JP5566530B2 - エンジン始動装置およびエンジン始動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、所定のアイドルストップ条件が成立するとエンジンのアイドルストップを行い、その後、再始動条件が成立するとエンジンを再始動させる自動アイドルストップシステムのためのエンジン始動装置およびエンジン始動方法に関するものである。
従来、自動車の燃費改善・環境負荷低減等を目的として、所定の条件が満たされると自動でアイドルストップを行う自動アイドルストップシステムが開発されてきた。しかしながら、エンジン回転が摩擦力により完全に停止するまでには時間がかかり、従来のアイドルストップシステムでは、この期間の再始動が不可能であった。
そこで、この問題を解決する方法として、例えば、内燃機関の始動制御装置において、内燃機関の回転数が、回転駆動機構を内燃機関に係合させることの可能な回転数に低下したことが始動回転数判定手段によって判定された場合に、回転駆動機構を内燃機関に係合させて内燃機関を回転駆動するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、エンジン自動停止始動制御装置において、ピニオンを回転駆動するモータと、前記ピニオンをエンジンのクランク軸に連結されたリングギアに噛み合わせるアクチュエータとを個別に作動可能なスタータを備え、エンジンの自動停止によりエンジン回転速度が降下するエンジン回転降下期間中にエンジン回転速度が所定の回転速度領域でエンジン再始動要求が発生したときに、アクチュエータによりピニオンをリングギアに噛み合わせた後、またはその噛み合わせの途中にモータによりピニオンを回転させて前記スタータによるクランキングを開始してエンジンを再始動させるものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、エンジン始動装置において、エンジンの再始動要求があると、エンジン回転数があらかじめ定められた噛合い可能回転数以下であるか否かを判断する判断処理、前記判断処理にてエンジン回転数が前記噛合い可能回転数以下であると判断された場合、前記ソレノイドへの電力供給を行う第1電力供給処理、前記第1電力供給処理の後、あらかじめ定められた条件の成立を判断する条件判断処理、および、前記条件判断処理にて条件の成立が判断されると、前記スタータモータへの電力供給を行う第2電力供給処理、を実行するエンジン始動装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−65191号公報 特開2011−99455号公報 特開2010−84754号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
特許文献1においては、確かにエンジンの完全停止まで待機してから、ピニオンギアとリングギアを噛み合わせて再始動するよりも、早期のエンジン再始動を実現可能である。しかしながら、一般的に、エンジンは、慣性回転中に0rpm付近で正転と逆転を繰り返すため、エンジンが逆転中にピニオンギアがリングギアへと噛み合ってしまうおそれがあった。
また、特許文献2においても、エンジンの完全停止まで待機するよりも早期にエンジン再始動を実現可能である。しかしながら、この特許文献2は、逆回転中の噛み合いに関しては何ら言及していない。また、アクチュエータにより逆回転以前にピニオンギアを噛み合わせる記載はあるが、モータとアクチュエータを個別に動作させる構造が前提となってしまう。このため、従来のスタータより部品点数や寸法、重量等が増加してしまうという課題があった。
また、エンジン停止時に毎回噛み合わせるため、ドライバの操作とは無関係に噛み合い音が発生してしまうこととなり、ドライバに違和感を与えてしまうおそれがあった。
また、特許文献3の装置においても、エンジン逆転中の噛み合いを禁止しておらず、また、モータとアクチュエータを個別に動作させる構造が前提となっていた。また、ピニオンギアの移動とスタータモータの回転とを個別に行うことができないスタータでは、このような対策が適用できないため、より正確にエンジンの逆回転挙動を予測する必要があった。
また、例えば、逆転中の噛み合いを禁止中に、エンジン回転数が所定回転数未満(所定回転数よりマイナス側)となった後、再度所定回転数以上となった際に、噛み合い禁止を解除するように設定したケースを考える。このケースにおいて、逆転量が大きい場合には、噛み合い禁止後にエンジン回転数が所定回転数未満となった後に再度所定回転数以上となり、噛み合い禁止が解除されるが、逆転量が小さい場合には、噛み合い禁止後にエンジン回転数が所定回転数未満とならず、噛み合い禁止を解除することができなくなる。よって、エンジン回転数と所定回転数との比較だけでは、噛み合い禁止を解除できなくなるおそれがある。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、噛み合い時のピニオンギアとリングギアとの衝撃を抑え、自動アイドルストップシステムにおけるエンジンの慣性回転中の再始動を、速やかに、かつ静粛に行うことを可能にしたエンジン始動装置およびエンジン始動方法を提供することを目的とする。
