JP5570735B2 - 空調室内機 - Google Patents

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Description

本発明は、天井設置の空調室内機に関し、特に、下面に設けられた吸込口をパネルで閉じる空調室内機に関する。
従来、天井設置の空調室内機では、吸込口が常に開いた状態であり、その吸込口を通してフィルタや内部が人目に触れるので、空調室内機の意匠性が著しく低下する。その問題を解決するために、例えば特許文献1(特開2008−209099号公報)に示す空調室内機は、運転停止時に吸込口をパネルで閉じることによって、意匠性を向上させている。特許文献1(特開2008−209099号公報)によれば、空調室内機の運転が停止しているときにはパネルが吸込口を隠し、空調室内機の運転が行われているときにはパネルが降下して吸込口が表出し、フィルタ清掃および交換が行なわれるときにはパネルは運転中の位置よりもさらに下方へ移動する。
しかしながら、近年、天井設置の空調室内機にもフィルタ清掃機構が搭載されるようになり、パネル周辺の構成が複雑化する傾向にある。そのため、パネルの動作がフィルタ清掃機構によって阻害されないように、また、不安全にならないように配慮されなければならない。
本発明の課題は、フィルタ清掃機構とパネル昇降機構とを備えた天井設置の空調室内機において、パネル動作の信頼性が高い空調室内機を提供することにある。
第1発明に係る空調室内機は、本体の下面に吸込口が位置し、吸込口から吸い込まれた空気に含まれる塵埃をフィルタによって除去し、フィルタに付着した塵埃をフィルタ清掃機構によって脱離させる、天井設置の空調室内機であって、昇降パネルと、昇降機構と、ダストボックスとを備えている。昇降パネルは、吸込口付近に在って、メンテナンス時に第1位置まで降下する。昇降機構は、昇降パネルを上昇方向および降下方向に移動させる。ダストボックスは、フィルタの下方に位置し、昇降パネルに脱着可能に取り付けられフィルタから脱離した塵埃を貯める。また、昇降機構は、運転時に、昇降パネルを、吸込口から離れた第1位置よりも天井に近い第2位置へ移動させ、停止時に、昇降パネルを、吸込口を閉じる第3位置へ移動させる。そして、少なくとも第1位置へ移動する昇降パネルは、ダストボックスをともなっている。
この空調室内機では、ダストボックスが昇降パネルとともにメンテナンス位置まで降下するので、ダストボックス及び昇降パネルそれぞれを別個に降下させるよりも動作が簡単であり、その分、昇降パネルの動作の信頼性が高い。また、使用者は空調室内機からダストボックスを運んでくる手間が省ける上に、メンテナンス位置でダストボックスに貯まった塵埃を捨てることができるので使い勝手がよい。
第2発明に係る空調室内機は、第1発明に係る空調室内機であって、昇降機構が、昇降パネルを吊り上げて、吊り上げによる降下量又は上昇量を変更することによって、昇降パネルを第1位置、第2位置および第3位置のいずれかへ移動させる。
この空調室内機では、昇降パネルの位置が、吊り上げによる降下量又は上昇量を変更することによって決まるので、天井の高さに対応したメンテナンス位置を設定することが可能となり、使用者にとって使い勝手がよい。
第1発明に係る空調室内機では、ダストボックス及び昇降パネルそれぞれを別個に降下させるよりも動作が簡単であり、その分、昇降パネルの動作の信頼性が高い。
第2発明に係る空調室内機では、昇降パネルの位置が、吊り上げによる降下量又は上昇量を変更することによって決まるので、天井の高さに対応したメンテナンス位置を設定することが可能となり、使い勝手がよい。
本発明の一実施形態に係る空調室内機の外観斜視図。 (a)空調室内機の運転停止時の側面図。(b)空調室内機の運転時の側面図。(c)メンテナンス時の側面図。 空調室内機の断面図。 空調室内機の本体の分解斜視図。 下部本体の分解斜視図。 フィルタ清掃機構のフィルタ収納枠の分解斜視図。 フィルタ収納枠の内部の断面図。 (a)フィルタが前方収納部にあるときのフィルタ収納部の断面図。(b)フィルタが後方収納部にあるときのフィルタ収納部の断面図。(c)フィルタを取り出すときのフィルタ収納部の断面図。 可動パネルの分解斜視図。 化粧パネルの斜視図。 ヒンジ連結装置の分解斜視図。 昇降装置の分解斜視図。 昇降装置内部の部品の配置図。 ロック装置の斜視図。 可動パネルが吸込口を開いた状態の斜視図。 可動パネルが降下している状態の斜視図。 吹出口モジュールの拡大断面図。 吹出口モジュールの斜視図。 可動パネルの端部の平面図。 昇降装置のワイヤの先端に連結される吊り金具の正面図。 (a)吊り金具が連結される吊り金具連結部材の平面図。(b)(a)のX−X線での断面図。 (a)吊り金具が連結される直前の吊り金具連結部材の平面図。(b)(a)のY−Y線での断面図。 (a)ロック装置の平面図。(b)ロック装置の正面図。
以下図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<空調室内機2の構成>
図1は本発明の一実施形態に係る空調室内機の外観斜視図である。図1において、空調室内機2は、下面に吸込口20a及び吹出口20bを有する本体20と、吸込口20aを開閉する可動パネル24及び吹出口20bを開閉する第1風向調節羽根52とを備えている。吸込口20aと吹出口20bとは一定距離を隔てて隣接しており、吹出口20bから吹き出された空気が吸込口20aに吸い込まれる現象、いわゆるショートサーキットが発生しないようになっている。本体20の下面は、化粧パネル21によって覆われており、実際に天井面に露出するのは化粧パネル21であって、吸込口20a及び吹出口20bの輪郭は化粧パネル21によって形成されている。
