JP5570028B2 - シール部材、シール部材の製造方法、シール部材の使用方法、流水用管路、及び流水用管路の製造方法 - Google Patents
シール部材、シール部材の製造方法、シール部材の使用方法、流水用管路、及び流水用管路の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5570028B2 JP5570028B2 JP2011033114A JP2011033114A JP5570028B2 JP 5570028 B2 JP5570028 B2 JP 5570028B2 JP 2011033114 A JP2011033114 A JP 2011033114A JP 2011033114 A JP2011033114 A JP 2011033114A JP 5570028 B2 JP5570028 B2 JP 5570028B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- seal member
- side wall
- hollow tubular
- tubular body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
Description
図1は、本実施形態のシール部材100の斜視図であり、図2は、図1のX−X断面図である。また、図3Aないし図3Dは、本実施形態におけるシール部材100の製造工程の一過程を示す断面図又は斜視図である。なお、図2において、便宜上、シール部材100の寸法を説明するための点線と実線とを設けている。
本実施形態では、第1の実施形態のシール部材100のうち、ベース12がベース212に変更された点を除き、第1の実施形態のシール部材100の構造、製造方法、及び使用方法、並びに流水用管路500の製造方法と同様である。従って、第1の実施形態と重複する説明は省略され得る。
本実施形態では、第1の実施形態の流水用管路500の管状体60a,60bが管状体362を用いた流水用管路に変更された点を除き、第1又は第2の実施形態のシール部材100,200の構造、製造方法、及び使用方法、並びに流水用管路500の製造方法と同様である。従って、第1又は第2の実施形態と重複する説明は省略され得る。
ところで、上述の中空管状体10,210の側壁部14とは異なり、図9に示すような中空管状体310も、他の好ましい一態様として採用できる。図9は、本実施形態におけるシール部材300の中空管状体310を示す図2に相当する断面図である。図9に示すシール部材300は、各側壁部14,14が各側壁部314,314に変更された点を除き、第1の実施形態のシール部材100の構造、製造方法、及び使用方法、並びに流水用管路500の製造方法と同様である。
また、上述の各実施形態では、中空管状体10,210の側壁部14の先端部14aが曲面を有していたが、その先端部14aの形状は曲面に限定されない。図10は、他の実施形態におけるシール部材の中空管状体410を示す図2に相当する断面図である。なお、図10には、説明の便宜のため点線が描かれている。図10に示すように、各側壁部414,414の先端部414a,414aは、側壁部414の主たる部分がベース12から延設される方向に対して角度θ(例えば、30°)だけ広がる方向の、断面が直線状である斜面を備えている。このような構造の中空管状体410が、第1のシール部材100又は第2のシール部材200の中空管状体として採用されたとしても、上述の各実施形態の効果の少なくとも一部の効果が奏され得る。但し、例えば、管状体60a,60b間に挟まれた際の押しつぶされた側壁部の厚さが与えるシール性への影響を考慮すれば、第1のシール部材100又は第2のシール部材200の中空管状体10,210を採用する方が好ましい。
12,212 ベース
14,314,414 側壁部
14a,414a 側壁部の先端部
15 中空管状体内の空間
16 薄肉部
18 蓋部
20 膨張体
30 接着部
40 カバー部
50 ガイド部
60a,60b,360 管状体
62a,62b,362a 端面
100,200 シール部材
314b 側壁部の突起部
412a ベースの突出部
Claims (12)
- 長尺のベースと、
前記ベースの短尺側の両端部又はその近傍から延設され、かつ前記ベースから離れるほど互いの間隔が広がるように形成された2つの側壁部と、
前記各側壁部から延設され、かつ薄肉部を介して形成された1つの蓋部と、を備え、
前記ベース、前記2つの側壁部、前記薄肉部、及び前記蓋部が、スポンジ状高分子により中空管状体となるように一体に成形され、
水分を吸収して膨張する長尺の膨張体が前記ベースに沿って前記中空管状体内に設けられた、
シール部材。 - 複数の管状体を接続する際に、少なくとも一方の前記管状体の端面上に配置され、前記接続の直前に前記薄肉部に沿って前記蓋部が引きちぎられることにより、前記膨張体が外気に曝される、
請求項1に記載のシール部材。 - 前記各側壁部の前記ベースから離れた側の端部が複数の曲率半径を持つ曲面を有し、
前記ベースの長尺方向に垂直な断面において、前記各側壁部の外側の曲率半径が、前記各側壁部の内側の曲率半径よりも小さい、
請求項1又は請求項2に記載のシール部材。 - 前記スポンジ状高分子が、エチレンプロピレン共重合体である、
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のシール部材。 - 前記膨張体が、熱可塑性樹脂を含まず、かつ繊維状ポリエチレンテレフタレート(PET)と高吸水性樹脂とが混合されて形成される、
