JP5570685B2 - ハードディスク基板用研磨液組成物 - Google Patents
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Description
前記酸化アルミニウム粒子の二次粒子の体積中位粒子径は0.1〜0.7μmであり、
前記酸化アルミニウム粒子中における粒子径が1μm以上の粒子の含有量は0.2重量%以下であり、
前記非イオン性界面活性剤は、下記一般式(1)で表される化合物、及び下記一般式(2)で表される構成単位を含む重合体からなる群から選択される少なくとも1つであるハードディスク基板用研磨液組成物である。
X-(EO)l(PO)m(BO)n-Y (1)
前記研磨液組成物は、上記本発明のハードディスク基板用研磨液組成物であるハードディスク基板の製造方法である。
本発明の研磨液組成物は、砥粒として酸化アルミニウム(以下、アルミナと称することがある)粒子を含有する。本発明に用いられる酸化アルミニウム粒子としては、突き刺さり低減、うねり低減、表面粗さ低減、研磨速度向上及び表面欠陥防止の観点から、アルミナとしての純度が95%以上のアルミナが好ましく、より好ましくは97%以上、さらに好ましくは99%以上のアルミナである。また、研磨速度向上の観点からは、α−アルミナが好ましく、表面性状及びうねり低減の観点からは、中間アルミナ及びアモルファスアルミナが好ましい。中間アルミナとは、α−アルミナ以外の結晶性アルミナ粒子の総称であり、具体的にはγ−アルミナ、δ−アルミナ、θ−アルミナ、η−アルミナ、κ−アルミナ、及びこれらの混合物等が挙げられる。その中間アルミナの中でも、研磨速度向上及びうねり低減の観点から、γ−アルミナ、δ−アルミナ、θ−アルミナ及びこれらの混合物が好ましく、より好ましくはγ−アルミナ及びθ−アルミナである。研磨速度向上及びうねり低減の観点からは、α−アルミナと、中間アルミナ及び/又はアモルファスアルミナとを混合して使用することが好ましく、α−アルミナとθ−アルミナとを混合して使用することがより好ましい。また、酸化アルミニウム粒子中のα−アルミナの含有量は、研磨速度向上及びうねり低減の観点から、20重量%以上が好ましく、30重量%以上がより好ましく、40重量%以上がさらに好ましく、50重量%以上がさらにより好ましく、また、ロールオフ低減の観点から、10〜90重量%が好ましく、20〜80重量%がより好ましく、30〜70重量%がさらに好ましい。本発明において、酸化アルミニウム粒子中のα−アルミナの含有量は、WA−1000(昭和電工(株)製酸化アルミニウム粒子)の104面のピーク面積を100%として、X線回折におけるα−アルミナのピーク面積を相対比較することにより求める。
本発明に用いられる非イオン性界面活性剤は、上記一般式(1)で表される化合物、及び上記一般式(2)で表される構成単位を含む重合体からなる群から選択される少なくとも1つである。本発明は、酸化アルミニウム粒子の粒径を特定サイズに制御し、かつ特定の大きさの粗大粒子を特定量以下限定し、さらに上記非イオン性界面活性剤を使用することにより、ロールオフを顕著に低減することができる。一般式(1)中、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基、BOはオキシブチレン基であり、l、m、nはそれぞれの平均付加モル数を示し、l+m+nは20〜400であり、Xは-OR1基、-OH基、又は-OCOR2基(R1及びR2は炭化水素基)を表し、Yは-R3基、水素原子、又は-COR4基(R3及びR4は炭化水素基)を表す。かかる非イオン性界面活性剤の例としては、下記一般式(3)〜(7)で表されるものが挙げられる。
R1O−(EO)l(PO)m(BO)n−H (3)
R1O−(EO)l(PO)m(BO)n−R3(R3はR1と同じでもよい) (4)
HO−(EO)l(PO)m(BO)n−H (5)
R2COO−(EO)l(PO)m(BO)n−H (6)
R2COO−(EO)l(PO)m(BO)n−COR4(R4はR2と同じでもよい) (7)
本発明の研磨液組成中の水は、媒体として使用されるものであり、蒸留水、イオン交換水又は超純水等が使用され得る。研磨液組成中の水の含有量は、研磨液組成物の取り扱い性(粘度)の観点から、55重量%以上が好ましく、75%重量%以上がより好ましく、85重量%以上がさらに好ましく、90重量%以上がさらにより好ましい。また、研磨速度向上及びロールオフ低減の観点から、99.8重量%以下が好ましく、99.3重量%以下がより好ましく、98.8重量%以下がさらに好ましい。即ち、研磨液組成物中の水の含有量は55〜99.8重量%が好ましく、75〜99.8重量%がより好ましく、85〜99.3重量%がさらに好ましく、90〜98.8重量%がさらにより好ましい。
本発明の研磨液組成物は、研磨速度向上及びうねり低減の観点から、酸を含有することが好ましい。本発明に用いられ得る酸は、研磨速度向上及びうねり低減の観点から、そのpK1が好ましくは7以下、より好ましくは5以下、さらに好ましくは3以下、さらにより好ましくは2以下の酸である。ここで、pK1とは、第1酸解離定数(25℃)の逆数の対数値である。各化合物のpK1は、例えば化学便覧改訂4版(基礎編)II、p316〜325(日本化学会編)等に記載されている。
本発明の研磨液組成物は、研磨速度向上、うねり及びロールオフ低減の観点から、酸化剤を含有することが好ましい。本発明に用いられる酸化剤としては、例えば、過酸化物、金属のペルオキソ酸若しくはその塩、又は酸素酸若しくはその塩等が挙げられる。酸化剤はその構造から無機系酸化剤と有機系酸化剤に大別される。無機系酸化剤としては、過酸化水素; 過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化カルシウム、過酸化バリウム、過酸化マグネシウムのようなアルカリ金属又はアルカリ土類金属の過酸化物; ペルオキソ炭酸ナトリウム、ペルオキソ炭酸カリウム等のペルオキソ炭酸塩; ペルオキソ二硫酸アンモニウム、ペルオキソ二硫酸ナトリウム、ペルオキソ二硫酸カリウム、ペルオキソ一硫酸等のペルオキソ硫酸又はその塩; ペルオキソリン酸ナトリウム、ペルオキソリン酸カリウム、ペルオキソリン酸アンモニウム等のペルオキソリン酸又はその塩; ペルオキソホウ酸ナトリウム、ペルオキソホウ酸カリウム等のペルオキソホウ酸塩; ペルオキソクロム酸ナトリウム、ペルオキソクロム酸カリウム等のペルオキソクロム酸塩; 過マンガン酸ナトリウム、過マンガン酸カリウム等の過マンガン酸塩; 過塩素酸ナトリウム、過塩素酸カリウム、次亜塩素酸ナトリウム、過沃素酸ナトリウム、過沃素酸カリウム、沃素酸ナトリウム、沃素酸カリウム等の含ハロゲン酸素酸塩; 及び塩化鉄(III)、硫酸鉄(III)等の無機酸金属塩等が挙げられる。有機系酸化剤としては、過酢酸、過蟻酸、過安息香酸等の過カルボン酸類; t-ブチルパーオキサイト、クメンパーオキサイト等のパーオキサイト; 及びクエン酸鉄(III)等の有機酸鉄(III)塩等が挙げられる。これらの内、研磨速度の向上、入手性、及び水への溶解度等の取り扱い性の観点から、無機系酸化剤が好ましい。中でも、過酸化水素、ペルオキソホウ酸ナトリウム、沃素酸ナトリウム及び沃素酸カリウムが好ましい。また、これらの酸化剤は一種でもよいが、二種以上を混合して用いても良い。
本発明において、高い研磨速度を得るためには、研磨液組成物中の非イオン性界面活性剤に対する酸化剤の含有量が比較的多いことが好ましく、基板の面質を悪化させないためには、該含有量が比較的少ないことが好ましい。従って、研磨速度を低下させずにロールオフを低減させる観点から、研磨液組成物中の非イオン性界面活性剤に対する酸化剤の含有量比(酸化剤/非イオン性界面活性剤、(重量比))は、0.1〜120が好ましく、0.15〜80がより好ましく、0.2〜50がさらに好ましい。
本発明のハードディスク基板の製造方法は上述した本発明の研磨液組成物を用いて被研磨基板を研磨する工程(以下、「研磨する工程」と称することがある。)を有する。本発明の対象となる被研磨基板であるハードディスク基板は、磁気記録用媒体の基板として使用されるものである。ハードディスク基板の具体例としては、アルミニウム合金にNi−P合金をメッキした基板が代表的であるが、アルミニウム合金の代わりにガラスやグラッシュカーボンを使用し、これにNi−Pメッキを施した基板、あるいはNi−Pメッキの代わりに、各種金属化合物をメッキや蒸着により被覆した基板を挙げることができる。
以下の通りにして、酸化アルミニウムスラリーを調製した。
(1)表1に示す純度99.9%の酸化アルミニウム粒子を10重量%含有する酸化アルミニウムスラリー50kgに硝酸を添加し、pH3に調整した。
(2)(1)で得られた酸化アルミニウムスラリーを直径40cm、高さ50cmの円筒状容器に移した。
(3)容器内の酸化アルミニウムスラリーを均一になるよう攪拌した。
(4)撹拌後の酸化アルミニウムスラリーを3〜10時間静置した。
(5)静置後の酸化アルミニウムスラリーの下層部約5cmを残し、上層部を別の同形状の容器に移し、前記上層部について上記(3)及び(4)の操作を行った。
(6)上記(5)をさらに2〜4回繰り返し、種々の粗大粒子を除去した酸化アルミニウムスラリーを得た。
表2に記載の所定量のアルミニウムスラリー、非イオン性界面活性剤、硫酸(98重量%品)0.5重量%、クエン酸0.6重量%、硫酸アンモニウム0.5重量%、過酸化水素(30重量%品、旭電化社製)0.6重量%、及びイオン交換水(残部)を配合、攪拌した。得られたスラリーをバックフィルター(ヘイワードジャパン株式会社製、型番:PE1−P03H−403)で濾過し、研磨液組成物を得た。
厚さ1.27mm、直径3.5インチのNi−Pメッキされたアルミニウム合金からなる基板の表面を両面加工機により、以下の設定条件でポリッシングし、磁気記録媒体用基板として用いられるNi−Pメッキされたアルミニウム合金基板の研磨物を得た。なお、研磨用に用いた上記基板は、「Zygo社製 NewView5032」を用いた測定における短波長うねり(波長:50〜500μm)の振幅が3.8nmであり、同測定による長波長うねり(波長:0.5〜5mm)の振幅が1.6nmであった。
両面加工機:スピードファム(株)製、9B型両面加工機
研磨荷重:9.8kPa
研磨パッド:フジボウ(株)製 1P用研磨パッド 平均気孔径45μm
定盤回転数:45r/min
研磨液組成物供給流量:100mL/min
研磨時間:4min
投入した基板の枚数:10枚
(1)研磨速度
研磨前後の各基板の重さを計り(Sartorius社製「BP−210S」)を用いて測定し、各基板の重量変化を求め、10枚の平均値を減少量とし、それを研磨時間で割った値を重量減少速度とした。この重量減少速度を下記式に導入し、研磨速度(μm/min)に変換した。
研磨速度(μm/min)=重量減少速度(g/min)/基板片面面積(mm2)/Ni-Pメッキ密度(g/cm3)×106
(基板片面面積は、6597mm2、Ni-Pメッキ密度8.4g/cm3として算出)
研磨後の10枚の基板から任意に1枚を選択し、選択した各基板の両面を120°おきに3点(計6点)について、下記の条件で測定した。その6点の測定値の平均値を基板の短波長うねり(波長:50〜500μm)又は長波長うねり(波長:0.5〜5mm)として算出した。
機器 :Zygo社製 NewView5032
レンズ :2.5倍 Michelson
ズーム比 :0.5
リムーブ :Cylinder
フィルター:FFT Fixed Band Pass
エリア :4.33mm×5.77mm
以下の測定条件で、酸化アルミニウム粒子中における粒径1μm以上の粒子及び粒径3μm以上の粒子の含有量を測定した。
測定機器:PSS社製 「アキュサイザー780APS」
Injection Loop Volume:1mL
Flow Rate:60mL/min
Data Collection Time:60sec
Number Channels:128
以下の測定条件で二次粒子の粒子径(D10、D50及びD90)を測定した。なお、D10、D50及びD90とは、小粒径側からの積算粒径分布(体積基準)がそれぞれ10%、50%及び90%となる粒径であり、このうち、D50を体積中位粒子径とする。
測定機器:堀場製作所製 レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置LA920
循環強度:4
超音波強度:4
上述の方法で調製した研磨液組成物20gを105℃で5時間乾燥させて粉末とした。そして、得られた粉末について、X線回折装置(理学電機製、型番:RINT2500VPC)にて管電圧40kW、管電流120mAの条件で104面のピーク面積を測定し、同様に測定した昭和電工製アルミナ粒子WA-1000のピーク面積から下記式のとおりに算出することによって求めた。
α-アルミナ含有量(重量%)=(試験試料ピーク面積)÷(WA-1000のピーク面積)×100
上述の研磨方法により研磨された基板を、以下の仕上げ用研磨液組成物を用いて研磨量が0.05μm±0.005μmとなるように研磨した後の基板表面を観察することにより、砥粒の突き刺さりを評価した。仕上げ用研磨液組成物の組成、研磨条件、研磨量の測定方法、突き刺さりの観察方法及び評価基準を以下に示す。
コロイダルシリカスラリー(デュポン社製、一次粒子の平均粒子径0.02μm)をシリカ粒子濃度として7重量%、HEDP(1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、ソルーシアジャパン製)を有効分として2重量%、過酸化水素(旭電化製)を有効分として0.6重量%、及びイオン交換水を残分として含有する研磨液組成物を用いた。