本発明に係るエンジン始動装置は、所定のアイドルストップ条件が成立するとエンジンのアイドルストップを行い、その後、再始動条件が成立するとエンジンを再始動させる自動アイドルストップシステムのためのエンジン始動装置であって、スタータと、エンジンのクランク軸に連結するリングギアと、エンジンを始動するためのスタータモータと、スタータモータの回転をリングギアに伝達するピニオンギアと、リングギアとピニオンギアとの噛み合い許可条件が成立中にエンジンの再始動条件が成立した場合には、ピニオンギアとリングギアとを噛み合わせてエンジンを再始動させ、リングギアとピニオンギアとの噛み合い禁止条件成立中に再始動条件が成立した場合には、ピニオンギアとリングギアとの噛み合いがみ合い許容範囲外で発生しないようにピニオンギアとリングギアとの噛み合いを禁止し、噛み合い禁止条件解除後にピニオンギアとリングギアとを噛み合わせてエンジンを再始動させるスタータ制御手段とを備え、スタータ制御手段は、少なくともエンジン回転数に基づいて噛み合い許可条件および噛み合い禁止条件を判定し、噛み合い禁止条件の成立からの経過時間に基づいて噛み合い禁止条件の解除をエンジンの完全停止前に判定するものである。
また、本発明に係るエンジン始動方法は、所定のアイドルストップ条件が成立するとエンジンのアイドルストップを行い、その後、再始動条件が成立するとエンジンを再始動させる自動アイドルストップシステムのためのエンジン始動方法であって、スタータと、エンジンのクランク軸に連結するリングギアと、エンジンを始動するためのスタータモータと、スタータモータの回転をリングギアに伝達するピニオンギアと、リングギアとピニオンギアとの噛み合い許可条件が成立中にエンジンの再始動条件が成立した場合には、ピニオンギアとリングギアとを噛み合わせてエンジンを再始動させ、リングギアとピニオンギアとの噛み合い禁止条件成立中に再始動条件が成立した場合には、ピニオンギアとリングギアとの噛み合いがみ合い許容範囲外で発生しないようにピニオンギアとリングギアとの噛み合いを禁止し、噛み合い禁止条件解除後にピニオンギアとリングギアとを噛み合わせてエンジンを再始動させるスタータ制御手段とを備えたエンジン始動装置に適用されるエンジン始動方法であり、スタータ制御手段において、少なくともエンジン回転数に基づいて噛み合い許可条件および噛み合い禁止条件を判定するステップと、噛み合い禁止条件の成立からの経過時間に基づいて噛み合い禁止条件の解除をエンジンの完全停止前に判定するステップとを備えるものである。
本発明に係るエンジン始動装置およびエンジン始動方法によれば、少なくともエンジン回転数に基づいて噛み合い許可条件および噛み合い禁止条件を判定し、エンジン回転数もしくは噛み合い禁止条件の成立からの経過時間のうち少なくともいずれか一方に基づいて噛み合い禁止条件の解除を判定することにより、噛み合い時のピニオンギアとリングギアとの衝撃を抑え、自動アイドルストップシステムにおけるエンジンの慣性回転中の再始動を、速やかに、かつ静粛に行うことを可能にしたエンジン始動装置およびエンジン始動方法を得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるエンジン始動装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1におけるエンジン始動装置のスタータ断面図である。 本発明の実施の形態1における慣性回転中のエンジン回転数の挙動を示すグラフである。 本発明の実施の形態1におけるエンジン再始動に関する一連処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における再始動条件成立時のスタータ制御に関する一連処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における噛み合い禁止期間を示すイメージ図である。 本発明の実施の形態2における第一の所定回転数が一定値である場合を示すイメージ図である。 本発明の実施の形態2における第一の所定回転数をエンジンのクランク角に応じて変化させた場合を示すイメージ図である。 本発明の実施の形態2における第二の所定回転数が一定値である場合を示すイメージ図である。 本発明の実施の形態2における第二の所定回転数をエンジンのクランク角に応じて変化させた場合を示すイメージ図である。 本発明の実施の形態2における再始動条件成立時のスタータ制御に関する一連処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3におけるエンジンの逆回転ピークを示すイメージ図である。 本発明の実施の形態3における再始動条件成立時のスタータ制御に関する一連処理を示すフローチャートである。
以下、本発明によるエンジン始動装置およびエンジン始動方法を、四気筒エンジンを例に、好適な実施の形態に従って図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるエンジン始動装置10の概略構成を示すブロック図である。また、図2は、本発明の実施の形態1におけるエンジン始動装置のスタータ断面図である。
図1に示した本実施の形態1におけるエンジン始動装置10は、スタータ制御手段11、リングギア12、クランク角センサ13、スタータモータ14、ピニオンギア15、ワンウェイクラッチ16、プランジャ17、およびソレノイド18を備えて構成されている。
スタータ制御手段11は、ソレノイド18への通電を制御する。ソレノイド18への通電により、プランジャ17を吸引し、レバー19(図2参照)を介してピニオンギア15を移動させることで、ピニオンギア15をリングギア12と噛み合わせる。また、プランジャ17の移動により接点が閉じ、スタータモータ14へと通電され、ピニオンギア15を回転させる。