図2(a)は、空調室内機の運転停止時の側面図であり、(b)は、その空調室内機の運転時の側面図であり、(c)は、メンテナンス時の側面図である。図2(a),(b),(c)において、空調室内機2が停止しているとき、可動パネル24は化粧パネル21と見かけ上一体化している。図2(b)において、空調室内機2が稼動するとき、可動パネル24は吸込口20aを開き、第1風向調節羽根52は吹出口20bを開く。可動パネル24の一端は蝶番によって本体20に支持されており、可動パネル24は回動して吸込口20aを開ける。
また、図2(c)において、可動パネル24は、本体20側から延びるワイヤ71に吊られた状態で使用者の手が届くメンテナンス位置まで降下することができる。但し、可動パネル24は、一端が蝶番によって本体20に支持されている状態ではメンテナンス位置まで降下することができないので、一旦、吸込口20aを閉じて、本体20による支持が解除されたのちにメンテナンス位置まで降下する。
図3は、空調室内機の断面図である。図3において、空調室内機2は、フィルタ9、フィルタ清掃機構10、室内熱交換器12、室内ファン13、ドレンパン14及び吹出口モジュール50をさらに備えている。空調室内機2の運転時、吸込口20a及び吹出口20bが開き、室内ファン13が回転し、空気が吸込口20aから吸い込まれる。
(室内熱交換器12)
室内熱交換器12は、2つの熱交換器が異なる傾斜姿勢で隣接した形状をしており、説明の便宜上、上側の熱交換器を上部熱交換器12a、下側の熱交換器を下部熱交換器12bと呼ぶ。
上部熱交換器12aの上端は本体20の内側上部に位置し、上端から下端に向って傾斜する角度は、鉛直線に対して45°以下に設定されており、結露水が確実に上部熱交換器12aを伝わってドレンパン14に向う。このため、ドレンパン14は、上部熱交換器12aの下方全域に配置される必要が無く、上部熱交換器12aの下端近傍の下方にだけ配置されている。
下部熱交換器12bの上端は、上部熱交換器12aの下端に近接して配置されており、上端から下端に向って傾斜する角度は、鉛直線に対して45°を超えている。このため、結露水が直接落下する可能性があるので、ドレンパン14は、下部熱交換器12bの下方全域に配置されている。
上部熱交換器12aは、下部熱交換器12bよりも長い寸法に設定されており、下端コーナーが、下部熱交換器12bの上端中央に近接している。このため、上部熱交換器12aを下部熱交換器12bより長くした分量を相殺している。
(室内ファン13)
室内ファン13は、クロスフローファンであり、幅寸法が直径よりも長く、回転軸と垂直な方向から空気を吸い込むので、単一の吸込口20aから空気を吸い込んで、単一の吹出口20bへ吹き出すことができる。吸い込まれた空気は、フィルタ9及び室内熱交換器12を通過して室内ファン13に入る。これ以後、吸込口20aから室内ファン13までの空気流路を吸込流路31aと呼ぶ。
室内ファン13から吹き出された空気は、吹出口モジュール50を通過して吹出口20bから吹き出される。吹出口20bには、吹出口モジュール50の構成部品である第1風向調節羽根52が配置されており、第1風向調節羽根52は、モータによって傾斜角度の調節が可能であり、運転停止時は、第1風向調節羽根52が吹出口20bを閉じる。これ以後、室内ファン13から吹出口20bまでの空気流路を吹出流路(第2吹出流路41a、第1吹出流路51a)と呼ぶ。室内ファン13とドレンパン14との間で且つ第2吹出流路41a側には、舌部15が設けられており、この舌部15が吹出空気の漏れを防止して、性能を向上させている。そして、下部熱交換器12bの下端部が、舌部15の下方に位置するので、従来(例えば、特開平10−205796参照)のような舌部と熱交換器との位置関係に比べてデッドスペースを有効利用することができる。なお、舌部15は、室内ファン13及びドレンパン14とは独立した部材である。
(本体20)
空調室内機2は、可動パネル24の上方に、フィルタ清掃機構10を備えているので、フィルタ清掃機構10を備えていない標準空調室内機と比較して本体20の高さ寸法が大きくなる。空調室内機2は、標準空調室内機の本体を利用するために、標準空調室内機の本体に拡張枠を連結している。
図4は、空調室内機の本体の分解斜視図である。図4において、本体20は、上部本体26、本体拡張枠27及び下部本体28に大別される。上部本体26には、図3で示した吸込流路31a及び第2吹出流路41aを形成する発泡スチロール、室内熱交換器12及び室内ファン13が含まれる。本体20の組立順序は、上部本体26に本体拡張枠27を連結し、本体拡張枠27に下部本体28が連結される。本体拡張枠27は、上部本体26と下部本体28とを繋ぐ中間部材であり、外殻は板金製で直方体形状をしており、下部本体28の重量増加に対して、充分な強度を有している。下部本体28には、図3で示したフィルタ清掃機構10、化粧パネル21及び吹出口モジュール50などが配置される。
図5は、下部本体の分解斜視図である。図5において、化粧パネル21の上面には、ヒンジ連結装置6、昇降装置7、フィルタ清掃機構10のフィルタ収納枠104、吹出口モジュール50及び吹出口モジュールケース50aが装着されている。化粧パネル21の下面には、可動パネル24が装着されている。
<フィルタ掃除機構10>
図6は、フィルタ清掃機構のフィルタ収納枠の分解斜視図である。図6において、フィルタ収納枠104には、縁にラック101が形成されているフィルタ9、ピニオン歯車102aを有するローラー102、フィルタ9の浮き上がりを防止するフィルタ安定板103、及びフィルタ9の移動経路を形成するフィルタ収納枠104が取り付けられる。
