されている。
しかし、正面から見た場合にレンズの中心部に位置するトップビュータイプLEDからの発光が強く視認される点光りを解消することは依然として困難である。また、このようなトップビュータイプLEDからの光を拡散させるためには、LEDとカバー部材の内側面との間に十分なギャップを確保する必要があって全体厚みが増大するため、薄型化を求められる電飾装置に適用することが難しかった。
特開2005−204797公報
このようにチップLEDを用いた電飾装置において、発光光量を増大し、発光範囲を拡大するためには、使用するLEDの個数を増大することが最も容易な対策ではあるが、電飾装置の重量増、コストアップをもたらすため得策ではない。つまり、電飾装置に使用可能なLEDの個数は、レイアウト上、制約されることが多い。
チップLEDは点光源であるため、LEDからの出射光のビーム径を大幅に上回る面積を有した導光板に出射した場合、導光板よる拡散作用だけでは光を均一、且つ広い範囲に亘って拡散することが困難であり、前方から導光板を視認した際にLED近傍の輝度が高く、LEDから遠くなるほど輝度が低くなる光量ムラ、輝度ムラが認識され易い。
また、チップLEDからの光を拡散させるためには、LEDと導光板の内側面との間に十分なギャップを確保する必要があり全体厚みが増大するため、薄型化を求められる電飾装置に適用することが難しかった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、点光りという欠点を有したLEDを用いながらも、導光板の正面への出射光範囲を広く拡散させるとともに、点光りを有効利用して演出効果を高めるようにしたイルミネーションユニットを提供することを目的としている。
また、本発明はLEDと導光板との間のギャップを可能な限り減縮することにより、薄型化を達成することを目的としている。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、レンズユニットを備えた遊技機であって、前記レンズユニットは、LEDと対向して離間配置され該LEDからの出射光を受光して内部に入射させる受光領域と、前記受光領域の外径側に略同心円状に交互に連続した複数の突条及び溝から成る凹凸反射面を備えた拡散内反射領域と、前記受光領域と対向配置された第1出射領域と、該第1出射領域の外径側に延在し、前記拡散内反射領域からの反射光出射させる第2出射領域と、を有し、前記第1出射領域は、前記LED側へ凹陥した平坦な中心部と、該中心部の外径側に形成された湾曲出射面と、を備え、前記出射光の中心部の光を略無反射で前記受光領域の中心部を透過させて前記第1出射領域の中心部を点発光させる第1の発光領域と、前記受光領域から入射した前記出射光の一部を前記受光領域の一部で一次内反射させて前記第1の発光領域の面発光よりも外径側の前記湾曲出射面を面発光させる第2の発光領域と、前記受光領域から入射した前記出射光の一部を前記拡散内反射領域の一部で一次内反射させて前記第2の発光領域の面発光よりも外径側の前記第2出射領域を面発光させる第3の発光領域と、前記受光領域から入射した前記出射光の一部を前記第1出射領域の一部で一次内反射させてから前記第2出射領域で二次内反射させ、更に前記拡散内反射領域の前記凹凸反射面にて三次内反射させて前記第3の発光領域の面発光よりも外径側の前記第2出射領域を面発光させる第4の発光領域と、を備える遊技機を特徴とする。
また、請求項2の発明は、前記拡散内反射領域を構成する前記凹凸面は、任意の周方向ピッチにて段差状に不連続に形成されている請求項1に記載のレンズユニットを特徴とする。
また、請求項3の発明は、前記各突条の前記三次内反射面と対向する他の側面は非内反射面であり、前記LEDからの発光時に該非内反射面と対面する前記第2出射領域は陰影となる請求項1又は2に記載のレンズユニットを特徴とする。
本発明によれば、導光体の受光領域で受光した光の一部を正面側に直進させるとともに、さらに一部の光を、受光領域の外径側に設けた略同心円状に交互に連続した突条及び溝から成る凹凸反射面を備えた拡散内反射領域に導いてから前記受光領域と対向配置された対向出射領域から出射させることにより、導光板の正面への出射光範囲を広く拡散させるとともに、点光りを有効利用して演出効果を高めることが可能である。