研磨試験機:スピードファム(株)製、両面9B研磨機
研磨パッド:フジボウ(株)製、ウレタン製仕上げ研磨用パッド
上定盤回転数:32.5r/min
研磨液組成物供給量:100mL/min
研磨時間:0.5〜2min(研磨量が0.05μm±0.005μmとなるように調整)
研磨荷重:7.8kPa
投入した基板の枚数:10枚
研磨前後の各基板の重さを計り(Sartorius社製、「BP-210S」)を用いて測定し、下記式に導入することにより、研磨量を求めた。
重量減少量(g)={研磨前の重量(g)−研磨後の重量(g)}
研磨量(μm)=重量減少量(g)/基板片面面積(mm2)/2/Ni-Pメッキ密度(g/cm3)×106
(基板片面面積は、6597mm2、Ni-Pメッキ密度8.4g/cm3として算出)
オリンパス光学製顕微鏡(本体BX60M、デジタルカメラDP70、対物レンズ100倍、中間レンズ2.5倍)を使用し、暗視野観察(視野100×75μm)により突き刺さった砥粒を輝点として検出し、その数を測定した。上記観察は、研磨後の10枚の基板から任意に2枚を選択し、基板の両面について中心から30mmの位置を90°ごとの各4点、計16点観察した。そして、観察された輝点数の平均値を砥粒の突き刺さり数とした。
5:突き刺さり数が100以上
4:突き刺さり数が30〜99
3:突き刺さり数が10〜29
2:突き刺さり数が5〜9
1:突き刺さり数が0〜4
研磨後の10枚の基板から任意に1枚を選択し、研磨後の基板のロールオフ値について、Zygo社製 New View 5032(レンズ:2.5倍、ズーム:0.5倍)を用いて下記のとおりに測定した。
図1のように、基板表面の中心から外周方向に向かって43.0mm及び44.0mmとなる位置をそれぞれA点及びB点とし、A点とB点を結ぶ延長線上において基板表面の中心から46.6mmとなる位置をC点とする。そして、研磨後の基板(1枚)のC点の位置を表裏3箇所づつ(計6箇所)算出し、それぞれのC点から基板表面までの基板の厚み方向の距離を測定し、それらの平均をロールオフ値(nm)とした。各測定点についての位置の算出にはZygo社製解析ソフト(Metro Pro)を用いた。なお、ロールオフ値が正の値に近づくほど(あるいは正の値が大きくなるほど)、研磨によるロールオフ低減性能は良好である。
Claims (6)
- 酸化アルミニウム粒子、水、及び非イオン性界面活性剤を含有するハードディスク基板用研磨液組成物であって、
前記酸化アルミニウム粒子の二次粒子の体積中位粒子径は0.1〜0.7μmであり、
前記酸化アルミニウム粒子が粒子径が1μm以上の粒子を含有し、
前記酸化アルミニウム粒子中における粒子径が1μm以上の粒子の含有量は0.2重量%以下であり、
前記非イオン性界面活性剤は、下記一般式(1)で表される化合物であるハードディスク基板用研磨液組成物。
X−(EO)l−Y (1)
[式中、EOはオキシエチレン基であり、lは平均付加モル数を示し、lは60〜300、であり、Xは−OR1基、−OH基、又は−OCOR2基(R1及びR2は炭化水素基)を表し、Yは−R3基、水素原子、又は−COR4基(R3及びR4は炭化水素基)を表す。] - 前記酸化アルミニウム粒子の一次粒子の平均粒子径が0.05〜0.5μmである請求項1に記載のハードディスク基板用研磨液組成物。
- 前記酸化アルミニウム粒子が、湿式の循環式ビーズミルにより均一に解砕した酸化アルミニウム粒子スラリーを、さらに沈降法又は精密濾過により粗大粒子を除去して得られたものである、請求項1又は2に記載のハードディスク基板用研磨液組成物。
- 研磨液組成物を用いて被研磨基板を研磨する工程を有するハードディスク基板の製造方法であって、
前記研磨液組成物は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のハードディスク基板用研磨液組成物であるハードディスク基板の製造方法。 - 研磨前の前記研磨液組成物のpHと研磨後の研磨廃液のpHの差が2以下である請求項4に記載のハードディスク基板の製造方法。
- 前記研磨する工程で得られた基板を一次粒子の平均粒子径が0.005〜0.1μmの研磨粒子を含有する研磨液組成物により研磨する工程をさらに有する請求項4又は5に記載のハードディスク基板の製造方法。
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