(フィルタ9)
フィルタ9は、網部9aと網部9aの周囲を保持する縁部9bを有しており、図3に示すように室内熱交換器12の前面側に配置され、室内から取り込まれた空気から塵埃を除去する。これにより、フィルタ9は、空気中に浮遊する塵埃が室内熱交換器12の表面を汚染することを防止している。フィルタ9の縁部9bには、ピニオン歯車102aと噛み合うラック101が形成されている。
(ローラー102)
ローラー102は、複数のピニオン歯車102aと、複数のピニオン歯車102aを同軸上に連結する連結軸102bとを有している。ピニオン歯車102aは、フィルタ9のラック101と噛み合い、回転することによってフィルタ9を水平に移動させる。
(フィルタ収納枠104)
フィルタ収納枠104は、上枠104aと下枠104bとを有しており、上枠104aと下枠104bとが一定の間隔を隔てて上下に重なることによって、フィルタ収納部が形成される。また、上枠104aには、モータ収納部104cが形成されており、ピニオン歯車102aと噛み合う伝達歯車104d、伝達歯車104dを駆動する駆動歯車104e、及び駆動歯車104eを回転させるフィルタ駆動モータ104fが収納される。
ここで、フィルタ駆動モータ104f及びブラシ駆動モータ108fのフィルタ収納枠104に対する位置関係、及び上記フィルタ収納部について図面を参照しながら詳細を説明する。図7は、フィルタ収納枠の内部の断面図である。なお、図7では、フィルタ駆動モータ104f及びブラシ駆動モータ108fのフィルタ収納枠104に対する位置が明確になるように、フィルタ駆動モータ104f及びブラシ駆動モータ108fを2点鎖線で表示している。フィルタ駆動モータ104f及びブラシ駆動モータ108fは、フィルタ収納枠104の長手方向の両側、すなわち吸込口20aの長手方向の両側の上方に位置している。
図7において、フィルタ駆動モータ104fの回転軸に駆動歯車104eが連結され、この駆動歯車104eに伝達歯車104dが噛み合っている。この伝達歯車104dがローラー102のピニオン歯車102aを回転させる。フィルタ収納部は、前方収納部105と後方収納部106とから成り、前方収納部105及び後方収納部106の長さは、フィルタ9の長手方向の長さに相当する。
図8(a)は、フィルタが前方収納部にあるときのフィルタ収納部の断面図であり、(b)は、フィルタが後方収納部にあるときのフィルタ収納部の断面図であり、(c)は、フィルタを取り出すときのフィルタ収納部の断面図である。図8(a),(b),(c)において、前方収納部105は、フィルタ9が後方収納部106へ移動するときの経路となる直線状の前方収納経路105aを有し、後方収納部106は、前方収納部105から移動してくるフィルタ9を導く後方収納経路106aを有する。
図3に示すように、前方収納部105の終端部は、吸込流路31aを形成する壁から外側方向へ窪んだ凹部32に嵌まり込んでおり、空調室内機2が稼動しているとき、フィルタ9の縁部9bが吸込流路31aに露出しないようになっている。また、後方収納部106は、吸込口20aと吹出口20bとの間で、且つドレンパンの下方に位置している。
後方収納経路106aには、第1湾曲領域106bと第2湾曲領域106cとがあり、第1湾曲領域106bは、ローラー102によって繰り出されたフィルタ9をピニオン歯車102aの中心へ近づく方向に湾曲させる。第2湾曲領域106cは、第1湾曲領域106bと反対の方向へフィルタ9を湾曲させる。
また、フィルタ9は、フィルタ押え91によって下方から支えられており、使用者が、フィルタ9をメンテナンスするためにフィルタ収納枠104から取り出すときは、フィルタ押え91を下方へ回動させて、フィルタ9を引き出す。
(位置検知スイッチ107)
図8において、フィルタ9は、フィルタ収納枠104内を移動し所定の位置で停止する。フィルタ9の停止位置は、位置検知スイッチ107によって検知される。位置検知スイッチ107は、前方収納部105の終端近傍、及び後方収納部106の終端近傍に配置されている。位置検知スイッチ107の外側には、レバーが蝶番によって装着されており、外力が加わると回動して位置検知スイッチ107のボタンを押す。
(ブラシ108)
図7に示すように、ブラシ108の毛108aは、フィルタ9を挟んでローラー102と反対側に位置しフィルタ9に接触している。つまり、フィルタ9の上側にローラー102があり、フィルタ9の下方にブラシ108がある。毛108aの回転軸上には、最終伝達歯車108cが連結されており、ブラシ駆動モータ108fの回転軸には駆動歯車108eが連結されている。この駆動歯車108eと中間伝達歯車108dとが噛み合い、中間伝達歯車108dと最終伝達歯車108cとが噛み合っている。
また、ブラシ108は、直線状の前方収納経路105aと湾曲した後方収納経路106aとの間に位置するので、フィルタ9が前方収納経路105aと後方収納経路106aとの間を移動するときに、ブラシ108は、フィルタ9の網部9a全域に接触することができる。
なお、最終伝達歯車108cと中間伝達歯車108dとの噛み合いは、可動パネル24の開時および下降時には外れ、最終伝達歯車108cは、可動パネル24及びブラシ108と共に移動する。そして、可動パネル24が吸込口20aを閉じたとき、最終伝達歯車108cと中間伝達歯車108dとは再び噛み合う。