本発明を適用したパチンコ遊技機の遊技盤面(遊技盤ユニット)を示す正面図。 本発明を適用したパチンコ遊技機の遊技盤面(遊技盤ユニット)を示す正面図。 図2に示した可動役物であるイルミネーションユニットを示す図。 イルミネーションユニットの分解図。 可動役物の駆動機構を説明する図。 図4に示す第1の羽根部を構成するアウターレンズを示す図。 第1の羽根部を構成するインナーレンズを示す図。 図4のA−A線における断面図。 個々の導光体を示す図。 個々の導光体を示す図。 個々の導光体を示す図。 本発明の導光体における光の経路を説明する図。 導光体における発光領域と陰影領域を示す正面図。 インナーレンズ上にさらに、アウターレンズを重ねた場合を示す断面図。 第2の羽根部を示す図。 図4のB−B線における断面図。 図16において実際にLEDから光を出射させた場合の光の光路を示す図。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1、図2は、本発明を適用したパチンコ遊技機の遊技盤面(遊技盤ユニット)を示す正面図である。
図1において、遊技盤100における遊技領域101の周囲には、外レールR1及び内レールR2が設けられている。これら外レールR1及び内レールR2は、遊技盤100の下方に設けた図示しない発射装置から発射された遊技球を遊技領域101の上部に案内したり、アウト口118に案内したりする。
遊技領域中央には、画像表示器111が配置されている。画像表示器111は、例えば、液晶表示装置等の液晶表示パネルにより構成され、特別図柄に応じた装飾図柄、例えば数字図柄、アルファベット図柄、キャラクタ図柄等の画像が表示される。また、所謂リーチ状態や特別遊技状態の時は、それぞれの遊技状態であることを示す演出画像等も表示される。
なお、画像表示器111の上方に設けた収容部120の背面側には、鳳凰を象った可動役物が収容されており、パチンコ遊技機における演出にあわせて、図2に示すように収容部120から出没させる。
この可動役物は、内部基板にLED(Light Emission Diode)を組み込むことで発光可能とした本発明のイルミネーションユニットである。
画像表示器111の下方中央には、第1始動口113が配置されている。第1始動口113は、遊技球が入賞したときに、第1特別図柄を変動表示させる権利を発生させる。
また遊技盤100の中央領域であって、画像表示器111の中央直下には、変動入賞装置として、左右一対の開閉爪(可動片)を有する電動式チューリップ(以下、「電チュー」と称する)114が配置されている。電チュー114は、第2始動口として機能しており、遊技球が入賞したときに、第2特別図柄を変動表示させる権利を発生させる。
電チュー114は、普通図柄が所定態様で停止したときに所定時間、開成動作するように構成されている。
また遊技盤100の右側領域には、普通図柄を作動させるためのゲート115が設けられている。
更に遊技盤100の右側領域であって、第1始動口の右側には、特別遊技状態のときに開成状態になる大入賞装置の大入賞口116が配置されている。
更に、遊技盤100の遊技領域101には、一般入賞口117が配置されていると共に、風車や図示しない多数の遊技釘が突設されている。遊技釘は、遊技球の落下速度を遅くすると共に、落下方向を複雑に変化させて遊技進行上の興趣を高めている。
図3は、図2に示した可動役物であるイルミネーションユニット10を示す図であり、図4は、イルミネーションユニット10の分解図である。
図3、図4に示すように、本発明のイルミネーションユニットは、鳳凰の羽根先端部を象った第1の羽根部11、15と、鳳凰の頭部及び胴体を象った胴部13と、鳳凰の胴体から延びる羽根本体部を象った第2の羽根部12、14と、から構成されている。図5において詳述するが、イルミネーションユニット10において、第1の羽根部11、15は、第2の羽根部12、14に対して、それぞれ軸部16−1、16−2を中心として回動可能に接続されている。さらに、第2の羽根部12、14も、胴部13に対して軸部17−1、17−2を中心として回動可能に接続されている。
なお、第1の羽根部11、15及び胴部13の正面側には、一面に亘って複数の微細な凸部41が多数形成されている。後に説明するように、背面に設けたLEDの光を受けて、これら凸部41の一つ一つが発光する。