また、リングギア12は、ピニオンギア15と噛み合い、駆動力をエンジンに伝達する。また、クランク角センサ13は、エンジンのクランク角を検出する。また、ワンウェイクラッチ16は、スタータモータ14の出力軸に連結され、リングギア12からトルクが入力された場合には空転する。
そして、スタータ制御手段11は、クランク角センサ13から出力されるクランク軸の回転パルスの周期から、エンジン回転数を算出することが可能である。
次に、本実施の形態1のエンジン始動装置における、アイドルストップ条件成立時のエンジン慣性回転挙動に関して説明する。
車両の走行中に自動停止条件(例えば、車速15km/h以下、かつドライバがブレーキを踏んでいる等)が成立した場合には、エンジンへの燃料供給を停止し、慣性回転させる。
図3は、本発明の実施の形態1における慣性回転中のエンジン回転数の挙動を示すグラフである。具体的には、アイドルストップ条件が成立したことで、エンジンへの燃料供給を停止し、慣性回転させたときのエンジン回転数の挙動を示している。慣性回転させた結果、エンジンのピストンにおける圧縮・膨張サイクルにより、トルク変動が発生し、エンジン回転数が脈動を起こしながら低下していくこととなる。
本発明は、再始動条件が成立した際に、エンジン回転数が図3の破線で示す噛み合い許容範囲外である時に、ピニオンギア15とリングギア12が噛み合ってしまうことを防止することを技術的特徴とするものである。なお、図3におけるN1、N2については、図6〜図10を用いて後述する。
次に、本実施の形態1におけるエンジン始動装置の具体的な動作について、図4を用いて詳細に説明する。
図4は、本発明の実施の形態1におけるエンジン再始動に関する一連処理を示すフローチャートである。まず始めに、ステップS110において、スタータ制御手段11は、アイドルストップ条件が成立しているか否かを判定する。そして、このステップS110において、アイドルストップ条件が成立していないと判定した場合には、スタータ制御手段11は、一連の処理を終了し、次の制御周期へと進む。
一方、ステップS110において、アイドルストップ条件が成立していると判断した場合には、ステップS111に進み、スタータ制御手段11は、エンジン停止制御を行う。具体的には、スタータ制御手段11は、エンジンへの燃料供給を停止し、惰性回転により回転数を低下させる。
次に、ステップS112において、スタータ制御手段11は、エンジンが完全停止しているか否かを判定する。エンジンの完全停止判定は、例えば、クランク角のパルスが所定時間(例えば、300ms)検出されたか否かで判定される。従って、スタータ制御手段11は、クランク角のパルスが所定時間検出されなければ、エンジンが完全停止していると判定し、処理を終了し、次の周期へと進む。
一方、ステップS112において、エンジンが完全停止していないと判定された場合には、ステップS113へと進み、スタータ制御手段11は、再始動条件が成立しているか否かを判定する。
再始動条件が成立していると判定した場合には、ステップS114へと進み、スタータ制御手段11は、エンジン再始動制御を行う。一方、再始動条件が成立していないと判定した場合には、ステップS112へと戻る。
次に、ステップS114におけるエンジン再始動制御について、詳細に説明する。図5は、本発明の実施の形態1における再始動条件成立時のスタータ制御に関する一連処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS210において、スタータ制御手段11は、噛み合い禁止条件が成立しているか否かを判定する。ここで、噛み合い禁止条件は、ソレノイド18へ通電した場合にピニオンギア15とリングギア12が噛み合った際のエンジン回転数NEが、第二の所定回転数N2以下か否かにより判定される。
ここで、ピニオンギア15とリングギア12の噛み合いに関して説明する。ピニオンギア15の回転数とリングギア12の回転数との差が大きい場合には、噛み合い時に衝撃や騒音が発生してしまうため、噛み合い許容範囲上限回転数(例えば、150rpm)と噛み合い許容範囲下限回転数(例えば、−150rpm)とにより規定される回転数差範囲内(−150rpm〜150rpm)でピニオンギア15とリングギア12を噛み合わせる必要がある。
また、ソレノイド18への通電によるピニオンギア15とリングギア12の噛み合いは、ソレノイド18への通電開始から噛み合い完了までに遅れ時間Td(例えば、10ms)が発生するため、ギアを噛み合わせる際にはこの遅れ時間を考慮する必要がある。よって、第二の所定回転数N2は、上記を考慮して設定される。具体的には、エンジン回転数が噛み合い許容範囲下限回転数となる時刻より遅れ時間Td遡った時点でのエンジン回転数となる。
このように設定すれば、エンジン回転数が第二の所定回転数N2より大きい回転数でソレノイド18への通電を開始し、遅れ時間Td経過後に噛み合った時に、エンジン回転数が許容範囲下限回転数以上となっており、スムーズに噛み合わせることができる。
第二の所定回転数N2以下で噛み合いを開始した場合には、実際にギアが噛み合う際の回転数が許容範囲外となり、回転数に応じた衝撃トルクや、騒音が発生し、また、スタータの寿命を縮めてしまうおそれもあり、望ましくない。
そこで、ステップS210において、エンジン回転数NEが第二の所定回転数より大きいと判定した場合には、スタータ制御手段11は、ステップS211へと進み、噛み合い許可条件が成立しているか否かを判定する。