図9は、可動パネルの分解斜視図であり、図9において、ブラシ108の毛108aは、回転軸108bに固定されている。毛108aは、プラスチック製の細い毛であるので、フィルタ9の網目に入り込んで塵埃を確実に除去することができる。最終伝達歯車108cは、回転軸108bの両端に連結されている。
(ダストボックス109)
図9において、ダストボックス109は、上部の吹出口20b寄りに、塵埃取り込み口109aを有しており、塵埃取り込み口109aの長手方向の両端で、軸受109bを介して回転軸108bを支持する。さらに、塵埃取り込み口109aには、ブラシ108がフィルタ9から掻き取った塵埃をブラシ108からふるい落とす櫛部109cが取り付けられている。
図2(b)に示すように、ダストボックス109は可動パネル24の回動軸側に寄って取り付けられており、ブラシ108が吸込口20aの端のさらに吹出口20b寄りに近づくので、可動パネル24が回動して吸込口20aを開けたとき、ブラシ108と共にフィルタ9から離れ、吸込空気の進路を妨害しない。また、ダストボックス109へ向って来る空気を滑らかにフィルタ9へ向わせるために、ダストボックス109の吸込空気と対向する面109dは傾斜し、空気抵抗を低減している。
ダストボックス109が可動パネル24に固定されたとき、可動パネル24はダストボックス109によって構造的に補強されるので、従来、補強用として使用されていた板金部材の使用率が減少する。
(フィルタ9の清掃動作)
空調室内機2では、制御部により定期的に、或いは使用者が必要とするときにリモコンによってフィルタ9が自動的に清掃される。以下、その仕組みについて説明する。
図8において、フィルタ9のラック101は、前方収納経路105aに収まっており、ラック101の一端(以後、第1端部101aとよぶ)はピニオン歯車102aと噛み合っている。ローラー102が回転するとき、ピニオン歯車102aからラック101に回転が伝達され、フィルタ9のラック101は、ローラー102によって後方収納経路106a側へ搬送される。ローラー102が回転し続けることによって、ラック101の第1端部101aは後方収納経路106aの終端に到達する。
ラック101の第1端部101aが後方収納経路106aの終端に到達したとき、第1端部101aが位置検知スイッチ107のレバーを回動させオン動作させる。制御部は、位置検知スイッチ107から出力されるオン信号からラック101の第1端部101aが後方収納経路106aの終端に到達したと判断し、ローラー102の回転を停止させる。このとき、フィルタ9のラック101の全域が、後方収納経路106aに収まっており、ラック101の他端(以後、第2端部101bとよぶ)はピニオン歯車102aと噛み合っている。
図3及び図8において、フィルタ9が移動する際に、フィルタ9の表面に付着していた塵埃はブラシ108によって掻き取られ、ダストボックス109に貯えられる。ブラシ108は、少なくともフィルタ9が前方収納経路105aから後方収納経路106aへ移動している期間中は回転しており、その回転方向は、フィルタ9の進行方向に逆らう方向である。
フィルタ9が前方収納経路105aから後方収納経路106aへ移動し塵埃の除去が終了したとき、制御部は、ローラー102を逆回転させる。フィルタ9のラック101の第2端部101bは、ピニオン歯車102aと噛み合っているので、ピニオン歯車102aからラック101に回転が伝達され、フィルタ9は、ローラー102によって前方収納経路105a側へ搬送される。ローラー102が逆回転し続けることによって、ラック101の第2端部101bは前方収納経路105aの終端に到達する。
ラック101の第2端部101bが前方収納経路105aの終端に到達したとき、第2端部101bが位置検知スイッチ107のレバーを回動させオン動作させる。制御部は、位置検知スイッチ107から出力されるオン信号からラック101の第2端部101bが前方収納経路105aの終端に到達したと判断し、ローラー102の回転を停止させる。このとき、フィルタ9のラック101は、前方収納経路105aに収まっており、ラック101の第1端部101aはピニオン歯車102aと噛み合っている。
<可動パネル24の動作に関連する装置>
図10は、化粧パネルの斜視図である。図10に示すように、化粧パネル21の天井側の面上には、昇降装置7以外に、ヒンジ連結装置6及びロック装置8が配置されている。以下、ヒンジ連結装置6、昇降装置7及びロック装置8の詳細構造について順に説明する。
(ヒンジ連結装置6)
ヒンジ連結装置6は、空調室内機2が稼動するとき、可動パネル24の一端を回動可能に支持し、可動パネル24をメンテナンス位置まで降下させるとき、可動パネル24の一端の支持を解除する。
図11は、ヒンジ連結装置の分解斜視図である。図11において、ヒンジ連結装置6は、回動部材61、滑り部材62、第1ピン63、ピニオン歯車64、モータ65、固定部材66、第2ピン67及びネジ68を有している。回動部材61は、U字状の固体物であって、端面から外側に向ってと棒状の支持軸61aが突出している。さらに、回動部材61の一端部には、軸孔61bが形成されている。
滑り部材62は、ピニオン歯車64と噛み合うラック62aと、回動部材61の軸孔61bの両端を挟むアーム62bとが形成されている。さらに、アーム62bには、第1滑り孔62cが形成され、ラック62aの根元近傍には、第2滑り孔62dが形成されている。モータ65は、ステッピングモータであり、ピニオン歯車64を回転させる。モータ65は、ネジ68が通る貫通孔65aを有する。
固定部材66には、滑り部材62を滑り移動可能に保持する滑り空間66aと、ピニオン歯車64が挿入される歯車空間66bと、ネジ68と螺合するネジ孔66cとが形成されている。さらに、滑り空間66aを形成する壁には、第1貫通孔66dと第2貫通孔66eとが形成されている。