図5は、イルミネーションユニットの駆動機構を説明する図であり、(a)は収容状態を示す正面図、(b)はその背面図、(c)は、動作状態を示す正面図、(d)は、動作状態を示す背面図である。
図5に示すように、鳳凰を象った本発明の可動役物であるイルミネーションユニット10は、上下方向に長い略長方形のベース部材17によって支持されており、またベース部材17の上部に設けた左右の軸部70a、70bによって一端部を上下方向へ回動自在に軸支された略L字形の一対のアーム71a、71bの他端部が第1の羽根部11、15の先端部に設けた軸部11a、15aによって回動自在に軸支されている。
このため、一対のアーム71a、71bが同期して上下方向へ回動する過程で、第1の羽根部11、15が上下方向へ開閉動作するため、第1の羽根部11、15の基部に対して図4に示す軸16−1、16−2により軸支された第2の羽根部12、14も連動して上下方向へ開閉動作する(図5(c))。
つまり、第1の羽根部11、15、第2の羽根部12、14からなる折り畳み式の羽根は、アーム71a、71bの回動によって図5(a)(b)に示した収納位置と図5(c)(d)に示した開放位置との間を動作する。
なお、図5(a)(b)に示す収納位置にある場合、イルミネーションユニット10は、図1に示すように収納部120の背面側に隠れているが、図5(c)(d)に示す開放位置にある場合、図2に示すように収納部120の外に現れる。
なお、イルミネーションユニット10を支持するベース部材17は、その左右両側端に設けたレール部16を介して図示しない支持部により上下動可能に支持されている。
なお、以下に説明する駆動機構によってベース部材17及びイルミネーションユニット10は上下動するが、イルミネーションユニット10が下降する際に、図示しない支持部に設けた左右一対のストッパ72a、72b(図5(c))が各アーム71a、71bと当接してアームを開放動作させる。
鳳凰は、駆動機構によって全体として上下動すると共に、上昇位置においては羽根が本体部の両側方に折り畳まれた収納状態となり、下降位置においては羽根が開放した開放状態となる。
以下に、図5(b)(d)を使用してイルミネーションユニット10を駆動する駆動機構を説明する。
駆動機構は、固定部としての、上述の図示しない支持部に固定されたモータ81と、モータ81の出力軸により軸心を支持された出力ギア82と、支持部によって回転自在に軸支されると共に出力ギア82と常時噛合する大径のギア83と、ギア83の前面側に配置されてギア83の回転によって上下動し、且つ左右両側縁にラックギア74a、74bを有した略矩形のスライドギア片73と、ギア83よりも下方の支持部に設けた軸部によって回転自在に軸支され且つスライドギア片73が上下動する移動経路において常時各ラックギア74a、74bと噛合する左右一対のギア84、85と、左右一対のギア84、85の下方の支持部により回転自在に軸支され且つ各ギア84、85と常時噛合する左右一対のギア86、87と、左右一対のギア86、87の下方の支持部により回転自在に軸支され且つ各ギア86、87と常時噛合し、かつベース部材17下面に設けたラックギア75a、75bと常時噛合する左右一対のギア(最終ギア対)88、89と、を備えている。
なお、ベース部17の下面には略長方形状の突部が設けられており、ラックギア75a、75bは、この突部の左右両側縁に沿って設けられている。
また、図5(c)に示すように、ギア83の外周に沿った前面にはピン76が突設されており、このピン76はスライドギア片73の上部に設けた横長の長穴77に遊嵌している。このため、ギア83が一方向へ一回転する過程でピンが長穴77内を一往復し、その際にスライドギア片73が上下動する。
図5(d)に示すように、スライドギア片73が上下動すると、まずその左右側縁に設けたラックギア74a、74bと常時噛合するギア84、85に駆動力が伝達され、更に順次ギア86、87、ギア88、89に駆動力が伝達され、最後に88、89から鳳凰を支持するベース部材17下面に設けた左右一対のラックギア75a、75bに駆動力が伝達されてベース部材17及びイルミネーションユニット10が上下動する。
ところで、図4に示す第1の羽根部11、15は、LEDを実装した基板上に2つのレンズ部材(インナーレンズ、アウターレンズ)を積層した構成を有している。