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシール部材。 - 長尺のベースと、前記ベースの短尺側の両端部又はその近傍から延設され、かつ前記ベースから離れるほど互いの間隔が広がるように形成された2つの側壁部と、前記各側壁部から延設され、かつ薄肉部を介して形成された1つの蓋部とを備え、かつ前記ベース、前記2つの側壁部、前記薄肉部、及び前記蓋部が、スポンジ状高分子により一体に成形された中空管状体の管内に、前記ベースの長さよりも長く、接着部が設けられるとともに前記接着部を覆う前記中空管状体に対して接着性の無いカバー部を備え、水分を吸収して膨張する膨張体と一緒に長尺のガイド部を通すことにより、前記中空管状体の両開口から前記膨張体及び前記ガイド部を突出させるように導入する膨張体導入工程と、
突出する前記カバー部と前記ガイド部の一端とを一体化させた後、前記ガイド部を前記ガイド部の他端側に、前記膨張体の前記中空管状体に対する相対位置を実質的に変えることなく、前記カバー部を前記膨張体から引き剥がしながら引き抜くことにより、前記接着部を用いて前記膨張体を前記中空管状体の管内に止めるカバー剥離工程と、を含む、
シール部材の製造方法。 - 複数の管状体を接続する直前に、
長尺のベースと、前記ベースの短尺側の両端部又はその近傍から延設され、かつ前記ベースから離れるほど互いの間隔が広がるように形成された2つの側壁部と、前記各側壁部から延設され、かつ薄肉部を介して形成された1つの蓋部とを備え、前記ベース、前記2つの側壁部、前記薄肉部、及び前記蓋部が、スポンジ状高分子により中空管状体となるように一体に成形され、水分を吸収して膨張する長尺の膨張体が前記ベースに沿って前記中空管状体内に設けられたシール部材が、少なくとも一方の前記管状体の端面上に配置された状態で、前記蓋部を前記薄肉部に沿って引きちぎることにより、前記膨張体が外気に曝されるようにする工程を含む、
シール部材の使用方法。 - 前記蓋部が引きちぎられた、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の前記シール部材を介して、複数の管状体が接続された、
流水用管路。 - 長尺のベースと、前記ベースの短尺側の両端部又はその近傍から延設され、かつ前記ベースから離れるほど互いの間隔が広がるように形成された2つの側壁部と、前記各側壁部から延設され、かつ薄肉部を介して形成された1つの蓋部とを備え、前記ベース、前記2つの側壁部、前記薄肉部、及び前記蓋部が、スポンジ状高分子により中空管状体となるように一体に成形され、かつ水分を吸収して膨張する長尺の膨張体が前記ベースに沿って設けられた前記中空管状体を、複数の管状体の少なくとも一方の前記管状体の端面上に配置する配置工程と、
前記複数の管状体を接続する直前に、前記薄肉部に沿って前記蓋部が引きちぎられることにより、前記膨張体を外気に曝させる曝露工程と、
前記複数の管状体を接続する接続工程と、を含む、
流水用管路の製造方法。 - 前記各側壁部の前記ベースから離れた側の端部が複数の曲率半径を持つ曲面を有し、
前記ベースの長尺方向に垂直な断面において、前記各側壁部の外側の曲率半径が、前記各側壁部の内側の曲率半径よりも小さい、
請求項9に記載の流水用管路の製造方法。 - 前記スポンジ状高分子が、エチレンプロピレン共重合体である、
請求項9又は請求項10に記載の流水用管路の製造方法。 - 前記膨張体が、熱可塑性樹脂を含まず、かつ繊維状ポリエチレンテレフタレート(PET)と高吸水性樹脂とが混合されて形成される、
請求項9乃至請求項11のいずれか1項に記載の流水用管路の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011033114A JP5570028B2 (ja) | 2011-02-18 | 2011-02-18 | シール部材、シール部材の製造方法、シール部材の使用方法、流水用管路、及び流水用管路の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011033114A JP5570028B2 (ja) | 2011-02-18 | 2011-02-18 | シール部材、シール部材の製造方法、シール部材の使用方法、流水用管路、及び流水用管路の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012172709A JP2012172709A (ja) | 2012-09-10 |
JP5570028B2 true JP5570028B2 (ja) | 2014-08-13 |
Family
ID=46975812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011033114A Active JP5570028B2 (ja) | 2011-02-18 | 2011-02-18 | シール部材、シール部材の製造方法、シール部材の使用方法、流水用管路、及び流水用管路の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5570028B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7096872B2 (ja) * | 2020-10-15 | 2022-07-06 | 日本発條株式会社 | シール材及び構造物 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5312672A (en) * | 1992-12-21 | 1994-05-17 | Norton Company | Sealing strip for wall and floor joints |