固定部材66の滑り空間66aに滑り部材62が配置され、その滑り部材62のアーム62bに回動部材61の軸孔61bが挟まれるように配置される。第1ピン63は、固定部材66の第1貫通孔66dの一端から挿入され、滑り部材62の第1滑り孔62c及び回動部材61の軸孔61bを通って第1貫通孔66dの他端に出る。
第2ピン67は、第2貫通孔66eの一端から挿入され、滑り部材62の第2滑り孔62dを通って第2貫通孔66eの他端に出る。その結果、滑り部材62は、第1ピン63及び第2ピン67に沿って滑り空間を水平移動することができ、回動部材61は、第1ピン63を中心に回動することができる。
(ヒンジ連結装置6の動作)
図10、図11において、モータ65がピニオン歯車64を回転させると、ピニオン歯車64と噛み合うラック62aに動力が伝達されて滑り部材62は第1ピン63に沿って滑り移動し、滑り部材62の移動に伴って回動部材61が可動パネル24の方向、或はその反対の方向へ移動する。ここで説明の便宜上、回動部材61を可動パネル24と連結する方向へ移動するようにモータ65が回転することを正転と呼び、回動部材61と可動パネル24との連結を解除する方向へ移動するようにモータ65が回転することを逆転と呼ぶ。
可動パネル24の端部には、回動部材61に支持軸61aと対峙する支持孔24c(図9参照)が設けられており、モータ65が正転し、支持軸61aが可動パネル24の支持孔24cに挿入されたときは、回動部材61と可動パネル24との連結が成立し、可動パネル24は、第1ピン63を中心に回動することができる。
一方、モータ65が逆転し、支持軸61aが可動パネル24の支持孔24cから抜け出たときは、回動部材61と可動パネル24との連結が解消され、可動パネル24は、第1ピン63を中心に回動することができない。
(昇降装置7)
図12は、昇降装置の分解斜視図である。図12において、昇降装置7は、ワイヤ71、滑車72、ボビン73、巻取り歯車74、駆動歯車75、昇降モータ76、スイッチ77及びケース78を有している。
滑車72は、滑車部72aとカム部72bとが一体に成形されており、滑車部72aは、ワイヤ71を支え、ワイヤ71の移動に伴って回転する。カム部72bは、小径曲面と大径曲面とそれら両曲面を結ぶ平面とから成る。
ボビン73は、ワイヤ71を巻取る。巻取り歯車74は、ボビン73と同軸で連結され一体的に回転する。駆動歯車75は、巻取り歯車74と噛み合いボビン73を回転させる。
昇降モータ76は、ステッピングモータであり駆動歯車75を回転させる。昇降モータ76の回転数は、制御部から供給されるパルス数によって制御される。なお、制御部は、CPU、メモリ及びモータドライブ回路を搭載しており、昇降装置7から離れた他の位置に配置されている。昇降モータ76と制御部はワイヤハーネスによって電気的に接続されている。
スイッチ77は、レバー77aを有するマイクロスイッチであり、レバー77aが押されることによってオンする。レバー77aは、常に滑車72のカム部72bと接触しており、カム部72bの大径曲面と対峙したときに押される。スイッチ77も、制御部とワイヤハーネスによって電気的に接続されている。
ケース78は、支持ケース78aとカバー78bとに分割されている。支持ケース78aには、滑車72を支持する第1軸79a、ボビン73と巻取り歯車74とを支持する第2軸79b、スイッチ77を支持する第3軸79cが形成されている。カバー78bは、支持ケース78aに支持された各部品を覆って保護する。
(昇降装置7の動作)
図13は、昇降装置内部の部品の配置図である。図13において、昇降装置7がワイヤ71を繰り出す場合、昇降モータ76は駆動歯車75をCCW方向へ回転させ、巻取り歯車74をCW方向へ回転させる。これによって、ボビン73がワイヤ71を繰り出す方向に回転する。
一方、昇降装置7がワイヤ71を巻き取る場合、昇降モータ76は駆動歯車75をCW方向へ回転させ、巻取り歯車74をCCW方向へ回転させる。これによって、ボビン73がワイヤ71を巻き取る方向に回転する。紐の繰り出し量および巻き取り量は、昇降モータ76の回転量に比例しており、制御部が、昇降モータ76へ供給するパルス数を制御することによって、ワイヤ71の繰り出し量および巻き取り量が制御される。
ワイヤ71の先端には可動パネル24が連結されるため、ワイヤ71には常に張力が発生しており、ワイヤ71が繰り出されるとき、又はワイヤ71が巻き取られるとき、滑車部72aがワイヤ71との摩擦力によって回転する。このとき、カム部72bも回転するので、スイッチ77は、レバー77aがカム部72bの大径曲面と対峙したときにオン信号を発し、レバー77aが小径曲面と対峙したときにはオフ信号を発する。滑車72が回転している間は、オン信号とオフ信号が交互に発生し、これらの信号は、すべて制御部に入力される。
しかし、何らかの要因でワイヤ71が弛み張力がなくなった場合、例えば、メンテナンスのためにワイヤ71を繰り出して可動パネル24を降下させているときに、所定の繰り出し量に達する前に、可動パネル24がテーブルなどの上に着地して停止した場合には、ワイヤ71と滑車部72aとの摩擦力が減退し滑車72が停止する。このため、スイッチ77からは、オン信号又はオフ信号のいずれか一方が連続的に出力される。このとき、制御部では、昇降モータ76が回転しているときにスイッチ77からの信号が一定になっていることから、可動パネル24が何らかの障害物によって停止したと推定し、直ちに昇降モータ76を停止させる。
(ロック装置8)
可動パネル24が吸込口20aを閉じているとき、可動パネル24を本体20に支持しているのは、ヒンジ連結装置6と昇降装置7である。不測の要因で、ヒンジ連結装置6が誤動作し可動パネル24の支持を解除し、昇降装置7のワイヤ71が緩んでしまったときでも可動パネル24が落下しないように、空調室内機2はロック装置8をさらに備えている。
図14は、ロック装置の斜視図である。図14において、ロック装置8は、可動体81、第1保持部82、第2保持部83、モータ84及びスプリング85を有している。可動体81は、四角柱形状を成し、その一端には傾斜面811が形成され、全長が最長である長側面812には所定の歯車と噛み合うラック81aが形成され、ラック81aの下方には中空部81bが形成されている。可動体81は、長側面812を鉛直上方に向け、第1保持部82に移動可能な状態で保持されている。
第1保持部82は、上面と一側面とが開放された直方体形状の筐体であり、底面に案内溝82aが形成されており、可動体81がその案内溝82aに沿って水平移動する。案内溝82aの両端は壁821,822で挟まれており、一方の壁821には可動体81が通る貫通口82bが形成されている。案内溝82aの両端を挟む壁821,822には壁823が隣接しており、壁823には、案内溝82aと直交する方向に突出する板状突起82cが形成されている。可動体81は第1保持部82に保持されているとき、傾斜面811は常に第1保持部82の外側に位置し、ラック81aは常に第1保持部82の内部に位置する。そして、第1保持部82の板状突起82cは、可動体81の中空部81bを貫通している。
壁823は、モータ84を固定し、モータ84の回転軸に連結されたピニオン歯車84aを回転可能に支持している。ピニオン歯車84aは、可動体81のラック81aと噛み合い、ラック&ピニオン機構を成している。可動体81の中空部81bには、スプリング85が収納されている。スプリング85は、圧縮コイルスプリングであって、中空部81bの端部と板状突起82cとで挟まれている。
第2保持部83は、可動体81が通る案内孔83aが形成された固体物であって、可動パネル24側に設置される。第2保持部83の上面には滑らかな曲面831が形成されている。
(ロック装置8の動作)
図14において、可動体81は、第1保持体82と第2保持体83に保持された状態であり、その状態でモータ84がピニオン歯車84aをCCW方向へ回転させたとき、ピニオン歯車84aの回転運動はラック81aによって直線運動に変換され、可動体81が壁822に向って滑り移動する。可動体81が所定距離移動したとき、可動体81は第2保持部83の案内孔83aから離れる。可動体81を保持しない第2保持体83は、上下方向の移動が許容されるので、可動パネル24の降下を妨げない。
可動体81の移動によって、中空部81bの側面と板状突起82cとの距離が短くなるので、スプリング85は圧縮され反発力を貯える。モータ84は、電力が供給されている間、スプリング85の増加する反発力に抗して回転するが、電力が供給されなくなったとき、スプリング85の反発力によって逆回転し、可動体81は元の位置へ復帰する。
可動パネル24が降下せず第2保持部83が移動していないとき、可動体81は第2保持部83の案内孔83aに入る。一方、可動パネル24が降下して第2保持部83が移動しているとき、第2保持部83が復帰する軌道上で待機する。そして、可動パネル24が上昇して吸込口20aを閉じたとき、第2保持部83は、曲面831を可動体81の傾斜面811に当てて、可動体81を押しのけて復帰する。
第2保持部83に押された可動体81は、水平移動しスプリング85を圧縮する。第2保持部83が完全に復帰したとき、可動体81は、第2保持部83の案内孔83aを貫通する。その結果、可動体81が可動パネル24の降下を妨げることになる。
(可動パネル24の開閉動作)
図15は、可動パネルが吸込口を開いた状態の斜視図である。図15において、ヒンジ連結装置6が可動パネル24を連結した状態で、ロック装置8がロックを解除し、昇降装置7がワイヤ71を繰り出したとき、可動パネル24は自重によって降下する。しかし、可動パネル24の端部はヒンジ連結装置6に連結されているので、可動パネル24は端部を軸として吸込口20aを開く方向へ回動する。
一方、昇降装置7がワイヤ71を巻き取るとき、可動パネル24は上昇するが、可動パネル24の端部がヒンジ連結装置6に連結されているので、可動パネル24は端部を軸として吸込口20aを閉じる方向へ回動する。可動パネル24が吸込口20aを完全に閉じたとき、ロック装置8が可動パネル24をロックする。
(可動パネル24の昇降動作)
図16は、可動パネルが降下している状態の斜視図である。図16において、ヒンジ連結装置6が可動パネル24の端部との連結を解除し、ロック装置8が可動パネル24のロックを解除し、昇降装置7がワイヤ71を繰り出したとき、可動パネル24は自重によって降下する。一方、昇降装置7がワイヤ71を巻き取るとき、可動パネル24は上昇し、可動パネル24が吸込口20aを完全に閉じたとき、ロック装置8が可動パネル24をロックする。
可動パネル24は2本のワイヤに吊られて、ダストボックス109と共に降下するので、ダストボックス109を含めた可動パネル24の総重量は増加しており、室内の気流によって姿勢が不安定になることはない。但し、塵埃が、ダストボックス109内に偏って集積されているときは重心が変動する。このため、本実施形態では、ダストボックス109内に塵埃が満載されているときの姿勢と、ダストボックス109内が空のときの姿勢とがほぼ同姿勢となるように、可動パネル24上のダストボックス109の寸法と位置が設定されている。
具体的には、ダストボックス109の長手方向の全長は、可動パネル24の長手方向の全長の1/2以上に設定されている。また、ダストボックス109の幅方向の全長は、可動パネル24の幅方向の全長の1/3以上に設定されている。そして、ダストボックス109は、可動パネル24が回動するときの回動軸に寄って配置されている。
<吹出口モジュール50の構成部品>
図17は吹出口モジュールの拡大断面図であり、図18は吹出口モジュールの斜視図である。図17、図18において、吹出口モジュール50は、第1吹出流路形成壁部51、第1風向調節羽根52、第2風向調節羽根53、長羽根支持部材54、短冊状羽根支持部材55及び断熱材56がモジュール化されたものである。
(第1吹出流路形成壁部51)
第1吹出流路形成壁部51は、空気流路の終端部に位置し吹出口20bに繋がる第1吹出流路51aを形成している。第1吹出流路形成壁部51は、第2吹出流路41aを形成する第2吹出流路形成壁部41(図3参照)の終端と向かい合う部分に、樹脂性のシール部材貼付面511を有しており、そこにシール部材59が貼り付けられる。シール部材貼付面511の幅寸法は、3mm以上に設定されている。
第1吹出流路形成壁部51は、シール部材貼付面511から吹出口20bの方向へ延びる外壁512及び内壁513と、外壁512の終端から水平方向に延びるフランジ514をさらに有している。外壁512と内壁513とは所定距離だけ離れて、外壁512と内壁513との間に断熱空気層51bを形成している。フランジ514は、吹出口20bを挟んで吸込口20aと反対側に位置し、化粧パネル21の補強板を兼ねている。
(第1風向調節羽根52)
第1風向調節羽根52は、吹出口20bの近傍に位置し、吹出口20bの長手方向と平行に延びる2つの長羽根52a,52bを有している。長羽根52a,52bは、長羽根支持部材54によって第1吹出流路形成壁部51に連結されており、長羽根支持部材54の支持部54a,54bが吹出口20bの長手方向と並行な軸を中心として回動し、長羽根52a,52bの傾き角度を調節する。但し、空調室内機2が停止しているときは吹出口20bを閉じる。
(第2風向調節羽根53)
第2風向調節羽根53は、第1風向調節羽根52の上流に位置し、複数の短冊状羽根53aと1本の駆動軸53bとを有している。各短冊状羽根53aは、短冊状羽根支持部材55によって第1吹出流路形成壁部51に連結され、所定の間隔で吹出口20bの長手方向に平行に並んでいる。また、複数の短冊状羽根53aは、駆動軸53bによって繋がっており、駆動軸53bが長手方向に往復運動することによって、吹出口20bの長手方向と直行する軸を中心に遥動する。
(第1風向調節羽根駆動部57)
第1風向調節羽根駆動部57は、第1吹出流路形成壁部51の外側で第1風向調節羽根52の延長線上に位置する。第1風向調節羽根駆動部57は、内部にステッピングモータ(図示せず)と、そのステッピングモータの回転を長羽根支持部材54に伝達する伝達歯車(図示せず)を有している。
(第2風向調節羽根駆動部58)
第2風向調節羽根駆動部58は、第1吹出流路形成壁部51の外側で第2風向調節羽根53の駆動軸53bの延長線上に位置する。第2風向調節羽根駆動部58は、内部にステッピングモータ(図示せず)と、そのステッピングモータの回転を駆動軸53bに伝達する伝達歯車(図示せず)を有している。
<可動パネル24の吊り下げ方向>
次に、昇降装置7のワイヤ71による可動パネル24の吊り下げ方法について説明する。図19は、可動パネルの端部の平面図である。図19において、可動パネル24の端部近傍には、昇降装置7のワイヤ71の先端が連結される吊り金具が取り付けられている。
(吊り金具708)
図20は、昇降装置のワイヤの先端に連結される吊り金具の正面図である。図20において、吊り金具708は、上部リング708aと下部リング708bとを有している。上部リング708aと下部リング708bとは、金属線をアラビア数字の8の字状に加工することによって一体成形される。吊り金具708の上部リング708aには、昇降装置7のワイヤ71が接続され、下部リング708bは、可動パネル24の所定の部材に連結される。
(吊り金具連結部材570)
図21(a)は、吊り金具が連結される吊り金具連結部材の平面図であり、(b)は、(a)のX−X線での断面図である。なお、図21(b)には、参考として、吊り金具708が連結されている状態を2点鎖線で表示している。図21(a),(b)において、吊り金具連結部材570は、ケース571、スライドレバー572及びスプリング573を含んでいる。
ケース571は、フランジ571aを有しており、フランジ571aが可動パネル24の所定位置にネジによって取り付けられる。ケース571は、吊り金具708の下部リング708bが挿入される開口571bと、開口571bから下部リング708bを内部へ導く溝571cと、スライドレバー572が移動するときの案内となるガイド部571dをさらに有している。
スライドレバー572は、ケース571の溝571cと交差する方向に移動する部材であり、使用者が指で摘むことができるリブ572aを有する。スライドレバー572は、リブ572aと反対側の面に、スプリング573を支持する突起572bをさらに有する。スプリング573は、圧縮コイルスプリングであって、内側を突起572bに支持され、外側はケース571のガイド部571dとスライドレバー572に囲まれている。
スライドレバー572は、ケース571の開口571bを内側から閉じるインナーカバー572cをさらに有している。通常、スライドレバー572は、スプリング573のバネ力によってフランジ571a側へ押されているので、インナーカバー572cが開口571bを閉じている。
図22(a)は、吊り金具が連結される直前の吊り金具連結部材の平面図であり、(b)は、(a)のY−Y線での断面図である。なお、図22(b)には、参考として、吊り金具708が挿入された状態を2点鎖線で表示している。図22(a),(b)において、スライドレバー572をフランジ571aから離れる方向へ移動させたとき、インナーカバー572cがケース571の開口571bを開放するので、吊り金具708を開口751bから挿入することが可能となる。
吊り金具708は、溝571cに沿って内部へ進入することができる。溝571cの長さは、吊り金具708の下部リング708bが完全に収まる長さに相当するので、下部リング708bは完全にケース571内に収納される。下部リング708bが、ケース571内に収納された後に、スライドレバー572を元の位置に戻したとき、インナーカバー572cが下部リング708bに嵌まり込むので、下部リング708bがケース571から抜けなくなる。
(ダストボックスロック装置580)
図19において、ダストボックス109が装着される領域の側方に、ダストボックスロック装置580が取り付けられている。ダストボックスロック装置580は、ダストボックス109が可動パネル24から外れないように固定している。
図23(a)は、ダストボックスロック装置の平面図であり、(b)はダストボックスロック装置の正面図である。図23(a),(b)において、ダストボックスロック装置580は、ロックバー581と、ロックバー581を支持するハウジング582と、ロックバー581をハウジング582から突出させるロックスプリング583を含んでいる。
ロックバー581の上部には、使用者が指で摘むことができる操作リブ581aが形成されている。使用者は、図23(b)のG方向へ操作リブ581aを指で移動させることによって、ロックバー581がロックスプリング583を圧縮させながら移動する。そして、使用者が手を離したとき、ロックバー581は、ロックスプリング583の力で元の位置へ復帰する。
<特徴>
(1)
空調室内機2では、可動パネル24がダストボックス109をともなってメンテナンス位置まで降下するので、ダストボックス109及び可動パネル24それぞれを別個に降下させるよりも動作が簡単であり、その分、可動パネルの動作の信頼性が高い。また、使用者が空調室内機2からダストボックス109を運んでくる手間が省ける上に、使用者はメンテナンス位置でダストボックス109に貯まった塵埃を捨てることができるので使い勝手がよい。
(2)
空調室内機2では、可動パネル24の位置が、吊り上げによる降下量又は上昇量を変更することによって決まるので、天井の高さに対応したメンテナンス位置を設定することが可能となり、使用者にとって使い勝手がよい。
(3)
空調室内機2では、運転時、可動パネル24の一端が、ヒンジ連結装置6に支持されるので、天井の振動や、吸い込み空気の風圧によって可動パネル24が不安定に揺れることが防止される。さらに、メンテナンス位置へ移動するとき、ヒンジ連結装置6は可動パネル24の支持を解除するので、可動パネル24の移動が妨げられることはない。
(4)
空調室内機2では、ヒンジ連結装置6の滑り部材62が、可動パネル24の回転中心軸方向の移動を規制するので、天井の振動や、吸い込み空気の風圧などによる可動パネル24の回転中心軸方向の揺れが防止される。
以上のように、本発明によれば、フィルタ清掃機構からダストボックスを容易に離して降下させることができるので、高所に設置される装置から特定部品を降下させる昇降装置の分野にも有用である。
2 空調室内機
6 ヒンジ連結装置(パネル支持手段)
7 昇降装置(昇降機構)
9 フィルタ
20 本体
20a 吸込口
24 可動パネル(昇降パネル)
24c 支持孔(第1回転支持部)
61 回動部材(第2回転支持部)
62 滑り部材(規制部)
109 ダストボックス
特開2008−209099号公報

Claims (2)

  1. 本体(20)の下面に吸込口(20a)が位置し、前記吸込口(20a)から吸い込まれた空気に含まれる塵埃をフィルタ(9)によって除去し、前記フィルタ(9)に付着した前記塵埃をフィルタ清掃機構によって脱離させる、天井設置の空調室内機であって、
    前記吸込口(20a)付近に在って、メンテナンス時に第1位置まで降下する昇降パネル(24)と、
    前記昇降パネル(24)を上昇方向および降下方向に移動させる昇降機構(7)と、
    前記フィルタ(9)の下方に位置し、前記昇降パネル(24)に脱着可能に取り付けられ前記フィルタ(9)から脱離した前記塵埃を貯めるダストボックス(109)と
    を備え、
    前記昇降機構(7)は、
    運転時に、前記昇降パネル(24)を、前記吸込口(20a)から離れた前記第1位置よりも天井に近い第2位置へ移動させ、
    停止時に、前記昇降パネル(24)を、前記吸込口(20a)を閉じる第3位置へ移動させ、
    少なくとも前記第1位置へ移動する前記昇降パネル(24)は、前記ダストボックス(109)をともなっている、
    空調室内機(2)。
  2. 前記昇降機構(7)は、前記昇降パネル(24)を吊り上げて、前記吊り上げによる降下量又は上昇量を変更することによって、前記昇降パネル(24)を前記第1位置、前記第2位置および前記第3位置のいずれかへ移動させる、
    請求項1に記載の空調室内機(2)。
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