図6は、図4に示す第1の羽根部を構成するアウターレンズを示す図であり、図7は、同じく第1の羽根部を構成するインナーレンズを示す図であり、図8は、図4のA−A線における断面図である。
図8に示すように、第1の羽根部11は、複数のトップビュータイプLED21を表面に実装したプリント基板(以下、単に基板とする)20と、各LED21と対向して離間配置されたインナーレンズ(第1のレンズユニット)30と、さらにインナーレンズ30の出射面に対向して設けたアウターレンズ(第2のレンズユニット)40と、から構成されている。
図6において、(a)は、正面側すなわち図8の断面図においてアウターレンズ40と対向する側から見た図、(b)は、LED21と対向する側から見た図であるが、図6、図8からわかるように、インナーレンズ30には、複数のレンズ(導光体)30aが、インナーレンズ30の羽根形状の一面に渡って設けられている。
図7において、(a)は、正面側から見た図であり、(b)は、図8の断面図において、インナーレンズの出射側と対向する側から見た図である。
図7、図8に示すように、アウターレンズ40には、正面側に突出した断面形状が円弧状の凸部41(図3、図4)に加え、インナーレンズ側の凸部41に対応した箇所にも、断面形状が円弧状の凸部42が設けられている。
正面側及びインナーレンズ側に突出した一対の突部からなるレンズ部の集合としてアウターレンズ40が構成されている。
すなわち、アウターレンズ40は、複数の略球状のレンズ部が一つの面に沿って多数隣接配置された構成を有している。
後に詳述するが、これらの凸部41、42が、インナーレンズから拡散して出射される光を収束し、かつ増幅して正面側に出射する役割を果たす。
最初に、インナーレンズ30の構成について説明する。
上記したように、インナーレンズ30は、複数の導光体30aの組み合わせによって構成されている。
図8は、複数の導光体30aを含むインナーレンズ30の断面図であるが、以下では、個々の導光体がLED21の出射光を導光するための構成について説明する。
図9、図10、図11は個々の導光体30aを示す図であり、図9の(a)は正面図、(b)は、側面図、(c)背面図である。また、図10は、導光体30aの斜視図である。
図8に示すように、導光体30aは、透明の樹脂からなって透光性を有し、LED21からの光を透過・導光する導光部30Aと、導光体30Aの基板側に形成されて、光を遮断・反射する遮光膜30Bと、を有する。
導光体30aのLED21との対向部には、導光部30Aに光を入光させるための受光領域31が設けられているが、当然受光領域31には、遮光部30Bは設けられていない。
導光部30Aの天面33側には、受光領域31と対向してLEDからの入射光の一部を正面に出射する対向出射領域32が設けられている。
対向出射領域32は、天面33側から基板20側に向けて凹落した凹所を有するが、これについて後述する。
図8乃至図10に示すように、導光部30Aの基板20側における受光領域31の外径側には、略同心円状に交互に連続した複数の突条(例えばV字突条)34及び突条34に挟まれた溝(例えばV字溝)からなる凹凸反射面34Aを有してLEDからの入射光のさらに一部を正面側に反射する拡散内反射領域37が設けられている。
なお、天面33の対向出射領域32の外径側における、拡散内反射領域37(凹凸反射面34A)と対向する箇所は、拡散内反射領域37からの反射光を正面側に出射する拡散出射領域35となる。この部分は、対向出射領域32とは異なって略平坦である。
図12は、本発明の導光体30aにおける光の経路を説明する図である。
図11と併せて、本発明の導光体の特徴的な形状により実現される光路を詳細に説明する。
LED21からの出射光は、ある程度の角度範囲(例えば120度程度)で拡がるため、図11に示す、LED21と対向する膨出部31aに加え、その外周に設けた凹部31b、その外周に突出させて設けた入射側壁31cから入射して導光体30aに入射する。
すなわち、受光領域31は、膨出部31a、凹部31b、側壁31cからなる。
受光領域31に入射する光は、以下に説明するように、主に4系統の光路を辿る。
(第1の光路)
図12(a)に示すように、LED21から出射された一部の光Aは、受光領域31の膨出部31aの曲面状の中心部(頂部)31dから導光体30a内部に入射する。
中心部31dでは、光Aはほとんど屈折されることなく、対向出射領域32のLED側に凹落した平坦な中心部32aに入射して、そのまま出射される。
この光Aは、ほとんど拡散していない収束光であり、強い点光りとなる。
また、光Aは、中心部32aに対してほぼ直角に入射するため、図12には図示していない基板20側に殆ど反射されることもない。
(第2の光路)
図12(b)に示すように、LED21から出射された一部の光Bは、膨出部31aの外周部に設けた凹部31bから導光体30a内部に入射する。
導光体内部30aに入射した光は、凹部31bと連続した内反射面(第1の1次内反射面)33aにより反射されて、対向出射領域の湾曲面32bに向かう。
光Bは、湾曲面32bで屈折し、光路を補正された上で(屈折して直進相当の方向性を確保される)、正面側に出射される。
すなわち、この場合、湾曲面32bは、出射面(湾曲出射面)として機能している。
(第3の光路)
図12(c)に示すように、LED21から出射された他の一部の光Cは、湾曲出射面31a及び内反射面33aよりも外径側且つ、膨出部31aを包囲するように突設された入射側壁31cに向かう。
垂直な入射側壁31cから導光体30a内部に入射し、入射側壁31cで屈折された光Cは、入射側壁31cのさらに外径側に形成された内反射面(第2の1次内反射面)33bに向かう。
内反射面33bで反射された光Cは、天面33に向かって進むが、光Cは、天面33で殆ど反射されることなく、拡散出射領域35としての天面33から正面側に出射される。
すなわち、内反射面33bは、入射側壁31cから入光する光を天面33に向けて反射させるのに十分な角度を入射側壁31cに対して有しており、かつ光Cが天面33で反射しない程度の角度で入射するのに十分な角度を天面33に対して有している。
(第4の光路)
図12(d)に示すように、LED21から出射された一部の光Dは、膨出部31aの中心部31dの外径側の位置する湾曲面(湾曲入射面)31eから、導光体30aに入射する。
入射側の湾曲面31eで湾曲面32bに向けて屈折された光Dは、湾曲面32bに入射するが、このとき、図12(b)に示した光Bの場合と異なり、湾曲面32bは、湾曲内反射面(第3の1次内反射面)として機能し、光Dは屈折して湾曲面32bから出射されることはない。
これは、湾曲面32bが、湾曲面31eから入射してくる光Dに対しては、臨界角(屈折が起こる最大の入射角)よりも大きな角度となるように形成されているためであり、光Dは、湾曲面32bで屈折されることなく、湾曲面32b外周の天面33に向けて反射されるのである。
光Dは、2次内反射面としての天面33において、さらに、3次内反射面としての凹凸反射面34A(拡散内反射領域37)に向けて反射される。
凹凸反射面34Aにおいて、光Dは、凹凸反射面34Aに形成された突条34のLED側(導光体30aの中心側)を向いた面34aに入射することになる。
面34aに入射した光は、そこで正面側(天面33側)に経路を修正されて、拡散出射領域35となる天面33から正面側に出射される。
LEDから湾曲面(湾曲入射面)31eへの入射時に屈折集光させているので、湾曲内反射面として用いる湾曲面32bの領域を最小限にすることが出来る。これにより、LEDの基板上での位置ズレによる分光を少ない空間で抑えることが出来る。
なお、導光体30aの外周側を向いた面34bは、天面33で反射される光の進行方向と対向していないため、光が入射・反射されることはない。従って、導光体30aにおいて、図9で示される面34bに該当する箇所については光が当たらず陰影が生じる。
図13は、導光体30aにおける発光領域と陰影領域を示す正面図である。
図13に示すように、面34aからは図12における光Dが出射するため、該当箇所が発光するが、面34bには光Dが当たらないために陰影が生じている。
また、対向出射領域の中心部32aは、上述のように強い点光りが生じる。
対向出射領域の湾曲面32bにおける光B、拡散出射領域35における光C、光Dは面発光となる。
このように、上述したような形状を持つ本発明の導光体30aによっては、点光りを残して中心から強い光を発しつつ、全体的には、光を拡散させた面発光を実現することが出来る。
また、パチンコ遊技機に実装するために小型化・薄型化の要請がある上、図3、図4で説明したように、本発明の導光体が組み込まれるイルミネーションユニットは、折り畳み動作を行うため小型化の観点からは導光体に厚みをとることが難しい。
本発明の導光体によれば、光を複雑に内反射させることで、導光体自体を薄く保ったまま広い範囲で面発光をさせることが出来る。また、用いるLEDの数も少なくすることが出来る。
さらに、図9、図13からも分かるように、突条34のパターンを完全な同心円とせず、例えば突条34が任意の周方向ピッチにて段差状に不連続なパターンとし、さらに、例えば30度刻みでパターンを変えている。
同心円とすると、突条34のパターン、すなわち、面34aと面34bの光と影のパターンがリング状となり、これはパチンコ遊技機の演出上向かない場合ある。
本発明のように、突条を不連続に設けて光と影の部分が交互にずれて現れるようにしたことで、陰影がまばらなる。
このようにすることで、拡散出射領域からの発光をよりフラットな面として認識させることが出来る。
突条34のパターンを、連続なパターンの同心円とすると、光と影のパターンがリング状になり、リング同士の境界線がはっきりする。そうすると、発光パターンには、明確な個性やキャラクタ性が発生する。
キャラクタ性の強い発光パターンは、遊戯者の注意を過剰に惹きつけ、パチンコ遊技機における他の演出の効果を低減させる虞があり、本発明では、拡散出射領域からの発光を、よりキャラクタ性の薄いフラットな面として遊戯者に認識させることで、かかる問題を回避するようにしている。
図14は、インナーレンズ30上にさらに、アウターレンズ40を重ねた場合を示す断面図である。
図14では、インナーレンズ30の対向出射領域の中心部32aから出射される光Aと、拡散出射領域から出射される光Dのみを表示している。
図14に基づいて、アウターレンズ40の働きについて説明する。
上述したように、アウターレンズ40は、正面側に突出した断面形状が円弧状の凸部41(出射側突部)(図3、図4)に加え、インナーレンズ側の凸部41に対応した箇所にも、断面形状が円弧状の凸部(入射側突部)42が設けられている。
インナーレンズ30の対向出射領域の中心部32aから出射される点光りの光Aは、収束光ではあるが、すべての光Aが膨出部31aの頂部31dから入光するわけでないため、中心部32aからの出射光はある程度拡散する。
アウターレンズ40は、中心部32aからの出射光を凸部42から入射・屈折させて収束させ、さらに、正面側の凸部41から出射させる際にさらに屈折させて、収束した直進光とする。
このようにすることで、光Aの点光りをさらに強力な発光に増幅することが出来る。
また、拡散出射領域に対応する箇所に設けた凸部42に入射する光Dは、凸部42に対向するインナーレンズ30の天面33に対して直角に近い角度で入射してくるが、凸部42、凸部41は、光Aの場合とは異なり、光りDを光Aの直進方向よりも外径方向に拡散させる方向に屈折させる。
また、突条34の面34aで反射する光Dが入射するレンズ部の凸部41には、光Dを出射する部分と、面34bに対応する影となる部分とが交互に出現する。レンズ効果によって光Dが増幅されることで陰影をはっきりさせし、より「ギラギラ感」を出すことが可能になる。
また、図示はしないが、湾曲出射面32bから出射される光B、拡散出射領域35から出射される光Cも、それぞれ入射するレンズ部によって、光Aの直進方向よりも外径方向に拡散される。
光B、C、Dの出射方向を拡散させることで、イルミネーションユニットの正面への出射光範囲を拡散させることが出来る。
なお、胴部13についても、第1の羽根部11、15と造形は異なるが、断面形状、それによって得られる光路も第1と羽根部11、15と同じである。
図15は、図4における第2の羽根部12(14)を説明する図であり、(a)は正面側から見た図、(b)は背面側から見た図である。なお、図15では、第2の羽根部12のみを表示している。
第2の羽根部12(14)は、第1の羽根部11(15)、胴部13とは異なり、インナーレンズ、アウターレンズを設けずに、LED51を設けた基板50にインナーレンズ30、アウターレンズ40の機能を併せ持った単独の導光レンズを積層している。
図15に示すように、導光レンズは、図9に示す導光体30aとは異なる導光体60aが、その造形に合わせて複数一面に設けられている。
図16は、図4のB−B線における断面図である。
導光体60aの、導光体30aとの違いは、天面63すなわち拡散出射領域65の形状にあり、基板側の拡散内反射領域67に設けた凹凸反射面64Aと、突条64、受光領域61、対向出射領域62の形状は、導光体30aにおける天面33(拡散出射領域35)、凹凸反射面34A、突条34、受光領域31、対向出射領域32と同等である。
すなわち、導光体60aは、その天面の拡散出射領域65に対応する部分に複数の凸部71を設けている。
凸部71は、アウターレンズ40の凸部41に相当する。
図17は、図16において実際のLED51から光を出射させた場合の光の光路を示す図である。
光A、光B、光Cは、図12の場合と同様な経路を辿って正面側に出射される。
それに対し、図17の場合、光Dの少なくとも一つは、天面63に設けた凸部71によって屈折して経路を変えられ、拡散する。
このように、凸部を設けたアウターレンズを設けなくとも、導光体自体に凸部を設けることで、出射光を広範囲に拡散することが出来る。
拡散効果、光Aの点光りを強調する効果自体は、アウターレンズを設けた方がより顕著であるが、部材を減らすことで、ユニットの厚みを減らし、小型化、薄型化に効果が得られる。
10 イルミネーションユニット、11 羽根部、12 羽根部、13 胴部、21 LED、30 インナーレンズ、30A 導光部、30B 遮光部、30a 導光体、31 受光領域、31a 膨出部、31b 凹部、31c 入射側壁、31d 中心部、31e 湾曲面、32 対向出射領域、32a 中心部、32b 湾曲面、33 天面、33a 内反射面、33b 内反射面、34 突条、34A 凹凸反射面、34a 面、34b 面、35 拡散出射領域、40 アウターレンズ、41 凸部、42 凸部、50 基板、51 LED、60a 導光体、61 受光領域、71 凸部、62 対向出射領域、63 天面、64 突条、64A 凹凸反射面、65 拡散出射領域、65 天面、100 遊技盤、101 遊技領域、111 画像表示器、113 始動口、114 電チュー、115 ゲート、116 大入賞口、117 一般入賞口、118 アウト口、120 収容部

Claims (3)

  1. レンズユニットを備えた遊技機であって、
    前記レンズユニットは、
    LEDと対向して離間配置され該LEDからの出射光を受光して内部に入射させる受光領域と、前記受光領域の外径側に略同心円状に交互に連続した複数の突条及び溝から成る凹凸反射面を備えた拡散内反射領域と、前記受光領域と対向配置された第1出射領域と、該第1出射領域の外径側に延在し、前記拡散内反射領域からの反射光出射させる第2出射領域と、を有し、
    前記第1出射領域は、前記LED側へ凹陥した平坦な中心部と、該中心部の外径側に形成された湾曲出射面と、を備え、
    前記出射光の中心部の光を略無反射で前記受光領域の中心部を透過させて前記第1出射領域の中心部を点発光させる第1の発光領域と、
    前記受光領域から入射した前記出射光の一部を前記受光領域の一部で一次内反射させて前記第1の発光領域の面発光よりも外径側の前記湾曲出射面を面発光させる第2の発光領域と、
    前記受光領域から入射した前記出射光の一部を前記拡散内反射領域の一部で一次内反射させて前記第2の発光領域の面発光よりも外径側の前記第2出射領域を面発光させる第3の発光領域と、
    前記受光領域から入射した前記出射光の一部を前記第1出射領域の一部で一次内反射させてから前記第2出射領域で二次内反射させ、更に前記拡散内反射領域の前記凹凸反射面にて三次内反射させて前記第3の発光領域の面発光よりも外径側の前記第2出射領域を面発光させる第4の発光領域と、
    備えることを特徴とする遊技機
  2. 前記拡散内反射領域を構成する前記凹凸面は、任意の周方向ピッチにて段差状に不連続に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機
  3. 前記各突条の前記三次内反射面と対向する他の側面は非内反射面であり、前記LEDからの発光時に該非内反射面と対面する前記第2出射領域は陰影となることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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