JPH1137303A (ja) * | 1997-07-24 | 1999-02-12 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | メカニカルシール |
JP4136033B2 (ja) * | 1997-08-08 | 2008-08-20 | 株式会社スリーボンド | ジョイントシール材 |
JP2000081144A (ja) * | 1998-09-04 | 2000-03-21 | Taiho Kk | 止水材 |
JP2001073699A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-21 | Sanyo Chem Ind Ltd | 水膨張性止水材を備えた土木建築用成形品構造体 |
JP2001311069A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-11-09 | Sanyo Chem Ind Ltd | 水膨張性シール材 |
JP2005036567A (ja) * | 2003-07-17 | 2005-02-10 | Azuma Rubber Kogyo Kk | ジョイントシール材 |
CA2579073C (en) * | 2004-08-30 | 2014-07-29 | Bracco Diagnostics Inc. | Improved containers for pharmaceuticals, particularly for use in radioisotope generators |
-
2011
- 2011-02-18 JP JP2011033114A patent/JP5570028B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012172709A (ja) | 2012-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
BRPI0820435B1 (pt) | Sistema de tubo e método para acoplar um sistema de tubo | |
JP5570028B2 (ja) | シール部材、シール部材の製造方法、シール部材の使用方法、流水用管路、及び流水用管路の製造方法 | |
JP2016023667A (ja) | 断熱継手 | |
JP2008307784A (ja) | 既設管ライニング用帯状体及びライニング方法 | |
JP2009024750A (ja) | チューブ内蔵可撓性ホース | |
KR100786220B1 (ko) | 소켓을 갖는 이중벽관의 연결구 | |
JP5374243B2 (ja) | ドレイン排水処理装置及びドレイン排水路形成具 | |
JP5588255B2 (ja) | 管路更生管 | |
JP4789156B2 (ja) | 既設管人孔接続部の耐震化工法 | |
JP5703093B2 (ja) | プロファイル | |
JP2003214563A (ja) | 可撓部を有する合成樹脂製剛性管 | |
JP2000034738A (ja) | マンホールと管との接続構造 | |
JP2008014326A (ja) | 合成樹脂製可撓管 | |
JP5547979B2 (ja) | 排水用可撓管および接続部品接続構造 | |
JP2010275916A (ja) | 吸気ダクト | |
JP7372631B2 (ja) | ライニング部材 | |
JP7462226B2 (ja) | 管更生部材 | |
JP2006328711A (ja) | 可撓性ホース | |
JP7355330B2 (ja) | 管更生部材 | |
JP7290252B2 (ja) | 管更生部材 | |
JP2004124531A (ja) | 排水口体 | |
JP2005155806A (ja) | 可撓性排水管 | |
KR200469324Y1 (ko) | 튜브방수패킹이 구비된 합성수지 나선관 | |
JP2002286174A (ja) | 可撓性合成樹脂管 | |
JP2007298111A (ja) | 継手構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131025 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140417 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140527 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140620 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5570028 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |