JP2010275916A - 吸気ダクト - Google Patents

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Abstract

【課題】管内の吸気圧の損失の増大、及び管壁からの透過音による騒音の発生を招くことがなく、組み付け作業性、及び耐久性に優れる吸気騒音低減用の薄膜部を管壁に備えた吸気ダクトを提供する。
【解決手段】吸気ダクト1は、筒状のダクト本体2と、ダクト本体2の管壁に設けられた吸気騒音低減用の薄膜部5とを備えている。薄膜部5は、管壁に形成されると共に管内と管外とを連通する開口部6と、開口部6のダクト軸方向の両端に管壁から突設して形成された1対の保持壁7,7と、両保持壁7,7及び開口部6周辺の管壁の形状に沿って組み付けられると共に開口部6を略密閉する薄膜8とからなる。薄膜8のダクト軸方向の両端は、薄膜8の屈曲形状が保たれるように両保持壁7,7に固定され、薄膜8のダクト軸方向と直交する方向の両端は、管壁に固定されることなく、薄膜8の内面と管壁の外面とが面接触することによって管壁に保持されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンへ空気を供給する通路としての吸気ダクトに関し、詳しくは吸気時の騒音を低減する吸気ダクトに関する。
吸気騒音とは、エンジンの吸気に伴って、主に吸気系の外気取り入れ口(吸気口)から漏れる騒音のことであり、特にエンジンの低速回転時に耳障りであるため問題となる。吸気騒音の発生要因としては、エンジンの各気筒で断続的に現れる吸気行程に伴う圧力脈動による音、エアクリーナホースや吸気ダクトなどの吸気管中での気流の衝突による気流音などがあげられる。
特に前者の圧力脈動による音が吸気騒音の主原因となっている。エンジンの燃焼室から吸気口に伝達される音は、吸気管内に生じる圧力脈動に起因した気柱共鳴によって特定の周波数領域で音圧レベルが増幅する。したがって、この吸気騒音を抑制するためには、吸気管内で発生する脈動圧力を吸気管の管壁から外部に逃がしてやればよい。
そこで、特許文献1には、吸気管の管壁の一部に不織布で覆われた開口部を有する吸気ダクトが開示されている。図7に示すとおり、この吸気ダクト50は、吸気口側に配置される入口端部51と、エンジンのインテークマニホールドに固定される出口端部52を有する筒状を呈し、入口端部51側の管壁の一側面に管壁の長手方向に延びる開口部が形成され、この開口部が不織布53で覆われた構造からなる。
吸気ダクト50内の空気は、不織布53を介して外気と連通しているため、吸気ダクト50内の音圧が不織布53から外部に逃げる。これにより、吸気ダクト50内で発生する気柱共鳴が抑制され、吸気騒音が低減される。
また、特許文献2には、吸気管の管壁の一部に薄膜で覆われた開口部を有する吸気ダクトが開示されている。図8に示すとおり、この吸気ダクト63は、エンジン61とエアクリーナ62との間に配設され、吸気ダクト63の管壁の一部に低音フィルタ60が設けられている。低音フィルタ60は、管壁に形成された開口部64を、開口部64の全周方向に所定の張力Fで伸張された薄膜65により被覆した構造からなる。
薄膜65は、吸気ダクト63内を伝搬する音の低域を遮断して、中高域を薄膜65を介して管外に透過させる。また、薄膜65の張力Fを変更することで、遮断する低域の音の周波数帯域を変更できると共に、所望の中高域の音を放音させることができる。
特開2001−336457号公報 特開2006−184681号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている従来の吸気ダクト50においては、不織布53の通気性が高いために、不織布53を介して外気が吸気ダクト50内に取り込まれることによりダクト内の吸気圧の損失が増大するという問題がある。また、不織布53を透過する透過音が大きく、この透過音が騒音になるという問題がある。さらに、不織布53を介して吸気ダクト50内に水が混入したり、不織布53の目詰まりによって吸気騒音を低減する機能が損なわれるという耐久性の問題もある。
また、特許文献2に開示されている従来の吸気ダクト63においては、薄膜63に張力Fを加えた状態で開口部64に組み付けなくてはならないため、組み付け作業が煩雑であり、作業性に問題がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、管内の吸気圧の損失の増大、及び管壁からの透過音による騒音の発生を招くことがなく、組み付け作業性、及び耐久性に優れる吸気騒音低減用の薄膜部を管壁に備えた吸気ダクトを提供することを目的とする。
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき、必要に応じて作用効果等を付記しつつ説明する。
(1)本発明の吸気ダクトは、自動車の外気取り入れ口とエンジンのインテークマニホールドとの間の吸気経路に配設される吸気ダクトにおいて、前記吸気ダクトは、筒状のダクト本体と、該ダクト本体の管壁に設けられた吸気騒音低減用の薄膜部とを備え、前記薄膜部は、前記管壁に形成されると共に管内と管外とを連通する通気領域と、該通気領域のダクト軸方向の両端に該管壁から突設して形成された1対の保持壁と、両該保持壁及び該通気領域周辺の該管壁の形状に沿って組み付けられると共に該通気領域を略密閉する薄膜と、からなり、前記薄膜は、ダクト軸方向に沿って折り曲げられると共に管外方向に突出する少なくとも1箇所の屈曲凸部を有し、該薄膜のダクト軸方向の両端は、該薄膜の屈曲形状が保たれるように両前記保持壁に固定され、該薄膜のダクト軸方向と直交する方向の両端は、前記管壁に固定されることなく、該薄膜の内面と該管壁の外面とが面接触することによって該管壁に保持されていることを特徴とする。
ここで、「略密閉」とは、管内の空気が、通気領域を通り抜けて、容易に外気へ放出されることのない密閉の状態を示している。また、「面接触」とは、面と面とが接触することによって接触面を形成している状態を示している。
このような構成によれば、吸気騒音低減用の薄膜部は、ダクト本体の管壁に形成された通気領域を薄膜により略密閉した構造からなる。したがって、管壁に形成された開口部が不織布で覆われた構造からなる特許文献1に記載の吸気ダクトとは異なって、管内の吸気圧の損失の増大、及び管壁からの透過音による騒音の発生を抑えることができる。また、通気性のない薄膜を用いているため、不織布のように、管内への水の混入や、目詰まりがなく耐久性に優れている。
また、薄膜は、ダクト軸方向に沿って折り曲げられた屈曲凸部を有している。このように薄膜に折り曲げ部を形成することにより、薄膜の折り曲げ方向(ダクト軸方向)の曲げ変形に対して薄膜の剛性が高まることは周知のことである。したがって、薄膜に屈曲凸部を形成することにより薄膜の剛性が高まるため、薄膜に張力を加えることなく、薄膜のダクト軸方向の両端を両保持壁に固定するという簡易な方法により、薄膜の屈曲形状を保って、かつ薄膜の膜面が弛んでない状態で薄膜の組み付けを行うことが可能であり、組み付け作業性に優れている。
また、薄膜に屈曲凸部を形成することにより薄膜の剛性が高まるため、管内に吸気圧による負圧が作用しても、薄膜の屈曲形状が変形しにくく、管内で発生する脈動圧力により薄膜がばたつくおそれも小さい。
薄膜部は、薄膜が振動することによって、管内の音圧を低減すると推察される。したがって、薄膜の変形に対する拘束が過剰に大きい場合には、薄膜の振動が阻害され、管内の音圧を低減する効果が得られない場合がある。
本発明の構成によれば、薄膜のダクト軸方向と直交する方向の両端は、管壁に固定されることなく、薄膜の内面と管壁の外面とが面接触することによって管壁に保持されている。したがって、この面接触部分では薄膜の拘束が弱く、面接触部分の接触面積は、管内の吸気圧の変化に伴って変化する。このため、薄膜の振動が阻害されにくく、管内の音圧が低減されるため、吸気騒音を確実に低減することができる。
なお、薄膜は、少なくとも1箇所の屈曲凸部を有しているが、薄膜を、この屈曲凸部と平行に複数回折り曲げることによって複数の屈曲凸部を形成することができる。薄膜に複数の屈曲凸部を設けることによって、薄膜の折り曲げ方向の曲げ変形に対する剛性を高めたり、限られた薄膜部の形成領域に、より大きな面積の膜面をもつ薄膜を組み付けることができる。これにより、薄膜の振動特性を調節可能であり、管内の音圧を低減する効果を調節することができる。
(2)本発明の吸気ダクトにおいて、好ましくは、前記通気領域は、ダクト軸方向に延び、前記ダクト本体の前記管壁に設けられた1つの開口部又は複数の貫通孔の集合によって形成されていることを特徴とする。
通気領域をダクト軸方向に延びる形状とする方が、通気領域をダクト軸方向と直交する方向に延びる形状とするよりも、吸気騒音を低減する効果が高い。
管内の音圧を低減する効果は通気領域の通気性によって調節可能である。ここで、通気性は、管壁を貫通する穴の面積、形状、及び個数に左右される。通気領域を1つの開口部によって形成する場合には、開口部の開口面積によって通気領域の通気性を調節することができる。また、通気領域を複数の貫通孔の集合によって形成する場合には、空気が各貫通孔を通過する際の通気抵抗が大きく働くため、各貫通孔の合計の開口面積と貫通孔の個数によって通気領域の通気性を調節することができる。
(3)本発明の吸気ダクトにおいて、好ましくは、前記通気領域のダクト軸方向の位置が、前記吸気ダクト内で発生する気柱共鳴波の腹位置と重なるように設定されていることを特徴とする。
吸気ダクト内の音圧は、気柱共鳴によって特定の周波数領域で音圧レベルが増幅する。そして、気柱共鳴波の腹位置において最も音圧レベルが増幅することから、通気領域のダクト軸方向の位置を気柱共鳴波の腹位置と重なるように設定することによって、効率よく音圧を低減して、吸気騒音を低減することができる。
本発明によれば、管内の吸気圧の損失の増大、及び管壁からの透過音による騒音の発生を招くことがなく、組み付け作業性、及び耐久性に優れる吸気騒音低減用の薄膜部を管壁に備えた吸気ダクトを提供することができる。
第1実施形態における吸気ダクトの構造を説明する説明図であって、(a)は斜視図、(b)は(a)におけるA−A線で切断した断面図を示している。 第1実施形態における吸気ダクトの薄膜部の構造を説明する斜視図である。 第2実施形態における吸気ダクトの薄膜部の構造を説明する斜視図である。 吸気ダクトの音圧レベルを測定する方法を説明する斜視図であって、(a)は実施例1、(b)は比較例1、(c)は比較例2を示している。 実施例1、比較例1及び2の吸気音の音圧レベルを示すグラフである。 実施例1、比較例1及び2の透過音の音圧レベルを示すグラフである。 吸気管の管壁の一部に不織布で覆われた開口部を有する従来の吸気ダクトの構造を説明する斜視図である。 吸気管の管壁の一部に薄膜で覆われた開口部を有する従来の吸気ダクトの構造を説明する説明図である。
以下、本発明の吸気ダクトの実施形態について図面を参照しつつ詳しく説明する。
(第1実施形態)
本実施形態における吸気ダクトの構造を説明する説明図を図1に示す。吸気ダクト1は、 自動車の外気取り入れ口とエンジンのインテークマニホールドとの間の吸気経路に配設され、自動車のエンジンルーム内において、外気を図示しないエアクリーナ内に導入するための管路として設けられている。この吸気ダクト1は、筒状のダクト本体2と、ダクト本体2の管壁に設けられた吸気騒音を低減するための薄膜部5とを備えている。
ダクト本体2は、略円筒形状に形成されており、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリアミド(PA)、ポリエステル(PET等)、ポリスチレン(PS)等の熱可塑性樹脂のブロー成形体または射出成形体からなっている。
このダクト本体2の一端には、外気を導入するための導入部2aとして吸気口3が形成されている。一方、ダクト本体2の他端には、図示しない蛇管等を介して同じく図示しないエアクリーナに取り付けるための接続部2cとして接続口4が形成されている。
薄膜部5は、ダクト本体2の導入部2aと接続部2cとの間の中間部2bの管壁に配置され、ダクト本体2のダクト軸を挟んだ両側の管壁に対向して配置されている。また、両薄膜部5,5のダクト軸方向の位置は、吸気ダクト1内で発生する気柱共鳴波の腹位置と重なるように設定されている。この対向する両薄膜部5,5の構造は同じであるため、以降、一方の薄膜部5についてのみ説明する。
薄膜部5の構造を説明する斜視図を図2に示す。薄膜部5は、ダクト本体2の管壁に形成されると共に管内と管外とを連通する開口部6と、開口部6のダクト軸方向の両端に管壁から突設して形成された1対の保持壁7,7と、両保持壁7,7及び開口部6周辺の管壁の形状に沿って組み付けられると共に開口部6を略密閉する1枚の薄膜8とからなる。
開口部6は、ダクト本体2の管壁が、ダクト軸方向に延びる長穴として切り取られた矩形の形状を呈している。なお、開口部6の開口面積は、管内の音圧を低減する効果や、薄膜部5を透過する透過音の程度を勘案した上で、解析や実験に基づいて設定することができる。
両保持壁7,7は、互いに同一形状からなり、ダクト軸方向からみて二等辺三角形の壁面形状を呈している。保持壁7は、ダクト軸方向に厚みをもち、保持壁7の厚み部分の上面(二等辺三角形の斜面部分)は、薄膜8を保持する保持面7aとなっている。
両保持壁7,7は、開口部6のダクト軸方向の両端に、開口部6の短手方向と両保持壁7,7の各壁面とが平行になるようにそれぞれ配置され、また、開口部6の短手方向の開口端から少し離れた位置にそれぞれ管壁から突設して配置されている。両保持壁7,7は、ダクト本体2をブロー成形または射出成形する際に、ダクト本体2と一体に形成される。
薄膜8は、可撓性で、非通気性の厚さ50〜200μmのフィルムであり、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)などの樹脂材料よりなる。
折り曲げ前の薄膜8の形状は、矩形薄板状であり、この折り曲げ前の薄膜8を、対向する二辺と平行な薄膜8の中心線を折り曲げ線として二つ折りにすることによって、薄板部5に組み付ける断面V字状の薄膜8が形成される。
ここで、薄膜8の折り曲げ線は、屈曲凸部8aである。また、屈曲凸部8aの延伸方向の薄膜8の両端の内面側は、保持壁7に保持される固定面8b,8bである。また、屈曲凸部8aと平行する薄膜8の両端の内面側は、開口部6周辺の管壁に保持される接触面8c,8cである。
この状態において、屈曲凸部8a及び両接触面8c,8cの延伸方向の長さは、両保持壁7,7の対向する壁面間の距離よりも若干長く形成されている。また、薄膜8の断面V字状の断面に沿った長さは、保持壁7の二等辺三角形の壁面形状の斜面部分の長さ(保持面7aの長さ)よりも若干長く形成されている。
薄膜8は、屈曲凸部8aの延伸方向をダクト軸方向に向けて、薄膜8のダクト軸方向の両端の両固定面8b,8bと、両保持壁7,7の両保持面7a,7aとがそれぞれ密着するように、両保持壁7,7に被せられることによって、薄膜部5に組み付けられている。ここで、両固定面8b,8bと、両保持面7a,7aとは、接着剤による接着、加熱による溶着、ビス止め等の固定方法により固定されている。
このように薄膜8が薄膜部5に組み付けられた状態において、薄膜8のダクト軸方向と直交する方向の両端の両接触面8c,8cは、開口部6の周辺の管壁と密着している。そして、両接触面8c,8cが、管壁に固定されることなく、管壁の外面に面接触によって保持された状態となっている。
以上により、開口部6は、両保持壁7,7と、薄膜8とによって覆われて、ダクト本体2内の空気が、開口部6を通り抜けて、容易に外気へ放出されることのない略密閉な状態となっている。
本実施形態の吸気ダクト1による作用効果は次のとおりである。
薄膜部5は、ダクト本体2の管壁に形成された開口部6を薄膜8により略密閉した構造からなる。したがって、管内の吸気圧の損失の増大、及び管壁からの透過音による騒音の発生を抑えることができる。また、非通気性の薄膜8を用いているため、通気性を有する不織布のように、管内への水の混入や、目詰まりがなく耐久性に優れている。
また、薄膜8は、ダクト軸方向に沿って折り曲げられた屈曲凸部8aを有しているため、薄膜8のダクト軸方向の曲げ変形に対する剛性が高くなっている。これにより、薄膜8に張力を加えることなく、薄膜8のダクト軸方向の両端の両固定面8b,8bを両保持壁7,7にそれぞれ固定するという簡易な方法により、薄膜8の屈曲形状を保って、かつ薄膜8の膜面が弛んでない状態で薄膜8の組み付けを行うことが可能であり、組み付け作業性に優れている。
また、薄膜8に屈曲凸部8aを形成することにより薄膜8の剛性が高まるため、管内に吸気圧による負圧が作用しても、薄膜8の屈曲形状が変形しにくく、管内で発生する脈動圧力により薄膜8がばたつくおそれも小さい。
また、薄膜8のダクト軸方向と直交する方向の両端の両接触面8c,8cは、管壁に固定されることなく、薄膜8の内面と管壁の外面とが面接触することによって管壁に保持されている。したがって、この面接触部分では薄膜8の拘束が弱くなっているため、管内の音圧による薄膜8の振動が阻害されにくく、管内の音圧が低減されるため、吸気騒音を確実に低減することができる。
また、開口部6がダクト軸方向に延びる形状を呈し、両薄膜部5,5のダクト軸方向の位置が、吸気ダクト1内で発生する気柱共鳴波の腹位置と重なるように設定されているため、効率よく音圧を低減して、吸気騒音を低減することができる。
(第2実施形態)
本実施形態は、第1実施形態における薄膜部5の構造を変更した実施形態である。その他の構成部品は第1実施形態と同一であるため説明を省略する。
本実施形態の薄膜部の構造を説明する斜視図を図3に示す。薄膜部15は、ダクト本体の管壁に形成されると共に管内と管外とを連通する開口部16と、開口部16のダクト軸方向の両端に管壁から突設して形成された1対の保持壁17,17と、両保持壁17,17及び開口部16周辺の管壁の形状に沿って組み付けられると共に開口部16を略密閉する1枚の薄膜18とからなる。
開口部16は、ダクト本体の管壁が、ダクト軸方向に延びる長穴として切り取られた矩形の形状を呈している。
両保持壁17,17は、互いに同一形状からなり、ダクト軸方向からみて2つの頂部を有する逆W字状の壁面形状を呈している。保持壁17は、ダクト軸方向に厚みをもち、保持壁17の厚み部分の上面(逆W字状の斜面部分)は、薄膜18を保持する保持面17aとなっている。
両保持壁17,17は、開口部16のダクト軸方向の両端に、開口部16の短手方向と両保持壁17,17の各壁面とが平行になるようにそれぞれ配置され、また、開口部16の短手方向の開口端から少し離れた位置にそれぞれ管壁から突設して配置されている。両保持壁17,17は、ダクト本体をブロー成形または射出成形する際に、ダクト本体と一体に形成される。
薄膜18は、可撓性で、非通気性の厚さ50〜200μmのフィルムであり、第1実施形態で示した薄膜8と同様の樹脂材料よりなる。
折り曲げ前の薄膜18の形状は、矩形薄板状であり、この折り曲げ前の薄膜18を、対向する二辺と平行な3本の折り曲げ線で、この二辺の一方側から順に、山折り、谷折り、山折りすることによって、薄板部15に組み付ける断面W字状の薄膜18が形成される。
ここで、薄膜18の山折りした2本の折り曲げ線は、屈曲凸部18a,18aであり、谷折りした1本の折り曲げ線は、屈曲凹部18dである。また、屈曲凸部18aの延伸方向の薄膜18の両端の内面側は、保持壁17に保持される固定面18b,18bである。また、屈曲凸部18aと平行する薄膜18の両端の内面側は、開口部16周辺の管壁に保持される接触面18c,18cである。
この状態において、両屈曲凸部18a,18a、屈曲凹部18d及び両接触面18c,18cの延伸方向の長さは、両保持壁17,17の対向する壁面間の距離よりも若干長く形成されている。また、薄膜18の断面W字状の断面に沿った長さは、保持壁17の逆W字状の壁面形状の斜面部分の長さ(保持面17aの長さ)よりも若干長く形成されている。
薄膜18は、屈曲凸部18aの延伸方向をダクト軸方向に向けて、薄膜18のダクト軸方向の両端の両固定面18b,18bと、両保持壁17,17の両保持面17a,17aとがそれぞれ密着するように、両保持壁17,17に被せられることによって、薄膜部15に組み付けられている。ここで、両固定面18b,18bと、両保持面17a,17aとは、第1実施形態で示した固定方法と同様の方法により固定されている。
このように薄膜18が薄膜部15に組み付けられた状態において、薄膜18のダクト軸方向と直交する方向の両端の両接触面18c,18cは、開口部16の周辺の管壁と密着している。そして、両接触面18c,18cが、管壁に固定されることなく、管壁の外面に面接触によって保持された状態となっている。
以上により、開口部16は、両保持壁17,17と、薄膜18とによって覆われて、ダクト本体内の空気が、開口部16を通り抜けて、容易に外気へ放出されることのない略密閉な状態となっている。
本実施形態の薄膜部15を備える吸気ダクトによる作用効果は、第1実施形態で示した吸気ダクト1の作用効果と同様であるが、吸気ダクト1の作用効果に加えて次の作用効果を有している。
薄膜18は、2箇所の屈曲凸部18a,18aと、1箇所の屈曲凹部18dとを有している。このため、例えば、第1実施形態の薄膜部5と本実施形態の薄膜部15とが管壁の同一面積の壁面領域に形成される場合には、第1実施形態の薄膜8の膜面積よりも大きい膜面積からなる薄膜18を薄膜部15に組み付けることができる。薄膜18の膜面積が大きければ、薄膜の膜面の振動する面積も多くなるため、管内の音圧を低減する効果を高めることができる場合がある。
また、本実施形態の薄膜18は、第1実施形態の薄膜8よりも多くの折り曲げを行うことによって形成されているため、薄膜18の折り曲げ方向の曲げ変形に対する剛性を、薄膜8の剛性よりも高めることができる。これにより、管内で発生する脈動圧力により薄膜18がばたつくおそれがより小さくなる。
(その他の実施形態)
本発明の吸気ダクトは、上述した第1及び第2実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、当業者が行い得る変更、改良等を施した種々の形態にて実施することができる。
例えば、第1及び第2実施形態において、吸気ダクトがエアクリーナの上流側に設けられている場合を想定して説明したが、吸気ダクトの位置は、エアクリーナの下流側であっても構わない。
また、第1及び第2実施形態において、吸気ダクトに2箇所の薄膜部を形成したが、吸気ダクトに1箇所の薄膜部を形成してもよいし、2箇所以上の薄膜部を形成してもよい。また、薄膜部のダクト軸方向の形成位置についても、ダクト本体の導入部と接続部の近傍を避けた中間部に形成するのであれば特に限定されない。
また、第1実施形態においては、断面V字状の薄膜8、第2実施形態においては、断面W字状の薄膜18を用いているが、薄膜の断面形状は、ダクト軸方向に沿って折り曲げられると共に管外方向に突出する少なくとも1箇所の屈曲凸部を有していれば、いかなる断面形状であってもよい。ここで、ある断面形状の薄膜を用いる場合には、この薄膜に噛み合う壁面形状の保持壁を形成しておけばよい。
また、第1及び第2実施形態において、薄膜の薄膜部への組み付けは、薄膜を保持壁の厚み部分の上面に被せることによって行っているが、薄膜が保持壁の上面に被さっていることは限定されない。例えば、両保持壁の対向する壁面のそれぞれに、薄膜の屈曲形状を保持可能な凸部を形成して、この凸部に薄膜を固定してもよい。また、両保持壁の対向する壁面のそれぞれに、薄膜の断面形状と同一形状の凹部を形成して、この凹部に薄膜を嵌め込んで固定してもよい。
本実施例は、本発明の吸気ダクトの騒音低減効果を検証するために行った実験である。吸気ダクトの音圧レベルを測定する方法を説明する斜視図を図4に示す。図4(a)は実施例1、図4(b)は比較例1、図4(c)は比較例2の斜視図を示している。
(実施例1)
本実施例は、前述した第1実施形態の吸気ダクト1を具現化した実施例である。実験用の吸気ダクト21は、内径44mm、肉厚2mm、長さ400mmの円筒形状のダクト本体22と、ダクト本体22の管壁の長手方向の中央部に設けられた2箇所の薄膜部25とからなる。
ダクト本体22の両端のうちの一端は集音側開口部23、他端は音源側開口部24として設定されている。ダクト本体22の集音側開口部23側の端部は、ダクト本体22の外径と同程度の円形開口部が形成された遮音壁Wの円形開口部に挿通されている。また、ダクト本体22の音源側開口部24側の端部は、箱を構成する各壁面のうちの一壁面にダクト本体22の外径と同程度の円形開口部が形成された遮音性の高い箱Cの円形開口部に挿通されている。この遮音性の高い箱Cの中に音源としてのスピーカSが内蔵されている。
薄膜部25は、ダクト本体22の管壁に形成されると共に管内と管外とを連通する開口部26と、開口部26のダクト軸方向の両端に管壁から突設して形成された1対の保持壁27,27と、両保持壁27,27及び開口部26周辺の管壁の形状に沿って組み付けられると共に開口部26を略密閉する1枚の薄膜28とからなる。
薄膜部25の基本構造は、第1実施形態で示した薄膜部5の構造と同様であるため説明を省略する。なお、本実施例においては、開口部26の平面寸法を10mm×60mmの矩形とした。また、保持壁27は、管壁からの突出量が10mmの二等辺三角形の壁面形状とした。
吸気ダクト21の吸気音及び透過音の音圧レベルの測定方法は、次のとおりである。吸気ダクト21の音源側開口部24の近傍に配置されたスピーカSを音源として様々な周波数の音を放音して、集音側開口部23の近傍に配置されたマイクM、及び薄膜部25の近傍の上方に配置されたマイクMによって集音する。マイクMによって集音された音は吸気音であり、マイクMによって集音された音は透過音である。なお、音源から放音される音、吸気音、及び透過音は、それぞれの音が混じり合わないように、遮音壁W及び遮音性の高い箱Cによって遮音されている。
(比較例1)
本比較例は、実施例1で示した吸気ダクト21に薄膜部25を設けない構造からなる。すなわち、本比較例の吸気ダクト31は、円筒形状のダクト本体32と、ダクト本体32の一端に設定された集音側開口部33と、他端に設定された音源側開口部34とからなる単純な直管である。
実験方法については、実施例1と同様であるため説明を省略する。なお、本比較例においても、実施例1と同様に、図示しない遮音壁及び遮音性の高い箱が配置されている。
(比較例2)
本比較例は、実施例1で示した吸気ダクト21に備わる2箇所の薄膜部25,25を、1箇所の通気部45に変更した構造からなる。本比較例の吸気ダクト41は、前述した特許文献1に記載の吸気ダクト50の変形形態に相当する。
本比較例の吸気ダクト41は、円筒形状のダクト本体42と、ダクト本体42の一端に設定された集音側開口部43と、他端に設定された音源側開口部44と、ダクト本体42の管壁の長手方向の中央部に設けられた1箇所の通気部45とからなる。ダクト本体42の寸法は、実施例1のダクト本体22の寸法と同一である。
通気部45は、ダクト本体42の管壁に形成されると共に管内と管外とを連通する矩形の開口形状の開口部46と、開口部46の外周を囲むと共に管壁から突設して形成された取付壁47と、取付壁47の上部を塞ぐ1枚の不織布48とからなる。
実験方法については、実施例1と同様であるため説明を省略する。なお、本比較例においても、実施例1と同様に、図示しない遮音壁及び遮音性の高い箱が配置されている。
(吸気音の評価)
実施例1、比較例1及び2の吸気音の音圧レベルの測定結果は、図5に示すグラフのとおりである。同図において、横軸は音波の周波数、縦軸は音圧レベルを示す。また、グラフ内の実線は実施例1、破線は比較例1、一点鎖線は比較例2の音圧レベルの測定結果を示している。
吸気騒音を低減する対策がとられていない比較例1の音圧レベルは、周波数360Hzに一次共鳴による共鳴ピークP、周波数650Hzに二次共鳴による共鳴ピークPが認められた。この共鳴ピークP及びP付近では、他の周波数帯から突出して音圧レベルが高く、共鳴ピークPでは110dBに近い音圧レベル、共鳴ピークPでは110dBを越える音圧レベルが測定された。なお、音圧レベル110dBの音は、自動車のクラクション(前方2m)の音と言われている。
これに対して、吸気騒音を低減する対策がとられている実施例1及び比較例2においては、比較例1ほどの大きな音圧レベルの共鳴ピークP及びPが認められることはなく、周波数の増加に伴って、比較的滑らかに音圧レベルが増加する傾向が認められた。すなわち、実施例1及び比較例2は、いずれも共鳴ピークの音圧レベルを低減する効果があり、いずれも吸気騒音を低減できることがわかった。
(透過音の評価)
実施例1、比較例1及び2の透過音の音圧レベルの測定結果は、図6に示すグラフのとおりである。同図において、横軸は音波の周波数、縦軸は音圧レベルを示す。また、グラフ内の実線は実施例1、破線は比較例1、一点鎖線は比較例2の音圧レベルの測定結果を示している。
比較例1の透過音は、管壁を介して漏れる透過音であるため、当然ながら、吸気音に比べると十分に小さい音圧レベルとなっている。また、透過音においても吸気音と同じ周波数付近で音圧レベルの共鳴ピークが認められる。
これに対して、実施例1及び比較例2の音圧レベルは、比較例1の音圧レベルよりも高い音圧レベルとなっている。これは、実施例1及び比較例2においては、薄膜部25及び通気部45を介して管内の音(音圧)を低減すると共に、音(音圧)を外部に逃がすことにより吸気騒音を低減する構造であることから当然の結果と言える。
ただし、実施例1及び比較例2のいずれにおいても、吸気音と同程度の大きな音圧レベルの透過音が外部に漏れるわけではなく、吸気音よりも低い音圧レベルまで音圧が低減された音が透過音として外部に漏れている。
実施例1の透過音の音圧レベルは、比較例2の透過音の音圧レベルよりも小さく抑えられていることから、実施例1においては、透過音による騒音が発生しにくいことがわかる。
1 … 吸気ダクト 2 … ダクト本体
5,15 … 薄膜部 6,16 … 開口部(通気領域)
7,17 … 保持壁 7a,17a … 保持面
8,18 … 薄膜 8a,18a … 屈曲凸部
8b,18b … 固定面 8c,18c … 接触面

Claims (3)

  1. 自動車の外気取り入れ口とエンジンのインテークマニホールドとの間の吸気経路に配設される吸気ダクトにおいて、
    前記吸気ダクトは、筒状のダクト本体と、該ダクト本体の管壁に設けられた吸気騒音低減用の薄膜部とを備え、
    前記薄膜部は、前記管壁に形成されると共に管内と管外とを連通する通気領域と、該通気領域のダクト軸方向の両端に該管壁から突設して形成された1対の保持壁と、両該保持壁及び該通気領域周辺の該管壁の形状に沿って組み付けられると共に該通気領域を略密閉する薄膜と、からなり、
    前記薄膜は、ダクト軸方向に沿って折り曲げられると共に管外方向に突出する少なくとも1箇所の屈曲凸部を有し、該薄膜のダクト軸方向の両端は、該薄膜の屈曲形状が保たれるように両前記保持壁に固定され、該薄膜のダクト軸方向と直交する方向の両端は、前記管壁に固定されることなく、該薄膜の内面と該管壁の外面とが面接触することによって該管壁に保持されていることを特徴とする吸気ダクト。
  2. 前記通気領域は、ダクト軸方向に延び、前記ダクト本体の前記管壁に設けられた1つの開口部又は複数の貫通孔の集合によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の吸気ダクト。
  3. 前記通気領域のダクト軸方向の位置が、前記吸気ダクト内で発生する気柱共鳴波の腹位置と重なるように設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸気ダクト。
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