ここで、噛み合い許可条件は、エンジン回転数NEが第一の所定回転数N1(ただし、N1>N2)以下か否かにより判定される。そして、噛み合い許可条件が成立(NE≦N1)していると判定した場合には、ステップS213へと進み、スタータ制御手段11は、ソレノイド18へ通電し、ピニオンギア15とリングギア12を噛み合わせる。
ここで、第一の所定回転数N1は、噛み合い許容範囲上限回転数(例えば、150rpm)と遅れ時間Tdを考慮して設定される。具体的には、エンジン回転数が噛み合い許容範囲上限回転数となる時刻より遅れ時間Td遡った時点でのエンジン回転数となる。このように設定すれば、エンジン回転数が第一の所定回転数N1以下の回転数でソレノイド18への通電を開始し、遅れ時間Td経過後に噛み合った時に、エンジン回転数が許容範囲上限回転数以下となっており、スムーズに噛み合わせることができる。
また、ステップS211において、エンジン回転数NEが第一の所定回転数N1より大きい場合には、スタータ制御手段11は、エンジン回転数NEが摩擦によりN1以下となるまで待った後に、ステップS213へと進む。
また、先のステップS210において、エンジン回転数NEが第二の所定回転数N2以下である場合には、ステップS212へと進む。
そして、ステップS212において、スタータ制御手段11は、噛み合い禁止条件が成立(NE≦N2)してからの経過時間Tが、所定時間T1より大きいか否かにより噛み合い禁止条件の解除を判定する。ここで、所定時間T1は、エンジンの逆回転が終了する、もしくはエンジン回転数が十分に噛み合い可能な回転数範囲内となるような時間に設定されている。
この所定時間T1について、図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態1における噛み合い禁止期間を示すイメージ図である。図6に示すように、エンジン回転数NEが第二の所定回転数N2以下となる時刻taから、所定時間T1経過した時刻tbまでの間では、たとえ再始動条件が成立したとしても、スタータ制御手段11は、ピニオンギア15とリングギア12の噛み合いを禁止し、所定時間T1が経過した時点で、ソレノイド18へと通電し、噛み合わせる。
また、この経過時間Tは、再始動条件の成立に関わらず、エンジン回転数NEが第二の所定回転数N2以下となってからの経過時間である。そして、噛み合い禁止条件が成立してからの経過時間Tが、所定時間T1より大きいと判定した場合には、スタータ制御手段11は、噛み合い禁止条件の成立を解除し、ステップS213へと進む。
次に、ステップS213において、スタータ制御手段11は、ソレノイド18へ通電し、ピニオンギア15とリングギア12を噛み合わせる。これにより、エンジンの逆転中の噛み合い許容範囲外回転数におけるギアの噛み合いを確実に回避し、静粛かつスムーズなギアの噛み合いを実現することができる。
そして、次に、ステップS214へと進み、スタータ制御手段11は、ピニオンギア15とリングギア12を噛み合わせた後、クランキングによりエンジンを再始動させる。
以上のように、実施の形態1に係るエンジン始動装置は、少なくともエンジン回転数に基づいて、噛み合い許可条件および噛み合い禁止条件を判定し、さらに、噛み合い禁止条件の解除を禁止条件成立からの経過時間に基づいて判定している。
これにより、ピニオンギアとリングギアとの噛み合わせを速やか、かつ確実に行うことができ、ドライバに違和感を与えず、さらに、噛み合い許容範囲内でギアを噛み合わせることができ、ピニオンギアとリングギアとの噛み合い時の騒音低減、衝撃トルクの抑制、および部品の長寿命化を達成できる。
なお、上述した実施の形態1では、エンジン回転数NEが第二の所定回転数N2以下となった場合に噛み合い禁止条件が成立するとしていたが、禁止条件の成立は、これに限定されるものではない。一度噛み合い禁止条件が成立し、その後、所定時間T1の経過により禁止条件が解除された場合には、エンジンが再始動し、次回のアイドルストップまでは、禁止条件が成立しないようにしてもよい。
これは、2回目以降の逆転量が小さいことによるものであり、このような制御を行うことで、エンジンが一度逆転した後、正転となり、もう一度エンジン回転数NEが第二の所定回転数N2以下となった場合に、噛み合い禁止条件が成立してしまうことを防止することができる。この結果、不要な噛み合い禁止を防ぐことができ、迅速なエンジンの再始動を実現することができる。
また、一般的に、エンジン回転数は、所定クランク角度回転する毎に発生するパルスの周期により演算されることが多いが、クランク角毎のパルスが来ない間の時間も考慮に入れてエンジン回転数を演算してもよい。
クランク角パルスのみによる演算方法では、クランク角パルスが来ない場合にエンジン回転数が更新されず、実際のエンジン回転数に対して遅れが発生する場合がある。これに対して、クランク角パルスが来ない間の時間も考慮に入れることにより、実際のエンジン回転数に即したエンジン回転数に基づき、噛み合い禁止の解除を判定することが可能となる。
また、上述した実施の形態1においては、ソレノイド18への通電とスタータモータ14への通電を連動して行うスタータ(広く普及しているシングルソレノイド型スタータに相当)を例に挙げて説明した。本発明のエンジン始動方法は、このようなスタータに適用することができるため、エンジンレイアウト変更や製造ラインの変更を行わなくてもよい。
しかしながら、本発明はこのようなものに限定されず、ソレノイドへの通電とスタータモータへの通電とを個別に制御可能なスタータに適用することも可能であり、その場合にも、上述した効果を得ることができる。
実施の形態2.
先の実施の形態1においては、第一の所定回転数N1および第二の所定回転数N2が、一定回転数として設定されていた。しかしながら、これらの所定回転数は、必ずしも一定の値である必要はなく、エンジン脈動に合わせて、クランク角毎に値を設定する等してもよい。
そこで、本実施の形態2においては、第一の所定回転数N1および第二の所定回転数N2を、エンジンのクランク角に対応して定める場合について、図7から図10を用いて説明する。
図7は、本発明の実施の形態2における第一の所定回転数N1が一定値である場合を示すイメージ図である。一方、図8は、本発明の実施の形態2における第一の所定回転数をエンジンのクランク角に応じて変化させた場合を示すイメージ図である。
エンジンの慣性回転中は、圧縮上死点の前後で圧縮行程と膨張行程が切り替わるため、回転加速度の正負が逆になる。よって、図7に示すように、圧縮上死点直前もしくは直後(時刻tc)にNE≦N1となることで、ソレノイド18への通電を開始した場合に、ピニオンギア15がリングギア12に噛み合う時点(時刻td)には、エンジン回転数が上昇してしまい、噛み合い許容範囲外となっていることがある。
そこで、図8に示すように、第一の所定回転数N1をクランク角に対応させることにより、NE≦N1となった時点(時刻te)でソレノイド18への通電を開始した場合に、その後、ギアが噛み合うまでにエンジン回転数が上昇することはなく、ピニオンギア15がリングギア12に噛み合う時点(時刻tf)では、エンジン回転数NEが噛み合い許容範囲内となる。
このように、本実施の形態2によれば、第一の所定回転数N1をクランク角に対応して変化させることにより、ソレノイド18へ通電し、ピニオンギア15がリングギア12に噛み合う時点のエンジン回転数NEが確実に噛み合い許容範囲内となるように制御することが可能となる。
次に、第二の所定回転数N2をクランク角に対応して変化させる場合について説明する。図9は、本発明の実施の形態2における第二の所定回転数N2が一定値である場合を示すイメージ図である。一方、図10は、本発明の実施の形態2における第二の所定回転数N2をエンジンのクランク角に応じて変化させた場合を示すイメージ図である。
上述したように、エンジンの慣性回転中は、圧縮上死点の前後で圧縮行程と膨張行程が切り替わる。このため、図9に示したように、N2を一定値とした場合には、時刻tgの時点でNE≦N2となり噛み合い禁止条件が成立し、それから所定期間T1だけ噛み合いを禁止する(時刻thまで)が、時刻tgの直後に圧縮上死点を超えたため、エンジン回転数が上昇してしまい、目的とする期間(噛み合い許容範囲下限回転数以下で噛み合う期間)を禁止できない場合がある。
そこで、図10に示すように、第二の所定回転数N2をクランク角に対応して変化させることにより、NE≦N2となった時点(時刻ti)で噛み合いを禁止した場合に、ソレノイド18へ通電を開始してから、実際にピニオンギア15がリングギア12に噛み合うまでの遅れ時間を考慮して、噛み合い禁止が必要な期間中(時刻ti〜tj)にのみ、適切に噛み合いを禁止することが可能となる。
このように、本実施の形態2によれば、第二の所定回転数N2をクランク角に対応して変化させることにより、ソレノイド18へ通電し、ピニオンギア15がリングギア12に噛み合う時点のエンジン回転数NEが噛み合い許容範囲以下となる場合に、確実に噛み合いを禁止するように制御することが可能となる。
次に、先の図4のステップS114に示したエンジン再始動制御の処理に対応する、本実施の形態2における具体的な処理内容の詳細を、図11に示すフローチャートに沿って説明する。図11は、本発明の実施の形態2における再始動条件成立時のスタータ制御に関する一連処理を示すフローチャートである。
再始動条件が成立すると、ステップS310へと進み、スタータ制御手段11は、エンジン回転数NEと第二の所定回転数N2とを比較し、NEがN2以下であればステップS314へと進み、NEがN2より大きければ、ステップS312へと進む。
ここで、第二の所定回転数N2は、ステップS311において設定される。具体的には、エンジンのクランク角毎に対応するN2の値が設定されているテーブルをあらかじめ記憶しておき、その制御周期におけるエンジンのクランク角に応じて適切な値がN2として設定される。
これにより、前述したように、クランク角の変化による圧縮・膨張を繰り返し、エンジン回転数が脈動しながら低下する場合に、意図しない期間(先の図9の時刻tg〜thに相当)で噛み合い禁止条件が成立することを防止することができる。
ステップS310において、NE≦N2であると判定した場合には、スタータ制御手段11は、先の実施の形態1における図5で示したステップS210でNE≦N2であると判定した場合と同様に、所定期間T1だけ噛み合いを禁止し、所定期間T1経過後にソレノイド18へ通電しギアを噛み合わせ、エンジンを再始動する(ステップS314〜ステップS316)。
また、ステップS310において、NE>N2と判定した場合には、ステップS312へと進む。ここで、第一の所定回転数N1は、ステップS313において設定される。具体的には、N2と同様に、エンジンのクランク角毎に対応するN1の値が設定されているテーブルをあらかじめ記憶しておき、その制御周期におけるエンジンのクランク角に応じて適切な値がN1として設定される。
これにより、前述したように、クランク角の変化による圧縮・膨張を繰り返し、エンジン回転数が脈動しながら低下する場合に、意図しないタイミング(図7の時刻tc〜td)で噛み合い許可条件が成立することを防止することができる。
ステップS312において、NE≦N1と判定した場合には、スタータ制御手段11は、ステップS315へと進み、ソレノイド18へ通電し、ピニオンギア15とリングギア12を噛み合わせ、ステップS316へ進み、クランキングによりエンジンを再始動させる。
以上のように、実施の形態2に係るエンジン始動装置は、N1およびN2をクランク角に対応して変化させることにより、適切なタイミングでの噛み合い許可および適切な期間での噛み合い禁止を行うことができる。
なお、上述した本実施の形態2においては、N1およびN2の両方ともクランク角に対応して変化させる場合を説明したが、必ずしも両方とも変化させる必要はなく、どちらか一方だけを変化させてもよい。
実施の形態3.
先の実施の形態1、2においては、噛み合い禁止条件の解除を噛み合い禁止条件が成立してからの経過時間Tが所定時間T1より大きいか否かにより判定する場合について説明した。これに対して、本実施の形態3では、エンジン回転数に基づいて噛み合い禁止条件の解除を行うか否かを判定する場合について説明する。
図12は、本発明の実施の形態3におけるエンジンの逆回転ピークを示すイメージ図である。アイドルストップによりエンジンが慣性回転し、噛み合い禁止条件成立中にエンジンが逆回転をしている場合には、演算周期ごとや角度ごとのエンジン回転数の変化率を判定することで、逆回転のピーク(図12中の時刻tk)を判定することができる。そこで、本実施の形態3では、逆回転のピークを過ぎたと判定した場合には、噛み合い禁止を解除するようにする。
なお、この時点で噛み合い禁止条件が一度も成立していない場合には、そのアイドルストップによる慣性回転中には噛み合い禁止条件が成立しないようにしてもよい。
次に、先の図4のステップS114に示したエンジン再始動制御の処理に対応する、本実施の形態3における具体的な処理内容の詳細を、図13に示すフローチャートに沿って説明する。図13は、本発明の実施の形態3における再始動条件成立時のスタータ制御に関する一連処理を示すフローチャートである。
先の実施の形態2における図11のフローチャートで示した各ステップS310〜S316と、本実施の形態3における図13のフローチャートで示した各ステップS410〜S416とを比較すると、ステップS314とステップS414の処理のみが異なり、他は同様の処理を行っている。そこで、先の実施の形態2とは異なる処理を行っているステップS414の処理を中心に、以下に説明する。
再始動条件が成立すると、ステップS410へと進み、スタータ制御手段11は、エンジン回転数NEと第二の所定回転数N2とを比較し、NEがN2以下であればステップS414へと進み、NEがN2より大きければ、ステップS412へと進む。
ここで、ステップS412へと進んだ場合には、先の実施の形態2の図11において、ステップS312へと進んだ場合と同様の制御となるため、説明を割愛する。
ステップS414において、スタータ制御手段11は、エンジン回転数変化率dNEが、0より大きいか否かを判定する。dNE>0と判定した場合には、スタータ制御手段11は、逆回転のピークを過ぎたと判定して噛み合い禁止条件を解除し、ステップS415へと進み、ソレノイド18へと通電し、ピニオンギア15とリングギア12を噛み合わせ、ステップS416にてクランキングによりエンジンを再始動する。
ここで、エンジン回転数変化率dNEは、例えば、エンジン回転数NEの更新タイミングにおける前回値と今回値から計算してもよいし、複数データによる移動平均から求めてもよい。
このように、ステップS414において逆回転のピークを過ぎたか否かの判定を行うことにより噛み合い禁止を解除した場合には、ステップS415においてソレノイド18へ通電し、ピニオンギア15がリングギア12へ噛み合う時点においては、既にエンジン回転数NEが噛み合い許容範囲内まで上昇している。このため、スムーズに噛み合うことが可能となる。
以上のように、実施の形態3に係るエンジン始動装置は、逆回転のピークを過ぎたか否かの判定を行うことにより噛み合い禁止条件の解除を行うことができる。これにより、先の実施の形態1、2で説明したような、禁止条件成立からの経過時間Tにより噛み合い禁止を解除する必要がなく、エンジン回転挙動に沿った噛み合い禁止の解除が可能となる。
なお、上述した実施の形態3の説明では、逆回転のピークを過ぎたか否かでのみ、噛み合い禁止の解除を判定していたが、エンジン回転数の変化率とともにエンジン回転数を考慮して、噛み合い禁止の解除を判定してもよい。
このようにすれば、例えば、エンジン回転数の変化率が負から正に変化した逆回転のピーク時において、エンジン回転数NEが噛み合い許容範囲内であれば、エンジン回転数が低下することはなく、噛み合い許容範囲内から外れることはないため、噛み合い禁止を解除してもよい。
逆に、噛み合い許容範囲外であれば、噛み合い禁止を解除せずに、所定時間T1の経過やエンジン回転数NEが噛み合い許容範囲内となった時点で、噛み合い禁止を解除すればよい。
このように、その制御周期におけるエンジン回転数およびエンジン回転数の変化率の両方を考慮することで、噛み合い禁止の解除の精度をさらに向上させることが可能となる。
また、ソレノイド18へ通電を開始してからピニオンギア15がリングギア12へ噛み合うまでの遅れ時間を考慮し、エンジン回転数の変化率を用いて、遅れ時間Td経過後のエンジン回転数を予測し、予測回転数が噛み合い可能範囲内になれば、噛み合い禁止を解除するようにしてもよい。このように、その制御周期におけるエンジン回転数の変化率を考慮することで、噛み合い禁止の解除の精度をさらに向上させることが可能となる。

Claims (10)

  1. 所定のアイドルストップ条件が成立するとエンジンのアイドルストップを行い、その後、再始動条件が成立するとエンジンを再始動させる自動アイドルストップシステムのためのエンジン始動装置であって、
    スタータと、
    前記エンジンのクランク軸に連結するリングギアと、
    前記エンジンを始動するためのスタータモータと、
    前記スタータモータの回転を前記リングギアに伝達するピニオンギアと、
    前記リングギアと前記ピニオンギアとの噛み合い許可条件が成立中に前記エンジンの再始動条件が成立した場合には、前記ピニオンギアと前記リングギアとを噛み合わせてエンジンを再始動させ、前記リングギアと前記ピニオンギアとの噛み合い禁止条件成立中に前記再始動条件が成立した場合には、前記ピニオンギアと前記リングギアとの噛み合いがみ合い許容範囲外で発生しないように前記ピニオンギアと前記リングギアとの噛み合いを禁止し、前記噛み合い禁止条件解除後に前記ピニオンギアと前記リングギアとを噛み合わせて前記エンジンを再始動させるスタータ制御手段と
    を備え、
    前記スタータ制御手段は、少なくともエンジン回転数に基づいて前記噛み合い許可条件および前記噛み合い禁止条件を判定し、前記噛み合い禁止条件の成立からの経過時間に基づいて前記噛み合い禁止条件の解除をエンジンの完全停止前に判定する
    ことを特徴とするエンジン始動装置。
  2. 所定のアイドルストップ条件が成立するとエンジンのアイドルストップを行い、その後、再始動条件が成立するとエンジンを再始動させる自動アイドルストップシステムのためのエンジン始動装置であって、
    スタータと、
    前記エンジンのクランク軸に連結するリングギアと、
    前記エンジンを始動するためのスタータモータと、
    前記スタータモータの回転を前記リングギアに伝達するピニオンギアと、
    前記リングギアと前記ピニオンギアとの噛み合い許可条件が成立中に前記エンジンの再始動条件が成立した場合には、前記ピニオンギアと前記リングギアとを噛み合わせてエンジンを再始動させ、前記リングギアと前記ピニオンギアとの噛み合い禁止条件成立中に前記再始動条件が成立した場合には、前記ピニオンギアと前記リングギアとの噛み合いがみ合い許容範囲外で発生しないように前記ピニオンギアと前記リングギアとの噛み合いを禁止し、前記噛み合い禁止条件解除後に前記ピニオンギアと前記リングギアとを噛み合わせて前記エンジンを再始動させるスタータ制御手段と
    を備え、
    前記スタータ制御手段は、少なくともエンジン回転数に基づいて前記噛み合い許可条件および前記噛み合い禁止条件を判定し、前記エンジン回転数の変化率を判定することでアイドルストップによるエンジンの慣性回転中における逆回転のピークを検出し、前記逆回転のピークが過ぎたと判定した場合には、前記噛み合い禁止条件を成立させないこと、もしくは前記噛み合い禁止条件を解除することをエンジンの完全停止前に判定する
    ことを特徴とするエンジン始動装置。
  3. 請求項に記載のエンジン始動装置において、
    前記スタータ制御手段は、前記逆回転のピークが過ぎたと判定し、かつ前記逆回転のピーク時におけるエンジン回転数が噛み合い許容範囲内であると判定した場合には、前記噛み合い禁止条件を成立させない、もしくは前記噛み合い禁止条件を解除する
    ことを特徴とするエンジン始動装置。
  4. 請求項に記載のエンジン始動装置において、
    前記スタータ制御手段は、前記逆回転のピークが過ぎたと判定し、かつ前記エンジン回転数の変化率を用いて、前記ピニオンギアを移動させるソレノイドへの通電開始から前記ピニオンギアが前記リングギアへ噛み合うまでの遅れ時間が経過した後のエンジン回転数を予測し、予測した前記エンジン回転数が噛み合い許容範囲内であると判定した場合には、前記噛み合い禁止条件を成立させない、もしくは前記噛み合い禁止条件を解除する
    ことを特徴とするエンジン始動装置。
  5. 請求項1ないしのいずれか1項に記載のエンジン始動装置において、
    前記スタータ制御手段は、前記エンジン回転数が第一の所定回転数以下の場合に前記噛み合い許可条件を成立させ、前記エンジン回転数が前記第一の所定回転数よりも小さい第二の所定回転数以下の場合に前記噛み合い禁止条件を成立させる
    ことを特徴とするエンジン始動装置。
  6. 請求項に記載のエンジン始動装置において、
    前記第一の所定回転数または前記第二の所定回転数のうち少なくとも一方は、エンジンのクランク角に応じて設定される
    ことを特徴とするエンジン始動装置。
  7. 請求項1ないしのいずれか1項に記載のエンジン始動装置において、
    前記スタータ制御手段は、エンジンの慣性回転中に前記噛み合い禁止条件が成立した後に、前記噛み合い禁止条件を解除した場合には、エンジンが再始動するまでは再び前記噛み合い禁止条件を成立させない
    ことを特徴とするエンジン始動装置。
  8. 請求項1ないしのいずれか1項に記載のエンジン始動装置において、
    前記スタータは、前記ピニオンギアを移動させるソレノイドを有し、前記スタータモータへの通電と、前記ソレノイドへの通電とが連動して行われる構造を備える
    ことを特徴とするエンジン始動装置。
  9. 所定のアイドルストップ条件が成立するとエンジンのアイドルストップを行い、その後、再始動条件が成立するとエンジンを再始動させる自動アイドルストップシステムのためのエンジン始動方法であって、
    スタータと、
    前記エンジンのクランク軸に連結するリングギアと、
    前記エンジンを始動するためのスタータモータと、
    前記スタータモータの回転を前記リングギアに伝達するピニオンギアと、
    前記リングギアと前記ピニオンギアとの噛み合い許可条件が成立中に前記エンジンの再始動条件が成立した場合には、前記ピニオンギアと前記リングギアとを噛み合わせてエンジンを再始動させ、前記リングギアと前記ピニオンギアとの噛み合い禁止条件成立中に前記再始動条件が成立した場合には、前記ピニオンギアと前記リングギアとの噛み合いがみ合い許容範囲外で発生しないように前記ピニオンギアと前記リングギアとの噛み合いを禁止し、前記噛み合い禁止条件解除後に前記ピニオンギアと前記リングギアとを噛み合わせて前記エンジンを再始動させるスタータ制御手段と
    を備えたエンジン始動装置に適用されるエンジン始動方法であり、
    前記スタータ制御手段において、
    少なくともエンジン回転数に基づいて前記噛み合い許可条件および前記噛み合い禁止条件を判定するステップと、
    前記噛み合い禁止条件の成立からの経過時間に基づいて前記噛み合い禁止条件の解除をエンジンの完全停止前に判定するステップと
    を備えることを特徴とするエンジン始動方法。
  10. 所定のアイドルストップ条件が成立するとエンジンのアイドルストップを行い、その後、再始動条件が成立するとエンジンを再始動させる自動アイドルストップシステムのためのエンジン始動方法であって、
    スタータと、
    前記エンジンのクランク軸に連結するリングギアと、
    前記エンジンを始動するためのスタータモータと、
    前記スタータモータの回転を前記リングギアに伝達するピニオンギアと、
    前記リングギアと前記ピニオンギアとの噛み合い許可条件が成立中に前記エンジンの再始動条件が成立した場合には、前記ピニオンギアと前記リングギアとを噛み合わせてエンジンを再始動させ、前記リングギアと前記ピニオンギアとの噛み合い禁止条件成立中に前記再始動条件が成立した場合には、前記ピニオンギアと前記リングギアとの噛み合いがみ合い許容範囲外で発生しないように前記ピニオンギアと前記リングギアとの噛み合いを禁止し、前記噛み合い禁止条件解除後に前記ピニオンギアと前記リングギアとを噛み合わせて前記エンジンを再始動させるスタータ制御手段と
    を備えたエンジン始動装置に適用されるエンジン始動方法であり、
    前記スタータ制御手段において、
    少なくともエンジン回転数に基づいて前記噛み合い許可条件および前記噛み合い禁止条件を判定するステップと、
    前記エンジン回転数の変化率を判定することでアイドルストップによるエンジンの慣性回転中における逆回転のピークを検出し、前記逆回転のピークが過ぎたと判定した場合には、前記噛み合い禁止条件を成立させないこと、もしくは前記噛み合い禁止条件を解除することをエンジンの完全停止前に判定するステップと
    を備えることを特徴とするエンジン始動方法。
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